パスト ライブス/再会
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ユ・テオ主演映画「パスト ライブス/再会」アカデミー賞で受賞ならず
「パスト ライブス/再会」がアカデミー賞で作品賞と脚本賞の候補にノミネートされたが、惜しくも受賞を逃した。 3月10日(現地時間)米LAで開かれた「第77回英国アカデミー賞」授賞式で、作品賞は映画「Oppenheimer」(監督:クリストファー・ノーラン)、脚本賞は映画「anatomy of a fall」(監督:ジュスティーヌ・トリエ)が受賞した。先立って韓国系カナダ人であるセリーヌ・ソング監督は、デビュー作であるにも関わらず「Killers of the Flower Moon」 Killing Moon」のマーティン・スコセッシ監督、「Oppenheimer」のクリストファー・ノーラン監督など、ハリウッドを代表する名監督たちと共に作品賞の候補にノミネートされ、話題を集めた。「パスト ライブス/再会」は、ソウルで幼少期を過ごした初恋のナヨンとヘソンが、20年の時を経てニューヨークで再会し、途切れそうになりながらも、続いてきた彼らの縁を振り返る2日間の運命的な話を描いた作品だ。
ユ・テオ、映画「パスト ライブス/再会」への愛情を語る“人生を変えてくれた作品”
世界的に大きな成果を上げている映画「パスト ライブス/再会」が韓国にやってくる。縁を題材に穏やかなラブストーリーを描く同作を、韓国の観客はどのように思うのか。28日午後、ソウル龍山(ヨンサン)区CGV龍山アイパークモールにて、映画「パスト ライブス/再会」のマスコミ配給試写会および記者懇談会が開かれ、俳優のユ・テオ、セリーヌ・ソン監督、CJ ENM映画事業部長のコ・ギョンボムが出席した。同作は、ソウルで幼少期を過ごした初恋のナヨン(グレタ・リー)とヘソン(ユ・テオ)が20年の時を経て、ニューヨークで再会し、途切れそうになりながらも、続いてきた彼らの縁を振り返る2日間の運命的な話を描いた作品だ。同作は主に韓国で撮影され、ほとんどのセリフが韓国語で制作されている。セリーヌ・ソン監督は「このシナリオを書いて、映画を作ることになったきっかけがある。ある夜、韓国から遊びに来た幼い頃の友人と、アメリカに住んでいる私の夫と一緒にお酒を飲むことになった。この2人は互いに言語が異なり、会話ができないので、どちらの言語も分かる私が通訳をした」とし「(その時)私のアイデンティティや歴史、ストーリーを解釈しているような気がした。その感覚が特別だったので、映画を作ることになった。韓国的な要素や、ニューヨークで演劇をしている人として感じるディテールなど、色々なものをたくさん盛り込んだ」と明かした。また、韓国とニューヨークを収めた撮影については「ロケーションマネージャーにお願いした。パリに住んでいる人に『あなたのパリとは?』と尋ねると、誰もエッフェル塔とは答えない。住んでいる町や行きつけのコーヒーショップのことを話す。なので、ニューヨークとソウルの両方のロケーションマネージャーに『本当のニューヨーカーの人生、ソウルに住んでいる人の人生を探したい』と頼んだ」と説明した。続けて「ソウルのロケーションマネージャーに『もし、これが終わって本当に美味しいものが食べたくなったら、どこに行く?』と聞いて、焼酎が飲める焼肉屋に連れて行ってもらった。それで行ってみたら、完璧だった。そのように現地の人にかなり頼っていたと思う。ソウルでヘソンが軍服務をするシーンも、ちょうどその時期に軍隊に行っていたスタッフがいた」とし「その方に『軍隊にいる友達が観た時、からかわれないようにしてほしい』と頼んだ。ソウルの人として経験したことがある方々を頼りにした。ヘソンの友達とセリフもそうだ」と付け加えた。Netflixシリーズ「ロシアン・ドール: 謎のタイムループ」、Apple TV+「ザ・モーニングショー」シーズン2&3を通じて強烈な印象を残した女優のグレタ・リーが、幼い頃ソウルに置いてきた縁と再び向き合うナヨン役を演じる。そして「第77回英国アカデミー賞」の主演男優賞にノミネートされたユ・テオが、ナヨンとの縁を放さないためにニューヨークを訪れるヘソン役を務める。韓国俳優としては初めて主演男優賞にノミネートされたユ・テオは「僕が過大評価されているような気がする。