LOENエンターテインメント
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LOENエンターテインメント、会社名を「kakaoM」に変更…代表がコメント
総合コンテンツ企業LOENエンターテインメントは20日に開催された理事会で、会社名を「kakaoM(カカオエム)」に変更することに決めたと伝えた。LOENエンターテインメント側は、会社名の変更を機に総合コンテンツ企業というブランドを強化し、主要系列会社として今後コンテンツ事業の拡大を通じてカカオのブランド価値を高めるために変更したと説明した。新しい会社名kakaoMはカカオのワンブランド(One Brand)に合流し、CIC(Company In Company)であるミュージック(Music)、MelOn、メディア(Media)を全て含んだMを使用した。会社名の変更と共に、ブランドの方向性も新たに設定し「楽しませる」という意味の「entertain」を核心とした「We Entertain」をスローガンに決めた。公式な会社名の変更は来年3月に開催される株主総会を通じて確定され、自社のサイトと主要サービスチャンネルなどの会社名の変更作業を完了する予定だ。LOENエンターテインメントのパク・ソンフン代表は「従来音楽市場の強者だったLOENは、カカオファミリーになってここ2年間、K-Cultureを代表する総合コンテンツ企業として浮上した。今後kakaoMは『We Entertain』の価値をベースに、韓国と海外の人たちを楽しませる多様な領域を開拓していく」と伝えた。
キム・ソヒョン、LOENエンターテインメントとの専属契約を前向きに検討中
LOEN側が女優キム・ソヒョンの契約に関連し、立場を伝えた。LOEN側の関係者は27日、TVレポートに「キム・ソヒョンに(契約を)提案したのは事実だ。現在、前向きに議論している」と明かした。キム・ソヒョンは10代の女優としてキム・ユジョン、キム・セロンとともに独歩的な人気を誇っている。「太陽を抱く月」「キスして幽霊!~Bring it on, Ghost~」「トッケビ」「仮面の王 イ・ソン」「学校」などで活躍しながら存在感を証明した。キム・ソヒョンは29日に日本・横浜アリーナで開かれる「2017 MAMA」の授賞式にプレゼンターとして参加する予定だ。
SunnyHill、8日でLOENエンターテインメントとの専属契約が満了
ガールズグループSunnyHillがLOENエンターテインメントとの契約満了後、再契約を締結していない事実が明らかになった。SunnyHillの所属事務所のLOENエンターテインメントは18日、公式Facebookを通じて「SunnyHillのメンバージュビ、スンア、コタ、ミソンの4人は8月8日付けで当社と専属契約が終了し、LOENエンターテインメントを去ることになった」と明らかにした。さらに、LOENは「これまでLOENの家族として共にしてきたSunnyHillのメンバー皆の未来に対し、心のこもった激励を送る」とし、「新しい始まりに向けて準備中のSunnyHillのメンバーたちのために今後も温かい応援を送ってほしい」とつけ加えた。2007年、デジタルシングル「Love Letter」でデビューしたSunnyHillは、メンバーの再編成を経て現在の4人組となり、活動してきた。
CUBEエンターテインメント、総合音楽企業LOENエンターテインメントと流通契約を締結
