女神様が見ている
記事一覧
SUPER JUNIOR リョウク、主演を務めるミュージカルの応援に訪れた友人たちに感謝
SUPER JUNIORのリョウクが自身のミュージカル公演を応援するために訪れた友人たちとの写真と、感謝の書き込みを公開して注目を浴びている。リョウクは18日午後、自身のTwitterに主演を務めているミュージカル「女神様が見ている」を見に訪れた友人たちと撮った写真を掲載した。リョウクはSHINeeのキー、BTOBのミンヒョク、VIXXのエン、お笑い芸人イ・グクジュらとの写真を掲載し、彼らとの仲をアピールした。写真と共に「ありがとう!」という短い書き込みを掲載し、友人たちへの感謝の気持ちを表現した。また、一緒に公演をしている同僚たちの写真も掲載し、彼らとの堅いチームワークを見せ付けた。また、写真と共に「リュ・スンホ」という劇中の役名を掲載し、自身のキャラクターに対する愛情をアピールした。リョウクは現在、4月26日から斗山(トゥサン)アートセンターのヨンガンホールにて上演中の「女神様が見ている」でリュ・スンホ役を熱演している。公演は7月27日まで上演される。
ミュージカル「女神様が見ている」固い絆で結ばれた17人がお互いの気持ちを告白
どんなことでも息が合えばより完璧な結果を生み出すことができる。公演であれば、それはさらに重要だ。特にミュージカルは演技、歌、振り付けなど、ステージを満たす要素が様々であるだけに、公演に取り組む全員がお互いを完璧に把握し、知っていなければならない。そんな風にお互いの息が合った瞬間、観客たちは素晴らしい公演を見ることができる。そのため、ミュージカル「女神様が見ている」は俳優たちの息の良さを更に良いものにするため、公演前から多くの時間を共に過ごした。演技だけに限らず、足球(ジョック:韓国の人気スポーツ)やゲームなどをしながら共に過ごした時間は、仲間同士の絆をさらに強固にした。劇中の人物たちが感じる戦友愛は、これを演じる俳優たちも同じように感じた。そこで聞いてみた。15人の俳優と女優2人の計17人の俳優たちは、一緒に練習して公演し、お互いをどう思っているのか。彼らは最近マイデイリーに、劇中の人物として、俳優として、あるいは仲間として、お互いについてどう思っているのか率直な気持ちを語った。まず、チャンソプ役のチェ・デフンは、ハン・ヨンボム役のキム・ジュングについて、「ジュングは疲れを知らない。公演の間ずっと舞台の上でエネルギーや感情を放出している姿を見て、どこからあんな力が沸くのだろうかと思った。彼は凄いと思う」と明かした。キム・ジュングは、リュ・スンホ役のシン・ソンミンについて、「ソンミンのスンホは、スンホ役の中で最も男性らしいと思う。だから、より痛ましいスンホでもある。そしてハンサム、ハンサムだ~」と笑った。シン・ソンミンは女神役のイ・ジスクについて、「とても綺麗で、とても心優しく、とてもワイルドそんな女性」と「女神様が見ている」の北朝鮮なまりで面白く語った。元祖女神のイ・ジスクは、三度目の公演で女神として合流したソン・ミヨンについて、「ミヨンの女神は韓国的な美しさがより強調されていて、端麗な魅力がある。そして性格がとても良く、演技にもそんなミヨンの性格が表れているようだ。ミヨンの演技を見ていると、知らず知らずのうちに温かさが感じられる」と告白した。ソン・ミヨンはシン・ソック役のアン・ジェヨンについて、「ジェヨンのソックはハッピーウイルスだ。一緒にいるとジェヨンの良いエネルギーが伝わってきて、いつも明るくなる。俳優として、キャラクターとして、非常に良い長所だ!この点はソックと本当によく合っている」と説明した。アン・ジェヨンは、リュ・スンホ役のチョン・ソンウについて、「一日でも早く会いたいスンホ!まだソンウと公演をしたことがなくて、早く一緒にステージに立ちたい」と明かした。チョン・ソンウはハン・ヨンボム役のチョン・ムンソンについて、「ムンソンのヨンボムは、ヨンボムそのものだ。これ以上の修飾語は要らないくらい、ムンソン兄さんはヨンボムによく合っている」と打ち明けた。チョン・ムンソンは、ピョン・ジュファ役のチュ・ミンジンについて、「細くて長い首と同じくらい繊細な感性を持っている。自由な冒険家の挑戦精神とホーボーケン村(『フランダースの犬』のネロが住む村)の子供の牛乳配達員のような純粋な魂を大切にしている天然な人?!」と率直に話した。初演、再演、そして三度目の公演までずっと舞台を守ってきたチュ・ミンジンは、三度目の公演で新たに参加したチョ・ドンヒョン役のペク・ヒョンフンについて、「何でもそのままよく吸い込んで吸収するスポンジのような俳優!また、演技において思いやりの深い弟だ。