ペーパー・ハウス・コリア
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ユ・ジテ&パク・ヘスら出演のNetflix「ペーパー・ハウス・コリア2」強盗団の本当の目的とは?
「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」パート2が、韓国的な話を描く。「ペーパー・ハウス・コリア」は統一を控えた韓半島を背景に、天才的戦略家とそれぞれ異なる個性および能力を持つ強盗たちが、奇想天外な変数に立ち向かって繰り広げる前代未聞の人質強盗劇を描くシリーズだ。史上初の犯罪で世の中になかったお金を狙った天才強盗団は、パート2でも奇想天外な話を続けていく。世の中を驚かせたのもつかの間、4兆ウォン(約4200億円)のお金を作って脱出しなければならない彼らは、まだ道遠しだ。しかし、もう強盗団は韓国と北朝鮮の南北合同対応チームだけでなく、南北経済協力会談を控えている有力政治家や経済人たちまで相手にしなければならない。会談を目前に控えて、速い状況の処理を願っている政界と経済界の有力者たちは、誰1人として死亡または怪我してはならないという強盗団の目標を脅かし、無理な作戦を敢行する。「ペーパー・ハウス・コリア」パート2では、強盗団の事情が1つずつ明らかになり、教授が史上初の人質強盗団を計画した真意が明らかになって予測できない展開となる。キム・ホンソン監督は「パート2は、もう少し韓国的なストーリーに拡張されていく」と伝えた。教授(ユ・ジテ)の正体を疑ってやってきたチャ・ムヒョク(キム・ソンオ)、お互いに対する信頼が揺れて同じ強盗団を縛っておいたベルリン(パク・ヘス)、厳しく対立しているソヌ・ジン(キム・ユンジン)とキム・サンマン(チャン・ヒョンソン)、「ペーパー・ハウス・コリア」だけで登場するソウル(イム・ジヨン)など、脱出を控えている強盗団にどのようなフィナーレが待っているのだろうか。「ペーパー・ハウス・コリア」パート2は、12月9日にNetflixで独占配信される。
ユ・ジテ&パク・ヘスら出演のNetflix「ペーパー・ハウス・コリア2」メインポスターを公開
Netflix「ペーパー・ハウス・コリア」パート2が、絶対脱出しなければならない強盗たちと、防がなければならない南北合同対応チームの緊迫した瞬間とスリリングな知略の戦いを予告し、フィナーレへの期待を高めている。「ペーパー・ハウス・コリア」パート2は、すべてを予想した完璧な計画で造幣局を奪取した強盗たちに、予期せぬ事態により亀裂が生じることからストーリーが始まる。同作は、統一を控えた韓半島を背景に、天才的戦略家とそれぞれ異なる個性および能力を持つ強盗たちが、奇想天外な事態に立ち向かって繰り広げる前代未聞の人質強盗劇を描くシリーズだ。公開されたメインポスターは、統一造幣局の内外で作戦を随行する強盗たちと、彼らを捕まえようとする南北合同対応チームの姿を収めている。史上初の人質強盗劇を計画し、不屈の機転で危機に対処していた教授(ユ・ジテ)は、時間が経つほど最悪に向かう状況の中、造幣局の外で強盗たちをサポートする勢力のリーダーのソウル(イム・ジヨン)に助けを求める。造幣局に孤立したベルリン(パク・ヘス)とトウキョウ(チョン・ジョンソ)、そして残りの強盗たちは内部まで入ってきた警察に立ち向かい、必死に脱出を試みる。造幣局のロビーで銃撃戦を繰り広げている姿が、緊張感を高める。破れた統一通貨のヒントに気づいた危機交渉チーム長のソン・ウジン(キム・ユンジン)と、教授の正体を疑う北朝鮮人民保安省の大尉チャ・ムヒョク(キム・ソンオ)が中心となったTFチームも、激烈に反撃しながら強盗たちを追撃する。それぞれ異なる個性と能力を持つ強盗たちが無事に造幣局から脱出できるのか、より激しくなる戦いに関心が集まっている。強盗たちとTFチームの最後の対決を見せる「ペーパー・ハウス・コリア」パート2は、12月9日にNetflixで独占配信される。
ユ・ジテ&パク・ヘスら出演のNetflix「ペーパー・ハウス・コリア」パート2が12月9日より配信スタート!新キャラクター登場の予告映像も公開
Netflix「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」パート2が配信開始日を確定し、予告ポスターと予告編を公開した。「ペーパー・ハウス・コリア」は統一を控えた韓半島を背景に、天才的戦略家とそれぞれ異なる個性および能力を持つ強盗たちが、奇想天外な変数に立ち向かって繰り広げる前代未聞の人質強盗劇を描くシリーズだ。予告ポスターには、造幣局と他の強盗たちと人質を後ろに武装した警察の間を突進するオートバイが登場する。造幣局の中の強盗団と人質との間で繰り広げられるまた新たな物語の糸口になるオートバイの正体が好奇心を刺激する。一緒に公開された予告編で強盗団は造幣局脱出を試みる。できるだけ時間を稼いで、たくさんのお金を作った強盗団と教授(ユ・ジテ)は世の中に本当の泥棒が何かを教えてやると意志を固めるが、彼らの前にはまだ数々の威嚇が立ちはだかっていた。南北合同対応チームは、造幣局の外に強盗団を手伝う勢力があることを知り、危機に陥った強盗団の前に「ペーパー・ハウス・コリア」だけの新しいキャラクター・ソウル(イム・ジヨン)が登場する。しかし、本当の交渉はこれからだと話すソヌ・ジン(キム・ユンジン)の警告など、造幣局を占領した強盗団はどのようなフィナーレを迎えるだろうか、注目が集まる。12月9日にNetflixにて配信がスタートする。
「イカゲーム」「地獄が呼んでいる」「D.P.」シーズン2も…話題の新作が続々解禁!Netflixファンイベント「TUDUM Korea」開催
2022年9月24日(土)から25日(日)にかけて、世界がひとつにつながるNetflixグローバルファンイベント「TUDUM」(以下、TUDUM 発音:トゥドゥム)が開催。9月24日(土)には、TUDUMの幕開けとなる「TUDUM Korea」が開催! MCは「ザ・ファビュラス」のSHINee ミンホ、「今、私たちの学校は」のチョ・イヒョン。今、飛ぶ鳥を落とす勢いの韓国作品からは、日本でも爆発的な人気を誇り社会現象ともなった作品「イカゲーム」シーズン2本格始動に伴いシーズン1の未公開映像解禁や、ヨン・サンホ監督の人気シリーズ「地獄が呼んでいる」のシーズン2配信決定の発表など、話題作の最新映像や情報が続々と紹介・解禁された。「イカゲーム: シーズン2」近日配信シーズン2本格始動に伴いシーズン1の未公開映像解禁!配信開始後28日間で視聴時間16億5045万時間を記録、94ヶ国で今日の総合TOP10首位を獲得するというNetflix 史上最大のヒットを記録した世界的人気作。様々な境遇により困窮した人生をおくる大人たちが巨額の賞金獲得を目指し、命がけで昔ながらの子供の遊びに挑む究極のサバイバルスリラー。一世を風靡したシーズン1配信から約1年、待望のシーズン2制作決定が発表され、9月13日に行われた第74回エミー賞では、イ・ジョンジェが主演男優賞(ドラマシリーズ部門)をアジア人初となる受賞、ファン・ドンヒョク監督が監督賞(ドラマシリーズ部門)を受賞したことで勢いの止まらない本作。シーズン1に続き、脚本、監督、プロデューサーを務めるファン・ドンヒョクは「全世界のファンの方々に感謝いたします。シーズン2も期待してください!」と本作の配信を熱望するファンに向けてコメントし、ファンへのプレゼントとしてシーズン1の未公開映像を解禁! 映像からは、金魚鉢をのぞき込み何やら深刻な表情をするあのキャラクターの姿が世界を震撼させたサバイバルスリラーの次なる舞台はいったいどんなゲームになるのか。 「地獄が呼んでいる: シーズン2」制作決定あの怪作が再び!死の天使との予期せぬ出会いによって地獄行きが確定してしまった人々が経験する超常現象をテーマに、奇跡とも呪いともつかない超常現象、それを神の意志だと説く新興宗教の台頭、そして混沌とした社会で何とか生き抜こうとする人々の姿などを痛烈に描いた本作。この世のものではない存在が突然出現し、人間を地獄へと突き落としていく。シーズン1では、『#生きている』『バーニング 劇場版』のユ・アインが新真理会という教会を率いる謎めいたカリスマ、チョン・ジンスを名演した事で話題を呼び、さらには本作の監督ヨン・サンホが日本の不朽の名作「寄生獣」を韓国を舞台とした新たな物語として描く「寄生獣-ザ・グレイ-」が先日発表されたことで、監督の人気作である本作にも再び注目が集まっている。