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「恋するムービー」出演チャ・ウミン、日本映画の魅力を語る!憧れは菅田将暉“少年美に惹かれる”

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Ⓒ JUST ENTERTAINMENT

新進俳優チャ・ウミンがKstyleのインタビューに初登場。2021年にBLドラマ「The Tasty Florida」の主演としてデビューして以降、ドラマ「弱いヒーロー Class1」や「夜になりました~人狼ヲ探セ~」で強烈なインパクトを残し、2025年には「恋するムービー」を含む4作品以上の出演作が公開予定。日本公式サイトもオープンし、これからブレイク必至の彼のロングインタビューをお届けする。

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日本でも続々公開!話題のドラマに出演

――チャ・ウミンさんの出演作が日本で次々と公開されています。AMEBA TVで「スタディーグループ」、Netflixで「恋するムービー」、Disney+で「埋もれた心」が公開中ですが、反響はいかがですか?

チャ・ウミン:まず僕の出演作が配信を通じてたくさんの方々に見ていただけていることをうれしく思います。Xや他のSNSを通じて反響を感じていますし、フォロワー数などからも日本から感心を寄せていただけていることを感じて、とても感謝しています。

――それぞれの作品にオーディションを受けて出演が決まったそうですね。オーディションを受ける前に準備すること、心掛けていることはありますか?

チャ・ウミン:オーディションを受ける時は、監督と“人対人”として会うことが重要だと思っています。なので、最大限僕という人を見せるための方法をまずよく考えます。そしてオーディションがある程度進行していって、僕が作品の内容や台本を熟知できるような状況になれば、それに合わせたキャラクターを考えて準備します。

――監督はチャ・ウミンさんのどんなところに惹かれてキャスティングされたとおっしゃっていましたか?

チャ・ウミン:「スタディーグループ」では「まさに君がピ・ハンウルだ」とおしゃってくれました。「恋するムービー」では「今まで見せたことがない新しいキャラクターを見せてみたらどうか?」とおっしゃったことが記憶に残っています。「埋もれた心」の場合は、監督と別の作品のオーディションで何度かお会いしたことがあり、「次の作品は必ず一緒にやろう」と声をかけてくださって出演が決まりました。

――3作品ともまったく違うタイプのキャラクターを演じましたが、演じるうえで悩んだことなどを教えてください。

チャ・ウミン:「埋もれた心」はまだ全話公開されていないので、皆さんがどのように感じるかはわかりませんが、僕がこれまでに演じたキャラクターがこういうイメージのものが多かったので、どんなことを準備していけばいいのかある程度わかっていたのですが、むしろ「恋するムービー」のウ・ジョンフは本当に普通のキャラクターだから難しかったです。だから僕の普段の話し方を意識してみたり、周辺の友人たちの言動を観察したりとか、いろいろと試行錯誤しながら準備しました。

――共演者の方々との撮影で印象的だったことや、エピソードを教えてください。

チャ・ウミン:「スタディーグループ」では、ミンヒョン兄さん(ファン・ミンヒョン)と最後にやったアクションシーンが一番記憶に残っています。怪我をする危険性が高いシーンだったので緊張しましたが、お兄さんがとても配慮をしてくれて、その姿を見ながら学ぶべきことが多かったです。「恋するムービー」では、僕がとても緊張していたらキム・ジェウク先輩がいらして現場を一気に楽な雰囲気に変えてくださって、それがとてもありがたかったです。「埋もれた心」でもパク・ヒョンシク先輩がやはり先頭に立っていい雰囲気を作ってくださったので、本当に先輩たちからたくさんのことを学びました。
 

日本映画に感じる魅力「僕が発見できなかった日常のおもしろさ」

写真=TVING
――作品を終えて、役から抜けるための自分なりの方法はありますか?

チャ・ウミン:まだ明確に見つかっていなくて模索しているところなんですが、今やっている方法は近所を散歩することや、好きなカフェに行くとか、日常に戻るルーティーンをすることですね。好きなものを食べて、好きな時に好きなことをするとか……。

――趣味がとても多いそうですね。

チャ・ウミン:はい、趣味富豪と言われています(笑)。

――忙しくてなかなかオフが取れないと思いますが、オフがあれば何をしたいですか?

チャ・ウミン:まずはたくさん寝たいです(笑)。その次に漫画や本を読んで、夜になったらウイスキーを1杯だけ飲んで寝たいです。

――読書がお好きだと聞いていましたが、漫画も読まれるんですね。

チャ・ウミン:はい、アニメも漫画も好きです。

――最近、見たアニメや漫画は?

