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ローラーコースター

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  • Vol.1 ― “2014ルーキー”コ・ソンヒ、もしかして君の虜になったのだろうか?

    Vol.1 ― “2014ルーキー”コ・ソンヒ、もしかして君の虜になったのだろうか?

    2014年の午年が明けた。10アジアでは、新年初の企画として10人の2014年の優良株を選んでみた。1日に5チームを紹介する。コ・ソンヒ、パク・ドゥシク、BESTie、5urprise(サプライズ)のソ・ガンジュン、C-CLOWN、Asian Chairshot、アン・ジェヒョン、オム・テグ、ユン・ジョンフン、チョ・スンヒョンがその主人公だ。計10組全員が、昨年自分の名前を広めようと一生懸命に頑張り、2014年は本格的に良い実を結ぼうとしている。10アジアが選んだ優良株たちが、午年の中でも60年ぶりとなる青馬の年に青い馬に乗りダイナミックに一年を走り続けることを願ってルーキー証明書を授与する。どうして君の虜になったのだろう?映画「ローラーコースター」を見た人なら、コ・ソンヒのことを忘れることはできないだろう。日本人CA南戸役を務めたコ・ソンヒ。日本人特有のぎこちない韓国語の台詞も見事に演じた彼女のキャラクターは強烈だった。劇中トップスターマ・ジュンギュ(チョン・ギョンホ)が南戸に一目ぼれしたように、映画を見た観客もみんなコ・ソンヒの虜になってしまった。言うまでもなく、有名な女優になりそうな雰囲気を漂わせていた。南戸という独特なキャラクターで人々を虜にしたことは、コ・ソンヒにとってかなり有力な戦略(?)だった。やや平凡にも見えるルックスの中に多様な魅力と可能性があることを人々に知らせたからである。女優コ・ソンヒの最も大きな魅力は、純粋で無邪気な表情の中に不思議なセクシーさが隠れていることだ。口を閉じていると気が強そうに見え、微笑むとすぐに明るくなる。多様な役を表現できる白紙のような女優だ。コ・ソンヒはすでに魅力を認められたようである。ドラマデビュー作にして主演を務めるとは、普通ではないことだ。コ・ソンヒ、2014年に向かって直進!コ・ソンヒの2014年は明るい。現在出演中のMBCドラマ「ミス・コリア」が話題を巻き起こしている。コ・ソンヒが演じるキム・ジェヒはヒロインのイ・ヨニが演じるオ・ジヨンのライバルだ。それほど華麗ではないフィルモグラフィを持つ新人が主演クラスに急成長した。キム・ジェヒは神様がくれたボディラインと肌、非の打ち所がないルックスに品格のある有力なミスコリア候補だ。この完璧なキャラクターは実際にもその条件を揃えた女優が演じるべきであり、身長170㎝にスリムなボディラインのコ・ソンヒはあらゆる条件をすべて揃えている。しかし、このような容姿とは関係なく、役に溶け込む女優としての集中力が素晴らしいという点で、コ・ソンヒは長く続けていくことができる女優になるであろう。おそらく「ミス・コリア」以降のコ・ソンヒの活動範囲は大きく変わると思われる。所属事務所であるサラムエンターテインメントの話によると、早くも次の作品のラブコールが入ってきているということだ。20代の女優不足に苦しんでいる現状の中で、コ・ソンヒというルーキーは千軍万馬であるだろう。

    10Asia
  • 映画「ローラーコースター」の日本人CA、韓国人なんですか?

    映画「ローラーコースター」の日本人CA、韓国人なんですか?

