SULTAN OF THE DISCO
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Sultan of The Disco「普通に日本で活動するバンドの1組になることが今もっとも大きな夢」
韓国発ソウル・ファンク・ディスコバンド、Sultan of The Disco(スルタン・オブ・ザ・ディスコ) 日本ツアー直前インタビュー! そのルックスや言動からギャグバンドと思われがちだが、音楽はいたって真面目でクール。音を聴くと体を揺らさずにはいられない。いま日本でもファンクネオソウルといったバンド音楽が旬を迎えている中、Sultan of The Discoは、韓国で唯一無二のソウル・ファンク・ディスコ音楽を奏でる。日本をはじめ世界各国の大型音楽フェスティバルに出演し、昨年12月には日本でも遂にメジャーデビュー。この週末から日本初のワンマンを含むライブツアーを前に、Sultan of The Discoの意気込みをどうぞ!―昨年12月に日本デビューをしてから初となるツアーが目前ですね。ナジャム・ス(ボーカル・シンセ・ダンス/以下ナジャム):本当に楽しみです! 日本では今の10倍ほどライブができるといいですね。そのために、日本人になりたいくらい(笑)キム・ガンジ(ドラム/以下ガンジ):とにかく日本は食べ物が最高! 弁当も美味しい。G(ベース):それに日本では何事にも「段取り」もあって。いろいろなことが、ち密に組まれているのがすごいです。韓国語でも段取りはダンドリなんですよ。年配の方がよく使いますね。おそらくツアーもスムーズに行くでしょう。「ゴールデンボンバー? そのバンド、チェックしなきゃ!」―簡単にバンド結成の経緯を教えて下さい。ナジャム:最初は10年ほど前口パクのダンスグループとしてスタートしました。当時は他のメンバーと組んでいたのですが、もう少し音楽的な要素が必要だなと思って実力のあるメンバーを探し、最初に会ったのがダンサーのハッサン。彼は天才ダンサーという噂が立っていたほどなんです。J.Jハッサン(ダンス・コ-ラス/以下ハッサン):高級クラブとか高いお金を出して踊りに通っていたんですが、お金払わなくてもダンスができると聞いて会うことにしたんです。ナジャム:その後もメンバーが流動的になりながら、2010年に楽器の3人に会いました。―日本にはゴールデンボンバーという、ボーカルだけ歌って、バンドは全員あてぶりの有名なチームがいますが、少し似ていますね。ナジャム:本当ですか? 僕たちは歌ってすらいなかったので(笑) めちゃめちゃ一生懸命歌っているフリをしていましたよ。そのバンド、チェックしなきゃ!―現在のように、ファンクやソウル音楽を選んだ理由は?ナジャム:ビルボードチャートの1950~95年までのデータべースを入手して、色々聴いてみたら最もハマったのが、70年代のソウル・ファンクだったんです。スルタンの初期は、あまり音楽知識が広くなく日本の渋谷系やジャミロクワイなどが好きで、そのうちファンクにたどり着いてバンドにも反映していきました。「日本の人はおとなしいと聞いたけれど、そうじゃないみたい」―日本へは、2014年のサマーソニックが初来日なんですね。ガンジ:他のバンドが日本でライブをするのを見たことありますが、日本の人はリアクションがあまり大きくないですよね。僕たちのステージでも反応が小さいかと思いましたが、サマソニで初めてステージに立ったとき、お客さんの反応がすごく良かったのがとても気持ち良かったです。ハッサン:日本の人はおとなしいと聞いたけれど、そうじゃないみたいだけど? 間違って聞いたっけ? と思うくらいに。でも僕らのステージが終わって友だちに聞くと、本来はそんなに踊ったりしないんだと。なので、とても嬉しかったです。―日本以外にもイギリスのグラストンベリーフェスティバルをはじめ、ドイツやシンガポールなど、さまざまな国の音楽フェスティバルに出演していますが、それぞれの印象や違いは?ナジャム:イギリスは自分のスタイルで音楽に合わせて、韓国はそっくりマネをして、日本の人は、これで合ってるかな? と少し控えめに踊る。NYもすごく反応が良かったです。ガンジ:僕らいつも海外出る前に恐怖心があるんです。