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男子取扱説明書

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  • 「7番房の奇跡」から「伝説の拳」まで…2013年の韓国映画から女性が消えた

    「7番房の奇跡」から「伝説の拳」まで…2013年の韓国映画から女性が消えた

    2013年、忠武路(チュンムロ:韓国映画の中心地)から女性が消えた。映画「7番房の奇跡」が観客1千万人を突破し、2013年も変わらぬ韓国映画全盛期のスタートを告げた中、現在映画館では男性俳優たちがメインとなる韓国映画が観客を魅了し、視線を引いている。映画「ダンシング・クィーン」と「悪いやつら」の観客400万人突破により、順調なスタートを切った昨年の忠武路は、その後、高いクオリティと韓国人の情緒を貫く映画で観客を映画館へと引き寄せ、韓国映画全盛時代を開いた。特に、「僕の妻のすべて」でイメージチェンジを試みたイム・スジョンをはじめ、「建築学概論」で初恋のアイコンとして浮上したガールズグループmiss Aのスジ、「火車」で再発見とまで評価されたキム・ミニと、「嘆きのピエタ」で世界中から絶賛されたチョ・ミンスまで、昨年は女優の活躍が際立っていた。しかし、今年の忠武路には注目すべき女優が見当たらない。今年初のラブコメ映画「男子取扱説明書」を除いては、主に男性たちの姿を描く映画が、映画館を占領しているためだ。観客1千万人を突破した「7番房の奇跡」もやはり、俳優リュ・スンリョンが物語の中心となっており、映画「ベルリンファイル」は俳優ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ、リュ・スンボムの息が詰まるようなアクションを取り扱っている。また、映画「新しき世界」では組織に潜入した警察の話を描き、男たちの義理と陰謀、裏切りからの微妙な心理が展開される。また、韓国で来月7日に公開される映画「サイコメトリー」もキム・ガンウとキム・ボムを掲げ、緊張感溢れるスリルを観客に届ける予定であり、ハン・ソッキュ、イ・ジェフン主演の映画「パパロッティ」、カン・ウソク監督の新作「伝説の拳」も男たちの濃い物語を描く予定だ。このように、男性たちの物語が映画界を席巻するようになったことについてある映画関係者は、女優が出演するジャンルの限界を指摘する。この関係者は最近、OSENとの取材で「女優が出演できる作品のジャンルは限られている。ドラマはメディアの特性上、常に女性が登場するが、映画では女性が主導する構造自体が多くない。劇中での女性キャラクターは、清純で可憐、またはファム・ファタール(魔性の女)くらいで、多様化されていないのが問題だ」と話した。また、映画の主な消費層が20~30代の女性だからという分析も提起された。この関係者は「20~30代の女性が主な観客層ということも、男性俳優がメインの映画が多い理由の一つになるだろう。彼女たちが好きな俳優には、どうしても男性俳優が多いので、自然とチケットパワーが男性俳優になるようだ」と伝えた。

    OSEN
  • 「男子取扱説明書」イ・ウォンソク監督“もともとはブラックコメディだった”

    「男子取扱説明書」イ・ウォンソク監督“もともとはブラックコメディだった”

