キム・スヒョン(脚本家)
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SMイ・スマン代表からYGヤン・ヒョンソク代表まで、“韓流リーダー12人”のサクセスストーリーを収めた講演動画が放映開始
SMエンターテインメントのイ・スマン代表など、韓流リーダー12人のサクセスストーリーを収めた講演動画「カルチャーイノベーター」がOlleh TV、LG U+などIPTVやケーブルTV VODなどでいっせいに放映を開始している。現代経済研究院が製作したこの映像は、映画、音楽、ドラマ、ゲーム、キャラクター、アニメーション、公演など、各分野で最高のリーダーの成功の秘訣を7~9分ずつに分け、計93分で構成されている。コンテンツは、ユ・ジェヒョク韓国経済新聞エンターテインメント専門記者が書いた書籍「カルチャーイノベーター」を基に、キム・ホスアナウンサーの解説で演出された。EXOや東方神起、少女時代などを育てたSMエンターテインメントのイ・スマン代表は聞く音楽から見る音楽の時代が到来していると予想。華麗な群舞を踊るK-POP歌手の育成システムを初めて体系化した。兄貴分のようなリーダーシップでBIGBANGや2NE1などを育てた、YG ENTERTAINMENTのヤン・ヒョンソク代表プロデューサー、ペ・ヨンジュンやキム・スヒョンなどトップスターと共に韓流の領土を広げた、キーイーストのペ・ソンウン総括社長、韓国初となる音源レンタルサービスを導入し、韓国国内最大の音楽配信サイトを作ったLOENエンターテインメントのシン・ウォンス代表などの成功秘訣を紹介している。韓国最高のアニメーション「ポンポン ポロロ」を誕生させたIconixエンターテインメントのチェ・ジョンイル代表、大ヒット映画「建築学概論」などで韓国映画の歴史を新たに書き直したミョンフィルムのシム・ジェミョン代表、大企業との競争に勝ち抜いて4大映画配給会社を作ったNEWのキム・ウテク総括社長、公演史上最高のヒット作「NANTA」を手掛けたPMCプロダクションのソン・スンファン会長、韓国映画界最高のパワーマンに選ばれたユン・ジェギュン監督兼プロデューサー、「PUCCA」で世界市場を切り開いたヴーズ・キャラクター・システムズのキム・ブギョン代表、ゲーム「風の国」などで世界市場を切り開いたNEXONのキム・ジョンジュ会長、韓国ドラマにおいて40年以上に渡りトップを走り続ける脚本家キム・スヒョンなどに関するストーリーも見ることができる。
「これが人生!ケ・セラ・セラ」放送スタート…韓国社会にあるリアリティ溢れる家族の問題を描く
さすがキム・スヒョンは信頼して見る脚本家だった。マッチャン(複雑な人間関係の中で、無理やりなストーリー展開が特徴であるドラマ)なしで暖かくて愉快な週末ドラマが誕生した。13日に韓国で放送スタートしたSBS週末ドラマ「これが人生!ケ・セラ・セラ」(原題:「そう、そういうことさ」) (脚本:キム・スヒョン、演出:ソン・ジョンヒョン)は現代人の孤独を温かく癒してくれる正統派家族ドラマで、言語の錬金術師と呼ばれるキム・スヒョン脚本家の復帰作だ。キム・スヒョン脚本家はこれまで様々な家族ドラマを通じて視聴率と作品性を同時に確保したため今回の「これが人生!