「ペーパー・ハウス・コリア」キル・ウンソン“韓国版は展開が早くそれぞれのキャラクターが印象的”
※ドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「ペーパー・ハウス・コリア」は、統一を控えている朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性と能力を持つ強盗たちが奇想天外な状況に立ち向かうことで繰り広げられる前代未聞の強盗人質劇を描いた。スペインの人気シリーズを韓国版にリメイクした作品だ。
同作はNetflixのTOP10で非英語圏部門1位になるなど、世界中から関心を集めている。
キル・ウンソンは劇中、北朝鮮・人民武力部の特作部隊員だったパク・チョルを熱演した。チャ・ムヒョク(キム・ソンオ)の指示により造幣局に潜入したパク・チョルは、登場する度に緊張感を作り出し、密かに作戦を遂行する“アンダーカバー”として役割をしっかりとこなして作品への没入度を高めた。
映画「天軍」(2005)でデビューしたキル・ウンソンは「グッド・バッド・ウィアード」(2008)で強烈な印象を残し、「オペレーション・クロマイト」(2016)の秘密組織員を引き受けて高難度のアクションを披露した。ドラマはKBS 2TV「アイリス」(2009)などを経てtvN「Mine」(2021)でハン・ジヨン(イ・ヒョヌク)が雇ったファイターとして特別出演し、注目を集めた。いつの間にかデビュー18年目を迎えたキル・ウンソンは、多くの紆余曲折を経験したが、2年前に新しい所属事務所BHエンターテインメントに出会い、俳優として新たな出発をした。
知人や仲間たちの反応について「長く連絡していなかった軍人時代の中士、中学校の担任の先生、大学の後輩たちから連絡がたくさん来ました。アメリカからも連絡がありました。僕が本当に運良くパク・チョル役を演じましたが、Netflixが持つ影響力と破壊力を改めて感じました」と話した。
スペインの原作を楽しく見たという彼は「韓国でリメイクするという話を聞いて、一般の視聴者のように心配半分、期待半分でした」とし「出演が決まって期待がより大きくなりました。僕が演じたパク・チョルに関しては、台本をもらってさらに期待が高まりましたし、原作とは違う色を持っていました。展開がずっと早く、キャラクターや人物たちが強く表現されていて良かったです。原作と比較して好き嫌いが出ることはある程度予想していました」と語った。
パク・チョルは5、6話で造幣局に潜入し、最後の反転の時まで活躍する。スポイラー(ネタバレ)を持つキャラクターだったため、インタビューが公開される記事も俳優たちの中で一番最後だった。
これと共にキル・ウンソンは「確かに原作とは違うキャラクターでしたし、さまざまな面が合わさった人物でした。後半に行くほど対立しながら強盗たちと戦う姿も出てきますが、『僕がこうして反転の中心に立って事件を起こす人物なのか?』と思いました。本当に一生懸命に準備し、撮影現場の雰囲気も良くて楽しく撮影しました」と笑顔を見せた。
続いて「そのような点で見た時、パク・チョルはある一人ではなく、原作でもさまざまな面を混ぜた新しい人物に思えたので、プレッシャーが少ない方ではありました。この部分も監督と作家に“サンキューサンキュー”な部分です」と明かし、笑った。
リメイクについて好き嫌いが分かれる点について「『ペーパー・ハウス・コリア』は新たな挑戦ですが、あらゆる面でプラスではなかったかと思います。世界的に韓流がブームでもあり、韓国人に対する期待値も上がっている状況で良いものを見せることができ、その自信を持ってリメイクしたので、良い選択だったと思います。個人的に韓国版はストーリーがスピーディーに展開され、キャラクターが強い印象を残すので、長所がたくさん感じられます」と明かした。
写真=BHエンターテインメント
俳優のキル・ウンソンが、Netflixシリーズ「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」出演の感想をはじめ、様々なビハインドを公開した。「ペーパー・ハウス・コリア」は、統一を控えている朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性と能力を持つ強盗たちが奇想天外な状況に立ち向かうことで繰り広げられる前代未聞の強盗人質劇を描いた。スペインの人気シリーズを韓国版にリメイクした作品だ。
同作はNetflixのTOP10で非英語圏部門1位になるなど、世界中から関心を集めている。