    どこにでもいそうな平凡な女チェ・ボナ(イ・シヨン)と、韓流トップスターイ・スンジェ(オ・ジョンセ)の甘いロマンスを描く映画「男子取扱説明書」。ラブストーリーが一つもない2013年上半期の映画界をピンク色ムードに染め静かなヒットを続けている「男子取扱説明書」が、もともとはブラックコメディであったと想像できるであろうか。最近、新沙洞(シンサドン)のあるカフェでOSENの取材に応じた「男子取扱説明書」のイ・ウォンソク監督は、当初の「男子取扱説明書」の企画意図について、もともとは甘いラブコメディではなく、ブラックコメディとして企画したと打ち明けた。過程よりは結果を重要視するこの社会の不条理を皮肉りたかったという。実は、今の「男子取扱説明書」も詳しく見れば現実を皮肉る内容が盛り込まれている。平凡な女チェ・ボナが男子取扱説明書を使いイ・スンジェの心を手に入れるという内容は、愛という感情にまで説明書を使うほど○○説明書が飛び交う現実を批判しているためだ。しかし、シニカルで暗かった「男子取扱説明書」の当初の姿は、容易に想像できないのが事実だ。それではなぜ、ブラックコメディだった「男子取扱説明書」が甘いラブコメディ映画になってしまったのだろうか。イ・ウォンソク監督は、もう少し人々に近づける映画を作るために、ラブコメディに変更したと説明した。どうしても、ブラックコメディよりはラブコメディの方がが人々へ近づきやすかったためだ。―公開した感想は?イ・ウォンソク:夢のようで惜しいところもあるし、「もう少し頑張ればよかった」という考えもある。映画を観ながら「撮影当時に諦めたことを、そのままやっていればよかった」と思ったりもした。実は、撮影しながら商業的に妥協した部分が多い。「諦めないでやっていればどうなったか」と考えたりもした。―「男子取扱説明書」を作ったきっかけは?イ・ウォンソク:当初はラブコメディではなく、ブラックコメディだった。以前「過程などは全然重要ではない。成功さえすればいい」とよく言われたが、それを皮肉りたかった。成功のためには何でもするような悪女でなく、最後まで成功する人として評価されるそのような内容にしたかったが、それには脚本家も大変な思いをした。大衆的じゃなかったからだ。結局、ラブコメディに変えた。撮影の前日までシナリオを書き換えた記憶がある(笑)―実際に恋愛上手な人からアドバイスを受けたのかイ・ウォンソク:最も手伝ってくれたのは、ポップコラムニストのキム・テフンさんだ。恋愛上手な人たちを尋ねたが、ある程度話したら、金銭的な要求をしてきた。懐が豊かではない状態だったが、キム・テフンさんからは色々助けてもらった。キム・テフンさんの書いた恋愛関連書籍を見て訪ねて行った。3、4回会ったが、キム・テフンさんの話では、重要なのは技ではなく、恋愛する技を知っていながらもできないのが問題だということだった。「私はプライドの高い女なのに、どうして恋愛の技なんか使わなければならないの」という様な考え方だ。―ビデオを観るような構成は、好き嫌いが分かれると思うイ・ウォンソク:本当に文字通りの取扱説明書を作りたかった。ブラックコメディにするかどうか悩む以前から「映画館でビデオを観るような形で作ろう」と思っていた。好き嫌いが分かれることは、ある程度予想していた。周りの監督から悪質なコメントは読むなと言われているが、自分も知らぬうちに読んでいる。中毒状態だ(笑) この映画はおかしいのだろうかと心配したが、その点に関してはVIP試写会で皆が笑ってくれていたので自信を得た。―オ・ジョンセの再発見という評価が多いイ・ウォンソク:それを狙った。イ・スンジェ役をしたいと名乗り出た方々の中には本当に有名な方もいた。しかし、僕は少し違うものを狙っていた。普段、ラブコメディ映画を観れば一定の方程式がある。可愛い女性とハンサムな男性の恋。この映画ならではのユニークさがほしかった。そして、オ・ジョンセがとてもうまく活かしてくれたので、評価がさらによくなったと思う。―女優としてイ・シヨンを評価すれば?イ・ウォンソク:ピークに達した女優だ。準備を徹底している。そこから、監督に選択肢を与えてくれる。有り難いのは、この映画のトーンを作ってくれたことだ。現場でたくさん話し合いながら、トーンを決めてくれた。そして、自分がどのように変化を与えるべきで、どのように動くべきかが分かる、知能的な女優だ。イ・シヨンが今までに出演し、また、これから出演する映画の中で最も綺麗に写った映画になるだろう。本当に綺麗に撮ったから。

