ユン・ジョンビン
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ハン・ジミン&ナム・ジュヒョク&キム・ヒャンギら、ギャップの魅力あふれるグラビア撮影のビハインドカットを公開
ハン・ジミン、ナム・ジュヒョク、ユン・ジョンビン監督、キム・ヒャンギ、キム・ダミのグラビア撮影現場のビハインドが公開された。マガジン「HIGHCUT」は最近、今年の「青龍(チョンリョン)映画賞」に先立って、昨年行われた「2018青龍映画賞」の受賞者たちによるカリスマ性あふれる団体グラビアと、意外性のある魅力のビハインドカットを公開し、愉快だった現場の雰囲気を伝えた。先立って公開された表紙グラビアでは、黒いドレスとタキシードスーツの衣装を身にまとってクラシックな雰囲気をアピールしたとすれば、今回公開した団体グラビアとビハインドカットでは、個性あふれるモノトーンのスーツと、これまで見たことのない俳優たちの組み合わせで、一風変わった雰囲気を醸し出した。ビハインド写真には、撮影に集中する俳優たち、ユン・ジョンビン監督のプロフェッショナルな姿と共に、仲睦まじいチームワークがそのまま収められた。JTBCドラマ「まぶしくて」で共演したハン・ジミンとナム・ジュヒョクは、ぴったりのケミ(ケミストリー、相手との相性)を誇るだけではなく、圧倒的なビジュアルですべてのカットをベストカットにした。ユン・ジョンビン監督とキム・ヒャンギ、キム・ダミまで、忠武路(チュンムロ:韓国映画の代名詞)の世代を網羅する3人のグラビアカットでは、キム・ヒャンギとキム・ダミの特有の明るいエネルギーがスタジオ全体を盛り上げた。特に、俳優たちに比べてグラビア撮影は不慣れなユン・ジョンビン監督も、いざ撮影が始まると、リラックスした様子で体の緊張を解いた。もちろん、写真撮影が終わった後のインタビューでは「全然楽じゃなかった。経験もなく、ぎこちなくて大変だった」と笑顔を見せた。ハン・ジミンとナム・ジュヒョクを除いては、作品で会ったことがなかった彼らだったが、撮影の合間に会話をするなど、親しげにグラビア現場の雰囲気に溶け込んだ点も目を引く。ユン・ジョンビン監督は「4人とも本当に素晴らしい俳優だ。ジミンさんやジュヒョクさんは言うまでもないし、キム・ダミさんも昨年『THE WITCH/魔女』という映画ですごく印象深く見た。キム・ヒャンギさんも『神と共に』と、最近の『無垢なる証人』まで本当に良かった。機会があれば、4人全員とぜひ撮影をしてみたい」とし、愛情を表した。
【PHOTO】iKONメンバー&ソン・スンホン&イ・ジヌクら、アルマーニのイベントに出席
昨日(5日)午後、ソウル江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)のエンポリオアルマーニの店舗にて開催された「A-Awards」に、iKONメンバー、ソン・スンホン、イ・ジヌク、VAVメンバー、ソンフン、ユン・ジョンビン監督らが出席した。・iKON、ソウルアンコールコンサートのネタバレ映像を公開新曲ステージを追加?(動画あり)・【PHOTO】ソン・スンホン、グラビア撮影のためベトナムへ出国
チュ・ジフン、ハ・ジョンウ&ファン・ジョンミンらとの会食の様子を公開…公開中の映画2作のメンバーが集結
俳優のチュ・ジフンが映画「神と共に-因と縁」と「工作 黒金星と呼ばれた男」の会食を公開した。 チュ・ジフンは11日、自身のInstagramに「#神と共に #工作 会合中」という書き込みと共に1枚の写真を掲載した。公開された写真の中には「神と共に-因と縁」のキム・ヨンファ監督と「工作 黒金星と呼ばれた男」のユン・ジョンビン監督をはじめ、俳優ファン・ジョンミン、ハ・ジョンウ、チュ・ジフンなどが同じテーブルに座り、カメラに向かってポーズを取っている。この会の接点はチュ・ジフンだ。「神と共に-因と縁」と「工作 黒金星と呼ばれた男」両方に出演したチュ・ジフンは、封切りの時期が重なった2つの映画広報のため、忙しい日々を送っている。特に「神と共に-因と縁」は、公開11日で観客動員数900万人突破に成功し、「工作 黒金星と呼ばれた男」も公開4日で100万人を突破し、スクリーンの占領に乗り出しているだけに、チュ・ジフンの特別な活躍は今後も続く見通しだ。
