“イ・ソンギュンさんを恐喝”遊興施設の室長、控訴審で懲役5年6ヶ月を宣告

俳優故イ・ソンギュンを脅迫して3億ウォン(約3,200万円)余りを恐喝した遊興施設の室長と元映画俳優が、控訴審で1審より重い実刑を言い渡された。
本日(16日)、仁川(インチョン)地裁刑事控訴3部(チェ・ソンベ部長判事)は控訴審宣告の公判で、脅迫などの容疑で起訴された遊興施設の室長A氏に懲役3年6ヶ月の原審判決を破棄し、懲役5年6ヶ月を言い渡した。
また、同じ容疑で起訴された元映画俳優B氏には懲役4年2ヶ月の原審を破棄し、懲役6年6ヶ月を言い渡した。
裁判所はA氏に関して「自身を信頼している被害者に(B氏が要求した金額より)さらに多くの金額を要求した。被告人は被害者を脅迫して恐怖心を誘発し、また、被害者は関連報道が出たことにより極端な選択をした。被告人が死亡の原因を与えたと否定することはできず、遺族は今でも極度の苦痛を訴えているうえ、癒えていない。保釈で釈放された後の態度を見ても、被告人が心から反省しているか疑問だ」と判断した。
B氏に関しては「被告人は薬物犯行を口実に有名俳優を脅迫しようとして未遂に終わり、恐喝金を分けて受け取ることに失敗すると、直接脅迫を行った。SIMカード複数枚を購入し、ハッカーのような行為をしながら犯行を行い、目的を達成するまで手段と方法を選ばなかった。大衆の反応に敏感な有名俳優に恐怖心を起こさせ、極端な選択をする原因を与えたと見ることしかできない」と量刑理由を明かした。
先立ってA氏は2023年9月、イ・ソンギュンさんに電話をかけて「携帯電話がハッキングされて脅迫を受けているが、口止め料として金が必要だ」と言い、3億ウォンを要求した容疑で拘束起訴された。
警察の調査結果、当時A氏を脅迫したハッカーはB氏であることが判明し、B氏はA氏がフィロポンを投薬した状況だけでなく、イ・ソンギュンさんと親しく過ごしているという事実を知ると、不法に盗聴器を利用してハッカーのような行為をした。しかし、A氏から金を受け取れなかったため、2023年10月に1億ウォン(約1,000万円)を要求してイ・ソンギュンさんを脅迫し、5千万ウォン(約500万円)を恐喝した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チャン・ウヨン
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