アン・ヒョソプ
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アン・ヒョソプ「美しい芸術人賞」で新人芸術人賞を受賞…約200万円の賞金を全額寄付
俳優アン・ヒョソプが「第15回美しい芸術人賞」で、新人芸術人賞を受賞した。所属事務所のTHE PRESENT COMPANYは、アン・ヒョソプの受賞を知らせると共に、「俳優アン・ヒョソプが賞金2,000万ウォン(約213万円)全額を寄付することにした」とし、善良な影響力を見せた。シン・ヨンギュン芸術文化財団(理事長:アン・ソンギ)が主催した今回の授賞式は今月23日、ソウル江東(カンドン)区のStage 28で開催された。「美しい芸術人賞」は、2011年に財団創立と共に制定され、毎年の年末映画、演劇、功労、善行、新人部門で芸術の価値を高め、社会的に善良な影響力を拡散させた芸術人を選び、彼らの情熱と献身を称える意味深い授賞式だ。アン・ヒョソプは過去、海外メディアとのインタビューで「アルムダプタ(美しい)という言葉が、僕らしいことの意味を持っているため、1番好きな韓国語」と明かしたことがある。今回の受賞は、彼がいつも追求してきた意味のように、真正性と自分らしさで積み上げてきた旅程が、芸術の美しさとして認められた結果である。賞金の全額を寄付することにより、その美しさをより深く分かち合えるという点でより意味深い。今年、ドラマと映画、そしてグローバル舞台で幅広い活躍をし、新人芸術賞を受賞したアン・ヒョソプについて、審査委員会は「TVドラマを通じて演技力を高めてきたアン・ヒョソプは、映画『全知的な読者の視点から』で主人公のキム・ドクジャ役を演じ、密度の高い演技と繊細な感情線で観客と評論家から好評された」と伝えた。また、「最近、Netflixアニメーション映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』でジヌの声を演じ、世界の視聴者から注目され、グローバル舞台で韓国コンテンツを代表する新たな顔として評価されている」とし、彼の成長と真正性を高く評価した。アン・ヒョソプは、受賞の感想として「今回出演した『全知的な読者の視点から』という映画と、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』という映画は全く異なる物語だ。しかし結局、本音という同じ言葉を通じてつながっていると思った」とし、「まだ良くわからないが、演技というのは、世の中を理解しようとする方法で誰かの苦痛、喜び、たくさんの感情を完璧ではなくとも、最善を尽くして生きてみることだと思う。そのような過程で真なる心は、言葉を超えて伝わることを感じた。この賞は僕のそのような心を続けていけるようにしてくれる温かな励ましのような賞だと思う」と伝えた。そして「再び感謝する。監督、そして多くのスタッフの皆さん、関係者の方々、僕の話に関心を持ってくださった全ての方に感謝を伝えたい」とし、「まだ足りない部分が多いので、もっと学びたい。美しい芸術人になれるよう、いつも謙遜して学んでいく」と付け加えた。アン・ヒョソプは、韓国で2026年放送予定の次期作「今日も完売しました」を通じてラブコメジャンルに復帰する。

【PHOTO】アン・ヒョソプ、海外スケジュールのため出国(動画あり)
24日午後、アン・ヒョソプが海外スケジュールのため、仁川(インチョン)国際空港を通じて出国した。・ソン・ジュンギ&ビョン・ウソク&アン・ヒョソプ「第40回 Golden Disc Awards」プレゼンターに抜擢!・ビョン・ウソクからアン・ヒョソプまで、豪華俳優陣が「2025 KGMA」に授賞者として出席

ソン・ジュンギ&ビョン・ウソク&アン・ヒョソプ「第40回 Golden Disc Awards」プレゼンターに抜擢!
