華麗なる遺産
記事一覧
長瀬智也主演ドラマ「ごめん、愛してる」の原作韓国ドラマも全話無料!他豪華5作品がAbemaTVで今月より放送スタート
株式会社AbemaTVが運営する無料で楽しめるインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」では、24時間無料で韓国や中国語文化圏の人気ドラマや映画を楽しめる専門チャンネル「韓流・華流チャンネル」で話題作を続々放送中。本日(5日) は6月のラインナップを発表!今月から新たに放送開始する作品は5作品となっており、ソ・ジソブやソ・イングク主演作品の放送や、地上波で7月から放送予定の日本キャスト版「ごめん、愛してる」の原作韓国ドラマも全話無料で放送予定となっている。<6月放送スタート作品>「ナイショの恋していいですか!?」6月5日(月) 夜10時15分~https://c1.app-adforce.jp/ad/p/r?_site=40059&_article=272392&_link=8403943ソ・イングク主演で9歳年下男子高校生とエリート上司の間で揺れる妄想女子が繰り広げる王道ロマンティックラブコメディ。「主君の太陽」6月7日(水) 夜9時~https://abema.tv/channels/asia-drama/slots/9hKQCvZ6MoVu8Tソ・ジソブ主演で幽霊が見えるヒロインにつきまとわれることから、徐々に恋愛に発展していく異色のファンタジックラブストーリー。「華麗なる遺産」6月13日(火) 夜11時30分~ハン・ヒョジュ&イ・スンギ主演で韓国で最高視聴率47.1%を記録した遺産をめぐる様々な企みに巻き込まれながらも運命を切り開いていく感動の胸キュンシンデレラ・ストーリー。「2度目の二十歳」6月23日(金) 午後2時00分~離婚、夫の浮気、病気宣告から人生をリセットし38歳で大学生になったヒロインをチェ・ジウが熱演、30~40代女性の共感度200%、憧れをリアルかつコミカルに描く。「ごめん、愛してる」6月27日(火) 夜9時~韓国で最高視聴率47.1%を記録し、日本でも2017年7月に長瀬智也主演にて地上波で放送されることが決定している、幼いころ不遇な境遇で育ちながらも初めて人を愛することを知っていくソ・ジソブ主演の涙なしでは見られない究極のラブストーリー。この他にも見どころ作品が多数放送予定となっているので、要チェックだ!<6月の韓流・華流チャンネルの見どころ>「キレイな男」夜7時45分~(月~金)「ラブレイン」夜11時30分~(月~金)「美男<イケメン>ですね」深夜0時45分~(月~金)「星から来たあなた」夜9時~(月火)「大丈夫、愛だ」夜9時~(木金)「誘惑」午後2時~(月~金)■番組概要「AbemaTV(アベマティーヴィー)」 URL:https://abema.tv/配信:PC(ブラウザ)/ Google Play /App Store / Amazon Appstore推奨環境:PC版推奨OS:Mac OS X 10.9以降、Windows 7以降 推奨ブラウザ:Chrome最新版、Safari最新版(Mac)、Internet Explorer 11以降(Windows)推奨ソフトウェア:Adobe Flash Player Androidスマートフォン/タブレット推奨環境:Android4.3以降 動作保証:Android4.1以降iPhone/iPad推奨環境:iOS9.0以降のiPhone(4S以降)、iPad(2以降)、iPad Air、iPad mini動作保証:iOS9.0以降のバージョンに対応した端末テレビ Amazon Fire TVAmazon Fire TV StickPC版 Android TVApple TV(第4世代)Google Cast (推奨環境:第1世代以降)利用料金:無料
「華麗なる遺産」「ラブレイン」「赤と黒」などの人気ドラマがスペシャルプライスで新登場!コンパクトDVD-BOXシリーズ第3弾が6/15より発売決定!
