パスタ
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ドラマ「パスタ」ソ・スクヒャン脚本家、SM C&Cの自社株を取得…専属執筆契約締結へ
コン・ヒョジン&イ・ソンギュン主演のMBCドラマ「パスタ」で有名なソ・スクヒャン脚本家が、SM C&Cの自社株を取得した。SM C&Cは9月30日、自己株式の処分を告示し、当事者がソ・スクヒャンらであることを公開した。SM C&C側は、ソ・スクヒャン脚本家らと専属執筆契約を締結し、SM C&Cの成長性とビジョンについて共感し、会社とのパートナーシップをさらに強化するためにSM C&Cの自社株を取得することなったと説明した。SM C&Cはソ・スクヒャン脚本家とクォン・ソクジャンプロデューサーが再度タッグを組んだ「ミス・コリア」を12月に放送する予定だ。今回の作品は「花ざかりの君たちへ」以来1年4ヶ月ぶりに披露するSM C&Cの2作目のドラマになる見通しだ。
中南米、韓国ドラマにはまった…「パスタ」「最高の愛」の販売好調
女優のコン・ヒョジンが主演したMBCドラマ「パスタ~恋が出来るまで~」と「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」が中南米で人気を集めている。4日、MBCによると「パスタ~恋が出来るまで~」と「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」は最近、米フロリダ州マイアミで幕を下ろした2013 NATPE(新生放送コンテンツマーケット)で集中的に注目を浴びた。NATPEは北米と南米を合わせ、英語、スペイン語、ポルトガル語圏を網羅する最大の放送コンテンツマーケットで50年の歴史を持っている。パナマSERTVが「パスタ~恋が出来るまで~」と「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」を、ペルーPANAMERICANA TVが「パスタ~恋が出来るまで~」と「太陽を抱く月」を購入した。また、エクアドルのECTVが「パスタ~恋が出来るまで~」と「太陽を抱く月」について購入の意思を伝えたことが知られている。また、プエルトリコのPRTVは「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」と「欲望の炎」を購入し、「宮廷女官チャングムの誓い」「コーヒープリンス1号店」「宮 -Love in Palace-」「僕の妻はスーパーウーマン」については再放送権を購入した。今回、2013年NATPEでMBCが販売したコンテンツは合計10万3450ドルに達する。これは昨年の7万ドルを突破した記録だ。中南米の放送界の専門家らは、韓国ドラマが扇情性と暴力性がないため、家族と一緒に見られるドラマだと評価した。特に「パスタ~恋が出来るまで~」と「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」で女優コン・ヒョジンが、イ・ソンギュン、チャ・スンウォンと展開するストーリーに興味と共感を示した。
【プレゼントは終了しました】イ・ソンギュン&コン・ヒョジン主演「パスタ~恋が出来るまで~」DVD-BOX 1を1名様に!
※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※2010年1月に韓国MBCにて放送されたドラマ「パスタ~恋が出来るまで~」。日本でも2011年2月に地上波放送され、人気を博しました。ドラマ・映画に続々と出演を果たしている実力派俳優のイ・ソンギュンとコン・ヒョジンのドタバタラブコメディは韓国ドラマファンならずとも必見の作品です。今回この「パスタ~恋が出来るまで~」DVD-BOX 1を1名様にプレゼントいたします。応募方法は簡単「Kstyle公式 Twitterアカウント」をフォローして下記の「RTして応募する」ボタンからRT(リツイート)するだけ。奮ってご応募ください!◆イ・ソンギュン&コン・ヒョジン主演ドラマ「パスタ」DVD-BOX 1 1名様 【応募方法】Step1: Kstyle公式Twitterアカウント「@Kstyle_news」をフォローしてください。Step2: 上記の「RTして応募する」ボタンからRT(リツイート)してください。 