そんな本作のシーズン2がついに始動することが発表され、決定を告げる映像では、ガラスケースに入った骸骨に火の粉が舞ながら少しずつ体が再生していく不気味な部屋の様子が映し出され、前作以上のスケールアップの予感しかない!(※写真はシーズン1より) 「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え: パート2」近日配信あのキャラの姿も!?手に汗握る本編映像が初解禁!スペイン発のドラマシリーズ「ペーパー・ハウス」の韓国リメイク版となる本作は、おなじみのストーリーに新たな息を吹き込み、全12エピソードの新しい作品として製作された犯罪サスペンス。舞台は、南北再統一に直面している朝鮮半島。新たな経済統合が生んだ富める者だけがさらに富む非情な世の中を背景に、教授によってスカウトされた犯罪のプロによる強盗団と人質、そしてその強盗団に立ち向かう特殊部隊の姿が描かれる。そんな本作のパート2から本編映像が初解禁され、何かに怯えながら街を逃げ惑う1人の男と、その男を追う3人の姿が。その中の一人は、パート1で北朝鮮側の特殊要員出身の交渉人、チャ・ムヒョクを演じたキム・ソンオが黒服に身を包み登場。銃で抵抗してくる男を見事な手さばきで圧倒するが、男が最後に残した「分断の時代は終わった」という言葉に何やら引っかかっている表情を見せる。男の言葉に隠された真実とは一体。(※写真はシーズン1より) 「フィジカル100」近日配信肉体自慢たちの熱きリアリティショー!バトル開始に胸高鳴る本編映像解禁100人の出場者が究極の身体能力を競うサバイバルリアリティ番組。性別や年齢に関係なく集まった100人の出場者が鍛え上げた肉体を競い合うだけでなく、生き残りをかけた非情な心理戦に挑む! 解禁された本編映像では、体力に自信のある男女が集まり、懸垂での我慢対決や1つのボールを奪い合うフィジカルな競技で競い合う様子が躍動感MAXで映し出されていく。ドキュメンタリー番組のベテランプロデューサー、ミリタリーリアリティ番組「The Iron Squad(英題)」の構成作家、BTSやBLACKPINKなど人気アイドルグループのライブを数多く手がけたアートディレクター、映画『パラサイト 半地下の家族』の衣装監督、「イカゲーム」作曲家チームのメンバーといったエキスパートたちが集結し、サバイバルリアリティ番組の新境地を切り開く!! ネトフリ韓ドラ人気作のシーズン2にも期待!2022年百想芸術大賞テレビ部門ドラマ作品賞を受賞し、ニューヨーク・タイムズ紙の"2021年ベスト海外TVドラマ"に選ばれるなど、韓国のみならず海外でも絶賛された「D.P. ‐脱走兵追跡官‐」や、怪物の恐ろしさと思わずうなってしまうほどよく練られたシナリオでファンから絶賛され、モンスター系作品の新たなベンチマークを確立した「Sweet Home -俺と世界の絶望-」、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で首位に立ち、91ヶ国において2週連続でその座をキープした、「イカゲーム」に続く大ヒット作品「今、私たちの学校は」など人気シリーズの、シーズン2(「Sweet Home -俺と世界の絶望-」はシーズン3も)も紹介された。今年のネトフリ韓ドラの勢いも止まる様子はない。(※写真はそれぞれシーズン1より) 日本でも流行!リアリティ・バラエティ番組も充実バラエティ作品からは、海に囲まれた"地獄島"に到着した美しく若い男女が、真実の愛を求めて共同生活を開始し、カップルになる相手を見つけた人だけが、島を脱出することができるという独特の設定が世界的な反響を呼び、Netflix週間グローバルTOP10 (非英語シリーズ) に3週連続でランクインした「脱出おひとり島」。「TUDUM Korea」では、シーズン1の出演者が、思い出の地であり、シーズン2の舞台にもなる島をひと足先に紹介。新しいデートスポットやデートの時間が増え、さらに燃え上がる恋を予感させるシーズン2について「僕たちも次は視聴者として応援しながら楽しく見よう」と期待を込めたコメントをした。また、ナンバーワンMCのユ・ジェソク、ナンバーワン・バレーボール女帝(エンペラー)のキム・ヨンギョン、アジアナンバーワンのプリンスイ・グァンス、3人の"No.1キャストが、"No.1"な地元韓国の伝統的な場所、仕事を体験し韓国のNo.1に迫る「韓国No.1を探せ!」にも注目! 新作も充実!多ジャンルなネトフリ韓国タイトルの解禁情報も!夢・恋愛・友情の狭間で揺れてゆくファッション業界の若者たちの物語「ザ・ファビュラス」(11/4配信)からは、主演のSHINee ミンホとチェ・スビンが登場し、「(本作では)ファッション業界について紹介します。モデルや裏方スタッフのエピソードも細かく描いています!」と作品を解説。併せて、きらびやかなファッションショーの撮影シーンや和気あいあいとした撮影風景を収めたメイキング映像も解禁された。続いて『恋愛の温度』のノ・ドク監督、デビュー作の「人間レッスン」で視聴者に衝撃を与えた脚本家チン・ハンサイが、製作スタジオ329とタッグを組み制作したスリルとユーモアあふれるサスペンスシリーズ「グリッチ -青い閃光の記憶-」(10/7配信)からは本編映像が解禁され、主人公の身の回りで不可思議な怪奇現象が次々と起こり、さらには何者かから「見ている」というメッセージが繰り返し送られ、不吉な出来事の始まりを予感させる映像が映し出される。さらに、キム・ユジョン(「太陽を抱く月」)、ビョン・ウソク(「青春の記録」)、パク・ジョンウ、ノ・ユンソら人気俳優が、17歳の少女の甘くピュアな初恋の物語を紡ぐ映画『20世紀のキミ』(近日配信)も注目作品として紹介された。以降もラブストーリー、ヒューマンドラマ、コメディ、アクション、サスペンス、リアリティ番組と、これまでにないほど豊かなジャンルと、高い完成度で、世界の視聴者を魅了する、新たなネトフリ韓国作品が続々配信! ▼TUDUM Korea■配信情報Netflix「TUDUM Korea」Watch Party Kstyleといっしょに観て語りまくろうスペシャル!配信URL:https://youtu.be/t_B72qbpJEsMC:古家正亨ゲスト:ドランクドラゴン 塚地武雅、本田仁美※話題の韓国俳優からシークレットコメントも!※Watch Partyでは、Kstyleの「TUDUM Korea Watch Party」とNetfliX JAPANの「TUDUM Korea」を同時に視聴しますので、2つの端末またはブラウザをご準備ください。
SHINee ミンホ&チョ・イヒョンが司会として登場!Netflixのファンイベント「TUDUM」予告編を公開
Netflixが今年で2回目となるNetflixのグローバルファンイベント「TUDUM」の扉を開く「TUDUM KOREA」予告編が公開された。9月24日と25日、Netflixの公式YouTubeチャンネルを通じて公開される「TUDUM」は、Netflixシリーズと映画を含め、これまで公開されたことのない新しいニュースや予告編、そして独占クリップ映像などを披露する。200人を超える出演陣とクリエーターが、120本以上のラインナップに関するニュースと独占コンテンツをファンに紹介する。予告編には「ザ・ファビュラス」の公開を控えているSHINeeのミンホと、「今、私たちの学校は」に出演しうたチョ・イヒョンが司会として登場した。ミンホは韓国作品の独占情報を初公開すると伝え、期待を高めた。メガヒット作「イカゲーム」並びに「ペーパーハウス・コリア」「脱出おひとり島」などの特別映像だけでなく、「イカゲーム」のファン・ドンヒョク監督、スペイン原作を韓国的な背景で解釈して愛された「ペーパーハウス・コリア」のイ・ヒョヌに会うことができる。また、Netflixのバラエティ「コリアNo.1」のユ・ジェソク、イ・グァンス、キム・ヨンギョン、ファッション業界で働く若者たちの夢、愛、友情を追うハイパーリアリズムロマンス「ザ・ファビュラス」のチェ・スビン、ミンホなどの公開予定作についても紹介する。さらに「フィジカル100」「Glitch」「20世紀少女」など、新規ラインナップも相次いで公開される。世界を魅了したK-コンテンツのための「TUDUM KOREA – Netflixグローバルファンイベント」は、24日の午前11時より配信される。