ソン・スンホン主演「男が愛する時」や韓国大ヒットドラマ「棚ぼたのあなた」、不朽の名作「製パン王キム・タック」「華麗なる遺産」など、韓国ドラマ全8作品が新たにコンパクトDVD-BOXシリーズで登場する。このシリーズは、「イルジメ〔一枝梅〕」「オレのことスキでしょ。」をはじめとした人気作を取り揃え、数々の韓国ドラマDVDランキングで長期間上位ランクインしているポニーキャニオンコンパクトDVD-BOXシリーズ。累計出荷は40,000セットを突破しているヒット・シリーズだ。今回の第3弾では、クォン・サンウが一人二役を演じた「シンデレラマン」、野性味溢れるソン・スンホンの魅力満載の「男が愛する時」、またCNBLUEのカン・ミンヒョクが役者としても高い評価を受けたホームドラマの金字塔「棚ぼたのあなた」に加え、不朽の名作ともいえる「華麗なる遺産」「赤と黒」そして「ラブレイン」など8作品が新登場。第3弾の発売を記念したキャンペーンでは、対象商品をお買い上げの方に、シリーズ全33作品の情報がたっぷり詰まった「ポニーキャニオン韓流カタログBOOK」を先着でプレゼント! キャンペーンの詳細はホームページをチェック。コンパクトDVD-BOXシリーズ第3弾は、6月15日より順次発売される。【6月15日発売】・ラブレイン<完全版>コンパクトDVD-BOX発売元:「ラブレイン」製作委員会(C) YOON'S COLOR・華麗なる遺産<完全版>コンパクトDVD-BOX 全2BOX 発売元:フジテレビジョン/ポニーキャニオン(C) 2009 SBS・製パン王キム・タック<ノーカット完全版>コンパクトDVD-BOX 全2BOX発売元:フジテレビジョン/ポニーキャニオン Licensed by KBS Media Ltd.(C)2010 KBS. All rights reserved・逆転の女王<完全版>コンパクトDVD-BOX 全2BOX 発売元:フジテレビジョン/ポニーキャニオン(C) MBC 2010 All Rights Reserved・シンデレラマン コンパクトDVD-BOX発売元:ポニーキャニオン、KNTV、ブロードメディア・スタジオ、テレビ東京(C) MBC 2009 All Rights Reserved.・赤と黒<ノーカット完全版>コンパクトDVD-BOX発売元:ポニーキャニオン(C) アジア・コンテンツ・センター グッド・ストーリー NHK・棚ぼたのあなた コンパクトDVD-BOX 全3BOX発売元:ポニーキャニオン(C) Licensed by KBS Media Ltd. (c)2012 KBS. All rights reserved【7月20日発売】・男が愛する時<ノーカット版>コンパクトDVD-BOX 全2BOX発売元:カルチュア・パブリッシャーズ(C) iWILL media corporation、STORMS COMPANY各DVD-BOX 5,000円+税キャンペーン詳細:http://compactdvdbox.ponycanyon.co.jp/
【スターコラム】女優ハン・ヒョジュ、私の物語 ― Vol.1
どのように言えばこの女優を上手く表現できるだろう。明るく美しい女優。ロマンスや時代劇に似合う女優と表現するには、常にイメージチェンジが図られる。ドラマ「華麗なる遺産」「トンイ」などでお茶の間の視聴者を魅了した彼女は、映画にその活動領域を広げ「王になった男」「ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士」などを通じて本人が持っている多様な姿の一部を公開した。結果は大成功だった。最近バラエティ番組で彼女ならではの負けん気と気さくな姿を見せたうえに、「美しい!」という流行語を作ったハン・ヒョジュ、彼女が今度は今までのイメージを脱ぎ捨て、映画「監視者たち」でアクション演技に挑戦した。彼女は同僚の俳優も絶賛するほど、アクション演技への才能を見せ、また異なる姿を披露した。ハン・ヒョジュの本当の姿はまだ誰にも分からない。まだ本人すら自身の姿を全部は分からないというのでさらに気になる彼女の話に耳を傾けてみよう。/編集者 NAVER スターコラム:ハン・ヒョジュこんにちは。ハン・ヒョジュです。蒸し暑い夏ですが皆様お元気ですか?テレビや映画ではなく、このようにして皆様にお会いでき、とても新鮮な気分です。