イギリスへ行く前は、誰も踊らなかったり、つまらなそうにしていたらどうしようとか、日本で静かなライブになったらどうしようと思ったけど、それも違った。ナジャム:これまで海外に出て、一度も微妙な空気になったことが無いです。どこへ行っても必ず盛り上がってくれます。日本デビューのアルバムのタイトル曲は氣志團の綾小路翔が日本語詞を担当―昨年12月に日本メジャーデビューを迎えましたが、日本デビューのアルバムの中では、リード曲の「Oriental Disco Express」は日本語で歌い、日本語の歌詞は綾小路翔さんが作詞されました。綾小路翔さんや氣志團の印象は?ナジャム:僕が作った元の韓国語歌詞に合うように作ってくださったので、すごく自然に歌えますし、元歌詞が微妙に感じるほど。あまりにも口に馴染んでしまって、韓国ライブで日本語の歌詞が出そうになるほどなんですよ。それくらい言葉に親密感があって、元々この歌詞だったよね? って思うくらいです。―氣志團は知っていましたか?ハッサン:はい、翔さんは以前DJ OZMAとしてDJ DOCのカバー(「アゲ♂アゲ♂EVRY☆騎士」) もされましたよね。あと服装やスタイルを参考にしたことがあるんです。ナジャム:僕らがターバンを巻いてスーツを着ていた時期があるんですが、それは氣志團のリーゼントと学ランからヒントを得たんですよ。―日本デビュー以降ラジオでも耳にしますが、韓国バンドとは知らずに興味を持ったという人も多いです。ナジャム:それが本当にうれしいです! まさに僕たちが望んでいたことですね。ハッサン:僕たちもっと良いバンドにならないと、と身を引き締められます。僕たちを初めて知った日本の関係者の方々が僕たちを選んでくれたので、これまで以上にエネルギーを注いで頑張らねばと感じています。「僕らのファンの何人かはSCOOBIE DOに動きました。だから今回日本で取り返そうと(笑)」―さて今月19日からは、全国対バンツアーと東京でのワンマンが行われます。ガンジ:今回は初のツアーだから、僕らも倒れるまで盛り上げますよ! それを覚悟して舞台に上がらないと。ハッサン:僕らはライブをやりながら、どんどんテンションが上がるんです。ホンギ(ギター):以前はライブしながら踊るという感覚がなかったのに、スルタンのライブをしながら面白味が出てきたんですよね。ナジャム:お客さんもライブを観ているうちに、自然とダンスが体に馴染んでくるんじゃないかと。―札幌・神戸・福岡・釜山では、日本のファンクバンドを代表するSCOOBIE DOとの2マンライブを行いますが、これまでも対バンを重ねている盟友ですね。ナジャム:はい、SCOOBIE DOの皆さんからは学ぶことが多いです! まず音楽に向かう姿勢とライブで見せるエネルギー。彼らと対バンすることで、僕たちも音楽やライブに対する基準が高くなりました。ハッサン:僕たちよりぐっと年上ですが、日本で友だちと言えるバンドができて、本当にうれしいです。ナジャム:韓国で2マンやったとき、僕らのファンの何人かはSCOOBIE DOに動きました。だから今回、日本で取り返そうと(笑)「日本のバンドからいろいろなエネルギーを得て、僕らも成長したい」―東京での初ワンマンは、日本の人気新鋭バンドのフレンズがゲストに駆けつけてくれることになりましたね。ナジャム:フレンズの音楽は、とても洗練されて調和がとれたサウンドで、キャッチーなメロディがいいなと感じました。ハッサン:日本だけでなく韓国でも徐々にファンが生まれている僕たちライジングスター(笑) と、初のワンマンをフレンズと一緒にできることになって、すごく楽しみです!―今後、日本でやってみたいことは?ガンジ:本当に完璧な日本のバンドになりたいです! 冗談でなく。ハッサン:小さな会場から、各地で日本のバンドと対バンをたくさんやりたいです。ナジャム:さまざまな日本のバンドから、いろいろなエネルギーを得て、僕らも成長していきたいと感じています。ガンジ:それにフェスもね! サンセットライブとか。ナジャム:フジロックも出たいし、やっぱり氣志團万博もね。サマソニはもっとお客さんを集める自信がありますよ! 日本で韓流とかK-POPのタイトルなしで、普通に日本で活動するバンドの1組になることが、今後のもっとも大きな夢ですね。