CUBEエンターテインメントが国内代表総合音楽企業LOENエンターテインメントと流通契約を締結した。CUBEエンターテインメントとLOENエンターテインメントは音盤及びコンテンツ流通契約を締結し、友好的相互協力関係を保つ。CUBEエンターテインメント側は27日、公式報道資料を通して、「今回の契約は音盤およびコンテンツ流通のための流通業界の通常の投資取引で、今後の音盤およびコンテンツ流通に関連して、友好的な協力関係を続けていく」と明らかにした。LOENエンターテインメントは音楽サービスプラットフォーム、音盤コンテンツ流通及び制作、アーティストマネジメント等をすべて担当する総合エンターテインメント企業だ。一方、CUBEエンターテインメントは昨年10月、BTOB以降4年ぶりに誕生したボーイズグループPENTAGONを成功的にデビューさせ、昨年1月、シン・デナム代表理事就任と共に、第2の飛躍が始まった。
LOEN、IUに対する悪質なデマに対し公式発表「罰金刑処分の確定、善処はない」(全文)
歌手IU(アイユー) に対する悪質なデマと虚偽事実を流布したネットユーザーたちが、罰金刑の処分を受けた。所属事務所であるLOENエンターテインメントの関係者は5日「IUに関する人身攻撃性の悪意のある文章及びコメントに対して、昨年から持続的なモニタリングと証拠収集作業を実施し、名誉棄損被害の事例を収集して告訴状を提出した。この中で計11件の被疑者に対して罰金刑が言い渡された」と公式に立場を明かした。続いて「当初、告訴事例の内容を直接公開しようとしたが、女性アーティストに対するセクハラ及び悪質な誹謗など、口にすることができないほどの不健全な表現が多かった。これを公開するとアーティスト本人及び家族、ファンの皆様により大きな傷になると判断し、公開しないことに決定した」と伝えた。また「善処のない強力な法的対応を通じて、追加的な被害が発生しないよう積極的に努力する」と付け加えた。子会社レーベルとしてFAVEエンターテインメント、クラッカーエンターテインメント、STARSHIPエンターテインメント、キングコングエンターテインメント、文化人、Plan Aエンターテインメントを運営しているLOENは、今回の事例を皮切りにLOEN及びLOENの子会社レーベル所属のアーティストに対する悪質なデマ及び誹謗、虚偽事実の流布事例を徹底に調査し、これを通じて所属アーティストの権利侵害及び名誉棄損の被害が再発しないよう、ビジネスの力量と資源を積極的にサポートする予定だ。以下は(株) LOENエンターテインメントの公式コメントこんにちは。LOENエンターテインメントです。弊社は昨年11月、オンライン・オフライン、モバイル上で弊社及び子会社レーベルの所属アーティストたちに対する各種悪質なデマ及び虚偽事実の流布事例が頻繁に発生していることを認知し、子会社レーベル所属のすべてのアーティストたちに対するレーベルレベルの法的保護及び対応を取ることを知らせます。これに対して最初の告訴処分事例を以下のように公開し、後続対応を持続的に続けていく予定であることを改めて申し上げます。弊社は所属アーティストであるIUに関する人身攻撃性の悪意のある文章及びコメントに対して、昨年から持続的なモニタリングと証拠収集作業を実施し、名誉棄損被害の事例を収集してきました。この中で程度や水準の限度を越えたと判断される事例に対して告訴状を提出し、昨年計11件の被疑者に対して罰金刑処分が確定されました。当初、事案に対する警戒心を示すため、告訴事例の内容を直接公開しようとしましたが、女性アーティストに対するセクハラ及び悪質な誹謗など、口にすることができないほどの不健全な表現が多くありました。これを公開するとアーティスト本人及び家族、ファンの皆様により大きな傷になりかねないと判断し、公開しないことに決定しました。しかし善処のない強力な法的対応を通じて、追加的な被害が発生しないよう積極的に努力する計画です。今後も弊社は今回の事例を皮切りに、子会社レーベルであるFAVEエンターテインメント、クラッカーエンターテインメント、STARSHIPエンターテインメント、キングコングエンターテインメント、文化人、Plan Aエンターテインメント所属のすべてのアーティストに対するオンライン・オフライン、モバイル上での各種悪質なデマ及び誹謗、虚偽事実の流布事例を徹底に調査し、これを通じて所属アーティストの権利侵害及び名誉棄損の被害が再発しないように、ビジネスの力量と資源を積極的にサポートする予定です。LOEN所属のアーティストに暖かい激励と応援をお願いします。ありがとうございます。