作品でだけ皆様と交流していましたが、このようにハン・ヒョジュというタイトルで交流することになり、とても嬉しいです^______^デビューしてからもう10年になりましたね私は気付いてなかったのですが、周りから言われました。デビュー10年目の感想はどうかと。そういったことを感じる余裕もなく、これまで一生懸命に走ってきたと思います。10年という期間に特別な意味を置くより、これをきっかけに私のことを知らせることができる時間を設けたいと思います。これを書いている私自身も「私にこんな姿があったかな?」と思うほど、今までを振り返ることができる良い時間になりそうで、今からドキドキします。女優ハン・ヒョジュという名前を付けられた時から現在に至るまでの話、聞いてみますか?ミス・ピングレが芸能人になるまでたまに誰かに「芸能界に入ったきっかけはなんなの?」と聞かれると、そのたびに思い出そうとしましたが、答えはいつも「さあ」でした。高校の頃、暑い夏の日に偶然インターネットでバナー広告を見ました。ミス・ピングレ選抜大会を開催するとのことでした。そこに自ら志願したのです。その縁が今に至るわけです。今考えてもなぜ志願したのかはよく分かりません。それまで夢はたくさんありましたが、具体的な目標はなかった状態でしたので。もちろん私が大会で入賞するとは夢にも思いませんでした。本当に、何の度胸だったのか^^;; 当時はプロフィール写真撮影が流行っていました。今は見慣れないかもしれませんが、ご存知の方もいると思います。顔は白く写り、あまりに白くて鼻はなくなる、そういう写真です。友だちと一緒に撮った写真を大会に提出しました。思い切って皆様に公開したいところですが、残念ながら見つかりませんでした(泣) とにかく!ソウルから連絡が来ました。願書が合格したので、オーディションに来るようにと。そこから悩みが始まりました。なぜですかって?私の母はとても厳しい人でしたので、芸能人になりたいと、どう言い出せばいいのか心配したのです。だからと言って1人でソウルまで行くわけにもいかないし。顔色ばかりうかがって、最終的には殴られる覚悟で母に本音を告白しました。「お母さん、実はこういうことがあって、合格したんだけど、ソウルまで面接に来いって。お母さんがダメと言うなら行かないから」普段おしゃれすることも嫌がっていた母だったので、怒られると思いましたが、その話が終わるや否や爆笑しました。何だろう、この反応は?「あなたが?芸能人?」ちょうどこのような反応でした。幸い母は、娘がそのような大会を通じて学生の頃の特別な思い出を残すことができるだろうと思ったようです。幸い夏休みの期間中でもありましたし。結局母と一緒に、気楽に受けに行きました。笑いながら手を繋いでソウルに行った私が今こういうふうになりましたね。幸い良い結果で、デビューすることになりました。本格的に演技を習うためには首都圏の塾に通う必要がありました。大学も演技専攻にすると決めていたので、スーツケース2つを持ち1人で高速バスに乗ってソウルに上京しました。その時はスーツケース2個しかなかったのですが、今は賃貸の家が一つですね。10年経った今、私に新しくできたものは、ソウルでの拠り所です。それでも、この程度なら成功したと言えますよね?^^vこのようにして今日のハン・ヒョジュが存在します。幸い「華麗なる遺産」「トンイ」など、良い作品にめぐり合い、徐々に顔を知らせることができました。当時母にソウル行きを反対されていたら、今このように書いていることもなかったでしょうね(笑)その後「ノンストップ5」に出演し、映画やドラマなど、様々な作品にめぐり合いました。その中で欠かせないのは「華麗なる遺産」と「トンイ」です。もちろん他の作品もたくさんありますが、ハン・ヒョジュにとってこの2つの作品はたくさんのことを残してくれた作品です。人を残してくれた「華麗なる遺産」「華麗なる遺産」は視聴率の面でなかなか経験できない良い成績を収めましたが、それより私にとっては人を残してくれた作品です。(イ)スンギ、(ムン)チェウォン、(パク)ハソンなど、数少ない同年代の芸能人の友だちです。実際先輩と共演する機会は多いですが、同じ歳の友だちとの共演は簡単ではありません。成長して行く姿を一緒に見守り、同世代同士色々な話をできることがとても心強く、ありがたいです。同僚の俳優とはまた違う感じです。