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記事一覧

  • “韓流を止めろ”…中国政府が放送局に韓国スター出演禁止令を指示?

    “韓流を止めろ”…中国政府が放送局に韓国スター出演禁止令を指示?

    中国における韓流ブームに赤信号が灯った。中国の蘋果日報は1日、中国当局が韓流スターの放送出演を禁止させるよう指示を出したと報じた。報道によると、中国国家新聞出版広電総局は最近、各放送局を通じて韓国の芸能人のドラマやバラエティ出演を禁止させるよう、指示を出した。ただ、現在韓国の芸能人をキャスティングして放送を行っている番組は、この指示は適用されない。蘋果日報は、中国芸能界関係者の言葉を引用し「現在、中国に韓国芸能人出演禁止令の噂が出ている。今後韓国の芸能人が、中国からお金を稼げなさそうだ」と付け加えた。しかし、まだ正確な事実確認が不可能な状態だ。今後中国における韓流スターの位置づけに、変化をもたらすことになるのか、関心が集まっている。

    OSEN
  • Vol.2 ― 専門家が語る“韓流” PSYは成功し、Wonder Girlsは失敗した理由は?

    Vol.2 ― 専門家が語る“韓流” PSYは成功し、Wonder Girlsは失敗した理由は?

    東亜放送芸術大学・エンターテインメント経営学科のシム・ヒチョル学科長が語る韓流PSYは「江南(カンナム)スタイル」で全世界を股にかけ、米国をはじめ、欧州、豪州、タイ、フィリピン、スペインなどを巡回しながら爆発的な人気を博した。PSY自らも「このようなブームは二度と来ない」と言うほど、異例でセンセーショナルな反応だった。これに比べ、地道に長い時間をかけて海外進出を準備したWonder Girlsは、海外進出においては目立つ成果を収められずに終わってしまった。シム・ヒチョル教授はこれに対し、海外でアピールできたり、できなかったりする理由を文化割引率から探し、分析した。文化割引率は文化圏同士の大衆文化の交流の可能性を評価するための指標で、文化割引率が低いことは、その国の文化商品が他の国に容易に受け入れられるとの意味だ。「PSYは普遍性を持っていた。人間であれば誰もが持っている面白さと遊び心、そして性的本能を『江南スタイル』の曲やMVを通じてアピールした。これはそれぞれの言語文化を超えた本質だ。この部分からアプローチし、海外で見慣れているようなものでも面白くアピールした。見慣れているだけだと面白くないが、PSYはアジア的であることを認めて海外市場に入って行った。自身が劣等意識を持っている部分も隠さずにに入ったのだ。この部分がアジア的個性として作用し、新鮮さを与えた。海外にアピールするためには、普遍的な部分と共にアジア的な部分も一緒にアピールしなければならない」シム・ヒチョル教授は「それに比べWonder Girlsはアジア的なもので直球勝負をするよりは、普遍性を強調し、米国現地での文化でカバーしようとしたのが、PSYに比べて韓流をアピールすることに成功できなかった理由だと考えられる」と指摘した。これからの韓流、このまま成長し続けられるだろうか?シム・ヒチョル教授は「長期的な観点から見た時、韓流と文化産業はさらに大きくなると予想される」とし「もちろん部分的な失敗もあれば、それに対する反響も生まれるであろうが、結局は根強く成功し続けると見られる」と予測した。「感性マーケティング、感性消費の商品が根強く消費者にアピールしている」とし、「そのような状況の中で、韓流も根強く消費されると考えられる」と付け加えた。韓国は地理的に欧米の文化とアジアの文化を交流させる最適の位置にある。そのため、「これからも韓流の地道な成長をこの地理的なメリットが後押しするだろう」とも伝えた。「地理的に欧米の文化をアジアに拡散でき、アジアの文化を欧米に拡散することができる。日本は古くから欧米の文化を受け入れており、アジア的な価値をほとんど盛り込んでいない。韓流は、我々が持っているアジア的な価値を欧米のモダニティ(近代性)と地道に繋ぐ架け橋の役割を持っており、さらに魅力的にリードすることができる」ただし、「韓国のアーティストたちは、これから韓流を改良することを怠ってはならない」と指摘した。シム・ヒチョル教授は「経営とアーティスト的な二つの要素を組み合わせることがエンターテインメント経営だが、実はエンターテインメントは人間の自律性に基づくものであり、経営はハードウェア的な部分なので、感性的で計測不可能で、定型化し難いエンターテインメントと、経営が両立することは難しいかもしれない」とした。「しかし、アーティスト的な部分の他にも、理性的でビジネス的な部分のハードウェアも備えておく必要がある。ヤン・ヒョンソク、パク・ジニョンは2人ともアーティスト出身だ。それと同時に経営者であり、徒弟式(師匠の門下生になり学ぶ方式)システムの師匠でもある。アーティスト的なものをビジネス的に普遍化しなければ、特殊性に飲み込まれ寿命が短くなるかも知れない。もう少し、我々のアーティスト的な部分、韓国人ならではの楽しさを地道に体系化し、普遍化する作業も必要だ」

