キム・スヒョン側、音声データの操作を強く主張「元本を提出していない」
写真=Newsen DBキム・スヒョンの弁護を担当しているコ・サンロク弁護士は12月15日、公式チャンネルで「キム・セロンさんの肉声だと主張される録音について、国立科学捜査研究所でAI操作について“判定不可”という結果が出たからといって、すぐにキム・セウィさんの虚偽事実流布犯罪が嫌疑なしと判断されるわけは決してない」と書いた。
彼は「私の知る限り、そもそも警察はキム・セウィさんが存在すると主張した“1時間を超える分量の肉声ファイル”そのものの確保ができなかった。国立科学捜査研究所に鑑定を依頼した対象も記者会見当日、キム・セウィさんが現場で再生したわずか何分かの分量のサンプルにすぎない」と指摘した。
続けて「警察が上記のサンプル録音を故人の本当の肉声と結論出し、捜査結果を発表する確率はないと信じている」と付け加えた。
コ弁護士は16日、再び「昨日、キム・セウィが言った内容の真偽は確認しているが、一つ確かなことは、キム・セウィは該当ファイルの元本を提出していない」と明かした。続いて「提出できない。1月10日ではなく、キム・セロンさんが死亡した後に録音されたファイルであるためだ。今後、警察が捜査結果を発表するとき、その内容が含まれることを期待している」と伝えた。
また、「今回の事件を離れ、ディープボイスが国民の安全を脅かす今の時点で、より公論化すべき問題だ。今回の捜査結果を離れ、時間がかかっても国立科学捜査研究所で鑑定した対象物をどうにか確保し、操作事実を明かす考えだ」と強い意思を見せた。
15日、警察などによると、国立科学捜査研究所はこれに先立ってカロセロ研究所が公開したキム・セロンさんの録音ファイルの操作、偽・変造について“判定不可”という意見をソウル江南(カンナム)警察署に伝えた。
録音ファイルにはキム・セロンさんが未成年者だった時からキム・スヒョンと交際していたという趣旨の内容が盛り込まれた。キム・スヒョン側はこの録音がAI技術などを活用して偽造されたファイルと主張し、法的対応に出た。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ミンジ
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