青出於藍
記事一覧
パク・チャヌク監督「青出於藍」をハリウッド進出後、韓国内復帰作に選んだ理由は?
パク・チャヌク監督は27日、ソウル市三成洞(サムソンドン)COEXのMEGABOXで開かれた映画「青出於藍」のプレミアムショーケースで、ハリウッド進出以来の韓国復帰作として「青出於藍」を選んだ理由について、「長編制作は時間がかかる。少しでも早く韓国人と仕事がしたかった。(そのためには)短編映画が良い」と述べた。また彼は「アメリカでの映画撮影は新鮮で面白い経験だったけど、一日でも早く韓国人のキャストやスタッフと仕事したい気持ちでいっぱいだった。それでこのプロジェクトの提案に飛びついた」と明かし、韓国の撮影現場が恋しかった思いを明かした。「青出於藍」はパンソリ(朝鮮の伝統的民俗芸能)の練習のために山行に出かける頑固な師匠と世間知らずな弟子の少女による、ある特別な一日を描いた作品である。パク・チャヌク、パク・チャンギョン兄弟監督による共同演出ブランド「PARKing CHANce」の最新作で、韓国のアウトドアブランドであるKOLON SPORTが2013年に40周年を迎えて行う「フィルムプロジェクト(Film Project)」の第1弾である。
パク・チャヌク&パク・チャンギョン兄弟監督の「青出於藍」予告映像を公開
PARKing CHANce(「駐車機会、駐車する機会」という意味のパク・チャヌク、パク・チャンギョン兄弟のブランド名)監督の最新作である最新短編映画「青出於藍」が、予告映像を公開した。「青出於藍」は、得音(パンソリ(朝鮮の伝統的民俗芸能)に必要な声と様々な発音の技巧を習得すること)のために山行に向かう頑固者の師匠と世間知らずな弟子の少女による、ある特別な一日を描いた作品だ。今回公開された予告映像には、言い争いをしているような老人と少女の対話が盛り込まれており、人々の好奇心をくすぐっている。また公開後、話題を集めた映画ポスターの中の山水画の繊細な描写と、実際にそびえ立つ絶壁、尾根、滝、竹叢など、映画の中で登場する秘境とのつながりが注目を集める。とりわけ、白髪の老人に変身したソン・ガンホが、チョン・ヒョジョンに自分の服を着せた後、寒さに震えるコミカルな姿や、予告映像の最後に涙ぐんでいるチョン・ヒョジョンの姿などが公開され、全く予測できないストーリで、人々の期待を高めている。今回の映画でソン・ガンホは、完璧な白髪の老人に変身するために、毎回夜明けから4時間かけて扮装をしなければならなかった。その結果、長いストレートの白髪から、顔と手の甲のシワまで見事に再現し、完璧な名人へと変身することができた。PARKing CHANceという名前で活動をするパク・チャヌク、パク・チャンギョン兄弟監督の最新作である短編映画「青出於藍」は、韓国のアウトドアブランドであるKOLON SPORTが2013年に40周年を迎えて行なうフィルムプロジェクトの最初の作品で、12月末に韓国で公開される予定だ。
ソン・ガンホ「弁護人」の出演を検討中“来年の初めに決定”
俳優ソン・ガンホが映画「弁護人」の主人公の有力候補にあがった。ソン・ガンホの所属事務所の関係者は、11日にマイデイリーとの電話インタビューで「『弁護人』は提案されたシナリオの中の1作で、肯定的に検討中である。来年の初めになれば決められると思う」と明かした。「弁護人」は、1980年代を背景に繰り広げられる法廷ドラマで2008年ソン・ガンホと「グッド・バッド・ウィアード」でタックを組んだ制作会社のウィダスフィルムが制作する作品である。現在ソン・ガンホは、映画「観相師」の撮影中である。来年2月頃に撮影が終わるため、来年の初めに「弁護人」の出演の可否を決めると予想される。ソン・ガンホは12月中にパク・チャヌク、パク・チャンギョン監督の「青出於藍」、来年パク・チャヌク監督が制作に参加し、ポン・ジュノ監督が演出した「スノーピアサー」の韓国での韓国での公開を控えている。
「青出於藍」パク・チャヌク&パク・チャンギョン兄弟監督とソン・ガンホの出会い
PARKing CHANce(「駐車機会、駐車する機会」という意味のパク・チャヌク、パク・チャンギョン兄弟のブランド名)監督の最新作「青出於藍」(制作:(株)MOHO FILM、(株)MOG Interactive、提供:KOLON SPORT)が11月30日、一幅の絵のようなポスターを公開した。得音(パンソリ(朝鮮の伝統的民俗芸能)に必要な声と様々な発音の技巧を習得すること)のために山行に向かう頑固者の師匠と世間知らずな弟子の少女による、ある特別な一日を描いた「青出於藍」は、PARKing CHANceという名前で活動するパク・チャヌク、パク・チャンギョン兄弟監督の最新作で、韓国のアウトドアブランドであるKOLON SPORTが2013年に40周年を迎えて行なうフィルムプロジェクトの最初の作品である。ブランドスローガンである「Your Best Way to Nature」をモチーフとし、韓国の最高の映画監督の目線で自然を感じ、自然と共に生きていく「Way to Nature」に対して、様々な目線で描いてみようと企画された作品だ。その中で、2012年12月末に公開予定の「青出於藍」は、世界的な巨匠パク・チャヌク監督と彼のペルソナと呼ばれている俳優ソン・ガンホが一緒に作業した作品だ。PARKing CHANce監督がコンセプトから細かい部分まで、自ら参加して作品に対する愛情を示した2種類のポスターは、変形サイズ及び、公開日、コピーなどを全て削除し、既存の映画ポスターに対する固定観念をすべて破った新しいスタイルとして制作された。映画の関係者は、「美しい風景が目立つ民話の山水画の場合、小さな人物を登場させることで空間をより深く感じさせながら、物語を感じられるように制作した。深い山奥の滝の前で、師匠の髪を編んでいる少女の姿からは、全然相応しくない二人のキャラクターが自然の中で美しく調和する姿をとらえて、映画のタイトルでテーマでもある『青出於藍』を視覚的に見せることを意図した」と説明した。「青出於藍」は、第61回ベルリン国際映画祭の短編部門最高の金熊賞を受賞した「波乱万丈(night fishing)」、雑誌「CINE21」のデジタル・マガジンマニュアル兼宣伝映像である「オダルスロー」に次ぎ、「青出於藍」を通じて独特な映画世界を築いているPARKing CHANce監督とソン・ガンホの出会いだけでも期待を集めている。