これから、何があっても応援してあげたい友達です。あ!この前、スンギがコラムで私の話をしたことありますよね?合わせてくれると言っていたと思いますが、合わせてくれなかったら承知しないぞ!こう言っていますが、そんなことありません。私も同じ立場で、一緒に頑張ったのです。もちろん、当時スンギがかなり緊張していたのは事実です。今ドラマに出演しているのを見ると、本当に上手だと思います。「キング~Two Hearts」の時は輝いていました。「九家の書」も面白かったです。「華麗なる遺産」のメンバーとは年に1~2回は会います。今年の頭にも会いました。「ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士」の公開後だったかなとにかく、スンギに「私たち、また共演しないとね」と言うと「おう、いいぞ!」と答えてくれました。次にチャンスがあれば、もう一度共演したいです。ハツラツとしたラブコメや面白いジャンルの作品が良さそうですが、皆様はどう思われますか?良い作品がありましたらお勧めしてください~!「トンイ」ハン・ヒョジュ24歳のすべてだった私のことを「トンイ」なしでは語れません。「トンイ」は私の24歳のすべてだったからです。当時人間ハン・ヒョジュとしての思い出や日常は思い出せません。日常が「トンイ」だったからです。撮影をする1年の間、大変でしたが一生懸命に臨みました。振り返ってみるととてもたくさんのことを残してくれた作品です。女優としても、人間としても。「トンイ」は私にとって、大きな山を一度越えた感じでした。息がつまり、できないと言いながらも、何とか頂上まで登った感じ?一度このような経験をして大いに役立ちました。人間として我慢する方法も分かりましたし、何でもできそうな気がしました。撮影現場の中での生活はとても熾烈でした。毎週挑戦する感じで私は試されました。そのたびに「私はトンイだから、後で私がこれをした時間を後悔することがないようにしよう。そういう気持ちで頑張ろう」という心構えで臨みました。おかげさまで賞も頂きましたし^^「トンイ」はそのテーマと内容いずれも新鮮でした。「尊い心を抱いてこそ、尊い人になる」というテーマの作品です。しばらくはここまで良いドラマはなかなかないと思います。私は成長と深く関係があるじゃないですか。何をそんなに成長するのかあ!身長はこれ以上成長したら困る!^^;;私が言うのもあれですが、いつの間にか私に「明るく元気で優しいキャラクター」というイメージが作られていました。それでもあえて捨てようとは思いませんでした。とても良く見てくださるということなので。それを捨てるために努力する必要はないと思います。人間ハン・ヒョジュの姿ではなく、作品で作られたイメージは、作品で「わたし、こういう姿もあります」と語りながら解いていけますので。映画「監視者たち」がその良い例です。ロマンス、時代劇などとジャンルが限られていた私にとって「監視者たち」はスキニージーンズのような作品です。先ほど言ったイメージを捨てられるチャンスができたのです。次回は「監視者たち」をはじめ、気恥ずかしく身に余る(観客動員数)1000万俳優という修飾語を与えてくれた「王になった男」「ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士」などの映画を中心に話したいと思います。続くハン・ヒョジュの話、楽しみにしてくださいますよね?すぐ、戻ります!文:ハン・ヒョジュ「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。
ヨン・ジュンソク「My name is...」
My name isヨン・ジュンソク。本名だ。漢字では、優れているという意味の俊に、朱錫を意味する錫と書く。朱錫のように高貴な人柄に立派な意志を抱いて進むという意味だ。母親の話によると、胎夢(妊婦や家族が妊娠したときに見る夢)は白くて可愛い豚が白いうさぎを抱かせてくれる夢だったという。僕が亥年ということとぴったり合っている。10歳の時から演技を始めた。経験を重視する母親の影響もあったが、まだ幼かったのでTVに出てくる有名人になりたいという気持ちが大きかった。偶然のきっかけで小さな演技教室兼エージェンシーが僕の写真を見て連絡をしてきて、子役の生活が始まった。オーディションを本当にたくさん受けた。