ケ・セラ・セラ」にも期待が高まった。このドラマは、最近では簡単に見られない3代で構成された大家族の話を通じて忘れかけている家族の大切さやその意味を軽快かつ真剣に描いている。この日の放送では祖父のユ・ジョンチョル(イ・スンジェ)を中心に3代にかける家族の面々が紹介された。この家族はそれぞれ悩みを持っている。三男の嫁ヘギョン(キム・ヘスク)は毎日繰り返される日常ときりのない家事でため息の絶えない毎日を送っている。特にヘギョンを一番悩ませるのは三男のセジュン(チョン・ヘイン)だった。セジュンは就職せず、バイトで金を稼いでいたが、ヘギョンの立場からすれば腸が煮えくり返るものだった。しかも釜山(プサン)を往復する代行運転のバイトで40万ウォン(約4万円)を稼げるという話を聞き、家の法事にも参加しないと言ってきたため、へギョンの悩みはますます深まっていくばかりだった。ヘギョンの長男セヒョン(チョ・ハンソン)は恋愛に問題があるし、娘のセヒ(ユン・ソイ)は結婚1年目であるにも関わらず、自身の実家には足を運ばない夫のことが気に障る。ジョンチョルの次男の嫁ミョンラン(チョン・ジェスン)は健忘症で苦労している。夫ギョンフ(ソン・スンファン)はこのようなミョンランに毎日怒るばかりだ。また、ギョンフとミョンランの娘ソヒ(シン・ソユル)は男が怖くて結婚できないと言いながら結婚について心配していた。その中でスクジャの腹違いの妹スッキョン(ヤン・ヒギョン)が放送の最後に大きな事件を起こした。ジョンチョルの長男のミノ(ノ・ジュヒョン)は未亡人になった嫁ジソン(ソ・ジヘ)とともに仲良く暮らしていたが、このため周りの人々から噂された。苦しんでいたジソンの母親のテヒ(イム・イェジン)は自身の気持ちをスッキョンに吐露したが、口の軽いスッキョンは法事が終わったとき家族にこれを打ち明けてしまったのだ。当事者のいる場で出てきたスッキョンの爆弾発言は、家族全員を驚かせた。キム・スヒョン脚本家は最初の放送から個性の強いキャラクターと時代を超えるテーマを描き、これからが気になるホームドラマを作り上げた。視聴率を上げるための刺激的な要素は全くなかったものの、ドラマは興味津々だった。キム・スヒョン脚本家特有の繊細で感性的な表現力が輝いた。ここに就職の代わりにアルバイトを通じて夢を叶えようとする息子と女性が感じる結婚についての率直な考え、あらゆることにちょっかいを出す母に対抗する娘の話など、現在韓国で起きている様々な問題が共存し、リアリティを高めた。イ・スンジェ、カン・ブジャ、ヤン・フィギョン、ノ・ジュヒョン、ソン・スンファン、チョン・ジェスン、ホン・ヨソプ、キム・ヘスク、イム・イェジン、キム・ジョンナンなど、優れた俳優たちはしっかりした演技力で中心をとってくれた。ソ・ジヘ、シン・ソユル、ユン・ソイ、チョ・ハンソン、チョン・ヘイン、ナム・ギュリなども非の打ち所のない演技を披露し、ドラマはさらに面白くなった。順調な滑り出しを見せた「そう、そういうことさ」が週末の夜、心温まるホームドラマで名を馳せることができるだろうか、これからが気になる。
キム・スヒョン脚本家の新作「これが人生!ケ・セラ・セラ」2月13日に放送スタート!