俳優のソン・ジュンギ、ビョン・ウソク、アン・ヒョソプが「第40回 Golden Disk Awards」のプレゼンターを務める。本日(20日)、主催・主管会社のHLLは「ソン・ジュンギ、ビョン・ウソク、アン・ヒョソプが、2026年1月10日に台北ドーム(TAIPEI DOME)にて開催される『第40回 Golden Disk Awards』のステージに上がり、プレゼンターとして活躍する」と明らかにした。K-POPを代表する音楽授賞式「Golden Disk Awards」のため、韓国映画と韓国ドラマで活躍したグローバルスター3人が一堂に会する。昨年最も愛されたK-POPアーティストたちと3人の俳優が参加し、K-コンテンツのプレゼンスを確認する祝祭となる見込みだ。JTBCドラマ「マイ・ユース(My Youth)」で久しぶりに温かく美しい感性ロマンスで世界中の視聴者を魅了したソン・ジュンギは、K-コンテンツの流れを主導している俳優だ。今回の授賞式では「マイ・ユース」とは異なる姿で華やかな祭典のフィナーレを飾る。特に2023年にタイ・バンコクで開催された「第37回 Golden Disk Awards」にプレゼンターとして出席した当時、「K-POPの底力を実感した」と語っていたソン・ジュンギが、3年ぶりに再び世界中のファンと交流するため意味深い。海外の大きな舞台でも存在感を証明した彼が、今回の授賞式でもプレゼンターとして再び存在感を見せる見通しだ。ビョン・ウソクは、K-POPと深い縁を続けている。2024年にシンドロームを巻き起こしたtvNドラマ「ソンジェ背負って走れ」で、自ら歌った楽曲「夕立(Sudden Shower)」で再生回数1億回突破という驚異的な記録を打ち立て、韓国国内外の様々なステージで披露したライブパフォーマンスも好評を博した。このように、韓国だけでなく世界中のファンから音楽的な才能を認められた彼は、今回の授賞式でK-POPファンと交流する特別な姿を見せる予定だ。MBCドラマ「21世紀の大君夫人」とNetflixシリーズ「俺だけレベルアップな件」など、次回作の準備で多忙な中でも今回の授賞式に参加することになり、期待が高まっている。韓国のラブコメディを代表する俳優として成長し、今やSaja Boysのリーダーとして世界的な話題を集めたアン・ヒョソプも、授賞式に出席する。彼は最近、Netflix初となる累計視聴数3億回を突破したアニメ映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」で、K-POPアイドルグループSaja Boysのメンバー・ジヌの声を担当し、今最も注目されるグローバル俳優としての地位を築いている。また、次回作「今日も完売しました」で再びラブコメディシンドロームを予告している。「Golden Disk Awards」は、1年間多くの人々から大きな愛を受けた韓国の大衆音楽を選定し、決算する授賞式だ。40周年という節目の年に、台北最大規模の公演会場でより壮大で特別な授賞式が開催される予定だ。・ソン・ジュンギ、日本で14年ぶり!単独ファンミーティングが11月に2都市で開催・ビョン・ウソクからアン・ヒョソプまで、豪華俳優陣が「2025 KGMA」に授賞者として出席

ビョン・ウソクからアン・ヒョソプまで、豪華俳優陣が「2025 KGMA」に授賞者として出席
人気俳優たちが「2025 KGMA」に授賞者として出席する。昨日(19日)、KGMA組織員会は11月14日と15日、仁川(インチョン)インスパイアアリーナで開催される「第2回KOREA GRAND MUSIC AWARDS」(以下、「2025 KGMA」)の授賞者を発表。カン・テオ、コン・スンヨン、クォン・ユル、キム・ダン、元Weki Mekiのキム・ドヨン、キム・ドフン、キム・ミンソク、WEiのキム・ヨハン、ムン・チェウォン、パク・セワン、ペ・ヒョンソン、ビョン・ウソク、ソ・ウンス、シン・スンホ、アン・ヒョソプ、オム・テグ、元MOMOLANDのヨンウ、オン・ソンウ、ユン・ガイ、イ・ソル、イ・セヨン、イ・ヨルム、元AFTERSCHOOLのジュヨン、チョン・ジュンウォン、チェ・ソアン、少女時代のスヨン、チェ・ユンジ、チュ・ヨンウ、ハヨンの出席が決定した。