    南戸役の女優コ・ソンヒ「実際に見た監督ハ・ジョンウは隣のおじさんみたい」ハ・ジョンウ監督の映画「ローラーコースター」には不明瞭な人物が一人登場する。日本人CA南戸だ。文章の最後に「ウン、ウン」と付けることがまるで日本人のようだが、だからと言って韓国語がまったく出来ないわけではない。丸い顔にどこまでも純粋な南戸に惚れてしまった、気難しい韓流スターマ・ジュンギュ(チョン・ギョンホ)は、生死の境でも「名刺をくれ」と電話番号を手に入れることに夢中になっている。南戸役を演じた俳優は24歳のコ・ソンヒだ。28日に「Oh!mystar」と顔を合わせたコ・ヨンヒは、映画の南戸とは多少違っていた。顔はずっと細めで、長いウェーブの髪をたらし、更に成熟し、洗練された雰囲気だった。コ・ソンヒは「映画にはぽっちゃりとした姿で出るが、2~3ヶ月間一生懸命に練習しながらたくさん食べて、飲んだのでそうなった」と説明した。「モニターを見ながら自ら『何であんなにパンのように映るんだろう』と思いました。しかし、撮影しながらずっと見ていると慣れてきました。それがもっと愛らしく見えました。体重を落とそうとは思わなかったです。撮影現場にも食べ物がとりわけ多かったからです。ケータリングサービスも監督が、美味しいことで有名なところから頼みましたし。低予算映画でしたが、撮影現場で食べることだけで見ると、ハリウッド映画ほどでした」ハ・ジョンウ師団との初対面「手足が冷たく、冷や汗もかいた」「ローラーコースター」はハ・ジョンウ監督のデビュー作として知られている。ハ・ジョンウと付き合いの長い中央大学の先輩・後輩たちが集まった席に入った末っ子のコ・ソンヒは、負担を感じるしかなかった。さらにはシナリオを受け取った次の日が台本読み合わせだったとか。コ・ソンヒは「いずれも10年以上演技をしてきた方々で、監督が俳優だ」としながら「読み合わせの時は冬だったが『あのちびっ子がどんな演技をするんだろう』と思われそうで、手足が冷たく、冷や汗が出た」と当時を思い返した。「緊張しすぎて前も見れませんでした。わざと台本だけを見て、真心を込めて演じるために努力しました。最初はシーンとしていましたが、台詞を1行ずつ読み上げていくと、先輩の方々が爆笑しました。結局は練習室全体が爆笑しました。それでやっと元気を出すことが出来ました。みんなが私に「大丈夫。上手くやっていると思う」と言ってくれました。私にとっては未だ幸せな記憶です。大変でも苦楽を共にしながら、楽しく、幸せでした。もし、その時に戻れるのであれば?そうしたい気持ちもあります。本当に良かったからです」「片言の韓国語を使う日本人」である南戸を演じたことで、後遺症も残った。「ローラーコースター」にお坊さんとして登場したキム・ビョンオクはコ・ソンヒに「日本人だと思った」と言ったほどだ。コ・ソンヒは「日本語の発音も完璧でないのに、韓国語が出来ないふりをしなければならず大変だった」としながら「少なくとも、日本人が発音できない韓国語は間違わないように努力した」と告白した。実際おてんばのような性格という彼女は「愛らしく可愛い役割が務まるのかとも思いましたが、内面にあったことがさりげなく出てきた」と満足した。モデルを経てアイドル歌手を準備「でも演技がしたかった」コ・ソンヒは「ローラーコースター」を通じてハ・ジョンウと初めて会った。これに先立ち「577プロジェクト」を見ながらハ・ジョンウのお笑いのスタイルに馴れたとする彼女は、「ハ・ジョンウ先輩は監督の時がさらに人間的だったと思う」と評価した。「ハ・ジョンウ先輩がタフでカリスマ性のある容姿のために怖く見える上、新人俳優とはご飯も一緒に食べなさそうだった」とするコ・ソンヒは「実際監督に人間的な魅力をたくさん感じた。まるで隣のおじさんのようだった」とした。「チャンスがあれば相手役として是非共演してみたい」と付け加えた。「前はアイドル歌手としてのデビューを準備しました。しかし演技がしたくてその席を捨てて来ました。2012年に今の所属事務所に入り映画「怒りの倫理学」と「ローラーコースター」に出演しました。そしてこの2本の映画が今年公開され、観客と交流することができました。好きな仕事を好きな人たちとしながら「演技が本当の職業になったんだ」と思いました。特に「ローラーコースター」を撮りながらは、演技の面でかなり叱られましたが。演技をするということがどれだけ幸運なのかが分かりました」高校のころからモデル活動をして稼いだお金で生活をしたとするコ・ソンヒは「今よりそのときのほうがはるかに稼げていたが、私はモデルコ・ソンヒよりは俳優コ・ソンヒになった今が好き」とし「今後たくさんみっともない姿も見せて、綺麗に見えない、様々なキャラクターを演じられる俳優になりたい」と覚悟を述べた。「ムン・ソリさんの人間らしさ、チョン・ドヨンさんの飛んで行きそうな演技、コン・ヒョジンさんのユニークさまで全部盗みたい」と意気込むコ・ソンヒ。彼女の活躍を期待したい。

    oh!my star
  • 「ローラーコースター」チョン・ギョンホ“除隊後、もう演技の仕事に戻れないと思い不安だった”

    「ローラーコースター」チョン・ギョンホ“除隊後、もう演技の仕事に戻れないと思い不安だった”

