元K-POPアイドル練習生、無断外泊&タトゥーで契約違反…約50万円の賠償命令

最近、ソウル中央地裁民事96単独は、某事務所が元練習生A氏を相手取って提起した損害賠償訴訟と関連して、練習生A氏に対して500万ウォン(約50万円)を賠償するよう判決を言い渡した。
A氏は同事務所と2018年6月に専属契約を締結した。契約書の内容には、ヘアスタイルの変更、タトゥー、恋愛、クラブへの出入り、飲酒や喫煙など、公人としての品位を損なう行為を禁じる条項が含まれていた。これを守らない場合、1回当たり3,000万ウォン(約300万円)を賠償しなければならないという規約だった。
今回の事案は、A氏が該当の内容を何度も守らなかったことから始まった。A氏は2018年10月頃、所属事務所の同意なしに宿舎を無断で抜け出したうえ、首の裏にタトゥーを入れていたことが発覚し、事務所から警告を受けた。
A氏が所属していたグループは2019年6月から活動を開始したが、A氏は最終メンバーから外された。無断外泊やタトゥーなどの問題行動に加え、他のメンバーたちとの関係悪化も影響したとされている。
その後、同事務所はA氏を相手取って訴訟を提起。裁判過程で事務所の関係者は「A氏が同意なしにタトゥーを入れて、宿舎を無断離脱するなど、専属契約上の義務を守らなかった」とし、約8,000万ウォン(約800万円)相当の損害賠償を請求。しかし、裁判所はA氏の契約違反を認めたものの、賠償額は500万ウォンと宣告した。
第1審で裁判所は「宿舎の無断離脱は1回に過ぎず、タトゥーも目立たない小さなものだった点などを考慮すると、違反行為が深刻ではないと判断した」と理由を説明した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・スンギル
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