俳優は演じる時、何か結果を得ようと考えながら演じるわけではない。いつも、今この瞬間とこの作品、そして監督と同僚たちと息を合わせ、集中することが最も重要だ」と謙遜した。そして、彼は「人生を変えてくれた作品だ。このような作品と人生で一度、会うことすら難しいのに、このように出会うことができた。結果的にもそうだし、個人的にもそうだ。ヘソンというキャラクターを演じるために、縁という要素と哲学を完璧に理解しなければならなかった。そのため、仕事のやり方も完全に変わった」とし「以前は教科書的に、もしくは技術的にアプローチしていたとすると、今は自分が演じるキャラクターに縁という要素を融合させるようになった。自らを履歴書や技術で説得させる必要はなかった」と作品に対する愛情を示した。さらに「すでに一度、生きたことのある魂がさまよっていて、僕はただその魂を感じながら演じるだけだ」とし「僕、個人の人生や哲学、この世の中での立場、ここに残っている理由などを考えるようになった作品だ。キャリア的な面でこれからより多くの機会が与えられると思うし、個人的にも多大な影響を受けた作品なので、とても感謝している」と付け加えた。3月6日に韓国での公開を控えているだけに、セリーヌ・ソン監督は「映画は誰が、いつ観るかによって感じる感情や見解が異なると思う。是非、オープンマインドで来ていただけたら嬉しい。楽しく観ていただきたい」と願いを伝えた。ユ・テオも「最近、穏やかなラブストーリーを題材にした映画が少なかった。そのような渇きを感じていた。海外で観てくださり、このような映画が必要だったということに気づいた観客の方々が多かった。僕たちにもそのような話をしてくださった」とし「気楽で穏やかなラブストーリー映画、刺激的でなくても感動を与えることができる映画を、多くの方々に観ていただきたい」と共感を示した。
【PHOTO】ユ・テオ&セリーヌ・ソン監督、映画「パスト ライブス/再会」フォトウォールに登場
28日午後、ソウル江南(カンナム) 区清潭洞(チョンダムドン) CGVシネシティで開かれた映画「パスト ライブス/再会」のフォトウォールに、俳優のユ・テオ、セリーヌとソン監督が登場した。同作は、移住によって離れ離れになった幼なじみのふたりが24年後、36歳の夏にニューヨークで再会する7日間を描く、大人のラブストーリーだ。・【PHOTO】ZEROBASEONEメンバー&ナ・イヌら、映画「パスト ライブス/再会」フォトウォールに登場・【PHOTO】ユ・テオ&セリーヌ・ソン監督、映画「パスト ライブス/再会」マスコミ向け試写会に出席
【PHOTO】ZEROBASEONEメンバー&ナ・イヌら、映画「パスト ライブス/再会」フォトウォールに登場
28日午後、ソウル江南(カンナム) 区清潭洞(チョンダムドン) CGVシネシティで開かれた映画「パスト ライブス/再会」のフォトウォールに、ZEROBASEONEのソン・ハンビン、ジャン・ハオ、リッキー、ソク・マシュー、ナ・イヌ、ソン・ハユン、ハン・イェスル、ユ・ジテ、2AMのスロン、チョン・ユナ、クム・セロク、Urban Zakapaのチョ・ヒョナ、ダンサーのMonika、リ・ジョン、LIP J、ソン・ヘウン、オ・ヨンジュ、イ・ソラ、イ・ジンソク、カン・スジンらが登場した。同作は、移住によって離れ離れになった幼なじみのふたりが24年後、36歳の夏にニューヨークで再会する7日間を描く、大人のラブストーリーだ。・【PHOTO】ユ・テオ&セリーヌ・ソン監督、映画「パスト ライブス/再会」マスコミ向け試写会に出席・ユ・テオ主演映画「パスト ライブス/再会」米インディペンデントスピリットアワードで作品賞と監督賞を受賞
【PHOTO】ユ・テオ&セリーヌ・ソン監督、映画「パスト ライブス/再会」マスコミ向け試写会に出席
28日午後、ソウル龍山(ヨンサン)区CGV龍山アイパークモールにて、映画「パスト ライブス/再会」のマスコミ配給試写会および記者懇談会が開かれ、俳優のユ・テオ、セリーヌ・ソン監督、CJ ENM映画事業部長のコ・ギョンボムが参加した。・ユ・テオ主演映画「パスト ライブス/再会」米インディペンデントスピリットアワードで作品賞と監督賞を受賞・映画「パスト ライブス/再会」のセリーヌ・ソン監督、全米監督協会賞で新人賞を受賞韓国系としては初
