わが愛しの蝶々夫人
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イ・ヒジン「Baby V.O.Xが何をしているのかと言った人々が、手を握ってくれた」
ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」ヨン・ジヨン役のイ・ヒジン今も目標は役者女優のイ・ヒジンをより正確に説明するときは、Baby V.O.X(ベイビーボックス)という名前を前につけることになる。1997年18歳の年でデビューし、そのまま10年を捧げたグループであるだけに、本人にとっても、人々にとってもまだその方が馴染みがあるわけだ。2006年にBaby V.O.Xから脱退したイ・ヒジンは、ミュージカル「Funky Funky」「愛は雨に乗って」と演劇「モンキー」「エジャ」などを経てドラマにまで来た。いわゆる一発屋ではなく、一歩ずつ歩んできたのだ。だが、焦ったのは本人ではなかった。先に役者として成功したユン・ウネとの比較は、彼女にとって避けて通れない関門だった。ついに「嫉妬はしてません」という答えを聞いてしまう。だが、浅はかな方法で刺激的な話題を作り上げるには、イ・ヒジンの歩みはあまりにも着実なものだった。 Baby V.O.Xのレッテルを外し、ステージに上がるまでそのためなのか、最近SBS「わが愛しの蝶々夫人」でイ・ヒジンが演じる憎らしいヨン・ジヨンのキャラクターが、彼女には憎いだけではない。劇中で人気の冷めた女優、ナム・ナビ(ヨム・ジョンア)の主人公役を横取りし、さんざん毒舌を吐きまくるヨン・ジヨンが、少しは理解できるという。ナム・ナビの立場では、若い後輩のとんでもない逆襲だろうが、ヨン・ジヨンにはこれまで先輩たちのコーヒー、ストッキング、ナプキンのお手伝いまでしながら歯をくいしばって獲得した地位であるはずだ。また、ヨン・ジヨンがひたすら憎らしいキャラクターに描かれたわけでもない。週末に放送される家族ドラマの特性上、あまりにも憎らしい姿ばかりだと困るという監督の要請によってところどころでコミカルな姿を見せている。例えば、ナム・ナビに喧嘩を売ったが、結局は勝てず押し倒され、鼻血を流すシーンなどががそうだ。そうするときは、イ・ヒジンも最大限にコミカルに睨みながら息を合わせている。「私も初めて演技すると思ったとき、苦労したことがあるからか、今のヨン・ジヨンがなぜそのようにナム・ナビに勝つことにこだわっているのか、またその地位を守りたいと思うのかが分かる気がしました。「愛は雨に乗って」(2008)という作品でミュージカルを始めたとき、Baby V.O.Xイ・ヒジンがここにきて何をしているのか」という視線がありました。『気にすることなんかない』と思ったが、萎縮しました。幸いミュージカルが終わる頃には、信頼してくれなかった方々が『演技が自然になった』と言いながら私の手を握ってくださいました」その次に出演した演劇「モンキー」(2009)は、イ・ヒジンには本当に大変な作品だったという。そういえば、猿を愛する動物調教師の役割なんて簡単に共感できなかったはずだ。当時家で子犬を相手に練習したというイ・ヒジンは「ある観客が私がステージの上で猿を見ながら『愛している』と話したとき、涙が出たと言った。そのとき、私が誰かの心を動かしたことが不思議だった」と回想した。演技を続けたい欲が出たきっかけになったわけだ。役者になるため、我慢して家に帰って声をあげた演技が自分との戦いなら、グループの歌手として活動することは他人との至難な戦いだった。イ・ヒジンは「負けたくなかったし、押されたくなかった」と話した。「Baby V.O.Xとして活動したとき、1年ほどカメラに向き合うことができなかった時期がありました。ある瞬間、カメラを見ながらわざわざ笑顔を作ったり、嘘をついたりすることが嫌でインタビューもしませんでした。目には、殺気がいっぱいでした。当時所属事務所の社長が写真2枚を見せながら「今君の目がこのように変わった」と言うほどでした。そのときは、嫉妬と負けん気だけでした。