ペ・イニョク「チェックイン漢陽(ハニャン)」で新たに挑戦したことは?日本でやってみたいことも明かす

ドラマ「チェックイン漢陽」がLeminoで好評配信中! 朝鮮時代の旅閣「龍天楼(ヨンチョンル)」を舞台に見習い従業員たちの愛と友情を描いたロマンス時代劇は、日本の視聴者からも大きな反響を得ている。
Kstyleでは本回、本作の主演キャストにインタビューを実施。龍天楼に潜入した現王の息子、イ・ウンを演じたペ・イニョクにたっぷりと話を聞いた。
キャラクターへの愛着も!「自由奔放な僕とは正反対(笑)」

ペ・イニョク:龍天楼(ヨンチョンル)や宮廷内外で起こる様々な出来事を描いたドラマで、登場人物たちの葛藤など、たくさんの見どころがあります。イ・ウンというキャラクターは、特別な目的で身分を隠して龍天楼に入り、その中で人々と交流しながら成長していく人物です。しっかりしているかと思いきや、少し抜けている一面もあります。
――本作への出演を決めた理由は?
ペ・イニョク:事件やトラブルが素早く展開するので、それだけ目を引くポイントもたくさんあるところに惹かれました。イ・ウンというキャラクターの持つ多彩な一面も魅力的だと感じましたし、素晴らしい俳優たちと一緒にこのドラマを作りたいと思って出演を決めました。
――視聴者に注目してほしいポイントは?
ペ・イニョク:龍天楼の中で巻き起こる様々な出来事はもちろんですが、宮廷内で展開される政治的な話にも注目していただきたいです。

ペ・イニョク:彼は、龍天楼に入ってから身分を隠すために自分の本来の言葉遣いや動作を抑えようとするのですが、どうしてもぎこちない感じになってしまうんです。それでも馴染もうと努力する姿は、彼ならではの魅力的な部分だなと思いました。
――ご自身とキャラクターを比較して、似ている部分や正反対なところはありますか?
ペ・イニョク:明確な目標ができた時に、そのことだけを考えてとことん突き詰めるところは似ていると思います。彼は宮廷でしか生活したことがないので……自由奔放な僕とは正反対といえるのではないでしょうか(笑)。
――演技をするうえで特に気をつけたり、努力した部分は?
ペ・イニョク:口調には特に気をつけましたね。身分を隠して龍天楼に入るので、4人組でいる時につい出てきてしまう宮廷の言葉遣いと、身分を隠すための言葉遣い、それぞれを上手く使いわけようと努力しました。

ペ・イニョク:宮廷内での姿と龍天楼で見せる姿が異なるので、“それぞれの魅力を伝えながらストーリーを引っ張っていく”という点で試行錯誤するのは僕にとって挑戦でした。2つの顔を行き来しながらも、物語を安定感を保てるように気を配りました。
――劇中ではヒロインのホン・ドクスとのロマンス展開も反響を呼びました。第一印象は最悪という始まりでしたが、どのような部分が2人の距離を近づけるきっかけになったのでしょうか?
ペ・イニョク:目の前の目標が同じであることから衝突も多かった2人ですが、龍天楼で生活を共にしながら楽しいことも苦しいことも分かち合っていきました。自然に親しくなることで、お互いに心を開けるようになったのだと思います。
――劇中でホン・ドクスに魅力を感じた部分は?
ペ・イニョク:ドクスは男装して潜入してきましたが、男に負けないくらいの堅実さとクールなところが魅力だと思います!
キム・ジウンのギャップに驚き!「とても元気で明るい人」

ペ・イニョク:最初にジウンさんとお会いした時は、わかりやすく言うと「都会の女性」と言いますか……少しクールな印象がありましたね。撮影現場で仲を深めるうちに、大らかでさっぱりとした人なのだなと思いました。とても元気で明るいエネルギーを持っている方で、ジウンさんとの撮影はとても勉強になる時間でした。
――チョン・ゴンジュさんとの息ぴったりの演技も印象的でした。
ペ・イニョク:ゴンジュさんは第一印象からとても明るい人だなと思っていて、テンションもエネルギーも最高でした! 撮影中は、本当に良い眼差しをしていると思う場面が多かったです。兄としても頼れる存在で、後輩たちが気楽に過ごせるよう、自由な雰囲気を作ってくれたと思っています。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
――DKZのパク・ジェチャンさんは4人の中でも最年少ですが、思い出に残るエピソードはありますか?
ペ・イニョク:ジェチャンは、そうですね……最初はとにかく人見知りをしていた記憶があります。大人しい子だと思っていたのですが、親しくなってからは「こんなに愛嬌のある子だったんだ!」と驚かされました。とても可愛いです(笑)。同時に、とても賢い立ち回りができる俳優だなと思います。彼の思慮深くまじめな姿勢には、僕も良い刺激を受けました。