ユ・テオ主演映画「パスト ライブス/再会」米インディペンデントスピリットアワードで作品賞と監督賞を受賞
「パスト ライブス/再会」が、アメリカ独立映画界のオスカーと呼ばれる、インディペンデントスピリットアワードで2つの賞を受賞した。映画「パスト ライブス/再会」(監督:セリーヌ・ソン)が2月25日(現地時間)に行われた「第39回インディペンデントスピリットアワード」で作品賞と監督賞の2つの部門で受賞する快挙を成し遂げた。授賞式に参加したセリーヌ・ソン監督は「たくさんの縁、愛、そして精を込めて作った映画で、この賞をもらうようになり、本当に光栄だ。毎日私にインスピレーションをくれて、映画デビューさせてくれた独立映画にも感謝している」とし、「私が今、ここでこうして話せるのは、私たちの映画の中に登場する縁という概念のように、この映画がつくられた今回の生の前にあったたくさんの人生の中で、私たちがお互いを知っていることを意味すると思う。この舞台に立つすべての制作陣と俳優も同じように感じているだろう」と感動した様子で受賞の感想を述べた。アメリカ独立映画界のアカデミー賞と呼ばれるインディペンデントスピリッツアワードは1984年から始まり、今年39回目を迎える非営利団体「フィルムインディペンダント」主催の授賞式だ。制作費3000万ドル以下の作品のうち、2023年1月1日から12月31日まで、アメリカの劇場で一週間以上上映されたか、2023年に開催された特定映画祭の上映作を対象に受賞作を選ぶ。今回、「パスト ライブス/再会」の受賞は2020年最優秀国際映画賞を受賞した「パラサイト~半地下の家族~」、2021年にユン・ヨジョンに助演女優賞を与えた「ミナリ」、2022年にイ・ジョンジェがテレビ部門主演男優賞を受賞した「イカゲーム」、そして最高のアンサンブルキャスト賞を受賞した「パチンコ」に続いて、韓国系監督の作品としては「怒った人たち」と共に5回目の受賞記録だ。これと共に、4月に開催されるアメリカ作家組合賞(WGA Awards)の映画部門脚本賞でも候補に指名され、ハリウッド4大組合賞に属する2つの授賞式にノミネートされる栄誉を手にした。「パスト ライブス/再会」は、ソウルで幼い時代を過ごした初恋の人ナヨンとヘソンが、24年ぶりにニューヨークで再会し、途切れそうで続いてきた彼らの縁を振り返る二日間の運命的な物語を描いた作品で、韓国で3月6日公開予定だ。
【終了しました】ユ・テオ出演!アカデミー賞ノミネートの話題作『パスト ライブス/再会』試写会に抽選で10組20名をご招待
ドラマ「その恋、断固お断りします」や映画「ニューイヤー・ブルース」のユ・テオが出演し、注目を集めている『パスト ライブス/再会』が、4月5日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開されます。本作は、移住によって離れ離れになった幼なじみのふたりが24年後、36歳の夏にニューヨークで再会する7日間を描く、大人のラブストーリー。米アカデミー賞の作品賞と脚本賞の2部門にノミネートし、さらに英アカデミー賞ではユ・テオが主演男優賞にノミネートされ、注目を集めています。今回、Kstyleでは『パスト ライブス/再会』の日本公開を記念して、本作の試写会に抽選で10組20名様をご招待いたします。 ◆『パスト ライブス/再会』試写会に抽選で10組20名をご招待【開催概要】日時:3月8日(金)18:15 開場/18:45上映開始 場所:ニッショーホール(東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル)■作品概要『パスト ライブス/再会』2024年4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開【STORY】ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。ふたりはお互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいたふたりは、オンラインで再会を果たし、お互いを想いながらもすれ違ってしまう。