連鎖
記事一覧
キム・デミョン&ソン・ユナ主演、映画「連鎖」4月8日より日本公開が決定!予告編を解禁
韓国映画「連鎖」が、2022年4月8日(金)より全国順次公開されることが決定した。今回、本編冒頭映像と60秒予告編が解禁となった。知的障がいを持つ青年が、予期せぬ出来事によって翻弄される様を描いた本作。監督・脚本は長編初挑戦のキム・ジョンシク。プロデューサーは「監視者たち」のソン・デチャンが務めた。メインキャストは「賢い医師生活」のキム・デミョン、「ウェディングドレス」のソン・ユナ、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のキム・ウィソン。繊細な演技と緻密な物語で内なる偏見を炙り出し、「第23回釜山(プサン)国際映画祭」で上映され高い評価を得た。キム・デミョンはドラマ「ミセン-未生-」(14)で主人公の上司を演じてブレイク。最近ではドラマ「賢い医師生活」(20)のメインキャストとして出演した。本作では8歳の心を持つ30代の青年「ソック」という難しい役どころを演じた。親しい間柄だった村人たちから突然拒絶され、孤立を極めてゆく心情を圧巻の演技力で表現し、観客の心を鷲掴みにする。ソン・ユナは物語に深みを与える表現で韓国屈指の演技力を誇り、映画「ウェディングドレス」以降約10年ぶりに復帰。脚本に惚れ込んで出演を決め、自分の思い込みでソックを犯罪者にしてしまう青少年センターの所長「キム先生」を確かな表現力で演じ切った。キム・ウィソンは映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」「エクストリーム・ジョブ」「ゴールデンスランバー」「1987、ある闘いの真実」「ザ・キング」など、どんなジャンルの作品でも独特な存在感を見せる。本作では人々から多大な信頼を寄せる「神父」を演じた。「この時代にどうしても必要な作品だと思ったので出演しない理由はなかった」と話す彼は、ソックを息子のように思いながらも孤立させてしまう重要な役どころでその実力を発揮した。チョン・チェウンは2017年、韓国の雑誌Cine21が主催した第1回「多様性映画新人発掘プロジェクトオーディション」において新しい才能が認められ、合格者の中で唯一の子役が本作でデビューを果たす。ソウルからやって来た家出少女「ウンジ」をデビュー作とは思えない繊細さで演じた。■作品情報「連鎖」2022年4月8日(金)よりシネマ-ト新宿他、全国順次公開製作国:韓国言語:韓国語製作年:2020年仕様:ステレオ/107min/DCP日本語字幕:安河内真純字幕制作:株式会社ワイズ・インフィニティ配給:ライツキューブ【スタッフ】監督・脚本:キム・ジョンシク【キャスト】キム・デミョン、ソン・ユナ、キム・ウィソン、チョン・チェウン 他<あらすじ>30代で知能が8歳ほどの青年・ソック(キム・デミョン)は、小さな農村で精米所を運営しながら友人や近隣の人々と穏やかに暮らしていた。そんなある日、村の祭りでスリが発生し、犯人は最近やって来たばかりの家出少女・ウンジ(チョン・チェウン)だと皆が誤解するも、ソックが真犯人を捜し出す。それがきっかけでソックとウンジは友として2人だけの濃密な時間を過ごし始める。ウンジを保護していたキム先生(ソン・ユナ)は2人の関係性を心配したが、ソックと家族のように親しい神父(キム・ウィソン)がただ2人を見守ろうと宥めるのであった。しかしある夜、ソックの精米所に1人でいたウンジに予期せぬ事故が起こり、そこに居合わせたソックの行動を目撃したキム先生は彼を通報するに至るが。
「連鎖」ソン・ユナ“ノーギャラ出演?そんなことは重要ではない…この映画に癒してもらった”
ソン・ユナが最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のカフェで映画「連鎖」のインタビューを行った。「連鎖」は、平和な田舎町で精米所を運営している8歳の知能を持つソック(キム・デミョン)が、思いがけない事件によって犯罪者にされ、彼の世界が崩れていくストーリーを描く映画だ。ソン・ユナをはじめキム・デミョン、キム・ウィソンが出演した。2018年に開催された「第23回釜山(プサン)国際映画祭」の韓国映画の今日ーパノラマ部門に招待され、作品性を早くから認められた。知的障害者への社会の偏見から、我々が信じている信頼という価値の実体まで繊細に盛り込んでいる。