KBS 1TV連続ドラマ「空くらい地くらい」(2007)の以前の作品は、ほとんどがオーティションを通して出演した。子役の競争が本当に激しいのでほとんど落ちた。キャスティングされなくて、意図せず長く休んだこともあった。良い評価を受けたSBS「華麗なる遺産」(2009)の身体障がい者3級のコ・ウヌ役もオーディションを通じて得た役だった。朝、突然連絡が来て、急いで家で資料を探してオーディションを受けに行った。当時、志願者がかなり多かったが、演じることを恥ずかしがる若い人が多かったようだ。それがむしろ僕にはチャンスになった。もし今再びやってみなさいと言われたら、たくさん考えてできないと思う。演技教室は「華麗なる遺産」の撮影に入る前にやめた。その後はずっと1人でやった。台本を見て特定の役が出る作品やドキュメンタリーを見て勉強した。演技教室に通う友達に比べて動作の演技は下手だったが、たくさん考える自分の性格が感情演技においては役立った。SBSドラマ「華麗なる遺産」の時は自閉症を患っている双子の兄弟を扱ったKBS 1TV「人間劇場」や映画「レインマン」を見た。KBS 1TV連続ドラマ「がんばれ、ミスターキム!」で脱北者の青年役を演じた時は、脱北者の資料やドキュメンタリーを主に見た。2008年に映画「ソウルが見えるか?」でユ・スンホさんに出会った。島に一緒にいたので、かなり仲良くなった。2歳上の兄さんなのでロールモデルというよりは、非常にかっこいい俳優だ。同世代の俳優たちとは違う道を歩いていると思う。スポットライトを浴びることができる方向ではなく、自分の演技のための選択がかっこよく見える。MBCドラマ「欲望の炎」(2010)の時はまだ成人俳優としての演技が少しぎこちなく感じられたが、「会いたい」(2012)では違和感がまったくなかった。成人俳優に生まれ変わるために僕も彼のように努力しなければならないと思う。SBSドラマ「隣の敵」(2010)の時が俳優人生において山場だった。ドラマの中盤に突然投入されたうえに、「華麗なる遺産」でいい評価を得た後だったので、プレッシャーが大きかった。だが、演技が思ったほどうまくできなくてたくさん怒られたため、ドラマに親しむことができなかった。正直に言うと、その時は頑張っていなかった。たくさん傷ついて撮影を終え家に帰る車の中で泣くことが多かった。僕の能力が足りないと感じてとても辛い時期だった。大変だったが、やめずに自暴自棄な気持ちで最後までやったことが結果的には役立った。そのように危機を乗り越えたら、精神的にかなり強くなった。成人俳優になるためには余裕が必要だと思う。常に急ぎながら演技をしてきた。少しの緊張は必要だが、緊張しすぎても画面で見たら視聴者に分かってしまう。自然な演技がしたいが、それが最高だとは思っていない。演技は色んな方法があるので、色々試してみようと思っている。平凡なキャラクターを演じることが一番難しい。もちろん、これまで演じた脱北者や自閉児の演技も大変だった。でも、その役は強調する部分が明確だったので、その部分だけに入り込めばいいというむしろ気楽な点がある。一方、平凡な役は特徴を取り出して僕ならではの魅力を引き出さなければならないというプレッシャーがある。KBS 2TV「サメ ~愛の黙示録~」に出演する前は特別な役だけ演じることに関して周りから心配された。だが、「サメ ~愛の黙示録~」を通じてそのような心配を払拭させる成果を挙げた。「サメ ~愛の黙示録~」のオーディションを受けた後、正直落ちたと思った。緊張しすぎて台詞をちゃんと伝えることができず、落ち込んだ気持ちでオーディション会場から出た。それでも僕を選んでくれたということは、目つきや全体的な雰囲気を高く評価してくれたからだと思う。初めて台本を見た時はファンタジー映画が思い浮かぶような美しい湖畔のシーンに心を奪われた。俳優キム・ナムギルさんが主演だったので、彼の子役を僕が演じてみたいという気持ちがより強くなった。真面目でありながらカリスマ性のあるキム・ナムギルさんのイメージを思い浮かべて、ハン・イス役を準備した。以前、キム・ナムギルさんが出演したSBSドラマ「赤と黒」を見て、強いながらも優しい感じの声のトーンを練習した。一番見習いたい俳優はチョン・ウソンさんだ。映画「BEAT」(1997)、「私の頭の中の消しゴム」(2004)のような作品も好きだが、カリスマ性が溢れ出す感じが好きだ。