「ペーパー・ハウス・コリア」ユ・ジテ、役のため日本アニメ「進撃の巨人」も視聴“セリフを韓国語にして練習した”
俳優のユ・ジテが、最近オンラインで行われた「ペーパー・ハウス・コリア」のインタビューで「視聴者のレビューはあまり見ることができなかったのですが、記者の皆さんが書いてくださったレビューはたくさん読みました。ヒットの予想は、私がそのような考えを持っていてもプレッシャーにしかならないじゃですか。ファンダム(特定のファンの集まり)が大きいドラマですのでプレッシャーはありました」と作品に臨んだ感想を明かした。Netflixシリーズ「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」は、統一を控えている朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性と能力を持つ強盗たちが奇想天外な状況に立ち向かうことで繰り広げられる前代未聞の強盗人質劇を描いた。同作はスペインの人気シリーズを韓国版にリメイクした作品だ。ユ・ジテは「韓国式にうまく脚色されましたので、それなりの評価は受けられるだろうと思っていました」と自信した。出演を決めた決定的な理由について彼は「この作品は私の所属事務所で作ったのです。私に『ユ・ジテという俳優がよく合うと思う』と言ってくれました。そしてもちろん、スペインのドラマを見ながら多種多様なキャラクターと俳優たちの情熱に惚れました」と明かした。「ペーパー・ハウス・コリア」でユ・ジテは、造幣国に侵入する強盗を計画した教授役を引き受けた。教授は各分野に優れた能力を持っている人々を集めて強盗団を作り、複数の変数をあらかじめ計算し、全てを考える人物だ。ユ・ジテは一人で演じる場面と、セリフが多い教授役をこなすために様々な方法を使って努力した。「キャラクターが簡単ではないと思ったので、声優に会いました。発音法に気を使いました」とし、「またNetflixで公開されている、説明がたくさんあるアニメの中に出てくるセリフに沿って読んだりもしました。『進撃の巨人』などの日本語のセリフを韓国語で読む練習をしました。『ペーパー・ハウス・コリア』を1年間撮影しながら、Netflixにあるアニメをすべて真似てみました」と明かした。続いて彼は「私たちの作品の中のセリフは、人物たちのティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)があるわけではありません。何と言いましょうか、文語体のような雰囲気のセリフを説明的にしなければならなかったのです。私のセリフの9割を占めていたので、簡単ではありませんでした。ミザンセーヌ(演出)のない部分でドラマを撮る方法では、セリフがずっと流れ出ていくので伝達力を高めようとしました。セリフが羅列されたら退屈で面白くないので、長くても3秒で切りました。ジャンプカット(時間を飛ばして繋ぐこと)などが補充されると思い、伝達力にフォーカスしました。私は一人で離れている時間が長かったので、1ヶ月に2~3回撮ってまた次の月に撮ったりして、一人で練習をする時間もありました」と話した。彼は「説明するセリフが多く、発音法が容易ではありませんでした(笑)。『ペーパー・ハウス・コリア』を終えてから、説明するセリフを言う部分がうまくなりました。次はもっと向上した能力をお見せできるのではないかと思います(笑)」と話した。「自分だけの強みを見せたかった」というユ・ジテは「ビジュアル的に、資本主義に染まっている教授の姿を見せたいと思いました。原作の教授よりも、スーツとか人々に(ビジュアル的に)好感を引きだすことができるようなかっこよだを見せたかったのです。ですから洗練されたデザインのメガネよりも、ふちに色のついたメガネはどうかと提案しました。そしてヘアスタイルもおでこを見せるよりも前髪をおろして、純粋で信頼感が抱かせるような姿を見せたいと思いました」とキャラクターのビジュアルな部分において気を使った部分を伝えた。それと共に「複数の(原作)シーズンを12のエピソードに圧縮したので、叙詩の説明が減った部分もあります。そのため隠されたニュアンスを作るために準備しました」と、俳優キム・ユンジンとの演技を通じてメロ的な部分を強調したかったと明かした。完成した作品を見てどうだったかと聞くと、「撮る時に様々なショットを収めたので、予想できた部分もありました。ビジュアル的な部分は予想できましたが、その予想から大きくは外れていませんでした。早い展開がとても印象的でした。人物を立体的に描くために、退屈することなく、早い展開が適していたと思います」と答えた。スペイン原作とは異なり、韓国版「紙の家」の強みを聞くと、「早い展開なので、滑らかにストーリーに溶け込むことができます。無理なく見ることができるという点が強みだと思います」と答えた。続いて彼は「韓国式に解釈するとしたら、南と北の共同経済区域という背景と構成を注意深く見ていただきたいです。1インチの壁を越えてK-コンテンツがアジアはもちろん、世界を圧倒してほしいという気持ちです」と強調した。撮影現場の雰囲気はどうだったかと尋ねると、彼は「滑らかに流れていきました。監督が上手く進めてくれて、みんなついて行こうと努力しました。俳優が考えるディテールはあると思いますが、映像を撮る時は現場の言葉によく従ってこそうまく流れていくので、できるだけ従い、配慮しようと努力しました」と答えた。ユ・ジテはNetflixの作品に出演したことについて、「グローバルOTT(動画配信サービス)のNetflixと仕事をしてみると、若干大きさの違いを感じました。私は映画を集中的にやってきて、最近になってドラマをやりましたが、世界中の視聴者を対象にしているので、考えの転換になりました。海外ではこんな感じだろう考えながら取り組みました。Netflixが最大のプラットフォームだと思いますので、人に対する態度も格別です。最後(の撮影日)に花をくださったのもとても印象深かったです(笑)」と明かした。先月24日にNetflixを通じて全世界公開された「ペーパー・ハウス・コリア」は韓国、ベトナム、タイ、台湾、シンガポール、フィリピン、モロッコ、マレーシア、日本、インドネシア、香港などで1位となった。ユ・ジテは「海外の視聴者は私を『オールド・ボーイ』でのみ知っていると思いますが、『ペーパー・ハウス・コリア』でメロもできる俳優として知っていただきたいです。最善を尽くした作品なので、不足している部分も寛大に理解していただき、愛していただければ幸いです。これからも素敵な姿をお見せするために最善を尽くします」と話した。
「ペーパー・ハウス・コリア」キル・ウンソン“韓国版は展開が早くそれぞれのキャラクターが印象的”
※ドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優のキル・ウンソンが、Netflixシリーズ「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」出演の感想をはじめ、様々なビハインドを公開した。「ペーパー・ハウス・コリア」は、統一を控えている朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性と能力を持つ強盗たちが奇想天外な状況に立ち向かうことで繰り広げられる前代未聞の強盗人質劇を描いた。スペインの人気シリーズを韓国版にリメイクした作品だ。同作はNetflixのTOP10で非英語圏部門1位になるなど、世界中から関心を集めている。 キル・ウンソンは劇中、北朝鮮・人民武力部の特作部隊員だったパク・チョルを熱演した。チャ・ムヒョク(キム・ソンオ)の指示により造幣局に潜入したパク・チョルは、登場する度に緊張感を作り出し、密かに作戦を遂行するアンダーカバーとして役割をしっかりとこなして作品への没入度を高めた。映画「天軍」(2005)でデビューしたキル・ウンソンは「グッド・バッド・ウィアード」(2008)で強烈な印象を残し、「オペレーション・クロマイト」(2016)の秘密組織員を引き受けて高難度のアクションを披露した。ドラマはKBS 2TV「アイリス」(2009)などを経てtvN「Mine」(2021)でハン・ジヨン(イ・ヒョヌク)が雇ったファイターとして特別出演し、注目を集めた。