【PHOTO】ファン・ジョンミン&チュ・ジフンら「第71回カンヌ国際映画祭」レッドカーペットに登場
11日午後(現地時間)、俳優ファン・ジョンミン、チュ・ジフン、イ・ソンミン、ユン・ジョンビン監督が、フランスカンヌリュミエール劇場で開かれた「第71回カンヌ国際映画祭」のミッドナイト・スクリーニング招待作映画「工作 黒金星と呼ばれた男」のレッドカーペットイベントに出席した。「工作 黒金星と呼ばれた男」は、1990年代半ば黒金星というコードネームで、北朝鮮の核実体を把握していた国家安全企画部スパイが、南北高位層の間の秘密の取引を検出するようになって繰り広げる話を描いた作品だ。「第71回カンヌ国際映画祭」は、8日から19日まで、フランス南部のリゾート地カンヌで開かれる。
【PHOTO】ファン・ジョンミン&チュ・ジフンら「第71回カンヌ国際映画祭」フォトコールイベントに登場
11日午後(現地時間)、俳優ファン・ジョンミン、チュ・ジフン、イ・ソンミン、ユン・ジョンビン監督が、フランスカンヌリュミエール劇場で開かれた「第71回カンヌ国際映画祭」のミッドナイト・スクリーニング招待作映画「工作 黒金星と呼ばれた男」のフォトコールイベントに出席した。「工作 黒金星と呼ばれた男」は、1990年代半ば黒金星というコードネームで、北朝鮮の核実体を把握していた国家安全企画部スパイが、南北高位層の間の秘密の取引を検出するようになって繰り広げる話を描いた作品だ。「第71回カンヌ国際映画祭」は、8日から19日まで、フランス南部のリゾート地カンヌで開かれる。
シン・ミナからキム・ウィソンまで…映画「春の夢」に出演する歴代クラスのカメオ俳優たちが話題に
第21回釜山(プサン) 国際映画祭の開幕作である「春の夢」(監督:チャン・リュル) が超豪華カメオ軍団で話題だ。「春の夢」は独特なオーラを放つ3人の男イクチュン、ジョンボム、ジョンビンと、見るだけでドキドキする彼らの女神イェリが夢を見る、彼らが生きる世界を描いた映画だ。今回の作品でハン・イェリは彼女だけを見つめる3人の男の愛を一身に浴びるイェリに扮し、愛らしい魅力を披露する。ジョンボムの元彼女に扮したシン・ミナと、彼女の新しい彼氏に扮したキム・テフンはカップル演技を披露する。ジョンボムの前で可愛らしい酒癖を見せたり、歌を口ずさむシン・ミナの姿はナチュラルな魅力を発する。そんな彼女を心強く保護するキム・テフンと、ジョンボムの代わりにシン・ミナに下心を見せるイクチュンとジョンボムのコミカルで予測不可能なエピソードが繰り広げられる。ユ・ヨンソクは、イェリに一途な男3人組から愛されるイェリのスマートフォンの待ち受け画面を飾った魅力的な男に扮し、3人の男から嫉妬される役で、二人の男女の特別な瞬間も見逃せないところが「春の夢」の見どころでもある。劇中ジョンボムが働いていた会社の社長で登場するキム・ウィソンは最近、映画「新感染 ファイナルエクスプレス」、ドラマ「W」を通じて大衆に顔を知らせた俳優だ。前作で鳥肌が立つような悪役を演じた彼が、映画「春の夢」ではジョンボムを首にし、給料を払わない悪徳社長に変身する。社員には悪徳な社長だが、妻には歯向かえない恐妻家で、意外な魅力を発揮するキム・ウィソンは、映画でイェリをひざまずかせ、観客の関心を高めている。イクチュンの通うビリヤード場を訪れるチョ・ダルファンの姿も見られる。チョ・ダルファンとの出会い以降、イクチュンはイェリにすぐに余裕が出来そうだという話をし、二人の人物の間にどんな取引が成立されるのか、緊張感を高める。「春の夢」は韓国で10月13日に公開される。