アン・ヒョソプは今年、世界中で大ヒットしたNetflixの話題作「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」でSaja Boysのジヌの声を担当し、韓国を超えて世界的に注目を浴びた。今夏、スクリーンデビュー作「全知的な読者の視点から」で安定的な演技を披露したアン・ヒョソプは、今年K-コンテンツとK-POPのシナジー(相乗効果)を世界に広めた主役として、K-POPフェスティバルである「KGMA」を訪れる多くの観客に会う予定だ。ビョン・ウソクは昨年、tvN「ソンジェ背負って走れ」のヒットでホットな俳優となり、変わらず人気を集めている。昨年の「2024 KGMA」ではN.Flyingのユ・フェスンが同作のOST(挿入歌)「I Think I Did」でBest OST賞を手にし、「KGMA」との縁が生まれた。現在、韓国で来年放送予定のMBC「21世紀の大君夫人」の撮影をしている中、「2025 KGMA」で久しぶりにファンの前に立つ。第2世代を代表するガールズグループ少女時代のメンバーで、女優として活躍しているスヨンは、「KGMA」を通じてK-POPアイドルの後輩に会い、その道を築いてきた先輩として、後輩たちに賞を与える。2022年、少女時代のデビュー15周年記念アルバムを発売し、現役アイドルとして存在感を見せたスヨンは、今年tvN「禁酒をお願い」を通じて優れた演技を披露した。彼女は韓国で今年下半期に放送される新ドラマ「アイドルアイ」を通じて視聴者に会う。WEiのキム・ヨハンは、最近韓国で放送終了したSBS「TRY ~僕たちは奇跡になる~」で印象的な演技を披露し、今年の「KGMA」に歌手ではなく俳優として出席する。今年の授賞式にはスヨンとキム・ヨハンだけでなく、K-POPとK-コンテンツの二つの道を歩いているアーティストたちが授賞者として参加し、その意味を深める。オーディション番組を通じてWanna Oneとして活動したオン・ソンウは、演劇「シェイクスピア・イン・ラブ」を終えた後、「KGMA」に授賞者として参加する。今年はとりわけオーディション番組を通じてデビューした新人グループが多いだけに、オン・ソンウの参加は「KGMA」にヒストリーを加えるとみられる。他にも「オク氏夫人伝」で女優としての地位を築いた元MOMOLANDのヨンウ、元AFTERSCHOOLのジュヨン、そして演劇「ホワイトラビット レッドラビット」で可能性を証明した元Weki Mekiのキム・ドヨンも久しぶりに音楽授賞式でファンに会う。俳優になる前、Red Velvetの警護を担当した経歴を持つシン・スンホも授賞者としてステージに立つ。今年の「KGMA」にはRed VelvetのアイリーンがMCとして参加するだけに、シン・スンホとの出会いも関心を集める。JTBC「オク氏夫人伝」、Netflix「トラウマコード」「広場」、tvN「巫女と彦星」など、多数の作品で人気を博したチュ・ヨンウは、忙しいスケジュールの中でもK-POPファン&授賞者として「KGMA」に参加する。強烈なカリスマ性と魅力的な低音ボイスで厚いファン層を形成しているオム・テグは、最近、Disney+「北極星」に特別出演し、世界の視聴者を魅了した。彼は最近、ウェブバラエティ「単純労働:ワークマン外伝」で、K-POPアーティストたちと一風変わった縁を結んでおり、今回の「KGMA」出演にも期待が集まっている。カン・テオは、軍白期(軍入隊による活動空白期)を経て、今年tvN「ジャガイモ研究所」で復帰を果たした。10月にはMBC新ドラマ「この川には月が流れる」で再び視聴者に会う。ムン・チェウォンはホラー映画「鬼市」で、ドラマ「ペイバック~金と権力~」以降、約2年ぶりに大衆の前に立った。優雅な雰囲気で長い間愛された彼女は、最新作で一層幅広くなった表現力を見せたため、ファンの熱い反応が予想される。コン・スンヨンは、チャンネルA「旅屋おかえり」、Netflix「悪縁」、演劇「花の秘密」、映画「デッドライン」など、多数の作品で活躍したことに続き、授賞者として「KGMA」に花を添える。