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FTISLAND イ・ホンギ主演映画「フェニックス」19日にOST発売
FTISLANDのイ・ホンギが初主演を務めた映画「フェニックス~約束の歌~」の日本語版オリジナル・サウンドトラックが19日に日本でリリースされる。イ・ホンギが劇中で歌う映画主題歌「JUMP」など計8曲が収録される予定だ。同映画は今月7日に日本で公開された。FTISLANDは現在、日本アリーナツアー「FTISLAND Arena Tour 2013 ~FREEDOM~」を開催しており、22日には静岡公演が行われる。
FTISLAND イ・ホンギ、初主演映画の舞台挨拶で日本版エンディング生熱唱!「フェニックス~約束の歌~」本日(7日)公開
6月7日(金)より公開が始まる映画「フェニックス~約束の歌~」の前夜祭がTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、映画初主演となるFTISLANDのイ・ホンギが舞台挨拶に登場した。普段、ロックバンドFTISLANDのメインボーカルとして活動するホンギだが、映画俳優としてファンの前に現れるのは今回が初めてとなり、いち早く映画を見ようと集まった約650人のファンと喜びを分かち合った。初主演映画「フェニックス~約束の歌~」でホンギが演じるのは、自身と同じトップスターのチュンイ役。ワガママでトラブルメーカーなチュンイが、暴力事件を起こしたことでホスピスでの社会奉仕を命じられ、そこで出会った患者達と組むことになったバンド活動を通して成長していく姿を描く感動作。映画俳優として初めて観客の前に立ったホンギは、「嬉しいです。こんなに観てくれてありがとうございます!」と日本語で挨拶をすると、客席からは大きな歓声が上がった。事前にSNSで集められた質問で日本版エンディングソング「オレンジ色の空」について聞かれると、ファンからの「歌って!」という熱い要望に応え、アカペラで歌声を披露!迫力ある声量で歌い上げたメロディーに650人が酔いしれた。また、本日6月6日が「楽器の日」ということで、映画の中でミュージシャン役としてギターにドラム、ピアノの演奏を披露しているホンギにギター&ドラムケーキが贈られ、ファンと一緒にホンギのスクリーンデビューを祝うとともに映画のヒット祈願をおこなった。大きなケーキが登場すると「ここ食べられない!」とケーキの秘密を暴露する茶目っ気をみせるなど終始ご機嫌の様子で、スクリーンデビューを喜ぶ姿が見られた。最後に、「この映画を撮ったことで人生を振り返るきっかけになりました。後悔しない人生を送りたい。みなさんもこの映画を観て、親や家族、まわりの人を大切にし、感謝してください」と熱いメッセージで締めくくった。「フェニックス~約束の歌~」は、誰もが経験する死を前にして、残していく者と残されていく者それぞれの交錯する思いを描き、限りある命の中で精一杯生きることの喜びと大切さを教えてくれる爽やかな感動作。本日、6月7日(金)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国ロードショーとなる。FTISLANDとしては、6月12日にこの映画の日本版エンディングソングとなっている「オレンジ色の空」を収録したアルバム「RATED-FT」がリリースされ、その後6月15日から全国7ヶ所11公演のアリーナツアーが控えている。■映画情報作品タイトル:フェニックス~約束の歌~監督:ナム・テクス出演:イ・ホンギ(FTISLAND)、マ・ドンソク、イム・ウォニ、ペク・ジニほか公式HP:phoenix-band.jp日本版エンディングソング:「オレンジ色の空」FTISLAND(アルバム「RATED-FT」収録発売元:WARNER MUSIC JAPAN)6月7日(金)TOHOシネマズ六本木ほか全国公開
「フェニックス」マ・ドンソク“心臓停止、転落事故…死を超越したターミネーター”