いつの間にかデビュー18年目を迎えたキル・ウンソンは、多くの紆余曲折を経験したが、2年前に新しい所属事務所BHエンターテインメントに出会い、俳優として新たな出発をした。 キル・ウンソンは「公開された初日の0時からNetflixを確認しましたが、ドラマが見つからなかったんです。何か間違ったのかと思っていたら、海外と韓国では公開する時間が違ったんですね(笑)。韓国では午後4時から公開だと知り、粘り強く待ってから最後まで一気に見ました」と明かした。 知人や仲間たちの反応について「長く連絡していなかった軍人時代の中士、中学校の担任の先生、大学の後輩たちから連絡がたくさん来ました。アメリカからも連絡がありました。僕が本当に運良くパク・チョル役を演じましたが、Netflixが持つ影響力と破壊力を改めて感じました」と話した。 スペインの原作を楽しく見たという彼は「韓国でリメイクするという話を聞いて、一般の視聴者のように心配半分、期待半分でした」とし「出演が決まって期待がより大きくなりました。僕が演じたパク・チョルに関しては、台本をもらってさらに期待が高まりましたし、原作とは違う色を持っていました。展開がずっと早く、キャラクターや人物たちが強く表現されていて良かったです。原作と比較して好き嫌いが出ることはある程度予想していました」と語った。パク・チョルは5、6話で造幣局に潜入し、最後の反転の時まで活躍する。スポイラー(ネタバレ)を持つキャラクターだったため、インタビューが公開される記事も俳優たちの中で一番最後だった。 彼は「『僕が重要だった? スポイラーになるほどの役なのか?』と思いました(笑)。知人は最初に5話から見て『もう死んじゃってどうするの? もう出ないってこと?』と言いました」とし「最初に台本を見た時は『これから何かをやろうとするのに死ぬの?』と思いました。ところが最後まで読んでみると、それ以降の内容が違いました。パク・チョルは防弾チョッキを着ていたため、ベルリンから撃たれても死ななかったのです。『作家さん、サンキューサンキュー』と叫びました」と告白し、笑いを誘った。これと共にキル・ウンソンは「確かに原作とは違うキャラクターでしたし、さまざまな面が合わさった人物でした。後半に行くほど対立しながら強盗たちと戦う姿も出てきますが、『僕がこうして反転の中心に立って事件を起こす人物なのか?』と思いました。本当に一生懸命に準備し、撮影現場の雰囲気も良くて楽しく撮影しました」と笑顔を見せた。 他の俳優たちのように、原作のある作品であるためプレッシャーを感じたというキル・ウンソンは「俳優全員が、それがなかったと言えば嘘でしょう」とし「教授、ベルリン、トーキョー、デンバーなど全て原作にあるキャラクターで、比較対象が存在します。俳優それぞれが『原作よりうまくやりたい』という欲もあるでしょうし、プレッシャーもあったでしょう」と話した。 続いて「そのような点で見た時、パク・チョルはある一人ではなく、原作でもさまざまな面を混ぜた新しい人物に思えたので、プレッシャーが少ない方ではありました。この部分も監督と作家にサンキューサンキューな部分です」と明かし、笑った。リメイクについて好き嫌いが分かれる点について「『ペーパー・ハウス・コリア』は新たな挑戦ですが、あらゆる面でプラスではなかったかと思います。世界的に韓流がブームでもあり、韓国人に対する期待値も上がっている状況で良いものを見せることができ、その自信を持ってリメイクしたので、良い選択だったと思います。個人的に韓国版はストーリーがスピーディーに展開され、キャラクターが強い印象を残すので、長所がたくさん感じられます」と明かした。
「ペーパー・ハウス・コリア」イ・シウ“知り合いからたくさん連絡が来て作品の人気を実感した”
※ドラマのストーリーに関する内容が含まれています。女優のイ・シウが、Netflixシリーズ「ペーパー・ハウス・コリア」のオーディションの過程や出演の感想について語った。6月24日に公開された「紙の家」は、「ペーパー・ハウス・コリア」は、統一を控えた朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性や能力を持つ強盗が奇想天外な状況に立ち向かい、繰り広げる強盗人質劇を描いた。スペインの人気作を原作にしている。劇中でイ・シウは、駐韓アメリカ大使マーシャル・キムの娘アン役を演じた。アンは駐韓アメリカ大使の娘という理由で強盗団とTF組織によってVIP人質扱いされる人物だ。イ・シウはアンの率直で堂々とした魅力を表現し、注目を集めた。彼女は二度のオーディションの末、「ペーパー・ハウス・コリア」に合流した。イ・シウは「原作を見ていて、オーディションの時はすごく緊張しました。本当にやりたくて準備を頑張りました。アン役でオーディションを受けましたが、監督の目に留まる方法を考えた結果、原作のアリソン・パーカー役のような雰囲気で、ビジュアルに気を使いました。制服を着て髪もくるくるにしました。オーディション会場に行ったら、制服を着ている人は私しかいませんでした。動揺はしましたが、堂々とできました。本当に受けたかったオーディションだったので、緊張していたけれどしていないふりをしました。制服は原作と似たものを探したのですが、妹の制服が一番近かったんです。原作のキャラクターとビジュアル的に似せようとしました」と語った。続いて「キャスティングされたと聞いた時、とても嬉しくて幸せだったのですが、たくさん心配もしました。大先輩たちがいらっしゃって、原作もある作品ですので。監督もとても良い方なので、(他の人は心配する要素がなく)後は私だけがうまくできればいいような感じだったので、たくさん心配しました」と明かした。イ・シウはアン役について「ちょっと礼儀がないように見えますね。友達にもそうですし、先生の話も聞かないですし。礼儀がないように見えるけれど、勇敢な姿を見せる時には憎く思われないように見せようと努力しました。アンの状況に入り込んで、序盤に努力をたくさんしました。私も人質になったことはありませんので、それがどういう感情なのか、たくさん考えましたが、現場で撮影してみると入り込むことができました」と伝えた。また「原作では韓国版と違って、序盤にアンが積極的に出ていくようなことはありませんでした。そのような部分に差があって、準備する際にどのように表現しようかとたくさん悩みました」と話した。それと共に「監督に指示をたくさんしていただきました。韓国、北朝鮮の間に挟まれている大使館の娘の役なので、リアクションが他の人質とは違う方がいいという話をたくさんしてくれました。韓国は銃の所持はできませんが、アメリカは合法じゃないですか。そのような時、この子のリアクションはどうだろうかと考えました。より怖くなるのだろうか? それともアメリカ大使館の娘だから信じているところがあって堂々としているだろうか? こういった部分についてたくさん話し合いました」と明かした。英語の練習もしたという。イ・シウは「留学をした経験もなく、序盤は英語の発音に気を使わなければならないと思って練習しました。おかしければアフレコをすれば良いと言ってくれて、10代がするジェスチャーや表情、行動を練習し、海外の映画もたくさん参考にしました」と説明した。「ペーパー・ハウス・コリア」はNetflixのTOP10で非英語圏部門1位になるなどの成果を見せた。人気を実感しているかという質問にイ・シウは「家族と一緒に見た時も実感ができなかったのですが、親戚からも突然連絡が来て、友達も楽しく見たと連絡をくれました。知り合いから面白かったと言われた時、実感しました。Instagramのフォロワー数が増えるのを見ながら不思議でした。もともとフォロワーは19万人程度だったのに10万人くらい増えました」と伝えた。さらに「撮影を長時間していると疲れる時もありますが、撮影が終わるまで体力が残っている感じで、エネルギーが最後まで維持されました。演技的な部分では台本で読んでいた時と先輩たちが表現するのとでは違う感じがしてたくさん学びました。先輩からたくさん学び、監督からもたくさん学びました」と明かした。続いて「チョン・ジョンソ先輩のエネルギーも好きです。パク・ヘス先輩が時計を足で踏むシーンがありますが、人質役なので見れなかったんです。すごく見たかったので、作品が公開されてから見ました。現場にいる時も人質としてその場にいたのにエネルギーを感じました。踏む時に怖かったというか、人質として震えるほどでした。画面で見たら、表情の演技がかっこよかったです」と話した。所属事務所の先輩キム・ジフンにも感謝を伝えた。イ・シウは「先輩の撮影が終わったのに、モニタリングをしてくれました。私が人見知りなので序盤はそわそわしていたのですが、その時も面倒を見てくれて演技するのに役立ちました。一緒に撮影ができて心強かったです」と明かした。「ペーパー・ハウス・コリア」での活躍に点数をつけてほしいという質問には「50点です」とし、「残念なことが多かったです。作品に対してでなく、私の姿を見て残念に思うところがあります。両親に動画を撮って送る時、アンだったらどう始めただろうかと思いながら、惜しい部分がありました。シーンごとにそういった物足りなさが残りました」と語った。
