幻影恋歌
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「幻影恋歌」パク・ジフン、再び始まった二重人格の衝突【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ジフンが自分のもう一つの人格と再び対立を始めた。韓国で20日に放送されたKBS 2の月火ドラマ「幻影恋歌」第14話では、一度消滅するところだったアッキ(パク・ジフン)の隠れた欲望が徐々に明らかになり、新たな危機が迫ってきた。これに先立って、麻痺から解放されたサジョ・ヒョン(パク・ジフン)は、ヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)をはじめ、すべての記憶を失ったまま帰ってきたが、自身の正体さえ忘れた状況でヨンウォルに惹かれた。彼はファン・ガロン(ミン・ソンホン)と望まない婚姻をする状況に置かれたヨンウォルのために行動に乗り出すなど、決断力のある行動で危機を克服した。しかし、このすべてのことは、ヨンウォルを救うためのアッキの介入によるものだった。彼女がファン・ガロンとの約束を守るため宮殿に向かうと、アッキやサジョ・ヒョンを「心の空間」に召還し、一部始終を説明した後、ヨンウォルを再び連れて来いと言った。彼の言葉通り、無事にヨンウォルを取り戻したサジョ・ヒョンは、恩返しとしてアッキに体を譲った。夢に描いたヨンウォルと再会したアッキだったが、ますます目の前が曇るせいで愛する人の顔さえまともに見られず、視聴者を悲しませた。サジョ・ヒョンがファン・ガロンに怒鳴りつけ、ヨンウォルと共に消えたという話を聞いたサジョ・ユン(ファン・ヒ)は、アッキが帰ってきたことを直感した。そして彼の歪んだ欲望を利用して王になり、サジョ・ヒョンを永遠に封印する計画を立てた。これに対し、祭司長のチュンタ(ファン・ソクジョン)が直接アッキのところを訪れ、サジョ・ヒョンをクムインサル(呪い)に封じようと煽った。ヨンウォルが悲しむ姿が見たくなかったアッキはこれを断ったが、チュンタは「サジョ・ヒョンに飽きたら、あいつでも仕方ないだろう? そうなるようになっている」という意味深な言葉を残し、緊張感を高めた。アッキが眠ると再び目を覚ましたサジョ・ヒョンは、ヨンウォルと楽しい時間を過ごした。何も覚えていないサジョ・ヒョンと、すべての事実を隠すしかないヨンウォルは、厳しい状況の中でも再びお互いを愛するようになり、キスでどんな試練にも屈しない気持ちを確認した。しかし、皇后のグムファ(ジウ)が訪れ、彼らの平和を破り、自身が妊娠したという衝撃的な事実を伝え、2人の間に不信と葛藤が芽生えた。それを聞いたアッキは、グムファが妊娠したのはサジョ・ヒョンの子ではないことに気づいたが、真実を隠し、自身の隠れた欲望に耳を傾けることにした。サジョ・ヒョンを騙し、ヨンウォルを手に入れようとしたのだ。彼はサジョ・ヒョンにヨンウォルが愛する人はアッキ自身だと嘘をつき、衝撃を受けたサジョ・ヒョンはグムファンと共に宮殿に戻ることにした。元々所属していた刺客団「風の剣」について行こうとしたヨンウォルは涙を流し、このすべての状況を見守っていた師匠ヤン・ジェイ(キム・ドンウォン)はそんな彼女を見ることは大変だとし、冷たく背を向けて離れた。第14話の最後では息詰まるような展開が続いた。ヤン・ジェイはヨンウォルのため真実を言ってあげるためサジョ・ヒョンを追いかけ、彼が「皇后とサジョ・ユンにだまされないでください!」と言った瞬間、待ち伏せしていた殺し屋たちの矢が飛んできて彼らを攻撃した。結局、ヤン・ジェイは命を落とした。このように緊迫した状況で突然サジョ・ヒョンの意識が覚醒し、アッキの記憶が読めるようになった。アッキの嘘に気づき、ヨンウォルの名前を叫ぶサジョ・ヒョンと亡くなったヤン・ジェイを抱きしめて叫ぶヨンウォルの姿が描かれ、悲しいラストシーンになった。KBS 2の月火ドラマ「幻影恋歌」は26日(月)の午後10時10分に第15話が放送される。
「幻影恋歌」パク・ジフン&ホン・イェジ、記憶を失った中でも芽生える愛【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「幻影恋歌」でパク・ジフンと「PRODUCE48」出身のホン・イェジの運命的な愛が描かれる中、予想できない展開が注目を集めた。韓国で19日に放送されたKBS 2月火ドラマ「幻影恋歌」第13話では、記憶を失ったサジョ・ヒョン(パク・ジフン)と無防備状態になった彼を守ろうとするヨンウォル(ホン・イェジ)の奮闘が描かれた。これに先立ち、麻酔針を撃たれ麻痺してしまったサジョ・ヒョンを救う解毒剤を手に入れたヨンウォルは、「心の空間」に入り、アッキ(パク・ジフン)の背中に刺さった刃物を取り出した。