人間が持っている不完全な信頼と人間の視線も扱って、大きな反響を与えた。久しぶりにスクリーンを通じて観客たちに会ったソン・ユナは、聖堂の青少年シェルターの所長キム先生役を演じた。劇中ウンジ(チョン・チェウン)を保護するためにソックを苦境に陥れる人物だが、ソン・ユナならではの繊細な演技でキャラクターの行動が説得力を持って描かれた。ドラマ「ママ」「ラスト・チャンス!~愛と勝利のアッセンブリー~」「THE K2」など、主にドラマを通じて人々とコミュニケーションをとったソン・ユナの、久しぶりのスクリーン復帰だった。ソン・ユナは「連鎖」の出演を決心したきっかけについて「台本を読んでみてほしいと連絡がきました。私はいつの間にか活動が少なくなったのですが、子供がいるから作品に全部出演することができない状況でした。ドラマの台本だけもらっていた私に、映画の台本が届いて驚きました。『私に? なぜ?』と思いました。私はこの映画に出演するためではなく、心がときめいて珍しいなという気持ちで読み始めました」と伝えた。「実は私に映画の出演オファーはほとんど入らないのです」と率直に話した。「テーマがたくさん考えさせられる映画でした。全部読んでからしばらく、ソファーにずっと座っていました。いろんなことを思い出しました。ただじっと座っていました。また、私に台本を送ってくれてありがたかったです。キム先生という人物をもっと上手く表現することができる俳優も多いのに、私を思い出してくれたでのしょう。なので出演を決心しました。また、映画はスケジュールの部分では余裕がありますが、ほとんどが地方撮影でした。なので現実的に決定することが難しかったです」これに先駆けて開催した記者懇談会でキム・ジョンシク監督は、ソン・ユナを戦士と表現して好奇心を刺激した。ソン・ユナは「監督が私に感じたイメージとは、違うイメージを与えたかったといいます。作品中のソン・ユナは、いつも弱者の味方になってくれて人々を配慮するが、キム先生はそんな性格ではありません。人の言うことを聞かず、自分の考えが答えだと信じている人物です。そのような両面性を私を通じて見せたいと言われました」と伝えた。しかし彼女は「私は映画を見て『私がキム先生役をしてはいけなかった』と思いました。すべての俳優が悩んでいる部分だと思います。どんな作品でも、どんなキャラクターでも、その俳優の姿がにじみ出てしまう限界が確かにあります。私は、キム先生からソン・ユナの姿が見えて残念だったと言われて悔しかったですし、キム先生に迷惑をかけた気がして申し訳なかったです」と率直に告白した。「2年前、釜山映画祭で初めて見たけれど、当時は私の姿だけ見えました。まだまだ足りないことがたくさん見えたからです。頭の中に描かれるキム先生の姿は違ったのに、なぜそうやって演じただろうと思いました。当時は他の俳優や作品には関心がなかったんです。周りを見回す余裕がありませんでした。私はテレビを見ながらもよく泣くけれど、今回また見てたくさん泣きました。実はそこまで悲しい映画ではないのに、ソックを見ると涙が出てきました。今回、キム・デミョンさんの演技を再び見て驚きました。初めて見た時は分からなかったのですが、今回はキム先生を除いてはみんな上手でした」ウンジというキャラクターで演技に初挑戦した子役俳優チョン・チェウンに対しても絶賛した。ソン・ユナは「チェウンちゃんは『連鎖』が初出演作でした。演技をしたことがないのに、カメラの前に立つと自信もって演技するのが不思議でした。本当に上手でした。監督のアドバイスがなくても上手く演じていました。逆に私に教えてほしいとも思いました。演技は生まれながらの才能だと思います。彼女が撮影後、まだ別の作品には出演していないといいます。それも不思議でした。またこの役を演じたら、どんな姿を見せてくれるのが気になります」と伝えた。またソン・ユナは、結末がないキム先生の最後のシーンにも言及した。彼女は「キム先生のその後を想像してみると、キム先生は卑怯な人物ではないと思います。最後に『私が見たのが全部ではないかもしれない』と感じたと思います。最後のエレベーターに乗るシーンが難しかったです。台本には感情が書いていません。どういう風に表現すればいいのか悩みました。でもその表情を通じて観客に答えを教えてしまったらいけないと思いました。なので準備なしに撮影に入りました。2回撮影して、撤収してしまいました。