【応募期間】2012年10月31日(水) 15:00 ~ 11月2日(金) 11:00まで【参加条件】・TwitterでKstyle公式Twitterアカウント(@Kstyle_news)をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントについては、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ)にて当選のご連絡をさせていただきます。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news)をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。 【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。 ※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。 ※当選通知後4日間連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。 ※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。 ※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。 ※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。 ※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。 ・応募時の内容に記載不備がある場合。 ・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。
「GOGO70s」から「キング~Two Hearts」まで…イ・ソンミンのゴールデンタイム
MBC「ゴールデンタイム」は事実上、チェ・イニョクのドラマであった。患者を助けることに命をかける医者チェ・イニョク、イ・ミヌ(イ・ソンギュン)とカン・ジェイン(ファン・ジョンウム)の指導をするメンターチェ・イニョク、知らないうちに1人の女性シン・ウナ(ソン・ソンミ)の心をときめかせたり苦しませたりする男チェ・イニョクまで、彼が登場する毎シーンが話題になった。そのおかげで、「ゴールデンタイム」が終わる前から、デビュー25年ぶりに初の主演作を演じた今が俳優イ・ソンミンの「ゴールデンタイム」という評価が溢れた。もちろん、正しい評価だと思う。しかし、よく考えてみたら、少し寂しくて悔しい評価でもある。MBC「パスタ~恋ができるまで~」のソル・ジュンソク社長はシェフほど視聴者がよく口にした名前だったし、KBS「ブレイン 愛と野望」のコ・ジェハク科長はコブリー(ラブリーなコ・ジェハク科長という意味)というニックネームがつくほど魅力的な悪役だった。また、MBC「キング~Two Hearts」のイ・ジェガンは「太陽を抱く月」のイ・フォンに続き、もう一度殿下ブームの旋風を巻き起こした張本人である。彼が輝いていなかった瞬間はなかった。次の作品たちは悩んだ末に選んだ、俳優イ・ソンミンの愛くるしい魅力が溢れた5つの作品である。映画「GOGO70s」のイ・ビョンウク:韓国最初の見栄っ張りなソウルジャーナリスト一度、想像してみよう。「ブレイン 愛と野望」のコ・ジェハク科長よりさらに長いパーマのヘアスタイル、「パスタ~恋が出来るまで~」のソル・ジュンソク社長よりさらにおせっかいな人、それに茶色のトンボメガネと足首まである長いトレンチコートがファッションの完成だと強く信じていて、「この国でポップの運命は浮気する女性のような運命」というコメントで、まだ叶えることができなかったアーティストの夢を叶えようとする70年代の音楽評論家のことである。想像するだけでも田舎くささが感じられるとでも?しかし、その人がイ・ソンミンであるなら、話は変わる。タバコを一本口にくわえたまま、「通行禁止がある夜が退屈すぎるよ。ミッドナイトレボリューション!」と叫びながらクラブ「ニルヴァーナ」をオープンする時はかっこいいロマンチストになったり、サンギュ(チョ・スンウ)の電話は100回以上かけても出ないくせに、ミミ(シン・ミナ)の涙作戦には弱く、すぐにアルバイトができる所を紹介してやる可愛い男。彼と一緒なら、毎日が美しい夜になりそうだ。KBS「大王世宗」のチェ・マルリ:あなたの反対に胸がドキドキします~「大王世宗」のチェ・マルリは、世宗がハングルを頒布しようとすることに反対する代表的な臣下であった。