■ライブ情報「Sultan of the Disco 『オリエンタルディスコ特急』発売記念ワンマンライブ」日程:2017年3月22日(水) 19:00 OPEN/20:00 START会場:東京・渋谷TSUTAYA O-nestゲスト:フレンズ(Japan)チケット:¥3,300(税込・ドリンク代別)INFO:クリエイティブマン 03-3499-6699★盟友SCOOBIE DOとのジョイントツアー「ORIENTAL FUNK EXPRESS」★日程:2017年3月19日(日) 17:00 OPEN/17:30 START会場:札幌・COLONYチケット:¥3,300(税込・ドリンク代別)INFO:ウエス 011-614-9999(月~金 11:00~18:00)日程:2017年3月23日(木) 18:45 OPEN/19:15 START会場:神戸・太陽と虎チケット:¥3,300(税込・ドリンク代別)INFO:清水音泉 06-6357-3666「ORIENTAL FUNK EXPRESS」日程:2017年3月25日(土) 17:30 OPEN/18:00 START会場:福岡・LIVE HOUSE CBチケット:¥3,300(税込・ドリンク代別)INFO:BEA 092-712-4221■関連サイト日本オフィシャルサイト:http://www.vap.co.jp/sultanofthedisco/
SULTAN OF THE DISCO、初のジャパンツアーが大決定!「オリエンタルディスコ急行」収録曲「Oriental Disco Express」振付動画も公開
2006年に韓国で結成、国内で数々の音楽賞を受賞し、国内はもちろん海外での活動も精力的に行ってきた5人組ソウル&ファンク&ディスコバンド「SULTAN OF THE DISCO(スルタン・オブ・ザ・ディスコ)」。氣志團の綾小路 翔が日本語詞を担当した「Oriental Disco Express」を含む全6曲入ミニアルバム「オリエンタルディスコ特急」で12/7に日本デビューを果たした。スペシャルサイトにて「Oriental Disco Express」ミュージックビデオフルバージョンや、ファンと盛り上げる企画「スルタンダンスコンテスト」の詳細に合わせてメンバーによる振付動画を公開。そして、スルタン初となるジャパンツアーの詳細も発表。全ての詳細は、スルタンスペシャルサイトで要チェック。「オリエンタルディスコ特急」の発売を記念して、日本では初となる待望の単独公演が決定。さらに、盟友SCOOBIE DOとのジョイントツアー「ORIENTAL FUNK EXPRESS」も大決定! ツアーファイナルは福岡から海を渡って釜山で行われる。■公演情報「SULTAN OF THE DISCO 『オリエンタルディスコ特急』発売記念ワンマンライブ」開催日:2017年3月22日(水)会場:東京・渋谷TSUTAYA O-nest開場/開演:19:00 OPEN/20:00 STARTチケット:前売¥3,300(税込・D代別) 1/28(土) ~一般発売INFO:クリエイティブマン 03-3499-6699「ORIENTAL FUNK EXPRESS」出演:SULTAN OF THE DISCO、SCOOBIE DO2017年3月19日(日) 札幌・COLONY 17:00 OPEN/17:30 STARTINFO:ウエス 011-614-9999(月~金 11:00~18:00)2017年3月23日(木) 神戸・太陽と虎 18:45 OPEN/19:15 STARTINFO:清水音泉 06-6357-3666 2017年3月25日(土) 福岡・LIVE HOUSE CB 17:30 OPEN / 18:00 STARTINFO:BEA 092-712-4221<チケット>前売¥3,300(税込・D代別) 1/28(土)~一般発売▼オフィシャルHP先行(抽選)12月8日(木)12:00~12月19日(月)23:59http://eplus.jp/sd-ofe/※札幌、神戸https://l-tike.com/st1/scoobiedo_hp※福岡「ORIENTAL FUNK EXPRESS」釜山編 aka ~釜山港へ帰れ~開催日:2017年3月26日(日)会場:韓国・釜山 VINYL UNDERGROUND 18:30 