Netflix「おつかれさま」でハクシ夫人を熱演したチェ・ソアン、最近所属事務所を移籍したクォン・ユル、イ・セヨンも「KGMA」で久しぶりにファンの前に立つ。SBS「私たちの映画」以降、KBS 2TV「結婚の完成」を次回作に確定したイ・ソル、映画「ビクトリー」とDisney+「ソウル・バスターズ」で活躍したパク・セワン、「トラウマコード」のチョン・ジャンミ役で愛されたハヨンも授賞者を務める。tvN「いつかは賢いレジデント生活」のチョン・ジュンウォン、SBS「わたしの完璧な秘書」、tvN「瑞草洞」、TVING「親愛なるX」など、多数の作品で活躍したキム・ドフン、tvN「シン社長プロジェクト」のペ・ヒョンソンらの人気俳優、並びにDisney+「メイド・イン・コリア」の公開を控えているソ・ウンスと、tvN「テプン商事」で帰ってくるキム・ミンソクも授賞者ラインナップに名を連ねた。他にも「SNL KOREA」を卒業した後、女優として活躍しているユン・ガイ並びに「TRY ~僕たちは奇跡になる~」で注目を集めたキム・ダン、tvN「初、恋のために」で活躍したチェ・ユンジなど、ライジングスターも授賞式に参加する。KGMA組織員会はこれに先立って「2025 KGMA」1次ラインナップとしてBOYNEXTDOOR、Stray Kids、IVE、ATEEZ、KISS OF LIFE、FIFTY FIFTYを公開。さらにルーキーラインナップとしてMEOVV、AHOF、ALLDAY PROJECT、CLOSE YOUR EYES、KiiiKiii、Kick Flip、Hearts2HeartsおよびSMTR25を発表した。また、トロット(韓国の演歌)&バンドラインナップとしてパク・ソジン、イ・チャンウォン、チャン・ミンホ、LUCY、Xdinary Heroesの出演を公式化した。今後、4次ラインナップおよびスペシャルラインナップも公開する予定だ。今年のKGMAは昨年に続いて女優ナム・ジヒョンが2日間MCを務める。またRed Velvetのアイリーン、KISS OF LIFEのNATTYがそれぞれ14日と15日に彼女と共にMCを務める。

【PHOTO】アン・ヒョソプ、海外ファンミーティングのためインドネシアへ出国(動画あり)
俳優のアン・ヒョソプが22日午後、ファンミーティング「AHN HYO SEOP Fan Meeting I WANT TO SAY LOVE JAKARTA」のため、仁川(インチョン)国際空港を通じてインドネシアへ出国した。・アン・ヒョソプ「全知的な読者の視点から」でスクリーンデビューイ・ミンホ兄さんとの関係性が演技に生かされた・アン・ヒョソプ&イ・ミンホら、映画「全知的な読者の視点から」キャストが揃ってグラビアに登場

アン・ヒョソプ「全知的な読者の視点から」でスクリーンデビュー“イ・ミンホ兄さんとの関係性が演技に生かされた”
アン・ヒョソプが、映画「全知的な読者の視点から」で平凡な男性の姿を描いた。「全知的な読者の視点から」(監督:キム・ビョンウ)は、10年間連載された小説が完結した日、小説の中の世界が現実になってしまい、唯一の読者だったキム・ドクジャ(アン・ヒョソプ)が、小説の主人公ユ・ジュンヒョク(イ・ミンホ)、そして仲間と共に滅亡した世界で生き残るために奮闘するファンタジーアクションだ。スクリーンデビュー作である「全知的な読者の視点から」で、アン・ヒョソプはごく普通の人物キム・ドクジャになるために、存在感を消した。「味がないような人を描きたかった」という彼は、圧倒的な世界観の中で、むしろ平凡さで説得力を築き上げていった。華やかなアクションとファンタジーの中でも、キャラクターのリアルさを失わないよう心がけたという彼は最近、Netflix「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」を通じて新しい形の演技にも挑戦した。声だけでキャラクターの雰囲気と感情を伝える作業は、「俳優としてまた新たなリズムを体験した時間」だったと話した。