LOEN、悪質デマに法的対応へ「アーティストやその家族が深刻な精神的被害を受けている」
総合エンターテインメント企業のLOENエンターテインメント(代表理事シン・ウォンス、パク・ソンフン)が、悪性なデマと虚偽事実の流布から所属のアーティストを保護するために、権利侵害および犯罪行為などに対して強硬に対応するという方針を明らかにした。2013年、制作事業マルチレーベル体制を韓国で初めて導入し、現在までFAVEエンターテインメント、クラッカーエンターテインメント、STARSHIPエンターテインメント、キングコングエンターテインメント、文化人、Plan Aエンターテインメントなどの子会社レーベルを運営しているLOENエンターテインメントは最近、同社と子会社レーベル所属アーティストに対するオンライン・オフライン、モバイル上での各種デマおよび虚偽事実の流布の事例が頻繁に発生しており、該当問題へのより強硬な解決のためにレーベル単位の積極的な対応に出る計画だ。LOENエンターテインメントの関係者は「先日、所属アーティストに関する根拠のないデマや人身攻撃性の悪意のある文章などが出てきた。オンライン・オフラインなどで程度や水準の限度を越えており、アーティスト当事者はもちろんその家族や知人たちまでも深刻な精神的被害を受けている」とし、「当社は所属アーティストを積極的に保護し、新たな被害者が発生することを防ぐために、意図性が明確な悪質コメントおよびデマなどの掲載、流布で所属アーティストを誹謗し、名誉毀損などの被害を与える事例が発生する場合、善処なく強力な法的対応を進める予定だ」と伝えた。
今年初の音楽授賞式「2016 MelOn MUSIC AWARDS」11月19日に開催…カカオとLOENの共催で注目を浴びる
カカオトークとLOENエンターテインメントの共催で行われる「2016 MelOn MUSIC AWARDS」が今年の音楽授賞式のスタートを告げる。MBC PlusとLOENエンターテインメントは、11月19日午後7時からソウル九老(クロ) 区高尺(コチョク) スカイドームで「カカオと共にする2016 MelOn MUSIC AWARDS」を開催する。今年は全国民が愛するカカオとの共催となり、より一層豊かなイベントとコンテンツを提供し、「あなたのための音楽、あなたのためのMelOn」をコンセプトに幻想的な演出と舞台を披露する予定だ。公演の実況はMelOn(アプリのウェブサイト) およびMBC MUSIC、MBC every1、1theK YouTubeチャンネルと中国のQQミュージック、日本のMUSIC ON!TVを通じて世界中に生中継され、現場の熱気をそのまま届ける予定だ。今年で8回目を迎える「MelOn MUSIC AWARDS」は、MelOnの音源利用データと音楽ファンのネット投票の結果を反映して受賞者を選び、毎年注目を集めている。そしてK-POPを引っ張っていくアーティストと音楽ファンが触れ合い、共感するお祭りの場として定着している。昨年にはBIGBANG、iKON、GFRIEND、防弾少年団、HYUKOH(ヒョゴ) など韓国のトップアーティストが大勢出演し、「Music Connect」をテーマに世代間、ファンとアーティスト間のコミュニケーションの意味を再確認したと評価された。LOENエンターテインメントのMelOn事業部門の部門長イ・ジェウクは「今回の『MelOn MUSIC AWARDS』はカカオと共催することになり、より多くの方が参加して楽しめる様々な方法を提案する」とし「これから約1ヶ月間順次公開されるイベントとスペシャルコンテンツに引き続き関心と声援をお願いしたい」と話した。カカオと共にする「2016 MelOn MUSIC AWARDS」の公式予告映像および詳しい事項は14日からMelOn(アプリ、ウェブサイト) で確認できる。今回のイベントはソウル特別市が後援する。