「心の空間」から抜け出した直後、内禁衛(宮内の警備を担当する組織)に追われ気を失ったヨンウォルは数日後、目を覚まし、回復したサジョ・ヒョンを見て安堵した。しかし、サジョ・ヒョンはヨンウォルとの思い出はもちろん、アサテ国の王という自身の身分すら覚えておらず、衝撃を与えた。義理の兄のサジョ・ユン(ファン・ヒ)と妻のグムファの計略により、閑静なところへ療養に行ったサジョ・ヒョンは、彼らが自身を罠に嵌めようとしている事実に全く気付かないまま好意的な態度を見せた。また、サジョ・ヒョンには服を作るのが好きな本能だけは残っていた。ヨンウォルにあげる服を作っていた彼は、なんとなく彼女に惹かれていった。サジョ・ヒョンの体調を心配したヨンウォルは、自身の本当の正体について話すことができなかった。再び届きそうで届かない距離でお互いを見つめることになった2人のすれ違いが、視聴者を悲しませた。サジョ・ヒョンとヨンウォルが楽しい時間を過ごしていたところ、サジョ・ヒョンは自身を女官だと紹介したヨンウォルに、自身と恋仲だったのかと聞いた。そして「皇后を裏切りたくないから、すぐにここから離れてほしい」と言うなど、誤解の中で彼女を追い出した。ヨンウォルは真実を打ち明けることができず、胸が張り裂けそうだったが、チンフェ国の第4王子ファン・ガロン(ミン・ソンホン)と婚姻の約束を守るために離れる決心をした。サジョ・ヒョンを追い出し、臨時で国政に関わることになったサジョ・ユンは、世界を手に入れたように権力を振り回した。王の義父であるチン・ムダル(カン・シンイル)は彼を支持するふりをしたが、内心別の計略を作り、妊娠したグムファは自身の恋人で王の護衛武士であるチ・ジョンソ(ハン・ウンソン)が投獄されると彼を救おうとした。このように混乱した状況で、それぞれ異なる目的を持つ人物の欲望が絡み合っていく姿が視線を奪った。サジョ・ユンを助けた代価として祭司長になった巫女のチュンタ(ファン・ソクジョン)は、チンウェ国の巫女タンヤがファン・ガロンと同一人物だという事実を誤って口外した。これを知ったサジョ・ユンは、ファン・ガロンが何かをたくらみ、サジョ・ヒョンの記憶を取り戻すのではないかと不安に思い、婚姻をしようとするヨンウォルの動きを注視し始めた。放送の最後でも目が離せない展開が続いた。ファン・ガロンに会ったヨンウォルは、サジョ・ヒョンが完全に治らなかったので、婚姻の約束を守ることができないと宣言した。これに怒ったファン・ガロンは短刀を抜いて、彼女を脅した。危機を迎えた瞬間、サジョ・ヒョンが現れて彼女を救い出し、記憶が戻ってきたのかと喜ぶヨンウォルに何かを見せると意味深長なことを言った。まもなくヨンウォルの前にアッキが現れ、依然として視野がぼやけたまま「会いたかった」と言い、彼のあやうい姿が緊張感を高めた。KBS 2月火ドラマ「幻影恋歌」は本日(20日)の午後10時10分、第14話が放送される。
「幻影恋歌」ホン・イェジ、パク・ジフンを助けるために奮闘【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ジフンが記憶を失って、衝撃を与えた。韓国で13日に放送されたKBS 2月火ドラマ「幻影恋歌」第12話では、サジョ・ヒョン(パク・ジフン)とアッキ(パク・ジフン)が、同時に危機に陥った隙を利用して自分の野心を満たそうとするサジョ・ユン(ファン・ヒ)と、彼を止めようとするヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)の対立が描かれた。かつてアッキは、ヨンウォルを救うために心の空間の外に飛び出し、毒を打たれて動けなくなったサジョ・ヒョンに代わって国政を担っていた。彼は豪放磊落な性格で朝廷の重臣たちを制圧し、サジョ・ユンを反逆罪に問い、牢獄に入れた。しかし、アッキも巫女のチュンタ(ファン・ソクジョン)に毒針で刺されてしまい、ヨンウォルは解毒剤を探しに行ったが無駄足を踏んだ。さらに、麻痺しているサジョ・ヒョンがアッキに代わって再び肉体を支配することになり、新たな危機的状況が生まれた。皇后のグムファ(ジウ) は、夫が全く動けなくなった状況を利用して、チャンスだと考えた。彼女はわざとサジョ・ヒョンの寝床で夜を過ごし、ヨンウォルがそれを見てしまい、再び登場人物の関係がねじれ始めた。民心を掌握し、秘密の軍隊を養成した後、クーデターの準備をしていたサジョ・ユンはもちろん、王の義父でグムファの父親であるチン・ムダル(カン・シンイル)までもサジョ・ヒョンを倒す計画に賛同した。王が倒れ、朝廷会議を何日も欠席し、彼の体に悪霊が宿ったという噂が広まると、朝廷の重臣と民衆は立ち上がった。また、周辺国の侵略により国境まで崩壊したため、グムファはサジョ・ユンを一時的に釈放し、療養を理由にサジョ・ヒョンを宮中から追い出すことに決め、状況はますます悪化した。