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イ・デヨン

記事一覧

  • 「アイテム」チュ・ジフン、猟奇的殺人事件の発生に…超能力による犯行を疑う

    「アイテム」チュ・ジフン、猟奇的殺人事件の発生に…超能力による犯行を疑う

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。猟奇的殺人事件の発生、チュ・ジフンが超能力による殺人を疑った。18日に韓国で放送されたMBC「アイテム」では、カン・ゴン(チュ・ジフン)が新しい殺人事件を担当する場面が描かれた。この事件の特異点は、被害者の遺体が逆さまにぶら下がっているということだ。さらに遺体の全身に線状の痕が刻まれていた。その奇怪な姿にベテラン刑事グチョル(イ・デヨン)も「自分が特別だとショーでもやってるのか」と舌打ちした。これを見たカン・ゴンはすぐに超能力の存在を思い浮かべた。カン・ゴンは「もし、犯行道具が人間の力を超えた特別な力を持つものだとしたら? そしたら、僕たちが見ている従来の事件とは異なる形をしているのではないでしょうか?」と超能力殺人を主張した。しかし、グチョルは「本当にそんなことができると思うか?」と聞き返した。

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  • 「無法弁護士」イ・ジュンギ、イ・デヨンに正体を明かす

    「無法弁護士」イ・ジュンギ、イ・デヨンに正体を明かす

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。イ・ジュンギがイ・デヨンに自身の正体を明かした。13日、tvN「無法弁護士」では、弁護士のポン・サンピル(イ・ジュンギ)がウ・ヒョンマン(イ・デヨン)に自身の正体を明かす場面が描かれた。同日、ポン・サンピルは市長殺人事件の容疑者になったウ・ヒョンマンの弁護士になるために努力した。ウ・ヒョンマンのもとを訪れたポン・サンピルは自身が彼の弁護をするとし、「お前たちが殺した女性弁護士、その息子が俺だ」と言い、ウ・ヒョンマンの腕の傷は自身が出したものだと話した。彼は「弁護がしたい本当の理由が気になると言ったよね?お前は俺が監獄から出して殺す。生きているお前を殺す。ここではなく、外で」と言った。結局ウ・ヒョンマンはポン・サンピルを自身の弁護士として選任した。ポン・サンピルは「弁護代は、お前の命だ」と付け加えた。