それは練習したってできることではないと思う。あまり話さなくても思っていることが相手によく伝わるような、響きのいい俳優になりたい。俳優ヤン・ドングンさんも好きだ。4年ほど前、MBCドラマ「勝手にしやがれ」を見て惚れた。キム・ユンソクさんの自然な演技も好きだ。常にそのような自然さを見習いたいと思う。子役と成人俳優の境界線に立っていると思う。それは来年成人になるからでもあり、今は成人俳優に対する意欲ができた。無条件に子役をやらないというわけではない。ただ、俳優としてもう少し様々な役を経験しなければならないという必要性を感じる。次回作は僕が普段難しいと感じている男性的でかっこいいイメージの役を演じてみたい。実力が足りなくてもしかしたらこれまで積み上げてきたイメージを壊すことになるかもしれないが、どうせ一発でうまくやることはできないので少しずつ良くなる姿をお見せしたい。これからの計画はまだはっきりしていない。進路の決定について非常に悩む。大学進学に対して強い意欲を持ってはいない。演劇映画学科に入って演出など他の分野の友達と一緒に生活してみたいが、関心がある違う学科を選択してもいいと思う。心理学や哲学、それから室内デザインにもとても関心がある。これからどうなるかは分からない。とりあえず、今は僕ができる範囲内で最善を尽くしながら、様々な経験をしたい。現在を充実させようというのが人生のモットーだ。
イ・スンギ「ストレスは現場で解消します。そうしないと病気になるから」
イ・スンギ 40-40達成イ・スンギが出演するKBS「ハッピーサンデー」のコーナー「1泊2日」の視聴率が40%を超えた翌日、いくつかのマスコミではまるでイ・スンギが野球選手のような記録を出したかのように表現した。1年間、2つの分野で40%の視聴率を記録し、音楽チャートでもトップの座を射止めた歌手である。しかし、私たちがイ・スンギに関して話せることは、単なる数字にすぎないのだろうか?10代から今までずっと成功し続け、23才で韓国のほとんど全ての人が知っているスターとして生きる人生は、どんなものだろうか?バラエティでも、ドラマでも、音楽でもない、イ・スンギ自身の生き方についてインタビューしてみた。―カメラマンが、イ・スンギさんの表情がとても良く、状況を仮定して演技をしているようだと言っていました。写真を撮りながら何を考えていたんですか?イ・スンギ:写真を撮る時、他の先輩方は様々な状況を演出されているようでした。表情というものは、よく考えないと出てこないものなので。多様な演技をしていると考えながら撮影に臨んでいます。「メインMCは本当に難しいです」―いつも準備して考えるタイプですか?イ・スンギ:社長が厳しくて(笑) 僕が怠けていても周りが協力してくれるから、あらかじめ準備しておくことができるんです。そしてアドリブも練習して行くとやっぱり違います。SBS「強心臓(カンシムジャン)」もしっかりと台本を読んでいると、何十個ものアドリブが思い浮かびます。その中の1つを言わなければならないので、何が最も適切なのか、シミュレーションしてみます。―SBS「強心臓(カンシムジャン)」で少女時代のソヒョンさんがお金の管理を徹底していると言っていました。その時「国税庁から調査を受けて見ないと」と言って雰囲気を変えていましたね。やっぱり徹底した準備の結果でしたか?イ・スンギ:だから結構頭が痛いんです。カン・ホドン兄さんはメインMCだから台本の構成どおりに進めて、僕は出来ることを考えながら、ホドン兄さんが質問してゲストが話したあとで僕がまとめれば、番組がキレイになると思います。編集される部分もありますが、キム・ヨンチョル兄さんが笑わせる時「ヨンチョルさん、今日はギャグの祝日ですね」と言えば、あの人が今日うまくやっていると一言で表現できて、雰囲気も整理できるからです。だけど、それはあらかじめ準備しないとできないことだから、難しいんです。―SBS「強心臓(カンシムジャン)」のパク・サンヒョクプロデューサーは、なぜイ・スンギさんをメインMCとして選んだのか、話してくれましたか?イ・スンギ:そういうことは聞きません。それを聞いたら、僕が意識してしまって、その枠に合わせるようになりそうです。今後どうするかが、もっと重要なことです。―カン・ホドンさんはイ・スンギさんにアドバイスしてくれますか?