主演に負けない助演として観客の視線を捉える役者たちがいる。人々は彼らのことをシーン・スティーラー(scene stealer)と呼ぶ。爆発的な存在感で劇の雰囲気を左右する彼らのおかげで映画が一層面白くなる。なめらかで洗練されたイメージはないが、荒っぽさの中から妙な魅力が感じられるマ・ドンソク(42歳)が、まさにそのような役者である。ホスピス(末期がん患者に対して緩和治療や終末期医療を行う施設)を舞台にしたヒューマン映画「フェニックス~約束の歌~」(監督:ナム・テクス、制作:ホンフィルム、以下「フェニックス」)で、マ・ドンソクは元ヤクザだが、子供のような純粋さを持っている脳腫瘍患者ムソンを演じた。映画に出演するたびに強いキャラクターを演じてきた彼だが、今回は優しいキャラクターに破格の変身を図った。無謀な挑戦だと思ったが、意外や意外、この男切ないラブストーリも絶妙に似合う。「これまでは暗い雰囲気の映画に多く出演してきました。だから『フェニックス』に出演したくなったのかも知りません。自分を癒すためにチャレンジしました。これまで殴ったり、壊したり精神的にかなり辛かったんですよ(笑) 自分なりには恋愛演技も可能な男なんですが、観客のみなさんはまだ知らないみたいです。こう見えてもガラスのハートなんですけどね(笑)」実際のモデルは死を前にして平然といられたのかマ・ドンソクは、すでに忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)で有名なシーン・スティーラーだ。最近は、主演のタイトルまで手に入れ、観客の心までも盗む人となり、映画の中でとても重要な存在になった。マ・ドンソクのいない映画だと思うと、何だか寂しくさえ感じるくらいだ。そんな彼が余命宣告を受けた患者として戻ってきた。生と死を描いた映画であるだけに、軽い気持ちで出演を決めることはできなかったはずだ。マ・ドンソクは、「役者なら耐えなければならない宿命だ」と言いながら照れくさそうに笑顔を見せた。しかし、すぐに「正直、怖かったです」と本音を打ち明けた。実話を映画化した作品であるため、さらに慎重になったという彼は、「ナム・テクス監督からたくさんの話を聞きました。死を前にした人たちの物語なので、『もし僕が故人に迷惑をかけることになれば』というプレッシャーもありました」と思い返した。実際に、マ・ドンソクが演じたムソンは、ナム・テクス監督が以前からボランティア活動を行っていたホスピスのある患者をモデルにしている。末期の肝臓がんで世の中との別れを準備していた故人のストーリを脚色し、マ・ドンソクだけのムソンとして表現したのだ。彼にモデルとなった患者に映画を見せることができなくて残念だと思わないかと尋ねると、もし彼が生きていたとしても映画は見せたくないという答えが返ってきた。「モデルになってくれた方は、残念ながら映画を見ることができない場所に旅立ってしまいました。でも、もし彼が生きていたとしても、映画は見せたくないです。映画ではいずれにせよ死を描いているからです。辛かったでしょうね。死の前にして平然とはいられないと思います。ただ、残る人々のために淡々としたふりをしながら配慮するんですね。死が怖くない人は誰もいないでしょう。ムソンも最後には本音を漏らしますから。いざ死のうとすると怖いって」死を超越したターミネーター21日、「フェニックス」試写会後に行なわれた記者懇談会で、マ・ドンソクは驚きの告白で場内を騒がせた。余命を宣告された患者を演じた感想を語る過程で、かつて心臓が止まったことがあると話したのだ。驚きながら当時のことを尋ねると、マ・ドンソクは「たいしたことではありません」と豪快に笑った。彼は、「今はこうやって普通に生きているんですから。僕の人生の中の小さなハプニングに過ぎません」と冗談めかして話した。マ・ドンソクは、「アメリカでボディビルダーをしていた時のことです。僕の人生の中で最もたくさんトレーニングをした時でした。いつものように朝起きてトレーニングを始めましたが、突然手が麻痺するのを感じました。不安になってすぐに911に電話をかけて救急車を呼びました。電話を切ったとたん体の状態が悪化し、そのまま気絶しました」と答えた。あの時救急車を呼ばなかったら、今ここにいることもできなかったという彼は、「目を覚ましたら、人工呼吸器をつけて病室に横になっていました。恐らく、トレーニング用のサプリメントが体質に合わなくて副作用を起こしたんだと思います。医者も正確な病名は分かりませんでした」と肩をすくめた。死さえも乗り越えた彼の姿からは、ターミネーターのイメージが浮かび上がるのはなぜだろうか。「他にもいろんなことがありました。4年前、SBSドラマ『太陽を呑み込め』に出演した時は、アフリカでの撮影中に、ビルから落ちて脊椎を損傷したことがあります。墜落した場所には鉄柱が何本も立っていたんですが、幸いにも鉄柱と鉄柱の間に落ちて一命を取り止めることができました。それこそ即死につながるかもしれない大きな事故でした。