私は気に入らなくて『これでいいのかな?』と思っていると、監督が『どうかしたの?』という表情で私を見つめていました」と冗談を言った。このようにソン・ユナはこの日、自身の演技力について謙遜した態度を見せて目を引いた。各作品ごとに視聴者から好評を受けた名実共に優れた演技力の持ち主だが、自分自身に対する評価は冷静だった。彼女は「『作品に迷惑をかけてはいけない』と思うようになります。特にこの映画は私に台本が届いたのが信じられなくて、落ち着いた演技を披露しようとしました。この年になるとすべてに余裕ができて、自信に溢れていると思ったのに、そうではない私の姿を見つけました」と伝えた。「私の演技に満足したことは、率直に言って一度もありません。子供が成長してドラマに復帰する5~6年間『私、演技上手だな』と思った作品が一つありました。全くそんなふうに思ったことがなかったのに、その作品の出演中に多くの方々がオンライン上で絶賛してくれました。その時にしらばく、ナルシシズムに陥っていました。ケーブルチャンネルtvNドラマ『THE K2』でした。演技が上手な女優になったと勘違いして次期作を決定したのに、また迷っていました。それで『私が上手だったわけじゃないんだ』と思いました(笑)。自然な姿ではなく、少し武装することができるキャラクターだったのでそのように見えたのだと思います。私ではなく、別の女優が演じても絶賛を受けたと思います」「連鎖」は、ソン・ユナに大きな共感を届けた作品になった。彼女は「状況が違うだけで、誰でも自分の話になりうると思います。よく観てきた商業的な性格の映画ではありません。なので逆にこの作品に出演したいと思いました。ノーギャラ出演? そんなことは重要ではありません。私も、私の隣人も、私の家族も経験する可能性があるのに、知っていながらも知らないふりをしてまた今日を生きているという話が重要でした。誰でも大きくて小さい心の傷を抱えていると思います。私はこの映画に癒してもらった気がします。誰もが経験するかもしれない話で、これが映画として脚色されて、作られたのです。みんなの映画になるだろうという、小さい希望を感じました」と強調した。「人は今日決心しても、明日になると忘れてまた違う状況で生きていきます。それにもかかわらず『自分も気付かないうちに誰かに傷つけている』というのを一度だけ思い出したら、昨日よりは温かい社会になると思います。この年になるまで生きてみたら、私を褒め称えてあげたいと思うことがあります。ある日から人に対する偏見をなくそうと努力し、またそのように生きてきました。そこでたまには心に傷を抱えることもありますが、それよりはもっとありがたい存在を知るようになりました。世界には良い人がもっと多いということを悟って生きてきました」ソン・ユナは「これまで多数の作品に出演しましたが、私の作品だけれど時間が経っても見たいと思いますし、思い出す作品がある一方、恥ずかしい作品もあります。『連鎖』は今のように厳しい状況で多くの観客が見てくれる商業映画ではありませんが、とても大切な作品です。何よりも私にやってきた作品なので、もっと感謝しています」と強調した。26年間、女優人生を生きてきたソン・ユナは、今も奮闘している。彼女は「引き続きつじつまが合わない答えを出しています。私も欲があります。ドラマも映画も出演したいです。実際にチャンスが訪れたら、今の状況で何を選択すべきか難しいです。これも縁に繋がるでしょう」と話して笑った。
【PHOTO】キム・デミョン&ソン・ユナ&キム・ウィソンら、映画「連鎖」マスコミ試写会に出席
6日午後、ソウル広津(クァンジン)区紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ建大入口(コンデイック)店にて、映画「連鎖」のマスコミ向け試写会が行われ、キム・デミョン、ソン・ユナ、キム・ウィソン、キム・ジョンシク監督らが出席した。「連鎖」は、平和な田舎町で精米所を運営している、8歳の知能を持つソック(キム・デミョン)が、思いがけない事件によって犯罪者にされ、彼の世界が崩れていくストーリーを描く。・キム・デミョン&ソン・ユナ主演、映画「連鎖」公開延期に試写会とインタビューも中止へ・「連鎖」ソン・ユナ、約10年ぶりに主演でスクリーン復帰私たちが関心を持つべき物語
キム・デミョン&ソン・ユナ主演、映画「連鎖」公開延期に…試写会とインタビューも中止へ