イ・スンギ:ホドン兄さんは出演者に負担をかけないスタイルです。たとえば、ある人が番組に出演するということは、本人がうまくやっていると信じているので、自分の考えを押し付けることはあまりしません。―イ・スンギさんから見たカン・ホドンさんはどうですか?イ・スンギ:「1等と2等の差は天と地」です。「1泊2日」の収録をする時は僕が番組の進行をしていなかったので、6人が一緒に作り上ることだと思っていました。だけど、MCになってみたら、本当に大変な仕事でした。20人を越えるゲストの話を聞いて、関係を把握して、役割を与える。ホドン兄さんのようにメインに立って面白い番組を作らなければならない人と隣で見守る人とは次元が違いますね。―99を目標とした時は余裕があったけど、そこに1を加える時は全く違うと話していましたね。イ・スンギ:僕も元々99でいいやと思っていました。99まで行けば、何とかなると思っていましたが、99と100での心構えは200や300の差があるみたいでした。―そのような姿勢はどうやって持つようになりましたか? デビューして人気を集めた後、こんなにたくさんのお金を儲けても良いのかと思って、肉体労働をしたという話も聞きました。イ・スンギ:周囲から「君は今まで何の問題もなく育ってきたから、ハングリー精神がない」と言われて、その時は幼かったので、それなら無理にでもその状況を作ってみようと考えました。今考えたら、そんなことで感じることではありませんでした。人には十分にうまくいっているように見えても、僕には難しいことかもしれないですから。良い状況をそのまま受け入れられれば楽だけど、僕の頭の中や周囲から、まだ楽になってはいけないと言われた時、それをコントロールすることがとても大変です。答えはありませんから。「『1泊2日』で兄さんたちと遊びに行けて、本当に幸せです」―調整しながら成長することが生まれつきの性格ですか?(笑)イ・スンギ:僕って怖がりなんです。問題が起きるのが嫌なので、家でもそういうことをしてはいけない、ひどい目に遭うと教育を受けました。―インターネットでイ・スンギさんがご両親と距離を置かなくても、礼儀正しいと書いた文章を見ました。ご両親はどんな教育をしましたか?イ・スンギ:特にこうしなさい、ああしなさいとは干渉されませんでした。やりたいことは自由にやるようにしてくれました。基本的にあまり自由にしてもらっても、僕自身が悪いと思うから(笑) 生まれつきと言えば生まれつきですね。―けれど、選択をする面ではかえって大胆だと思います。KBS「噂のチル姫」で性格の悪い男を演じたり、SBS「強心臓(カンシムジャン)」に出演したことは冒険だったと思います。イ・スンギ:僕一人では決められないですね。怖くて(笑) 逆に、事務所が大胆な決断をしてくれれば、どうせ決まったことだからやってみようと決心するんです。―決定は事務所がしても、決定に対する反応は本人にあると思います。大変ではないですか?イ・スンギ:僕もSBS「強心臓(カンシムジャン)」はすごいストレスになりました。どうせやるんだったら、飾りとして立っているのではなく、僕の役割を果たすため十分に勉強しなければならないと思ったのですが、本当にうまくできるかどうか何百回も悩みました。それに、僕がこの仕事を始めてまだ5~6年しか経ってないから、失敗と成功を十分に経験したわけでもないです。仕事が上手くいけば傲慢になると言いますが、こうすれば上手くいくと分かる時があります。僕はその時が一番危ないと思います。今の経験だけで思いのままに行動してはダメだと思っています。―そんな性格ですが、「1泊2日」ではとても大胆ですね。島に一人でいる時も戻ってくるようにもっと本能的で、感情的でもありました。イ・スンギ:そうですね。私は感情的な面が多いです。番組では役に立たないと思って表には出さなかったのですが、番組のために良い意味での執拗さは見せても良いと思っているので、現場で解消するんです(笑) そうしないと、病気になりますから。―仕事をする時、自分の姿を見せていますね。イ・スンギ:番組では番組という枠がありますから楽しくできます。番組というのは問題を起こすことではなく、誤解が起きても、本意ではないということを理解してくれます。それに、ベテランの先輩方と一緒に仕事をしているから、前に出すぎることもないし、ちゃんとすれば、面白くするためのイタズラは全部理解してくれます。