脚本家キム・スヒョンの新作ドラマ「これが人生!ケ・セラ・セラ」(原題:「そう、そういうことさ」) が韓国で2月13日よりスタートする。これまで「愛と野望」「人生は、美しい」「私の男の女」「千日の約束」「3度結婚する女」など、作品を披露するたびに話題と人気を集めた脚本家キム・スヒョンがSBS新週末ドラマ「そう、そういうことさ」で再び視聴者を魅了する見込みだ。「これが人生!ケ・セラ・セラ」は、家族の形が変わりつつある現代社会において、大家族の一人として生きていくことの意味と、家族という名の下でお互いに愛し慰め、葛藤を乗り越えて幸せを感じる様子を通じて、家族の大切さと価値に気づかせてくれるドラマだ。イ・スンジェ、カン・ブジャ、キム・ヘスク、ノ・ジュヒョン、ソン・スンファン、ヤン・ヒギョン、ホン・ヨソプ、イム・イェジン、チョン・ジェスン、キム・ジョンナン、ソ・ジヘ、チョ・ハンソン、ナム・ギュリ、ユン・ソイ、シン・ソユル、ワン・ジヘなど、多様な年齢層の有名俳優が大勢出演する。「これが人生!ケ・セラ・セラ」は、韓国で2月13日から毎週土曜日と日曜日の午後9時に放送される。
ワン・ジヘ、キム・スヒョン脚本家の新作ドラマにキャスティング
女優ワン・ジヘがキム・スヒョン脚本家の新作ドラマに出演する。23日の午後、放送関係者によるとワン・ジヘはSBSの新週末ドラマ「これが人生!ケ・セラ・セラ」(原題:「そう、そういうことさ」) への出演を確定した。これでワン・ジヘは今年の頭に放送終了したSBS「美女の誕生」以来約1年ぶりにドラマに復帰することになった。ワン・ジヘは最近「ジャングルの法則」サモア編に出演し、気さくな性格で人気を集めた。「これが人生!ケ・セラ・セラ」は「3度結婚する女」以来3年ぶりに披露するキム・スヒョン脚本家の新作で、家族を中心にした話を盛り込んでいる。「3度結婚する女」を演出したソン・ジョンヒョンプロデューサーが演出を務め、キム・ヘスク、イ・スンジェ、カン・ブジャ、チョ・ハンソン、ソ・ジヘ、ナム・ギュリ、ユン・ソイなどが出演する。60部作という破格の編成で韓国で2月から放送スタートする予定だ。
“言葉の錬金術師”キム・スヒョン脚本家、ドラマ「ユナの街」を絶賛
言葉の錬金術師と呼ばれるキム・スヒョン脚本家が、JTBC月火ドラマ「ユナの街」を賞賛した。キム・スヒョンは先月25日、自身のウェブサイトに「最近『ユナの街』を見ています。(視)聴率ちゃんがいくらすごくても、とんでもないストーリーであれば見なくなり、陰謀や企みなどは不快で見られない偏屈な性格なので、していたことを止めて見る価値がある、待って見るドラマには、それほど頻繁にはめぐり逢えません」と話を始めた。彼女は同ドラマを執筆したキム・ウンギョン脚本家に対し「あなたに本当に感謝します。同業者であることを誇りに思います。ハハハ」と絶賛した。「ユナの街」は職業、性別、年齢、性格まで千差万別で個性的な人々と、元スリ犯の女が暮らす集合住宅に、世の中のどこにもいない優しい男が引っ越してきてから、心の傷や苦しみが癒され、一緒に暮らしていくストーリーを描いた作品だ。
“同名異人”キム・スヒョン、お茶の間を魅了する脚本家と俳優
キム・スヒョンという名前の巨匠と巨人がいる。スター脚本家キム・スヒョンとトップ俳優キム・スヒョンのことだ。この2人が韓国のお茶の間を魅了している。偶然にも漢字まで同じ(金秀賢)同名異人である。分野も、世代も全く違う2人だが、テレビの前の視聴者を笑わせたり、泣かせたりするという共通点がある。これほど面白い偶然があるのだろうか。まず、脚本家のキム・スヒョンはSBS週末ドラマ「3度結婚する女」で衰えることのない筆力をアピールしている。このドラマは放送序盤、低視聴率に苦しんでいた。視聴率40%、50%を遥かに超える国民的なドラマを多数書いたキム・スヒョン脚本家がなぜ二桁の視聴率を取ることさえ難しくなったのかという反応が出た。