パク・ミョンフン「ペーパー・ハウス・コリア」を見た妻の反応を語る“すごくカッコ悪いと…”
※ドラマのストーリーに関する内容が含まれています。6月24日に公開されたNetflixシリーズ「ペーパー・ハウス・コリア」は、統一を控えた朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性や能力を持つ強盗が奇想天外な状況に立ち向かい、繰り広げる強盗人質劇を描いた。劇中、パク・ミョンフンは造幣局長チョ・ヨンミン役を演じた。部下のユン・ミソン(イ・ジュビン)とは不倫関係で、他人を犠牲にしても、ひいては愛人まで犠牲にしても自分だけを守ろうとし、危機から脱出するため利己的な姿を見せる。――「ペーパー・ハウス・コリア」が公開された後、非常に注目されていますが、人気を実感していますか?パク・ミョンフン:作品が公開された後、多くのファンの方々が見てくださいました。好き嫌いはありますが、熱烈な反応があって人気を実感しています。原作があるので好き嫌いは絶対にあると思いますが、それも全て関心だと思い、十分受け入れています。――「ペーパー・ハウス・コリア」がNetflixのTOP10で非英語圏部門1位になるなど大きな成果を見せています。パク・ミョンフン:とても感謝しています。確認してみたら、2週連続で非英語部門でグローバル2位になっていました。正直に言うと少しは予想していましたが、それでも心配していました。でも、まだ1位なのでその心配はすっかり忘れてしまいました。ありがたいですし、嬉しいです。――原作とキャラクターのシンクロ率はどうだと思いますか?パク・ミョンフン:実際、自分ではよく分かりません。主観的になるしかありませんので。似ているのかな? と思いましたが、周りの方々が原作と似ているとおっしゃってくださいました。そうかなと思って見ると、原作の方も目が大きくて、ビジュアルは似ているのではないかと思います。――脚本家のリュ・ヨンジェさんが「チョ・ヨンミンという人物にはパク・ミョンフンさんをキャスティングしたかった」と話していました。多くの登場人物の中でチョ・ヨンミンを演じることになった時はいかがでしたか?パク・ミョンフン:リュ・ヨンジェさんとは「パラサイト 半地下の家族」が公開された後、偶然会ったんです。チョ・ヨンミンというキャラクターを提案されましたが、その時僕はこの作品について知りませんでした。とにかく提案してくださりありがたいと思いました。キャラクターを見ると憎まれるかもしれないけれど、面白い役だと思いました。出演することになって嬉しかったです。―― 原作を見て参考にした部分はありましたか?パク・ミョンフン:原作をもとにした作品であっても、キャラクターを持ってくるということはできませんでした。自分だけ生き残るため奮闘する利己的な姿は同じですが、真似してできることではありません。僕だけの造幣局長を表現するために努力しました。―― 旦那さんのそういった演技に奥さんの反応はいかがでしたか?パク・ミョンフン: 妻が最初に「めちゃくちゃカッコ悪い」と一言言いました。「本当にカッコ悪いね。自分だけ生き残ろうとあくせく」と(笑)。また周りからは国民の弱虫男'と言われました。―― 人質になった被害者であると同時に、悪者にも見える人物です。どんなところを重点的に見せようとしたのでしょうか?パク・ミョンフン:強盗団が主人公なので、彼らにはそれぞれ事情があります。率直に言って、悪いのは強盗団じゃないですか。銀行を襲撃したんだから(笑)。でも強盗団には個人的な事情があって、僕は一人で生き残ろうとしたので悪く見えたはずです。僕が感じたのは、もしそこに捕まっていれば生きるために必死になったとだろうということです。ただ悪いのは、自分だけ生き残ろうとした点です。人質の代表として彼らのために何かをしてあげなければならないのに。でも、自分一人で生きようとすることはある意味人間的とも言えるのではないでしょうか(笑)。人間がその状況に直面すればどう考えるか、造幣局長の過去から、そういう人生を生きてきたんだからあの状況ではどう行動するだろうかと考えながら、人物を研究しました。――視聴者の立場から見てチョ・ヨンミンに一番怒りを感じた場面はどこですか?パク・ミョンフン:全てのシーンで怒れると思いますが、最初にスマートウォッチを持ってこいとミソンを危ない状況に陥らせる姿を見て「あんな言葉で誘うのか」と思いました。「君を愛してる。時計だけ持ってこい」という姿が怒りを呼びました。――デンバーとは恋のライバルになったので、キム・ジフンさんとは対立する演技をしましたね。パク・ミョンフン:キム・ジフンさんとは恋敵なので、僕もリアルに(笑)一緒にリハーサルをして、銃で押しのける時も体を使い、あざもできました。その状況に集中していましたので(笑)。キム・ジフンさんとセリフもたくさん合わせましたが、一緒に演技ができて楽しかったです。――三角関係のロマンスの演技をしましたが嬉しくなかったですか?パク・ミョンフン:嬉しかったです。とても嬉しかったです。誰かに片思いする役はやったことがありましたが、今回の作品では完璧な三角関係だったので嬉しかったですし、スリルがあってよかったです(笑)。――造幣局長以外にやりたかった他のキャラクターはありますか?パク・ミョンフン:僕は「愛の不時着」というドラマで北朝鮮の方言を使いました。個人的に欲を出せば、ビジュアル的には合わないけれどベルリンを。パク・ヘスさんがとても立派に演じてくれましたが、ベルリンをやったら面白いのではないかと想像してみました。――演技がリアルすぎて視聴者に非難される部分について心配したり、気を使ったりしませんでしたか?パク・ミョンフン:気にはなりましたが、僕がこの作品で担当しなければならない部分は憎まれることです。憎まれることも関心ですので嬉しく思います。――「パラサイト 半地下の家族」に続いてインパクトのある悪役を演じました。異なるように見せるため何をしましたか?パク・ミョンフン:「パラサイト 半地下の家族」では悪役であるとは思いませんでした。もちろん殺人をする役ですが、その人の人生と環境のために起きたことだと思いました。ポン・ジュノ監督とはたくさん話しました。いつも作品を準備する時、監督たちとたくさん話します。今回もキム・ホンソン監督とキャラクターを研究しました。僕一人だけの研究ではなく、監督たちと一緒に研究してキャラクターが誕生しました。――役作りの過程で直接アイデアを出したこともありましたか?パク・ミョンフン:僕の役ですのでアイデアをたくさん出しました。僕は演技する時、その状況に集中し、その人物がなぜその場所にいて、なぜそのように誕生したのかを演技する方です。人物の過去とその状況についてのアイデアを監督に話しながらやったと思います。―― 視聴者の反応を探してみる方ですか。また記憶に残っている反応や評価はありますか?パク・ミョンフン: もちろん「ペーパー・ハウス・コリア」を検索してコメントも見ます。殴りたいから「ジョペ(殴るという意味で、造幣の韓国語の発音と似ている)局長」というコメントがあって、印象的でした(笑)。―― 記憶に残っているシーンや重要だと思うシーンはどこですか?パク・ミョンフン:パート2が公開されていないので、パート1で言うと銃で撃たれて手術を受けるシーンです。一日中手術台に横になっていました。本当に手術を受ける気分でした。一日中横になっていると、さまざまなことを考えるようになりました。人が長く横になっていると色々なことを考えるようになるみたいです。――コミカルで純朴なキャラクターを魅力的にこなす俳優でしたが、最近では悪役を相次いで演じました。演じる役について重点を置いている部分はありますか?パク・ミョンフン:「ペーパー・ハウス・コリア」の造幣局長は悪人ですが、コミカルな部分があります。これから公開される映画もかなりありますが、悪人も面白い役もあります。俳優としてはそれを行き来できることが幸せだと思います。演技の幅を広げる機会だと思います。あまりにも悪人に、あまりにもコミカルに見えるのではないかといつも悩んでいますが、一つに限定せず、多様な姿をお見せできる作品がこれからも出てくると思います。幸せな気持ちで演技しています。