キル・ウンソンは劇中、北朝鮮・人民武力部の特作部隊員だったパク・チョルを熱演した。チャ・ムヒョク(キム・ソンオ)の指示により造幣局に潜入したパク・チョルは、登場する度に緊張感を作り出し、密かに作戦を遂行する“アンダーカバー”として役割をしっかりとこなして作品への没入度を高めた。
映画「天軍」(2005)でデビューしたキル・ウンソンは「グッド・バッド・ウィアード」(2008)で強烈な印象を残し、「オペレーション・クロマイト」(2016)の秘密組織員を引き受けて高難度のアクションを披露した。ドラマはKBS 2TV「アイリス」(2009)などを経てtvN「Mine」(2021)でハン・ジヨン(イ・ヒョヌク)が雇ったファイターとして特別出演し、注目を集めた。いつの間にかデビュー18年目を迎えたキル・ウンソンは、多くの紆余曲折を経験したが、2年前に新しい所属事務所BHエンターテインメントに出会い、俳優として新たな出発をした。
写真=BHエンターテインメント
キル・ウンソンは「公開された初日の0時からNetflixを確認しましたが、ドラマが見つからなかったんです。何か間違ったのかと思っていたら、海外と韓国では公開する時間が違ったんですね(笑)。韓国では午後4時から公開だと知り、粘り強く待ってから最後まで一気に見ました」と明かした。 知人や仲間たちの反応について「長く連絡していなかった軍人時代の中士、中学校の担任の先生、大学の後輩たちから連絡がたくさん来ました。アメリカからも連絡がありました。僕が本当に運良くパク・チョル役を演じましたが、Netflixが持つ影響力と破壊力を改めて感じました」と話した。
スペインの原作を楽しく見たという彼は「韓国でリメイクするという話を聞いて、一般の視聴者のように心配半分、期待半分でした」とし「出演が決まって期待がより大きくなりました。僕が演じたパク・チョルに関しては、台本をもらってさらに期待が高まりましたし、原作とは違う色を持っていました。展開がずっと早く、キャラクターや人物たちが強く表現されていて良かったです。原作と比較して好き嫌いが出ることはある程度予想していました」と語った。
パク・チョルは5、6話で造幣局に潜入し、最後の反転の時まで活躍する。スポイラー(ネタバレ)を持つキャラクターだったため、インタビューが公開される記事も俳優たちの中で一番最後だった。
写真=Netflix
彼は「『僕が重要だった? スポイラーになるほどの役なのか?』と思いました(笑)。知人は最初に5話から見て『もう死んじゃってどうするの? もう出ないってこと?』と言いました」とし「最初に台本を見た時は『これから何かをやろうとするのに死ぬの?』と思いました。ところが最後まで読んでみると、それ以降の内容が違いました。パク・チョルは防弾チョッキを着ていたため、ベルリンから撃たれても死ななかったのです。『作家さん、サンキューサンキュー』と叫びました」と告白し、笑いを誘った。これと共にキル・ウンソンは「確かに原作とは違うキャラクターでしたし、さまざまな面が合わさった人物でした。後半に行くほど対立しながら強盗たちと戦う姿も出てきますが、『僕がこうして反転の中心に立って事件を起こす人物なのか?』と思いました。本当に一生懸命に準備し、撮影現場の雰囲気も良くて楽しく撮影しました」と笑顔を見せた。
写真=Netflix
他の俳優たちのように、原作のある作品であるためプレッシャーを感じたというキル・ウンソンは「俳優全員が、それがなかったと言えば嘘でしょう」とし「教授、ベルリン、トーキョー、デンバーなど全て原作にあるキャラクターで、比較対象が存在します。俳優それぞれが『原作よりうまくやりたい』という欲もあるでしょうし、プレッシャーもあったでしょう」と話した。 続いて「そのような点で見た時、パク・チョルはある一人ではなく、原作でもさまざまな面を混ぜた新しい人物に思えたので、プレッシャーが少ない方ではありました。この部分も監督と作家に“サンキューサンキュー”な部分です」と明かし、笑った。
リメイクについて好き嫌いが分かれる点について「『ペーパー・ハウス・コリア』は新たな挑戦ですが、あらゆる面でプラスではなかったかと思います。世界的に韓流がブームでもあり、韓国人に対する期待値も上がっている状況で良いものを見せることができ、その自信を持ってリメイクしたので、良い選択だったと思います。個人的に韓国版はストーリーがスピーディーに展開され、キャラクターが強い印象を残すので、長所がたくさん感じられます」と明かした。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・スジョン
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