    oh!my star
  • アメリカの韓流ファン…41%が「韓国語を勉強している」

    アメリカの韓流ファン…41%が「韓国語を勉強している」

    韓国観光公社のアメリカ・ロサンゼルス支社は15日、英語圏の韓流専門サイト「soompi」のアメリカ人会員1569人を対象にアンケートを実施した結果、41%がK-POPや韓国ドラマのファンになってから韓国語を勉強したと明らかにした。調査対象者の26%は韓国料理を味わい、16%は韓国製品を購入したと答えた。43%は韓国音楽やドラマのCD、DVDを毎月2枚以上購入していた。韓国に対する印象については、27%が「必ず行ってみたい国」と答えた。26%は「とても楽しい国」、24%は「ファッショナブルで素敵な国」と答えた。

    聯合ニュース
  • “韓流の中心”新大久保を探訪……韓流ファンはどこへ?

    “韓流の中心”新大久保を探訪……韓流ファンはどこへ?

    韓流中心地の新大久保を探訪韓流はバブルだったのか?ほぼ1年ぶりに訪れた東京だった。東京内の韓国留学生が多く滞在している新大久保の街を去年11月以来もう一度訪問した。最近、ソン・イルグクを始めとする複数の韓流スターが日本での活動を制限されたり、無期限延期される状況で、日本現地の雰囲気を捉えるためだった。3日と4日、東京・新大久保を始めとする東京市内を歩いた。新大久保を始めとして、豪華なショップが並ぶ六本木周辺で韓国スターの広告を目にすることができた。特に、新大久保には韓流ショップが増えていた。表では平穏に見える雰囲気だった。最近、ある芸能界の関係者は、自身の所属俳優が日本のドラマ出演を契約したが撮影が無期限延期となり、確実に冷え込んで日本の雰囲気を実感したと述べた。一部の雰囲気だった反韓感情を関係者が実感し始めたのだ。「竹島問題?確実に影響を受けている」昨年、渋谷と新大久保を見て回った記憶を辿りながら、今年の韓流の流れにはどのような変化があるか比較してみようと思った。4日に訪れた新大久保の街は閑散としているように見えた。前回の訪問時間と似ている、早い午後の時間だった。増えたショップに比べて、人波は減っているように見えた。ホットックやトッポッキなど、ストリートフードを売っている、ある従業員に会った。日本語で「おいしい韓国のホットックはいかがですか」と忙しく動く彼に、最近の変化について実感しているか尋ねた。彼は「確実に街を歩く日本人の数が減った」と答えた。「確実ではないが、知らないうちに竹島問題など反韓感情の影響を受けているようだ」とし、再び道を行く人に声をかけた。韓国の食料品を販売する店を訪れた。店の中は純豆腐(スンドゥブ)鍋の試食コーナーが設けられており、多くの人が内部を見回っていた。品物を並べていた韓国人の従業員は「客が減ったことを実感している。竹島問題などに影響を受けているようだ」と答えた。彼は「テレビでは韓国の関連ニュースや討論会がよく放送される」と付け加え、変わった雰囲気を伝えた。彼によると、この店はここ数ヶ月の間で3割ほどお客が減ったという。「低迷しているのは確かだが、嫌韓ではない!一時的な現象だ」これに対する反論も少なくない。新大久保駅の近くにある店で働いているキム・チャンヒョン氏は「客が減っているのは確かだが、学生の夏休みシーズンが終わったためではないかと思っている。もうすぐ韓流が復興するだろうという話もあるし、ただ竹島問題で韓流が消えたようには思えない」と話す。それでは、最近の売上減少についてはどのように思っているのだろうか。これについてはより率直な意見が聞けた。キム氏が体感している売上減少は去年に比べて50%ほどだという。一連の流れについて彼は「今年初めから韓流関連ショップの売上の減少があった。嫌韓というより、韓流のバブルがはじける時期だろう」と述べた。また、キム氏は「依然としてSUPER JUNIORやBIGBANGは人気を博している。俳優としてはチャン・グンソクが依然として人気を集めており、パク・シフも最近日本人が好きな俳優として急浮上している」と述べた。不況だが、韓国スターの人気は相変わらずだった。ショップで人気のある品目を基準に分析したキム氏の考えだった。取材の結果、確実に影響は受けているが嫌韓が大きな流れではなかった。もちろん、毎週水曜日に右翼集団が韓国の大使館の前でデモをするなど、過激な動きがあるのは事実だ。しかし、このような時こそ大衆文化の関係者たちは韓国の文化コンテンツの質的な面を補完し、徹底的な準備をすべきではないだろうか。それと同時に、日本だけではなく、様々な国に裾野を広げていく時ではないだろうか。