    OSEN
  • オ・ジョンセ「My name is...」

    オ・ジョンセ「My name is...」

    My name isオ・ジョンセ。年齢は隠したくはないけどあえて知らせたくもない。役を演じることにおいて、はっきりとした役の幅ができてしまうような気がするからだ。でも、実際に調べようと思えば、すぐに知ることができる(笑)慶南(キョンナム)宜寧(ウィリョン)生まれで3歳の時からは京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)に住んだ。両親と兄のような姉が2人いる。幼い頃、クリスマスに姉さんたちがお小遣いを集め、靴下のような小さなプレゼントをいくつか買って、町にいるホームレスたちに温かい水と共に渡しながら「メリークリスマス」と挨拶した記憶がある。良い経験だった。新人時代、プロフィールを作る時経歴の欄に書くことがなくて、かなり悩んだ。短編映画でやった小さな役まですべて書き、さらには正確な作品名は覚えてないが「『ペパーミント・キャンディー』2次オーディションに合格」のようなことまで書いた。それは、2次オーディションまで受かった人なので、書類審査は通してくださいというアピールだった(笑)お金を払ってオーディションを受けたこともある。あるオーディションを受けた後、「祝合格!1次オーディションに合格しました。2次オーディションの費用として7万ウォン(約7千円)を振り込んでください」という連絡がきたためだ。その時は、何となくおかしいと分かっていたが、それが詐欺だとしてもオーディションを受けたいという気持ちの方が大きかった。それで、2次まで受けたけど落ちてしまった。でも結局、その映画は制作されさえしなかった(笑)演技アカデミーの「アクターズ21」では技術的な面もたくさん学んだが、気持ちの面でも得たものが多い。同じ目標を持つ同世代の良い仲間たちと6ヶ月間、一緒に暮らしながら学んだことは本当に大きい。オーディションに落ちたら傷つくこともあるし、落ちてもまた受けなければならない。隣にいる人が苦しんでいたら僕が励ましてあげるべきということなどだ。仲の良い同期たちと「タドリタ」という会を作った。「アクターズ21」のオーディションの時に渡された台本のタイトル「タッドリタン(鶏肉の甘辛煮)」から取った名前だ。年末に僕たちで映画祭を何度か開いたこともある。その映画祭は劇場を借りて、集ったメンバーがそれぞれ作品を1つずつ出品し、僕たちでセクション分けをしてモニタリングを行い、投票するような流れだった。受賞者には粘土で作ったトロフィーをあげた。でも、もし主演男優賞を受賞したら、その後の飲み会のために10万ウォン(約8600円)出さなければならなかったので、みんな受賞を嫌がった(笑)小学校6年生の時、隣の席に座っていた女の子が今の僕の妻だ。最初、彼女を好きになった理由は、彼女が学級委員長だったからだと思う。その年頃の時は、勉強ができる子がとてもかわいく見えるためだ。僕の妻は学級委員長だった上に、成績も一番だった。妻は僕の仕事を熱く応援するより静かに後ろから支えてくれて、僕にあまり期待しようとしない人だ。お互いの人生を尊重しながら暮らしている。妻が僕よりクールな性格なので、僕が「良い役が決まったよ。おめでとうと言ってくれ!」と言ったら、「あまり嬉しがらないでね。撮影がクランクインして、ようやく決まったことになるんだから」と言われた(笑) 僕たちは映画館でデートをする時も、僕が出演した映画より他に面白い映画があったら、そっちを見に行くカップルだった。6歳と1歳である僕の子どもたちが大人になった時偉い人になったり良い地位を得るようなことは望んでいない。心身共に健康で、人々と良いエネルギーを取り交わすことのできるような人になってくれれば良い。子どもたちの教育にとって一番良いのは、何よりも僕たち夫婦が幸せなことじゃないかと思う。雪が降る日は長女をそりに乗せて、歩いて10分の距離にある幼稚園にまで送る。イヤホンでクリスマス・キャロルを聞かせながら、パパやママが赤鼻のトナカイになるのである。「男子取扱説明書」でイ・スンジェが「セクションTV芸能通信」のインタビューを受けるシーンがある。でも、そのシーンの台本にはいくつかの質問があるだけで、僕がイ・スンジェになって答えなければならない状態だった。そのことで悩んでいる時、チェ・ダニエルにばったり出会い、「君なら、この高慢な韓流スターをどう演じる?」と聞いたら、自然に色々と答えてくれた。そのシーンがちょうど映画全体を通して初めての撮影だったが、チェ・ダニエルの答えをもとにして演じたところ、監督から「ジョンセさんの中にイ・スンジェがいますね」と言われ、自信を持つことができた(笑)「豚の王」で一緒だったヨン・サンホ監督と彼の次回作「エセ」でまた一緒に仕事をしている。ある町で事件が起こり、誰もが不快に思う酔っ払いが真実を話し、みんなから尊敬される牧師が嘘を話すというストーリーだ。僕が牧師の役で、ヤン・イクチュン兄さんが酔っ払いの役を演じる。「男子取扱説明書」でチェ・ボナ(イ・シヨン)が50万ウォン(約4万3千円)で恋愛の秘訣が収められたビデオテープを買うように、演技が上手くできるようにしてくれる教材があれば、それがいくらだとしても買いたい。ある作品を見ている時、本当に上手く泣く俳優がいたら、「一体どこで習ったんだろう?もし教材が2千万ウォン(約173万円)するとしても欲しいな」と俳優同士でよく冗談を言っている(笑)