チャ・ウミン:最近の最愛アニメは「僕のヒーローアカデミア」です。大好きで3回は見ました。成長ストーリーが好きですし、そこにヒーロー物の魅力も加わってすごくおもしろいです。漫画が42巻で最終回を迎えたと聞きましたが、それを読む前に「また(アニメ)を見返さないと」と思っているところです(笑)。

――次に演じてみたい役、目標は?

チャ・ウミン:僕の年齢、20代という年齢だからこそ演じることができる青春の話。韓国映画で「二十歳」という作品がありますが、そんな感じの作品をやってみたいです。そして機会があったら日本でも撮影がしてみたいです。なぜなら日本映画がとても好きなんです。

――日本映画はどんな作品がお好きですか?

チャ・ウミン:本当にたくさんあるので、話し始めたら一晩中語れます(笑)。あえて1つだけを挙げるならば、樹木希林さんが出演している「あん」です。あとはオダギリジョーさんの「転々」とか。

――韓国の若い俳優さんやアイドルの方々が好きだと挙げる日本映画とは少し違う、通好みの作品を挙げられますね。本当に日本映画がお好きなのがわかります。

チャ・ウミン:「First Love 初恋」も好きです。これは若い人好みの作品ですよね(笑)。

――日本映画の魅力はどんなところにありますか?

チャ・ウミン:僕が考える魅力は“あまりにも日常的であること”です。ありきたりな日常の中で僕が発見できなかった日常のおもしろさを映画の中に落とし込んでいることが日本映画の魅力ではないかと思います。

――日本映画の話が出ましたが、韓国の作品はどんなものをご覧になっていますか?

チャ・ウミン:最近は「トラウマコード」を見ました。すごくおもしろかったです!
 

自分の武器は「演技の繊細さ」

写真=TVING
――これからどんな俳優になりたいですか?

チャ・ウミン:最近、同じような質問を受けたのでよく考えてみたのですが、ファンミーティングをした時に「愛を受ける資格のある俳優になりたい」と申し上げたんですね。今はその気持ちがより強くなりました。そしてもっと明確な目標を挙げるならば、今このようにインタビューをしていただいているのも日本のファンの皆さんが関心を寄せてくださるからなので、日本のファンの皆さんにお会いして皆さんの反応を直接感じてみたいです。また作品の面で言うならば、今僕の年齢で演じることのできるキャラクターを着実にやっていきながら、年齢を重ねてより期待ができる、そんな俳優になることが目標ではないかと思っています。

――自分の武器はどんなところにあるとお考えですか?

チャ・ウミン:“繊細さ”だと思います。監督さんたちから「君は演技を繊細にする」とフィードバックしてくださるので、それが武器だと思います。

――配信サービスの普及もあり、海外からもリアルタイムで韓国ドラマが見られるようになり、日本や他の海外からの注目もより大きくなっていると思いますが、俳優として感じていることや、世界からの反響を実感することはありますか?

チャ・ウミン:もちろんSNSのフォロワー数の増加などで実感することもありますし、僕の出演作に触れていただける手段が増えたことからも実感しますね。また昨年ファンミーティングをした時に、わざわざ僕を見るために海外から来てくださる方もいらったので、少し実感することができました。

――日本のファンの皆さんからは、チャ・ウミンさんのどんなところが好きだと言われますか? SNSでコメントが寄せられると思いますが……。

チャ・ウミン:……恥ずかしいんですけど、外見について褒めてくださることが多いです。だから読みながら、恥ずかしがっています(笑)。

――具体的にはどんな誉め言葉が?

チャ・ウミン:猫みたいとか……(と言いながら、すごく照れる)。

――普段、エゴサはするほう? しないほう?

チャ・ウミン:しないです。父が時々ファンの方々のコメントをキャプチャーして送ってくれるので、それを見るくらいです。実は僕は自分の作品はほとんど見ていないんです。恥ずかしくて……。だから友だちにモニタリングしてもらっています。

――今日、このようにお話させていただくまでは趣味も多く活発な方ではないかと思っていましたが、話してみると質問に対して慎重に考えて静かにお話しする姿が印象的でした。実際のチャ・ウミンさんは活発なほうですか、もの静かなほうですか?

