BTSのSUGA、韓国KBSに出演制限を求める請願が登場…完全体カムバックに影響は

先立って23日、KBS公式ホームページ視聴者センターの視聴者請願掲示板には、「SUGAの飲酒運転罰金刑に関する出演制限の要請」というタイトルの請願が投稿された。
投稿者はKBSに対して、放送出演規制審査委員会を開催し、BTSのSUGAに対する審議と制限を決めることを求めた。
先立って社会服務要員として代替服務していたSUGAは、昨年8月6日午後、ソウル龍山(ヨンサン)区一帯で飲酒状態で電動スクーターを運転し、転倒しているところをパトロール中の警官に発見された。当時、血中アルコール濃度は免許取り消しレベル(0.08%以上)を上回る0.227%だった。これにより道路交通法上飲酒運転の疑いで略式起訴され、罰金1,500万ウォン(約150万円)の略式命令を受けた。
これについて投稿者は「飲酒運転は他人に直接的な危害をもたらす可能性がある重大な犯罪行為だ。また、SUGAは青少年に大きな影響力を与えることができる有名人で、飲酒運転をした人が出演することは、重犯罪である飲酒運転に対する社会的警戒を低下させる懸念がある」と指摘した。
続いて「KBSは事件発生後、調査結果がまだ出ていないということを理由に、放送出演規制審査委員会を開催しなかった」とし、「SUGAは2025年6月21日付で召集解除となり、2024年9月27日に1,500万ウォン(約158万円)の罰金刑が確定した。早急に放送出演規制審査委員会を開催し、公正で迅速な措置により視聴者の信頼確保、および公営放送としての社会的責任を果たすことを要請する」と伝えた。
KBSは請願が1,000人以上の同意を得た場合、1ヶ月以内に返答しなければならない。現在、この請願には303人の同意が集まっており、締切は7月23日となっている。

昨年の事件当時、KBSの関係者は「放送出演規制審議委員会を開催する計画はない」とし、「SUGAは代替服務中であるため、今の時点で話すことはない状態だ」と説明していた。
SUGAは代替服務を終え、今月21日に召集解除となった。その後、彼はファンコミュニケーションプラットフォームWeverseを通じて騒動を謝罪し、活動への意思を見せた。また、セブランス病院に50億ウォン(約5億円)を寄付。同病院と自閉スペクトラム症(ASD)患者の治療と社会的自立を支援するための専門治療センター「ミン・ユンギ治療センター」を設立すると明かした。
・BTSのSUGA、テレビ出演めぐり様々な憶測…韓国放送局KBSの関係者がコメント
・BTSのSUGA「ミン・ユンギ治療センター」を設立へ…ASD患者の治療のため約5億円を寄付
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・アルム
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