『はい、私のパートの10秒だけきちんと歌って、ダンスでミスしなければそれでいいでしょう?』という気持ちで歌の練習もしませんでした。でも、それがメンバーには迷惑になりました。そのときから諦めることにしました。私のものでなければ、捨てようと」人より先に注目されなければ生き残れない音楽界とは違って、演技は自身を押さえなければならないときが多かったという。相手が台詞を終わらせることを待つことや、台詞のやり取りが慣れるまで、イ・ヒジンは家に帰って壁に向かって声をあげた。それで、何をしてもセクシーなガールズグループのメンバーではなく、演技で色々な人になってみるうちに目つきと印象も変わったという。イ・ヒジンは「この頃荷物の整理をしながら昔の写真を見たりするが、本当に面白い」と話した。「大丈夫、パパの娘だから」(2010)撮影の最後の頃に脚本家が「エリョン(イ・ヒジンが演じたキャラクターの名前)、最近かなり綺麗になったこと、知ってる?」と言いました。本当に顔が綺麗になったわけではないと思います。Baby V.O.X時代には、セクシーで気高い姿を見せなければならなかったが、演技をしながらその役割に合う人として見ていただいたとき、とてもよかったです。痛快でした!」「大丈夫、パパの娘だから」を見た父は寂しくて泣いた演技は、父との関係も回復してくれた。誰より保守的だった父は、イ・ヒジンが人前でボディラインを見せながら踊る歌手として活動することがとても嫌いだったという。それで、何と4年間も会わなかった。さらに、所属事務所の社長に「ヒジンがそんなに好きだったら、連れていって実の娘のように育ててほしい」と言うほどだった。「10年前、Baby V.O.Xが大韓海峡を渡ったとき、水着を着て取った写真が新聞に大きく載ったことがあるが、それを見た父は倒れました。今も父は、私がノースリーブのTシャツを着ても『服着ろ』と言うし、爪を赤く塗っても驚きます。父のおかげなのか、私もバカ正直になりました」4年ぶりに父に会ったのは、2003年初のミュージカル「Funky Funky」最後の公演のときだった。父は、ショートパンツを着て人の前で踊る娘を無表情で見て帰った。だが、父の話を描くドラマ「大丈夫、パパの娘だから」にイ・ヒジンが出演する中で、父の心も少しずつ動いた。「『大丈夫、パパの娘だから』を見た父がお酒を飲んで泣いたそうです。一度も優しくしてくれなかった娘が、パク・イナン先輩とはあまりにも切ない父親と娘のように見えたのが寂しかったことでしょう」イ・ヒジンは"父を発音するやいなや涙を流したが、すぐ「この頃父は、友人が『君の娘、ドラマで綺麗だった』と言うことが好きだ」と言いながら「今は、テレビにたくさん出ないと残念がっている」と笑った。必ずヨン・ジヨンのように痛快な逆襲をするためではなく、画面の中の娘を見ながら喜ぶ親を見るためにも、イ・ヒジンは演技を続けるつもりだ。目標は「役者のイ・ヒジンさんですね?」という言葉を聞くことだという。
「わが愛しの蝶々夫人」初放送は視聴率9.4%でスタート
SBS週末ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」(以下、蝶々夫人、脚本:ムン・ウナ、演出:イ・チャンミン)が初放送で一桁の視聴率を記録した。7日、視聴率調査会社であるAGBニールセン・メディアリサーチのまとめによると、6日初放送された「蝶々夫人」は9.4%の視聴率を記録した。「蝶々夫人」の前作であるSBS週末ドラマ「おいしい人生」が初放送で記録した9.2%より0.2%高い数値だ。さらに、「おいしい人生」は9月の最終回で視聴率10.7%を記録した。この日「蝶々夫人」は、トップスターであるナム・ナビ(ヨム・ジョンア)が芸能生活に終止符を打ったことから始まった。ナム・ナビは優れた美貌でデビュー時から注目の的となり、華やかな芸能界生活を始めたが傲慢過ぎる人物で、飲酒ひき逃げ事故を契機に引退しロイ・キムと結婚し、第2の人生を始める過程が愉快に描かれた。
チソン、KARA…PSYにはまったスターたち“馬ダンス”を公約したのは誰?