OPEN / 19:00 START出演:SULTAN OF THE DISCO、SCOOBIE DOチケット:前売33,000ウォン 当日39,000ウォンINFO:BGBG Records +82-(0)70-7437-5882ホームページ:http://bgbg.co.kr※チケット発売日については後日告知いたします☆Sultan of the Disco 「#スルダン」キャンペーン実施リリースを記念して「スルタン」ダンスコンテストの開催が決定! Sultan of the Disco日本公式Twitterアカウント@SULTAN_DISCO_jpをフォローして「Oriental Disco Express」のダンス映像をスマホで撮影して、「#スルダン」「#スルタン」をつけてツイートしてください。(YouTube上に上げた動画のリンク先でもOK)※詳細は、スルタンスペシャルサイトをご覧下さい!【実施期間】2016年12月7日(水)~2017年1月9日(月)■リリース情報日本デビューミニアルバム「オリエンタルディスコ特急」2016年12月7日 発売品番:VPCC-81882価格:¥1,800(税込)【収録曲】M1「Oriental Disco Express」M2「Tang Tang Ball」M3「Suspicious」 M4「Weh-eh-eh-eh-eh(feat.Black Nut)」M6「Caravan」全6曲■関連サイトSULTAN OF THE DISCOスペシャルサイト
アジア発、SULTAN OF THE DISCO(スルタン・オブ・ザ・ディスコ)日本デビュー決定!リード曲の日本語詞は氣志團・綾小路翔!
韓国の5人組ソウル・ファンク・ディスコバンドSULTAN OF THE DISCO(スルタン・オブ・ザ・ディスコ) の日本デビューが決定した。SULTAN OF THE DISCO(スルタン・オブ・ザ・ディスコ) は、ナジャム・ス(ヴォーカル、シンセ、ダンス)、J・J・ハッサン(ダンス、コーラス)、キム・ガンジ(ドラム)、G(ベース)、ホンギ(ギター) からなる韓国の5人組。そんな彼らの日本デビューミニアルバム「オリエンタルディスコ特急」が12月7日に発売される。スルタン初の日本語楽曲となるリード曲「Oriental Disco Express」の日本語詞を手掛けたのはなんと氣志團の綾小路 翔。収録曲は「Oriental Disco Express」をはじめ、バンドが自ら選曲し、今回のリリースに向けて新たなミックスとマスタリングを施した韓国盤既発曲も加え、スルタンの魅力を余すところなく伝える全6曲。そして、この決定にともないスルタンスペシャルサイトもリニューアル。新ビジュアル、ジャケット写真を公開した。10月25日には、TSUTAYA O-EASTで行われる「13th TOKYO INTERNATIONAL MUSIC MARKET LIVE」に出演。軽快かつ濃厚、そしてユーモラスに、キレキレのスルタンならではの色に染め上げる中毒性のあるライブを要チェック。■リリース情報日本デビューミニアルバム「オリエンタルディスコ特急」2016年12月7日 発売品番:VPCC-81882価格:¥1,800(税込)【収録曲】※曲順未定 「Oriental Disco Express」「Tang Tang Ball」「Suspicious」 「Weh-eh-eh-eh-eh」「Sunday Night Fever」「Caravan」全6曲 ■関連サイトSULTAN OF THE DISCOスペシャルサイト
SULTAN OF THE DISCO、感性バラード「NEON LIGHT」を本日(18日)発売