キム・スヒョン脚本家流のホームドラマを期待していた一部の視聴者も残念だと評価した。しかし、回を重ねるにつれ胸に突き刺さる台詞と他のドラマでは見られない大胆で独特なキャラクターと関係図、そこから感じられる強い感動とメッセージはやはり光を放ったのだ。これが巨匠キム・スヒョンドラマの独創性であり、ヒットの秘訣ではないだろうか。序盤のイ・ジアをはじめとする一部の俳優の演技力に対する非難も徐々におさまった。俳優たちはしっかりとした台本と感覚的な演出の中で一人も浮くことなく調和している。序盤の一部の懸念と非難は、そんなことがいつあったのだろうかというように姿を消し、数週間ドラマ自己最高視聴率を更新している。同時間帯に放送されるMBC「黄金の虹」も緊張し始めた。一方、俳優キム・スヒョンは巨人だ。多くはない経験や作品数とは別に、彼は毎回の作品でぐんと成長している。飛躍的な成長の結果、彼はたった1度の失敗も許さないヒットが保障される俳優になった。彼が熱演しているSBS水木ドラマ「星から来たあなた」は、同時間帯に放送されるドラマの中で圧倒的な1位として独走している。キム・スヒョンは今最高の名演技を披露している。劇中地球で400年生活した宇宙人ト・ミンジュンに扮した彼は、前作で見せたことのないユニークなキャラクターで女心を掴んでいる。経験が足りない新人や新米俳優たちがよくしてしまいがちな感情過剰な演技も彼からは見られない。むしろ彼は今回のキャラクターで抑制の美学を見せている。しかし、最近の放送ではこれまで抑えてきた感情を爆発させた嗚咽の演技で絶賛された。恐ろしい俳優だ。驚くべき事実は、キム・スヒョン脚本家と俳優キム・スヒョンの年齢だ。キム・スヒョン脚本家はなんと1943年生まれで、日本植民地時代を実際に経験した人物だ。彼女の年齢で安定した実力は自然なものだが、激変する時代やトレンドの進化に屈することなく自身の軸を見失っていないという事実は驚くべきことだ。今年で70歳になったこの作家は依然として衝撃的で時代をリードするストーリーを描きながらも、その中で不変の真理を見せる。その力量と情熱の果てはどこなのか到底見当もつかない巨匠である。俳優キム・スヒョンは現在20代半ばに入ったばかりの若手俳優だ。単に年齢だけ見ると、あまり急ぐ必要もなく、深みもない年齢だ。しかし、ちょうど少年から男性になったこの俳優が演技する世界は広くて大きい。作品を選ぶ目も抜群だ。同じ年頃の人たちからはあまり見られない経験と熟練した姿がうかがえる。何より視聴者はもちろん、同じ役者たちも感心するしかない圧倒的な演技は巨人キム・スヒョンの力だ。
【ドラマレビュー】「3度結婚する女」さすがキム・スヒョン脚本家のドラマ“イ・ジアにも得となるか?”
SBS週末特別企画ドラマ「3度結婚する女」の第1話が8日に放送された。「3度結婚する女」は「愛がなんだって」「風呂場の男達」「青春の罠」「花火」「美しき人生」「限りない愛」など数々のドラマの台本を書いた脚本家キム・スヒョンの新作である。また、ソ・テジとの結婚と離婚が明らかになった後、初めてイ・ジアが出演するドラマでもある。このため放送前から大きな関心を集めた。親の再婚後残された子供離婚と再婚を経験した家庭の話を描く「3度結婚する女」は離婚し、お互いに再婚した後もギクシャクしない男女と家族の話を描いた。第1話では親が離婚して再婚し、祖父母と暮らすことになった子供の話が中心であった。ウンス(イ・ジア)はテウォン(ソン・チャンウィ)と結婚し、娘スルギ(キム・ジヨン)を生んだが、離婚してジュンク(ハ・ソクジン)と再婚した。子供は母親に預けなければならなかった。テウォンも再婚を控えている。ウンスは再婚するとき、ジュンクとスルギのうち1人を選択しなければならなかった。ジュンクの親が「君の娘までは受け入れられない」と言ったためだ。ウンスは結局ジュンクを選んだ。