    10Asia
  • 【CLOSE UP】「男子取扱説明書」オ・ジョンセ ― “あなたは魔性の男です”

    【CLOSE UP】「男子取扱説明書」オ・ジョンセ ― “あなたは魔性の男です”

    映画「男子取扱説明書」の韓流スターイ・スンジェ(オ・ジョンセ)に何分以内に夢中になるのか時間を計ってみるのも面白いだろう。イケメンには程遠く、底上げインソールがないと地面を踏むのが苦手で、おでこにくっきりとシワがあり、ファッショニスタなのかファッションテロリストなのか区別のつかない派手な衣装を着るこの男に一目惚れはしなくても、油断してはいけない。トップスター特有の傲慢で鋭敏な態度の隅から湧き出る幼稚で情けない男の一面に、知らないうちに微笑んでいたら、第1段階だ。そして、偶然にDr.スワロスキー(パク・ヨンギュ)の「男子取扱説明書」というビデオテープを手に入れたCM助監督のチェ・ボナ(イ・シヨン)に心を開いた彼が本能と感情を素直に表わしながら、体を張って作り上げるハプニングに爆笑する間に、第2段階を通過する。やがて乱れた前髪の下から子犬のように可愛い瞳を輝かせる男の告白「僕はバカ、君しか知らないバカ、君もバカ、僕の気持ちに気づいてくれないバカ」に鳥肌が立つより、ふとときめいてしまったら、認めなければならない。魔性のイ・スンジェ、いやオ・ジョンセに完璧に口説かれたことを。役の比重より、人物の深さを「この映画の最高の面白さの始まりは、僕がキャスティングされた時だと聞きました。オ・ジョンセが主人公として韓流スター役を?これは面白い?(笑)」1997年映画「父」の通行人2の役割でデビューして以来、数多くの作品で脇役を演じてきた。配役の名前よりはイ・ソンギュンの友人の漫画家(「くだらないロマンス」)、リュ・スンボムに接待される記者(「生き残るための3つの取引」)、JYJ ユチョンの同僚刑事(MBC「会いたい」)など、主人公の周りのキャラクターとして記憶されていた彼がラブコメディの主人公として韓流スターを演じることになるとは、彼自身も予想していなかったチャンスだった。だが、よく考えると突然スターになったわけではないイ・スンジェが「10年間配役をもらうために自ら履歴書を配りました」と振り返るように、数えきれない程たくさんのオーディションに落ちながらも「10年、20年一生懸命頑張ると、少し遅くても40年後には良い俳優になっているんじゃないかな」という気持ちだけで前向きに前進してきたオ・ジョンセが最も重要視していることは、役の比重ではなく、人物の深さだった。そして、すばやく繰り広げられる様々な事件の中で、感情が無理に行き来しないようにその間を埋める作業は、イ・ウォンソク監督と彼の絶えることのない会話の中で行われた。チェ・ボナと自分のライバルであるオ・ジフン(キム・ジュンソン)の関係を疑ったイ・スンジェが「一緒に寝たのか」としつこく問い詰めながら、葛藤とコメディが最高潮に至るシーンもやはり細かい部分まで悩んだ結果だ。「男として十分に共感できる台詞だけど、チェ・ボナが本音で話しているにもかかわらず、疑うことをやめず、問い詰めるシーンは不快な感じがしました。だから『寝たでしょう?』と追求するのではなく、『寝たでしょう?いや、寝なかったかもしれない、寝てないでしょう?僕は寝てない方が良いな。もしかして寝た?お願いだから、寝てないって言ってくれ!』のようにイ・スンジェの複雑な気持ちを表現したかったです」「脇役でも、助演でも、主演でも肩書きに振り回されたくない」結果的に「男子取扱説明書」は俳優オ・ジョンセの可能性を疑っていた人々に、気持ちの良い一発を放った作品となったが、今彼の存在を長い無名時代を乗り越えて、大ヒット映画に出演した俳優のサクセスストーリー程度に見なすのは失礼なことのように感じられる。一人で試行錯誤を繰り返しオーディションを受け、演技アカデミーエクタス21の同期、ヤン・イクチュン、ウ・ジョングクと照れながらも各映画会社に履歴書を配り回っていた頃から今まで、彼はずっと芯の強い俳優だからだ。「演技を初めて7年目になった時、やっとの思いで結構大きい役を務めることになって、周りから評判も良く、インタビューも受けました。ところが、他の作品のオーディションで、審査員が僕の演技を見て『演技は初めてですか?』と質問したのです。つい『はい、初めてです』と答えた後考えました。一度認められたら次の作品でもその勢いで認められ続けるのが俳優の人生ではないんだな。紆余曲折の人生が宿命なんだな。だから今『男子取扱説明書』の反応が良いからといって、僕の演技の実力が十分に積み重なったわけでもなく、常に認められる俳優ではないということを自覚しています。だから、脇役でも、助演でも、主演でも肩書きに振り回されたくないんです」模範解答にもかかわらず、彼が長い間、体を張って得たガイドラインは決まりきってもなく、軽くもない。だから、もう一度認めざるを得ない。簡単にカテゴリー分けすることはできないが、なんとなく夢中にさせられるオ・ジョンセの魅力を。