こうして心の空間で再会したサジョ・ヒョンとアッキは、いつもいがみ合っていたこれまでとは違い、お互いへの哀れみと共感を覚えた。サジョ・ヒョンは寝床に横たわり、何もできないままアッキに向かって切ない視線を送った。チュンタの毒針によって少し動いただけで全身に燃えるような痛みが走るアッキは、自由に動くことができなかった。サジョ・ヒョンは、自分が刃物を抜いてあげるから近寄るようにと合図を送り、アッキは苦しみに悶えながら彼の元へ這って行った。ヨンウォルは、サジョ・ヒョンの麻痺を治す解毒剤を探すために、ジンフェ国の第4王子ファン・ガロン(ミン・ソンホン)に会いに行くことにした。水に溺れて死にそうになりながらも、辛うじてファン・ガロンと対面したヨンウォルは、絶望的な気持ちで彼の妻になるという頼みを受け入れ、その見返りに解毒剤をもらって帰ってきた。しかし、その解毒剤は、アッキに刺された刃物を抜かなければ効き目がないものであったため、ヨンウォルはサジョ・ヒョンの助けを借りて、再び心の空間にたどり着いた。ヨンウォルは、サジョ・ヒョンの意識の中に入ってアッキの刃物を抜こうとしたが、その時、グムファが王の宮廷に向かっていることを知り、急いで目を覚まし、身を隠した。しかし、内禁衛がヨンウォルを追いかけ、その時、彼女は崖の下に転がり落ち、気を失ってしまった。3日後に目が覚めたヨンウォルは、サジョ・ヒョンの安否を尋ねた。そしてヨンウォルが向かった先には、元気に回復して動くサジョ・ヒョンがいたが、彼がヨンウォルをみて誰なのかと尋ねる衝撃の展開が描かれ、視聴者を驚愕させた。
「幻影恋歌」パク・ジフン&ホン・イェジ、緊張感あふれる展開に【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「幻影恋歌」が緊張感あふれる展開で視聴者を魅了した。韓国で6日に放送されたKBS 2月火ドラマ「幻影恋歌」第11話では、体が動かせなくなったサジョ・ヒョン(パク・ジフン)の代わりに現れたアッキ(パク・ジフン)が、劣勢に追い込まれた王の状況を打開していく姿が描かれた。先立って、サジョ・ユン(ファン・ヒ)は心の空間に持ちこたえているアッキを引き出すため、ヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)を人質にして彼を挑発した。目の前で好きな女性が攻撃される姿に興奮したアッキは、サジョ・ヒョンの外に出てきた。そして、自身を悪鬼だと思う尚書たちと宮人の前で自ら腹を切って血を出した後、「僕が本当に悪鬼なら、こんなに赤い血が流れるだろうか!」と自信満々な姿で危機を乗り越えた。ヨンウォルは人質になるところだった状況から辛うじて抜け出し、自分の代わりに攻撃されて傷ついた宮人のホングン(シン・ギファン)の面倒を見た。サジョ・ヒョンの代わりにアッキが体を占領したことに気づいたヨンウォルは失望した様子を隠すことができなかったが、推鞠場(罪人を尋問した場所)で巫女のチュンタ(ファン・ソクジョン)がサジョ・ヒョンに毒針を撃ったと疑い、彼女を追跡し始めた。サジョ・ヒョンはチュンタの毒針に撃たれ、体を動かすことができなくなり、心の空間で横になっていた。サジョ・ユンを投獄させ、彼の手足を縛って人心収攬に出たアッキだったが、新しい難関が待っていた。都城内に得体の知れない疫病が発生し、人々が病気で倒れ始めた上、外交のためアサテ国を訪れたジンフェ国の第4王子ファン・ガロン(ミン・ソンホン)が疫病に感染。しかし、ヨンウォルがアッキを助けるため、東奔西走して病気を治す薬草を持ってきたおかげでファン・ガロンの状態が急速に好転し、視聴者は胸をなで下ろした。これに先立って、チ・ジョンソ(ハン・ウンソン)と隠密な一晩を過ごしたグムファ(ジウ)は妊娠だけを待ち、サジョ・ユンを助けてほしいというチョンミョン妃(ウ・ヒジン)の要請にも「サジョ・ユン大君が先王陛下の実子ではないという事実を公表してください」と、夫と自身の地位を守ろうとした。この要請が受け入れられないと、直ちにチョンミョン妃を尚宮に降格した後、居所に拘禁する彼女の姿からは、自身の目的のためなら何でもする皇后の欲望が表れた。アッキはただサジョ・ヒョンだけを懐かしむヨンウォルのため、彼女をぎゅっと抱きしめ心の空間に向かった。彼は、サジョ・ヒョンとヨンウォルの切ない再会を遠くから見守り、視聴者を悲しませた。日に日に暗くなる視野と落ちる体力、ぼやけるシルエットまで、彼の悲劇的な未来が暗示される中、愛する女性を諦めるしかない葛藤が鮮明に描かれ、共感を得た。放送の最後には、男と女に分かれたチュンタにアッキとヨンウォルがそれぞれ会い、予測できない展開が続いた。アッキは封緘殺を行うため男のチュンタと密かに会い、彼と激しい対決を繰り広げたが、「禁人殺」によって倒れた。サジョ・ユンによって監禁されていた女のチュンタを探し出したヨンウォルは、毒針を打たれたサジョ・ヒョンの解毒のため、彼女を宮殿に誘引したが、男のチュンタと女のチュンタが再び1つの体になって消えてしまい、地団駄を踏むしかなかった。切羽詰まった状況の中、彼らを救う決定的な手がかりはどこに隠されているのか、これからが気になる展開となった。
