放送終了「悪の心を読む者たち2」キム・ナムギル、連続殺人犯のプロファイリングの行方は?
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
この日、捜査隊は防犯カメラ映像に映った車を通じて、マッサージ店で働く38歳の男ホソンを有力容疑者として特定した。不気味なほど平然とした彼の姿にハヨンは「直接会ったら、話術と態度の変化に集中してほしい」とお願いした。
ホソンは自分に会いに来たユン・テグ(キム・ソジン)とナム・イリョン(チョン・スンウォン)の前でも堂々とした様子で、余裕な態度を見せた。事件当日のアリバイを聞いても「恋人と夕食を食べて家に帰った」と揺るがない表情を見せた。テグは「ウ・ホソンが言葉と態度にマナーを持っている。警戒心を解くことができそうだ」と捜査本部に知らせた。
そんな中、パク・デウン(チョン・マンシク)はホソンの保険詐欺疑惑も見つけた。2005年、義母と妻が火災で死亡したが、当時似たような保険を重複して加入し、保険金で4億ウォン(約3,800万円)を受け取っていた。テグはホソンに任意同行を要求したが、彼は「今日は疲れているので、明日の午前中に訪問する」と時間を稼いだ。
後部座席に大きなクマのぬいぐるみ、イヌと撮った写真など、警戒心をなくす小物を目撃したが、ホソンは証拠を車に置いて火をつけた。しかし、これはハヨンが予測していたことで、むしろ犯罪行為がより確実に見られ、逮捕された。
取り調べ室でホソンは、犯行についてはしらを切った。「証拠はありますか? うちを探しても出てくるものないでしょうが?」と自信ありげな態度を見せた。感情の動揺が一つもないサイコパスの性向だった。ハヨンは「ウ・ホソンは共感能力、罪悪感もない。自分が選んだ被害者に攻撃性を見せる性向だ」と分析した。
そしてハヨンは変わった。とにかく犯人の立場になってみようとしていた以前とは異なり、優位を先制しようとするホソンを制圧し、会話の主導権を握った。そして彼のうぬぼれな性向をベースに羞恥心を刺激するために、絶対的な愛情を持つ息子に繰り返し言及し、感情を隠せなくさせた。
ハヨンは彼の妻と義母の火災事件から言及し「息子だけ連れて脱出したんだろう? 息子が父親が連続性犯罪者だということを知ったら、どんな気分だろう?」と挑発した。そして「当時、刑事たちもなにも明かせなかった」とカッとなるホソンの言葉一つ、一つ抑えながら犯罪を確信した。
また、ハヨンは被害者の写真を見て反応するホソンの態度を見て「被害者は複数人」と気づいた。すぐに彼の服から被害者のDNAが検出され、ハヨンは「お前みたいなやつが考える完全犯罪はない」とし、また息子に言及しながら「お前の話を聞いてくれる人は、これからはいないだろう。被害者が複数人いることも知っているし、証拠も出た。すでにお前がどんな人間なのか全部知っている。だから、もう知りたくない」という言葉を残したまま席を外した。
ホソンは「ユン・テグ刑事を呼んでくれたら、自白する」と要求した。これにハヨンは、ラポール形成(信頼し合っている関係)の重要性を強調し、テグは「どんな話でも聞いてあげる準備ができている」という言葉で彼の自白を引き出した。
他の連続殺人犯と同じくホソンは「人間を殺すのに必ずしも理由が必要か? あえて理由を探すとしたら、殺したかったからだ」と7回におよぶ殺害を認めた。続いて「殺人を計画した日は、どうにかしてでも人を殺した。失敗したことがない。これは自分との約束のようなものだ。どうにかして必ず実行に移した」とし「僕がサイコパスであることは知っていた。テレビで言っている言葉は、僕だった」と笑った。
殺人を考えることだけでも喜びに満ちた表情をしたホソンは「女を誘惑するのは難しくなかった。あの子たちは、みんな僕のことが好きだった」とうぬぼれた。これにテグは「いや、くだらない奴にしか見えない。我々はその言葉を信じない」とプライドを踏みにじった。
一方、大韓民国第1号プロファイラーのハヨン、クク・ヨンス(チン・ソンギュ)の活躍で、犯罪行動分析官が専門分野として認められ、1期任命式も開かれた。ヨンスは「悪の頂点に立っている連続殺人犯の心を知るために奮闘しなければならない。悪魔と天使は紙一重だ」とし「何が彼らをそこまで悪にしたのか、調べなければならない」と強調した。
ハヨンはプロファイラーが人間の心をいたわる存在で、自分の心もいたわることができる存在であるべきだとし「僕もこの仕事を通じて大切な経験をし、気づくことができた」と話した。続いてテレビに姿を現した彼は、まだ捕まっていない連続殺人犯たちに「科学は日々発展しており、この世に完全犯罪はない。必ず捕まえる」と警告した。
写真=SBS「悪の心を読む者たち」放送画面キャプチャー