    俳優チョン・ギョンホが戻ってきた。俳優としてキャリアを積んできたハ・ジョンウが監督としてデビューした映画「ローラーコースター」を通じてスクリーンに復帰したのだ。チョン・ギョンホは「ローラーコースター」の中で、映画「悪口マン」がヒットして韓流スターになったマ・ジュンギュ役を演じ、別名悪口ユーモアを繰り広げながら派手にカムバックした。韓流スターであるチョン・ギョンホと自由奔放なマ・ジュンギュチョン・ギョンホには、そんなマ・ジュンギュと似ている部分が多い。「ローラーコースター」を見ていると、マ・ジュンギュがチョン・ギョンホなのか、チョン・ギョンホがマ・ジュンギュなのか時々混乱する。現実の世界でも教会のお兄さんであるチョン・ギョンホは、劇中で危険な状況の際に主への祈りを呟き、女性たちに謝罪の言葉を述べる。しかし、これが全てではない。じっと見てみるとチョン・ギョンホのイメージと全く合わない部分もある。驚いた状態の中で無意識に吐き出す悪口や作り笑顔、大げさなファンサービスなど、俳優チョン・ギョンホと照らし合わせて考えた時、「まさか~」と思いながらも、「まさか?」と思うような疑念が生じる。そのくらいチョン・ギョンホはマ・ジュンギュ化していた。「『ローラーコースター』の撮影中は悪口を言う時も褒められた。これまで現実ではやってはいけない暗黙の了解でタブーとされてきた行動を思う存分発散することが出来て、撮影期間中は不思議な快感があった」と語るチョン・ギョンホ。真面目な顔でインタビューに応じるが、何となく劇中で子供に悪口を言うマ・ジュンギュと重なって見えるチョン・ギョンホに会った。―映画に対する反応が熱い。チョン・ギョンホ:本当に気分が良い。(第18回釜山(プサン)国際映画祭が行われた)釜山での反応が良くて気持ち良かった。7年前、ハ・ジョンウ兄さんと冗談で「映画を作って釜山に来れたらどんなに楽しいだろうか」と話をしたが、実際に招待されて映画を披露することができて最高の気分だった。最も熱かった舞台挨拶の現場は南浦洞(ナムポドン)だ。―このような破天荒な役は初めてのようだが、心配はなかったのか?チョン・ギョンホ:心配はしなかった。マ・ジュンギュを通じて、これまで役者としてやってはいけなかったことを思う存分発散した。作り笑いと大げさなファンサービス、別名芸能人病など、やってはいけないと思っていたことを気にすることなくできて楽しかった。お陰でストレスも解消された気がする。―映画を見た観客が「悪口を言って欲しい」と要求してくるような気もする。チョン・ギョンホ:映画を見た皆さんから「悪口を言ってくれ」と言われたら、真剣に映画を見てくれたのだなと思う。残念なことは、4ヶ月間悪口を言うことを許してもらえていた時期があり、撮影期間中は酒の席で悪口を言っても褒められていた。しかし、今はもう駄目だ。雰囲気がおかしなことになる(笑)―マ・ジュンギュとチョン・ギョンホは似ているという話をよく言っていたが。チョン・ギョンホ:役作りの準備を本当に真剣にした。そんな中で役に慣れてきたので似ていると言ったのだろう。沢山悩んだし一生懸命に準備をしたのでマ・ジュンギュというキャラクターに自信があった。―セリフなど映画の中のテンポが比較的速いので大変だったのでは?チョン・ギョンホ:僕はわざと更に速くした。飛行機の中という限定された空間にいたため、表現できるスペースに限界があった。2ヶ月半に渡って練習したことは、10人で卓球をしているかのように膨大なセリフや共演者との呼吸、観客に一息与えるべきポイントなど真剣にユニークな研究に取り組んだ。―4年ぶりのスクリーンカムバックに「ローラーコースター」を選んだ理由は?チョン・ギョンホ:軍隊にいる時、除隊後再び役者に戻ることは難しいかもしれないと思った。以前のように僕がやりたい演技の仕事をもうやれなくなるような気がして不安だった。軍隊にいる間も演技がしたいという情熱があったが、「ローラーコースター」と出会い、そんな不安もなくなった。―監督のハ・ジョンウとの作業はどうだったのか。チョン・ギョンホ:いつものように仕事をしたかったがスケジュールが合わなかった。監督のことをジョンウ兄さんと呼びながら過ごして10年が経つ。僕が尊敬する大好きな兄さんだ。不思議と監督ハ・ジョンウという質問を受けるたび、一度考え込んでしまう。僕の中ではただの近所の兄さんと弟が追求した映画、好きな映画を作ったような気持ちだから。―観客に「ローラーコースター」をどのように見て欲しいのか?チョン・ギョンホ:本当にそうなってくれたらの話だが、一緒に飛行機に乗っているかのように感じてくれたら面白いと思う。ただ何も考えずに笑って欲しい。楽しく笑って劇場から出てもらえたら幸せだ。

    マイデイリー
  • 「ローラーコースター」チェ・ギュファン“東京で会ったハ・ジョンウと一杯交わしながらオファーを受けた”

    「ローラーコースター」チェ・ギュファン“東京で会ったハ・ジョンウと一杯交わしながらオファーを受けた”

