イ・ジョンジェら、Artist Studioの新株発行無効訴訟で勝訴

ソウル中央地方法院は最近、一部少数株主が提起した新株発行無効訴訟について、原告の請求を全て棄却した。少数株主らはArtist Studioが投資家を対象に実施した有償増資が無効だと主張したが、裁判所は新株発行手続きと投資家らの株式取得が全て適法だと判断した。
少数株主らはこれに先立って、新株発行効力停止仮処分も申し立てたが、抗告と再抗告を経て最高裁まで全て棄却された経緯がある。今回の本案第1審でも請求が棄却され、Artist Companyをはじめとする投資家らの株式取得と経営権取得の正当性が改めて確認された。
法務法人リンは今回の事案でArtist Company及び投資家を代理した。カン・インチョル、ド・ヒョンス弁護士は「今回の判決は適法な手続きを経て、株式を取得し会社を買収した投資家の正当な権利を裁判所が認めたもの」とし「根拠のない訴訟による混乱を解消し、企業経営の安定性と資本市場の信頼を守り抜いた点に大きな意味がある」と述べた。
Artist Companyはイ・ジョンジェが最大株主である総合エンターテインメント企業で、2024年3月にメディアコンテンツ制作会社レモンレイン(現:Artist Studio)の買収に向けた投資を完了し、同年年末に経営権を確保した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・スイン
topics