釜山国際映画祭が10月6日開幕へ…オープニング作はチャン・リュル監督の「春の夢」
チャン・リュル監督の「春の夢」が、10月6日に開幕する第21回釜山(プサン) 国際映画祭のオープニング作として上映を確定した中、7日俳優たちのアンサンブルが期待される神秘的な雰囲気の予告ポスターが公開された。「春の夢」は独特なオーラを放つ3人の男イクチュン、ジョンボム、ジョンビンと、見るだけでドキドキする彼らの女神イェリが夢見る、彼らが生きる世界を描いた映画だ。ベルリン国際映画祭、ベネチア国際映画祭など世界3大映画祭が愛する世界的な映画人チャン・リュル監督は、パク・ヘイル、シン・ミナ主演の「慶州(キョンジュ)」で映画空間の美学を披露すると同時に、大衆的な感覚で観客と交流しようとした。彼の10作目の長編映画「春の夢」でも監督は、ソウルだがソウルらしくない、現在だが現在らしくない、妙な雰囲気を醸し出す水色(スセク) という場所を通じて、登場人物との旅程を共にし、彼らの描写を様々な質感で表現する。そこにヤン・イクチュン、パク・ジョンボム、ユン・ジョンビン監督とハン・イェリが、それぞれ自身の名前と同名のキャラクターを演じ、予測できない組み合わせで期待を高めている。また、チャン・リュル監督と前作で縁のあるシン・ミナ、ユ・ヨンソク、キム・ウィソン、キム・テフンなど豪華なラインナップの特別キャストが加わり、映画に対する好奇心を煽っている。映画の内容と同じくらい、予告ポスターもまた目を引く。映画的な空間が与える描写とキャラクターの個性がよく表れている予告ポスターは、ソウル上岩洞(サンアムドン) の先端地区、デジタルメディアシティ(DMC) と向かい合っている水色駅周辺のビルの屋上にいる彼らの姿を収めている。ビルが並ぶDMCを眺めるイクチュン、ジョンボム、ジョンビンと、彼らと違う方向に立ち1人だけ考えに浸っているイェリの姿は、「バカみたいな夢を見た」という文言と映画のタイトルと絶妙に調和しており、彼らのストーリーに好奇心をそそられる。また、ポスターを通じて、外見だけでも周辺を圧倒する独特な魅力の持ち主たちの3人の男性たちと、彼ら全員が好きで大切に思うイェリのキャラクターが表現されている。モノクロ映画だけが持つ、奥深く神秘的な雰囲気を醸し出す予告ポスターを公開した、映画人チャン・リュル監督の10作目の長編映画「春の夢」は、10月韓国で公開される予定だ。
ユン・ジョンビン監督「カン・ドンウォンが出演しなかったら『群盗』もなかったはず」
ユン・ジョンビン監督が俳優カン・ドンウォンがいなかったら、映画「群盗:民乱の時代」(以下「群盗」)は誕生しなかったと伝えた。最近行われたSBS「金曜日にはおしゃべりだ」の収録に、韓国映画界のヒットの歴史を描いている映画「群盗」のユン・ジョンビン監督が出演した。初出演ということで緊張していると言うユン・ジョンビン監督は、巧みな話術でおしゃべりに夢中になった。前作「悪いやつら」を通じて韓国スタイルのノワール映画を完成させた彼は今回の作品で、自身はもちろん、観客にもジャンル的な快感を与えたかったと明かした。またユン監督は映画「デュエリスト」のカン・ドンウォンのビジュアルに魅了され、シナリオ作業の当時からチョ・ユン役はカン・ドンウォンだと思っていたと伝えた。チョ・ユン役にカン・ドンウォンがキャスティングされなかったら、どうしたと思うかという質問に、彼は「群盗」は存在しなかったはずだと答えた。映画「群盗」のユン・ジョンビン監督が出演した「金曜日にはおしゃべりだ」は明日(1日)深夜1時5分に韓国で放送される。
「群盗」ユン・ジョンビン監督“カン・ドンウォン、どこから撮っても全部かっこよかった”