「幻影恋歌」パク・ジフン、抑え込んでいた2つ目の人格が復活【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「幻影恋歌」でパク・ジフンが、ホン・イェジ(「PRODUCE48」出身)のために隠れていた人格を再び呼び出した。韓国で5日に放送されたKBS 2TVの月火ドラマ「幻影恋歌」第10話では、サジョ・ヒョンとアッキ(パク・ジフン)が一つの体を共有する二重人格であることを知ったサジョ・ユン(ファン・ヒ)が、彼を攻撃し始めた。これに先立ち、サジョ・ヒョンとヨンウォル(ホン・イェジ)はジンフェ国に上納される捕虜を救うため、浦口にある秘密基地に駆けつけた。すべての陰謀がばれたサジョ・ユンは火をつけて証拠を隠滅しようとした。サジョ・ヒョンは、ヨンウォルが炎から抜け出せなかったと思い、絶叫したが、灰の中から辛うじて命を救ったヨンウォルが無事に現れ、2人は涙ぐましい再会を果たした。宮殿に戻ってきたサジョ・ヒョンは、サジョ・ユンを追及したが、彼は自身の罪を否定し、さらに内官に罪を被せるなど破廉恥な言動を見せた。それだけでなく、町中に「王が悪鬼にとりつかれた」という内容の張り紙を貼り、社会を混乱させた。これ以上彼の悪行を見逃すことができなくなったサジョ・ヒョンは、彼を公職から排除した。窮地に追い込まれたサジョ・ユンは、王を倒す他の方策を考え出した。サジョ・ヒョンに隠れた人格があると確信した彼は、心の空間に留まっているアッキを外に引き出そうとし、巫女のチュンタ(ファン・ソクジョン)がその計画に加わり、彼を助けた。アッキのもとを訪れたチュンタは「今日、封緘殺をすれば陛下を永遠に押さえることができます」という甘い言葉で誘惑したが、ヨンウォルが好きな人は自分ではないことに気づいたアッキは再び首を横に振った。皇后のグムファ(ジウ)は、父親のチン・ムダル(カン・シンイル)がサジョ・ヒョンの病症をかなり前から知っていたにもかかわらず、自身との婚姻を推進したという事実に失望した。しかし、チン・ムダルはむしろ「早く元子を生んで地位を固めろ」と、娘をそそのかした。迷っていたグムファは自分の本当の恋人であるチ・ジョンソ(ハン・ウンソン)を呼び出し、子供を作ろうという危険な提案をした。チ・ジョンソはその提案を拒否したが、酒に酔って意識を失い倒れてしまい、2人が一緒に夜を過ごしたことが暗示され、新たな展開への好奇心をくすぐった。サジョ・ヒョンは、ジンフェ国に交渉を要請するために、第4王子のファン・ガロン(ミン・ソンホン)を宮殿に招待した。先立ってファン・ガロンを武力で制圧したヨンウォルまで加わり、会話の流れがアサテ国の有利な方向に流れたが、思いもよらない障害が待っていた。サジョ・ユンはアッキを誘き出す餌が必要になると、宮人のホングン(シン・ギファン)を利用してヨンウォルを拉致し、もう一度悪行を企てた。第10話の最後には、緊迫した状況の中で結局、アッキが外に出て、内面の平和を守ってきた2人が再びきわどい関係に転じることになった。ヨンウォルと思われる人質が傷を負うと、興奮したアッキは心の空間から飛び出してサジョ・ユンを攻撃し、これを見守っていた尚書と宮人たちは驚愕した。意気揚々として「かかってこい、アッキ」と挑発するサジョ・ユンと、完全に理性を失ってしまったアッキの激しい対立がラストを飾り、今後の展開に期待を高めた。
Wanna One出身キム・ジェファン、パク・ジフン主演ドラマ「幻影恋歌」のOSTに参加…「風になってください」をリリース
Wanna One出身のキム・ジェファンが、パク・ジフンが主演を務めるドラマ「幻影恋歌」のOST(挿入歌)を歌う。KBS「幻影恋歌」のOSTを制作するCJ ENM、SHOW PLAYは5日午後6時、5番目のOSTであるキム・ジェファンの「風になってください」を発売した。同曲は、温かいナイロン弦ギターのサウンドを皮切りに、節制されたようでおぼろげな編曲を特徴とするバラードナンバー。何か語るように淡々と始まり、後半部の濃い感性が込められたキム・ジェファンのボイスが完璧に調和した楽曲だ。これに先立って、ドラマの主要なシーンに挿入され、早くからファンから反響を呼んだだけに、正式発売で曲全体を聴くことができるようになり、期待が高まっている。「幻影恋歌」は最近、サジョ・ヒョン(パク・ジフン)とヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)のドラマチックなストーリーを描き、吹き荒れる展開で話題になっている。