NewJeans「これが韓国の現実」インタビューでの発言に…韓国の弁護士が懸念を表明

21日、ソウル中央地方裁判所民事合議50部(キム・サンフン首席部長判事)は、ADORがメンバー5人を相手取って申し立てた「企画会社地位保全および広告契約締結などの禁止仮処分」に対し、認容判決を下した。
これによって独自の活動が不可能になった彼女たちはその後、米タイム誌と行った単独インタビューを通じて「残念だけれど、K-POP産業が一夜にして変化するとは思っていない」とし「これが韓国の現実かもしれない。韓国が私たちを革命家(revolutionaries)にしたいようだ」という言葉を残した。
これに関連し、キム&チャン法律事務所出身で法務法人ピル所属のコ・サンロク弁護士は自身のYouTubeチャンネルを通じて「懸念がある」とし「法廷の判断が出た直後にこのような態度を取れば『嘘をついて他の同僚を攻撃し、相手を悪魔化する方式で業界や会社の不正に立ち向かうということか』という批判を避けるのは難しい」と指摘した。
続けて「最初はADORのミン・ヒジン前代表と同調して親会社であるHYBEを攻撃し、他のレーベルとその所属アーティストを攻撃していたのに、今では産業を否定し、ついには裁判所までも無視して韓国全体を冷たい社会に追い込み、嫌韓発言を吐き出すに至ったとすれば、彼女たちが次に立つ場所はどこなのか」と問いかけた。
また「契約を無視して法律で解決できないと国会に駆け込み、それさえも通じないと、今度はK-POPアイドルの育成システムを西洋人の視点から批判してきたポップの本拠地の有力メディアに駆け込み、そこに合わせたような言葉を並べて殉教者を装う」と指摘した。
最後にコ・サンロク弁護士は「他でもない彼女たちの弁護士が法廷に有利だと提出した証拠で嘘がすべて明らかになったこの場で、英語で行う外国メディアとのインタビューと称して、それを持ち出して女戦士の役割を果たしたからといって、この問題の本質が覆い隠されることはない」とし「今こそ夢から覚める時だ。ミン・ヒジンに対する警察の捜査結果が出る時期がもうすぐだと予想する。今日書いたこの文章以降、NewJeansを直接批判することがないことを願う」と付け加えた。
コ・サンロク弁護士は、これまでHYBEがアーティストを商品のように扱ってはならないと発言するなど、NewJeansを支持する意思を表明した人物でもある。
・NewJeans、裁判所の決定うけ…米タイム誌のインタビューで心境語る「一つの段階に過ぎない」
・NewJeans、独自の活動が不可能に…裁判所が仮処分申請を認容
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・スンギル
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