一週間に1度訪れることにしたが、それは子供にとって十分ではなかった。友達は親と一緒に暮していないスルギを「孤児と同じだ」とからかい、スルギは心に深い傷を負った。ウンスの姉であるヒョンス(オム・ジウォン)は友人グァンモ(チョ・ハンソン)の結婚式に行った。しかし、グァンモはヒョンスの友人でもあるジュハ(ソ・ヨンヒ)との結婚式から逃げた。ヒョンスはグァンモが好きだったが、グァンモにはヒョンスではなく、いつも他の女性がいた。それでもヒョンスは自身を訪ねてきたグァンモを拒めなかった。ラーメンまで作ってあげたが、突然ジュハが押し掛けてきて当惑した。脚本家キム・スヒョンの視聴率パワー、イ・ジアにとっても得になるか「3度結婚する女」はさすがキム・スヒョン脚本家のドラマらしいドラマだった。キム・スヒョン脚本家特有の台詞が代表的である。キム・スヒョン脚本家は日常的な台詞にもありふれていない表現を使う。彼女は撮影現場でも、俳優たちが台本の助詞一つを変えることさえ許さないことで有名だ。「3度結婚する女」でもキム・スヒョン脚本家の特徴はそのまま表れた。またソン・チャンウィ、オム・ジウォン、ハ・ソクジンなどキム・スヒョン脚本家の以前の作品に出演した俳優たちが見慣れた感じを与えた。ここでイ・ジアとソ・ヨンヒが注目を集める。イ・ジアは子供を親に預けて再婚を選んだ過去と何の不自由もない現在をそれぞれ違う形でこなした。気楽な姿でドラマ制作発表会に現れたイ・ジアは「枠を破って出て来い」というキム・スヒョン脚本家のアドバイス通り、以前と違う演技を披露した。明るい性格だが婚約を破棄された人物を演じるソ・ヨンヒも印象深い。「3度結婚する女」は始まったばかりだ。同じ時間帯に放送されるMBC「黄金の虹」は一週前に放送がスタートしたため、まだ固定視聴者を多くは確保していない。よって視聴率競争でも大きく不利なことはない。キム・スヒョン脚本家の力と安定した演技を見せる俳優たちが集まり、どんな結果を作り出すのか期待される。「OhmyStar」ではスターはもちろん、バラエティ、ドラマなど、様々な市民記者のレビューや主張を幅広く掲載しています。もちろん、いかなる反論も歓迎します。いつでもノックして下さい。「OhmyStar」は市民記者の皆さんの参加をお待ちしています。―編集者コメント
「3度結婚する女」第2話で視聴率低下…キム・スヒョン脚本家の力はいつ発揮されるのか?
SBSの新週末ドラマ「3度結婚する女」の視聴率が、第2話の放送で低下した。11日、視聴率調査会社ニールセン・コリアの集計結果によると、韓国で10日に放送された「3度結婚する女」は、8.7%(全国基準)の視聴率を記録した。これは、9日に同ドラマが記録した10.4%より1.7%下落した数値だ。「3度結婚する女」の第1話は、前番組「結婚の女神」の第1話の視聴率9.1%よりも1.3%高い数字となり、視聴者から注目されることにはある程度成功したと見えるが、第2話の放送で視聴率が下がり、今後の推移に視線が集まっている。しかし、悲観的なことのみではない。同時間帯に放送されたMBC週末ドラマ「黄金の虹」も12.2%で、前日の放送が記録した12.7%よりやや低下し、全体的なドラマ視聴者が減ったことがわかる。また、キム・スヒョン脚本家のドラマは、序盤よりも終盤で力を見せ、時間が立つほど大きな反響を呼ぶことが特徴だ。キム・スヒョン脚本家独特の筆力が発揮されれば、人気グラフも上昇傾向を描くと思われる。この日の放送では、パク・ジュハ(ソ・ヨンヒ)が婚約破棄したチョ・ハンソン(アン・グァンモ)の耳に噛み付きながら怒りを表出する姿と、遅い時間にイ・ダミ(チャン・ヒジン)と密会し、彼にオ・ウンス(イ・ジア)を知っているふりをするなと警告するキム・ジュング(ハ・ソクジン)の姿などが描かれた。
ドラマ「3度結婚する女」キャスティング完了“キム・スヒョンファミリー”の超豪華ラインナップ