    公開を目前にした映画「ローラーコースター」のPR活動に忙しいチェ・ギュファンと映画の都、釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)で会った。今回の作品について彼の説明と、演出を担当した監督であり友人でもあるハ・ジョンウとの共同作業、そして俳優チェ・ギュファンの演技論について話を聞いた。「パパラッチ役のチェ・ギュファン迷惑な乗客」―まずは今回の作品「ローラーコースター」での役柄について説明してほしい。チェ・ギュファン:劇中で韓流スターのマ・ジュンギュ(チョン・ギョンホ)は、日本で映画「悪口マン」がヒットし、日本で悪口を学ぶことが流行するなどして一躍スターとなるが、様々なスキャンダルのために迷走するはめになる。そんな彼が羽田空港から金浦(キムポ)空港まで飛行機に乗って移動する間に起こる一連のドタバタ劇が描かれた映画だが、マ・ジュンギュは機内で様々な乗務員と乗客に出くわす。そして僕はその中の一人、シナリオではスーツの男とされるキム・ヒョンギ記者という役を演じた。―記者役か?チェ・ギュファン:そうだ。パパラッチの芸能担当記者で、常にスクープのために芸能人の隙を突いて記事を捏造する。映画の中ではマ・ジュンギュの妊娠説をまき散らす張本人として彼を窮地に追い込む。―映画ではどんなキャラクターに扮しているのか気になる。チェ・ギュファン:最初は機内サービスなどで乗務員に迷惑をかけさせる。一般的に迷惑な客と呼ばれる客だ。少し前に話題となったラーメン常務事件(大企業役員が機内食のラーメンに難癖をつけ乗務員を暴行した事件)などで、客の立場を利用して無理なサービスを要求する人が非難を受けたことがあったが、実際に国内線で機内食は提供されないのにお腹が空いたと言ってのり巻きを要求した乗客がいたそうだ。―あらら、それは本当か?チェ・ギュファン:離陸の前にお腹が空いたと言ってのり巻きを要求したそうだ。そんな実例なども演技の参考にした。―では、一言で言えば迷惑な客の役なのか?チェ・ギュファン:そうだ。自分の正体がバレた後、パパラッチ行為に対して言い訳するなど卑屈な態度も見せたりする。乗務員やマ・ジュンギュに迷惑をかける迷惑な客だと言って間違いない。あ、実際の僕は絶対にそんな性格ではない(笑)「友人かつ演技の先生であるハ・ジョンウの提案に不意打ちを食らった気がした」―ハ・ジョンウ監督とは大学の同期だと聞いた。その関係がキャスティングに影響を及ぼしたと言えるのか。チェ・ギュファン:僕たちは中央(チュンアン)大学演劇学科1997年入学の同期生だ。若い頃からお互いに映画について沢山話を交わした。日頃から良い映画があればお互いに勧め合うなど、多くの情報や意見を交わしてきた。入学したその年に、ハ・ジョンウと語学研修でニューヨークへ一緒に行ったことがあるが、その時ニューヨークのリンカーンセンターの前でタバコを吸いながらこんな会話を交わしたことがある。「僕たち、いつか映画でまたこの場所に戻って来よう。僕たちだけの新しい時代を切り開こう」今考えると子供じみた約束だが、今実際にハ・ジョンウがその夢を叶えたことを考えるとすごい人だと思う。―ハ・ジョンウ監督もチェ・ギュファンも、はじめは二世役者として話題になったと聞いたが。チェ・ギュファン:そうだ。ハ・ジョンウも僕も、最初は父親のお陰で名前が認知された。そのような共通点もあり大学時代からお互いの境遇に共感し、親交を深めた。大学時代には、「ゴドーを待ちながら」で僕がウラディミール役でハ・ジョンウがポッツォ役を、「オセロ」ではハ・ジョンウがオセロ役で僕がイアーゴー役を演じるなど、演技活動も着実に続けていた。あ、それから僕が演出した演劇「ガラスの動物園」にハ・ジョンウが出演したこともある。―おお!では当時はチェ・ギュファンが演出を担当し、ハ・ジョンウ監督が演技をしたというわけだ。チェ・ギュファン:今は当時と役割が逆になり、ハ・ジョンウが監督の映画に僕が出演している。大学卒業後、2002年に「マドレーヌ」という映画で僕たちは最初のデビューを一緒に果たした。ハ・ジョンウはシン・ミナさんの元カレ役、僕はチョ・インソンさんの友人役を演じた。これまで一貫して演劇や映画などで助け合いながら仕事をして来たが、僕が日本に演技の勉強をしに行っていたことがあり、その時にハ・ジョンウと偶然東京で会って一杯交わしたことがある。そこでハ・ジョンウが初めて映画演出の話を具体的に持ち出した。一緒に飲みながら是非一緒にやろうと約束し、実現した作品が「ローラーコースター」だ。―それでは、俳優チェ・ギュファンから見た監督ハ・ジョンウはどんな人物なのか?チェ・ギュファン:ハ・ジョンウは大変な映画マニアで、見ていない映画がほとんど無いと言って良いほど沢山の映画を見ている。そして大学時代から映画の演出を着実に勉強してきた。今回の作品もただ俳優の趣味や関心のみで話題になっているのではなく、作品の完成度から絶賛されていると聞いている。―俳優としてのハ・ジョンウ、監督としてのハ・ジョンウを語ると?チェ・ギュファン:そのどちらにしてもハ・ジョンウはあまり変わらない。俳優としてのハ・ジョンウは慎重で細かく、繊細な努力派の俳優だ。自分が演じる役の為に映画の準備を徹底することで有名だが、そのような姿勢が映画の演出にもそのまま現れている。完璧な準備と努力、それがハ・ジョンウだ。それから、彼は役者出身だから俳優の心理をよく理解でき、色んな演技の方法を提案してくれる。面白いエピソードが一つある。僕の最初のテイクは乗務員と機内食の件で言い争うシーンだったが、演技が自然に出来なかった。実は僕はカメラの前に立つと不安になるなど、他の役者に比べて演技する時に緊張してしまう。数回にわたるリテイクの後も中々OKサインが出ず、ハ・ジョンウとタバコを吸いながら話をした。その時、ハ・ジョンウからこんな提案をされた「一度、馬鹿になって演じてみては」そして僕はその提案を受け入れ、たどたどしい口調や顔をしかめた表情など色んな馬鹿をバージョン違いで演じた。事前に説明を聞いていなかったスタッフは慌てていたし、相手役のキム・ジェファも驚いていた。それでもキム・ジェファは僕の大学の後輩で共演したこともあるので、瞬発力を発揮して僕の演技を受け入れてくれた。そして、お互いの感性が通じ合いキム・ジェファは涙まで流した。その後ハ・ジョンウから「それではもう一度また元のバージョンでやってみよう」と言われ、もう一度元のシナリオ通りに演じると、本当に自然な演技が出来た。それは僕にとって本当に特異な経験だったし楽しかった。正直、最初それを提案された時は不意打ちを食らったような気持ちだった。ハ・ジョンウは俳優でなく監督としても、演技に対し天才的な方法論を駆使して役者たちに提示してくれていると思う。僕たちは練習する期間を他の映画に比べると長く取っていた方だが、実際に練習する際、ハ・ジョンウがジェームズ・ディーンの逸話について話してくれたことがある。ジェームズ・ディーンは撮影時、緊張し過ぎるタイプだったため、自らズボンを下げて撮影現場で放尿したことがあったそうだ。そこで、僕たちもジェームズ・ディーンと同じようなことを試みた。―ええ?撮影現場で放尿したのか?チェ・ギュファン:そうだ(笑) 練習の時だけだが俳優同士で練習する時は裸で演技をした。もちろん、女優やスタッフたちには僕たちのそのような姿を見せていない。本当にこういった体験はハ・ジョンウが俳優出身だからこそ実現したのだと思う。これはハ・ジョンウが他の監督と差別化を図れる部分だ。―友人としてのハ・ジョンウはどうなのか?チェ・ギュファン:ハ・ジョンウといえば、韓国では現在トップクラスの俳優だ。「スター、ハ・ジョンウ」「大勢(テセ:「ホットな」の意)ハ・ジョンウ」などと呼ばれ、同期としても非常に誇らしいし、そんな彼のことを常に応援している。友人キム・ソンフン(ハ・ジョンウの本名)であり、最高の役者かつ今や監督でもあるハ・ジョンウを見ていると、学生時代に演技をしながら自分で考えた理論や価値観を全て実践しているように見える。