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れる。24年ぶりにやっとめぐり逢えたふたりの再会の7日間。ふたりが選ぶ、運命とはー。監督/脚本:セリーヌ・ソン 出演:グレタ・リー、ユ・テオ、ジョン・マガロ2023年/アメリカ・韓国/カラー/ビスタ/5.1ch/英語、韓国語/字幕翻訳:松浦美奈/原題:Past Lives/106分/G 提供:ハピネットファントム・スタジオ、KDDI 配給:ハピネットファントム・スタジオ Copyright 2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved■関連リンク・『パスト ライブス/再会』公式サイト:・『パスト ライブス/再会』公式X:@pastlives_jp※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※【応募方法】Kstyle公式X(Twitter)アカウント「@Kstyle_news」をフォロー&コチラのポストをRPするだけ。奮ってご応募ください。【応募期間】2024年2月19日(月) 16:00 ~ 2月21日(水) 11:00まで【参加条件】・X(Twitter)でKstyle公式アカウント(@Kstyle_news) をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・プレゼントはお選びいただけませんので、予めご了承ください。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ) にて当選のご連絡をさせていただきます。・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news) をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。※当選通知後、指定の日時までにご連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。※賞品の不具合・破損に関する責任は一切負いかねます。※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。・応募時の内容に記載不備がある場合。・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。・本キャンペーン当選賞品を、インターネットオークションなどで第三者に転売・譲渡することは禁止しております。※当選者の方は、当選連絡のDMに記載されているURLをSNS等で公開されますと、第三者に入力されてしまう危険性がございますのでお控えください。
ユ・テオ、映画「パスト ライブス/再会」で韓国俳優初の主演男優賞受賞ならず
俳優のユ・テオが、映画「パスト ライブス/再会」で、韓国俳優としては初めて主演男優賞にノミネートされたが、惜しくも受賞を逃した。2月18日(現地時間)、イギリス・ロンドンのサウスバンクセンターで「第77回英国アカデミー賞」授賞式が開かれた中、映画「パスト ライブス/再会」が外国語映画賞と脚本賞、主演男優賞にノミネートされたが、受賞はならなかった。「パスト ライブス/再会」は、Netflix TVシリーズ「ロシアン・ドール: 謎のタイムループ」のグレタ・リーとユ・テオが出演し、韓国系カナダ人のセリーヌ・ソン監督が演出を担当した作品だ。韓国で出会って幼少期を過ごした2人の男女が、20年後にニューヨークで再会して繰り広げられる物語を描く。特にユ・テオが韓国人俳優として初めて主演男優賞にノミネートされ期待を集めたが、残念ながら受賞には至らなかった。女優のユン・ヨジョンが2021年に映画「ミナリ」(監督リー・アイザック・チョン)で韓国俳優としては初めて助演女優賞を受賞した。この日の授賞式では、クリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が7冠を獲得した。作品賞、監督賞、主演男優賞(キリアン・マーフィー)、助演男優賞(ロバート・ダウニー・ジュニア)など主要部門を席巻した。続いて、映画「哀れなるものたち」(ヨルゴス・ランティモス監督)が、主演女優賞(エマ・ストーン)など5部門でトロフィーを獲得した。