「3度結婚する女」のキャスティングが完了した。SBSの新しい週末特別企画ドラマ「3度結婚する女」(脚本:キム・スヒョン、演出:ソン・ジョンヒョン)がキャスティングを完了し、週末のお茶の間に巻き起こる旋風を予告した。「結婚の女神」の後番組として韓国で11月から放送される「3度結婚する女」は、大物脚本家キム・スヒョンと、「ボスを守れ」「糟糠の妻クラブ」「私の恋愛のすべて」などを演出したソン・ジョンヒョン監督が初めて意気投合する作品として、話題を集めている。「3度結婚する女」は、最初の結婚に失敗した後、再婚した女性を中心に、平凡な家庭の2人の姉妹を通じて結婚に対する現実的な認識と共感できるストーリーを描く予定だ。ドラマを通じて深みのある見識や意味深いメッセージを伝えてきたキム・スヒョン脚本家が繰り広げるストーリーに、すでに視線が集中している。さらに、若く新鮮な俳優陣と貫禄ある大物俳優たちが集結し、視聴者の期待が高まっている。イ・ジアは「3度結婚する女」の中心となる一家の次女オ・ウンス役を演じる。最初の結婚に失敗した後に再婚し、2度の結婚を経験した波乱万丈な女性を表現する。オム・ジウォンは、ペット用品のデザイナーである長女オ・ヒョンス役で、無愛想に見えるが情が深くて心が弱く、家族のことを一番先に考える長女の姿を描く。イ・ジアとは性格が正反対の姉妹として登場し、ドラマを導いていく。これとともに、キム・ヨンチョルとオ・ミヨンは、それぞれ父親オ・ビョンシク役と母親イ・スンシム役で登場する。ソン・チャンウィはオ・ウンスの離婚した最初の夫であり、雑誌社を運営するのチョン・テウォン役を務める。キム・ヨンリムはチョン・テウォンの母チェ夫人役、キム・チョンナンはチョン・テウォンの姉チョン・テヒ役で、個性溢れる演技を披露する計画だ。ハ・ソクジンは大企業の4代目の一人息子で、経営の勉強をしているオ・ウンスの二度目の夫キム・ジュンクとして登場する。カン・ブジャはキム・ジュンクの叔母ソン・ボサル役を演じ、キム・ジュンクの両親であるキム会長とソン夫人役には、それぞれキム・ヨンゴンとキム・ジャオクが出演を決めた。9年ぶりにドラマに復帰するチョ・ハンソンは、劇中オ・ヒョンスの親友であり、獣医師のアン・グヮンモ役を演じ、個性ある演技を繰り広げる予定だ。オ・ミヒは、アン・グァンモの母チョン・ギョンスク役で登場する。ソ・ヨンヒは高校の数学教師でありオ・ヒョンスの親友であるパク・ジュハ役、チャン・ヒジンは女優ダミ役を通じて、インパクトある演技を披露する。製作会社SAMHWA NETWORKS側は、「キム・スヒョン脚本家とソン・ジョンヒョン監督が初めて息を合わせることになり、完璧なドラマが誕生する基板が整えられた。才気溢れる若い俳優から貫禄の大物俳優たちが調和を成して、最高のドラマが生まれることだろう。『3度結婚する女』に多くの激励と期待をお願いしたい」と伝えた。「3度結婚する女」は、韓国で11月に放送がスタートする。
キム・スヒョン脚本家のドラマにはない“4つのもの”…さらに確固たるものになった彼女の世界
総合編成チャンネルまで復興させた脚本家キム・スヒョンのスタイルは?JTBC「限りない愛」の視聴率が1割に迫る勢いを見せている。MBC「せがれたち」の視聴率を上回ったことはもちろん、SBS「わが愛しの蝶々夫人」まで追い抜こうとしている。地上波よりはケーブルに近い総合編成チャンネルでこのような結果が出たことは、衝撃的だと言わざるを得ない。総合編成チャンネル史上最も高い視聴率という結果は、ドラマを執筆すれば1億ウォン(約850万円)の原稿料をもらうというキム・スヒョン脚本家の力量をもう一度確認された。また、その成果はやはりキム・スヒョンという賛辞まで呼び起こした。だが、それと同時に、彼女の成功を芳しくないと思う人々も存在する。キム・スヒョンという大物脚本家への反感もあり得るだろうし、彼女のはっきりしたスタイルに好感を持てない人もいると思う。