映画「群盗:民乱の時代」(以下「群盗」)の厳しい後半作業で結膜炎を患っているというユン・ジョンビン監督は「思い切って面白い映画を作ってみようと決心したようだ」という言葉にサングラスを外し「面白くて愉快に作ろうとした」と答えた。朝鮮後期、貪官汚吏(不正を行い私利私欲を貪り、私腹を肥やす役人)が幅を利かせる腐敗した世の中を覆す義賊らのアクション活劇「群盗」。自身の映画の同志である俳優ハ・ジョンウと息を合わせた4番目の作品で、夏の繁忙期に公開される大作だ。関心が集中する中、いわゆる夏の韓国映画4大作の中で一番先にベールを脱いだことにプレッシャーはないのかという質問に帰ってきた答えは「全くない」だった。自身のことを「帰納的に考える人」と紹介したユン監督は「ハ・ジョンウがスキンヘッドになったらかっこいいだろう、そしてそのビジュアルをストーリーで説明できればいいだろうと思ったし、その人に損害を与える人が悪党になった」と映画の始まりを回想した。彼は映画について「ユン・ジョンビンの『群盗』ではなく、ただ『群盗』として観て頂きたい」と言った。「『ジャンゴ 繋がれざる者』『グッド・バッド・ウィアード』?ハハハ」「もともとウエスタンジャンル自体が好きなわけではなかった。群盗を題材に映画を準備したため盗賊の群れが馬に乗るシーンが登場したし、ドルムチ(ハ・ジョンウ)の家も彼が白丁(屠殺を生業とする者)だったため農民と離れて暮らす荒涼として孤立した感じだった。ビジュアル的にウエスタンの感じがあったこうなった以上露骨に見せようと思った。音楽もマカロニ・ウエスタン風が人々に与える興奮のようなものがある。そういうものを最初から騙さず見せようと思った」公開された映画を観てキム・ジウン監督の「グッド・バッド・ウィアード」、クエンティン・タランティーノ監督の「ジャンゴ 繋がれざる者」「キル・ビル」を思い出した人が多い。そんな比較についての考えを聞くと「必ず出るだろうと思った。古いジャンルで、そういう要素があるので。ところで、それは別に気にしない。撮影直前に『ジャンゴ 繋がれざる者』が公開されて見たが、善悪構図など似たところがあるだろうと思った。別に気にしない。だからといって僕がやりたいことを除けるのはあり得ない話だろう」と淡々と答えた。「ナレーション、好き嫌いが分かれるだろうと覚悟していた」映画の中で使われたナレーションも話題になっている。ゆっくり映画を説明してくれる聞き慣れた声。好き嫌いが分かれるが、監督のブラックコメディーの要素のようにも感じられる。これについての解明(?)を要求した。最初にナレーションを書こうと思った理由は、台本の草稿を書いてみたら、前半が話の密度や緊張が一番乱れる部分で、ドルムチがドチになり、チョ・ユン(カン・ドンウォン)が悪事を働き、後で二人が再会するまでのシーンは観客が見たがる部分ではない思った。速く展開させるべきだったが、あまりにも話が多かった。どうやって効率よく減らそうかと悩んだ。モンタージュで解決するには膨大だった。ナレーションを使おうと思った時に不慣れな感じがあるだろうともちろん予想した。好き嫌いが分かれるだろうとも思った。それでも大きな脈略の中で全ての人に話を迅速に理解して頂きたいと思った」「カン・ドンウォンにのみ反射板を?そんなはずないでしょう」「もしかして、他の映画で悪役として出たカン・ドンウォンを見て残念に思ったのだろうか。完璧なカン・ドンウォンを実現したと思う」と言った。カン・ドンウォンには特別な照明(?)を使ったのではないかという一部の笑えない疑惑についても話した。「カン・ドンウォンを映画で見て悪役をしてもとても素敵だろうと思った。悪役としてカン・ドンウォンをきちんと作ってあげたいと思った。それでハ・ジョンウのスキンヘッドから映画を構想した時、台本が出る前にカン・ドンウォンに会ったし『こういう映画だけど、悪役をするととてもかっこいいと思う』と言ったら『後で台本を見せてください』と好奇心を見せた。