    TVレポート
  • イ・ジュンギ&ソ・イェジ主演新ドラマ「無法弁護士」初の台本読み合わせ現場を公開…抜群の相性に期待

    イ・ジュンギ&ソ・イェジ主演新ドラマ「無法弁護士」初の台本読み合わせ現場を公開…抜群の相性に期待

    「無法弁護士」がキム・ジンミン監督とユン・ヒョンホ脚本家を中心に、夢の組み合わせを完成させた。これと共に、ブラックホールのように出口のない魅力の台本読み合わせ現場を公開し、本格的な長丁場の開始を発表した。tvN「ライブ ~君こそが生きる理由~」の後番組で、韓国で5月12日に韓国で初放送予定の新しい週末ドラマ「無法弁護士」(脚本:ユン・ヒョンホ、演出:キム・ジンミン)は、法の代わりに拳を使う無法弁護士が、自分の人生をかけて絶対権力に対抗して戦い、真の無法弁護士に成長していく極悪掃討法廷ドラマである。ヒット保証小切手と呼ばれるキム・ジンミン監督とユン・ヒョンホ脚本家の出会いと、イ・ジュンギ、ソ・イェジ、イ・ヘヨン、チェ・ミンス、ヨム・ヘラン、シン・ウンジョン、アン・ネサン、イ・ハンウィ、イ・デヨンなど、信じて見ることができる演技派俳優たちの豪華ラインナップを完成し、2018年の最高の期待作として注目されている作品である。先月、上岩(サンアム)に位置するスタジオドラゴンでは「無法弁護士」の出演陣が一堂に集まった、最初の台本読み合わせが行われた。「無法弁護士」を引っ張っていくキム・ジンミン監督とユンヒョンホ脚本家をはじめ、イ・ジュンギ(ポン・サンピル役)、ソ・イェジ(ハ・ジェイ役)、イ・ヘヨン(チャ・ムンスク役)、チェ・ミンス(アン・オジュ役)、ヨム・ヘラン(ナム・スンジャ役)、シン・ウンジョン(チェ・ジネ役)、アン・ネサン(チェ・デウン役)、イ・ハンウィ(ハ・ギホ役)、イ・デヨン(ウ・ヒョンマン役)などが総出動した。彼らの煮えたぎるような情熱と欠点のない演技力で、3時間以上行われた台本読み合わせ現場は白熱したものだった。読み合わせを開始する前に、キム・ジンミン監督は「笑いを失わない撮影現場になるように努力する。俳優、スタッフの皆が怪我をせずに無事に撮影してほしい」という意志と心温まる望みを伝えた。お互いに向けた愉快な最初の挨拶を終えた後、本格的な台本読み合わせに入る俳優たちの表情は180度変わり、演技情熱を放出した。劇序盤を担当するイ・ロウン(幼いころのサンピル役)の味わい深い釜山(プサン)方言に、成人演技者たちは微笑み、キム・ジンミン監督も「大人の俳優たち皆が緊張する必要がある。期待が大きい」と賞賛を惜しまなかった。バトンを受け継いだイ・ジュンギ、ソ・イェジ、イ・ヘヨン、チェ・ミンスは、キャラクターの魅力を味わい深い熱演で披露して、劇への没入度を高めた。法と拳を兼ね備えたヤクザ出身の弁護士ポン・サンピル役を演じたイ・ジュンギは、状況に応じて刻々と変化する声のトーンと演技力で、最強な吸引力を放った。特に表情とジェスチャーなど、長い間に渡って、ポン・サンピルのキャラクターについて悩んだ痕跡を明らかにした彼が披露する、イ・ジュンギ風ポン・サンピルへの期待感を最高潮に高めさせた。また、熱い血を持て余しているおバカ弁護士のハ・ジャイ役のソ・イェジは、ぴったりな服を着たように生き生きとした演技力で注目を集めた。初めての弁護士役への挑戦だったが、安定した演技力と豊かな感情表現で、どこに飛んでいくか分からないラグビーボールのような魅力を極大化させて現場を熱くした。イ・ヘヨンは劇中、高潔な聖女のような顔の中に貪欲さを隠したキソン地裁の地方裁判官であり、イ・ジュンギと対立を形勢して激しくぶつかるチャ・ムンスクのキャラクターで期待感を引き上げた。彼女は前作「Mother」のイメージを完全に消し去り、優しい笑顔の裏に鳥肌の立つ二つの顔を持ったキャラクターに完全に変身して、彼女の声とオーラだけで現場を圧倒するエネルギーを発揮した。また劇中、アン・オジュ役を演じるチェ・ミンスは息を殺したカリスマ性で、緊張感をかもし出した。息遣いまで演技する彼の熱演は、魚市場のヤクザから大企業の会長まで這い上がって来た野望家のキャラクターが、どのように作り上げられるのかに対する好奇心を増幅させた。特に、悪の手先であるイ・ヘヨンとチェ・ミンスが披露するカリスマケミ(ケミストリー、相手との相性)がドラマでどのように光を放つのか、すでに視聴者の期待感を高めている。「無法弁護士」の制作陣は「まさに最高と最高の出会いが実現した席で、俳優とスタッフたちの完熟した技量が際立った」とし、「特にキム・ジンミン監督とユン・ヒョンホ脚本家、俳優たち皆が前作で一緒に呼吸を合わせた経験があったからか、最初の台本読み合わせにも関わらず、俳優たちの熱い情熱とキム・ジンミン監督の繊細なディレクティング、ユン・ヒョンホ脚本家の手に汗にぎる台本まで、3拍子が完全に一致した満足のいく時間だった。2018年の最高の期待作らしく良い作品でお伺いする予定なので、期待をお願いします」と伝えた。「無法弁護士」は「ライブ ~君こそが生きる理由~」の後番組で、韓国で5月12日夜9時より初放送される予定だ。