自分のことより舞台のことを考えており、私のほうが年上だけれどそんな彼の姿からたくさん学んでいる」と打ち明けた。ペク・ヒョンフンは、リュ・スンホ役のイ・ジェギュンについて、「ジェギュンは作品とキャラクターに集中する度合いが150%くらいになっていると思う。まるで本当に戦争を経験した人のようにのめり込んでいる。彼のそんな部分に憧れる。そして、泣き叫んで絶叫する度に赤ちゃんライオンを思い出し、可愛いが気の毒に思う」と伝えた。続けてイ・ジェギュンは、チャンソプ役のチン・ソンギュについて、「本当に尊敬している。空のように高い先輩だけれど、まるで友人のように良い仲間であると同時に兄貴であり、人生の先輩だ」と語った。チャンソプ役のチン・ソンギュは、ピョン・ジュファ役のムン・ソンイルについて、「ソンイルのジュファは、外見だけをただじっと見ていると、私もついずっと守ってあげたいという気持ちになる。表には出さないが、何か深い痛みを持っているような、だからチャンソプがジュファを北朝鮮に連れて行きたがっているようだ」と打ち明けた。ムン・ソンイルは、シン・ソック役のジョン・スンウォンについて、「あえてソックを演じる必要がない、ただスンウォン兄さんの人生自体がソックだと言っても違和感がない」と告白した。ジョン・スンウォンは、リュ・スンホ役を演じたグループSUPER JUNIORのリョウクについて、「やはりだ、やはり。公演前の緊張と不安が全く見られないほど、舞台の上で飛び回っているスーパーリュ・スンホ!!」と称賛した。また、リョウクは、ハン・ヨンボム役のチョ・ヒョンギュンについて、「歌を味わい深く歌う歌手。演技を美味しく上手にこなす俳優。舞台上では熱情にあふれ、ステージの外では温かい善良な人。そして、僕が憧れるお兄さん」とし、尊敬の念を示した。チョ・ヒョンギュンは、チョ・ドンヒョン役のユン・ソクヒョンについて、「どこに行っても絶対死なずに生き残れるような戦闘生命体。そして義理深い釜山(プサン)男性のような人!」と話した。最後にユン・ソクヒョンは、チャンソプ役のチェ・デフンについて、「一見、表面的には怖そうで暴力的に見えるけれど、情に厚くて情け深い人だ。むしろスンホより弱く見えて抱きしめてあげたい時もある。そして何よりも、私が本当に好きで愛しているお兄さんだ」と打ち明けた。「女神様が見ている」は、朝鮮戦争という重いテーマを愉快で奇抜な想像力を加えて表現し、戦争の残酷さを一編の童話のようなストーリーで描いた作品で、誰もいない無人島に漂流した南と北の軍人たちが、100日間一緒に生活しながら人間味のある友情を分かち合う感動的な物語を描く。ミュージカル「女神様が見ている」は、7月27日までソウル鍾路(チョンノ)区にある斗山(トゥサン)アートセンターガヨンホールで公演される。
「女神様が見ている」シン・ソンミン“SUPER JUNIOR リョウクをはじめ、弟たちから学ぶものが多かった”
ミュージカル俳優シン・ソンミンにとって、ミュージカル「女神様が見ている」はヒーリングそのものだ。変化して共感すると、やがて心が温まる。これによって慰められ、より自由になることもある。そのためシン・ソンミンは、このような気持ちをそのまま観客たちに伝えたいと思っている。ミュージカル「女神様が見ている」は、朝鮮戦争という重いテーマを愉快で奇抜な想像力を加えて表現し、戦争の残酷さを一編の童話のようなストーリーで綴った作品で、誰もいない無人島に漂流した南と北の軍人たちが、100日間一緒に生活しながら人間味ある友情を培うという感動的な物語だ。戦争の後遺症に苦しめられ毎日のように恐ろしい悪夢を見て、ヨンボムを通じ女神様を信じるようになるリュ・スンホ役のシン・ソンミンは最近、マイデイリーとのインタビューで「やはり期待した通り面白くて、もっと成長しなければならないという気がする。もっとしっかりと固めなければならない。初演の時に、公演しながらとても癒されただけに、観客たちにもそのような満足感を与えたい」と口を開いた。「二度目のスンホ、さらに自由になった」シン・ソンミンは「女神様が見ている」の初演に続き、再演のステージに立った。再演まで公演が続き、愛される作品であるために、シン・ソンミンにはさらに成長したい気持ちが大きい。さらに人気を得られるだろうという確信があるため、疑いはない。舞台に上がっているということ自体で信頼関係があり、自身を信じてくれる観客たちに感謝している。シン・ソンミンは、「また作品に出演しよう提案したが、不安な部分は確かにある。うまくできるか、あの時ぐらいの感じを出せるだろうかという思いだ。