しかし、彼の反対はただ反対をするための反対ではなく、理由のある信念であり、意志であった。ろうそくを1本も灯していない部屋でも彼の揺れのない目つきは輝き、ハングルの頒布を反対するしかない理由を語る彼の声は、彼の信念ほど強く力が入っていた。悩みの種類が違っただけで、その深さは世宗とチェ・マルリ、2人とも同じであったはずだ。そのため、世宗はチェ・マルリの反発を簡単に退けることができなかったし、チェ・マルリも過去、世宗との愛情ある関係を簡単に忘れることができなかった。最後まで信念を曲げなかったチェ・マルリがある深い夜、1人で世宗を考えながら「あなたのその献身に取り組む姿は認めます。たとえ、後世が、歴史が、僕が正しくてあなたが間違っていると判断したとしても、今日の僕はあなたに敗北します」と頭を下げた。このような男を世宗が大切にしないなんてできなかっただろう。MBC「パスタ~恋が出来るまで~」のソル・ジュンソク:ソル社長よりソル末っ子興奮したら相手に指を差したり、不利だと思ったらわざと大声を上げる自己中心的な人に見えるが、実はロリポップキャンディー1つで気持ちが良くなり、厨房のアシスタントがする海老の下準備を手伝う温かい人である。どうしたら、チェ・ヒョヌク(イ・ソンギュン)を追い出せるかと悩む悪童のように見えるが、結局はチェ・ヒョヌクの術に陥って、「はい!1000万ウォンもらいました!!トティから!!!」と事実を吐き出すところを見たら骨の髄まで悪い人ではないと思う。チェ・ヒョヌクに胸ぐらを掴まれて引きずられていくその瞬間にも「オレ、オレ社社長だよ」とプライドを立てていたくせに、数日後、ホールスタッフが着るユニフォームの姿で帰ってきた大人しいソル末っ子を見ていると、頭を軽く叩くぐらいで許してあげたくなる。どっしりしている体をねじりながら「可愛く見てくれよ。頑張ってやるから」と愛嬌を振りまく社長兼末っ子は、ラスペラのマスコットになった。KBS「ブレイン 愛と野望」のコ・ジェハク科長:褒め言葉に弱く、上司に追従するコブリーパーマをかけた髪型だけで可愛いと言っているわけではない。笑うたびに目元のシワを管理して、診察がない時は頻繁にビューラーでまつげをカールさせ、気分が良いときは「ウ、フッフッフッフ」とスタッカート調に笑う中年の医者がコブリーと呼ばれるのは当然だと思う。特に、できるだけ目を大きく開けた時にやっと見える長さのまつげを、まつ毛の根元の部分まで上げようとする執念は、イ・ガンフン(シン・ハギュン)の名誉欲に負けないぐらいである。「会長の頭の中は本当にきれいです。まるで清らかな湖のようです」という直喩法を使った追従でVIP患者たちを自分の味方にすることは上手だが、目を血走らせながら立ち向かってくるイ・ガンフンの反抗には何とも言えず慌てるだけだ。ただ、イ・ガンフンがいない所では両手のこぶしをぎゅっと握り、「ウオオオオ」と悲鳴を上げることでストレスを解消する。コ・ジェハク科長の心が狭く見える行動や嫉妬にはすべて理由があったのである。MBC「キング~Two Hearts」のイ・ジェガン:国王陛下、僕から離れないでください意地を張ってもいい時と頭を下げなければならない時が正確に分かる国王であり、まだ大人げない弟の不満をすべて受け入れてくれる温かい兄であり、妻の膝枕で寝る可愛い夫。1人の人間がどうやってこのすべての条件を持つことができるだろう。今でも疑問に思える。イ・ジェガンが立っている世界はいつ戦争が起こるか分からない険しい分断国家であるのに、彼が見せてくれる微笑は、まるで心配などまったくない天国に生きている人の微笑のように穏やかだ。自分の女、自分の弟だけでなく、自分の弟の妻にまで温かい男である。「僕と少し分け合ったらどうでしょう?こう見えても僕、王なんですよ。盾にするにはぴったりだと思います」よく知らない人が見たら告白していると思うかもしれないシーンだ。他郷で寂しがる弟の妻キム・ハンア(ハ・ジウォン)に先に手を差し出すイ・ジェガンなら、シーワールド(夫の実家)は嫌いだけど、シー(夫の兄)ワールドは両手を広げて歓迎する。
ドラマ「パスタ」“短気ソンギュン”のモデルとなった人物が「スターキング」に登場
