パク・ジュンファ
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2PM テギョン&キム・ソヒョンの相性は何点?「キスして幽霊!」プロデューサーが語る
プロデューサーパク・ジュンファに失敗はなかった。tvNのシーズン制ドラマ「ブッとび!ヨンエさん」から「ゴハン行こうよ♥」、そして「キスして幽霊!」まで大ブレークさせ、誰より一生懸命に走っていた。実際に会った彼は優しそうな笑顔が素敵な心温かい人だった。一つ一つの質問に対して真摯に自分の考えを答えてくれたのはもちろん、聞いていないことまで話してくれた。まさに人間味あふれる人だった。韓国で8月30日に最終回を迎えた月火ドラマ「キスして幽霊!」は、視聴率4.1%(ニールセン・コリア、全国基準、以下同一)を記録し、人気を博した。もちろん10%だった前番組のラブコメディ「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」の半分にも満たない数字だが、ホラージャンルとしては低い数字ではない。視聴者から愛された作品を経てプロデューサーとして演出力を伸ばし、2PMのテギョン、クォン・ユル、キム・サンホ、キム・ソヒョンらの俳優と素晴らしいコンビネーションを見せた。彼らが集まった現場は地球一最高だったという。信頼できる監督と演技派俳優たちが集まったことで「キスして幽霊!」はさらに面白いドラマになった。―一つの作品が終わるたびにどんな気分になるか?パク・ジュンファ:実はドラマを撮影するときはスタッフやキャストと楽しく働こうとしている。今回の「キスして幽霊!」も暑い中でも本当に楽しく撮影した。そのため、終わって寂しくなるのはしょうがない。―俳優たちも現場の雰囲気が良かったと称賛の声でいっぱいだ。パク・ジュンファ:皆とてもよくやってくれた。撮影するときに怒ったりするタイプじゃない。役者たちは役作りが完璧で、100%以上の結果が出た。だから現場でも撮影時間が延びることはなかった。撮影も早く終わったし、笑いながらやった。本当に面白い作業だった。―ホラーとラブコメを合わせたホラーラブコメというジャンルが斬新だった。パク・ジュンファ:基本的には幽霊が出てくるホラードラマだ。しかし、パク・ボンパルとキム・ヒョンジは男と女だから、恋愛模様が全くないわけにはいかなかった。始終怖いだけだと単なるホラーにならざるを得ない。それで、オ・ギョンジャなどコミカルな人物を追加した。ウェブ漫画を読みながら幽霊についてのストーリーを描くのではなく、人間の話をすることが重要だと思った。―このドラマを通じて伝えたかったメッセージは何か?パク・ジュンファ:僕のドラマの基本的な方向は癒しだ。見ていると気分が良くなり、共感できて、ドラマを見ている時間だけはストレスを忘れて欲しい。また、ボンパルとヒョンジの恋愛模様を見ながら愛の感情を蘇らせて欲しかった。10代・20代が一番多く見たと思われがちだが(視聴率の集計を見たら)40代が一番多い。その次が30代だ。過去の恋愛を思い出せばワクワクして初々しい記憶があるじゃないか。ボンジカップルが微笑ましくなるほど気分を良くしてくれたと思う。―テギョンを賢い俳優だと称賛した。パク・ジュンファ:本当にそうだ。賢い。NGもほとんどなかった。普通監督からの指示をそのまま理解して表現することは簡単なことではない。ところがテギョンは僕が願うことをほとんど表現してくれる。すぐに分かって監督が願う演技を見せてくれる。―まだ若いキム・ソヒョンはどんな女優か?パク・ジュンファ:生まれながらの女優だ。まだ若いから分からないはずの感情も表情で表現する。飾り気のない本当に純粋な少女だ。飾らない純粋さは演技では作れない。僕は劇中のヒョンジの「イヤなのに~」という台詞がすごく良かったと思う。愛嬌を振りまかれると鳥肌が立ってしまう人もいるが、キム・ソヒョンは純粋で可愛い。―二人に注文した演技は何だったか?パク・ジュンファ:ヒョンジは他の幽霊とは違う。昏睡状態で厳密に言えば幽霊ではない。意識を失って霊になって世の中をさまようが、ボンパルにだけは人間のように感じられるしかなかったと思った。たとえば勉強を教えてほしいと言ったり、食い意地が張っているところがそうだ。キム・ソヒョンに「あえて幽霊だと思わないで人間だと思ってほしい」と言った。しかし、視聴者が幽霊であることに気づかないかもしれないので、瞬間移動や空を飛ぶ姿を見せて幽霊であることを知ってもらおうとした。―テギョンとキム・ソヒョンの相性に何点を与えたいか?パク・ジュンファ:最初から最後まで100点だった。ボンパルとヒョンジのツーショットはとても可愛かったし、初々しかった。テギョンとキム・ソヒョンの相性はとても良かったと思う。―だが、ホラーより恋愛が強調されたという反応もあった。パク・ジュンファ:退魔ホラーは繰り返されるしかない。それでも視聴者たちはいつも新しいものを望む。その中で見せられる退魔はシンプルになるしかない。幽霊をキャラクター化して別の形を見せるために努力した。男女が同じ空間にいると、男女の関係であるため全体的な流れ、恋愛のため作ったというより、設定に恋愛が入るしかなかった。二人を見て僕は劇中の人物が一度も恋愛したことのないキャラクターだと思った。人々との関係に余裕がなかったと思ったし、お互いを信頼して距離を縮める様子、一般的な姿に変わる過程ではないかと思った。そして彼らがお互いを見ながらお互いの立場を理解し、共感し、慰めあう姿を見せたいと思った。―ヒョンジがずっとピンクのドレスばかり着ていた。パク・ジュンファ:僕も着替えさせたいと思った(笑) ボンパルが新しい服を燃やしてヒョンジにあげることには大きな意味がある。ボンパルはお金を節約して貯める子なのに、頻繁に服を燃やすことが正しいのかと考えた。ボンパルがヒョンジに何かしてあげたい気持ちになったとき、新しい衣装を着た方がいいと思った。ちょうどそのとき着替えた。ハハ。