方式は異なるが、どちらの作品でもアン・ヒョソプは、人物の本質にゆっくりと近づいていく道を選んだ。―― 「全知的な読者の視点から」に期待が集まっています。主演俳優として初めて公開される映画でもありますが、いかがですか?アン・ヒョソプ:初のスクリーンデビュー作なので、とてもワクワクしています。作品の規模がとても大きいのでプレッシャーもありましたし、戸惑いもありました。それでもついに1つの作品に出会えたと思いました。この作品のスケールや重さよりも、「どうすれば自分だけのキム・ドクジャをしっかり作り上げることができるか」が1番の悩みでした。個人的に光栄だと思ったのは、普段から好きだった監督、大好きな先輩や仲間たちと一緒に仕事ができたことです。また、以前から好きだった制作陣と一緒に仕事ができたことに感謝しています。全体的にすべての状況がとてもありがたい瞬間でした。―― アン・ヒョソプさんが演じたキム・ドクジャに関して、最も重視したポイントは何ですか?アン・ヒョソプ:普遍性です。どの集団に混ざっていても、その中で自然に埋もれる人物。いわば、最も平凡に見える人です。実は、最初は僕が背が高くて目立ちやすい方なので、キム・ドクジャのキャラクターに合わないのではないかと心配もしました。でも、それは結局、僕の先入観だったんです。僕のような人もどこかには存在するし、社会の中で一緒に生きているのですから。そのため、先入観を捨ててアプローチしようと思いました。できるだけ味のない、何の色や香りもない、特別なところがない人のように演じることが僕の目標でした。―― 普通の会社員キム・ドクジャと俳優アン・ヒョソプさんでは外見のギャップが大きいという原作ファンもいたようですが、プレッシャーはなかったのでしょうか?アン・ヒョソプ:これは僕がプレッシャーを感じても解決できる問題ではないので(笑)。この顔で生まれたのだから。監督が僕をキャスティングした理由があるはずだと、信じたいと思いました。だからこの役を引き受けた時は、「じゃあ、僕は忠実にキム・ドクジャを演じればいい」という思いが1番優先でした。その部分ではあまり揺れていなかったと思います。―― たくさんのラブコールがあったと思いますが、その中でこの作品を選び、公開まで待ちましたが、待った甲斐はありましたか?アン・ヒョソプ:ありました。映画を撮ってこんなに長い時間を待ったのは今回が初めてだったので、その分、やりがいも大きかったように思います。僕は作品を選ぶ時に、何かを計算してアプローチしないんです。「この時期だからうまくいくだろう、この制作陣だから成功するだろう」という基準よりも、僕が本当に惹かれるかを1番大事にしています。僕の心が動いたら選びますし、その選択にはいつも後悔はありません。この作品もそうでしたし、今もそのような信念があります。―― 「全知的な読者の視点から」の魅力は何ですか?アン・ヒョソプ:気づいてなかったんですけど、僕はファンタジージャンルが結構好きなんです。今までやってきた作品を振り返ってみると、ファンタジー的な要素が多い方ですし、あえて難しい道を選ぶタイプなのかもしれません。大変そうな作品に惹かれるようなので、自分の知らない自分の好みを、今回の選択で再び確認できたと思います。―― CGやブルースクリーンを使用する演技の特性上、没入しづらい場面もあったと思いますが、急に我に返る時はありませんでしたか(笑)?アン・ヒョソプ:最初のうちはありましたね。「自分は今何をしているんだろう?」と思う瞬間はありました(笑)。でも、撮影を続けていくうちに気づいたんです。自分が信じていないと、誰も信じてくれないんだということを。役に入り込んでいないから現実を自覚するわけですし、それは自分がしっかり演技ができていない証拠なんです。ですので、そういった感情は自分の中で消さなければならなかったんです。―― ファンタジーの中のアクションということもあって、より難しかったと思うのですが、アクションで重視した点はありましたか?アン・ヒョソプ:アクションをしながらも、「カッコよく見えてはいけない」ということを常に意識していました。ドクジャは剣を振ったこともなければ、喧嘩をしたこともないキャラクターなので、そのぎこちない、不器用な動きからくるリアルさを生かしたかったんです。