それで後から台本を渡し、出演することになった」映画の中でカン・ドンウォンはそれこそ美しい悪役で、これまでのカン・ドンウォンとはまた違った魅力で見る人の視線を引き付ける。女優に劣らない華やかさもある。これに「一部では違う照明を使ったり、反射板をもっと使ったのではないかという話もある」と言うと、ユン監督は「そんなはずないだろう。絶対に違う」と答えながら笑って見せた。「群盗の方の民は野生的で荒いが、チョ・ユンは両班(ヤンバン:朝鮮時代の貴族)でそう見えたと思う。照明を別のものをつかったり、反射板をもっと使うはずないでしょう。ハハ。もちろん女優に反射板などで気を使うことはあるが、カン・ドンウォンにはそんなことはなかった。テスト撮影する時に感じたが、正直どこから撮っても全部かっこよかった。俳優たちは普通撮る角度によって素敵だったり、そうでなかったりするが、彼は全部かっこよかった。そんなことは避けられないものだ」ハ・ジョンウ、イ・ソンミン、マ・ドンソク、チョ・ジヌンとカン・ドンウォンの対決。「『演技派軍団 VS スター』の感じも率直に言ってある」という言葉に彼は「僕の観点から俳優を見たとき、一度もカン・ドンウォンをスターだと思ったことはない。非常にいい俳優だが、ビジュアルに長所が隠れた感じというか。俳優としてルックスのせいで過小評価される部分があると思った」と自身が思う俳優カン・ドンウォンについて説明した。ユン監督が一番好きなシーンはカン・ドンウォンが髪を下ろして濃い霧の中で対決するシーンだ。「後でカン・ドンウォンにもしかしたらシャンプーのCMが入ってくるかもしれない」という冗談にユン監督は「映画のシーンを使ってください」と冗談を飛ばした。「サイコパスの存在は信じられない」ユン監督は、サイコパスの神話を信じなかった。これは、彼がチョ・ユンという人物をワケありの悪役として描いた理由だ。劇中で両班のチョ・ユンは民を搾取し、群盗と対立する悪役だが、なぜ彼がそんなに悪辣な行動をするしかなかったのかを時間をかけて説明している。観客が彼の悲しい人生を覗きみた時、同情心と切ない気持ちが生じるはずだ。それで運命を変えようと人生をかけてみた人だけが彼に太刀打ちできるというチョ・ユンの名ゼリフには頷ける。なぜこのようなワケありの悪役になったのだろうか。ストーリーをドチ(ハ・ジョンウ)の視線で追っていけば、劇中でチョ・ユンがそれほど立体的な悪役でなかったとしても観客の共感を得るのに無理はなかったはずだ。これについて彼は「ワケありの悪役にしたのは、映画の主題と関係がある。『群盗』いう話は娯楽映画だが、絶対に一人の悪人が処断されて世の中が変わるという話ではない」と自ら自身の映画のテーマを説明した。「個人がいなくなったとしても世の中が変わることはないと思う。世の中を生きていきながら誰かは自身の立場で本人が善で人が悪だと言うだろうし、表面的にはそう見えるかもしれないが、悪も、善も私たちは皆世の中を生きていきながら自分の中の悩みと戦っていると思う。映画にそういう面を活かしたいと思った。そして人によって好みは違うと思うが、僕は一人の人物がサイコパスとして出てくるのが嫌いだ。そんな人間は存在しないと思う。実際に至尊派事件(犯罪組織「至尊派」が約1年間に5人を次々と殺害した事件)の最後の公判まで探してみたが、後で犯人の1人が被害者が逃げられるように助けてあげたこと知ったこともあった。誰でも心の中に人間としての面は残っていると思う。悪党がサイコパスとして登場し、ただ悪党として消費されることが嫌だし、信じたくない。もちろん、善と悪が激突することはあると思う。しかし、その対決の本質が善が悪を完全に処断するとは思わない」「ワールドカップでメダルを取るわけでもないし、ただ『群島』として観て欲しい」仕事の仕方が気になるという言葉にユン監督は「とても早く書いてとてもたくさん直す」と話した。