    マイデイリー
  • 【PHOTO】キム・ナムギルからキム・アジュンまで、ドラマ「医心伝心」打ち上げに参加

    【PHOTO】キム・ナムギルからキム・アジュンまで、ドラマ「医心伝心」打ち上げに参加

    1日午後、ソウル汝矣島(ヨイド) の飲食店で開かれたtvN「医心伝心~脈あり!恋あり?~」の打ち上げにキム・ナムギル、キム・アジュン、ムン・ガヨンらが参加した。

    OSEN
  • 「恋するジェネレーション」ナム・ジュヒョク、校内最高のスポーツスターに変身

    「恋するジェネレーション」ナム・ジュヒョク、校内最高のスポーツスターに変身

    ナム・ジュヒョクが水泳部のお兄さんに変身した。27日から韓国で放送がスタートするKBS 2TV新月火ドラマ「恋するジェネレーション」(脚本:キム・ミンジョン、キム・ヒョンジョン、演出:ペク・サンフン、キム・ソンユン、制作:(有)学校2015文化産業専門会社、FNCエンターテインメント)の中のナム・ジュヒョク(ハン・イアン役)と彼の父イ・デヨン(ハン・ギチュン役)の幸せいっぱいの記念写真が公開された。セガン高校最高のスポーツスターで、人々の注目を一手に集めている水泳選手ハン・イアン役を演じるナム・ジュヒョクは、公開された写真では水泳大会でメダルを総なめにしたような様子で明るい笑顔を見せている。世界の全てを手にしたように幸せそうなナム・ジュヒョクとイ・デヨンの明るい笑顔は見ている人々まで微笑ませている。メダルを独占するほど優れた水泳の実力を証明したナム・ジュヒョクが、ドラマでどれほど素敵な水泳シーンを誕生させるか注目される。また、彼の鍛え込まれた筋肉やボディへの期待感も高まっている状況だ。何より運動部の象徴とも言えるトレーニング服を200%以上格好良く着こなしているナム・ジュヒョクは女性たちを魅了している。また、イ・デヨンは寡黙だが情が深いナム・ジュヒョクの父ハン・ギチュン役に扮する予定だ。彼は貧乏に暮らしているが、水泳スターとなった息子が大きな希望であり自慢である父として温かい父性愛を見せる予定だ。二人は表では無愛想に見えるが、世の中で一番親しく情が溢れる父子役として活躍するとみられる。KBSの興行不敗ドラマ「学校」の6番目のシリーズ「恋するジェネレーション」は、2015年の同時代を生きていく18歳の学生たちが経験する現実と様々な感情を描く学園ドラマだ。韓国で4月27日午後10時、「ディア・ブラッド」の後番組として放送される。

    OSEN
  • 「ゴールデンクロス」キム・ガンウ&イ・デヨン、父と息子の号泣シーンが話題“迫真の演技”

    「ゴールデンクロス」キム・ガンウ&イ・デヨン、父と息子の号泣シーンが話題“迫真の演技”