監督にも、撮影が終わると必ず「僕、カッコよく映りすぎてないですか」と聞きました(笑)。ドクジャは誰でもなれる人物です。成長するにつれて眼差しや姿勢が変わることはあっても、最初のドクジャは、僕たちが日常で見かけるような姿であるべきだと思いました。―― イ・ミンホさんとのブロマンス(男性同士の友情)も楽しみですが、共演はいかがでしたか?アン・ヒョソプ:個人的には本当に楽でした。ミンホ兄さんは幼い頃、僕にとっての芸能人だったのですが、映画の中のユ・ジュンヒョクがドクジャにとってそういった存在ですよね。そのような関係性が現実と重なって、演技にすごく役立ちました。現場では、兄さんがとても気さくに接してくれて、すぐに親しくなりました。久しぶりに会ったような感じではなく、「ご飯食べた?」とすぐに気楽に話しかけてくれました。―― 注目の俳優たちが集まりましたが、共演俳優に驚いたことはありましたか?アン・ヒョソプ:一人ひとりみんなしっかりしている人たちだと感じました。それぞれ自分の重心があるし、自分の基準がしっかりしていて、それが映画に合っていると思いました。舞台もジャンルも環境も違う人たちが集まり、1つのチームになっていく映画なので、役者一人ひとりの色がはっきりしていることが、かえって相乗効果をもたらしました。また、みんな長く活動してきたベテランなので、現場でも自分の場所というのをきちんと把握して動いていました。自分が今目立つタイミングではないことを正確に把握して、配慮している印象を受けました。―― 成績に対するプレッシャーは避けられないですよね。アン・ヒョソプ:プレッシャーが全くないと言えば嘘になりますが、これはもう自分の手を離れていることだと思います。役者として現場で最善を尽くしましたし、その過程でキム・ドクジャという人物を本当に愛するようになりました。ドクジャというキャラクターを深く理解して表現しようと最後まで努力したので、後悔はありません。ヒットしてほしいですが、それよりももっと重要なものを得た作品です。―― 原作のキム・ドクジャはもっと細かい人物ですが、映画では省略された部分も多く、残念ではありませんでしたか?アン・ヒョソプ:正直に言うと、残念な部分もあります。原作ではキム・ドクジャがもっと明快にソリューションを出してきますし、カリスマ性があって、少しずる賢いところもあります。そういったところがすごく魅力的だと思いました。しかし、約2時間の映画の中にすべてを詰め込むのは無理だったと思います。監督もそう判断したと思いますし、僕自身も、映画の中のドクジャはもう少し現実にいるような人物として設定されているという点で、別の魅力があると感じました。―― 「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」への反応も熱いですが、この作品を選んだきかっけは何ですか?アン・ヒョソプ:最初は「K-POPがテーマだからやってみたい」というよりは、キャラクターそのものが好きでした。台本が面白かったですし、キャラクターが魅力的でした。また、英語での演技にもチャレンジをしてみたかったんです。そして、この作品は監督と気楽にたくさん話し合いながら作っていけると思ったので、より惹かれたのだと思います。撮影していくうちに愛着も深まりました。―― 演技がとても自然だという反応が多かったのですが、俳優の演技と声優の違いはありましたか?アン・ヒョソプ:確かに声優は、声だけで全ての感情を伝えなければならないので、表現を誇張する必要があります。監督が細かいところまで丁寧に教えてくださって、とても勉強になりました。ロサンゼルスにいる監督とZoomで作業したのですが、僕が準備してきた部分も生かしてくださって、現場での僕の表情などを反映した部分もあると聞きました。そのような作業方式が新鮮で楽しかったです。―― 監督が「社内お見合い」を観て、ファンとしてキャスティングしたという話もありますね。アン・ヒョソプ:本当に感謝すべきことです。もっと驚いたのは、「社内お見合い」のOST(挿入歌)をそのまま映画に使ったことです。韓国語の歌詞がそのまま出てきてびっくりしました(笑)。