Kstyle
Kstyle 13th

Netflix「おつかれさま」パク・ボゴム“IUさんは心が本当に広い方…刺激をもらえて楽しかった”

Newsen
写真=Netflix
Netflixシリーズ「おつかれさま」に出演したパク・ボゴムが、作品の裏話を明かした。

同作は、済州島(チェジュド)で生まれた反抗児のエスン(IU)と、彼女に一途なグァンシク(パク・ボゴム)の冒険いっぱいの日常を、四季を通じて表現したドラマだ。1960代の済州から2025年のソウルまで、彼らの70年が描かれる。

パク・ボゴムは運動も商売も、どんな辛いことも文句を言わずにやって見せるグァンシク役を演じた。エスンのために生きるグァンシクそのものになったパク・ボゴムは、初々しい初恋、頼れる家長、胸がしめつけられるような父親の姿など、様々な顔を見せ、視聴者から好評を得た。

――「おつかれさま」の公開後、反応は見ましたか?

パク・ボゴム:グァンシクという人物を好きになってくれて、愛してくださり、素敵な人物だと言ってもらえてよかったです。皆さんご覧いただいたのでお分かりかと思いますが、作品自体が温かさと慰めを届けてくれるので、一緒に参加できるだけでも嬉しかったです。皆さんに愛していただき感謝しています。

――除隊後、最初のドラマとして「おつかれさま」を選んだ理由は何ですか?

パク・ボゴム:脚本家さんの文章が素晴らしかったです。弱者を守る大人たちの姿がとても素敵でした。ドラマのオープニングを最後まで見ればお分かりかと思いますが、そこで見える作画がこのドラマ全体の物語を見せてくれていると思います。手と手が出てきて包んでくれて、覆ってくれるシーンを覚えていますか。大人たちがグァンシクとエスンだけでなく、皆が皆をいたわり、お互いを気にかける温かい思いが、台本を読む時も全て伝わってきました。脚本家さんのファンでもあるため、参加したいという気持ちが大きかったです。

――比較的短い登場になることを知りながら参加したのでしょうか?残念だという反応もあります。

パク・ボゴム:分かった上で参加しました。それだけグァンシクという人物を好きになってくれて、懐かしんでくれたことがありがたいです。脚本家さんの文章を読んで“本当に素敵だ。この作品に出演したい、自分のフィルモグラフィに残すこと自体が意味のあることだ”と思いました。僕だけでなく、出演した全ての俳優たちが主人公だと思います。そのため、最後まで温かく、多くの方々の心の中に美しい花を咲かせる作品になることを願っています。

――若いグァンシクから中年のグァンシクまで、演技を見てどのように感じましたか?

パク・ボゴム:4人のグァンシクが登場しますが、幼いグァンシクをとても上手に演じてくださり、僕も助かりました。(パク)へジュン先輩もそうですし、ドラマを見て、この一人の人物を皆滑らかに繋げて表現してくれたと思いました。僕はとても恵まれていたと思います。あまり言いませんでしたが、へジュン先輩にも、チョンムさんにも感謝しています。

――登場シーンの分量に対する名残惜しさはありませんでしたか?

パク・ボゴム:多くの方々が坊主時代と、ボブヘア時代を懐かしんでくださいますが、青年の姿がもっとたくさん出てきたらさらに面白かったかもしれないとは思いました。しかし、エスンとグァンシクの人生を描いた作品なので、全ての俳優が同じ気持ちだと思います。皆が主人公だと思います。

――大人のグァンシクとのシンクロ率について色々な話がありますね。

パク・ボゴム:僕は良かったと思います。身長も高く、ハンサムで素敵な方ですので、グァンシクという人物をどのように表現してくれるか気になっていましたし、楽しみでした。台本読み合わせの時、それぞれのトーンで演技をしましたが、その時が唯一、トーンを合わせられる時間でした。ドラマを見たら、先輩はとても自然に見えました。僕はむしろありがたくも申し訳なかったのが、“こうするつもりですが、どうでしょうか”ともっと話せばよかったのに、台本読み合わせの時、僕のトーンを聞いて、それに合わせて表現してくださったことです。

――パク・ボゴムさんとグァンシクのシンクロ率はどのくらいですか?

パク・ボゴム:170%くらい? 家族を愛し、大切な人に気を配ろうとする心が似ています。一人の人を愛すれば、本当に心を尽くして表現します。積極的な表現を言語的にはしませんが、僕はできる限り言葉をかけようとする方です。

――父親役は初めてだったと思いますがいかがでしたか?

パク・ボゴム:子供が好きなので、撮影時も楽しく撮影した記憶があります。子役たちのお母様、お父様が一緒に来られるので、それを見ながら胸がいっぱいになったりもしました。愛情を持って育ててくださる両親の愛を見守りながら、「自分に似た生命体がどれほど貴重で大切だろうか」という気持ちで、撮影する度に、両親の気持ちになって撮影した記憶があります。子役たちも皆大変だったのに集中して熱演してくれたおかげで素敵なシーンが撮れたと思いますので、嬉しくて幸せです。

――IUさんが行く先々でパク・ボゴムさんを褒めていました。

パク・ボゴム:IUさんこそ、“心の体力”が素晴らしいです。エスンだけでなくクムミョンまでこなければならなかったので、厳しいスケジュールの中でやらなければならないことが多かったです。そんな中でも“心の健康の体力”をうまく保っているIUさんが素敵でした。『おつかれさま』と言ってあげたい方でした。同い年の方に会って演技できるというのもありがたい縁であり、貴重な作業でした。多くの人を気にかけていました。心が本当に広い方だな、このような素晴らしい姿を学ばなければならないと思いました。演技的にも音楽的にも、並行しながら多くの方々にインスピレーションを与えるアーティストのIUさんに会って、僕も刺激を受けて楽しかったです。会えて楽しかったし幸せでした、ありがとうと言いたいです。

――軍生活は演技にどのような影響を及ぼしましたか?

パク・ボゴム:キャラクターの幅が広がったと思います。軍隊にいる時、「グッドボーイ」を見て挑戦したいという気持ちが生まれました。以前より大胆になりました。様々な活動に触れて経験することが多くなりました。人を通じて知る感情を知ることになり、作品で表現できる限界が、少し多様になったと思いました。様々なジャンルとキャラクターで挨拶したいと思います。

――今年の計画を教えてください。

パク・ボゴム:「おつかれさま」のプロモーションが終わった後、「グッドボーイ」のプロモーションをします。今年は視聴者の皆さんにたくさん会える幸運の時間だと思います。グァンシクとは違うキャラクターなので、楽しく見ていただきたいです。休まずに走ろうと思っています。「グッドボーイ」の撮影も終えましたが、プロモーションが終わったら次回作でまた挨拶しようと一生懸命悩んでいます。新しい姿を見せ、楽しい話を聞かせられたらと思っています。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ミンジ

topics

ranking