2010年に放送されたMBCドラマ「パスタ~恋ができるまで~」で、イ・ソンギュンが演じたチェ・ヒョヌク役の実際のモデルがSBS「スターキング」に登場した。韓国で29日に放送された「スターキング」には、スターシェフのサム・キムさんが出演した。サム・キムさんは、「パスタ」でイ・ソンギュンが短気シェフ短気ソンギュンというニックネームで呼ばれるようになった理由を提供した、短気な性格で有名なスターコックだ。この日サム・キムさんは「ドラマを撮る前に3ヶ月くらいイ・ソンギュンさんと一緒に練習した。イ・ソンギュンさんは逆に僕に優しい性格だと言ってくれた」と短気なキャラクターを否定し、笑いを誘った。短気な性格で有名だが、サム・キムさんは2011年にニューヨークのシェフからアジア・ライジング・シェフとして選ばれた実力の持ち主だ。彼はこの日、名節の食べ物を利用して作れる秋夕(チュソク:韓国のお盆にあたる祭日)リフォーム料理コーナーで、スケトウダラのチヂミのラビオリ、三色ナムルを利用したラザニア、チャプチェサラダを披露し、素晴らしい料理の腕をアピールした。この日の放送にはサム・キムさんと共にコ・ジュニョンシェフも出演した。コ・ジュニョンシェフはコックでビッグママとして知られる料理研究家イ・ヘジョン氏の娘で、2代にわたる料理の実力で関心の的になった。
アレックスの近況をキャッチ!!“イケメン社長オーラ”
歌手アレックスの近況が公開された。3日午前、あるオンラインコミュニティの掲示板には「アレックスの近況」というタイトルの写真が掲載された。写真の中のアレックスは、カジュアルな服装だが、社長オーラを放っている。最近事業家に変身して以来、初めてラフな姿が公開され、さらに注目が集まっている。ドラマ「パスタ~恋が出来るまで~」でイケメン社長役を演じたアレックスは、今年6月にカロスキルにパスタ専門店をオープンし、実生活でもパスタ店の社長に変身した。店の経営はもちろん、レストランで作られるレシピ作りにも直接参加する熱意を見せているという。特にレストランのインテリアはもちろん、店内のALORA(ルームフレグランスブランド)ディフューザーや小物を自ら演出するなど細かい部分にまで気を配ったことがニュースとなり、熱い反響を得ている。写真を見たネットユーザーは「溢れ出すイケメンの社長オーラ」「絶対に行ってみたい」「ディフューザーにまで気を配るなんて、ロマンチックな社長さん」「香り漂うパスタ店だろうな」「アレックスの隣にあるALORAが羨ましい」などのコメントを残した。アレックスは歌手だけでなく俳優、カーレーサー、レストラン経営など様々な分野で活動している。
Vol.2 ― コン・ヒョジン「自分が見ても、ヒョヌクを丸め込む姿は本当にずる賢く見える」
―環境問題を考えると、自分以外の存在も自分と同じように大切で、自分が地球上で一番素晴らしい存在であったり何かをぞんざいに扱える存在ではないということを悟るのではないか。でも役者は撮影場所で自分が中心になり、自身の主張を通さなければならない時もある。それで人々と衝突したりしたことはないのだろうか。コン・ヒョジン:そのような部分は正直ある。役者が自身の主張を通そうとしないと、現場では少し頼りなく見えることもある(笑) ハッキリと主張するのが格好良くも見えるし、そうすると周囲からあの人は怖いもの知らずだ、やっぱりすごい人だとも言われる。実際、私が目指す女優の姿はそうだ(笑) 格好良く座って「コーヒー下さい」と言い、そのコーヒーを残して立ち去り。ハハッ。でも実際の私は、そんな人じゃない。でも演技をする時は、どのようにしても他人に自信のある姿を見せなければならない。けれど、いつからか急にそれはとても卑怯なことだと思えてきた。みんなは私がスポットライトを浴びる仕事を持ち、消費志向的な人のように見ているけれど、実際の私は10分以内にシャワーを浴び、タオルを乾かしてまた使う人なのに、どうして今までそれを見せなかったのか、とも思う。「女優は沢山の人を自分の味方につけなければならない」―自分の本当の姿と、憧れとする姿のギャップが大きかったのだろうか。コン・ヒョジン:実際、20代前半まで、周囲にワイルドな姿で映ればと思っていた。学校には必ずそんな子が一人はいる。つばを吐き、ガムを噛み、手で押せばいいものを足で蹴りながら歩く姿を見て、格好いいと思っていた(笑) 私もあんな風になりたいと思った時期もあった。もちろん今ではそんな風には思わない。それでももう少し格好良く見せたいと思う時もある。だけど時間が過ぎるにつれ環境のことを考え、生活では几帳面であるのが、素敵な姿だと自ら感じられるようになった。私以外の他のものを考える真面目な態度が他人にも格好良く映る時期が来ると思っている。―そのような態度が演技にも影響を与えるのではないか。最近の作品、特に「パスタ~恋が出来るまで~」でコン・ヒョジンさんとイ・ソンギュンさんは、自身の役を越えることなく正確に演じたという感じを受けた。