ウーディネ極東映画祭
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パク・ソダム主演、映画「パーフェクト・ドライバー」ウーディネ極東映画祭のコンペティション部門に公式招待
映画「パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女」(監督:パク・デミン)は、4月22日~30日(現地時間)に開催される第24回ウーディネ極東映画祭のコンペティション部門に公式招待された。今年で24回目を迎えた同映画祭は、アジアの映画を全世界に紹介するヨーロッパ最大規模の映画祭だ。執行委員長のサブリナ・バラチェッティは「アクションとストーリー、両方に好奇心をくすぐられる映画だった。パク・ソダムの演技は素晴らしく、観客は『パーフェクト・ドライバー』が届ける楽しさを満喫できるだろう。ウーディネの全域でエンジンの轟音が聞こえるだろう」と絶賛し、公式招待の理由を明かした。韓国で12日に公開され、好評が続いている「パーフェクト・ドライバー」はスリル満点のカーチェイス、大胆なアクションで世界中の観客を虜にするだろうと期待されている。
「国際市場で逢いましょう」ウーディネ極東映画祭で観客賞受賞…「尚衣院」は2冠達成
映画「国際市場で逢いましょう」がヨーロッパの人々の心を掴んだ。「国際市場で逢いましょう」は2日(現地時間)に幕を下ろした「第17回ウーディネ極東映画祭(Udine Far East Film Festival)」でAUDIENCE AWARD(観客賞)大賞を受賞した。次いでイ・ウォンソク監督の「尚衣院」、イ・ジェヨン監督の「世界で一番いとしい君へ」がそれぞれ受賞した。ブラック・ドラゴン賞はカンボジア出身のソト・クォーリーカー(Sotho Kulikar)監督の「The Last Reel」が受賞した。MY MOVIES賞は「尚衣院」が受賞し、2冠を達成した。毎年イタリアのウーディネで開かれる「ウーディネ極東映画祭」はアジアの映画を紹介するヨーロッパ最大規模の映画祭だ。韓国映画の他にも中国、香港、日本、インドネシア、フィリピン、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナムなどアジア各国の映画が上映される。昨年12月に公開された「国際市場で逢いましょう」は興南(フンナム)撤収作戦当時、釜山(プサン)の国際市場に降りてきた避難民ドクス(ファン・ジョンミン)を中心に展開される話だ。全国で1425万人の観客を動員し、演出を引き受けたユン・ジェギュン監督は「TSUNAMI-ツナミ-」(2009)に続き、2回も1千万人以上の観客を動員した監督となった。
“1000万人突破映画”「弁護人」ウーディネ極東映画祭で2冠達成
韓国で観客動員数1000万人を突破した映画「弁護人」(監督:ヤン・ウソク)が、第16回ウーディネ極東映画祭で2冠を獲得する快挙を遂げた。「弁護人」は4月25日から5月3日まで行われた第16回ウーディネ極東映画祭にて、ブラック・マルベリー賞とブラック・ドラゴン賞の2部門で受賞した。ウーディネ極東映画祭はアジア映画を紹介するヨーロッパ最大規模の映画祭で、今回の映画祭は全世界16ヶ国から約5万人の観客が出席した。「弁護人」は海外の観客たちから大きな反響を呼んだという。特に、国際映画祭の中で唯一劇場の観客が最高の映画を審査する方式で進められるウーディネ極東映画祭で、世界中の観客の共感を呼び、ブラック・マルベリー賞とブラック・ドラゴン賞を受賞した。「弁護人」は、5月27日に開かれる「第50回百想(ペクサン)芸術大賞」で7部門の最多部門にノミネートされ、受賞するかどうかに関心が集まっている。
「男子取扱説明書」イタリアのウーディネ極東映画祭で観客賞を受賞