「ペーパー・ハウス・コリア」キム・ジフン“ベッドシーンのためにダイエットや運動を頑張った”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。6月24日に公開されたNetflixシリーズ「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」は、統一を控えている朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性と能力を持つ強盗たちが奇想天外な状況に立ち向かうことで繰り広げられる前代未聞の強盗人質劇を描いた作品だ。劇中でキム・ジフンは、モスクワ(イ・ウォンジョン)の息子デンバーを演じた。彼は単純・無知で、すぐにカッとなる人物だが、心優しいところもあるデンバーを立体的に描いた。特にイ・ジュビン演じるミソンとのロマンスで「ペーパー・ハウス・コリア」の視聴者たちを魅了した。―― リメイク版が制作されると聞いた時から参加したいという気持ちが大きかったそうですが、どんなキャラクターをやりたかったのでしょうか。ご自身がデンバー役をやることになると思いましたか?キム・ジフン:デンバーをやることになるとは思いませんでした。ですがデンバーに挑戦してみたいとは思っていました。個人的にはデンバーが演技したら1番面白いだろうと思いました。―― 笑い声が原作のデンバーと同じだという反応が多いですね。原作のデンバーのどの部分を採用し、またどのような部分で韓国版だけのデンバーを作ろうとしたのですか?キム・ジフン:そもそも原作のままで行こうという考えは消しました。台本を見た瞬間、変えるしかないと思いましたし、変えるべきだと思いました。しかし、1つ絶対に諦められなかったのが笑い声だったんです。デンバーの笑い声が、デンバーというキャラクターのアイデンティティのような象徴だったんです。リメイクで自分だけのキャラクターを作りたいからと言って、笑い声まで捨ててしまったら、つながりが切れてしまうと思いました。原作ファンにとっては、その笑い声がなければ残念だと思いました。その部分だけは原作を必ず採用しなければならないと思いました。韓国版だけのデンバーは、もう少し女性にアピールできるんじゃないかと思いました。この緊迫した造幣局の中で、野原に咲く花のような恋をします。純粋な気持ちを持っていて、ミソンが危機に陥った時に騎士のように現れるシーンもあるので、より女性の皆さんにアピールできるんじゃないかと思いました。―― デンバーは方言、アクション、露出など、気を使う部分が多いキャラクターだったと思います。キム・ジフン:見た目で気を使った部分を言えば、デンバーは街の喧嘩師です。アクションシーンが多いと思って、撮影の結構前からボクシング、ムエタイをやりました。格闘技のようなものを予め身に着けておかなければいけないと思って、運動をたくさんしました。しかし思っていたよりもアクションシーンは多くなかったんです(笑)。ベッドシーンの話も聞いたので、露出はあるだろうと思いました。最初に監督から『全部脱いで。型破りなベッドシーンを撮る』と言われて、不足した部分がなくなるよう準備しなければならない、恥ずかしいところがあったらいけないと思いました。だからダイエットも一生懸命にしました。撮影する時、新型コロナウイルスのためにジムも開かなくて、家の前の鉄棒で運動し始めました。ヘアスタイルも原作と違うんですけど、ドラマを見れば細かいところに気を使ったのが分かると思います。造幣局に入る前は髪を解いていて、中では長い髪が活動に邪魔になるから結びます。デンバーは動きが多いので、状況に合わせてこんがらがったり抜け出たり、ディテールを念頭において撮影しました。個人的に気を使ったのは方言でした。ソウルっ子なので、方言に対する感覚があまりなかったんです。全羅道(チョルラド)、慶尚道(キョンサンド)、忠清道(チュンチョンド)を区分できるくらいでした。デンバーの単純、無識、熱しやすく冷めやすい性格を表現する上で、標準語では物足りないと思いました。これまでお見せしてきた姿のため、事前に視聴者が持っている認識もあったと思いますし、それを乗り越えてキャラクターを表現するためには、方言が効率的だと思いました。方言を完璧に駆使することを目標に、外国語の塾に通ってレッスンをするように方言の先生と撮影の3ヶ月前から時間を作りました。台本を見ると、ほとんどの部分グラフのチャートが描かれています。イントネーションのグラフです。慶尚道の訛りは変化に富んでいて、ソウルの人間としてそれを予測するのは難しかったです。セリフをイントネーションごとに矢印で表示して、先生に合格をもらうまで一生懸命に練習しました。方言の先生が標準の方言を駆使する方だったんですけど、デンバーにはもう少し荒っぽい姿がなければならないと思って、荒っぽい方言を駆使する別の先生のところに行って、2人から方言を学びました(笑)。―― 体重はどれほど減量したのですか?キム・ジフン:元々体重が重い方ではないので、体重よりは体脂肪を7~8%台に維持しました。普段の体脂肪は11~12%程度です。―― 今も長い髪を維持していますが、管理が大変ではないですか?キム・ジフン:デンバーのヘアスタイルは、原作とは違う設定です。私も悩みましたし、監督とも相談したんですけど、「やってみよう」ということになりました。監督もグローバルに配信されるドラマなので、海外の視聴者にも韓国にも、長髪のイメージの俳優がいることを知らせる機会になる、魅力を感じられるだろうと言われました。結果的に良い選択だったと思います。原作のデンバーとあえて差別化しなければならないわけではありませんが、ヘアスタイルによっても少し違うデンバーになったように思います。3年ほど伸ばしているので慣れてはいるんですけど、夏は確かに暑いです。そのままにしているだけでもマフラーをしたように暑いのに、女性の皆さんが長い髪で爽やかな姿を維持しているのはすごいと思います。―― 父親役で共演したイ・ウォンジョンさんとはどのようにコミュニケーションをとったのですか?キム・ジフン:方言を合わせるために撮影前から何度か会いました。事務所に集まって、先生と方言を勉強する時間があったんです。自然に呼び方は「父さん」で始まりました。私たちの事務所は江南(カンナム)で、父さんの家は少し遠いので自転車に乗って来ていました。汗の臭い、人の臭いがする雰囲気の中で自然に感情のこもった父子関係が形成されました。先輩としての権威を見せるようなことはなく、みんな家族のように粘り強い強度団として撮影ができるよう、柔らかい包容力、コミュニケーション力を見せてくださいました。―― ミソンとデンバーのロマンスが話題でした。イ・ジュビンさんとどのように演技を合わせ、ミソンを気にし始めるデンバーをどのように表現しようとしたのですか。キム・ジフン:ジュビンさんとは最初から「私たちは後でベッドシーンを撮らなければならない」というプレッシャーを持って作品を始めました。その話も聞いて出演を決めたのですから。お互いに苦難を抱えている立場で、戦友愛というか、そういうものが生まれました。撮影が始まる前に会っていろいろと話をしながら、大変だろうけど頑張ってやってみようとお互いを応援しました。デンバーはミソンに一気に心を掴まれてしまったようです。最初デンバーが優しくて気が利く部分は、僕が思うにミソンがきれいだから、人質だけど男としてよく見えたいという気持ちに自然になったのだと思います。その後、銃を使うようになって心が一度に流れていったと思います。少しずつというよりも、心を一気に奪われてしまう過程だと思います。―― ベッドシーンの分量やアングルには満足していますか?キム・ジフン:ただ一生懸命に撮りました。僕も演技を長くやっていますが、このように本格的なベッドシーンは初めてで、イ・ジュビンさんもそうでした。