俳優キム・デミョン、ソン・ユナ、キム・ウィソン主演の映画「連鎖」が公開を延期した。「連鎖」(監督:キム・ジョンシク)は22日午後、Newsenとの取材を通じて「『連鎖』の公開が10月に延期となった。正確な公開日はまだ決まっていない」と明らかにした。「連鎖」は平和な田舎町で精米所を運営している、8歳の知能を持つソック(キム・デミョン)が、思いがけない事件によって犯罪者にされ、彼の世界が崩れていくストーリーを描く。30日に公開を決定して、23日にマスコミ向け試写会を開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響でもう一度公開を延期することになった。これによって、24日に予定されていたキム・デミョンのオンライン非対面インタビューも、キャンセルとなった。「連鎖」は8月から9月9日、その後30日と10月公開まで、3回公開を延期した。
「連鎖」ソン・ユナ、約10年ぶりに主演でスクリーン復帰“私たちが関心を持つべき物語”
女優のソン・ユナが約10年ぶりのスクリーン主演作として「連鎖」を選択して、視線を集めている。ソン・ユナは2010年、多くの観客に愉快さと感動を届けた映画「ウェディングドレス」でキム・ヒャンギと本物の親子ケミ(ケミストリー、相手との相性)を披露した。そんな彼女が約10年ぶりに「連鎖」を通じて、映画界に復帰する。「連鎖」は、平和な田舎町で精米所を運営している、8歳の知能を持つソック(キム・デミョン)が、思いがけない事件によって犯罪者にされ、彼の世界が崩れていくストーリーを描く。映画「無垢なる証人」に特別出演した彼女が、今回「連鎖」で主演として観客に会い、彼女ならではの魅力を伝えるとして期待を高めている。ソン・ユナが「連鎖」を選択したのには、特別な理由がある。それはシナリオだ。人々との友情を通じて現社会の一部の姿を縮小版として見せているような部分と、胸の熱い響きに引かれたようだ。彼女は今回の作品について「みんなが一度は考えて共感してほしいという、私たちが関心を持つべき物語だと思う。私が感じたこの響きを、観客たちと一緒に感じたかった」と伝えた。「連鎖」でソン・ユナは、町の青少年シェルターを運営している所長で、誰よりも人々に愛情を持っていながらも、理性的な人物であるキム先生として登場し、劇中で発生する事件について観客たちがどんな視線で見つめるべきかという質問を投げかける。それだけではなく、一緒に出演したキム・ウィソンとも緊張感溢れる関係を形成し、事件をより最大化して人々の心を揺るがす計画だ。映画「連鎖」は韓国で9月9日に公開される。
キム・デミョン&ソン・ユナ主演、映画「連鎖」韓国で8月に公開決定…予告ポスターが解禁
キム・デミョンとソン・ユナが出演する映画「連鎖」(監督:キム・ジョンシク)が、韓国で8月に公開されることが決定した。映画「連鎖」は、平和な田舎町で精米所を運営している、8歳の知能を持つソック(キム・デミョン)が、思いがけない事件によって犯罪者にされ、彼の世界が崩れていくストーリーを描く。「連鎖」は、キム・デミョン、ソン・ユナ、キム・ウィソクなどの豪華俳優たちが、練り込まれたシナリオと作品が伝えるメッセージに共感し、迷わず選択した作品として注目され、映画ファンたちの期待を集めてきた。キム・デミョンは劇中、8歳の知能を持つ30代の青年ソック役を務めて、人々の胸を痛ませる心のこもった演技で観客を魅了する予定だ。ソン・ユナは、聖堂の青少年シェルターの所長キム先生役、キム・ウィソクはソックの世話をする町の聖堂の老神父役を務め、自身の信念と信頼、そして真実の間で葛藤する人物の複雑な内面を、節度のある演技で表現し、作品に重量感を与える。公開決定とともに公開された「連鎖」の2種類のポスターは、信頼について質問を投げかけるフレーズと、キム・デミョンの新しいイメージチェンジを確認することができるビジュアルの組み合わせで目を引く。最初のポスターは、「本当に君がやったの?」と質問に、ソックの複雑な表情が加わり、彼の状況に対する好奇心がくすぐられる。もう1枚のポスターには、「僕を信じていますか?」と質問するソックの傷ついたように見える子供のような表情が収められている。また、暖かい色のビジュアルと相反する「ある日、犯罪者になった」という強烈なフレーズで、映画「連鎖」が見せるどっしりしたストーリーに対する関心を高めた。