「ああ、彼は正しかった。自らそれを証明して見せたな」という気持ちだ。ハ・ジョンウが人々から好かれていることも感じられる。俳優ハ・ジョンウは僕の鏡だ。演技の先生であり、パートナー、カウンセラーでもある。昨日も一緒に飲みながら色々と助言してくれた。「ギュファン、君の演技が上手いことは知っている。でも映像は君が経験した演劇やドラマとは違う。萎縮するな、トラウマを乗り越えろ」というような話だった。―ハ・ジョンウ監督の話ばかりになってしまったが、最後に、大学時代の彼はどのような感じだったのか?チェ・ギュファン:本当にいたずら好きな人だった。友達が髪を洗っていると、そっと近づいてシャンプーをかけ続けた。友達はそれに気付かずに髪をすすぎ続けたんだ(笑) また、友達たちに先生や先輩の番号でメッセージを送るなどのいたずらもよくやったしハ・ジョンウが生徒会長を務めていた頃は、開講総会をナイトクラブのような雰囲気にしてパーティを開いたこともある。その時、僕はDJを担当した。そんな感じでハ・ジョンウは常に面白く、エネルギーに満ちた人だ。―意外だ。今のハ・ジョンウ監督からは、そんな姿は全く想像できない。チェ・ギュファン:ハ・ジョンウはいつもお茶目で活発だが怒ると本当に怖い。一度こんなことがあった。「ローラーコースター」の練習の際、俳優たちに「自分が演じる役のセリフを五百回ずつ言え」と指示し、「五百回出来なかった者は練習室から出るな」と言った。しかし、機長役であるハン・ソンチョンが途中でこっそり抜け出してお酒を飲んでいたことがハ・ジョンウにバレた。ハ・ジョンウは食事中にスプーンを投げながらカンカンに怒った。そういう時の彼は本当に怖い。「深刻な吃音症から対人恐怖症までトラウマだった」―それでは、チェ・ギュファンの役者人生にもう少し焦点を合わせよう。さっきトラウマがあると言ったが、演技の妨げになるほどのトラウマを経験したのか?チェ・ギュファン:僕は演技に対する情熱から学校の授業の他に、公益勤務中でもスタニスラフスキー演技院に通うなど、いつも熱心に演技の勉強を続けてきた。新しい技術を身につけて自分ならではの演技を探す過程が楽しい。大学卒業後は韓国芸術総合学校の演劇院専門士課程にも入った(終了はしていない)。また、外国語での演技に興味があったので、日本で演技学校の俳優コースに入り演技のレッスンを受けたこともある。―演技への物凄い情熱が感じられる。自信にも満ちているようだ。チェ・ギュファン:若い頃はそうでもなかった。大学時代、公演の際はいつも緊張していてトイレを我慢できなかったので、いつも舞台裏にペットボトルを用意して公演中に用を足したりもしていた。そしてこれはあまり知られていないが、僕は子供の頃深刻な吃音症(喋る際に、円滑に言葉を発することが困難な症状)だった。―それは本当か?チェ・ギュファン:本当だ。意思疎通ができないほど症状が激しかった。だから対人恐怖症にもなり、他人の前、特に大きなカメラの前で演技をすることに対し恐怖感があった。そして「マドレーヌ」では僕の登場シーンが半分くらい省略されてしまった。それは本当に総編集レベルだった。僕なりに一生懸命頑張ったが監督の目にはぎこちなく見えたのだろう。その時は本当に精神的に傷ついた。カメラの前で演技することへの恐怖心が生まれた。自分自身に満足できなかったし、その時の経験がトラウマとなった。そんな時、ハ・ジョンウが僕にくれたアドバイスは「自分自身を演じろ」だった。ドラマのデビュー作は2004年のSBS「名家の娘ソヒ」だったが、初めてブラウン管を通して皆さんに会うことを考えると非常に緊張した。ミスが続くと、副調整室から監督がマイクにエコーエフェクトをかけ、スタッフと共演者たちがいる中でこう言った「おい、このアホ野郎があああああ。お前そんな風だとアホだぞおおおおお。しっかりしろおおおおお!」それはまるで「オズの魔法使い」のオズのように。―それは本当に妙な感じだっただろうが、刺激にもなったと思う。ところで日本にはどういう経緯で行ったのか?チェ・ギュファン:数年間、オファーもあまりなく何事も上手くいかなかった。だから2010年1月1日、韓国を離れた。普段から在日の朝鮮学校や、在日韓国人に興味があった。僕と親しい在日の方がいて彼が宿泊について解決してやると言ってくれたので日本行きを決意した。日本の文化と在日韓国人の世界を経験してみようと思った。それから日本語も勉強し、新たな演技の勉強も兼ねて日本行きの飛行機に乗った。それに、韓国で上手くいかない自分に対する不満と、他人に対する敵意が芽生えていたので、「日本のアカデミー賞を受賞しよう。外国人俳優として成功しよう」と思った。日本語での演技を学ぶため、演技学校の俳優コースに入り、そこで唯一の外国人生徒になって演技のレッスンを受けた。そこで、映画「パッチギ!」でも有名な井筒和幸監督に出会い、その縁で今回韓国で公開された映画「黄金を抱いて翔べ」にも出演出来た。日本でも韓国映画をよく見たが、ある日「悪魔を見た」を見ている時、僕も韓国映画に出演したいという気持ちが芽生えた。長い留学生活で両親も心配していた頃、2011年3月11日に東日本大震災が起きて、帰国した。だが状況は変わらなかった。誰も呼んではくれない。だからSBSの演技者サバイバル番組「奇跡のオーディション」に出た。惜しくも脱落したが、個人的には合宿しながら他の人達と演技に対する悩みを色々と共有し、多くの指導者に出会ってアドバイスを受けたことは僕の演技に大いに役立ったと思う。「頂点で思いが駆け巡り、また日常に戻るローラーコースターのような物語」―プライベートのチェ・ギュファンはどんな感じなのか?何か趣味はあるのか?チェ・ギュファン:水泳、乗馬、ゴルフ、ジョギングが趣味だ。自分と向き合うスポーツが好きで、バスケやサッカーなどのチームスポーツは苦手である。一人で自分との戦いを楽しむスタイルといった感じだ。―恋人はいるのか?チェ・ギュファン:恋人はいるが、結婚よりもやりたいことを優先したい。とりあえず今は一人の男としてではなく、俳優として認められたい。―今後の予定は?チェ・ギュファン:世間が思う僕のイメージは、真剣、鋭いなどだが、実際の僕は、非常に突拍子のない面白い人間だ。これからは僕の意外な一面を沢山見せていきたい。今回の「ローラーコースター」では僕のそのような姿を見ることが出来ると思う。そして何より皆さんにお会いしたいということが今の僕の最大の願いだ。それから、映画やドラマ、舞台などで色んなキャラクターを演じてみたい。それに、もうすぐ他の映画「使徒」も公開を控えている。キム・イングォンさんが主演を演じた作品で北朝鮮の地下教会を題材にしており、僕は脱北者たちを容赦なく処罰する冷徹な役を演じている。―最後に、今回の映画「ローラーコースター」について一言。チェ・ギュファン:この映画のタイトルは当初、「人間と台風」という少し無茶のあるタイトルだった。ところで、ローラーコースターといえば何を思い浮かべる?乗る前は期待を膨らませ、乗ってからは後悔と緊張で恐怖に震えるような状況を感じると思う。そしてローラーコースターが次第に上がっていき、頂点で止まった瞬間、あらゆる雑念が走馬灯のように頭を駆け巡る。「降りたら頑張って生きよう」「親孝行しよう」などだ。その後、降下する時は何にも考えることができずに気が抜けて、ローラーコースターが停止後、席から降りながら、自分に何が起こったかも忘れたかのように日常に戻り、「何食べる?どこに行こうか?」と言うではないか。今回の映画「ローラーコースター」も、皆さんが遊園地でローラーコースターに乗る心境と似ていると思う。飛行機に乗っている時、台風に逢い、自分自身を振り返って反省をし、また本来の自分に戻るという点。それがハ・ジョンウ監督からのメッセージだ。これは僕だけでなく、皆さんにも共感してもらえたらと思う。監督と俳優だけの映画ではなく、皆さんと僕達の映画だ。だから見たければ見て、見たくなかったら見なくてもいい。しかし、見なければ後悔するだろう!