    oh!my star
  • 東大大学院教授 「韓流ブームは脱米・アジア回帰現象」

    東大大学院教授 「韓流ブームは脱米・アジア回帰現象」

    東京大学大学院(情報学環、東洋文化研究所)の園田茂人教授は17日に東大で開かれたシンポジウムで、アジアで韓流ブームが巻き起こっていることについて、米国偏重からの脱却の動きと関連があるとの見解を示した。園田教授は「現代韓国文化のアジア的還流と地域アイデンティティの可能性」がテーマのシンポジウムで、東南アジアで猛威を振るっている韓流ブームを取り上げ、「これまで米国の文化に偏っていた国が韓流ドラマや歌謡を通じアジア化を試みている」と指摘。「日本でも韓国人が重要な『他者』になった」との自説も披露した。これに対し、韓国コンテンツ振興院日本事務所の金泳徳(キム・ヨンドク)所長は「カンボジアでは自国のアイドルを育成するシステムがなく、マレーシアやインドネシアでは多様な文化を受け入れる包容力がある」と東南アジアでの韓流ブームについて解説した。また日本映画大学の佐藤忠男学長は、米映画では力のある主人公がロマンスを勝ち取るが、韓国や日本、中国では美男子がロマンスに落ちるストーリーが多い点を指摘。アジア文化という共通基盤を持つ韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本で爆発的人気を得たと説明した。

    聯合ニュース
  • KBS World チャンネルは“韓流”をのせて

    KBS World チャンネルは“韓流”をのせて

    シンガポールの少女が、自分はKBS「ハッピーサンデー」の「1泊2日」の熱烈な視聴者だと言ったら、YouTubeによる動画の共有や、P2Pを利用した違法ダウンロードを思い浮かべるかもしれない。しかし、2011年現在、シンガポールではリビングにあるテレビで「1泊2日」や「ブレイン 愛と野望」を視聴することができる。KBSの海外放送チャンネルであるKBS Worldがあるからできることだ。KBS Worldは世界73ヶ国に進出し、4800万余り(各国のケーブル及び衛星放送有料加入者数の集計基準)の視聴世帯を確保。2003年の開局以来、10年間にわたってドラマやドキュメンタリー、ニュース、バラエティ番組などを放送し、日本で全ケーブルチャンネル50~60個のうち5位、シンガポールでは全150個余りのチャンネルのうち8位になるほど、アジアで最も人気のあるチャンネルとなった。より早く、分かりやすくKBS Worldの人気は、韓国の最新ドラマやアイドルが出演する番組を見たいと望む視聴者のニーズに合わせた、より早く、シンプルな編成にある。特に「ミュージックバンク」はKBSと同時に生放送されるが、これについてKBS World編成制作チーム長のイ・ミョンシン氏は、「K-POP番組の放送は数週間だけ遅れても視聴者の満足度がぐんと下がるため生放送している」と伝えている。年末の「KBS歌謡祭」と「KBS演技大賞」がKBS Worldで生放送されるのも同じ理由だ。「シンガポールでの視聴率が高い理由の一つは英語圏の国であるため」だというチャンネル事業チーム長のアン・ジョンムン氏の分析のように、KBS Worldが定着したもう一つの理由は字幕放送を目指しているからだ。KBS Worldで放送されるほとんどの番組は英語字幕付きで放送されており、これはKBS Worldならではの競争力である。しかし、最近は最新ドラマを早く観たいと思う程に番組を正確に理解したいと望む視聴者が増え、これに合わせて英語圏以外の国にも適合する字幕の現地化作業が進んでいる。「今日本では100%日本語字幕が付いており、中国でも中国語字幕が一部付いている。そのほかにもベトナム語、マレーシア語、インドネシア語、スペイン語の字幕も一部始めている」という。「韓流の土台になるプレイグラウンドをつくる」 アジアで安定した成果を収めている状況で、KBS Worldは最近K-POPへの関心が高まっているヨーロッパや南米、ひいてはアフリカへの韓流の普及を目指している。イ・ミョンシンチーム長は「アジア以外の地域では安着したとは言いがたいが、まだ放送されていない国々でKBS WorldのネットチャンネルであるKBS Worldiに反応をみせる視聴者がかなり増えた」と述べた。相対的に在外韓国人の割合は低いがK-POPへの関心が高い南米、アフリカなどの国々では、K-POP番組の強化やバラエティ番組の編成を通じて、K-POP全体の海外進出の土台を作るという戦略を立てている。これによって「K-PopSelection」という自社制作番組がスタートし、その他エンターテインメント専門チャンネルを新たに設ける計画であるという。アン・ジョンムンチーム長は「ドラマから始まったが、次第に海外視聴者のニーズが様々なジャンルに拡大している。バラエティ、音楽番組の強化で韓流の土台になるプレイグラウンドを作ってみようという戦略を立てている」と語った。アジアを越えて、そして大衆文化を越えて韓国の文化を広げようとするKBS Worldの新しい跳躍が始まった。

    10Asia