それに僕は知り合いの芸能人があまりいません。高校の時も友達と遊びに行ったことがないんです。だけど、「1泊2日」で兄さんたちと一緒に遊びに行けるから本当に幸せです。早く次の収録があったら良いなと思ったり、何か話したことで笑いを誘えたら、それもいいし。―「1泊2日」に出演しながらイ・スンギさんは同じ年頃の芸能人とはまた違う感じでした。年末の音楽番組でも、他のアイドルは1つの分類でまとめられるのに、イ・スンギさんはそこにはいなかったですね。イ・スンギ:はい。年末にそういう雰囲気を感じました。歌手が集まっているのに、僕がそこに入り込むことは何か違和感があるようでした。アイドルの隙間でもなんだし、誰かと格別に親しいわけでもなかったので。それにアイドルは踊るから、同じ舞台に立つことも大変でした。「今後10年は一所懸命努力しなければなりません」―一人で努力して、同じ年頃の人々と離れて活動することが今の仕事に影響を与えていますか? SBSドラマ「華麗なる遺産」でイ・スンギさんが一人で状況を主導する時に比べて、相手のセリフに反応した時は、まだそのような状況に慣れていないようでした。イ・スンギ:基本的に演技力が足りなかったんです。僕はたくさん練習するタイプだから、台本をたくさん読み込みました。僕はまだ力不足だから、助詞1つまで間違えないように準備しますが、現場ではそうもできないこともあるでしょう? だけど、僕はそれを計算できず、一方的に吐き出したから、相手役の方は大変だったと思います。あの人、何かをもっとやるべきなのに、なぜあんなことしているんだろうって。なぜなら、以前練習でそうしたから(笑) だから、不自然だったんだと思います。それに、6時半にはホダン(少し抜けている姿がかわいいこと)な姿を見せたのに、10時には財閥の息子だったから、視聴者たちが簡単に没頭できなかったようです。―色々な活動を同時にすることに対して負担はないですか?イ・スンギ:自然なのが好きです。みんなは僕をイ・スンギとして見ているから、演技をする時も「華麗なる遺産」に出演する時も、無条件に悪い男を演じるのではなく、自然に僕自身の姿が映っているようです。みんなは僕のことを6時半に見ているから。僕が勝手に演技は演技じゃないかと押しつけたら、視聴者と距離ができてしまうみたいです。―しかし、イ・スンギさんが活動するあらゆる分野の成功と失敗により、色んな反応が出ました。ドラマがうまくいっても、リリースした曲がダメだったら失敗という記事も出ましたね。イ・スンギ:正直4枚目のアルバムはうまくいくと思ったのに、満足できる結果が出ませんでした。だけど、以前の「結婚してくれる?」は思ったよりいい反響をいただきました。思ったよりうまくいく時もあって、うまくいかない時もあると思います。最初はいい話を聞くと嬉しくなったり、良くない話を聞くと傷ついたりしました。でも、そこに一喜一憂してはいけないと思います。―昨年、本当に人気がありましたね。その状況は負担にならないですか?イ・スンギ:僕はいつも同じです。僕は初心を失わないように「華麗なる遺産」の後にも「1泊2日」に熱心に挑みました。だけど、「人気があって、何もかも独り占めしようとしている」という視線もあったようです(笑) 以前は深刻に思われなかったことも、今は拡大解釈されるので、僕ももっと気を付けるようになりました。今の僕があるのはデビュー前から準備した結果だと思っているけど、みんなは結果が良かったものの方が記憶してくれるみたいだし、それを否定するつもりはないです。僕は恥ずかしくないように最善を尽くせばいいんですから。―調整して、たくさんのスケジュールをこなしながらも、いつも準備する生活を6年間しています。そのように生きられる力の源は何ですか?イ・スンギ:とても簡単なことですよ。僕は認められるのが好きなんです。歌手をしても、バラエティをしても、結果が良かったから、認めて下さる方々もできて。多くの人々が好きになってくれて、認めてくれるから頑張れるんです。―未来の自分に描いている姿はありますか?イ・スンギ:ホドン兄さんやパク・チャンホ選手のような方々は、引退して伝説として残るより、できる限り何かを見せてあげたいと言っていました。拍手された時に、物足りなさがなくなる時までやりたいと思います。そして僕はその方々の年齢になるまでまだ10年以上残っているので、とりあえず一生懸命頑張りたいです。