「視聴率が20%を超えたら、思い切り馬ダンスを踊ります」ドラマの制作発表会現場で、馬ダンスの公約が相次いでいる。歌手PSYの「江南スタイル」がビルボードのシングルメインチャート「Hot100」で2位となる快挙を達成した中、韓国のスターたちも、このような喜びを共に分かち合いながら、自身が出演した作品がPSYのようにヒットして欲しいとの願いを「馬ダンス公約」という形で表現している。スターたちの馬ダンス公約は、地上波3局をはじめ、ケーブルチャンネルなどのドラマ制作発表会現場ならどこでも目にすることのできる光景となった。近くは27日に行われたSBSの新しい週末ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」(以下「蝶々夫人」、脚本:ムン・ウナ、演出:イ・チャンミン)の制作発表会の現場で、俳優キム・ソンスが馬ダンスを公約した。彼は「『蝶々夫人』の視聴率が20%を超えたら、SBSの屋上でスーツ姿で馬ダンスを踊る」と宣言した。ドラマで事件を投げ出してから消えてしまう役割なので、出演には暫くの空白があるが、その間でも視聴率が20%を突破すれば、当然馬ダンスを踊ると話した。キム・ソンスは「他の俳優たちが演技をしている間、僕は馬ダンスを踊る」と、堂々と語りながらドラマの成功を願った。俳優チソンは、馬ダンス公約で自身と共演する二人の女優を掲げる、ずるをしたケースだ。チソンは26日に行われたSBSの新しい水木ドラマ「大風水」(脚本 :パク・サンヒ ナム・ソンニョン、演出:イ・ヨンソク)の制作発表会で「視聴率が30%を超えればキム・ソヨンが、40%を超えればイ・ユンジが馬ダンスを踊る」とし、同じ場所にいた二人の女優からブーイングを浴びた。チソンは、このようなセンスのあるコメントと共に「今回の作品では、視聴率を越えて、周りの環境を気にせず作品に集中したい」と真面目な抱負を語った。俳優ヨン・ジョンフンもまた馬ダンス公約で、彼と共演する相手役のイ・ヨンアを掲げた。ヨン・ジョンフンはケーブルチャンネルOCNのドラマ「ヴァンパイア検事 残された赤い記憶」(脚本:ハン・ジョンフン カン・ウンソン、演出:ユ・ソンドン)の制作発表会で「視聴率が8%を超えたら、イ・ヨンアさんがビキニ姿で馬ダンスを踊る」という爆弾宣言をした。これに、同じ場所にいたイ・ヨンアは慌てて「ヨン・ジョンフンと一緒に着て踊る」と付け加えた。そして最近、二人が馬ダンスを踊っている動画がドラマの公式ブログに掲載され、彼らの馬ダンスが実際に行われるかが期待を集めた。馬ダンス公約を掲げるのは主に男性のスターたちだが、女性のスターでも、果敢にこれを約束したケースがある。女優ムン・チェウォンは、KBS 2TVの水木ドラマ「優しい男」(脚本:イ・ギョンヒ、演出:キム・ジンウォン、イ・ナジョン)の制作発表会で、撮影現場で馬ダンスを踊っていると語りながら、視聴率1位になったら、馬ダンス動画を公開すると約束した。そして「優しい男」はムン・チェウォンのこのような公約に後押しされ、放送僅か4回目に水木ドラマ1位となる底力を見せた。ムン・チェウォンもまた、自身のme2day(韓国のマイクロブログサービス)を通じて、馬ダンスを踊っている姿の写真を掲載し、公約を守った。この他にも、制作発表会現場ではないが、KARAのジヨンが、新しいアルバム「PANDORA」で音楽番組1位となったら馬ダンスを踊ると約束し、KBS 2TVの「ミュージックバンク」で裸足ダンスを踊った。さらにキム・ボムスは自身がパーソナリティを務めるKBSラジオ「歌謡広場」で、PSYの「江南スタイル」がビルボード1位となれば、上半身裸で馬ダンスを踊るとの公約を掲げた。
「わが愛しの蝶々夫人」 ヨム・ジョンア“できる芸は全部している”
SBS週末ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」のナム・ナビ役コミカルな姿を楽んでタイトルで高慢な蝶々婦人を思い浮かべた人は、それ以上を見ることになるだろう。SBSの新しい週末ドラマ「蝶々夫人」は、トップスター出身の嫁ナビ(ヨム・ジョンア)が、夫の家族と衝突するうちに、芸能人ではない、人として成長する過程を描いている。ヨム・ジョンアをはじめ、パク・ヨンウ、キム・ソンス、ユン・セアなどの俳優が27日に木洞(モクトン)のSBS社屋で開かれた制作発表会に参加した。鼻が高く、気難しく、見栄っ張りな彼女だが、意外な姿を持っているナム・ナビはどんでん返しのある女だ。ヨム・ジョンアは、ナム・ナビについて「一人でいる時はコミカルな人物。なので、私にできるかくし芸は全部している」と伝えた。意外と色々な声が出せるとするヨム・ジョンアは、その場で男性の声のモノマネをして見せた。ナム・ナビのようにヨム・ジョンアは、フィルモグラフィから分かるように、カリスマとコミカルを行き来する女優だ。