切ない雰囲気を盛り込んだ新しいOSTが視聴者の没入感を高めると予想される。キム・ジェファンは「幻影恋歌」の主人公であるパク・ジフンを支援するためOSTを歌い、義理を果たした。2人は2017年、「PRODUCE 101」シーズン2を通じて出会い、Wanna Oneのメンバーとして一緒に活動し、今回「幻影恋歌」を通じてもう一度深い友情を見せつけた。キム・ジェファンは最近、新しいシングル「Ponytail」を発売し、パワフルな歌唱力と幅広い音楽を引っ提げて精力的に活動している。彼が多彩な活躍を繰り広げ、信じて聴く歌手になっただけに、今回の新しいOSTも大きな感動を伝えると期待されている。「幻影恋歌」は相反する2つの人格を持つ男と、その男を愛した女の初々しい愛と強い執着を行き来するファンタジー恋愛時代劇で、同名の人気ウェブ漫画が原作だ。
「幻影恋歌」パク・ジフン、ホン・イェジと涙の再会【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「幻影恋歌」が、ジャンルを超えるスペクタクルな展開で注目を集めた。韓国で30日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「幻影恋歌」第9話では、愛するサジョ・ヒョン(パク・ジフン)のために彼のもとを去ったヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)が大きな危機に直面する姿が描かれた。先立ってサジョ・ユン(ファン・ヒ)は、自分が先王の血筋ではないという秘密がバレた後、口止めのためにヨンウォルを殺そうとしたが、アッキ(パク・ジフン)が現れて、彼を阻止した。アッキはヨンウォルに宮殿を去るようにと言い、離れる前に恋するサジョ・ヒョンにもう一度だけ会いたがる彼女の心を汲み取り、自ら心の空間に入った。これにより、サジョ・ヒョンとヨンウォルは会えたが、他日を期して再び別れることになった。アッキは、満月の時に体を独占しろという巫女チュンタ(ファン・ソクジョン)の言葉を覚えていたが、ヨンウォルを失った喪失感と無力感で、外に出ることを拒否した。サジョ・ヒョンも「これからは反抗せずすぐ寝るから、以前のようにこの体を分け合うのはどうか」と手を差し伸べたが、アッキはその提案も拒否した。そして、アッキはサジョ・ユンが二重人格の症状に気づいたことをサジョ・ヒョンに知らせた。王の秘密を暴いてヨンウォルまで利用しようとするサジョ・ユンの悪辣な一面があらわになり、緊張感を高めた。一方、宮殿を出たヨンウォルは、刺客集団「風刀」の首長で自分の師匠であるヤン・ジェイ(キム・ドンウォン)と共に父親の墓地にたどり着き、恋しさと悲しさで泣き叫んだ。ヤン・ジェイは、ヨン氏王朝を崩壊させたサジョ・スン(キム・テウ)の息子に仕えることはできないと話したが、ヨンウォルは愛するサジョ・ヒョンを助けるために力を貸してほしいと頼んだ。結局、意見が一致しなかった2人は激しい剣闘を繰り広げた後、別れることになった。サジョ・ヒョンが解散させた先王の遊戯団が、宮殿を出た後も家に帰らないことを疑問に思ったヨンウォルは、消えていく女性たちの後を追い、彼女たちが何者かに誘拐されていることを把握した。ヨンウォルはハラン(イ・ジュアン)を通じて宮殿に手紙を送り、知らせを受けたサジョ・ヒョンもチ・ジョンソ(ハン・ウンソン)と兵士たちを連れて動き出した。ヨンウォルに仕えていた宮人のホングン(シン・ギファン)とヌン内官(ウ・ヒョン)を父親のように慕っていたヌル(チョ・アイン)まで拉致され、危機感は最大となった。そして、全てのことが、サジョ・ユンの陰謀であることが明らかになり、新たな衝撃を与えた。サジョ・ユンは、アサテ国と隣接するジンフェ国と密かに内通しており、全国各地から誘拐した女性たちを売って関係を維持しようとしていた。これを知ったサジョ・ヒョンとチ・ジョンソ、ヨンウォルと「風刀」の団員たちは、港の近くにある捕虜のいる倉庫に向かったが、サジョ・ユンもそこに行くことになり、手に汗を握る展開が続いた。ヨンウォルは決闘の末、ジンフェ国の四王子ファン・ガロン(ミン・ソンホン)を制圧し、捕虜を解放することに成功したが、すぐにサジョ・ユンの部下が放った火矢によって倉庫が炎に包まれた。サジョ・ヒョンは、ヨンウォルが捕虜を救おうとして火の中に閉じ込められていると誤解し、愛する人を救えなかった自分を責めた。しかし、奇跡的に生き延びたヨンウォルが彼に近づき、涙の再会を果たした。