バンドSULTAN OF THE DISCO(スルタン・オブ・ザ・ディスコ)が18日、ニューデジタルシングル「NEON LIGHT」を発売した。今回のシングルは、温かくて濃い感性と豊かなグルーヴが印象的な曲で、SULTAN OF THE DISCOが披露するバラードナンバーという点が注目を集める。ここに韓国最高のスカバンドであるKingston Rudieska(キングストン・ルディースカ)のメンバーたちが演奏に参加して、豊かなブラスサウンドを加えている。リードボーカルで作曲者のナジャム・スは、今回の曲を作った背景について「アース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind&Fire)、スティーヴィー・ワンダー(STEVIE WONDER)、ジョージ・ベンソン(George Benson)のようなジャズとポップスの境界にいる大御所たちの、非凡ながらも大衆的な手法を駆使してみたかった。今回の新曲は、そんな努力の賜物だ」と明らかにした。SULTAN OF THE DISCOは、ナジャム・ス(ボーカル&ダンス)、J・J・ハッサン(ダンス)、キム・ガンジ(ドラム)、ジー(ベース)、ホンギ(ギター)で構成されたディスコ&ファンク&ソウルバンドだ。2006年の結成初期にはダンサーを中心にしたメンバー構成に基づいて、パフォーマンス中心のグループとして活動したが、2010年に現在と同じメンバーになって以降、正統派ディスコ音楽をライブで演奏する、韓国では珍しいバンドとなった。SULTAN OF THE DISCOは18日、新曲をリリースした。また、25日と26日の2日間、KT&Gサンサンマダン(想像広場)で年末コンサート「GRAND SULTAN NIGHT 2015」を開催する。
SULTAN OF THE DISCO、日本で2日間の公演を開催…日韓アーティストのコラボステージも披露
バンドSULTAN OF THE DISCOが日本公演に乗り出す。昨年、国内外の大物アーティストが多数出演する日本のフェスティバル「SUMMER SONIC」に続き2度目の今回の日本活動は、9日と10日の2日間、東京・青山で2回の公演を開催する。今回の公演には日本で人気を博しているファンクバンドSCOOBIE DO(スクービードゥー)をはじめ、日本と韓国のミュージシャンたちが共にステージに立つ予定だ。これに先立ち、SULTAN OF THE DISCOは2014年度に世界最大の英ロックフェス「グラストンベリー・フェスティバル」に招待され、日本やシンガポールのフェスティバルにも参加して本格的に海外活動を始めた。特に今年は世界的なプロデューサーであるトニー・マセラティと作業した新曲「SQ( We Don't Need No EQ IQ)」の世界発売と共にロサンゼルスとニューヨーク、トロントを経由する北米ツアーを開催し、活動範囲を広めてきた。SULTAN OF THE DISCOは昨年「SUMMER SONIC」に出演した当時、「SUMMER SONIC」が始まって以来、公演会場で歴代最高のアルバム販売量を記録するなど、好評を受けた。このようなきっかけでSULTAN OF THE DISCO に関心を持った日本の音楽産業の関係者との話し合いが始まった。その結果、本格的な活動に先立ち、現地の関係者のためのショーケース兼日本公演を開催することになった。今回の公演は9日と10日の2日間、東京・青山にあるライブクラブMOONROMANTICで開催する。SULTAN OF THE DISCOの名前をかけて開催する初めての日本公演であるだけに彼らを応援するために日本と韓国のミュージシャンたちが協力する予定だ。初日である9日の公演にSCOOBIE DOが登場し、10日の公演には思い出野郎Aチームと共に韓国のヒップホップミュージシャンKIRINと日本のZEN-LA-ROCKが共に行うコラボプロジェクトも披露される。SULTAN OF THE DISCOのリーダーナ・ジャムス(ボーカル、シンセサイザー)は「昨年『SUMMER SONIC』で公演した時、僕たちを初めて見る日本の観客からまったく期待していなかった熱狂的な反応を受け、日本の観客の音楽的な深さと情熱に良い印象を受けた。今回のツアーを通じて、より多くの日本の観客に会い、今後、日本での持続的な活動の機会を作りたい」と期待を表した。SULTAN OF THE DISCOはツアーを終えた後に韓国に戻り、18日にニューデジタルシングルをリリースする。また、25日と26日の2日間、KT&Gサンサンマダン(想像広場)で単独コンサート「2015 GRAND SULTAN NIGHT 2015」を開催する予定だ。
「SUMMER SONIC」第20弾アーティスト発表!今年も韓国から気鋭のアーティストがラインナップ!