“第2のIUを選ぶ”LOEN、初の全国オーディションを開催
第2のIUを選ぶ 19日、LOENエンターテインメント側によると23日に光州(クァンジュ)・松源(ソンウォン) 大学B棟小講堂、24日にソウル・LOENエンターテインメントトレーニングセンター、30日に釜山(プサン)・東州(トンジュ) 大学芸術館で初の全国オーディション「LOEN FRIENDS 公開オーディション」を開催する。才能のある1992年以降に出生した人なら国籍・性別に関わらず誰でも応募できる。 応募部門はボーカル、ラップ、ダンス、演技、楽器の計5部門で構成され、最大2つの部門に応募できる。現在、LOENエンターテインメントのオーディションホームページで事前受付が行われている。LOENエンターテインメントは(株) FAVEエンターテインメント(所属アーティスト:IU、FIESTAR、HISTORY、SunnyHill他)、(株)クラッカーエンターテインメント(所属アーティスト:Melody Day他)、(株)STARSHIPエンターテインメント(所属アーティスト:SISTAR、K.will、MONSTA X、BOYFRIEND、宇宙少女他)、STARSHIP X(所属アーティスト:ジョンギゴ、Mad Clown他)、PlanA ENTERTAINMENT(所属アーティスト:Apink、ホ・ガク他)、インディーズレーベルである(株)文化人(ムンファイン)、俳優専門の芸能事務所キングコングエンターテインメントなどを保有している。
SMイ・スマン代表からYGヤン・ヒョンソク代表まで、“韓流リーダー12人”のサクセスストーリーを収めた講演動画が放映開始
SMエンターテインメントのイ・スマン代表など、韓流リーダー12人のサクセスストーリーを収めた講演動画「カルチャーイノベーター」がOlleh TV、LG U+などIPTVやケーブルTV VODなどでいっせいに放映を開始している。現代経済研究院が製作したこの映像は、映画、音楽、ドラマ、ゲーム、キャラクター、アニメーション、公演など、各分野で最高のリーダーの成功の秘訣を7~9分ずつに分け、計93分で構成されている。コンテンツは、ユ・ジェヒョク韓国経済新聞エンターテインメント専門記者が書いた書籍「カルチャーイノベーター」を基に、キム・ホスアナウンサーの解説で演出された。EXOや東方神起、少女時代などを育てたSMエンターテインメントのイ・スマン代表は聞く音楽から見る音楽の時代が到来していると予想。華麗な群舞を踊るK-POP歌手の育成システムを初めて体系化した。兄貴分のようなリーダーシップでBIGBANGや2NE1などを育てた、YG ENTERTAINMENTのヤン・ヒョンソク代表プロデューサー、ペ・ヨンジュンやキム・スヒョンなどトップスターと共に韓流の領土を広げた、キーイーストのペ・ソンウン総括社長、韓国初となる音源レンタルサービスを導入し、韓国国内最大の音楽配信サイトを作ったLOENエンターテインメントのシン・ウォンス代表などの成功秘訣を紹介している。韓国最高のアニメーション「ポンポン ポロロ」を誕生させたIconixエンターテインメントのチェ・ジョンイル代表、大ヒット映画「建築学概論」などで韓国映画の歴史を新たに書き直したミョンフィルムのシム・ジェミョン代表、大企業との競争に勝ち抜いて4大映画配給会社を作ったNEWのキム・ウテク総括社長、公演史上最高のヒット作「NANTA」を手掛けたPMCプロダクションのソン・スンファン会長、韓国映画界最高のパワーマンに選ばれたユン・ジェギュン監督兼プロデューサー、「PUCCA」で世界市場を切り開いたヴーズ・キャラクター・システムズのキム・ブギョン代表、ゲーム「風の国」などで世界市場を切り開いたNEXONのキム・ジョンジュ会長、韓国ドラマにおいて40年以上に渡りトップを走り続ける脚本家キム・スヒョンなどに関するストーリーも見ることができる。
