ホン・サンス監督、韓国から6人目!カンヌ国際映画祭に審査員として招待

「第78回カンヌ国際映画祭」(以下、カンヌ映画祭)は29日、公式ホームページとSNSなどを通じてコンペティション部門の審査員9人を公開した。韓国のホン・サンス監督が含まれ、注目を集めた。今年は韓国映画が一本もカンヌ映画祭に招待されなかった中、ホン・サンス監督の審査員招待が注目を集めた。
今回のカンヌ映画祭の審査員には、審査委員長である女優のジュリエット・ビノシュとホン・サンス監督をはじめ、ハリウッドの女優兼監督のハル・ベリー、イタリアの女優のアルバ・ロルヴァッハー、アメリカの俳優ジェレミー・ストロング、インドの監督パヤル・カパディア、コンゴの監督兼脚本家のディエウド・ハマディ、メキシコの監督カルロス・レイガダス、モロッコの作家レイラ・スリマニが参加する。
このうち、ホン・サンス監督は韓国の監督兼脚本家として紹介された。彼はシン・サンオク監督、イ・チャンドン監督、女優チョン・ジョンヨン、パク・チャヌク監督、俳優ソン・ガンホに続き、韓国では6人目にカンヌ映画祭の審査員に抜擢された。

実際、ホン・サンス監督は、カンヌ映画祭に12回も招待された。1998年に「カンウォンドのチカラ」で「第51回カンヌ国際映画祭」ある視点部門に出品されたことを皮切りに、次の作品である「オー!スジョン」も2000年に「第53回カンヌ国際映画祭」のある視点部門に出品された。また、2004年と2005年にはそれぞれ「女は男の未来だ」と「映画館の恋」が2年連続でコンペティション部門に選出された。
また、2008年には「よく知りもしないくせに」が、カンヌ映画祭監督週間に出品されたほか、2010年には「ハハハ」、翌年には「次の朝は他人」が相次いである視点に選出され、2012年には「3人のアンヌ」がコンペティション部門に出品された。さらに「クレアノ カメラ」は、2016年の特別上映に出品され、翌年には「それから」が再びコンペティション部門に出品された。このほかにも、2021年には「あなたの顔の前に」でプレミア部門に出品され、2023年には「私たちの一日」で監督週間に招待され、現地のファンに会った。
彼は最近、不倫関係である女優キム・ミニとの間に息子が誕生。婚外子出産として世間を騒がせた中、出産から約3週間後に赤ちゃんを連れて散歩する目撃談がネット上で拡散され、話題を呼んだ。
ホン・サンス監督が審査員として招待された今回のカンヌ映画祭は、5月13日から24日までフランス・カンヌで開催される。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ヨン・フィソン
topics