実は当時は至らない点が多く、スンホが持っている部分で負担になることもあったが、俳優としてスンホがすごく面白かった。それでいい思い出として残っており、癒される過程をまた描きたかった」と告白した。「初演のときは、スンホを作り上げることで本当に精一杯だった。こなすことに精一杯で、場面の目的、スンホがどのように変化していくのかに対して手に余る部分が確かにあった。しかし今回は取り組みながら、もっと自由になったみたいだ。スンホの心をもう少し理解できるようになり、その中で集中して入りこむことができる感じが面白い。また演じてよかったようだ」男性俳優たちが大勢出演する作品であり、ほかの役の俳優たちはもちろん、一緒にスンホ役を演じた俳優たちとの交流も多かった。特にスンホ役を演じたSUPER JUNIORのリョウク、イ・ジェギュン、チョン・ソンウは、異なるスンホに会わせてくれた。スンホ役の中で一番年上のシン・ソンミンは、「ある瞬間、30という年齢がまったくピンと来ず、ただの数字のようで、気楽ではあるが若い年のスンホが羨ましくはある」と切り出した。彼は「同じ役どころをする人々からたくさん学ぶが、それが弟たちだからもっと面白かった。学ぶ点が多くて、羨ましいこともあった。また、保護本能を引き起こす純粋さも学んだ。僕ができないことが明らかにあり、ほかのスンホたちの表現を見ながらとても感じた。リョウクはSUPER JUNIORとして成功する理由があった。何事にも熱心で心優しい。ジェギュンとソンウとはとても仲が良かったが、とりわけジェギュンが表現するスンホは本当に魅力的だった。僕が25歳でスンホを演じたら、あんな風にできただろうかと思うほど驚いた」と打ち明けた。「シーン自体の目的により気を配っている」それでは、シン・ソンミンならではのスンホはどうだろうか。スンホのドラマは、彼が変わる過程と彼によって周りの人たちが変わる過程が温かく感じられたと語るシン・ソンミンは、無人島という空間の中で南と北に分かれた人たちの物語がまさに自分たちの物語だと思ったということだ。シン・ソンミンは、「大げさな話みたいだが、この世の中で生きてみてスンホのような仲裁者がいるとしたら、喧嘩やそんなものがたくさんなくなるのではと思う。スンホはいい人だ。僕も世の中で生きていて、そのようなメッセージを与えることができる人になれたら嬉しい。『女神様が見ている』は本当によい言葉、この社会に助けになることを語っている」と述べた。「実際すべての役が難しいが、スンホとこの公演は体力的に大変だ。発散することよりも内的に消耗するほうが難しく、身をすくめて震えるほうがもっと大変だ。観客席がちょっと広くなって、僕の表現が後ろまで届かない空気を感じたこともある。少しずつ少しずつさらに取り組んでいる。今も実験している段階だが、僕が感じるからといってその感じが100%合っているわけではないため、難しいが少しずつ直している」実際にスンホはトラウマがあって変化するキャラクターであるため、より難しさがある。キャラクターが一気に変わり、本当の気持ちも知ることができない。これについてシン・ソンミンは、「心理的に本当に動揺する。『女神様が見ている』を歌ってから、『あなたが見ているから』を歌うまで、スンホにとって一夜が過ぎる。でも、僕にはそれだけの時間が与えられないため、これを変化させることが最も大変だった」と告白した。「心の中にあることを完全にぱっと捨てて、ぱっと手放さなければならない。そんなことで衝突することが多かった。とても大きく変わるから、ちょっと大変だった。でも今回は二度目だから、楽しみながらしている。シーンの目的を明確にして演技するほうだ。観客たちに僕の個人的な魅力を見せなければならないとは考えない。もちろん『あなたが見ているから』のシーンを特に気に入ってくださっていることは知っているが、そのシーンの目的が可愛さではないため、シーン自体の目的により気を配っている」「僕自身が一番慰められた」急速に性格が変わるキャラクターであるため、シン・ソンミンにとってスンホはさらに自身を成長させる。「悪夢に頼む」は、瞬間的な集中力が重要なため、全ての神経をシーンそのものに合わせる。しかし、本当に切実に願うシーンだからといって、過剰な感情を披露することはできない。負担にならないように調節することが重要であり、その中で感情が見えなければならない。シン・ソンミンは、「穏やかにするよりは、感情の揺れが大きいほどカタルシス(解放感)がより感じられるようだ。でもちょっと過剰になった時は、錯覚することになる。それは完全に自己満足のためのカタルシスだから」と述べ、「細かい部分に重点を置いていないのもこのためだ。