元SISTAR ソユからMAMAMOO ファサまで、極端なダイエットでパニック障害や拒食症に…“美”の基準に苦悩(動画あり)
写真=SBSスペシャル「ボディメンタリー『体重』に関する告白」
K-POPスターたちが、体重について告白した。最近韓国で放送されたSBSスペシャル「ボディメンタリー『体重』に関する告白」は、K-POPを代表する女性スターたちの生涯を通じて、偏った美の基準が彼女たちに与えた影響を語り、瞬間最高視聴率2.8%を記録した(ニールセン、首都圏基準)。
「ボディメンタリー『体重』に関する告白」には、一世を風靡したキム・ワンソン、KARAのスンヨン、元Secretのヒョソン、元SISTARのソユ、MAMAMOOのファサが出演し、身体の美しさについて語った。華やかな外見の裏に隠れていた彼女たちの率直な告白は、視聴者に衝撃と共に深い共感を呼んだ。
「食べられない女性たち」「身長-120」「羞恥、心」「最低体重」「私の摂食障害」「ジレンマ」の6つのチャプターで構成されたボディメンタリーは、不文律のようなアイドルの外見の基準に反していたファサの話から始まる。個性的なルックスで自信に満ちていたファサは、デビュー初期に経験した脱退署名運動を思い出し、「アイドルの宿命だが、特に当時は美の基準が厳しかったようだ」と苦笑いした。
ルックスの管理まで仕事の領域だと考えていたスンヨンは、「ミスター」の活動当時を振り返り、苦笑いを浮かべた。お腹を露出したローライズパンツと短いトップスを着こなすために、水だけを飲みながら数ヶ月間活動していたため、より痩せたという。
ソユとファサは、純粋に歌手の夢を抱いていた幼少期から直面した予想外のハードルを率直に語った。毎日体重を測って評価されていた練習生時代、ファサは黒胡麻のきなこ餅をこっそり食べて、罪悪感で吐いてしまったという。その後、拒食症にうつ病まで発症し、「これはダメだ」と思ったという。急激なダイエットで路上で倒れて救急搬送されたソユは、点滴を打ちながらも体重が増えることを心配し、その後パニック障害まで発症したという。
極端な体型管理のストレスの中でも、「身長-120」(※身長から体重を引いた値が120でなければならないという厳しい基準)は避けられなかった。まるでアイドルの公式のような体重計算法のために、数字に執着するしかなかったという彼女たち。過食と急激なダイエットを繰り返したというヒョソンは、50kgで活動した頃を思い出し、「職業的な道理を果たせなかったと思った」と打ち明けた。
体重という“数値”を達成できなければ“恥”を感じなければならなかったこの束縛は、長い間続いてきた。1980年代後半、韓国の大衆歌謡界にセンセーションを起こし、“ビデオ型歌手”の時代を開いたキム・ワンソンも例外ではなかった。大きな交通事故で急に4~5kg痩せて最低体重を記録したという彼女は、スリムな体型が好反応を得ると、15年間その体重を維持した。アイスクリームを数口食べてステージに立った当時を、「輝いていた分、お腹が空いていた時代」と振り返った。
2024年、外見に対する評価はいまだ進行形だ。「ハリウッドスターたちのアンチコメント読み上げ」のように、自分の容姿に関するアンチコメントを読む時間もあったが、それを淡々と受け入れることができるようになるまで、彼女たちはひどく傷ついた。特に、美へのプレッシャーを「Maria」に込めたファサは、自身の曲で勇気を得たというファンを見て、これからも歌を出し続けることを誓ったという。
拒食症、過食症、パニック障害、特発性蕁麻疹など、最低体重を記録し、それぞれの試練を経験したキム・ワンソン、スンヨン、ヒョソン、ソユ、ファサ。彼女たちの屈曲された人生の瞬間に見逃していたのは、他でもない“本当の自分”だった。底をついてから気づいた真実を伝えるために、このドキュメンタリーに参加したという。
韓国の国民健康保険公団によると、最近5年間で20歳未満の女性拒食症患者が97.5%増加したという。この時点で制作陣は、一度くらい私たちが考える美の基準について率直に語る必要性を感じたという。「ボディメンタリー『体重』に関する告白」は「あなたはどうですか?」と私たちに問いかけている。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・スイン
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