「幻影恋歌」パク・ジフン、ホン・イェジのため別れを選択【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ジフンが愛する女性のため別れを選んだ。韓国で29日に放送されたKBS 2TVの月火ドラマ「幻影恋歌」第8話では、サジョ・ヒョン、アッキ(パク・ジフン)とヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)の関係が整理され、人物の悲喜が分かれた。眠りから覚めたアッキは、ヨンウォルが自分ではなく、サジョ・ヒョンを愛していることを知り、嫉妬で皇后クムファ(ジウ)との合宮(一緒に寝ること)を推進した。しかし、いざクムファが妙な雰囲気を演出すると、アッキはとんでもない言葉や行動で注意を別のところに向かせるなど、必死で合宮を防ごうと奮闘し、笑いを誘った。酒に酔ったクムファは好きな男性がいると告白し、ついに彼女が泥酔して倒れると、アッキはヨンウォルの黄金の短刀を部屋で探してこっそり抜け出した。アッキは「皇后とは何もなかった」とヨンウォルを安心させたが、ヨンウォルは彼の体温が高いことに気づき、サジョ・ヒョンではなく、アッキであることに気付いた。自身がいない間にヨンウォルをサジョ・ヒョンに奪われたと思ったアッキは、自分に戻ってこいと哀願したが、ヨンウォルはアッキに恋慕したことはないと線を引いた。傷ついたアッキはヨンウォルに冷たい態度を見せたが、一方では引き続き気を使うなど、未練が残っている姿を見せた。サジョ・ヒョンと違って、アッキは王のカリスマ性を見せた。御命に反対する尚書たちの意見を軽く黙殺し、王の義父で大尚書であるチン・ムダル(カン・シンイル)の忠告にも「後ろから僕を操って絶対権力を振りかざそうとする大尚書の黒い本音を僕が知らないと思っていますか」とストレートに言い、返す言葉がないようにした。特に、尚書らが一斉に座り込みを始めると、自分の髪をほぐして対抗する狂気まで表わした。これでサジョ・ユン(ファン・ヒ)は、サジョ・ヒョンとアッキが違う人物だ確信することになった。ヨンウォルは、サジョ・ユンの実父に関する話をこっそりとチョンミョン妃(ウ・ヒジン扮)に流し、危機を感じたサジョ・ユンは、ヨンウォルまで殺そうとした。クィギ堂に拉致されたヨンウォルが殺害されそうになったところ、アッキが現れ、サジョ・ユンと激しく対決し、手に汗を握らせた。サジョ・ユンは「あなたは悪鬼だ。サジョ・ヒョンの体に寄生する悪鬼」と自身が彼の正体を知っていると警告し、アッキはサジョ・ユンを殺そうとしたが、ヨンウォルの切実な要請で彼を解放した。第8話の最後には、愛するヨンウォルのためアッキが自ら姿を隠す予想外の展開が続いた。ヨンウォルは、アッキが自分を救ってくれた状況でも、引き続きサジョ・ヒョンだけを思い、彼女の心を変えることができないことを知ったアッキは去ることにした。皇后の寝殿からこっそり持ってきた黄金の短刀を返したアッキは「あいつに会わせてあげる」とゆっくり目を閉じ、すぐにサジョ・ヒョンがヨンウォルの目の前に現れた。心の空間に閉じ込められ、2人の涙ぐましい再会を眺めるアッキの姿が視聴者を悲しませた。特に、サジョ・ヒョンとアッキを巡る秘密が徐々にベールを脱ぎ、興味津々な展開となった。視界がぼやける経験をするアッキ、満月が昇るまで待ってみろという巫女チュンタ(ファン・ソクジョン)の忠告など、様々な伏線が重なり、これから繰り広げられる事件を予告した。
「幻影恋歌」ハン・ウンソン、パク・ジフンの護衛武士として印象的な活躍【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優のハン・ウンソンが、凄腕の護衛武士として活躍した。ハン・ウンソンは22日と23日に韓国で放送されたKBS 2TV月火ドラマ「幻影恋歌」第6&7話にチ・ジョンソ役で出演した。「幻影恋歌」は、相反する2つの人格を持つ男と、その男を愛した女の初々しい愛と強い執着を行き来するファンタジー恋愛時代劇で、同名の人気ウェブ漫画を原作としている。劇中でハン・ウンソンはサジョ・ヒョン(パク・ジフン)の護衛武士のチ・ジョンソ役を演じた。チ・ジョンソは、太子の第二の人格であるアッキ(パク・ジフン)も責任を持って守る忠実な人物だ。この日の放送でハン・ウンソンは、サジョ・ヒョンのためなら何でも完璧にこなす護衛武士として頼もしい姿を見せた。殺し屋と命をかけて戦うのはもちろん、アッキを閉じ込める方法を知るために巫女を訪ねて真実を調べるなど、抜群の活躍を見せた。先立ってサジョ・ヒョンとヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)を守るために殺し屋と戦ったチ・ジョンソは、全身に傷を負った。そしてヌン内官(ウ・ヒョン)に治療を受けながらも彼は、「閉じ込めは解除されたでしょうか?」と、サジョ・ヒョンのことだけを心配する姿を見せた。その後、チョンタ(ファン・ソクジョン)が現れて、自分の上着を脱いだ姿を笑顔で見ていると、慌てて身を隠した。