今年で4年目を迎えるアジアの気鋭アーティストたちが集う、ISLAND STAGE の~アジアンコーリング~。今年も中国、韓国、台湾、タイ、マレーシアとアジア各国から選りすぐりのバンド、アーティストが並々ならぬ意気込みで参戦する。韓国からは、SULTAN OF THE DISCO、THE SOLUTIONS、Gateflowers、Hologram Filmの4チームが参加。ソウル&ファンク&ディスコ・バンドのSULTAN OF THE DISCO(スルタン・オブ・ザ・ディスコ) は、ヴィンテージ・ディスコサウンドをメインに、グループダンスをリンクさせたユニーク&ダンサブルなショーを繰り広げてくれるだろう、90年代UK ポップから、US オルタナティブ、日本のポピュラーミュージックまで多彩なサウンドを放つ、フューチャーポップのツインユニットTHE SOLUTIONS(ザ・ソルーションス) は、耳に心地よい未来志向のエレクトロ・ポップで盛り上げる。2011年にKBSのバンドオーディション番組「TOPバンド」に出演、4強まで勝ち残り大きな話題となった4ピースバンドのGateflowers(ゲートフラワーズ) は、社会批判的なリリック、ブルースにルーツを持ったギターが、グルーヴ感あふれるドラム、重厚なベースラインでロックの本質を忠実に再現。そして韓国コンテンツ振興院(KOCCA) 主催の新人アーティスト発掘プロジェクト「K-ROOKIES」を代表する1 組としてサマソニへ初登場するのが、エレクトロ・ロックとシンセポップをベースに、ダンサブルで強烈なサウンドとエネルギーのライブパフォーマンスを⾒せる、新鋭5 ピースバンドのHologram Film(ホログラムフィルム)。さらに、邦楽からのニューエントリーは、THE BAWDIES、FOLKS、cinema staff、FUZZY CONTROLの出演が決定。どのステージも目が離せない!SUMMER SONICオフィシャルサイト:www.summersonic.com
韓国のインディーズミュージシャン、世界最大の英ロックフェス「グラストンベリー・フェスティバル」に行く!
「びっくりしました。何日間かは興奮が収まらなかったです。『Glastonbury Festival 2014』は、音楽をする人だったら一生に一度は必ず行ってみたいフェスティバルです。大学時代の友人たちと『Glastonbury Festival』の映像を見て、いつか行ってみたいと思っていました。ミュージシャンとして参加することになり、とても光栄に思っています」(チェ・ゴウン)現在、韓国のミュージシャンたちが海外進出する方法は大きく二つに分けられる。アイドルグループを中心にしたK-POPの海外市場の進出、そして多様なジャンルのインディーズミュージシャンの海外フェスティバルへの進出だ。アイドルグループの海外進出が大型企画会社を中心に組織的に行われているのなら、インディーズミュージシャンたちの場合は個別に活動しているように小規模のプロモーションで行われることが特徴だ。重要なことは、これによって海外に広められるK-POPのジャンルが多様化されるということだ。インディーズミュージシャンたちは、かなり前から海外の音楽フェスティバルや国際音楽博覧会に参加してきた。最近、世界最大の音楽ショーケースである「South by SouthWest(SXSW)」でも韓国ミュージシャンたちの公演が現地で好評を得た。これは、地道に海外進出を試みた結果だ。今年は世界最高の権威を誇るイギリス音楽フェスティバルである「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival 2014)」にJAMBINAI、SULTAN OF THE DISCO、チェ・ゴウンが堂々とラインナップされた。今年で44回目を迎える「Glastonbury Festival」は、20万人以上が数千平方メートルに達する野外で3日間キャンピングをしながら、24時間ずっと音楽を楽しむ地上最高のフェスティバルとして知られている。