ペ・イニョク:ジュナを演じてみたいです! ゴンジュ兄さんがとても自由で愉快な姿を沢山見せてくれたので、撮影中もジュナをやってみたいと思っていました。
――撮影現場のムードメーカーは誰でしたか?
ペ・イニョク:誰か1人を選ぶのは難しいです……! ジウンさん、ゴンジュさん、ジェチャン、皆が状況に合わせて場を盛り上げてくれていましたよ!
――待機時間はどのように過ごしていましたか?
ペ・イニョク:基本的に休憩していたのですが、一息ついている間も皆で集まって、おしゃべりしたりして過ごしていました。

ペ・イニョク:90点です! 残りの10点は、まだ撮影期間が残っているので……(笑)。最後の撮影の時には、100点になること間違いなしです!
――ペ・イニョクさんは多彩な作品に出演されていますが、その中でも特にターニングポイントになった作品はやキャラクターはありますか?
ペ・イニョク:どの作品においても、何かしらのターニングポイントがあったと思っています。作品が1つ完成するたびにたくさんの学びを得られますし、自分が成長していると実感できます。
――「チェックイン漢陽」の撮影以降ハマっていることや、趣味はありますか?
ペ・イニョク:最近はゴルフにハマっています。シンプルにボールを打つ楽しさもありますが、ラウンド中に1人で歩きながら、様々なことを考える時間も好きなんです。
日本は1人旅にぴったりな場所「冬の札幌に行きたいんです」「

ペ・イニョク:華やかなイメージはもちろんですが、僕は特に、何気ない道の雰囲気などを見ると「日本ならではの感性があるな」と思います。写真を撮っても素敵だし、まさに1人旅にぴったりな国だと思います。
――日本に来たら食べたいものは?
ペ・イニョク:お好み焼きと、焼きそばです!
――好きな日本語、または最近知った日本語は?
ペ・イニョク:「だいすき」です!
――次に日本に来たらやってみたいことは?
ペ・イニョク:冬の札幌に行ってみたいです。札幌の雪景色がとても綺麗で、写真もたくさん見ています。
――最後に、日本の視聴者の皆さんに一言お願いします。
ペ・イニョク:素敵な俳優さんや、スタッフの方々と一緒に一生懸命準備した作品なので、「チェックイン漢陽」に多くの愛と関心をお願いします。そして、僕ペ・イニョクにもたくさんの愛をお願いします!
■配信情報
「チェックイン漢陽」
Leminoで独占配信中
>>「チェックイン漢陽」の視聴はこちら
■放送情報
CS放送 KNTVにて3月15日(土)後8:00~10:30 TV初放送!※2話連続
>>KNTV 作品ページはこちら
■イベント情報
「チェックイン漢陽」ドラマファンミーティング in TOKYO ~チェックインなさいますか?~
主演キャストらが登壇するドラマファンミーティング開催決定!
【日時】
2025年4月26日(土)
昼公演 開場 13:15 開演 14:00
夜公演 開場 17:15 開演 18:00
【会場】
豊洲PIT(東京)
※イベントに関する詳細は「チェックイン漢陽」日本公式サイトよりご確認ください。
【あらすじ】
王宮よりも煌びやかだと言われる朝鮮最高の旅閣「龍天楼(ヨンチョンル)」に、父の無念の死の真相を突き止めるため、男装して潜入したホン・ドクス(キム・ジウン)。王室を蝕む影の権力者を倒し王室を救う鍵となる「黄銅金匙(ファンドングムシ)」を見つけるため「龍天楼」に飛び込んできた王子、イ・ウン(ペ・イニョク)。「龍天楼」の後継者であることを隠し、見習いとして入ってきたチョン・ジュナ(チョン・ゴンジュ)。没落した一族を再興するため、誰よりも「龍天楼」での成功を夢見る青年、コ・スラ(パク・ジェチャン)。4人の若者たちが、それぞれ明かせない秘密を胸に「龍天楼」に集まる。
「龍天楼」に入る前からの悪縁でケンカが絶えないドクスとイ・ウンと、彼らが起こす騒動に巻き込まれてしまうジュナとスラ。4人はいつの間にか、「ハオナ(ですが)四人衆」と呼ばれる問題児チームとなり、「龍天楼」での生き残りをかけて苦楽を共にするうちにかけがえのない親友となっていく。しかし、友情とも言えないドクスへの複雑な気持ちに戸惑うイ・ウン。また、ドクスが女性であることにいち早く気づき、彼女を守ろうとするジュナ。三人の関係性も少しずつ変化していくのだった。そんななか、複雑に絡んだ彼らの過去が明らかになり……。やがて、彼らの運命を変える辛い選択の時が訪れる――。
【キャスト】
ペ・イニョク「チアアップ」「烈女パク氏契約結婚伝」
キム・ジウン「わずか1000ウォンの弁護士」「となりのMr.パーフェクト」
チョン・ゴンジュ「偶然見つけたハル」「コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密」
パク・ジェチャン(DKZ)「セマンティックエラー」「我が家」
■関連リンク
・「チェックイン漢陽」日本公式サイト
・「チェックイン漢陽」OST配信サイト
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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