キム・ジェヨン「悪魔なカノジョは裁判官」撮影中に気絶も“本当に驚いたし怖かった”

最近、ソウル江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)のあるカフェで、SBS金土ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」に出演した俳優キム・ジェヨンのインタビューが行われた。彼は劇中、物腰が柔らかいが、鋭い観察力を持っている熱血刑事ハン・ダオン役に扮した。
「悪魔なカノジョは裁判官」の最終回は全国11.9%、首都圏11.3%、瞬間最高視聴率14.7%を記録した。

実際にやってみると、思っていたのと違う部分もあったのではないかと聞くと、彼は「思ったより驚いた部分は、体力がすごくあるということです。僕の方がもっと苦労していたと思いますし、シネを見ながら、ついていくために努力しました。パク・シネという主人公が大きな役割を果たしていますが、動揺せずによく引っ張ってくれた感じがして、頼りにしていたと思います」と説明した。
特に彼はラブコメディの演技をする時もサポートしてもらったとし、「(パク・シネは)ラブコメディが上手で、そういったシーンを撮る時は『兄さん、ラブコメディではこうした方がいいよ』と色々教えてくれました。シネは生まれつき上手だと思います。本当に愛らしく、うまく表現してくれるので、そう思いました」と称賛した。

また、キスシーンについても「かなり緊張しました。ちょっとぎこちなかったと思います。シネもどうしてそんなに緊張しているのと言っていました。キスシーンも久しぶりで、どうすればいいのか忘れていたのだと思います」とし「それでも美しいシーンになってよかったです」と答え、笑いを誘った。
現場の雰囲気も良かったという。キム・ジェヨンは「とても心強かったです。監督もドラマが初めてだったので、みんな確信がありませんでした。うまくいくだろうとは思っていましたが、不安もあって、視聴率が10%を越えれば良いなと思いました」とし「現場の雰囲気は楽しかったです。アクションシーンも多かったですし、一度撮ると3日以上撮る時もありました。みんなで楽しくやった記憶があります」と振り返った。

特に母親からは冷静なフィードバックをもらったという。彼は「最初痩せていたのですが、『あまり痩せないで。男性は体が大きい方がいい』と言われ、後半に進むにつれて体重を増やしました。ところが母に『あなたはなぜ管理しないの?』と言われました」とし「僕も最終回を見たら、思ったより太った感じでした」と伝え、笑いを誘った。
彼は「キャラクターのために体重を増やしたのに、よくないことを言われ、服やヘアスタイル、表情など、すべてについて言われました。良い話もあったけれど、『こっちの方がいいんじゃない?』と。業界の関係者でもないのに関心が高いんです」とし「僕に対して一度もイケメンだと言ったことがありません。僕はイケメンだと言いましたが、母は『絶対違うと思う』と言いました。そして僕と同じ年頃の俳優が出てくると比較します。母親はピュアで穏やかな雰囲気が好きで、僕が以前、SHINeeのミンホさんと共演したことがありますが、その時母はミンホのことが大好きでした」とエピソードを伝えた。

当時について、「とても怖かったです。意識を失ったので。生まれて初めて気絶したので、すごく驚きました。それからは気をつけなければならないと思い、アクションをする時、以前よりも安全を確認するようになりました」と伝えた。
ドラマのヒットをうけ、受賞に対しても期待は持っているのだろうか。授賞式に期待しているかという質問にキム・ジェヨンは、「受賞は期待していません。僕ではなく、シネが良い賞を一つ取ってくれたら嬉しいですし、その時に僕の話を一度してくれれば嬉しいです」としながらも、「ベストカップル賞はもらえるのではないでしょうか? もらえたら嬉しいです」と答えた。

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- 記者 :
- キム・チェヨン
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