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「春画恋愛物語」KARA スンヨン、19禁の演技にメンバーの反応は?“衝撃を受けたファンも”

Newsen
写真=YG ENTERTAINMENT
KARAのスンヨンが、初めて19禁の演技に挑戦した感想を明かした。

スンヨンは韓国で最近放送終了した「春画恋愛物語」で、自分の意思をはっきりと示す、プライドの高いジウォン役を熱演した。

彼女は、強いまなざしと話し方でジウォンの強い意志を繊細に表現した。女性たちが声を出すことが難しかった時代の中で、主体的な女性を描き、「春画恋愛物語」の女性の叙事をリードする核心的な人物として活躍し、好評を得た。

スンヨンは「撮影が終わってから時間が経ちましたが、確かに公開が終わると、本当に終わったと思って、少し寂しくもあります。長い間ジウォンというキャラクターを抱えていて、公開までは最初の撮影日から1年ほどかかったと思います。視聴者にどのように見えるのか心配も多かったですが、これまで監督、一緒に撮影した同僚俳優たちとも仲良く過ごしてきました。なんだか卒業アルバムのような気もしています。ついに終わったというすっきりとした気持ちと、寂しさもあります。すごく寂しかったです」と話した。

続いてAra、ト・ヨンジン、イム・ファヨンら女優たちとの共演については、「とても仲良くしていました。女性が集まって撮るシーンが多く、雰囲気が良かったです。チーム(KARA)の活動もして、『青春時代』を撮影した経験もあります。今回もおしゃべりをしていて少し怒られたり、とても楽しく撮影しました。性格が良く合って、ドラマの撮影中も時々会っていました」と満足感を示した。

成人向けの時代劇であるため、負担もあった。スンヨンは「タイトルがそうなっていますが、私たちはとても良い作品だと思っています。叙事にそういった部分があることについて、監督とたくさん話しました。最初にミーティングをする時からそういった部分が大きかったので、負担もありました。制作会社や監督とたくさん話し合って、合わせていきました。官能的というよりは、キレイに収められることを願っていました。ジウォンの恋愛には純粋な面が必要なので、あまりにも19禁という点に集中すると、魅力が半減する恐れがあると思ったんです」と打ち明けた。

続いて、主演より助演の露出が比較的多かった部分に関する問いには、「演出的な部分や、制作会社がそういったことを望む部分において、私は(主演)女優として言えることはないと思います。私は女優として割り当てられたものを一生懸命に演じました」とつけ加えた。

とても童顔で、若くしてKARAメンバーとして活動しただけに、スンヨンの初めての19禁演技に驚いたファンは少なくなかった。スンヨンは「実を言うと、KARAの衣装より露出はなかったです。衣装をだけを見ると、ワイドパンツにトップスです。そして長いズボンです。おそらく初夜という設定、妙な雰囲気、自分から主導的に男性をリードしなければならないという設定、その日の照明のため、そう思われるようです」と笑った。

彼女は「私は仕事だと受け入れました。もし演技をする上で、あのようなことが難しく、負担に思えるのであれば、幅が狭くなってしまいそうな感覚がありました。デビューした時から私は成人でした。一度も未成年の姿を皆さんに見せたことがないのに、なぜそこまで衝撃を受けるのか少し分からないところはありますが、自分の考えを持って、素敵な作品があれば頑張ってやっていきたいです。デビューする時も童顔の話があったので、若いイメージが構築されているようです」と話した。

続いて「私のアイデンティティは私です。成人女性であり、女優で、歌手もやっていて、様々なことをやっています。この作品への出演を決める際、濃密なキスシーンがあることはそこまで考えませんでした。女優として演出に自然について行くべき部分があると思いました。ですが、思ったよりファンの皆さんが驚いたようです。それでも成人の女優なので、ある程度はこなすべき部分なのではないでしょうか。克服していく必要があると思います」と話した。

また、「演技が恥ずかしくなかったと言えば嘘になります。でも、相手役が私より10歳ほど若いので、私がそこで恥ずかしがったりするとみんなが気まずくなると思い、覚悟を決めて、キレイに見えるように努力しました」とつけ加えた。

視聴者の反応を見て、力を得たこともあったという。スンヨンは「時代劇に出演すること自体に負担がありました。最初の演技が時代劇だったのですが、その時とても難しかった記憶があります。長い間時代劇の経験がなくて、今になって時代劇に出たのに、昔と同じだったら大変だというプレッシャーがとても大きかったんです。その間に時代劇のトレンドも変わりました。話し方はより現代っぽくなり、私たちのドラマも時代劇ではありますが、仮想の時代を背景にしたライトな時代劇なので挑戦できました。大きく成長した姿を見せなければならないと思い、徹底的に準備しました。思ったより良かったという反応を見ました。とにかく、すごく怒られなかったということだけでもとても嬉しいです。周りからも第1、2話のキスシーンに関する話をたくさん聞きました。成長したねという反応でした」と明かした。

スンヨンの大胆な演技に、ファンの反応も分かれた。彼女は「衝撃的だったという意見と、スンヨンも今ではすっかり女優だという反応に分かれているようですが、どちらでも私に関心があるから反応があるわけなので、ありがたく思っています」と話した。

続いて「デビューは若い時にしたけれど、一緒に成長するものだと思います。お互い支え合い、頼るのが良い関係だと思います。ファンの皆さんも多分、私が女優として成長していく姿を嬉しい気持ちで見守ってくださると思います。そして時々歌も歌い、ファンミーティングをやってほしいファンもいます。演技だけやっていると歌手の仕事がしたくなり、歌手をやっていると演技の仕事をしたくなるんです。そうして両立するとシナジー(相乗効果)が生まれると思うので、幸せにやっています」とつけ加えた。

KARAのメンバーもスンヨンの一風変わった挑戦を応援した。スンヨンは「メンバーは撮影する時から期待していました。まず、19禁という部分について“お姉さんがそんなことするの”という反応があり、相手が10歳年下ということ、兄が一回り違うということで、もう一度からかわれました。ドラマが公開されてからも面白いと、思ったより年の差が感じられなくて成功したねとも言われました」と微笑んだ。

酷評に対する懸念は、スンヨンにとって原動力であり、ストレスだ。彼女は「懸念はいつもあります。それは原動力でもあり、ストレスでもあると思います。今回、怒られることがなくて本当に嬉しく、監督のおかげで楽しく、様々なことができました。監督にも感謝しています。どうしようと思う場面も、監督がしっかりと演出してくれてキレイに仕上がったと思います」と話した。

いつの間にか演技を始めて10年が過ぎた。スンヨンは「正直に言って、遅いと思います。あまりにもゆっくりやっているじゃないですか。昔は何かやる度に悪口を言われる時期もあったんです。どうしてだろうと落ち込むこともありましたが、今はそうではありません。歌手スンヨンとして先に見てくれた人の方がずっと多いですが、“よくよく見たらスンヨンだった”という反応もあって、そういった話を聞く度に嬉しくなります」と明かした。

続いて「今回も時代劇で、キャラクターだけを見た時、幼い頃から成長した姿まで、大きな幅があったと思いますが、これをひどく怒られることなく無事に終えたことを嬉しく思います。作品に上手く溶け込む力がある程度はついたのではないかと思います」と成長過程を振り返った。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ファン・ヘジン

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