1970年に開催されて以来、アメリカの「ウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)」と名実共に最高の音楽フェスティバルとして位置付けられてきた。今回「Glastonbury Festival」は6月25~29日の4日間開催される。韓国のミュージシャンたちは「Glastonbury Festival」で最も大きなゾーンを占めているシルバーヘイズ(Silver Hayes)のステージに立つ。JAMBINAIのキム・ボミは「最初、『Glastonbury Festival』に招待されたと聞いた時に、もしかして同名の違うフェスティバルではないのかと疑うほど信じられなかった。冗談だと思った」と話しながら笑って見せた。韓国のミュージシャンたちを招待したのは「Glastonbury Festival」の責任者の一人であるマルコム・ヘイン(Malcolm Haynes)だった。マルコムは一昨年の国際音楽博覧会「MU:CON」で韓国に初めて訪問した以後、「Asia Pacific Music Meeting」「Ulsan World Music Festival」などに参加したことで、韓国ミュージシャンたちの音楽に心惹かれてしまった。「『Ulsan World Music Festival』で公演するのをマルコムさんが見て関心を持ち始めました。おそらく僕たちの衣装のせいで、アラブやインドネシアからきたバンドと誤解したのでは?『Glastonbury Festival』を目標にしたことはないが、このように素晴らしいステージに立つことができてとても光栄です」(SULTAN OF THE DISCO ナ・ジャムス)「マルコム・ヘインズが僕たちの公演を見て、気に入ったのかアルバムが欲しいと言われました。その後、マルコムが彼のFacebookに僕たちの公演の映像を掲載し、友達になりました。その後、間もなくして『Glastonbury Festival』に参加してほしいと言われました。ピリ、ヘグム(奚琴)、コムンゴなどの伝統楽器を中心としたフュージョン国楽バンドJAMBINAIの場合は、最近韓国ミュージシャンをひっくるめて、その中で最も活発な海外活動を繰り広げている。JAMBINAIは5月から7月までオランダ、スロベニア、イギリスなど、欧州14ヶ国で計22回の公演が予定されており、その中にはデンマークの「ロスキルド・フェスティバル(Roskilde Festival)」、セルビアの「Exit Festival」、スロバキアの「Pohoda Festival」、ポルトガルの「FMM Festival」、そしてイギリスの「Glastonbury Festival」のような大型フェスティバルがある。「初めて海外フェスティバルのステージに立つ時は、反応してもらえなかったらどうしようかと心配しました。現地のスタッフたちが、反応がなくても気にしないことと話してくれた。ところが、心配とは裏腹に公演をするたびに関係者と一般の観客たちが一緒に楽しんでくれました」(キム・ボミ)「各国のフェスティバルによって雰囲気が違います。『Glastonbury Festival』はどんな雰囲気なのか気になります。YouTubeの映像で見ましたが、そこの空気は行ってみないと分かりませんね」(JABINAI イ・イルウ)ステージが有名なフェスティバルであるだけに、覚悟も格別だ。情熱的なパフォーマンスで有名なアラビアンファンクソウルバンドSULTAN OF THE DISCOは、「Glastonbury Festival」でも情熱を燃やす計画だ。「狂った奴らだと思えるほどのパフォーマンスを見せたいです。どうせやるんだったら、イカれてる雰囲気で盛り上げたいです。酸素マスクを使うことがあってもやってみます。僕たちが良い印象を残しておけば、その後『Glastonbury Festival』に参加する韓国ミュージシャンに良いチャンスが訪れるかもしれませんから。プレミアリーグに進出したパク・チソンのように最善を尽くしたいです」(ナ・ジャムス)