私たちができるのはただ集中して、一生懸命に最善を尽くすことしかありませんでした。思ったより撮影は早く終わりました。現場でベッドシーンをモニタリングすることはできませんでした(笑)。見せてとも言えないので撮ってからも実際どのように映っているのかすごく気になりました。見た時はすごく恥ずかしかったです。視聴者の皆さんがどう感じたのかは分かりません(笑)。―― デンバー&ミソンのロマンスへの反応が熱いですが、このような反応は予想していましたか?キム・ジフン:正直に言うと、予想はできませんでした。ゆっくりと恋愛をする状況ではないですので、このようにミソンとデンバーのロマンスに熱狂してくれるとは予想できませんでした。たくさん愛してくれてありがとうございます、熱い反応を体感しているところです。―― 演技しながらデンバーをどのように解釈し、どんな人物として表現したかったのでしょうか。キャラクターに共感した部分や似ている点はありましたか?キム・ジフン:デンバーというキャラクター自体が複雑な心理を持った人物ではないので、シンプルに近づくことができました。むしろたくさん考えると邪魔になる部分があると思いました。ただ深く考えずに近づきました。デンバーはいい子なのに(笑)、お父さんが見るとやるせなく、小言を言うしかありません。知らないうちにどんどん問題を起こしてしまいますし。ですが何が正しくて何が正しくないのか、基本的な信念は持っているキャラクターとして表現したいと思いました。僕は複雑な人間ですが、間違ったことを見つけたらじっとしていられない点は似ています。―― デンバーを通じて期待していた大衆の反応や、欲しいと思っていた修飾語はありましたか?キム・ジフン:既存の作品で僕を愛してくださった方々から、「キム・ジフンという俳優にこんな姿もあったんだな」という言葉を聞きたかったです。昔は室長、弁護士などの役がよく合うと認識されていたようです。そういった部分をひっくり返したいと思いました。―― 外部的な要素や演技的に苦労して撮影したシーンはありましたか?一番好きなシーンも気になります。キム・ジフン:一番好きなシーンは父さんが造幣局を飛び出して、2人がぎゅっと抱き合う場面です。モニタリングをしながらも「僕は殺さなかったのに」と思いながらもどかしいのですが、それが面白く見えたようです。またレーザーポインターがいろいろなところを照らす時、父さんの顔にも赤い点ができて、僕がそれを何だろうと思って掻くシーンがあります。個人的にその場面が印象的で気に入りました。苦労して撮影したシーンは、造幣局の前で撮った時ですが、その場所がとても暑かったんです。ジャンプスーツに仮面をつけているのが大変でした。普段から演技をすると熱くなって汗が出ますが、仮面で呼吸も大変で視界も狭かったので苦労しました。―― デンバーを除いて、最も魅力的に感じられたキャラクターや演じてみたいキャラクターは誰ですか?キム・ジフン:ベルリンです。撮影時にパク・ヘスさんが演じるのを見て僕は観客になりました。一緒に演じているのですが、パク・ヘスさんの方に集中して撮る時は、演劇の舞台を見る観客のように見ている時が多かったです。また、モニターを見て感嘆することも多かったです。ですが個人的にこの作品ではデンバーが好きで、他のキャラクターを演じたいという気持ちはありません。―― パート2ではデンバーのどんな姿に期待すればよいでしょうか。キム・ジフン:パート2のデンバーは、パート1よりもはるかにかっこいいと自信を持って申し上げることができます(笑) 。芽を出した愛がどのように成長するのか、その部分も興味深いと思います。いろいろとデンバーが表現するものが多いです。パート1で積み上げてきた物語がパート2で絶頂に到達し、物語のスピード感と没入度が高まります。その過程でデンバーも積極的に介入しながら、印象的な姿をたくさん見せると思います。
イ・ヒョヌ、除隊後の復帰作として「ペーパー・ハウス・コリア」に出演“目に見えて反応があり本当にありがたい”
可愛らしい顔にきらきらと輝く目、しっかりとした演技で愛された子役俳優が、除隊後も少年のような姿で戻ってきた。「ペーパー・ハウス・コリア」で、緊迫した状況でも初々しいロマンスと血気盛んな姿を見せた俳優イ・ヒョヌの話だ。先月24日に公開された「ペーパー・ハウス・コリア」は、統一を控えている朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性と能力を持つ強盗たちが奇想天外な状況に立ち向かうことで繰り広げられる前代未聞の強盗人質劇を描いた作品だ。スペインの人気作を韓国でリメイクしたもので、イ・ヒョヌは強盗団のハッカー、リオ役を熱演した。彼は最近、韓国の取材陣とオンラインで作品について話した。2019年10月、国防の義務を終えて除隊したイ・ヒョヌは「ペーパー・ハウス・コリア」で復帰することになった。その間、多様な作品を撮影したが同作が先に公開された。これに対して彼は「除隊して3年近く経って初めてお見せする作品です。時間が経ったせいか、様々な経験をしたせいか、前より少し成熟した姿も見えたと思いますし、逆に残念な姿も僕の目にはたくさん見えました。姿も演技にも言えることで、まだ俳優として、イ・ヒョヌという人間としてさらに成長したいという欲が多く、色々なことを考えました」と打ち明けた。「ペーパー・ハウス・コリア」が全世界で愛されていることに対しては「本当に感謝しています。俳優たちのグループチャットがありますが、そこで先輩たちが話してくださいましたし、僕もニュースで見ました。非英語圏1位にもなって、多くの国でリアルタイム1位にもなって、TOP10にも入ったと言われました。また、僕のSNSにも韓国国内外の多くのファンの皆さんが関心を持ってくださることが目に見えて、とてもありがたかったです。皆さんにこれからもさらに素敵な姿をお見せしたいという期待やワクワクが大きかったです」と伝えた。彼は人気を実感しているかという質問に「とても感謝しています」と笑顔を見せた後、「記事や反応を僕もリアルタイムでたくさん探して見ます。公開されてから時間が少し経った後も関心を持ってくださることに感謝しています」と話した。また、作品を見た感想について「僕はいつも作品を見る度に、不思議な感じがするんです。撮影しながら編集したものや序盤に作ったものを見るといつも不思議な気持ちでした。僕が思っていたよりハイクオリティで進みますし。このような部分が僕が俳優をやりながら面白いと思う部分です」と話して笑った。韓国版「ペーパー・ハウス・コリア」で、リオの環境は原作と多少異なる。彼は、原作ファンの理解を深めるために努力した部分について「まず、脚本家さんと話しながら感じたことは、原作のディテールと魅力ももちろん良いですが、韓国だけの情緒で僕たちだけのものにした時、どうすれば補完できるか、僕たちだけの雰囲気を作るためにはどうすべきか、本当に悩まれているということでした。それでリオがハッカーとして、裕福な家で父親と対立する中で内と外を複合的に、魅力的に描くことについて僕も脚本家さんもたくさん悩んだと思います。そんな過程を経てリオという人物が作られました」と説明した。続けて「そのような部分で僕が演技でお見せできたのは、リオが表面的には明るくて無垢ですが、内面には大きな痛みと傷、ある意味で抑圧された感情が共存する姿でした。そのような部分をどう表現するかに焦点を合わせました。細かい感情そのものを多くの方に多様な姿によってお見せするため、たくさん気を使いました」とつけ加えた。過去に映画「技術者たち」でも天才ハッカーを演じたイ・ヒョヌは、同じハッカーのリオ役について「率直に言って(『技術者たち』を)思い出したことはなかったです」と話した。逆に彼は「リオに関しては、その状況についてたくさん考えました。強盗団の一人で、造幣局を占領してから自信満々に自分の仕事に没頭し、隠れてするのではなく大胆にすることにより、本来の性格をもっと表すことができると思いました」と話した。また、コンピューターの前に座っていなければならないハッカー役についても「だからこそ面白いと思いました。それぞれの役割の範囲があるから、お互いの場所を侵害することなく、それぞれの魅力を見せることができたと思います」と話した。今回の作品を通じてキム・ホンソン監督と初めて会ったイ・ヒョヌは「撮影が始まる2週間ほど前に打ち合わせが決まって、突然スタートした感じがしました。