    10Asia
  • 「男子取扱説明書」同時期公開作で1位の成績…コメディ映画のヒットとなるか

    「男子取扱説明書」同時期公開作で1位の成績…コメディ映画のヒットとなるか

    映画「男子取扱説明書」(監督:イ・ウォンソク)が同時期公開作の中で興行ランキング1位を獲得し、ヒットを予告した。16日午前、韓国の映画振興委員会映画館入場券統合ネットワークのまとめによると、「男子取扱説明書」は、15日全国の367人のスクリーンで、4万4900人の観客を動員し、累積観客数11万900人と、興行ランキング3位となった。「7番房の奇跡」「ベルリンファイル」に続いてボックスオフィスランキング3位を記録した「男子取扱説明書」は、14日の公開後に2日連続、同時期公開作の中で1位を獲得した。14日「世界にひとつのプレイブック」「Love Letter」「ヘンゼル & グレーテル 」など多様なジャンルの映画が公開されたが、今年韓国初のロマンチックコメディー「男子取扱説明書」が、観客の人気を得て、成績を伸ばしている。「男子取扱説明書」は、存在感のない平凡な女性チェ・ボナ(イ・シヨン)がDr.スワロスキー(パク・ヨンギュ)に会って100%の成功率を保証する「男子取扱説明書」を手にし、国民的で魅力的な女性に変身する過程で繰り広げられる恋愛ストーリーを盛り込んだ作品だ。一方、「7番房の奇跡」は、同じ期間23万1413人の観客を動員し、累積観客数796万9114人で、興行ランキング1位、「ベルリンファイル」は14万3094人の観客を動員し、累積観客数547万8896人で、2位となった。

    OSEN
  • 日・米・韓のバレンタイン公開映画、勝者は?