場面の目的が重要であるため、その場面が何を伝えようとするかが重要で、僕個人の細かさを生かすことが重要ではないようだ。生きて動けばそれが細かくなり、とくにこれといった行動で細かさを加えなければということはない」と説明した。「スンホと僕は似ているようで違うようだ。実は作品に出演しながら感じるが、僕も時々僕がどんな人なのか気になって、ややこしい。いつも人には誰でも多重性があると思っている。例えば、怒らない人はいないし、泣かない人もいない。方法の違いだ。感情は誰でも持っている。だからスンホだけでなく、どんな役でも僕の中に必ず一つぐらいはいるようだ、痛みも同じだ。『女神様が見ている』の人物たちのように、誰もが一つくらいは胸に痛みを持って生きている。そういう面で、『女神様が見ている』は僕自身が一番慰められた公演だ。終わった後、涙が落ちる時がある」最後にシン・ソンミンは、「女神様が見ている」を温かさと定義した。彼は「誰もが持っている情緒を描く。エピソードは様々だが、誰もが持っている共感できる物語を描くという点で、ヒーリングミュージカルだといえる。軽い気持ちで見たらがっかりせず、本当に心いっぱいの温かさを持ち帰ることができる。練習しながら僕もとても慰められたが、観客たちに対してもこの感情をそのまま伝えることができたら嬉しい」と述べた。ミュージカル「女神様が見ている」は、7月27日までソウル鍾路(チョンノ)区にある斗山(トゥサン)アートセンターガヨンホールで公演される。
SUPER JUNIOR リョウク、清々しい彼が貫く“ミュージカル俳優としての信念”
清々しい。SUPER JUNIORのリョウク(27)を一言で説明すれば、清々しいという表現が最も似合う。甘い美声から子どものように明るく笑っている姿まで、リョウクは明るく純粋な人だった。彼のきれいな声で話を聞いていると、自ずとリョウクの純粋な魅力に魅了されてしまう。SUPER JUNIORのメインボーカルとしてのリョウクの歌声や歌唱力はすでに有名だ。このようなリョウクの魅力的な歌声は、最近ミュージカル「女神様が見ている」を通じて力を発揮している。劇中でリョウクは、戦争で兄の死を目撃した後、ひどいトラウマを持つことになり、パニック状態に陥ったリュ・スンホ役を演じている。ミュージカルの背景は、韓国戦争。リョウクは人民軍役で、誰よりも純粋でピュアな人物だ。リョウクは美声でリュ・スンホの気持ちを歌い、観客に癒やしや慰めのメッセージを伝えるために忙しい日々を送っている。「女神様が見ている」で三番目のミュージカルに挑戦することになったリョウクは、今回の作品を通じて多くのものを得た。2011年、ミュージカル「オオカミの誘惑」を通じて初めてミュージカルの舞台に立ったリョウクは、昨年「ハイスクール・ミュージカル」に参加し、次第にミュージカルの魅力にはまっていった。そんなリョウクにとって「女神様が見ている」は、より視野を広げ、様々なことを考えさせられる作品だ。ライセンスされた作品やショーミュージカルにこだわるのではなく、自身に合う役柄や魅力的な作品をしなければいけないという、確固たる信念を持たせた。リョウクが出演したこれまでのミュージカルが10代向けのショー中心の公演だったとすれば、今回の公演ではより多くの感情演技が必要だった。精神的に不安定な役柄を演じているため、準備すべきものも多かった。「女神様が見ている」に必ず出演したかったというリョウクは、韓国内外を行き来する忙しいスケジュールを自ら調整しながら練習に欠かさず参加する熱意を見せた。その分、舞台に上がるまでに多くの努力を傾け、その努力は舞台上でリョウクをさらに輝かせた。インタビューのためにOSENを訪れたリョウクは、輝いて見えた。言葉一つ一つに劇中のスンホの姿が滲み、舞台に向けた彼の努力と愛情が感じられた。リョウク、ハッピーウイルスを伝える歌手とミュージカル俳優の境界線が次第になくなっている最近、リョウクがミュージカルを見る姿勢には格別なものがあった。マネージャーを苦しませ、自らスケジュールを調整するほど、「女神様が見ている」はリョウクがやり遂げなければいけない作品だった。結局、リョウクはSUPER JUNIOR-Mの活動で韓国内外を行き来しており、毎日行うラジオDJやバラエティ番組までこなし、公演でもいい成果を出した。SUPER JUNIORを超え、ミュージカル俳優として一段階成長したわけだ。「スケジュールがぴったりでした。1つを終えると休息期間も必要でしょうが、今回の作品は必ずやらなければなりませんでした。マネージャーさんと一緒にスケジュールを調整し、音楽番組の途中で練習室に行きました。幸い、体がついてきてくれたし、喉も大丈夫だったので、うまくやれたと思います」今回の公演を通じて見せたミュージカル俳優リョウクの成長は目覚ましいものだった。