チャ・ウミン:実は普段もそういう言葉をよく聞ききます(笑)。活発なイメージを持たれますが、実際には落ち着いているほうですね。もちろん友人といる時は今の姿よりは活発でふざけたりしますが、普段は結構テンションが低めです(笑)。

――友達の話を聞くほうですか? 自分から話すほうですか?

チャ・ウミン:聞くほうですね。
 

2度の東京旅行で大森へ「適当に指をさしたところが…」

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――日本にいらしたことは?

チャ・ウミン:去年と、その前に一度。2度東京に行きました。最初は新宿、2度目は大森方面に行きました。

――日本の印象はいかがでしたか?

チャ・ウミン:実は僕の初めてのひとり旅が日本だったんですね。新宿に行ったら僕が想像していた通りの日本だったので、すごく楽しかったです。2度目はもう少し日本の人たちが普段暮らしている姿を見たいと思って大森に行ったんです。そこで立ち飲みのお店があって、会社帰りでスーツ姿のサラリーマンの方々と話をしながらお酒を飲んだ思い出があります。日本の方々の日常に僕が少し溶け込めた気がして、とても楽しかったです。

――なぜ大森に行ったのですか?

チャ・ウミン:それがちょっと笑えるんですけど、なんの情報もなく、都心部の路線図が円形じゃないですか。円の中でぐるっと適当に指をさしたところが大森でした(笑)。

――サラリーマンの方々とはどのようにコミュニケーションをとったのですか?

チャ・ウミン:子供の頃からアニメを見ていたせいか、なんとなく聞き取れたんです。酒の力を借りて勇気を出して日本語を話して、通じなきゃ翻訳機を使って、そんな風に話をしました。

――次に日本に来た時、個人的に楽しみたいことがあれば教えてください。

チャ・ウミン:札幌に行ってみたいです。僕が抱いている日本に対するロマンの1つが、雪が降る日本を見てみたいということなので。あとは日本でサーフィンもしてみたいです。

――サーフィンもできるんですか?

チャ・ウミン:いいえ。日本で習ってやってみたいです。

――好きな日本の食べ物や食べてみたいものは?

チャ・ウミン:食べものはなんでも好きです。食べたいものは……日本に行ったときに食べたいものはほとんど食べたんですけど、焼き鳥だけは食べなかったんですね。だから次は焼き鳥を食べたいです。
 

菅田将暉の“少年美”に惹かれ…

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――日本の音楽は聞きますか?

チャ・ウミン:日本の音楽も本当にジャンル問わずよく聞きます。ジャズも聞きますし、J-POPも好きですし。坂本龍一さんやSPYAIRとか、菅田将暉さんも好きです。菅田将暉さんは僕の好きな俳優さんでもありますし、僕が望んでいる俳優像でもあります。

――あるインタビューで菅田将暉さんのようないろいろな方面で活躍できる俳優になりたいとおっしゃっていましたね?

チャ・ウミン:それで今、マネをしてちょっと髪を伸ばしているんです(笑)。2018年に後ろ髪が長い髪形をされていましたが、その髪型も一度やってみたいです。

――菅田将暉さんのどこがそんなに好きなのですか?

チャ・ウミン:もちろん今の雰囲気とは少し変化がありますが、以前の作品で見た“少年美”に惹かれました。まだ大人の男にはなっていない少年だけが持っている少年美がとても魅力的でした。僕もそんな雰囲気が出せる俳優になりたいです。

――2月に日本で公式サイトがオープンしてファンクラブもできましたが、日本のファンの皆さんとどんなことがしてみたいですか?

チャ・ウミン:まずはファンミーティングをして直接お目にかかりたいです。公式サイトでもさまざまなコンテンツを通じてコミュニケーションがとれたらいいなと思っています。

――日本のファンに聞いてみたいことは?

チャ・ウミン:僕が演技したキャラクターの中で最愛のキャラクターを聞いてみたいです。

――最後に日本のファンとKstyleの読者にメッセージをお願いします。

チャ・ウミン:日本のファンの皆さんが僕という人、そして俳優チャ・ウミンを大切に思ってくださっていることを感じています。多くの関心を寄せてくださっていることに感謝の言葉を伝えたいです。これから活動を活発にして直接お会いできる機会があれば、その時にお会いしましょう!

――ぜひ、日本にいらしてください。

チャ・ウミン:はい、必ず行きます!



(取材:安部裕子)

■サイト情報
「Cha WooMin JAPAN OFFICIAL SITE」

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■関連リンク
・チャ・ウミン 日本オフィシャルサイト
・チャ・ウミン 日本オフィシャルX

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部

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