    日・米・韓のバレンタイン公開映画、勝者は?

    韓国でタフな男の映画が人気を集めている中、バレンタインデーを狙った映画が14日に公開を控えている。特に今年のバレンタインデーにはそれぞれ韓国・日本・アメリカを代表する恋愛映画が同時に公開されることで注目されている。バレンタインデーに相応しい韓国映画には「男子取扱説明書」(監督:イ・ウォンソク)がある。コメディ映画の有望株イ・シヨンと、日常演技の達人オ・ジョンセがコンビを組んだ今回の作品は、平凡な女性でCM助監督のチェ・ボナが偶然手に入れた「男子取扱説明書」で、愛される女として成長して行くストーリーが描かれる。一見平凡に見える話だが、独特な演出と俳優たちのコミカルな演技が絶品との評価を受け、試写会後、口コミで広まっている。特に「実践恋愛コメディ」を掲げる映画なだけに、バレンタインデーに恋人と共に共感しながら楽しめる映画だ。バレンタインデー用の映画にはまた、日本の映画「Love Letter」(監督: 岩井俊二)の再公開がある。1999年の公開当時「お元気ですか?」などの流行語を作り出し、韓国全域で140万人の観客を動員した。「花とアリス」「四月物語」などを手がけた岩井俊二監督の代表作で、誤配された恋文から始まるラブストーリー。日本特有の淡く切ない情緒と温かい感性が印象的な作品だ。バレンタインシーズンに合わせて公開されるハリウッド映画には「世界にひとつのプレイブック」(監督:デヴィット・O・ラッセル、原題:Silver Linings Playbook)がある。「Silver Lining」とは、「不幸の中の一筋の希望」を意味する。映画のタイトルが意味することと同様、愛のために心を痛めたが、自身ならではの「Silver Lining」を夢見る2人の男女のストーリーを描いている。この映画で主人公のジェニファー・ローレンスは、ゴールデン・グローブ賞の女優主演賞を受賞した。バレンタインデーを迎えて映画館に訪れる観客たちが、日米韓のそれぞれ違う文化圏で芽生えた恋を描く3本の映画のうち、どれを選択するかが楽しみだ。

    OSEN
  • イ・シヨン主演「男子取扱説明書」一番観たい映画1位に

    イ・シヨン主演「男子取扱説明書」一番観たい映画1位に

    映画「男子取扱説明書」が、同時期公開作の中で一番観たい映画1位となり、観客の熱い注目を浴びた。「男子取扱説明書」が4日から映画の前売り予約サイトを通じて行われた2月第2週の公開作のうち、一番観たい映画を聞くアンケートで堂々と1位となった。マスコミ向け試写会の後、トップスターたちはもちろん各界有名人、一般観客の好評の中で期待感を高め爆発的な反応を呼び起こしている「男子取扱説明書」は、同時期公開されるハリウッドの映画を抜いて1位となり、2月の映画館のダークホースとして急速に浮上した。さらに公開を控えて行われた一般向け試写会を通じて映画を観た観客は「奇抜ながらも超面白い」「本当に面白い。友達と観たら最高」「絶対観たほうがいい」などと爆発的な反応を見せており、映画への期待感が最高潮に達した状況となっている。「男子取扱説明書」は、存在感のない平凡な女性チェ・ボナ(イ・シヨン)がDr.スワロスキー(パク・ヨンギュ)に会って100%の成功率を保証する「男子取扱説明書」を手にし、国民的で魅力的な女性に変身する過程で繰り広げられる恋愛ストーリーを盛り込んだ作品だ。2月14日に韓国で公開される。