実際にキム・スヒョンのドラマは、明確なスタイルと個性がある。もちろん、キム・スヒョンが全てを上手く書く必要はない。そして、キム・スヒョンのドラマが全てのものを備える必要もない。だが、確かにキム・スヒョンのドラマには、一貫した法則と構成が存在する。ここでは、キム・スヒョンのドラマにないものを通じて、彼女のスタイルを分析してみることにする。キム・スヒョンドラマにはない!その一、貧乏な主人公もちろん、キム・スヒョンのドラマにも貧しい主人公は登場する。例えば、「青春の罠」のユニ(シム・ウナ)や「千日の約束」のイ・ソヨン(スエ)がそうだ。だが、彼女らは貧乏ではあるが、金銭面で苦労したり貧乏性だったりはしない。彼女らはどれだけ貧乏でも能力や才能がある。結局キム・スヒョンドラマに登場するキャラクターは、すべて中流階級以上だ。「母さんに角が生えた」のヨンミ(イ・ユリ)や、特集ドラマ「結婚用品」のスンジュ(イ・ヒョンス)、「火花」のキム・ジヒョン(イ・ヨンエ)、「完全なる愛」のハ・ヨンエ(キム・ヒエ)のように、財力の違いで苦労をしても彼女らは男の力に頼らず、いくらでも生きていける主体的な女性だ。「完全なる愛」のハ・ヨンエさえ、夫の実家が反対する結婚をしたことで貧しくて苦労する設定だが、最初のシーンは彼らが30坪台のマンションに引越しすることである。キム・スヒョンのドラマは、彼らがそのような資金をどうやって確保し、能力を備えるためどんな努力をしたのかはあまり語らない。ほとんど彼らがある程度財力や社会的地位を確保した状態から話を始める。そのため、ヒロインは最後のプライドを守ることができ、お金の前で葛藤はしても、結局は自由になれる。男の財力が必須要素であるとみなされるラブコメディの法則は、キム・スヒョンの作品からは見られない。キム・スヒョンドラマにはない!その二、夢を与える男性主人公そのため、キム・スヒョンドラマでは、女性が男性より絶対的に優位に立っている。彼女のドラマには魅力的で現代的な感覚を誇る男性よりは、男性よりもっと主体的に生きていく女性の行動が目立つ。時には男性は女性より気が小さくて心が狭い人物に描かれる。キム・スヒョンドラマのキャラクターの特徴の一つは、皆おしゃべりだということだが、これは男性主人公も同じだ。だが、些細なことを根掘り葉掘り問い詰める男性主人公は、しばしば魅力的ではない。女性の立場と境遇、さらに魅力がより強調される一方で、男性主人公は極めて現実的な立場にとどまる。そのため、彼らはほとんどの女性たちが願う理想像を見せない。その中で最も夢を与える努力をした人物を挙げるならば、「青春の罠」のヨングク(チョン・グァンリョル)だ。だが、彼がユニの心を掴むため口に出す言葉は、素敵というよりは古く聞こえることが問題だった。現代的でファンタジーを与える人物を活用することは、キム・スヒョンドラマには似合わない。ヨングクさえただユニの復讐のための道具に活用された面が大きく強調され、ドラマの緊張感を高めることに貢献した点に満足するしかなかった。キム・スヒョンドラマにはない!その三、若者の恋愛このような理由でキム・スヒョンは若者の恋愛を描くことに慣れていない。若いカップルは多数登場するが、キム・スヒョンドラマに登場する若者は、この頃の若い世代を代弁するために存在するというよりは、ただ年をとった人の若い時代を描写したと見るべきだ。もちろん、若い世代を理解しようとする努力をしないわけではない。だが、ドラマの中の若者の口調やスタイルが本当に若者らしいと見ることは難しい。例えば、3年間結婚しないでほしいという親の言葉を受け、「逃げよう」と言う男に、女が「息子を口説いて結婚した嫁のレッテルでも貼るということですか?」と言ったりする。話だけ聞いてみれば、恋愛の達人か、結婚に1、2回は失敗した経験でもある人に思える。だが、この台詞を言ったのは18歳の女性で、恋愛や結婚について真剣に考えるはずのない人物だ。