映画「男子取扱説明書」(監督:イ・ウォンソク)が、イタリアで開催された第15回ウーディネ極東映画祭で観客賞を受賞した。30日、投資配給会社SHOWBOX Mediaplexは「『男子取扱説明書』が27日、アジア映画を紹介する欧州最大規模の映画祭であるウーディネ極東映画祭で観客賞を受賞した」と伝えた。観客賞は、競争部門ではなく観客の投票を通じて選ばれる唯一の受賞部門であり、今回の受賞が更に意義深い。「男子取扱説明書」はCM助監督のチェ・ボナ(イ・シヨン)が偶然男子取扱説明書を手に入れ、トップ韓流スターのイ・スンジェ(オ・ジョンセ)と恋に落ちる話を描いた映画で、斬新な題材を基に奇抜な発想と独特な表現力、センスのある笑いで韓国の観客から好評を受けた。第15回ウーディネ極東映画祭には「ベルリンファイル」「南営洞(ナミョンドン)1985」「私のオオカミ少年」「10人の泥棒たち」「僕の妻のすべて」などが招待された。
「未熟な犯罪者」イタリアやフィリピンなどの海外映画祭から相次いで招待
映画「未熟な犯罪者」(監督:カン・イグァン)が、トロント、東京、台北に引き続き、イタリアやフィリピンなどの海外映画祭で相次いで招待を受けた。「未熟な犯罪者」は少年院を出入りしていた未熟な犯罪者(ソ・ヨンジュ)が13年ぶりに自分を探しにきた母親(イ・ジョンヒョン)と再会し、隠されていた冷酷な真実と向き合う過程で繰り広げられる話を描いた映画である。俳優イ・ジョンヒョンとソ・ヨンジュが主演を務めた。トロント、東京、台北映画祭の招待に引き続き、今回追加で招待された海外映画祭は、フィリピンのシネマニラ国際映画祭(Cinemanila International Film Festival)、イタリアのウーディネ極東映画祭(Udine Far East Film Festival)、スイスのブラックムービージェネーバ映画祭(BLACK MOVIE, Geneva International Film Festival)、そしてポーランドのワールドシネマアレキノ映画祭(World Cinema Ale Kino Festival)である。その中でもシネマニラ国際映画祭とウーディネ極東映画祭ではコンペティション部門に公式的に招待された。来月5日~11日までフィリピンで開かれる第14回シネマニラ国際映画祭は、東南アジア及び世界各国の映画を対象にして行われる映画祭で、2001年にキム・ギドク監督の「魚と寝る女」(主演女優賞)をはじめ、2005年に「ユゴ 大統領有故」(最優秀作品賞)、2010年に「ハウスメイド」(最優秀監督賞、主演女優賞)、2011年に「ポエトリー アグネスの詩」(主演女優賞)など、韓国映画が受賞の快挙を成し遂げた映画祭である。同映画祭にはカン・イグァン監督が出席し、映画ファンとの出会いの場を設ける予定である。また、来年4月19日から27日までイタリアで開催される第15回ウーディネ極東映画祭は、ヨーロッパにアジアの映画を紹介するヨーロッパ最大規模の映画祭で、今年は韓国の映画の中で「トガニ 幼き瞳の告発」「高地戦 THE FRONT LINE」が観客賞を受賞し、話題を集めた。これに先立ってトロント、東京、台北の映画祭にも招待された「未熟な犯罪者」は、韓国映画史上初で、今年の東京国際映画祭で2冠を達成しており、再び海外映画祭で受賞の栄誉に輝くことができるか、注目を集めている。
映画「トガニ」&「高地戦」伊ウーディネ映画祭“観客賞”受賞
コン・ユ主演の映画「トガニ 幼き瞳の告発」とコ・ス主演の映画「高地戦」が、イタリアの第14回「ウーディネ極東映画祭」で観客賞を受賞した。30日、ウーディネ極東映画祭の公式サイトによると、「トガニ 幼き瞳の告発」と「高地戦」が、中国映画「One Mile Above」とともに観客賞の受賞作に選ばれた。「トガニ 幼き瞳の告発」は、ベストセラー作家コン・ジヨンの同名小説を映画化したファン・ドンヒョク監督の作品で、全羅南道光州(チョルラナムド、クァンジュ)にあるインファ学校で起こった障害児童への性暴力事件を描き、社会的物議を醸した。「高地戦」は、朝鮮戦争末期の1953年2月に東部前線のAero-K高地で南の中隊と北の人民軍との間で繰り広げられる物語を描いた戦争映画。チャン・フン監督と時代劇「善徳女王」や映画「JSA」を書き下ろした脚本家パク・サンヨンが手掛けた作品だ。ウーディネ極東映画祭は、アジア映画を紹介するヨーロッパ最大規模の映画祭で、4月20日から28日までイタリアのウーディネで開催された。第14回「ウーディネ極東映画祭」には、このほかに「私は公務員だ」「折れた矢」「サニー 永遠の仲間たち」「ワンドゥギ」など、10作の韓国映画が公式招待された。