不安定な精神状態の役柄を台詞より表情、感情演技でこなさなければならなかった。だからといって歌をおろそかにすることもできず、共演する俳優たちとの感情を共有することも重要だった。リョウクは今回の公演でこのすべて逃さないために努力した。リョウクの舞台を見ていると、このような努力がそのまま伝わってくる。「役柄に対する期待のためプレッシャーもありましたが、スンホに会う瞬間がとても幸せです。僕がスンホに会って幸せになると、その姿が演技に表れ、観客にも伝わると思います。スンホは本当に純粋な子じゃないですか。観客にも様々ないい機運、ハッピーウイルスを与える存在になってほしいと思います」リョウクは舞台に上がらない時もスンホの感情を失わないため、何度も公演会場を訪れた。時間があるたびにミュージカルを見に行って学んで感じ、共演する俳優たちとの感情を共有するためにモニタリングも一生懸命行った。リョウクの熱意を知っているメンバーたちと後輩たちも公演会場を訪れた。ウニョクは何度もリョウクの公演を見て泣きながら楽屋を訪れたほどだ。また、日本や中国など、海外のファンも公演を見るために公演会場を頻繁に訪れた。舞台上のリョウクに惜しまぬ拍手を送り、彼が公演を終えて公演会場を離れるまで待っているファンが多かった。「ファンとの出会いの場になっています。SUPER JUNIORの活動がないので、個人ファンにもたくさん来て頂いています。海外のファンは予め内容を勉強してきて、僕の演技や歌を聴きながら雰囲気を感じているようです。だからもっと心を込めてやろうと思っています。いつも感謝しています」SUPER JUNIOR リョウクとミュージカル俳優リョウクミュージカル俳優としての信念も確固たるものだった。観客に被害を与えないために何事にも最善を尽くした。彼がスケジュールを自ら調整しながらも、番組の収録中に暇を見つけて練習室を訪れたのもそのような理由からだ。ミュージカルをやっているキュヒョンとソンミンもリョウクと同じように考えている。時間を捻出して公演を見に来た観客に満足できない姿を見せるのは、彼らにとっても、SUPER JUNIORにとっても、そして後輩たちにとっても模範とならない。「アイドル歌手がミュージカル舞台に立つチャンスが多くなっただけに、観客たちが被害を受けてはいけないと思いました。最近、所属事務所の後輩であるEXOのベクヒョンがミュージカル『雨に唄えば』に加わることになりましたが、『本当に頑張らなければならない。練習にも誠実に参加しなければならない』という話をたくさんしていました。キュヒョンが一緒なので心配は少ないほうですが、どうしても直属の後輩なので、もっと気を使うことになるし、うまくやってほしいという気持ちがあります」リョウクの言葉一つ一つに情熱が感じられた。SUPER JUNIORとして、ミュージカル俳優として、そしてラジオのDJとしてすべてを全うしようとする努力と、この仕事に対する愛情でいっぱいだった。いつも彼を信じて支えてくれたメンバーたちへの感謝の気持ちも大きかった。舞台に立つと何度となく訪れ拍手を送るウニョクと、いつもそばで気を使ってくれるSUPER JUNIORの兄と弟たちは、彼が持つ宝物の一つだ。「ウニョクさんが非常にやさしいカリスマ性を持っています。本当に色々と世話をしてもらっています。ラジオをすることになったのも、ウニョクさんが積極的に薦めてくれたためです。色々なアドバイスもしてもらい、メンバーとして本当に愛されていると思うようになりました。僕もいつかはこの人を支えてあげる時がくればと思っています」「女神様が見ている」で、無人島に漂流したスンホが女神の存在で南北の軍人たちを一つにまとめ、人生の原動力になったように、リョウクはSUPER JUNIORのメンバーを自身の女神様として選んだ。「母です。そして、SUPER JUNIORのメンバーですね。先日ヒチョルさんがインタビューでSUPER JUNIORに対する気持ちを打ち明けたことがありましたが、本当に感動しました。ヒチョルさんは普段はそんな表現をあまりしませんが、プライベートなインタビューで公開的に言ってもらって、本当にありがたかったです」ミュージカルとラジオ、テレビを行き来しながら精力的に活動しているリョウクに、SUPER JUNIORとして一緒にステージに立つことも今年の目標の一つだった。除隊を控えているイトゥクと共に完全体のSUPER JUNIORとして、ファンに良い音楽とステージを披露する予定だ。「年内にSUPER JUNIORとしてファンの前に立つのが目標です。