彼女は「いずれも私が持っている姿。映画『ラブリー・ライバル』『チョン・ウチ 時空道士』での姿と通じる部分もあるが、コミカルな姿を楽しんで欲しい」と気軽に語った。20年間女優として暮らしながら、ナム・ナビと似たような面もあるが、母親としては違う。ヨム・ジョンアは「ナビは日常生活でもスターのように暮らす女だが、私は幼稚園に通う2児の母親で、家に帰ると他の母親たちと一緒だ」とし「まわりの母親たちに、予告編を直接持ち歩きながら見せた」と言って笑った。ナム・ナビはキム・ジョンウク(キム・ソンス)と結婚し、家族と人生の意味を分かっていく一方、偶然撮られた写真でスキャンダルに巻き込まれた財閥の孫イ・ウジェ(パク・ヨンウ)、そしてウジェの前妻であるユン・ソラ(ユン・セア)と複雑に絡み合うロマンスを展開していく予定だ。SBSの新しい週末ドラマ「蝶々婦人」は、韓国で10月6日の夜8時40分から放送スタートする。
【PHOTO】「蝶々夫人」ユン・セア、制作発表会に登場“レッドドレスに強烈なボディライン”
27日午後、木洞(モクトン)のSBS社屋SBSホールで開かれたSBS新週末ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」(以下「蝶々夫人」、脚本:ムン・ウナ、演出:イ・チャンミン)の制作発表会でユン・セアがフォトタイムを持っている。「蝶々夫人」は、トップスター出身の嫁ナビ(ヨム・ジョンア)が夫の家族と衝突するうちに家族の大切さと人生の意味を分かっていく過程を描いたドラマだ。「蝶々夫人」はSBSの新週末ドラマで、10月6日から韓国で放送される。
PSY「江南スタイル」が「わが愛しの蝶々婦人」予告編に登場した理由とは?
SBS新週末ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」(脚本:ムン・ウナ、演出:イ・チャンミン、以下「蝶々夫人」)の予告編に歌手PSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」がBGMとして流れ、その理由に注目が集まっている。「蝶々婦人」は分別のないトップスターが夫の家族とのドタバタエピソードを通じて家族の大切さと人生の意味を感じていくホームドラマだ。現在放送中の「おいしい人生」の後続として、韓国で来月6日から放送される予定で、最近ヨム・ジョンア、パク・ヨンウ、ユン・セア、キム・ソンスなどが登場する予告編が公開された。この予告編に現在、アメリカ、イギリスの音楽チャートで上位を独占するなど、世界的なブームになっている「江南スタイル」がBGMとして使われているのだ。これは制作陣のセンスによることだったという。助演出であるキム・ヒョオンPDは「ドラマの明るいストーリに、最近大きな人気を博しているPSYの『江南スタイル』がピッタリだと思ったので、予告編のBGMとして活用した」と明かした。また「ドラマでヨム・ジョンア、キム・ソンス夫婦が詐欺に遭うなど、主人公が苦労する姿が描かれる。『空からロープでも下ろしてほしい』というヨム・ジョンアのセリフの後にパク・ヨンウが登場し、問題を解決するために奮闘する」と伝えた。キムPDは「男女主人公のストリーと(「江南スタイル」の)歌詞の中の男女のストーリがピッタリで、制作陣全員が満足した」と明かした。「わが愛しの蝶々婦人」は「笑ってトンへ」「君は僕の運命」などを執筆したムン・ウンア脚本家と「マイダス」「太陽の花嫁」などを手がけたイ・チャンミン演出家が意気投合した作品だ。
ユン・セア、大胆衣装で見せたシックな魅力のグラビア公開
SBSドラマ「紳士の品格」でホン・セラ役を演じ、人気を博した女優ユン・セアのクールで華麗な姿を盛り込んだグラビアが24日午前に公開された。ユン・セアは黒のブラウスと背中を大胆に見せるトップス、ショーツなどを着こなし、スリムな手足と抜群のボディラインを披露した。多少大胆とも言える衣装をシックで強烈な感じに表現し、高い評価を得た。この日の撮影ではユン・セアの率直なインタビューも行われた。ユン・セアは今後人間味のある女優、自然でラフな魅力のある女優に成長していきたいと抱負を語った。ユン・セアは最近MBC「私たち結婚しました」を通じてジュリアン・カンとともに愛らしいカップルの姿を披露している。またイ・チャンミン監督のSBS週末ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」の撮影中で、新しい作品のために忙しい毎日を過ごしている。秋の香り漂うセクシーな雰囲気のユン・セアを盛り込んだグラビアと彼女の率直なインタビューは「marie claire」10月号で公開される。
「わが愛しの蝶々夫人」ユン・セア“「紳士の品格」とはまったく違う姿をお見せします!”