LOENエンターテインメント、インディーズレーベル“(株)文化人”を設立…インディーズ文化の拡大に乗り出す
総合音楽企業LOENエンターテインメントはインディーズ音楽の活性化のために、インディーズレーベルの(株) 文化人を設立する。LOENは(株) 文化人の独立性を保証するために、レーベルの運営原則である「別にまた一緒に」の戦略を強化し、音楽専門企業として保有しているビジネス能力とインフラ、資源などを積極的に投資し、音楽ジャンルとコンテンツのスペクトルを拡大していく予定だ。また、LOEN所属のレーベルやアーティストとの積極的な相乗効果を生み出し、大衆との交流の機会を増やし、活動領域の多角化を積極的に模索する予定だ。(株)文化人はOOHYO(ウヒョ)、SEENROOT、ミンチェなど、有望なアーティスト10組と専属契約を締結し、アルバム制作及び公演に対するマネジメントビジネスを展開する予定だ。また、新人アーティストの発掘及び育成も始める。(株) 文化人の経営は、インディーズシーンに対する高い理解や充実したネットワークを保有するキム・ヨンミン(経営統括、WINDMILLエンターテインメント代表、ミラーボールミュージック取締役)、チェ・ウォンミン(制作統括、MUSICABAL代表、元西橋(ソギョ) 音楽自治会会長) が共同代表を務める。特に、チェ・ウォンミン共同代表は西橋音楽自治会の会長を務めていた当時、日本最大のインディーズ音楽流通制作会社のスペースシャワーネットワークと「Seoul-Tokyo Sound Bridge」プロジェクトを進めるなど、韓国のインディーズ音楽の価値向上に取り組んできた。(株) 文化人のチェ・ウォンミン共同代表は「規模の大きいメジャーな音楽レーベルとインディーズレーベルがタッグを組むのは世界的な流れだ。それだけインディーズ音楽市場が成長しているという証拠であり、韓国のインディーズシーンもこのような大きな流れに参加すべきだと判断した。今後より活発な新人の発掘や積極的な音楽制作を通じて、インディーズ音楽文化を大衆的に拡大していく予定だ」と明かした。
2015年、万全の準備を終えた音楽プロダクション ― K-POP決算 Vol.1
2015年、今年も韓国の音楽業界は成長して発展した。さらにワンステップ跳躍して、より大きな舞台に進出するために挑戦し、新たな試みを続けた。そんな中、音楽プロダクションの変化が最も顕著に現れた。これまでの努力が実を結ぶ瞬間の連続だった。まったく接点がなさそうな歌手がデュエットで幻想のコラボレーションを完成させるように、芸能事務所もそれぞれ得意なジャンルを前面に出して他の事務所と手を組む、様々な形のシナジー創出を狙った。これは2015年に最大化され、多数の音楽プロダクションは新年に向けて万全の準備を整えた。熱い2015年を過ごした後、明るい2016年を迎える準備を終えたのである。強みを活かして買収合併 vs 力を大きくするため大勢のスカウト歌手だけが所属する事務所と俳優だけが所属する事務所が手を組むと、総合エンターテインメント企業になる。これは昨年、MYSTIC89が家族アクターズと合併を開始し、注目され始めた。これに先駆け、SMエンターテインメント、YG ENTERTAINMENT、JYPエンターテインメントなどの大手事務所は早くから俳優を迎え入れ、本格的な規模拡大で総合エンターテインメント企業として生まれ変わる歩みを見せた。SMの場合、SM C&Cというブランドを立ち上げ、俳優はもちろん、お笑い芸人、MCなども迎え入れて強力な総合エンターテインメント企業に分類された。しかし、中間級規模に当たる他の音楽プロダクションがこのように俳優を迎え入れて再跳躍、位置づけられるためには長い時間を投資しなければならない。そのため、短時間に効率的な成果を得るために選んだ方法が買収合併だ。