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「鬼宮」BTOB ソンジェ、ようやく謎が解けるも…衝撃的な展開に【ネタバレあり】

OSEN
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「鬼宮」放送画面キャプチャー
八尺鬼の謎がようやく解けた中、ユンガプ(BTOB ソンジェ)の霊が肉体を取り戻し、カンチョリ(ソンジェ)の行方が曖昧になる衝撃的な展開が繰り広げられた。

30日に韓国で放送されたSBS金土ドラマ「鬼宮」第13話では、カンチョリとヨリ(宇宙少女 ボナ)、そしてイ・ジョン(キム・ジフン)が王家の秘密と恐ろしい怨霊である八尺鬼(ソ・ドヨン)が生まれた経緯を知り、八尺鬼の恨みを晴らす天道祭を準備する一方、八尺鬼とプンサン(キム・サンホ)が現世に連れ出したユンガプの霊魂を危険にさらす策略が描かれ、一刻も目を離すことができなかった。これと共に第13話は最高視聴率10.7%、全国9.8%、首都圏9.3%を記録し、同時間帯視聴率1位および週間ミニシリーズ視聴率1位を獲得し、“無敵の金土ドラマ王座”の力を再確認させた。

この日の放送は、八尺鬼と王家の秘密が眠っているクァンアム文集の中の生き生きとした記録とともに始まった。100年前、王ヨンジョン(イ・ギュハン)は戦争の痛みに都城を捨てて、敵軍の追跡のため、風前の灯のような状況に陥ったが、この時、助けになったのが軍官チョン・クムヒ(ソ・ドヨン)だった。チョン・クムヒの提案でヨンダムゴルに避難していたヨンジョンは、敵国に進路を発見されたため、ヨンダムゴルを餌にして方向転換した。敵国に滅ぼされることを想定して決めたことだった。結局、ヨンダムゴルは火の海になり、チョン・クムヒは自分のせいで故郷の人々が滅ぼされたという自責と怒り、恨みに包まれたまま息を引き取った。ここにチョン・クムヒの恨みとヨンダムゴルの人々の恨みが絡み合い、現在の八尺鬼となったのである。

カンチョリ、ヨリ、イ・ジョンがこのような悲惨な真実と向き合う中、もう一つの衝撃的な出来事が起こった。ヨリが八尺鬼が吐き出したユンガプの魂を発見したのだ。カンチョリは、ビビ(チョ・ハンギョル)の夜光珠(強大な霊力を秘めた珠)を飲み込んだ後、強大になった八尺鬼がユンガンプの霊を見逃すはずがなく、わざと吐き出したのだと推測し、不安感を募らせる。一方、ヨリは消えたユンガプの魂を見つけるために精一杯の祈りを捧げながらも、一方で混乱した心を隠せなかった。ユンガプに肉体を返すのが当然だと思ったが、目の前でクマのように振る舞うカンチョリが目に焼き付いていたのだ。

それと同時に、もう一つの不思議な出来事が起こった。ガソプ僧侶(イ・ウォンジョン)がカンチョリに与え、カンチョリがインソン(シン・スルギ)に預けていた草が数十年ぶりに花を咲かせたのだ。実はこの花は、イムギ(韓国の伝説に登場する想像上の動物)が服用すれば、八尺鬼のような強大な怨霊を相手にする際に、夜光珠を奪われず、それを完全に使い果たすまで持ちこたえる効能を持っていた。そのため、カンチョリは偶然にも八尺鬼の正体が明らかになったタイミングで、時期尚早に花を咲かせたこの草を見て複雑な心境を隠せなかった。

一方、カンチョリとヨリ、そしてイ・ジョンは、チェ・ウォヌ(アン・ネサン)がクァンアム文集を隠すために殺害したチャン・オンス(イ・テゴム)の天道祭を行い、チェ氏一族を執拗に苦しめてきた八尺鬼の恨みを晴らし、都城に戻った。カンチョリとヨリは、ガソプ僧侶を通じて八尺鬼が夜光珠を飲み込んだ後、より強大な悪鬼になったという知らせを聞き、ますます神力を失っていくカンチョリは、このままではヨリを守れないかもしれないと思い、怖くなった。そこでカンチョリはインソンを訪ね、あの草の花が咲いたら必ず自分に知らせてほしいと頼み、見る人の心まで揺さぶった。

イ・ジョンは先代王の罪を懺悔し、八尺鬼、チョン・クムヒとヨンダムゴルの人々のために天道祭を行うことを宣言。八尺鬼が死んでからちょうど100年目になる10日後、ガソプ僧侶とヨリの主導で都城近くの寺で天道祭を行うことにした。そして、ヨリはヨンイン大君(キム・ソンビン)を失った悲しみに浸っている大妃(ハン・スヨン)を慰める一方、靴がなくて母親についていけず九天をさまよっているヤ・グァングィ(パク・ダオン)の恨みを解きほぐして善業を積む一方、カンチョリは王家の醜い素顔を見た後、悲しみに浸っているイ・ジョンに「君は君が望む大義を必ず成し遂げるだろう。君は私が出会った人間の一人だから」と慰め、温かい信義を築いた。

しかし、カンチョリの平和は長続きしなかった。カンチョリに肉体はもちろん、人生も、人々もすべて奪われたと思ったユンガプの魂が恨みを抱いたのだ。プンサンは溜まった涙を吐き出す魂の霊の姿を見て、「もっと恨みを募らせろ。そうすれば私の言うことをよく聞くだろう」と卑劣な笑みを浮かべたが、やがて彼の醜い思惑が明らかになった。プンサンはアン・ソクジュ(コ・インボム)を領議政にするという甘い言葉で誘惑し、彼がカンチョリを妓房に呼び出させた。その妓房は八尺鬼の罠だった。カンチョリはそれに気づいたが、一歩遅れ、八尺鬼は真っ黒な灰となり、カンチョリの耳の中に収まった。

結局、八尺鬼がユンガプの肉体に宿ったカンチョリの気を抑える間に、九天をさまよっていたユンガプの魂が再び肉体に戻り、ユンガプの帰還を瞬時に悟ったヨリは戸惑いを隠せなかった。これと同時に、行方がわからなくなったカンチョリに対する心配に包まれたヨリの姿で終了し、消えたカンチョリがどこにいるのか、肉体を取り戻したユンガプがどのような行動を見せるのか、クライマックスを控えた今後の展開への関心を集めた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
カン・ソジョン

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