また、封印の準備をするチョンタが自分に興味を示すと、チ・ジョンソは「僕は外を守ります」と、その場を避けて笑いを誘った。その後もチ・ジョンソはサジョ・ヒョンの命令を受け、隠れたチュンタを探した。彼は竹林の中を探してチュンタを見つけ、彼女を追及してもう封じ込めは通用しないことまで突き止めた。その中で、真実を突き止めるためにチュンタとケミストリー(相手との相性)を披露するチ・ジョンソの努力が、視聴者を楽しませた。この他にも、チ・ジョンソはサジョ・ヒョンの寝殿を監視している人々を避けるために、サジョ・ヒョンの服を着て寝殿を行き来するなど、様々な方法で彼を助けた。サジョ・ヒョンの手と足となって最後まで護衛するチ・ジョンソの完璧な姿が、視聴者に強い印象を残した。
「幻影恋歌」パク・ジフン、ホン・イェジの言葉を聞き覚醒【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ジフンが自身を威嚇する勢力を破り、ついに王位に就いた。韓国で22日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「幻影恋歌」第6話では、危機から抜け出し、本当の自分の場所を見つけていくサジョ・ヒョン(パク・ジフン)とそんな彼のそばを守るヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)の姿が描かれた。サジョ・ユン(ファン・ヒ)が送った殺し屋から逃げていたアッキ(パク・ジフン)は、ヨンウォルと一緒に川に身を投げた。お互いに言葉では言い表せない感情を抱き二人は、ゆっくりとキスした。しかし、この時、サジョ・ヒョンが目覚め、アッキが再び「心の空間」に連れて行かれる怒涛の展開が繰り広げられた。少し前とは異なる態度を見せる彼を見たヨンウォルは、彼が一つの身体に二つの人格を持っていることに気づいた。二人を追い続ける殺し屋を避けていたサジョ・ヒョンとヨンウォルは急速に近づいた。二人は民家から服を借りて民の服装をして身分を隠し、若い夫婦のふりをして心優しい居酒屋の主人に宿を提供してもらった。サジョ・ヒョンは、ヨンウォルに自分から離れろと言いながらもアッキに嫉妬するなど、少しずつ愛の感情を表した。ヨンウォルも切羽詰まった状況でサジョ・ヒョンに頼り、彼の世話をする過程で愛を育んだ。お互いにドキドキしていたにもかかわらず二人は結局、別の道を歩むことになった。サジョ・ヒョンは宮殿に戻り、父親の後を継いで王位に就こうとし、ヨンウォルは元々所属していた刺客団「風刀」に戻ることにした。サジョ・ヒョンは、淡々と彼女を送ったが、別れを惜しんで複雑な心境になった。二人の仲睦まじい姿を見守るしかなく、怒りが爆発したアッキの姿がコントラストをなし、彼らの三角関係に注目が集まった。一方、サジョ・ユンは王位に就こうとする密かな計画を本格的に始動した。サジョ・ヒョンとヨンウォルが崖から落ちて消えたという報告を受けた彼は、遺体を探して持ってくるよう指示し、自身が貧民を助けることに尽力したという噂を広め、民心を得た。その後、太子のサジョ・ヒョンを追い出し、サジョ・ユンを王位につかせようとする世論が広がり、蜂起が起こるなど危機感が高まった。サジョ・ヒョンは蜂起に加担する民の間に紛れ込み宮殿に向かい、官軍の攻撃を受けて人々が倒れ始めると再び過去のトラウマに苦しんだ。この時、別れたはずのヨンウォルが現れて彼を救い、罪悪感に苦しみ、宮殿に戻りたくないという彼に「アッキ様ならこのように逃げません」と言い放った。その言葉に覚醒したサジョ・ヒョンは元の場所に戻ることを決心し、ヨンウォルに側室として自身のそばにいてほしいと言い、二人は再びお互いのそばにいることになった。終盤では、意外な味方がサジョ・ヒョンの即位を手助けした。太子妃のクムファ(ジウ)と彼女の父親のジン・ムダル(カン・シニル)は、王を殺害する時に使われた長い針がサジョ・ユンの母のチョンミョン妃(ウ・ヒジン)のものであると指摘し、怒ったサジョ・ユンは母親を投獄することを命じた。ちょうどその時、サジョ・ヒョンが無事に宮殿に戻り、盛大な即位式が行われた。ついにアサテ国の主人になったサジョ・ヒョン、封印をくぐり抜けて出てこようとするアッキ、品位のない宮人に降格されたが、王のそばで仕えるようになったヨンウォル、復讐を誓って次の機会を狙うサジョ・ユン、望み通り皇后になったクムファまで、それぞれ異なる人物の欲望が激しくぶつかり合った。