これはお互いの強みを前面に出して手を組むことで、代表的な事務所にはSTARSHIPエンターテインメント、Jellyfishエンターテインメントを挙げられる。STARSHIPは今年5月、キングコングエンターテインメントを買収した。SISTAR、K.will、BOYFRIEND、MONSTA X、ユ・スンウ、Mad Clown、ジョンギゴ、ジュヨンなどが所属するSTARSHIPとパク・ヒスン、イ・ドンウク、イ・グァンス、ユ・ヨンソク、キム・ボム、パク・ミヌ、イ・ジン、チョ・ユ二などが所属するキングコングが手を組むことで、他の事務所に負けない総合エンターテインメント企業になり、その力も実に強大になった。STARSHIPはお互いの強みをうまく活かして巧妙な方法を取った成果を存分に味わった。Jellyfishもこのような方法で力を大きくした。今年8月、JellyfishはTHE KINDエンターテインメントを買収合併した。ソン・シギョン、ソ・イングク、パク・ヒョシン、VIXXなどが所属するJellyfishはTHE KINDを買収することでパク・ジョンス、イ・ジョンウォン、チョン・ギョンホ、キム・ソニョンなどの俳優を手に入れた。それぞれ歌手と俳優の養成に集中していた事務所が総合エンターテインメント企業を目標に領域を拡張し、お互いの力を得て大手事務所に匹敵するほどの規模に拡大した。一方、時間をかけても大スターを迎え入れて大手事務所に挑戦状を出す事務所もある。音楽プロダクションだったが、最近、総合エンターテインメント企業として見事に地位を確立したFNCエンターテインメントがそのケースだ。FNCは当初、FTISLANDをはじめ、CNBLUE、JUNIEL、AOA、N.Flyingなどを保有する歌手中心の芸能事務所だった。だが、チョン・ジニョン、イ・ドンゴン、ソンヒョク、イ・ダヘ、ユン・ジンソ、チョンウなど錚々たる俳優はもちろん、チョン・ヒョンドン、キム・ヨンマン、ノ・ホンチョル、イ・グクジュ、ムン・セユン、チ・ソクジン、そしてユ・ジェソクまで手を組み、しっかりとした総合エンターテインメント企業に成長した。中国市場が熱い戦略的提携今最も熱い市場は中国だ。実際、かつてスターたちの活動が韓流ブームの影響で日本に偏っていたのとは異なり、2015年は完全に中国に傾いた。テレビ番組の出演はもちろん、コンサートも中国でより活発に行われた。これに合わせて、音楽プロダクションは中国に目を向けた。中国進出がより容易にできるように様々な方法で接近を試み、挑戦を恐れなかった。STARSHIPは中国のYUEHUA Entertainment(楽華娯楽)と戦略的提携関係を結んだ。YUEHUAは8日、新規上場記念の打鐘イベントを開催してグローバル総合エンターテインメント企業としての跳躍を知らせた。STARSHIP側によると、YUEHUAは2009年6月の設立以来、音楽事業、アーティストのマネジメント、映画やドラマ、バラエティ、デジタルメディアの広報など短期間で卓越した発展を成し遂げたエンターテインメント企業だ。包括的なマネジメントシステムとマーケティングシステムを備えてハンギョン、UNIQ、チョウ・ビーチャン、アンジェラ・アン、アードゥ、ファン・ジョン、ジャン・ヤオ、O2Oなどのアーティストのマネジメントを行っており、音楽ライブラリやインターネットのIPTVチャンネルなどでもコンテンツを提供している。中国市場だけでなく、全世界の若いファン層をターゲットにしたグローバル戦略で他の中国のエンターテインメント企業とは差別化された動きを見せ、注目を浴びた。今年4月、SISTAR、K.willらの所属事務所であるSTARSHIPと戦略的提携を結び、STARSHIP所属のアーティストの中国マネジメントを担当している。中国のエンターテインメント企業の中で唯一、韓国に支社を持ち、2014年に韓中合作ボーイズグループUNIQをデビューさせたことに続き、2016年にはSTARSHIPと一緒に作ったガールズグループ宇宙少女のデビューを控えている。