    oh!my star
  • ハ・ジョンウ監督「ローラーコースター」公開4日で純制作費を回収

    ハ・ジョンウ監督「ローラーコースター」公開4日で純制作費を回収

    映画「ローラーコースター」(監督:ハ・ジョンウ、制作:fantagioピクチャーズ)が公開4日で純制作費を回収した。21日、映画振興委員会映画館入場券統合ネットワークの集計結果によると「ローラーコースター」は5万3780人の観客を集め、デイリーの興行成績4位を記録した。「ローラーコースター」の累積観客数は18万2549人となった。これで「ローラーコースター」は公開週の韓国映画の興行成績1位を獲得しただけでなく、17日の公開からわずか4日で純制作費を全額回収する底力を発揮した。俳優ハ・ジョンウの監督デビュー作である「ローラーコースター」は、悪口マンの韓流スターマ・ジュンギュと個性溢れる乗客、乗務員が乗っている飛行機が予期せぬ台風に巻き込まれ、墜落の危機に陥ることで展開されるストーリーを描いたコメディ映画だ。チョン・ギョンホ、ハン・ソンチョン、キム・ジェファ、チェ・ギュファン、キム・ギチョン、キム・ビョンオク、カン・シンチョルなどが熱演した。一方、同日「GRAVITY」は26万2180人(累積82万8036人)で1位に、「ファイ 悪魔に育てられた少年」は12万9885人(累積191万8473人)で2位、「ソウォン 願い」は11万5160人(累積228万257人)で3位になった。