初めてお会いした時から、あまりにもさっぱりした性格だと思いました。短い時間の中、いくつか会話をした後、やってみましょうとおっしゃいました。俳優として最大限準備して、最善を尽くして頑張りましたが、現場で監督に会って撮影する過程で、少し物足りない部分がある時が多かったんです。そういう時にはいつも撮影が終わってから監督のところに行って僕がうまくできているか心配だと言いました。そうする度に監督は、普段はあまり表現しない方でしたが、『よくやった。あなたにできることは全部やった。よくやっているよ』とおっしゃってくださり、とても温かかったです。それを信じてさらに力強く走ることができたと思います」と話した。また彼は「監督に僕をキャスティングした理由を聞いてみました」と笑い、「もともとそんなことはあまり話されないんです。口数が少ない方ですので。監督は僕と会話するのが恥ずかしいのかと思うほど、気楽に話はされなかったんです。でも最初の打ち合わせで僕が感じたのは、監督が今僕が持っている感情と姿、会話する様子がリオによく合うと思われたようです。だから僕が出演できるようになったのではないかと思います」と伝えた。何よりもイ・ヒョヌは、リオに愛情を持っていると話した。彼は「状況が似ているとは言えません。ただ性格の面では似た部分があると感じました。俳優イ・ヒョヌとしてのイメージ、またイ・ヒョヌの普段の姿を基に僕が感じるには、僕もいつも明るい姿を見せるのが好きで、いつも人生そのものを明るく生きるのが好きです。その中には僕だけの苦しさがあって、リオと同じく僕の中にも正反対な部分があるかもしれないと思いました。それでリオの考えそのものを僕も考えていると思いながら、キャラクターに接近する時間があったと思います」と強調した。イ・ヒョヌにとって「ペーパー・ハウス・コリア」は、初のOTT(動画配信サービス)作品でもあった。彼は徹夜なしで行われる撮影、一気に見ることができる点など、多様なサービスにワクワクした。そんな彼にとって「ペーパー・ハウス・コリア」はどんな作品として残るだろうか。彼は「作品としては5年ぶりに観客に再び僕の姿をお見せできたので、それだけで本当に意味深く、ありがたい作品でした。またNetflixシリーズを初めて経験し、より多くの韓国ファンの方々にも僕の姿をお見せできたということだけで、本当に貴重でありがたい作品です。僕はリオというキャラクターにたくさん愛情を持っていました。性格や状況、人物の持つ姿が、他の作品もそうかもしれないですが、終わってからもたくさん思い出しましたし、愛情が湧きました」と話した。彼は「除隊してから公開されるいくつかの映画があって、僕なりに忙しく過ごしてきました。『ペーパー・ハウス・コリア』を撮って満足する時もありましたが、残念だと思うことが多かったです。それもあり、今僕はこれから演じる役のための準備として、一生懸命に運動しています。僕の姿をそのままお見せしたい気持ちが一番大きいです。でも、もう少し成長して以前とは違う姿もお見せしたいです。だから少しがっちりした姿をお見せしたいんです。がっちりした姿が必ずしも男性的と言えるわけではないですが、そんな魅力をお見せしたいと思っています。自分の作品を見ながら演技について残念なところが多かったのですが、そういった部分をどのように補完し、僕によく合うものには何があるだろうかと悩んで過ごしています」とつけ加えた。
「ペーパー・ハウス・コリア」キム・ソンオ、北朝鮮なまりに苦戦?パート2にも言及
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優のキム・ソンオが、「ペーパー・ハウス・コリア」で教授とベルリン役を演じたかったと明らかにした。最近行われたNetflixオリジナル「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」のインタビューで、彼は役作りの過程、パート2で描かれる物語などに言及した。6月24日に公開された同作は統一を控えた朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性と能力を持つ強盗が奇想天外な状況に立ち向かい、繰り広げるストーリーを描く。世界的な人気を博したスペインの「ペーパー・ハウス」を原作としている。キム・ソンオは、劇中で事件を早く解決するために武力鎮圧を主張する北朝鮮側の特殊要員出身の交渉人チャ・ムヒョク役を務めた。韓国側の交渉専門家ソン・ウジン(キム・ユンジン)とは異なる信念を持っている人物だ。キム・ソンオは、自然な北朝鮮なまりを駆使して没入感を高めた。準備の過程について「撮影の前に北朝鮮なまりの先生を紹介していただき、その方と個人的に連絡して何度か会いました。韓国の方言もその地方出身ほどはできませんが、北朝鮮なまりもいくら努力してもできると思いませんでした。話を交わしていたら、北朝鮮なまりが、やや江原道(カンウォンド)なまりに似ていたんです。北朝鮮にも地域によって方言があると思うので、安心して自信を持って『これが北朝鮮の言葉だ』と思ってやれば、もっと自然になると思いました。意識の中にあった北朝鮮なまりを消して、先生と会話をしながら口調を見ました」と説明した。チャ・ムヒョクになるために努力した部分も明らかにした。彼は「アクションは前作でキム・ホンソン監督と何度もご一緒しました。それに比べたら、チャ・ムヒョクのアクションはごく小さな部分であるので、特にアクションに重点を置きませんでした。北朝鮮の特殊要員出身なので、韓国の文化もすべて知っているような人物を表現しようと努力しました。北朝鮮の軍人はもう少しハードコアな認識があったんですが、それを無くそうとしました。僕が持っている北朝鮮の軍人のイメージを無くして、シンプルに表現しようと努力しました」と明らかにした。まだ公開されていないチャ・ムヒョクのストーリーについても語った。キム・ソンオは「チャ・ムヒョクの仕事は、韓国を攻撃することです。一生それを目的に生きてきたため、南北が平和モードに進むのが、チャ・ムヒョクには大変な苦しみで悲しみだと思いました。なので、TFチームでも自分が習った通りに仕事を処理しようとしたんです」と伝えた。まず、ソン・ウジンとチャ・ムヒョクの関係について「チャ・ムヒョクの立場では、ソン・ウジンと協力しようという気持ちよりは、強盗団事件を自分のやり方で全うしようと思いました。反対意見を示すソン・ウジン警部がいたので、その意見を尊重することができず、このようなことは自分が得意だから自分が処理するのが正しいと思った人物です。チャ・ムヒョクが思った方向で間違っている部分が結果的に見えたので、ソン・ウジン警部が意図したことに対する斬新な能力を認める部分があったようです」と説明した。ソン・ウジン役のキム・ユンジンとの共演については「いつも先輩とくっついていて、会話をたくさんし、電話もたくさんしました。キム・ユンジン先輩が、僕の子供のプレゼントも買ってくださりました。2人が撮影現場で会ったら、仕事で会ったのに、『今日はどんな会話をしようか』と思って楽しかったです。TFチームシーンがほぼ1つの空間で行われたんですが、先輩のおかげで楽しく充実な撮影ができました」と話した。「セクシーだ」「目がきれいだ」など、見た目に対する視聴者たちの賞賛については、「嬉しい」と言って笑顔を見せた。そして「ドラマを撮影する時、カッコよく見えてほしいですが、チャ・ムヒョクはむしろオシャレにしないと思いました。例えば、お父さんたちが結婚式場に行くためにオシャレをしますが、全然カッコよく見えないんですが、そういう感じが良いと思いました。思っていたのとは違う反応が出て、自分の設定が間違ったのかなと思いました」と付け加えた。演じたかったキャラクターを聞かれると、キム・ソンオは「感情をたくさん見せられる人物が好きです。体の調子がずっと大変な状態だったら教授役を選択すると思いますし、体調がよければベルリンを選択すると思います」とし、笑顔を見せた。彼は「パート1では、チャ・ムヒョクがやったことはすべてうまくいかなかったですし、ソン・ウジン警部の判断がうまくいきましたが、パート2ではチャ・ムヒョクが積極的に自身のスタイル通りに近づいているのが見えます。その部分が強盗団を抑える上で非常に重要な要素になります。リメイク作品は『ペーパー・ハウス・コリア』がどうして有名なのか、圧縮して見ることができると思います」と観賞ポイントに言及した。