これに関してSTARSHIP側は10asiaに「YUE HUAエンターテインメントの中国市場に対する経験とキングコングの俳優マネジメントのノウハウを基盤に、韓国を超えて世界を舞台に、歌手と俳優の活動を支援するグローバル総合エンターテインメント企業に生まれ変わろうとしている」と明らかにした。続いて、「STARSHIPの最終目標は単なる芸能プロダクションにとどまるのではなく、全世界のファンが楽しめるコンテンツを制作するコンテンツプロバイダになることだ」と話した。STARSHIPはこの目標を達成するためにYUEHUA、そしてキングコングとの戦略的提携、買収合併を通じて幅広いアーティストやスタッフなど人材を揃え、色んな実務のプロジェクトで息を合わせている。その代表的な主人公が来年デビュー予定の12人組ガールズグループの宇宙少女だ。宇宙少女はメンバーの選抜からトレーニングまでSTARSHIPとYUEHUAが意気投合して作った。韓国と中国の芸能界市場をよく知っている2社が現場で積み上げた眼目とノウハウを共有してプロジェクトを進行している。関係者によると、「韓中の芸能プロダクションの合作の良い先例になることを願って最善を尽くして準備している」という。FNCも同様の方法で中国進出に拍車をかけた。FNCは先月、中国の民営企業である蘇寧ユニバーサルメディア(Sunning Universal Media Co., Ltd)に約330億ウォン(約34億円)の投資を受けた。FNCが第三者割当の有償増資を通じて蘇寧ユニバーサルメディアの投資を受ける形で行われ、両者間のパートナーシップを通じてFNCは本格的な中国ビジネスに拍車をかける予定だ。蘇寧ユニバーサルメディアは中国最大の民営企業で、中国の100大富豪である蘇寧グループに所属している企業だ。蘇寧グループは電子製品の流通、不動産開発、電子商取引関連、エンターテインメント事業等を営んでいる。FNC側は当時「当社の人気歌手やMCがアジアの韓流ブームを主導しており、中国市場への進出に積極的な動きを見せているだけに、今回の投資を通じて双方の事業拡大において大きな相乗効果を得られるものと期待される」と伝えた。まさにWin-Win戦略シナジーを最大化中国から投資を受けて海外進出を図るグループがいる反面、韓国でもこのような戦略的な投資を受けて相乗効果を高める動きが見えた。レコード会社で、歌手のマネジメントも行っているLOENエンターテインメントとApink、ホ・ガクなどが所属するA-CUBEエンターテインメントが将来のために手を組んだ。LOENは先月、A-CUBEの持分70%に対する投資を最終確定した。これでLOENは制作、アーティストマネジメント部門の競争力の向上とともに、K-POPビジネスシステムをさらに強化したことになる。LOENは2013年9月、マルチ・レーベルの体制に転換した後、レーベルの間のバラバラ&一緒に戦略を通じてコンテンツの競争力を高めている。今後も優秀な制作力量を保有した創作者との戦略的提携や投資を通じてコンテンツの多様性を確保しつつ、K-POPの発展に寄与していく計画だ。それはLOENが今回のA-CUBEの投資に先立ち、傘下にLOEN TREE、Collabodadi、独立レーベルのSTARSHIP、キングコングを置いている理由でもある。これと関連し、LOEN側は10asiaに「エンターテインメントの投資はコンテンツを確保してK-POPビジネスの競争力を向上させるためのものだ。独立レーベル固有のカラーは維持するものの、レーベルの間のコンテンツ共有とLOENの事業部門とのマーケティング協力を通じて専門性を高めることができる。また今後、アーティストたちのコラボレーションなどコンテンツの多様化と完成度の向上が期待される」と明らかにした。