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「FIFTY FIFTY騒動」アン・ソンイル代表とATTRAKT、21億ウォン訴訟が2年の攻防を経て決着へ…来年1月に判決

マイデイリー
写真=The Givers
ガールズグループFIFTY FIFTYの所属事務所ATTRAKTが、The Giversのアン・ソンイル代表を相手取り提起した約21億ウォン(約2億2,504万1,790円)の損害賠償訴訟が、7回目の弁論を終え、事実上結論を待つ段階となった。

11月20日、法曹界によるとソウル中央地方裁判所第33民事部はこの日、ATTRAKTのチョン・ホンジュン代表がThe Giversのアン・ソンイル代表とペク・ジンシル理事を相手に申し立てた損害賠償請求訴訟の第7回弁論期日を開いた。昨年9月に訴状が提出されて以来、約2年にわたる攻防の末、この日で弁論が終結し、判決は来年1月に言い渡される予定となった。ATTRAKTは訴状の中で、アン代表とペク理事が業務委託契約上の義務に違反し、会社の利益に反する背任行為を通じて財産上の損害を与えたと主張した。裁判の過程でも「アン代表が事前協議なしに契約を締結し、約1億5,000万ウォン(1,607万1,142円)を横領し、またペク理事は広告提案の拒否、ファンコミュニティからの無断脱退、メールアカウント削除など、不適切な業務妨害を続け、The Givers側は精算義務も果たしていない」と強調した。

一方、アン代表側は「業務委託契約は無断解約ではなく、双方の合意により終了したものだ」とし、容疑を全面否認。「FIFTY FIFTYのメンバーとATTRAKTの間で起きた紛争には、被告は関与していない」と反論した。

FIFTY FIFTY騒動は、ヒット曲「Cupid」がビルボードHOT100で韓国ガールズグループとして初めて20週連続ランクインするという快挙を達成していた2023年6月、メンバーたちが突如、専属契約効力停止の仮処分を申請したことから起きた。メンバーは「信頼関係の破綻」を主張したが、裁判所はこの申請を棄却。その後、キナが控訴を取り下げてATTRAKTに復帰し、セナ、シオ、アランは控訴を続けたものの最終的に棄却された。ATTRAKTはこの3人との専属契約を解除し、追加の損害賠償訴訟を起こしている。

現在、キナはムン・シャネル、イェウォン、ハナ、アテナとともに再編されたFIFTY FIFTYとして活動中で、今年上半期に発表した「Pookie」がロングヒットし、安定した人気を得ている。最近は新曲「じゃんけんぽん」をリリースした。一方、チームを離れたセナ、シオ、アランはアン代表と共に新グループablumeで再デビューした。

訴訟の当事者であるアン代表は現在、IOKカンパニー傘下のレーベルMASSIVE E&Cへ移籍し、新たなプロジェクトを準備中とされる。長期間対立が続いてきただけに、来年1月の判決結果に音楽業界の注目が集まっている。
元記事配信日時 : 
記者 : 
キム・ハヨン

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