自身を目立たせるというよりも、相手やキッチンという空間の全体的な調和に気を使ったようにも見える。コン・ヒョジン:環境問題に関心を持つと、むやみに消費をする役を演じたくなくなってしまった。色々なものを買うお金持ちの娘のような役は、今の私には合わないとも思える。もちろん良い作品なら出演するだろうけど(笑) そして私は、女優は沢山の人を自分の味方に付けなければならないと思っている。作品ごとに5~6名、多ければ100名以上のスタッフに出会いそして別れ、また出会う。その中には初めて会う人もいるけれど、彼らと話をし、自分の味方に付け、お互いの感性を伝えることで、しっかりと仕事をすることが出来る。そうすると、人間関係や作品の調和について努力して、そういった面では若干長所があるようだ。―他人との関係や他人が自分を見る視線について、とても深く考える性格のようだ。コン・ヒョジン:幼いころ、友達と仲良く過ごそうと努力していた。顔色もよく伺い、空気をよく読む子。洞察欲を持ちリードしたり、中心に立ったりするスタイルではなく、人間関係を円滑に進めようと努力した子だった。―だから、今までの役も他人に気を配り、世話をする場合が多かったようだ。さらには「パスタ~恋が出来るまで~」でも、とある瞬間からヒョヌクがユギョンに頼るシーンがよく見られた。ユギョンにブツブツとぼやいたり。コン・ヒョジン:そうなってしまった(笑) ある日、自分の手の中にシェフ(ヒョヌク)がいた(笑)「パスタ~恋が出来るまで~」の放送をスタッフの方と一緒に観たけど、「ソ・ユギョンは本当にずる賢い」と。自分で演技しておきながら、表情でヒョヌクを丸め込むのは本当にずる賢く見えた。―ヒョヌクはとても原則主義者で、ユギョンは彼に気分を害さないように色々とアドバイスをする、そんな部分を自然に引き出すため、自ら設定した部分も多くあったのではないか。コン・ヒョジン:最初は、監督から「乾パン先生とこんぺいとう」のように「しばらく何をしても上手くいかなかったけれど、今回は最後まで分からない」と闘志に燃えるキャラクターを演じることを希望された。だから、元々私の初めての登場シーンは、頭にタオルを巻き「お箸をちゃんと持てるとご飯がちゃんと食べられる」という歌を歌った。男性なのか女性なのか分からないほどの男みたいな性格で、ヒョヌクにいくら苦しめられても最後には成功出来そうな馬鹿力が垣間見える女性。―結果的に、ユギョンはとても女性的な魅力溢れる姿になった。コン・ヒョジン:映画「ミスにんじん」以降、私もどこかにいるような女性を演じたかったから。「パスタ~恋が出来るまで~」も配役に大きな意味を持たない淡白なシナリオだったから、私がそのような姿を作っていけると思っていた。でも、監督と初めて会議をした時、作家がユギョンのキャラクター設定をされたけれども、それが全部おてんば的な感じだった。だから「今回だけは、女性っぽい姿を見せたい」と言い、自ら作っていけると言った。また、みんなが考える私のイメージ通りにワイルドだったり、せこい女性の姿だけを見せたくなかった。「最近は作品の中で本当に平凡な人になりたい」―それがユギョンの独特な点のようだ。男性に女性的な魅力をアピールすることもなく、だけど、あえて女性的な魅力を無くすことはしていない。日常的な女性の姿を見せる感じ。そのような姿を見せるまで、色々悩んだのではないか。コン・ヒョジン:以前も演じたような役を繰り返さないように努力した。だから、制作陣を「今回はこのようにしたい」と説得しようとした。作品の序盤に、これが悪い判断ではなかったとアピールできるようにとても努力した。撮影の序盤、監督が演技について心配されたようだ(笑) ヒョヌクが毎日声を荒げるだろうに、そのような姿でどのように対抗できるのか、と心配されていた。でもタフな姿の演技は出来るけど、やめておこうと思っていた。同じような演技の反復になるだけだから。ヒョヌクが怖い時は涙を流し恐れ、頼りない姿を見せる時はただそのような普通の女性を見せたかった。そうしたら、1・2話が終わった後、監督からこのままのキャラクターでいくのが良いと言われた。―そのようなキャラクター設定を納得させるには、イ・ソンギュンと足並みを揃えることも大切だったのではないか。コン・ヒョジン:私のキャラクターをどのように設定しようかなとは考えたけれど、自分中心に考えたことはない。私がとても弱くなって、相手の俳優の感情を上げることが出来た時「私は哀れなことは嫌い」と我慢すると、相手が演技する口実がなくなる。