「パスト ライブス/再会」は、これに先立って開かれたアメリカ「ゴールデングローブ賞」で映画ドラマ部門作品賞と監督賞、脚本賞、非英語圏映画賞、映画ドラマ部門主演女優賞など5部門にノミネートされたが、受賞は不発となった。また、3月10日(現地時間)、米ロサンゼルスで開かれる「第96回アカデミー賞」授賞式では、作品賞と脚本賞の2部門にノミネートされている。韓国系カナダ人のセリーヌ・ソン監督は、デビュー作にもかかわらず、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」のマーティン・スコセッシ監督、「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーラン監督など、ハリウッドを代表する名監督と共に最高賞である作品賞にノミネートされる快挙を成し遂げた。
映画「パスト ライブス/再会」のセリーヌ・ソン監督、全米監督協会賞で新人賞を受賞…韓国系としては初
映画「パスト ライブス/再会」のセリーヌ・ソン監督が、韓国系監督としては初めて全米監督協会賞で新人賞を受賞した。映画「パスト ライブス/再会」を演出したセリーヌ・ソン監督は2月10日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのビバリーヒルズで開かれた「第76回全米監督協会賞(DGA Awards)」で新人賞を受賞した。同作は、ソウルで幼少期を過ごした初恋のナヨンとヘソンが24年の時を経て、ニューヨークで再会し、途切れそうになりながらも、続いてきた彼らの縁を振り返る2日間の運命的な物語を描いた作品だ。韓国系監督としては史上初の新人賞を受賞したセリーヌ・ソン監督は、受賞の感想を通じて「次の演出作を発表し続けていく」と作品への意志を表した。同作は、3月10日に開催される「第96回アカデミー賞」の主要部門である作品賞と脚本賞部門にノミネートされており、その結果に注目が集まっている。セリーヌ・ソン監督は、映画「ナンバー・スリー No.3」を演出したソン・ヌンハン監督の娘としても知られている。
ユ・テオ主演映画「パスト ライブス/再会」予告編を公開…リアルな恋愛模様に共感の嵐
映画「パスト ライブス/再会」が繊細で現実的な恋愛模様を予告した。韓国で3月6日に公開される同作(監督:セリーヌ・ソン)は、ソウルで幼少期を過ごした初恋のナヨン(グレタ・リー)とヘソン(ユ・テオ)が20年の時を経て、ニューヨークで再会し、途切れそうになりながらも、続いてきた彼らの縁を振り返る2日間の運命的な話を描いた作品だ。公開されたメイン予告映像には、若い頃、ソウルに置き去りにした元恋人と再会するナヨンと、彼女との縁が途切れないようにニューヨークに来たヘソンの24年にわたる運命的な話が収められた。縁について説明するナヨンのナレーションは、縁という複雑で不明確な概念を通じて愛の意味を繊細に捉え、作品への関心を高めた。別れた後、12年ぶりにSNSを通じて再会した時からさらに12年が経った後のニューヨークで再会する姿まで、24年という長い期間、続いてきた2人の特別な関係への好奇心を刺激した。ここにソウルとニューヨークを行き来する美しい映像と感覚的な演出が加わり、没入感を高めた。同作は、セリーヌ・ソン監督の自伝的な話から描かれたが、普遍的な共感を生む現実的な恋愛話で期待を高めている。セリーヌ・ソン監督は、過去と現在の絆について、話を繋げ、時空間によって少しずつ変化する関係の意味を繊細に表現し、世界有数のメディアおよび観客の心を動かし、好評を博した。韓国的な雰囲気で密度の高いストーリーを完成させた「パスト ライブス/再会」は、言語と文化の壁を越え、「第96回アカデミー賞」作品賞と脚本賞にノミネートされる成果をあげただけに、韓国の観客の心まで掴むことができるのか、注目される。
ユ・テオ主演映画「パスト ライブス/再会」米アカデミー賞作品賞・脚本賞の2部門にノミネート