「『紳士の品格』とはまったく違う姿をお見せします」女優のユン・セアが、SBS新週末ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」(以下「蝶々夫人」、脚本:ムン・ウナ、演出:イ・チャンミン)への出演を控え、覚悟を固めた。「蝶々夫人」は、傍若無人のトップスター出身の嫁ナビ(ヨム・ジョンア)が夫の家族と衝突するうちに家族の大切さと人生の意味を分かっていく過程を描いたドラマで、ユン・セアは秘密を抱いた高級靴ブランドの代表、ユン・ソラ役を演じる。8月に最終回を迎えた人気ドラマ「紳士の品格」の後、すぐに「蝶々夫人」に合流したユン・セアは、11日にSBSを通じ「作品が面白く、制作陣への信頼もあった。台本を見たときにキャラクターが強い印象とインパクトがあって、上手く表現したい気持ちになった」と出演を決めた理由を語った。また、二つのキャラクターを比較し「前のホン・セラが感情をそのまま表現したとすれば、今回のユン・ソラは兄をなくした悲しい記憶を持つ人物で、心の傷や感情をおさえなければならず、同時に二面性も持っている。特に、今回は家族ドラマで『紳士の品格』のときとは違って、口調や衣装もキャリアウーマンのようだし、とにかく違う。視聴者の方々が『本当に紳士の品格のユン・セアなのか』と思いながらご覧になってほしい」と語った。「蝶々夫人」は、現在放送中のSBS週末ドラマ「おいしい人生」の後続ドラマで、来月6日に韓国で放送をスタートするファミリードラマだ。ユン・セアの他にヨム・ジョンア、パク・ヨンウ、キム・ソンスなどが出演し、「笑ってトンへ」「君は僕の運命」などを執筆したムン・ウンア脚本家と「マイダス」「太陽の花嫁」などを手がけたイ・チャンミン演出家が参加する。
ユン・セア「ジュリアン・カンに本当に惚れてしまうのではないかと心配です」
「私、本当は控えめな人間ですよ。セラは牛黃清心丸を飲んで演じました」ユン・セアは2005年に映画「血の涙」で芸能界に入ったデビュー8周年を迎えた女優である。映画とテレビドラマを行き来しながら活発に活動してきた女優ユン・セアが34歳になって再び注目を浴びている。ユン・セアは8月12日に最終回を迎えたSBS週末ドラマ「紳士の品格」(脚本:キム・ウンスク、演出:シン・ウチョル)で美人ゴルファーホン・セラ役を熱演した。視聴者は劇中のイム・テサン(キム・スロ)と、セクシーでいて堂々と愛するセラに注目し、ユン・セアはそのようなセラを見事に演じきった。視聴者にはユン・セアと劇中のホン・セラは同じ人物のように見えたが、ユン・セアは女優としてセラ役を演じきるために努力を重ねた。彼女は最近ソウル江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)で行われたマイデイリーとのインタビューで本当の性格とホン・セラとのギャップで大変だったことを回想した。「私は本当は控えめなB型ですよ。セラは牛黃清心丸(漢方の精神安定剤)を飲んで演じましたね(笑) ドラマの序盤には大胆なスキンシップもあったので、すごく緊張していました。でも、セラとして過ごしている間、クールな性格に変わったし、思いっきり行動するようになりましたね」彼女は性格ももちろんのこと、劇中の美人ゴルファーに扮するために更なる努力を重ねた。普段より運動をしてきた彼女はゴルフ、ピラティスなどをしながら本格的な役作りに突入した。「セラは美人ゴルファーだったので、本当に頑張りました。ボディラインはもちろんのこと、ゴルフ、歌、ダンスなども学びました。ゴルフは昨年11月から始めました。そして滑らかなボディラインのためにピラティスを本格的に始めました。運動量が多くて筋肉痛で大変だったけれど、視聴者に愛されて感謝しています」彼女は自分のことを控えめな性格だと言ったものの、インタビューで会った彼女は明るくてフレンドリーな人物だった。インタビュー中、明るく答える彼女の姿からホン・セラの姿が垣間見えた。