韓国ドラマのワンシーンを丸ごと持ってきて、K-POP文化の感性を取り入れるというやり方自体、とても賢いと思いました。―― 最後に、公開に向けて今のお気持ちを聞かせてください。アン・ヒョソプ:原作がある作品なので、何かしら残念な部分があるのは仕方がないことだと思います。僕自身もそのような立場で理解しています。それでも、僕たちはこの2時間の中で、観客の皆さんに本当に楽しい経験を提供するために最善を尽くしました。みんながそれぞれの立場で頑張りましたし、結果的に良い作品に仕上がったと思います。たくさんの応援をお願いします。劇場で楽しい時間を過ごしてほしいと思います。―― 観客の皆さんがどのような反応をしてくれたら1番安心できると思いますか?アン・ヒョソプ:「時間が無駄じゃなかった」。その一言で十分だと思います。

アン・ヒョソプ&イ・ミンホら、映画「全知的な読者の視点から」キャストが揃ってグラビアに登場
映画「全知的な読者の視点から」のアン・ヒョソプ、イ・ミンホ、チェ・スビン、シン・スンホ、ナナ(AFTERSCHOOL)が、雑誌「Harper's BAZAAR」でそれぞれ異なる魅力をアピールした。同作は、10年以上連載された小説が完結した日、小説の中の世界が現実になってしまい、唯一の読者だったキム・ドクジャ(アン・ヒョソプ)が、小説の主人公ユ・ジュンヒョク(イ・ミンホ)と同僚たちとともに滅亡した世界で生き残ろうとする物語を描いたファンタジーアクション映画だ。グラビア撮影のため一堂に会した5人は、それぞれ違う魅力と雰囲気をアピールして目を引く。緊張感と余裕を行き来する5人のエネルギーが組み合わせられ、グラビアをさらに豊かに完成させた。モノクロトーンのスタイリングが際立つ集合カットから、それぞれの個性を込めた個人カットまでそれぞれのオーラが際立つ。これとともに行われたインタビューで俳優たちは、同じ気持ちで作品への愛情と心を示した。アン・ヒョソプは「キム・ドクジャという人物が、これまで僕が演じてきたキャラクターの中で一番現実に近いと思った。キム・ドクジャが選択し続け、成長する過程を通じて観客の方々も、キム・ドクジャという人物のように自ら主人公になり、特別になれるということを感じさせたかった」と話し、観客と共感したいという願いを伝えた。イ・ミンホは「ユ・ジュンヒョクという人物がたくさんの人々と別れ、傷つけられながらも小説の中の世界を乗り越えて生きていく姿に感動した」と明かし、キャラクターへの深い理解を示した。チェ・スビンは「同作は一人ひとりの登場人物が一つの共同体のように感じられ、彼らとともに冒険に向かうという雰囲気に惹かれた」とし「ストーリーがとても面白くて、出演陣の私も早く結果を見たいと思った」と伝え、作品への期待を倍増させた。シン・スンホは「イ・ヒョンソンは、混乱した世界の中で一人のヒーローになった人物で、温かく責任感の強い姿をアピールしようと思った」と明かした。ナナは「以前から剣のアクションに挑戦したかったけれど、同作では長剣と短剣を一緒に使うので、動作を大きくしたほうがいいと思ってそうした。同作を終えて、真剣にアクション俳優を夢見ることになった」と伝え、大胆な演技変身への注目を集めた。映画「全知的な読者の視点から」は、現在韓国で公開中だ。

アン・ヒョソプ、人生の選択について語る「幸せを感じるには苦痛さえも受け入れる」
俳優のアン・ヒョソプが磨きのかかったビジュアルを披露した。雑誌「GQ」7月号のデジタルカバーを飾ったアン・ヒョソプのグラビアが最近公開された。今回のグラビアで彼は節制された男性美と内面の深みを兼ね備えた俳優としての一面を見せた。様々な衣装とアクセサリーを自分だけのスタイルで着こなし、優しさと強靭な姿を自由に行き来するカリスマ性をアピール。特にディテールが印象的なウォッチとジュエリーはアン・ヒョソプの洗練されたスタイリングと完璧な相乗効果を成し、見る人の視線を一気に引きつけた。アン・ヒョソプはスーツとカジュアルなスタイルでカメラをじっと見つめ、一層深くなった眼差しと成熟した雰囲気で胸キュンの瞬間を演出し、茶目っ気たっぷりの表情と柔軟なポーズで愉快かつ魅惑的な雰囲気を見せつけた。