    OSEN
  • 「男子取扱説明書」イ・シヨン、男優ばかりの映画界で紅一点として活躍

    「男子取扱説明書」イ・シヨン、男優ばかりの映画界で紅一点として活躍

    女優イ・シヨンが男優ばかりの映画界で紅一点として活躍している。2013年初旬、映画で男優の活躍ばかりが目立つ中、イ・シヨンが一人で映画をリードする女性主人公として観客に出会う予定だ。2012年善戦した恋愛ジャンルの斬新さを、今年初めの「男子取扱説明書」(韓国で14日公開)で続けていくという覚悟だ。演技とボクシングの掛け持ちで人々に独特ながらも愉快なイメージを与えているイ・シヨンは、実はコメディ感覚に優れた女優だという評価を得ている。映画「怪盗ホン・ギルドン一族」「危険な相見礼(サンギョンネ)」、ドラマ「セレブの誕生」「イタズラなKiss~Playful kiss」「乱暴なロマンス」などで披露した本能的なコメディ感覚を観客にアピールしているのだ。キム・ソナ、キム・ジョンウン、キム・ウォニなど、少数の女優だけが持っている稀な能力でもある。このような女優はラブコメディにぴったりだ。前作の「危険な相見礼」でイ・シヨンは映画のトーンに合わせてコミカルさの代わりにかわいく愛らしいキャラクターのイメージにフォーカスを当てたとするならば、今回の映画「男子取扱説明書」では彼女の本領を発揮できるとみられる。「男子取扱説明書」は、存在感のない平凡な女性チェ・ボナ(イ・シヨン)がDr.スワロスキー(パク・ヨンギュ)に会って100%の成功率を保証する「男子取扱説明書」を通じ、国民的で魅力的な女性に変身する過程で繰り広げられる恋愛ストーリーを盛り込んだ作品だ。試写会の後、「愉快で独特な映画」「 キッチュ(俗悪、異様なもの、毒々しいものなどに認められる美的価値)的な楽しさがいっぱい」「漫画のようなファンタジーがいっぱい」「イ・シヨンのコメディ演技が爆発」などの評価を得ている。韓流スターオ・ジョンセという新鮮なキャスティングと、壊れても愛らしいイ・シヨンのケミストリー(共演している俳優同士の相性)も観覧ポイントだ。しかし、イ・シヨンは「男子取扱説明書」を単純に男女間のロマンスを愉快に描いたラブコメディ映画であると規定しなかった。様々な実験的試みをし、韓国で今まで見られなかった新しいジャンルの映画であることを強調した。コメディクイーンイ・シヨンと独特な感覚を備えた映画との出会いがどのような相乗効果を生むのか注目される。男優ばかりの今年初めの劇場で、久しぶりに見るワントップの女性主人公が見せる甘い雰囲気にも注目したい。

    OSEN
  • 「男子取扱説明書」思わず腹を抱えて笑ってしまう名シーンとは?  

    「男子取扱説明書」思わず腹を抱えて笑ってしまう名シーンとは?  