「セラを演じて私の人生を振り返ることができました。それほど共感できる役でしたね。セラのように生きていくのは大変そうに見えるけれど、実は多くの人がそのように生きています。傷ついていないふりをしていたけど、辛くて焼酎を飲む姿に共感しましたね」「ジュリアン・カンとの共演ですか?見ているだけで笑いが起こります」ドラマ「紳士の品格」で自身の魅力を思う存分披露した彼女はMBC「私たち結婚しました」で、俳優権モデルであるジュリアン・カンと一緒に仮想夫婦として出演し、バラエティセンスを披露している。「出演したばかりなのでジュリアン・カンについてはよく分からないですが、頼もしくて思いやりのある方ですよ。外国人ですが、韓国語も上手ですし、明るい方なので見ていると自然に笑いがこみ上げてきます。彼を見ていると誰でも自然に微笑むようになると思います。スタッフたちも見ているだけで気持ち良くなるとおっしゃいました。何より心優しい方なので、私が雰囲気を盛り上げなくても、周りの雰囲気を良くする魅力があります」ジュリアン・カンについて話して彼女は面白さと不思議さを同時に感じているようだった。彼女の言った通り、二人の初対面も他のカップルより自然だった。「初めて会った日から本当に色々話しましたね。撮影現場のスタッフも『このカップルはたくさん話すね』とおっしゃいました。たくさん話していたら、すぐ仲良くなることができました。彼の純粋な姿に本当に惚れてしまうのではないかと心配です(笑)」MBC「私たち結婚しました」はユン・セアを、おままごとをするような気持ちで童心の世界へと導く装置だった。視聴者は、「私たち結婚しました」に合流したユン・セアは彼女ならではのフレンドリーさで番組に慣れてきたと思っている。彼女は「『私たち結婚しました』にはシナリオがある」という主張に対して強く否定した。「台本なんて本当にないんですよ。本当に何もなくて大変です。それで私がジュリアン・カンに合わせなきゃと思いました。この間、私が運転している彼を見つめていたら、スタッフが惚れすぎではないかとおっしゃいましたね」彼女は次回作にSBS新週末ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」(脚本:ムン・ウナ、演出:イ・チャンミン)で再びずば抜けた演技力を披露する予定である。ドラマ「紳士の品格」に続き「わが愛しの蝶々夫人」まで、休むこともなく演技に挑戦する女優であり、「私たち結婚しました」やSBS「強心臓」のようなバラエティ番組で自身の本当の姿を披露しているユン・セア。彼女の今後が期待される。「演じてみたいキャラクターは本当に多いです。多様なキャラクター、愛される役を演じてみたいですね。でも、今の私にできる役というのがあると思いますね。私がアイドルのドラマに出演するわけにはいきませんよね。それで、今出演している作品にベストを尽くしていると思います。デビューして8年が経った今、私のすべきことが見えます。欲張るよりは自分のやるべきことに専念するのが私に与えられた課題だと思います」
ユン・セア「わが愛しの蝶々夫人」への出演を確定
女優ユン・セアが次期作としてSBS新週末ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」を選んだ。ユン・セアの所属事務所の関係者は28日午前、マイデイリーに「ユン・セアが『わが愛しの蝶々夫人』に出演する」と話した。ドラマでユン・セアはユン・ソラ役を演じる。ユン・ソラはナム・ナビ(ヨム・ジョンア)とライバルの構図を形成する予定である。この関係者は「前作『紳士の品格』のホン・セラとは違うキャラクターである。まだ詳しく説明することはできないが、異なる魅力を見せるはず」と伝えた。「わが愛しの蝶々夫人」は没落した傍若無人のトップスター出身の嫁が、夫のいない嫁ぎ先で、夫の家族の一員になっていく過程で繰り広げられるハプニングを描いた作品である。「おいしい人生」の後続作として、韓国で10月に放送される予定である。