いいアルバムやステージ、コンサートで、SUPER JUNIOR全員が一緒に立っている姿をお見せします。いつも一緒だったので大切さに気づいていませんでしたが、最近godやFly To The Sky先輩を見て、それが非常に難しいことなんだと分かりました。いつも当然だと思っていましたが、当然なことだけではありませんでした」熾烈に、そして情熱的に歌手とミュージカル俳優、DJ等、望んでいた夢を1つずつ叶えているというリョウク。ステージとテレビ、ラジオを行き来して、多方面で成長している彼が見せる新しい姿はまたどんなものだろうか。「『愉快だ、いい人だね』という評価を受けたいです。全て似合っていて、全てうまいと言われたい気持ちもあります。また、一人一人に認知度を上げることも目標です(笑)」
イ・ジェギュン「僕は可愛くない…SUPER JUNIORのリョウク兄さんは『女神様が見ている』スンホ役にぴったり」
ミュージカル「女神様が見ている」に新たなスンホが投入された。最近、女性ファンの全面的な支持を得ているイ・ジェギュンとアイドルグループSUPER JUNIORのリョウクが初演で愛されたシン・ソンミンと共にリュ・スンホ役を演じる。ミュージカル「女神様が見ている」は、朝鮮戦争という重いテーマを愉快で奇抜な想像力を加えて表現し、戦争の残酷さを一編の童話のようなストーリーで綴った作品で、誰もいない無人島に漂流した南と北の軍人たちが、100日間一緒に生活しながら人間味ある友情を培うという感動的な物語だ。戦争の後遺症に苦しめられ毎日のように恐ろしい悪夢を見て、ヨンボムを通じて女神様を信じるようになるリュ・スンホ役のイ・ジェギュンは最近、マイデイリーとのインタビューで、「実は体力的に苦労したことはあまりない。若いからそうなのか、楽しく練習している」と話し始めた。イ・ジェギュンは以前、「女神様が見ている」が非常に好評だと聞き、今回より前に合流する機会もあった。しかしスケジュールが合わず、結局三度目の再演で縁を結ぶことになった。彼は「本当に素晴らしい先輩方が参加しているので、一緒に作品に取り組んでみたかった。おかげで楽しくしている。台本を読んでから公演を見たが、本当に温かい作品だと思った。この作品のメッセージをよく考え、こんな良いメッセージであれば良い公演ができると思った」と明らかにした。「家族のことをよく思い出す」人気のある作品で、愛されているキャラクターの新しい顔ということに対する負担はなかった。初演のメンバーであるシン・ソンミンが多くのことを教えてくれ、親しい俳優チョン・ソンウも以前公演に出演したので、多くの助けを得ることができた。イ・ジェギュンは、「僕がこれぐらい考えているとすれば、兄さんたちはさらに多くのことを考えている。どうしてもできない時に聞いてみると『あ!』と思わせられる」と述べた。「実際にすべての作品において再演のプレッシャーはある。初演よりできなかったらどうしようという気もするが、そんな時、兄さんたちがいるおかげで早めにプレッシャーを払拭し、理解していけるのかもしれない。もともとゆっくりな方なのに、それでもこんなにできているのは、そばで兄さんたちが一緒にしてくれたからではないかと思う。特にリョウク兄さんとは、二人とも初めてだから、よく話をする」仲間の俳優たちに助けられながら、イ・ジェギュンは自分だけのスンホを作っていった。ある程度の方向はあるが、先にスンホ役を演じた俳優たちが多様なスンホを作ってきていたので、イ・ジェギュンもその中でどのような道へ行くべきか選択して、解釈しなければならなかった。イ・ジェギュンは、「スンホはただ狂った人ではない。そんな点を考えて感じ取ろうとしたら、まだ大変な部分が多くて、もっと相談しなければならないことも多い。すごく難しい。ミュージカルであるため、その中で歌を歌わなければならない。不安な状態で歌を歌わなければならないということでも、大変な部分がある。いつも経験する苦しさではあるが、今回もうまく切り抜けていきたい」と打ち明けた。「『女神様が見ている』の人物たちは一人一人にエピソードがあって、家族のことを考えている部分が多い。そのせいか練習して家に帰るときも、いつもなら疲れて実家に電話しないけれど、母や弟のことを思い出して電話している。スンホのキャラクターについては、話がどこまで本当でどこまでウソかについてよく話す。決められた方向性の中で、ある程度は各自考えたことがある。僕も兄さんたちとは別に考えていることがある。そんなポイントが違う」イ・ジェギュンが自分だけのスンホを説明すると、この日一緒にいたピョン・ジュファ役のムン・ソンイルも説明を付け加えた。ムン・ソンイルは、「ポイントが違う。