さらに整った顔立ち、抜群のプロポーションでグラビアの完成度を高めた。また、徹底的な自己管理で鍛えられた広々とした肩と、長い手足が女心をくすぐった。少年美を脱ぎ捨て、成熟した男性の魅力をまとった彼の現在は、世代を問わない幅広いファンの心を鷲掴みにしている。続いて行われたインタビューでは、外見の魅力だけでなく、アン・ヒョソプならではの哲学的な視線と内面の深みも如実に表れた。自分をインタビューするなら、どのような質問を投げかけるかと聞かれると「あなたはこれまでちゃんと生きてきたと感じますか?」と答えた。続いて「良い選択でも、そうでない選択でも、今の自分を作ったのはすべてその選択」とし、人生の苦しみすら成長の踏み台にしてきた姿勢を率直に打ち明けた。またアン・ヒョソプは「今ここで幸せを感じるには、苦痛さえも受け入れることができなければならない」という言葉で、瞬間の快楽より人生のバランスを重視する省察的な考えを見せた。これは彼が単純に外面の魅力にとどまらず、自分自身を絶え間なく客観視し、内面の成長を追求する人であることを表している。彼はドラマ「浪漫ドクターキム・サブ」「社内お見合い」などで多彩な演技を披露し、確かな存在感を見せてきた。現在韓国で公開中の映画「全知的な読者の視点から」にも出演している。

【PHOTO】アン・ヒョソプ、海外スケジュールのためシンガポールへ出国
28日午後、アン・ヒョソプが海外スケジュールのため、仁川(インチョン)国際空港を通じてシンガポールに出国した。・【PHOTO】アン・ヒョソプ&イ・ミンホら、映画「全知的な読者の視点から」舞台挨拶に出席・【PHOTO】アン・ヒョソプ&イ・ミンホら、ラジオ出演のため放送局へ

【PHOTO】アン・ヒョソプ&イ・ミンホら、映画「全知的な読者の視点から」舞台挨拶に出席
27日午後、ソウルCGV永登浦(ヨンドゥンポ)にて、映画「全知的な読者の視点から」の舞台挨拶が行われ、アン・ヒョソプ、イ・ミンホ、チェ・スビン、シン・スンホ、ナナ(AFTERSCHOOL)らが出席した。同作は、10年間連載された小説が完結した日、小説の中の世界が現実になってしまい、唯一の読者だったキム・ドクジャが、小説の主人公ユ・ジュンヒョク、そして仲間と共に滅亡した世界で生き残るために奮闘するファンタジーアクションだ。・アン・ヒョソプ&イ・ミンホ、映画「全知的な読者の視点から」で得た新たな視点とは?記者懇談会で感想語る・アン・ヒョソプ&イ・ミンホ、映画「全知的な読者の視点から」予告ポスターを公開

【PHOTO】アン・ヒョソプ&イ・ミンホら、ラジオ出演のため放送局へ
23日午後、アン・ヒョソプ&イ・ミンホ&チェ・スビン、シン・スンホが、ソウル汝矣島(ヨイド)KBSで行われるKBSクールFMラジオ「イ・ウンジの歌謡広場」に出演するため、放送局へ向かった。彼らが出演する映画「全知的な読者の視点から」は、10年間連載された小説が完結した日、小説の中の世界が現実になってしまい、唯一の読者だったキム・ドクジャ(アン・ヒョソプ)が、小説の主人公ユ・ジュンヒョク(イ・ミンホ)、そして仲間と共に滅亡した世界で生き残るために奮闘するファンタジーアクションだ。※この記事は現地メディアの取材によるものです。写真にばらつきがございますので、予めご了承ください。・アン・ヒョソプ&イ・ミンホ、映画「全知的な読者の視点から」で得た新たな視点とは?記者懇談会で感想語る・アン・ヒョソプ&イ・ミンホ、映画「全知的な読者の視点から」予告ポスターを公開

【PHOTO】アン・ヒョソプ&イ・ミンホら、映画「全知的な読者の視点から」VIP試写会に出席
21日午後、ソウル松坡(ソンパ)区ロッテシネマワールドタワーにて、映画「全知的な読者の視点から」のVIP試写会が行われ、アン・ヒョソプ、イ・ミンホ、チェ・スビン、シン・スンホ、ナナらが出席した。・【PHOTO】元AFTERSCHOOL カヒ、LOVELYZ ジョン・イェイン&ユ・ジエら、映画「全知的な読者の視点から」VIP試写会に出席・【PHOTO】パク・ボゴム&チャン・ドンゴンら、映画「全知的な読者の視点から」VIP試写会に出席