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ガンウとイ・デヨンの号泣シーンが放送された。韓国で24日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「ゴールデンクロス」(脚本:ユ・ヒョンミ、演出:ホン・ソック)の第4話では、清潭洞(チョンダムドン)実娘殺人事件の犯人に挙げられた父カン・ジュワン(イ・デヨン)の手のひらに書かれた真犯人に関するヒントを確認したカン・ドユン(キム・ガンウ)が真犯人が別にいることに気づいて、号泣し視聴者の涙腺を刺激した。さらにこの日の放送では清潭洞実娘殺人事件を隠蔽するためにジュワンを脅し続け、担当検事のソ・イレ(イ・シヨン)の邪魔をするソ・ドンハ(チョン・ボソク)とパク・ヒソ(キム・ギュチョル)の緻密な計画が進められた。これに対してドユンは検事の任用を保留されると、殺人容疑者として拘束された父を恨み号泣した。父の正義によりいつも不利益を被ってきたドユン。子供の頃起きたテコンドー試合の不正事件を思い出し、息子のために自ら死を選んだ館長だった友人の父親のことを思い、父の利己的な選択を軽蔑した。しかし彼の父は生と死を行き来する危険な状況の中で息子のために最後の決断を下していた。息子に娘のハユン(ソ・ミンジ)を殺した犯人に対するヒントを残すことにしたのだ。父ジュワンの面会に行ったドユンは父に「お父さんは最近どうですか?僕はこれからどうやって生きていけばいいか分かりません」と話し、悲しい現実に号泣した。これに対して父ジュワンは面会に来た息子の名前を呼びながらガラスに手をつけた。彼の手のひらには「シンミョン」と「パク・ヒソ」と書かれていた。「シンミョン」と「パク・ヒソ」という文字は韓国最高の法務法人シンミョンと韓国最高の弁護士パク・ヒソが犯人と関わっているという重要な手がかりだった。自身の全てを監視しているゴールデンクロスの監視の目をくぐり息子に最後のヒントを残したのである。息子に向かって絶叫するジュワンの揺れる眼差しと命をかけた父の最後のヒントを見て、今まで自分が誤解していたことに気づいたドユンはそのまま座り込んで泣き叫んだ。これまで正義のために家族の利益を諦めてきた父の信念とそんな父の人生を軽蔑してきた息子の後悔がお茶の間を涙でいっぱいにした。この過程で信頼して見ることができる中堅俳優イ・デヨンの完璧な演技力と、号泣しながら怒りを爆発させ全身で熱演を披露しているキム・ガンウの演技力がドラマをさらに盛り上げた。「ゴールデンクロス」は韓国の上位0.001%の、経済を牛耳る秘密クラブゴールデンクロスを舞台に暗闘と陰謀に巻き込まれた一人の男性の復讐と欲望を描いた復讐劇である。韓国で毎週水曜と木曜の夜10時にKBS 2TVにて放送される。

