HYBE バン・シヒョク議長、本日ソウル警察庁に再び出頭

HYBEの議長であり最大株主であるバン・シヒョクは7月16日、不正取引行為禁止違反の疑いで刑事告発された。
金融当局は2020年、HYBEの上場当時、バン・シヒョクが投資家には上場の計画がないと偽り、株式をPEF(私募ファンド)に売却させ、その後、PEFと株主間契約を締結してIPO(新規公開株式)後にこれらPEFの売却差益のうち約30%を受け取って、既存株主を欺いたとみている。これをもとにバン・シヒョクは1,200億ウォン(約120億円)、共同出資者が得た利益を合算すると1,900億ウォン(約190億円)にのぼることが知られた。
先立って彼は今月15日午前10時頃、ソウル麻浦(マポ)区のソウル警察庁広域捜査団庁舎に姿を見せ、約13時間にわたって警察の調査を受けた。この日午後11時50分頃、調査を終えたバン・シヒョクは、取材陣の質問に答えることなく、待機していた車に乗って帰宅。先立って警察に出頭する際、報道陣の前で「私に関することでご心配をおかけして申し訳ない。今日の調査に誠実に臨む」と簡潔に述べ、取材陣の質問には「今日の調査で話す」と答えた。
韓国メディアによると、警察は6月にソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区の韓国取引所に対する家宅捜査を実施。HYBEの上場審査に関する資料を確保したという。7月には、HYBEの社屋に対する家宅捜査も行われた。韓国で資本市場違反は、5年以上または最大無期懲役の刑罰に処される重犯罪とされている。
・HYBE バン・シヒョク議長、不正取引容疑で警察が約13時間の召喚調査
・HYBE バン・シヒョク議長、召喚調査のため警察へ…報道陣の前でコメント
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ナム・ヘヨン
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