韓国で12日に放送されたSBS金土ドラマ「悪の心を読む者たち」シーズン2の最終回では、ソン・ハヨン(キム・ナムギル)がプロファイリングで連続殺人犯のウ・ホソン(ナ・チョル)から自白を受けた。この日、捜査隊は防犯カメラ映像に映った車を通じて、マッサージ店で働く38歳の男ホソンを有力容疑者として特定した。不気味なほど平然とした彼の姿にハヨンは「直接会ったら、話術と態度の変化に集中してほしい」とお願いした。
ホソンは自分に会いに来たユン・テグ(キム・ソジン)とナム・イリョン(チョン・スンウォン)の前でも堂々とした様子で、余裕な態度を見せた。事件当日のアリバイを聞いても「恋人と夕食を食べて家に帰った」と揺るがない表情を見せた。テグは「ウ・ホソンが言葉と態度にマナーを持っている。警戒心を解くことができそうだ」と捜査本部に知らせた。
そんな中、パク・デウン(チョン・マンシク)はホソンの保険詐欺疑惑も見つけた。2005年、義母と妻が火災で死亡したが、当時似たような保険を重複して加入し、保険金で4億ウォン(約3,800万円)を受け取っていた。テグはホソンに任意同行を要求したが、彼は「今日は疲れているので、明日の午前中に訪問する」と時間を稼いだ。
後部座席に大きなクマのぬいぐるみ、イヌと撮った写真など、警戒心をなくす小物を目撃したが、ホソンは証拠を車に置いて火をつけた。しかし、これはハヨンが予測していたことで、むしろ犯罪行為がより確実に見られ、逮捕された。
取り調べ室でホソンは、犯行についてはしらを切った。「証拠はありますか? うちを探しても出てくるものないでしょうが?」と自信ありげな態度を見せた。感情の動揺が一つもないサイコパスの性向だった。ハヨンは「ウ・ホソンは共感能力、罪悪感もない。自分が選んだ被害者に攻撃性を見せる性向だ」と分析した。
そしてハヨンは変わった。とにかく犯人の立場になってみようとしていた以前とは異なり、優位を先制しようとするホソンを制圧し、会話の主導権を握った。そして彼のうぬぼれな性向をベースに羞恥心を刺激するために、絶対的な愛情を持つ息子に繰り返し言及し、感情を隠せなくさせた。
ハヨンは彼の妻と義母の火災事件から言及し「息子だけ連れて脱出したんだろう? 息子が父親が連続性犯罪者だということを知ったら、どんな気分だろう?」と挑発した。そして「当時、刑事たちもなにも明かせなかった」とカッとなるホソンの言葉一つ、一つ抑えながら犯罪を確信した。
また、ハヨンは被害者の写真を見て反応するホソンの態度を見て「被害者は複数人」と気づいた。すぐに彼の服から被害者のDNAが検出され、ハヨンは「お前みたいなやつが考える完全犯罪はない」とし、また息子に言及しながら「お前の話を聞いてくれる人は、これからはいないだろう。被害者が複数人いることも知っているし、証拠も出た。すでにお前がどんな人間なのか全部知っている。だから、もう知りたくない」という言葉を残したまま席を外した。
ホソンは「ユン・テグ刑事を呼んでくれたら、自白する」と要求した。これにハヨンは、ラポール形成(信頼し合っている関係)の重要性を強調し、テグは「どんな話でも聞いてあげる準備ができている」という言葉で彼の自白を引き出した。
他の連続殺人犯と同じくホソンは「人間を殺すのに必ずしも理由が必要か? あえて理由を探すとしたら、殺したかったからだ」と7回におよぶ殺害を認めた。続いて「殺人を計画した日は、どうにかしてでも人を殺した。失敗したことがない。これは自分との約束のようなものだ。どうにかして必ず実行に移した」とし「僕がサイコパスであることは知っていた。テレビで言っている言葉は、僕だった」と笑った。
殺人を考えることだけでも喜びに満ちた表情をしたホソンは「女を誘惑するのは難しくなかった。あの子たちは、みんな僕のことが好きだった」とうぬぼれた。これにテグは「いや、くだらない奴にしか見えない。我々はその言葉を信じない」とプライドを踏みにじった。
一方、大韓民国第1号プロファイラーのハヨン、クク・ヨンス(チン・ソンギュ)の活躍で、犯罪行動分析官が専門分野として認められ、1期任命式も開かれた。ヨンスは「悪の頂点に立っている連続殺人犯の心を知るために奮闘しなければならない。悪魔と天使は紙一重だ」とし「何が彼らをそこまで悪にしたのか、調べなければならない」と強調した。
ハヨンはプロファイラーが人間の心をいたわる存在で、自分の心もいたわることができる存在であるべきだとし「僕もこの仕事を通じて大切な経験をし、気づくことができた」と話した。続いてテレビに姿を現した彼は、まだ捕まっていない連続殺人犯たちに「科学は日々発展しており、この世に完全犯罪はない。必ず捕まえる」と警告した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ウンジョン
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