「ゴハン行こうよ」プロデューサーが語る“BEAST ユン・ドゥジュン&ソ・ヒョンジン&クォン・ユル”
tvNドラマ「ゴハン行こうよ」は、注目すべきコンテンツだ。モッパン(食べるシーン)というトレンドを生かし、ユニークなコンセプトでCMのようなシーンを誕生させたこのドラマはシーズン1に続き、シーズン2も良い成績を上げ、2日に全18話(9週間)の放送を韓国で終了した。週1回放送されたシーズン1が大勢のファンを確保したことに続き、週2回放送される月火ドラマとして新しい試みを行ったシーズン2は視聴率3%(ニールセン・コリア、有料プラットホーム基準)で自己最高視聴率を更新し、大衆性を強めた。これは地上波で有名だったスタープロデューサーを投入してもtvN月火ドラマがなかなか出せなかった成果だ。これには以前「ブッとび!ヨンエさん」を最長寿シーズン制ドラマにしたパク・ジュンファプロデューサーをはじめとする制作陣の努力が大きく貢献した。そしてもう一つ、シーズン1に続き、もう一度堂々と主演を掴んだBEASTのユン・ドゥジュンとシーズン2に新たに合流し、ドラマをさらに豊かにしたソ・ヒョンジンとクォン・ユルのためだという意見が多い。パク・ジュンファプロデューサーと会い、ユン・ドゥジュン、ソ・ヒョンジン、クォン・ユルについての彼の考えを聞いてみた。「誠実さが武器大きく成功する俳優、ユン・ドゥジュン」劇中、グルメブログを運営するシクシャ様ことク・デヨン(ユン・ドゥジュン)なしでこのドラマはなかっただろう。シーズン1に続き、シーズン2にも合流し、ドラマの中心になってくれたユン・ドゥジュン。グループBEASTに所属しているアイドル出身の役者という事実を忘れさせる彼について、パク・ジュンファプロデューサーは賞賛を惜しまなかった。「個人的に初めてユン・ドゥジュンを見たとき、アイドルという事実はよく知らなかった。シーズン1で歌手から役者に変わる姿を見せたとすれば、シーズン2では完全に一人前の俳優として会った感じだ。今ではユン・ドゥジュンの演技が、僕の演出の方向にも影響を与えるくらい大変満足している。以前より眼差しや表情などがよくなった。見る度に演技アイドルの中でも大きく成功するだろうと思う」それでは、パク・ジュンファプロデューサーが上げたユン・ドゥジュンの強みは何だろうか。「現役歌手という事実を頻繁に忘れさせる。演技をしているのを見ていると、ただそのまま役者だ。アイドルとして芸能界で仕事を始めたためか、努力する部分、誠実さが他の俳優たちと違う。本人のキャラクターについていつも悩んで、自ら成長する。今よりこれからがもっと期待される俳優だ」「演出の欲求を満たしてくれる女優、ソ・ヒョンジン」ソ・ヒョンジンが「ゴハン行こうよ2」にキャスティングされたとき、一部の視聴者は首をかしげた。時代劇の中で見せた上品なキャラクターという印象が強かったソ・ヒョンジンが現代劇に、それも溌剌とした性格の配役を演じることが予想外だったためだ。パク・ジュンファプロデューサーもキャスティングした当時よりドラマを終えた今、彼女への評価がぐんと上がった。「キャスティングするときも演技が上手だという事実は知っていた。ところが、ここまでうまくやってくれるとは正直思わなかった。愛するしかないスジというキャラクターを、演出者の僕と視聴者にそのまま見せてくれた。コミカルな演技や悲しくて真剣な演技など、幅広い演技で演出の欲求を全て満たしてくれる女優だ。ペク・スジというキャラクターを台本以上に発展させたのは女優ソ・ヒョンジンの力だ」パク・ジュンファプロデューサーは神の一手ソ・ヒョンジンの再発見という好評についても慎重に自身の考えを明かした。「なぜ時代劇ばかりして上品なイメージだけ追求したのかよく分からない。『ゴハン行こうよ2』を一緒にしながら逆に演出者として大変助けてもらった気分だ。ものすごく良い女優であることは確かだ」「長い間磨いてきた実力瞬間的な集中力の高い俳優、クォン・ユル」クォン・ユルが演じたイ・サンウは、童話の中の典型的な王子様キャラクターを捨て、男の友達と一緒にいるときは頻繁に悪口を言い、ヒロインに一途な愛を傾けるが、恋愛下手な人物だった。2007年に「走れサバ!」をはじめ、ここ8~9年間磨いてきた演技の実力があったため、演じることができた役だったことは間違いない。「クォン・ユルという俳優が『ゴハン行こうよ2』で注目を浴びたが、これは長い間築いてきた演技の実力のおかげだ。その実力でクォン・ユルは脚本家が望む方向、演出が望む方向をよく掴むことができた。確かに、シーズン1にはいなかったキャラクターだっただけに、シーズン2では重要な役割を担った。現場ではムードメーカーで、冗談を言いながらもいざ演技に入れば、本人の配役に瞬間的に集中した。特に、キャラクターの変化を最大化することのできる俳優だったので、様々な役割をこなさなければならない事務官役にもってこいだった」