それだけキム・スヒョンの作品に出てくる若者たちの考え方は、若くない。「限りない愛」の中で若く見えるカップルはソンギ(ハ・ソクジン)&ヨンヒョン(オ・ユナ)だが、このカップルも性的に解放的かつ露骨的であるだけで、台詞や行動は若者を装った中年のように見える。もちろん、若いからといって特別なデートをするわけではない。彼らもご飯を食べてお茶を飲んで映画を見るほどのデートはする。だが、台詞や考え方、行動のパターンを見れば、キム・スヒョンドラマに登場するカップルは解放的に見えるが、凝り固まった考えを変えない様子を見せる。キム・スヒョンドラマにはない!その四、親不孝者それは、キム・スヒョンドラマが徹底して大人の立場から描かれるためだ。キム・スヒョンドラマの主人公は、たまに大人に反抗したり、不当さを主張することもあるが、結局一定の線を越えることはない。それだけ親子関係、老人と若者の関係の境を確かにしているわけだ。キム・スヒョンドラマで一番重要なことの一つは大人を大人らしく待遇することだ。いくら行儀が悪くても祖父や母の言葉にはそこまで対抗できない。彼らはいつも常識や正道を守る。母と娘の喧嘩にはもっとドラマチックな面があるが、結局目立つのは娘ではなく、母の立場だ。キム・スヒョンドラマでは、ほとんど全ての親が子供のために行動するという前提がある。結局結婚問題などで子供と縁を切っても、結局復縁してかばうのがキム・スヒョンドラマに登場する親だ。そのため、キム・スヒョンドラマにはいつも大家族が登場する。ホームドラマにはいつも祖父と一緒に暮らす主人公が登場し、核家族が主人公だとしても彼らは親と普通よりずっと緊密で密接な関係を結びながら暮らす。そして、その親たちはその気になればいつでも足を運べる距離に住んでいる。「私の男の女」でホン・ジュンピョ(キム・サンジュン)の親は彼の不倫を知って怒り、自身の息子ではないように行動する。だが、これさえ息子への愛と関心がなければ不可能な設定になる。最後まで子供を正しい道に導こうとする親が、キム・スヒョンドラマの中で一番重要な題材の一つだ。さらに子供も、親の言葉なら何でも聞こうとする親孝行者である可能性が高い。彼らが葛藤するのは、ほとんど結婚という一大事を控えた時点だ。気に入らない相手を連れてきたとき、キム・スヒョンドラマの親はたびたび「あんなに優しかった子が初めて」と言い出す。親を敬わなければならないという基本的な前提があるため、彼らの反抗がより衝撃的に見える。それでキム・スヒョンドラマで相対的に若い人たちは最近の若者らしくない行動をするしかないし、それは完全に大人の立場から見た若者の愛はこんなものにならなければならないというメッセージのように聞こえる時もある。キム・スヒョンドラマは、キム・スヒョンというブランドほどその色を明確にしている。そのようなはっきりした特徴のせいで色々言われ、問題もたくさんあったが、明らかな事実はその特徴がまだ受けられているし、これからも受けられる可能性が高いということだ。そしてそれはキム・スヒョンという脚本家を空前絶後の地位にのし上げ、大物脚本家という栄光を与えた。とにかく、確固たるものになった彼女の地位と同様に、彼女のドラマもより一層確かなものになっている。ドラマは多数が楽しむべきだという点で彼女は成功しており、総合編成チャンネルまで復興させる底力を見せた。まだ彼女に向けた賛辞が続き、彼女のドラマを楽しむ人が多い状況なら、キム・スヒョン脚本家の「私のドラマが気まずいなら見なければいい」という言葉が正しいかもしれない。今もチャンネルが彼女を中心に回っているためだ。「OhmyStar」ではスターはもちろん、バラエティ、ドラマなど、様々な市民記者のレビューや主張を幅広く掲載しています。もちろん、いかなる反論も歓迎します。いつでもノックして下さい。「OhmyStar」は市民記者の皆さんの参加をお待ちしています。―編集者コメント