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ヨン・サンホ監督の新作映画「顔」韓国で9月公開…ポスター&予告映像第1弾を公開

Newsen
写真=WOWPOINT、PLUS Mエンターテインメント
ヨン・サンホ監督の新作映画「顔」が、韓国で9月に公開される。

映画「顔」(監督:ヨン・サンホ)は、障害を持ちながらも篆刻分野の職人となったイム・ヨンギュと共に暮らす息子のイム・ドンファンが、40年間埋もれていた母の死に関するミステリーを暴く物語を描いた映画。

さらに、9月4日から14日まで開催される「第50回トロント国際映画祭」の「スペシャル・プレゼンテーション・セクション」に公式招待されたことも伝えられた。

トロント国際映画祭の首席プログラマーのジョバナ・フルビは「韓国の映画界を先導し、影響力を持つ人物の1人であるヨン・サンホ監督をお招きして、彼の新作『顔』をトロントで紹介できてとても嬉しい。彼の初のグラフィックノベル『顔』を原作にした今回の作品は、監督のフィルモグラフィかつ大胆なターニングポイントを見せながらも、彼の作品を貫通してきた強烈なエネルギーと道徳的複雑性が印象的な作品だ。このように強い力を持つ映画を、トロント国際映画祭で初めて披露できることになり、とても光栄だ」という感想を明かし、映画に対する期待をさらに高めた。

今回新たに公開された同作のポスターと予告映像も注目を集める。公開されたポスターには、視覚障害があるが、ハンコを彫る仕事をしながら生きていく若い頃のイム・ヨンギュ役のパク・ジョンミンと、顔が見えない衣類工場の女工チョン・ヨンヒのシルエットを中心に、1970年代の清渓川(チョンゲチョン)衣類工場一帯の風景と人物たちの姿を描いている中、ポスター全体に盛り込まれたミステリアスな雰囲気が、作品に対する好奇心を高めている。

共に公開された予告映像第1弾は、一人二役で新たな試みに挑むパク・ジョンミンと、俳優人生で初めて視覚障害者の役を演じるクォン・へヒョの強烈な演技が目を引く。生まれて一度も世の中を見ることができず障害を持っているにも関わらず、世界一美しいハンコを作る職人イム・ヨンギュ(クォン・へヒョ)と、彼の息子イム・ドンファン(パク・ジョンミン)が、40年前に失踪した妻で母の白骨遺体と対面する姿は、これから展開される同作のストーリーに対する好奇心を刺激する。

続いて夫も息子も、一度も顔を見たことのないチョン・ヨンヒという女性をめぐる隠された真実と共に、母親が働いていた清渓川衣類工場の社長ペク・ジュサンに扮するイム・ソンジェとチョン・ヨンヒの死を調べるドキュメンタリーPDキム・スジンに扮したハン・ジヒョンの登場で過去、現在でそれぞれどのように事件が展開されるか、期待を高めている。

元記事配信日時 : 
記者 : 
ペ・ヒョジュ

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