    TVレポート
  • チョン・ギョンホ、ユ・ヒヨルの毒舌攻撃を受ける「『ローラーコースター』見る理由がない」

    チョン・ギョンホ、ユ・ヒヨルの毒舌攻撃を受ける「『ローラーコースター』見る理由がない」

    俳優チョン・ギョンホが映画に出演していない監督兼俳優ハ・ジョンウのせいで屈辱を味わった。韓国で19日に放送されたtvN「SNL KOREA」(企画:アン・サンフィ、演出:ユ・ソンモ、ペク・スンリョン、キム・ミン)では、ホストとしてチョン・ギョンホとトム・ヒドルストンが出演した。この日、ユ・ヒヨルは「鷹の目」コーナーのゲストとしてチョン・ギョンホを招待した。ユ・ヒヨルはチョン・ギョンホに「『ローラーコースター』の中で最も期待されるシーンは?」という問題を出した。選択肢はチョン・ギョンホの悪口の演技、チョン・ギョンホのコミカルな演技、ハ・ジョンウ監督のカメオ出演だった。正解は「ハ・ジョンウ監督のカメオ出演」だった。するとチョン・ギョンホは「ハ・ジョンウ監督は出演していない」と答えた。するとユ・ヒヨルは「では、なぜ映画を見に行くのか。見る理由がなくなった」と毒舌を吐いた。なた、ユ・セユンはハ・ジョンウに扮した。ユ・セユンは「電話番号の最後の4桁が4885であるハ・ジョンウです」と自己紹介をした。ユ・セユンはハ・ジョンウのビールのCMを真似し、笑いを誘った。この日放送された「SNL KOREA」にはホストとしてチョン・ギョンホとトム・ヒドルストンが登場した。チョン・ギョンホはハ・ジョンウ監督の監督デビュー作映画「ローラーコースター」の主演俳優だ。トム・ヒドルストンは海外のスターとしてはジェイソン・ムラーズ、ミランダ・カーに続く3度目のゲストとなった。映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の韓国内公開を控えている。

    TVレポート
  • 「ローラーコースター」「俳優は俳優だ」「殺人の疑惑」など、今秋話題の映画が続々公開!

    「ローラーコースター」「俳優は俳優だ」「殺人の疑惑」など、今秋話題の映画が続々公開!

    今月12日に幕を下ろした映画界最大の祭典である釜山国際映画祭を後にして、この秋話題の映画が本格的な興行対決を繰り広げる。17日に公開を控えた期待作が最大の接戦を繰り広げる予定だ。ハ・ジョンウの監督デビュー作「ローラーコースター」、キム・ミンジョンとチョン・ジョンミョンの180度異なる変身が注目される「夜の女王」、そして「アバター」を超える映像革命だと言われている「ゼロ・グラビティ」が一斉に公開される。「ローラーコースター」は、俳優ハ・ジョンウが脚本を書き、演出を担当した作品で話題となっている。毒舌家の韓流スターマ・ジュンギュ(チョン・ギョンホ)が怪しい飛行機に搭乗して起こる話を描いた作品である。第18回釜山国際映画祭の「韓国映画の今日」パノラマ部門に招待されて初公開された。その結果は好評一色だった。ハ・ジョンウのカラーで彩られた才気満点なコメディ映画で注目を集めた「ローラーコースター」は、俳優ではなく監督ハ・ジョンウとしての能力を証明して、監督として彼が見せる次期作「いつか家族に」に対する関心も高めた。「夜の女王」は、180度のイメージチェンジを図ったチョン・ジョンミョンとキム・ミンジョンの姿を確認することができる作品。二人は今回の映画を通じて、8年ぶりに息を合わせた。特異な点はチョン・ジョンミョンとキム・ミンジョンが8年前に出演したドラマ「ファッション70's」とは相反するキャラクターを演じているということだ。チョン・ジョンミョンは、反抗児チャン・ビンの代わりに超小心者な男ヨンス役に変身し、キム・ミンジョンは夢に向けて野望をあらわにしたジュニの代わりに良妻賢母ヒジュ役に扮し、様々な魅力を披露している。「ゼロ・グラビティ」は、「アバター」で全世界の映画界から一線を画したジェームズ・キャメロン監督が、「この映画は狂っている」と絶賛した作品である。アルフォンソ・キュアロン監督が脚本と演出を担当し、サンドラ・ブロックやジョージ・クルーニーなどが出演した。極限の宇宙での遭難状況を描いたSFパニック映画で、想像の中でのファンタジーではなく、極めて現実に近い宇宙の状況を描き、さらに注目を集めた作品でもある。また試写会後、映像・音楽・ストーリー、俳優たちの演技など、すべてが完璧だという評価とともに、「驚異的である」という賛辞を受けて、さらに関心を集めた。これと共に、血気旺盛な20代の監督と俳優が彼らの10代の頃の話を覇気溢れるように描き出した「ネバーダイバタフライ」、重要無形文化財・第82-ナ号であるナラマンシン(マンシン:巫女を尊敬して呼ぶ名称)キム・グムファの人生を扱ったドキュメンタリー「絹の花道」などが17日に公開される。その翌週である24日の公開作品も豪華だ。スリラー映画「殺人の疑惑」、俳優のパク・チュンフンが脚本を手がけ演出を担当した監督デビュー作「トップスター」、MBLAQのイ・ジュンでなく、俳優イ・ジュンとして能力を披露してくれた「俳優は俳優だ」が一般の観客に初公開される。映画「殺人の疑惑」は、大韓民国を衝撃で震え上がらせた誘拐殺人事件が時効となる15日前、犯人の声を聞いて父親を思い浮かべた娘の疑いを描き出した映画だ。ソン・イェジンが愛する父親を疑ってジレンマに陥る娘ダウンに扮し、恋愛クイーンではなくスリラークィーンに挑戦する。またキム・ガプスが娘に疑いをかけられる父親スンマン役を務め、2006年のドラマ「恋愛時代」以来、7年ぶりにソン・イェジンと共演した。「トップスター」は、俳優のパク・チュンフンがメガホンを取り、オム・テウン、ソ・イヒョン、キム・ミンジュンが出演する映画で、成功と裏切り、夢と欲望が入り混じった、華やかだが非情さのある芸能界を描いた。何より、パク・チュンフン監督が28年間携わった芸能界で実際に見たり聞いたりした事実をもとに再構成したと知られており、好奇心を刺激する作品だ。今月12日に閉幕した第18回釜山国際映画祭「韓国映画の今日」パノラマ部門に招待された。「俳優は俳優だ」は、キム・ギドク監督が脚本と制作を担当し、MBLAQのイ・ジュンが出演して話題となった。今回の映画で注目に値する人物は、断然イ・ジュンだ。彼はアイドルとして簡単には挑戦しにくい型破りなストーリーやベッドシーンなどをこなし、注目に値する演技力を披露した。特にイ・ジュンは、演技力だけではなく、俳優としての情熱まで余すところなく披露し、歌手ではなく俳優イ・ジュンとしての活躍を予告した。また24日に公開される「話す建築家(Talking Architect)」のチョン・ジェウン監督の第2弾となる建築ドキュメンタリー「話す建築 シティ:ホール(City: hall)」、パク・チョンボム監督とシン・アガ&イ・サンチョル監督、そしてミン・ヨングン監督が意気投合したオムニバス映画「ある視点(If you were me)」、若者たちの創業への挑戦を描いた「コアラ」などが秋の映画大戦に堂々と挑戦状を叩きつけ、観客たちを楽しませてくれる見通しだ。