道は違うが、どのポイントに点をつけたのかということだ。人には生まれもったものがあるが、スンホ役の三人とも本当に感じが違う。ジェギュンの場合、練習の時に見ただけでもスンホに本当によく合っている。俺たちの間でもよい意味で『手網をはずした子馬のようだ』と言う。スンホにはそれが必要だ。どこへ飛ぶか分からずに生きている感じがあるべきだが、それをジェギュンから感じる。花を持って、どうしたらいいのか分からない。誰かに突きつけるかもしれないし、それに対する反応もしないわけにはいかない」と説明した。「僕のどこが可愛いというのか?」実際にスンホは悲しみを抱えている人物ではあるが、元気で明るいキャラクターであるのは事実だ。舞台いっぱいに愛嬌をふりまく、まさにキュートさに溢れるキャラクターだ。それならばイ・ジェギュンにも、可愛い魅力を期待してもいいかと聞いた。するとイ・ジェギュンは、「僕はそんなに可愛いキャラクターではないけど」と切り出した。彼は、「リョウク兄さんを初めて見た時、『あの人は本当にスンホをするために生まれてきた遺伝子を持っている』と思った。何かのイメージのせいか、何もしなくても何かスンホのような感じがある。これまでチョン・ソンウ兄さんが最適なスンホだと言われているのを聞いたが、(シン)ソンミン兄さんもリョウク兄さんを見てからは、『最適な人があそこにいるね』と言った。美声で歌も上手、普段から行動が可愛い。よく似合う」と述べた。さらにイ・ジェギュンは、「でも僕は全く小柄でもなく、体格もいい。演劇『HISTORY BOYS/ヒストリーボーイズ』でもフォスナーのキャラクターを表現するため、背が小さく見えるように意図的にかがんで歩いたりしたけれど、実は僕が俳優たちの中で二番目に大きかった」と、可愛いイメージを期待されることに対する不満を打ち明けた。しかしムン・ソンイルは、そんなイ・ジェギュンをずっと可愛らしく思うように眺めていた。ムン・ソンイルは、「外見的に見たとき、イ・ジェギュンは他のところに抜け出ているようで、もっと笑わせる。体格は大きいが、顔はまだ子どもで、動くと『どうしよう。どうしてこんなに可愛いんだ』という言葉が出ている。色が白くて、本当にかわいい」と言って笑った。これにイ・ジェギュンは続けて「可愛くないんだけど。普段からその基準が分からない。僕は『(愛嬌たっぷりに)兄さん~』とかも一度も言わないのに。僕のどんな点が可愛いというのか。男性らしさとキュートさなどの基準がわからない。子供だからかな」と告白した。「そう。可愛く見られるということは分かる。でも愛嬌はあまりない。でも、スンホも愛嬌をふりまいているわけではない。実はそのような面については、普段人に言われたことがある。僕は分からずにただ行動したのだが、それを他の人たちから見たら、『どうしてあそこであんな行動をするのか』と思うことがあるという。何がそんな風に見えるのか。一応僕は役のキャラクターをみんな持っていると思う。だから新しいものに出会うたびに、そのキャラクターを一つずつ取り出して、似たようなポイントを探す。スンホもそうだ」「俳優としてもっと近づこうと努力している」「女神様が見ている」を通じて、イ・ジェギュンは演技についてもっと真剣に考えている。彼は「個人的にイ・ジェギュンとスンホが一緒に成長する姿を期待してくれたら嬉しい。これまでのスンホたちとはまた違った、僕だけのスンホをお見せすることができそうだ。僕だけが持っているカラーがあるから」と明らかにした。これにムン・ソンイルは、「個人的に見て、(イ)ジェギュンは、今回の作品を通じて、純粋さと美しさを披露することができそうだ」と付け加えた。若い年齢で多数の作品を通じて、急速な成長を見せたイ・ジェギュン。しかし彼は、「何も考えずに流れてきたものが多い。今の僕の年齢までに、こんなにたくさんの作品をできるとは思わなかった。運にもよく恵まれて、素晴らしい作品、素晴らしい先輩方にたくさん出会ってきた。だから『これは出演しないべきだったのに』と思う作品が一つもない。だからもっと多くのことを学んだようだ」と告白した。「実は昔より明るくなった。人と話したりすることについても、たくさん学んだ。正直言って、昔は社会性がないとよく言われた。先輩たちに先に近づいていって、何かしたりすることができなかった。一人でいる時間のほうが多かった。でも慣れたら、むしろ先に近づいて行ってたくさん話し、人と交流することをたくさん学んだ。だから、演技でも良い先輩方からたくさん学ぶ。おじいさんになるまで、常に学ばなければならない。歳が若いから、何でも聞いてみやすいようだ(笑)」さらにイ・ジェギュンは、20代前半から俳優人生のすべてのことを教えてくれたカン・ピルソクに対する感謝の気持ちを示した。