その人は、私がかわいそうだから、自分が起こした問題に目をつむってあげられるけど、私がそれを防ぐことは出来ない。でも、序盤に私のキャラクターを簡単に説明するために、これまで慣れた演技を見せながらキャラクターを作ったら、ありきたりでつまらなくなってしまう。だから、最近は作品の中では本当に平凡な人になりたいと思っている。―平凡な人とは?コン・ヒョジン:世界にはとても多くの人がいて、みんな各自の姿で生きている。でも私たちが演技をする時、極端な設定や過度にかわいそうなふりをすると、その多くの人は、各々の細部を表現出来ない。ありきたりな設定を避け、自分の演技についての新しいルールを作りたいと思っているし、そうすればさらに成長出来ると思っている。特に「パスタ~恋が出来るまで~」はそのような点では監督、作家、役者と連携がとても良く、その結果、今のユギョンが出来上がった。―ユギョンが急にキレイになったりせずに、ヒョヌクと一緒に仕事をしながら自然に自身の様々な魅力を見せたのが、印象的だった。コン・ヒョジン:本当に悩んだことの一つが、ユギョンを憎たらしく思ってはいけないということ。少し失敗すると、視聴者から「あの子何なの?毎日失敗ばかりして男性に尻拭いをしてもらって」と言われるかもしれないキャラクターだったから。キッチンで事件を起こし、解決できなくて毎日泣いてばかりいて。でもシェフがこれを許し、そんな感じだったら誰が見ても憎らしく見えてしまう。だから、私はセリフがない時でもキッチンではずっと走り回っていた。痩せていて、体力もあまりないように見えるけど、そうしようと努力し、男性よりも二倍動くことで限界を克服しようとしていた。それを監督も画面で見せようと6時間もの間カメラが私だけを追いかけながら、私が走る姿をワンテイクで見せようとした。あの子がこんなにも苦労している、といったことを。―だから、コン・ヒョジンさんの次の行動がとても気になったわけだ。普通、女優は年をとるに従い、役柄が限定される場合が多いが、コン・ヒョジンさんはどんどん自身のやりたい役を探しに行くようだ。コン・ヒョジン:「パスタ~恋が出来るまで~」の前までは、女性には格好良いと思われたり、またワイルドな姿を見せるのが良いと思われていたように感じる。当分は「パスタ~恋が出来るまで~」のようなキャラクターを演じたい。もちろんそれを越え、さらに違った魅力を見せなければならないだろうし。今は女性たちの全盛期がどんどん長くなり、過去よりもずっと長く輝ける。けれど、偶然良い作品に会い、ヒットさせて女優生命を延ばすのではなく、絶えず努力しなければならない。人々を魅了させようとするなら、結局努力することが必要だ。ただ良い作品に出会い、良い監督と仕事をするのが全てではない。希望が見られない作品もその人が演技し良い作品になり、作品の制作過程で一緒に仕事をした人の助けになるような女優になりたい。観る人だけでなく、作る人も好まれる女優になれるよう努力している。そうすると、長く演技が出来るのではないか(笑)―30代以降、女優ではない一人の人としてどのように生きていきたいか。コン・ヒョジン:すでに始めたとも言えるけれど、女優は女優としての確固たるキャラクターが作られる。例えば女性らしいや性格が良さそうなど。でもそのようなキャラクターは、キャラクターとしておいて置き、自分自身を省みた時、本当の自分の姿を探すことが大切だと思う。女優は、自分のイメージが決まったら、一つの姿を極大化させようと努力し、自分によく合う、人々が一番呼応する姿に自分を引っ張っていこうとする。そうして、自分の実際の姿が現れたらどうしようと心配もする。だから、普段のイメージとは違う役を演じる時「私とは本当に違う人物です。作品の中の私はただのキャラクターです」といったことを言ったりもする(笑)―今、コン・ヒョジンさんはそうは言わなかった?(笑)コン・ヒョジン:実際に、私はファッションリーダーだとか、堂々として正直でよどみないイメージだということも知っている。もちろんそのような姿で映ることを変えようとか否定しようとはしない。けれどそれは、女優として活動する時の自分の姿であり、自分に戻った時は、自分の姿を見せたい。もう少し注意深く、同時に自分の横にある木だけでなく、森までも見ることが出来る人になりたい。だから、女優としての自分のイメージを実生活に持ち込み被せるよりは、どのように見えるか分からないけれど、外見と内面とは違う人になりたい(笑) 外見は女優だけど、中身は自分が本に書いたようなのに近い人。そうやって自分の姿を守りたい。