「幻影恋歌」ホン・イェジ、殺人の濡れ衣を着せられる【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。女優のホン・イェジが劇中人物に合わせた繊細な演技で視線を奪った。韓国で16日に放送された「幻影恋歌」ではヨンウォル(ホン・イェジ)がサジョ・スン(キム・テウ)を殺害したという濡れ衣を着せられ、つらい目に遭う姿が描かれた。拷問によるつらい痛みにも耐えて、最後まで口を開かなかったヨンウォルは結局、心の中で「少女、もうすぐお2人にお会いするでしょう」と呟きながら涙を流す姿を披露し、人々を悲しませた。しかしその後、アッキ(パク・ジフン)によって救われたヨンウォル。2人の甘い恋愛模様も視聴者の目を引いた。優しく面倒を見てくれるアッキに心を開き、笑顔を見せていたヨンウォルは、放送終盤、自身を殺すために迫ってくる追手を避け、アッキと一緒に逃げていた。その時、湖に落ち、水の中でキスするシーンを披露した。ホン・イェジは涙と笑い、恋愛を行き来する幅広い感情を完璧に表現し、好評を博している。さらに親の敵に惹かれる自身を責めるが、それでも仕方なく惹かれてしまうなど、複雑な感情の変化を繊細な演技で表現し、没入感を高めた。見る人たちに笑いと切なさを同時に抱かせ、ドラマの雰囲気を引っ張っていくホン・イェジが出演するKBS 2TV ドラマ「幻影恋歌」は、韓国で毎週月曜日と火曜日の午後10時10分に放送されている。
「幻影恋歌」パク・ジフン、ホン・イェジを恨む【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「幻影恋歌」が衝撃的なエンディングで視聴者を驚愕させた。15日に韓国で放送されたKBS 2TV月火ドラマ「幻影恋歌」第4話では、第二の人格を閉じ込めて、完全に自分の体を取り戻したサジョ・ヒョン(パク・ジフン)、そして記憶を取り戻したヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)の緊張感溢れる駆け引きが描かれた。しばらく気を失っていたヨンウォルは、すべての記憶を取り戻し、太子が故意に自分の記憶を消したと思い、腹を立てた。ヨンウォルは太子と抱き合っている間、彼の背中に短刀を向け、今まで隠していた憎しみと復讐心を滲ませたが、将来を思って剣を隠して、静かに涙を流した。彼女は、家族を失った悲しみと恋しさ、自分を救ってくれた太子に対する罪悪感が入り混じって葛藤していた。一方で、サジョ・ヒョンなのかアッキ(パク・ジフン)なのか分からない太子の正体は、謎に包まれていた。巫女のチュンタ(ファン・ソクジョン)は、サジョ・ヒョンを永遠に内側に閉じ込めてほしいと頼まれてクッ(シャーマニズムの儀式)をしたが、実はサジョ・ヒョンが、アッキを閉じ込める計画を立てていた。周りの人々まで紛らわしく思うほど曖昧な行動をしていた太子だったが、クッが成功してアッキが永遠に閉じ込められたことが明らかになった。そして、アッキに匹敵する余裕と豪快な態度が描かれた。このような怒涛の展開は、視聴者に驚きを与えた。生涯自分を苦しめてきた第二の人格からようやく解放されたサジョ・ヒョンは、アッキを倒すという一心で果敢な行動を続ける。御前会議に出席し、臣下の前で直言をし、狩猟にも参加するなど、父親に気に入られようとするサジョ・ヒョンの姿に、異母兄のサジョ・ユン(ファン・ヒ)は不安を感じ始める。ヨンウォルも密かに磨いた医術の腕前を披露し、義父のサジョ・スン(キム・テウ)に気に入られ、時折、御医(王の主治医)として王の世話を頼まれるようになり、復讐の実現に近づく。ヨンウォルの協力を得て、ようやく父に認められるようになったサジョ・ヒョンだったが、彼はヨンウォルを遠ざけるようになる。アッキとヨンウォルがすでに心を通わせていると考え、チュンタが「姫と距離をおいてください」という不吉な予言を残して去っていったからだ。しかし、ヨンウォルは復讐の目的を果たすためサジョ・ヒョンのそばに後宮として残ることになり、本音を隠したまま駆け引きをする2人の関係が妙な空気を形成し、緊張感を高めた。一方、いつもサジョ・ユンを可愛がっていたサジョ・スンの本音が明らかになり、衝撃を与えた。酔っ払ったサジョ・スンは、自分を支えるサジョ・ユンに「ここまでにしろ。私の息子につけあがるなということだ」と冷淡な本心を吐露した。弟を押し退け王位に就くという野望を抱いていたサジョ・ユンは、その言葉に憤慨した。さらに、彼がサジョ・スンの実子ではないということまで明らかになり、どんでん返しが続いた。終盤にサジョ・ヒョンは、ヨン氏一族が滅ぼされた夜に起こった自分の長年のトラウマを告白し、ヨンウォルはすべての真実を知りながらも黙って彼の話を聞いた。結局、ヨンウォルがヨン氏王朝の唯一の子孫であることを知ったサジョ・ヒョンは、裏切られた気持ちになって彼女を責めた。そして、この時、サジョ・スンが息を引き取ったという悲報が宮殿内に広がった。父を失った悲しみに包まれて泣き崩れるサジョ・ヒョンと、自分がやったことではないと言うヨンウォルの困惑した表情が対比のように描かれ、衝撃的なエンディングを迎えた。