    女心をわし掴むラブコメディ「男子取扱説明書」、キャストが選んだ名シーンくすくす笑っていたのがいつの間にか腹を抱えて笑うようになる。今年女心を揺さぶって男性たちを反省させる、ラブコメディ映画「男子取扱説明書」が4日に初公開された。ソウル三成洞(サムソンドン)COEXのMEGABOXで開かれたメディア試写会にイ・ウォンソク監督を始め、キャストのオ・ジョンセ、イ・シヨン、パク・ヨンギュが出席した。同作は能力はあるものの、あらゆるハードルにぶつかりなかなか能力を発揮できない、あるCMアシスタントディレクターの恋愛成就ストーリーである。優柔不断な性格で人が面倒がる仕事を黙々とこなしているものの、男性にはモテずいい人で終わってしまう女性。彼女がある日、恋愛の裏技が収められたあるビデオテープを拾い、繰り広げられるエピソードを描いている。キャストたちは試写会での映画に対する好評に大変喜んでいた。それぞれキャラクターが個性的でコミカルな要素が強かったため、キャスト自ら挙げる名シーンがあるようだった。劇中、長い下済み時代を終え、突然大ブレイクを果たした俳優イ・スンジェ役を演じたオ・ジョンセは、「スンジェがビルの2階から落ちて飲酒検問に捕まるまでの流れが記憶に残る」とし、「すべてのシーンで大げさに見えるのではと心配もしていたけど、監督とシヨンさんと話し合ってよくコントロールできた」と述べた。劇中オ・ジョンセはヤキモチをやいたあまりに「他の男と寝た?」ばかり聞く多少かっこ悪い姿も見せた。これに対しオ・ジョンセは「本気ではないけど、男性がよくやってしまう間違いだ。ある意味それが男性の率直な本音かもしれない。それで記憶に残る」と答えた。イ・シヨンは印象的なシーンのシーンナンバーまで覚えていた。彼女は同作でCMアシスタントディレクターのチェ・ボナ役を演じた。チェ・ボナに対し、イ・シヨンは「シーン87だったけど、スンジェに『寝た?』と聞かれ、それまでの人生と価値観を話す重要なシーンだった」とし、「うまく演じたかったのでたくさん練習した。やればやるほどうまく感情が沸かず、また練習をしないと不安でそのシーンだけで20回以上撮った」とエピソードを公開した。映画で男子取扱説明書を講義するDr.スワロスキー役のパク・ヨンギュは一種の解説者の役である。彼は「欲張って面白くしたい気持ちもあったけど、かえって二人の主人公を目立たせるように抑え気味で演じた」とし、「それでも映画的な面白みのためには、ファストフード店のシーンを挙げたい。映画でしかできないコミカルなシーンだと思う」と伝えた。愉快さと共に恋愛に苦しむこの時代の男女への恋愛ガイドとなる映画「男子取扱説明書」は、2月14日韓国で公開される。

    oh!my star
  • 【PHOTO】パク・セヨン「男子取扱説明書」VIP試写会に参加“健康的な美脚”

    【PHOTO】パク・セヨン「男子取扱説明書」VIP試写会に参加“健康的な美脚”

    4日午後、ソウルCOEX MEGABOXで行われた映画「男子取扱説明書」のVIP試写会でパク・セヨンがフォトタイムを行っている。「男子取扱説明書」は、男性に無視されてばかりで存在感ゼロの平凡な女性チェ・ボナ(イ・シヨン)が、男子取扱説明書を通じて人気者の女性として生まれ変わり繰り広げられる奇想天外なラブストーリーを描いている。「男子取扱説明書」は、韓国で2月14日に公開される。

    OSEN
  • 【PHOTO】イ・シヨン「男子取扱説明書」試写会に主席“たくさんの取材陣にびっくり”

    【PHOTO】イ・シヨン「男子取扱説明書」試写会に主席“たくさんの取材陣にびっくり”

    4日午後、ソウルCOEXのMEGABOXで行われた映画「男子取扱説明書」のVIP試写会で、イ・シヨンがフォトウォールにてポーズをとっている。「男子取扱説明書」は、男性に無視されてばかりで存在感ゼロの平凡な女性チェ・ボナ(イ・シヨン)が、男子取扱説明書を通じて人気者の女性として生まれ変わり繰り広げられる奇想天外なラブストーリーを描いている。「男子取扱説明書」は、韓国で2月14日に公開される。

    OSEN
  • 【PHOTO】JYJ ユチョン「男子取扱説明書」のVIP試写会に出席“映画を応援しに来ました”

    【PHOTO】JYJ ユチョン「男子取扱説明書」のVIP試写会に出席“映画を応援しに来ました”

    4日午後、ソウル三成洞(サムソンドン)MEGABOXで、映画「男子取扱説明書」(監督:イ・ウォンソク)のVIP試写会が開かれた。この日のVIP試写会には、JYJ ユチョンと俳優イ・ソンギュン、ユ・ヘジン、ユン・ゲサン、チェ・ダニエル、キム・ソヒョン、パク・セヨン、イ・ミンホらが参加した。「男子取扱説明書」は、存在感のなかったチェ・ボナ(イ・シヨン)が、100%の成功率を保証する男子取扱説明書とDr.スワロスキー(パク・ヨンギュ)を通じて、フンニョ(優しい癒し系女子)に生まれ変われながら繰り広げられるラブストーリーを描いた映画。韓国で14日に公開される。

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