    マイデイリー
  • 「赤道の男」 vs 「赤道の男」本番はこれからだ

    「赤道の男」 vs 「赤道の男」本番はこれからだ

    KBS「赤道の男」は復讐劇なのか、それとも恋愛物なのか、はたまたサスペンスなのか。父親を殺され自分自身も危うく死を逃れた主人公は、ストーリーが第15話へと進む間に復讐を準備しながらも、まだ表には登場していない。しかも、その準備の合間に切ない恋に落ちたりしている。すべての登場人物が各々の推理を繰り広げながら自分の手の内を隠している中で、実際に的を射た推理をしている人物はいない。隠す側と暴こうとする側のピンと張り詰めた空気の中で緊張感を保っている「赤道の男」。テレビ評論家のユン・イナ、ジョ・ジヨン両氏が残すこと第5話となったこのドラマを正反対の見方で分析してくれた。「赤道の男」に対する賛否両論、いざ聞いてみよう!/編集者「赤道の男」では、話が進むにつれ罪人の数が増えている。はじめ、罪人はノシク(キム・ヨンチョル)一人のように見えた。しかしノシクと取引をしたヨンベ(イ・ウォンジョン)がギョンピル(イ・デヨン)の殺害に重要な役割を果たし、父親の罪を闇に葬ろうとしたヨンベの息子、ジャンイル(イ・ジュニョク)はより大きな罪を犯した。彼ら親子のそれぞれの犯罪現場を目撃したスミ(イム・ジョンウン)と彼女の父親グァンチュン(イ・ジェヨン)親子もまた、ある瞬間から罪人となってしまう。彼らは何故罪人にならざるを得なかったのか?もちろん、それぞれ切実な理由はあった。しかも、その理由というのがすべて他の誰かのためであった。ヨンベとグァンチュンは父親としての責任を全うするため、つまりはジャンイルとスミの将来のために、ジャンイルは父親を守るため、スミは愛するジャンイルのために罪を犯した。加害者と被害者が同じく経験する地獄図だが、共犯者の連携などというものは常に危なっかしい。こうした奇妙な連携は、いつ誰が裏切るかも知れないという不安、裏切られる前に裏切るという危うさにより不眠や悪夢を引き起こしてしまう。悪夢の中でソヌ(オム・テウン)が話しかけてくる。「どうして僕なんだ?」質問に堂々と答えることができずに彼らは苦しむことになる。一方で事件の被害者であり生存者でもあるソヌも苦しむ。復讐はジャンイルだけにすればいいと思っていた。誰だか分からなかった父親殺しの犯人を探し出し、罪を問えばいいと思っていたのであろう。しかし友達が、友達の父親たちが、自分の父親を殺害した共犯だったり、もしくはその犯罪を闇に葬る、または利用しようとしたという事実をソヌはもうすぐ知ることになるであろう。「赤道の男」ではそうやって、加害者と被害者の前に同じ地獄が待ち受けている。罪で罪を隠そうとするこの地獄絵図の中で興味深い人物といえばスミ親子である。犯罪の現場を直接目撃しているにもかかわらず、彼らは全てを知っていながらも何も話さないという罪を犯し、さらに嘘の証言をするという重罪を犯している。実際にこうした流れは平凡な人が陥りやすい、弱く危険な部分でもある。他人の苦しみを見てもどうにか関わりを避けたいと思う気持ち。そうした回避は結果的に、他人の苦しみを否定することとなるのである。ただ、スミ親子はその卑怯な行為により得たいと思っていた物を最後まで手に入れることはないだろう。ヨンベもジャンイルもノシクも同様である。「赤道の男」は「モンテ・クリスト伯」ではないソヌが海の中から生き帰り、目が見えるようになり、勉強をしてお金を稼いだから罪人たちが罰を受けるのではない。ただ、彼ら自身が犯した罪がブーメランとなって自分たちを苦しめるのである。ソヌが力と富を持つデイヴィッド・キムとなって帰ってきたことで、「赤道の男」はお馴染み「モンテ・クリスト伯」ストーリーになるかと思われた。だが、このドラマのポイントは最初から華麗な復讐に置かれていたわけではない。この複雑なカードテーブルでは少ない情報、時には歪められた情報の中で何が「本物」であるのかを見抜き、「私の知ることを彼らも知っているのだろうか」、もしくは「私が知っているという事実を彼らも知っているのだろうか」と絶えず疑ってこそ勝負が決まる。そうすることで敵と味方を区別し、最後まで離してはならない切り札を見分けることが出来るのだ。連鎖する犯罪と隠蔽のレースがたどり着く先には、「どうしようもなかったんだ」などと言った、涙と合理化の瞬間が待ち受けているのかも知れない。長い旅の果てにすべてを知ることとなったソヌは、どんな選択をするのだろうか。特に「闇の中心人物」であるチン・ノシク会長の悪魔のような笑みは、運命がその素顔を現す瞬間まで続くのだろうか。自分が殺そうとしていたソヌが誰の息子なのかを知る瞬間、彼の表情はどう変わるのか大変興味深いところである。/記事:ジョ・ジヨン「赤道の男」の世界は三角形である。