彼は「(カン)ピルソク兄さんもすごく真面目なタイプだ。どのように作品をして、どんな気持ちでやれば、何が一番重要なのかたくさん見つけられるようにしてくれた。そのせいかもともと緊張しないのに、ピルソク兄さんが公演を見に来たら緊張する。先生のようだ。演技は、本当に考え方が重要だけれど、兄さんに会ったのは本当にラッキーだった。兄さんに話を聞いてみると、何か似ている点が多くて本当に嬉しい。兄さんも僕がとても好きなようだ」と言って笑った。「俳優としてもっと近づこうと努力している。相手をもっとたくさん見るために努力している。実はまだよく分からない。考えてはいるが、まだ上手くいかないような気もする。だが、楽しくしたい気持ちが一番大きい。心配しても『ええいっ、知るもんか。面白くしよう』と思いながら取り組んでいる。今回は本当に良い心、楽しい気持ちで舞台に上がろうとしている。『女神様が見ている』を見に来る方は、僕たちが一緒に呼吸するのを見ながら、大きな楽しさと感動を味わうことだろう。心を開いて、たくさんの方々に見に来ていただきたい」またミュージカル「女神様が見ている」は、ソウル鍾路(チョンノ)区にある斗山(トゥサン)アートセンターのヨンガンホールで4月26日から5月2日までプレビュー公演を披露し、5月3日から本公演に突入した。
「アイドルだから心配でしたが…SUPER JUNIOR リョウクは違いました」
29日、ミュージカル「女神様が見ている」プレスコール開催SUPER JUNIORのリョウクが人民軍(北朝鮮の軍隊)の兵士に変身した。3度目のミュージカル挑戦作である「女神様が見ている」でリョウクは戦争の後遺症に苦しんでいるが、仲間たちが島から脱出するために必要な船を修理できる唯一の兵士リュ・スンホを演じる。29日午後3時、ソウル鍾路(チョンノ)区蓮池洞(ヨンジドン)斗山(トゥサン)アートセンターのヨンガンホールで行われたプレスコールで全幕の試演を終え、記者会見に出席した俳優たちの胸には一様に黄色いリボンがつけられていた。セウォル号沈没事故で行方不明になった人々の無事の帰還を祈る気持ちで俳優全員と演出家が黄色いリボンをつけたのだ。記者会見でリョウクはこの作品に参加した動機に関して「以前から『女神様が見ている』を知っていた。台本を初めて見た瞬間から本当にやりたいと思った。スケジュールのためできないところだったけれど、素敵な俳優たちと一緒に公演できることになった」と話した。さらに、自身のキャラクターに対し、リョウクは「トラウマがある。そのトラウマを克服する過程で、笑うときは(観客も一緒に)笑って、泣くときは一緒に泣きながら楽しんでほしい」と説明した。また「ミュージカルをしながら、愛や夢、希望を沢山伝えた」と言う彼は、「こうした面を今回の作品でもよく伝えられるのではないかと思う」と覚悟を語った。演出家のパク・ソヨンもリョウクへの信頼を示した。「団体のシーンが多くて合わせるべき部分が多かった」と話を切り出した彼女は「初めてアイドル(リョウク)が合流するという話を聞いた時、『練習に来れなかったらどうする?』と心配した」と打ち明けた。そう言いながらも「リョウクが入ってから、そんな心配は全くしないようになった」と言った。また、リョウクに対し「誰より真面目に練習し、他の俳優と変わらなかった」と賞賛を惜しまなかった。一方、SBS「スリーデイズ~愛と正義~」で殺し屋を演じている俳優チン・ソンギュは、ドラマの最後の撮影を終えてからプレスコールに参加したため、手首の入れ墨を消さないまま試演を披露し、注目を浴びた。彼は「『女神』を除けば全ての俳優が男なので、再び軍隊に入ったような感じだった。いくら美味しいご飯が出てもチャンバパプ(軍隊の食事)みたいだった」とウィットに富んだ感想を残した。韓国軍と人民軍として出会い、無人島で一緒に過ごしながら互いに大切な存在になっていく兵士たちの友情を描く「女神様が見ている」は、4月26日から7月27日まで斗山アートセンター・ヨンガンホールで上演される。
【PHOTO】SUPER JUNIOR リョウク、ミュージカル「女神様が見ている」プレスコールに出演“天真爛漫な笑顔”
SUPER JUNIORのリョウクが29日午後、ソウル鐘路(チョンノ)区蓮池洞(ヨンジドン)斗山(トゥサン)アートセンターで行われたミュージカル「女神様が見ている」のプレスコールに出席し、試演を披露している。ミュージカル「女神様が見ている」は韓国戦争当時、誰もいない無人島に漂流した韓国と北朝鮮の軍人たちの生存記を描いた作品で、5月2日までプレビュー公演を披露し、その後3日から本公演に突入する。