児童の性の商品化と批判…新番組「UNDER15」制作陣が会見で涙も“性的に捉えられて驚いた”

本日(25日)午後、ソウル市麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)のスタンフォードホテルにてMBNの新オーディション番組「UNDER15」の制作に関する緊急会見が行われた。
緊急会見を通じてファン・イニョン代表は、「『UNDER15』に関連して様々な論争と疑惑が提起されている。そのことについて、非常に残念で、ご心配をおかけし、申し訳なく思っている。番組を制作していると、褒められて、やりがいを感じる瞬間もあるが、予期せぬ論争に巻き込まれることもあり、その過程で時には私たちが考えられなかった点について認識し、成長するきっかけにもなる」とコメントした。
続けて「今回のケースは、あまりにも予想外の疑惑がまるで事実であるかのように拡大されている。制作会社クレアスタジオだけでなく、このプロジェクトに参加した多くの参加者、出演者、協力してくださった一流のマスタートレーナーの方々、私たちスタッフまで、非常に名誉を傷つけられている状況だ」とし、「どうすればこのような論争を終わらせることができるのか考え始め、最善を尽くさなければならないと思った」と説明した。
そして「このような異例の場を設けることになり、今日この場で私たちは、私たちが考えている事実と異なる部分に対して取り急ぎ釈明したかった。正確に釈明すべき部分は釈明し、私も放送に携わって25年目になったが、番組を作る人は100の言葉よりコンテンツで評価され、それを通じて大衆に認められなければならないと学んだ」と伝えた。
また、先行公開された映像と写真の中で参加者たちは濃い化粧をし、肩や腰などが露出する服を着ており、プロフィール写真にはバーコードが描かれていたため、女性未成年者を対象とした性商品化という批判を浴びた。

続けて「学生証のコンセプトから、9歳の少女の性売買や、性的な話が出てくることにとても驚いた。また、これを制作したのは女性スタッフだ。現場のスタッフの90%が女性で、女性労働者への性認識が低いというわけではない。これを現場で制作しているのは、女性であることを認識していただきたい」と強調。
記者会見の途中ファン・イニョン代表は「そのようなプログラムではないのに……」と涙を流す姿を見せた。
その後、番組の放送中止に懸念を示した。当初、今月31日に放送予定だったが、MBNは先月21日、放送の可否を全面的に再検討すると明らかにした。
このことについてソ・ヘジン代表は「すでに2週間前に1話についてMBN審議チーム、企画室編成チームの皆さんがすべて見て、放送通信審議委員会にも原本を送った。 彼らが何の問題もないと内部で判断した」とし「これまで撮影されたものを先に編集して事前に審議を受けた後、放送日を調整するつもりだ」と説明。
ヨン・ソクインプロデューサーは「子供たちは放送されないと考えていない。今この瞬間もどこかで練習をしているだろうし、自慢したいのが子供たちと両親の心情だと思う。そのような子供たちが、歪曲された情報によって傷ついていることがとても残念だ」と付け加えた。
「UNDER15」は、グローバル初となる15歳以下のK-POP新人発掘プロジェクトを掲げた第5世代ガールズグループ育成オーディションだ。31日に韓国で放送開始を控えているが、最近参加者のプロフィールとティーザー映像が公開された後、「児童の性の商品化」などと批判の声が寄せられている。
・児童の性の商品化と批判・中止要請も…新オーディション番組「UNDER15」本編の予告映像を公開
・満9歳の参加者も…新オーディション番組「UNDER15」議論をうけ公式コメントを発表
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ミョンミ
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