“IVE ウォニョンらに対する名誉毀損の疑い”炎上系YouTuber、第1審の判決に不服…再び控訴状を提出
写真=ニュースN DB
サイバーレッカー(再生回数や利益を目的にゴシップなどを扱う炎上系YouTuberの通称)「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者A氏が再び控訴した。2日、法曹界によると、A氏は最近、弁護士を通じて有罪判決に対する控訴状を提出した。
これに先立って、検察もA氏に対する量刑が著しく低いと判断し、控訴していた。検察は昨年10月の結審公判で懲役4年を求刑している。検察は控訴を決定する際、今後も悪質なコンテンツを拡散する犯罪者たちに対して厳正に対応していく方針を付け加えた。
第1審で裁判部は、15日に行われた宣告公判でA氏に懲役2年、執行猶予3年を宣告した。これと共に約2億ウォン(約2,200万円)の追徴金、120時間の奉仕活動を命じた。
当時、裁判部は「名誉毀損罪は被害者たちに回復が困難な被害を与えるという点で厳しく処罰する必要がある」とし「被告人は繰り返し有名芸能人を誹謗中傷したり、扇情的な内容をYouTubeチャンネルに投稿して相当な収益を得ており、罪質が重い」と説明した。
A氏は2021年10月から2023年6月まで、IVEのウォニョンをはじめ、BTS(防弾少年団)、EXO、aespa、カン・ダニエルなど、芸能人たちに関する虚偽情報を基にした動画を投稿し、名誉を毀損した疑い(情報通信網法による名誉毀損)で起訴された。
A氏はこのような悪質な犯罪行為を通じて、総収益2億5,000万ウォン(約2,700万円)を稼いだとされている。
現在、ウォニョン側がA氏を相手に提起した民事訴訟も進行中だ。
ソウル中央地方裁判所控訴第9-3民事部(ロ)は22日、ウォニョンがA氏を相手に提起した1億ウォン(約1,086万円)相当の損害賠償請求訴訟の控訴審判決の宣告期日で、A氏がウォニョンに5,000万ウォン(約500万円)と遅延利子の支払いを命じた。
第1審で裁判部は、A氏がウォニョンに1億ウォンを支払わなければならず、原告一部勝訴の判決を下した。A氏はこれにも不服を申し立て、控訴状の提出および強制執行停止を申請した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ファン・ヘジン
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