「群盗」について彼は「全部書き上げるのに2ヶ月半しかかからなかった。それから1年間直した」とし「1年間大きく変わったが、草稿の良い部分はたくさん生かそうとした」と話した。一人の息子の父親として彼は「子供が大きくなって、父の映画を見て恥ずかしいと言わないでほしい」と言った。「群盗」の興行成績はどれくらいになると思うかという質問に「本当に分からない。僕は実は『群盗』以前にもそうだったが、観客がどれくらいになるか予想したことがない。『群盗』も同じだが、今夏、僕がまるでW杯にサッカー代表として出場し、メダルを取らなければならないような気がする。職業が変わったようだ。ハハ。一緒に映画を作った人々が満足するほどの観客が入ってほしい」と正直な心境を明かした。映画を終えてカン・ドンウォンと一緒に泣いたという話を聞いたと言ったら「カン・ドンウォンが軍隊に行ってきて剣術の練習を非常に頑張ったし、何か見せたい気持ちがとても切実だったはずだ。頑張りすぎるとある瞬間涙が出る。僕も普通映画を終えたら必ず泣く。ところで、今回は涙をたくさん流すことはなかった。舞台挨拶に回ると泣くかな?」と笑って見せた。今年までは子育てに集中しながら休むことが彼の目標だ。最後に監督が思う「群盗」の観戦ポイントを聞いた。「そのまま『群島』として観て欲しい。『ユン・ジョンビンの群島』ではなくて。僕の前作を考えないで映画『群盗』として面白く観て頂ければと思う。純粋にだ。小学生からおじいさんまで観ながらその場で理解し、楽しめるように作るために努力した」
【PHOTO】ハ・ジョンウ&カン・ドンウォンら「群盗」のマスコミ試写会&VIP試写会に出席“ファイト!”
14日午後、ソウル江南(カンナム)区三成洞(サムソンドン)MEGA BOX COEX店で映画「群盗:民乱の時代」(監督:ユン・ジョンビン、以下「群盗」)のマスコミ試写会及び記者懇談会が開かれた。主演のハ・ジョンウ、カン・ドンウォンを始め、キム・ジェヨン、キム・ソンギュン、チョ・ジヌン、イ・ソンミン、マ・ドンソク、ユン・ジヘ、イ・ギョンヨン、そしてユン・ジョンビン監督が出席した。続けて行われたVIP試写会には、ハ・ジョンウ、カン・ドンウォン、マ・ドンソクらが出席した。映画「群盗」は、貪官汚吏(不正を行い私利私欲を貪り、私腹を肥やす役人)の財物を盗み、民に分ける義賊団の群盗と彼らと対立する権力家の対決を描いた作品で、韓国で今月23日に公開される。
【PHOTO】カン・ドンウォン&MBLAQ イ・ジュンら「第13回ミジャンセン短編映画祭」開幕式に出席“柔らかな笑顔”
カン・ドンウォン、MBLAQのイ・ジュン、ハン・ジミン、チョ・ジヌン、イ・ヒョンスン、キム・ソンリョン、ユン・ジョンビン監督らが26日午後、ソウル舎堂洞(サダンドン)アートナインで開かれた「第13回ミジャンセン短編映画祭」の開幕式のフォトウォールに登場し、ポーズを取っている。
マ・ドンソク&ハ・ジョンウ&クァク・ドウォン、強烈な眼差しを披露…映画「群盗」で再会
俳優マ・ドンソクが人並みならぬ存在感を見せ付けた。マ・ドンソクは16日午後、自身のTwitterに「『バッドガイズ-悪い奴ら-』チーム。みんな犯罪でも起こしそうな顔だな。『群盗』で再び」という書き込みと共に一枚の写真を掲載した。写真の中のマ・ドンソクは映画「悪いやつら」で共演したチョ・ジヌン、ハ・ジョンウ、キム・ヘウン、ユン・ジョンビン監督、クァク・ドウォンと仲良くポーズをとっている。それぞれ個性溢れる表情でファンの視線を圧倒した。写真を見たネットユーザーは「存在感が半端ない」「膝に注意」「怖いです」「ビジュアルが最高」「私の好きな俳優たち」「大ヒット」「みんな存在感がある」「『群盗』楽しみにしています」などのコメントを残した。現在マ・ドンソクは映画「群盗:民乱の時代」を撮影中だ。