映画「パスト ライブス/再会」がアカデミー賞の作品賞と脚本賞の2部門にノミネートされた。3月10日(現地時間)、米ロサンゼルスで開催される「第96回アカデミー賞」で、映画「パスト ライブス/再会」(監督:セリーヌ・ソン)が作品賞と脚本賞の2部門にノミネートされた。韓国系カナダ人のセリーヌ・ソン監督はデビュー作であるにもかかわらず、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」のマーティン・スコセッシ監督、「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーラン監督などハリウッドを代表する監督と共に最高賞である作品賞にノミネートされた。これまで監督および脚本家として長編デビュー作が作品賞と脚本賞に同時にノミネートされたのはセリーヌ・ソン監督が4回目であり、アジア系女性監督としては初めてだ。これでCJ ENMは2020年、映画「パラサイト 半地下の家族」に続き、韓国の投資配給会社の中で唯一2本の作品がアカデミー賞にノミネートされる快挙を達成した。「パラサイト 半地下の家族」は「第92回アカデミー賞」で国際長編映画賞(旧 外国語映画賞)、作品賞、監督賞、脚本賞、美術賞、編集賞の計6部門にノミネートされ、韓国映画として初めて作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門で受賞する快挙を成し遂げ、その年のアカデミー賞で最多受賞を記録した。「第39回サンダンス映画祭」でワールドプレミアとして上映され、好評を集めた「パスト ライブス/再会」は、現在までに世界各国の映画祭で64冠を達成すると共に185部門にノミネートされ、注目を集めている。CJ ENMの映画事業部長のコ・ギョンボムは「CJ ENMとA24がコラボした韓国系監督のデビュー作でこのようなニュースを聞くことができ、とても嬉しい。今後、韓国映画界が蓄積した貴重なノウハウと資産がグローバル市場でさらに広く活用されるきっかけになってほしい」と喜びを示した。「パスト ライブス/再会」は、ソウルで幼少期を過ごした初恋のナヨンとへソンが20年の時を経て、ニューヨークで再会し、途切れそうになりながらも、続いてきた彼らの縁を振り返る2日間の運命的な話を描いた作品だ。
ユ・テオ、韓国人で初!映画「パスト ライブス/再会」で英アカデミー賞の主演男優賞にノミネート
俳優のユ・テオが、映画「パスト ライブス/再会」で英国アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされた。イギリス映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)が18日(現地時間)、アカデミー賞の受賞候補を発表した中、映画「パスト ライブス/再会」が外国語映画賞と脚本賞、主演男優賞の候補に名前をあげた。先立って同授賞式では、女優のユン・ヨジョンが2021年、映画「ミナリ」で韓国女優で初めて助演女優賞を受賞した。ユ・テオが主演男優賞を受賞すれば、韓国俳優として初の記録となる。また、2018年にはパク・チャヌク監督が映画「お嬢さん」で外国語映画賞を、2020年にはポン・ジュノ監督が「パラサイト 半地下の家族」で外国語映画賞と脚本賞を受賞した。「パスト ライブス/再会」は、Netflixシリーズ「ロシアン・ドール: 謎のタイムループ」に出演したグレタ・リーとユ・テオが出演し、韓国系カナダ人のセリン・ソンが演出を手がけた作品だ。韓国で出会い、幼少時代を一緒に過ごした2人の男女が、20年が過ぎた後、ニューヨークで再会することで繰り広げられる物語を描く。昨年1月に開催された「第39回サンダンス映画祭」でワールドプレミアとして上映され、好評を集めた。また、世界3大映画祭の一つである「第73回ベルリン国際映画祭」のコンペティション部門に招待され、作品性が認められた。これに先立ち、アメリカの「ゴールデングローブ賞」では、映画・ドラマ部門の作品賞と監督賞、脚本賞、非英語圏映画賞、映画ドラマ部門の主演女優賞など、5つの部門の候補となったが、惜しくも受賞はならなかった。英国アカデミー賞は、2月18日に授賞式が開催される。・ユ・テオ主演映画「パスト ライブス/再会」が第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出!・ユ・テオ、感性的な雰囲気の秋冬グラビアを公開!ハリウッド進出をうけ心境を明かす「叶わないと」