    マイデイリー
  • 【PHOTO】コン・ヒョジン「ローラーコースター」VIP試写会に出席“爽やかなスタイル”

    【PHOTO】コン・ヒョジン「ローラーコースター」VIP試写会に出席“爽やかなスタイル”

    14日の午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「ローラーコースター」(監督:ハ・ジョンウ)のVIP試写会に出席したコン・ヒョジンがポーズをとっている。映画「ローラーコースター」は、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)で今もっとも注目を集めるハ・ジョンウ監督のデビュー作で、ハ・ジョンウのセンスのある演出と共に口の悪い韓流スターとして戻ってきたチョン・ギョンホのコミカル演技やキム・ビョンオク、キム・ギチョンなど、韓国の映画界を代表する助演たちの完璧なアンサンブルでファンの期待を高めている。「ローラーコースター」は17日に韓国で公開される。

    OSEN
  • 【PHOTO】チョン・ユミ「ローラーコースター」VIP試写会に出席“カジュアルファッション”

    【PHOTO】チョン・ユミ「ローラーコースター」VIP試写会に出席“カジュアルファッション”

    14日の午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「ローラーコースター」(監督:ハ・ジョンウ)のVIP試写会に出席したチョン・ユミがポーズをとっている。映画「ローラーコースター」は、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)で今もっとも注目を集めるハ・ジョンウ監督のデビュー作で、ハ・ジョンウのセンスのある演出と共に口の悪い韓流スターとして戻ってきたチョン・ギョンホのコミカル演技やキム・ビョンオク、キム・ギチョンなど、韓国の映画界を代表する助演たちの完璧なアンサンブルでファンの期待を高めている。「ローラーコースター」は17日に韓国で公開される。

    OSEN
  • 【PHOTO】シン・セギョン「ローラーコースター」VIP試写会に出席“清純な美貌”

    【PHOTO】シン・セギョン「ローラーコースター」VIP試写会に出席“清純な美貌”

    14日午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「ローラーコースター」(監督:ハ・ジョンウ)VIP試写会に女優シン・セギョンが出席した。映画「ローラーコースター」は、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)で今もっとも注目を集めるハ・ジョンウ監督のデビュー作で、ハ・ジョンウのセンスのある演出と共に口の悪い韓流スターとして戻ってきたチョン・ギョンホのコミカル演技やキム・ビョンオク、キム・ギチョンなど、韓国の映画界を代表する助演たちの完璧なアンサンブルでファンの期待を高めている。「ローラーコースター」は17日に韓国で公開される。

    OSEN
  • 【PHOTO】AFTERSCHOOL「ローラーコースター」VIP試写会に出席“ミニスカートファッション”

    【PHOTO】AFTERSCHOOL「ローラーコースター」VIP試写会に出席“ミニスカートファッション”

    14日の午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「ローラーコースター」(監督:ハ・ジョンウ)のVIP試写会に出席したAFTERSCHOOLがポーズをとっている。映画「ローラーコースター」は、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)で今もっとも注目を集めるハ・ジョンウ監督のデビュー作で、ハ・ジョンウのセンスのある演出と共に口の悪い韓流スターとして戻ってきたチョン・ギョンホのコミカル演技やキム・ビョンオク、キム・ギチョンなど、韓国の映画界を代表する助演たちの完璧なアンサンブルでファンの期待を高めている。「ローラーコースター」は17日に韓国で公開される。

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  • 【PHOTO】T-ARA「ローラーコースター」VIP試写会に出席“コースターに乗りに来ました”

    【PHOTO】T-ARA「ローラーコースター」VIP試写会に出席“コースターに乗りに来ました”

    14日午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「ローラーコースター」(監督:ハ・ジョンウ)VIP試写会にT-ARAが出席した。映画「ローラーコースター」は、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)で今もっとも注目を集めるハ・ジョンウ監督のデビュー作で、ハ・ジョンウのセンスのある演出と共に口の悪い韓流スターとして戻ってきたチョン・ギョンホのコミカル演技やキム・ビョンオク、キム・ギチョンなど、韓国の映画界を代表する助演たちの完璧なアンサンブルでファンの期待を高めている。「ローラーコースター」は17日に韓国で公開される。

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