すべての人物が関わりを持っているキム・ギョンピル(イ・デヨン)殺害事件をはじめとし、恋愛関係や人間関係に至るまで、すべてがそれぞれ三人ずつ絡み合っている。15年前の罪が明るみに出るのを恐れる父親にジャンイル(イ・ジュニョク)は、この戦いはソヌ(オム・テウン)とノシク(キム・ヨンチョル)の戦いではなく、「ソヌと僕、僕と会長(ノシク)」の戦いだと話している。こうした最も大きな三角形を真ん中に囲んで、親の代から続いた憎悪と愛情の繋がりはソヌとノシク、そしてムン・テジュ(チョン・ホビン)の関係としてもうひとつの三角形を成している。スミの作業場でジャンイルとソヌが出会った時、スミは彼らが織り成す三角形を作る場所にしっかりと立っていた。スミはジャンイルがソヌを殺そうとした事実を知っているし、ソヌがすべてを記憶しているという事実も知っている。しかしジャンイルやソヌはスミの持つ秘密の一部しか知らない。日常となった緊張、退屈になったポーカーフェイス「赤道の男」を最初から終わりまで支配している緊張感はこうした三角形の危ういバランスからきている。自分と他人、善と悪、味方と敵、被害者と加害者と言った境界が曖昧で、すべての人物が罪の共犯者、もしくは被害者である。すべての人物はこうした状況の震源地とも言えるノシクと、唯一の被害者であるソヌを底辺にした巨大な三角形の中にいるのだ。両側から引っ張られるバランスではなく、三つの方向へと分配されたバランスであるために、一方が倒れてしまうと全体が倒れてしまう。こうした関係を維持するためには、すべての真実を知る人物がいてはならない。だからギョンピルの死とソヌの事故という、このストーリーの核となる事件の全容を完璧に知る人物が誰もいないのだ。その代わり、すべての登場人物は少しずつ秘密を持つ必要がある。そのため、「赤道の男」はほとんどの場面が偶然に寄りかかっているのだ。そしてこの偶然は必ず跡を残す。ソヌが残した点字がスミに発見され、偶然にも殺人と事件の遺棄現場を目撃したチェ・グァンチュン(イ・ジェヨン)の手紙をジウォンが保管するように。そうしたすべての痕跡は、登場人物が自分にとって大事だと思っている価値を守る最後の切り札として保管される。まるでカードゲームのように、最も大事な札は最後まで隠しておくのだ。「赤道の男」の戦いは誰が最後まで札を見せずにポーカーフェイスを維持できるのか、という戦いなのである。こうした緊張は「赤道の男」を引っ張るエンジンであると同時に弱点でもある。15年前に提出されるべき嘆願書が15年経ってから提出されたように、秘密の暴露は最後のために残された。当初は皆が必死になって自分の罪を隠したからであり、その次にソヌの目が見ないため証拠があっても見ることができなかったからである。その後ソヌの目が再び見えるようになり社会的な地位や富まで手に入れ、すべての情報において優位に立つようになるが、それでもパズルは完成されなかった。ソヌは法律の枠組みの中で復讐を遂げようとしたし、ジャンイルはその法を動かす検事だからである。すべての人物が最後まで大切な切り札を隠している状況で、一人に不利な状況が来ると証拠や偽証という札で事件を原点に戻してしまう。ソヌが病院で目を覚ましてから捜査が再開された今まで、新しい事実は何もない。ただ、15年前の事件をあちこち歩き回って隠したり、隠されたものを探して、それをまた隠すだけである。緊張が長引くと、ある瞬間からは緊張しなくなる。その時期から「赤道の男」が維持しているポーカーフェイスは退屈な無表情でしかない。何も語らなかったドラマそうやって絶えず本物のストーリーが先延ばしになっている間、このドラマが本来突きつけたいと思っていた、ソヌの心の中にある「何故そんな事をしたんだ」と言う質問の意味は色あせて行くしかない。父親の罪を隠すために友達を後ろから攻撃するしかなかったジャンイルの心には、罪が発覚するかも知れないという恐れが生じ、ソヌの怒りなどはその存在感まで薄くなってしまった。ソヌとジウォンの間で交わされる、名作から抜き取った美しい文章も二人の愛を象徴する暇もなくそのまま宙へと散ってしまったが、作品の随所に隠された象徴や隠喩もまた、それを読み解く前に緊張を強要する音楽や構図に埋もれてしまった。だからこそ、ソヌが初めて本物の切り札を見せてくれた今からが肝心なのである。自分の父親を殺したのがジャンイルの父親なのかと直接ジャンイルに問う瞬間、三角形の一辺が崩れたからである。ソヌとの沈黙が続いている間ジャンイルを中心に回っていた葛藤は再びソヌへと戻った。これからが本当の始まりという合図なのだ。だとしたらこれから彼らの顔に浮かぶであろう本物の表情はどんなものなのだろうか。その表情にどれ程魅力があるかによって「赤道の男」が今まで先送りにしてきたストーリーにどの程度の価値があったのかを知ることとなるだろう。/記事:ユン・イナ

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