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ユ・アイン、映画「スンブ:二人の棋士」本編は編集なし…監督が言及“意図せず傷を負った”

Newsen
写真=Newsen DB
5年の時を経て映画「スンブ:二人の棋士」が公開される。

イ・ビョンホンは「お待たせしました」と、観客を迎える準備を終えた。「勝負」の監督はユ・アインが社会的物議をかもし、後悔が延期されたことなどについて「傷ついた」と話した。

7日午後、龍山(ヨンサン)区CGV龍山アイパークモールにて、映画「スンブ:二人の棋士」(以下、「スンブ」)の舞台挨拶が行われ、イ・ビョンホン、コ・チャンソク、ヒョン・ボンシク、ムン・ジョンヒ、チョ・ウジン、キム・ヒョンジュ監督が出席した。

韓国で26日に公開される映画「スンブ」は、大韓民国最高の囲碁のレジェンドであるチョ・フンヒョン(イ・ビョンホン)が弟子との対決で負けた後、生まれつきの勝負師気質でもう一度トップにチャレンジする物語だ。

イ・ビョンホンと共に、もう一人の主人公であるチョ・フンヒョンの弟子イ・チャンホは、ユ・アインが演じた。常習的に麻薬投薬をした疑いが持たれているユ・アインは、懲役1年を言い渡され、ソウル拘置所に収監されたが、2月18日に開かれた第2審で懲役1年・執行猶予2年に減刑され、法廷拘束から5ヶ月にして釈放された。

そのような中、「スンブ」の公開日が決定し、ユ・アインは釈放から1ヶ月でスクリーン復帰をすることになったが、「スンブ」はプロモーションで彼のシーンを徹底的に編集している。

これについてキム・ヒョンジュ監督は「予告編やプロモーションは、不特定多数の方が見るため、そのような点を考慮した決定だ」と伝えた。

写真=映画「スンブ」スチール
続けて「本編は、物語の構造や企画意図を考えると、完成した映画を編集する場合、物語が成立しないと思った。物語の重みがチョ・フンヒョンというキャラクターにあるが、(ユ・アイン演じたイ・チャンホに)言及せずに進めるには構造的な問題がある」と説明した。

そして「映画が公開されたら、納得していただけると信じたい」とし、「監督の立場からすると、世に出る前に意図せず傷を負ったが、映画館に足を運んでくださる方々に、最初の意図通りに映画をお見せするのが道理ではないかと思う」と本編編集に言及した。

2020年12月に撮影を開始し、翌年に終了した同作は、ユ・アインが服役することになり、公開を無期限延期した。配給会社が代わり、Netflixで初公開しようとしていた計画も変更されるなど、様々な過程を経て、配給会社BY4M STUDIOを通じて映画館で公開されることになった。

監督は「劇場公開を念頭に置いて撮影まで終えたので、映画をより映画らしくしてくれる映画館で観客と会えることが嬉しい」とし、「また、長い間一緒に汗を流し、努力してくれた多くの俳優とスタッフに感謝の気持ちを伝えたい」と話した。

イ・ビョンホンも「最近、ショーン・ベイカー監督が賞を受け取った際、映画館に対する愛を語っていたけれど、それに負けないぐらい僕も映画館という空間を愛している。色々なことがあったけれど、それでも映画館で観客に会うのが映画の最終目標だと思う。何よりも嬉しく思う」と伝えた。

そして彼は「結婚後、色々な映画に出演したけれど、この映画ほど義理の父から『いつ公開されるのか』と聞かれた映画はなかった。あの時代を知り、あの方を知っている人なら、この映画への待ち遠しさがどの時よりも大きかったと思う」とし、「囲碁マニアでなくても、ドラマとして面白く見られる映画だ。僕もすっかりハマってしまい『こんなにドラマチックなことが実際にあったのか』と驚いた。ストーリーが強い」と作品に対する愛情を伝えた。

映画「スンブ:二人の棋士」は、韓国で26日に公開される。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ペ・ヒョジュ

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