今回、A-CUBEへの戦略的な投資で得られるものについては「力のある芸能プロダクションをレーベルとして迎え入れる戦略的パートナーシップを拡大し、両社間のシナジーを創出、アジアを網羅する良質のコンテンツを生産してネットワークの強化を通じて世界音楽市場でK-POPの拡散に貢献している」と説明した。LOENも中国との交流拡大に力を入れている。最近、中国のインターネットメディア企業Letv(会長:賈躍亭)とMOU(了解覚書)を締結して本格的な中国事業に進出することを決めた。関係者は「中国を代表するコンテンツ企業との戦略的提携を通じて中国現地のファンの要求に沿う持続的なマーケティングに活用できる基盤とインフラを構築した。これでLOENは中国国内の様々なK-POPコンテンツ事業を拡張していく計画だ。それとともに、現地のネットワークを確保することで、中長期的なビジネスプランを設計、施行できるようになった」と話した。この協約でLOENは中国現地に合弁法人の設立を推進して中国国内の芸能マネジメント事業、コンテンツ投資などアーティストと連携した事業を展開する予定だ。所属芸能人の中国活動の支援とコンテンツ事業の拡大、中国に専門的で体系的なキャスティングやトレーニングシステムを構築して現地で活動する新人アーティストを育成する計画である。また、音楽事業以外にも映画、ドラマ、コンサートなど様々なエンターテインメント領域の積極的な投資を目標にしている。激しい競争を繰り広げながらも明るい明日のために手を組み、歩調を合わせた2015年の音楽プロダクション。音楽プロダクションを超えて総合エンターテインメント企業への威容を誇るための万全の準備を終えただけに、2016年の歩み、成長、発展の帰趨が注目される。
Apink&ホ・ガクの所属事務所、LOENエンターテインメントと戦略的投資契約を締結
A CUBEエンターテインメントが、LOENエンターテインメントと戦略的投資契約を締結した。Apink、「SUPER STAR K」の優勝者ホ・ガクの所属するA CUBEエンターテインメント(代表取締役:チェ・ジンホ)とLOENエンターテインメント(代表:シン・ウォンス)は25日、プレスリリースにより「LOENとA CUBEエンターテインメントが戦略的投資契約を締結し、K-POPビジネスシステムをさらに強固なものにすることとなった」と明かした。LOENの持分投資契約は、A CUBEの優良コンテンツの制作及びアーティストマネジメント力など、持続的な成長潜在力を綿密に検討、分析した結果締結された。従ってA CUBEは、経営陣の変更なく独自的なアイデンティティを維持し、運営される予定だ。A CUBEは、安定した歌唱力とスター性を認められた韓国の代表的な清楚系ガールズグループApinkと感性ボーカリストホ・ガクの所属による高い音源パワーを誇っており、制作力及びプロデュース力、マーケティング力が認められている。それだけでなく、所属アーティストの放送、演技、広告など音楽以外の様々な分野でそれぞれ才能を認められ、芸能界から注目されている。LOENは、音楽サービスプラットフォーム、投資流通及び制作、アーティストマネジメントなど音楽作業の全分野を包括する専門企業であり、LOENの音楽配信サービス「MelOn」は韓国の業界No.1サービスとして市場をリードしている。今後LOENは、傘下のレーベルのLOEN TREE(IU、ZIA、SunnyHill、FIESTARなど)、Collabodadi、独立レーベルのSTARSHIPエンターテインメント(SISTAR、K.will、MONSTA Xなど)、キングコングエンターテインメント(キム・ボム、ユ・ヨンソク、イ・ドンウク、イ・グァンス、チョ・ユンヒなど)、A CUBEによる良質のコンテンツ生産及び積極的なマネジメント活動の強化によりレーベル間の相乗効果を最大化する方針だ。業界は今後の相乗効果に大きく期待しており、音楽・演技・放送・広告など芸能界のさまざまな分野での活発な活動を予想し、注目している。