当時は下半身麻痺になるかもしれないと言われましたが、手術が上手くいったおかげで今はこうして両足で歩いています。ひやりとした経験が多いからか、死についてたくさん考えるようになりました。毎日最善を尽くしながら生きようと努力しています」演技アイドル一夜にして成るスターはいない「フェニックス」は、マ・ドンソクが初めて恋愛演技に挑戦する作品として注目を集めたが、グループFTISLANDのイ・ホンギの初主演映画としても話題となった。韓流をリードするスターイ・ホンギが出演しただけに、日本ではすでに制作費を上回る収入を上げたという。日本での熱い反応にマ・ドンソクは、「韓流という言葉は聞いていましたが、こんなに高い関心を見せてくれるとは知りませんでした。僕のような俳優は、ヨン様(ペ・ヨンジュン)でない限り、肌で実感することはできないと思います。遠い話だと思っていましたが、この映画のおかげで全身で感じています。正直、イ・ホンギが日本でこんなに人気があるとは知りませんでした」と恥ずかしがった。試写会で映画が初めてマスコミに公開される日、緊張するイ・ホンギの姿が可愛かったというマ・ドンソク。彼は演技をする間、ずっと真心を込めようとするイ・ホンギの態度に感動したと称えた。また、「イ・ホンギは思っていたよりいい奴だ」と言いながらイ・ホンギに対する愛情もアピールした。ところが、マ・ドンソクの話とは違い、一部ではアイドルの演技活動に対して懸念の声も高い。マ・ドンソクも多くの人々が心配する部分については見逃さなかった。しかし、彼は心配はさておき、自分だけの信念を持ってイ・ホンギに対する信頼を最後まで語った。「演技に挑戦するアイドルが増えたせいで自分の仕事が奪われたと嘆く俳優もいます。いきなり登場したスターにみんなが戸惑っているとも聞きます。でも、僕はいきなりスターになる人はいないと思います。アイドルたちもデビューするまで骨身を削るような努力をするでしょう? その過程できっと力を積んできたんだと思います。イ・ホンギも同じです。もちろん子役出身なので他の人よりはセンスがあったかと思いますが、心構え自体が人並み外れていました。今、演技の面で好評を受けているアイドルたちもみんなそうだと思います。何も簡単に手に入れることはできません。もう少し温かい目で彼らを見守ってあげて下さい」
FTISLAND イ・ホンギ&ペク・ジニ、熱愛疑惑を強く否定「絶対にない」
映画「フェニックス~約束の歌~」(以下「フェニックス」)で共演したFTISLANDのイ・ホンギとペク・ジニが、熱愛疑惑を強く否定した。3日に放送されたKBS 2TV「国民トークショーアンニョンハセヨ」には、映画「フェニックス」に出演したイ・ホンギ、ペク・ジニ、シム・イヨン、イム・ウォニが出演した。この日ペク・ジニは「私は自分をひどく責めるタイプなので、周りの人が苦しみます。周りの人から『自分を責めるのはもうやめて』と言われますね」と説明した。これにイ・ヨンジャが「今回映画『フェニックス』が公開されますが、観客動員数が少ないとすべてはご自分のせいですか?」と聞くと、イ・ホンギは「それは僕のせいにします。僕と何かすればすべて僕のせいにしますから」とペク・ジニの代わりに答え、笑いを誘った。二人の姿を見ていたイ・ヨンジャは「熱愛疑惑が浮上するかもしれないですね」と冗談めかして話した。これに対してイ・ホンギは「それは絶対にないと思います」と語った。イ・ヨンジャが「絶対にペク・ジニさんは嫌なんですか?」と聞くと、これを聞いていたペク・ジニは「私も嫌ですよ」と話して爆笑を誘った。
黄金期の韓国映画はどこに?…韓国映画業界“全滅の危機”
公開される度に大ヒットを飛ばしていた韓国映画が全滅した。やっと顔を立てた韓国映画は、児童誘拐事件をモチーフにしたミステリースリラー映画「悪魔は誰だ」(監督:チョン・グンソプ)だけだった。2日、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク集計の結果によると「悪魔は誰だ」は先月31日から6月2日までの3日間、28万6987人を動員し、興行成績第4位を記録した。「悪魔は誰だ」の累積観客数は189万8866人と集計された。「悪魔は誰だ」は15年前の誘拐事件の公訴時効が成立した後、すぐに同一手口の事件が発生し、犯人によって娘、孫、人生を奪われた3人の被害者が繰り広げる決定的瞬間を描いた作品だ。オム・ジョンファ、キム・サンギョン、ソン・ヨンチャンなどが出演し、「達磨よ、遊ぼう!」で助演出を担当したチョン・グンソプ監督の長編映画デビュー作でもある。ハリウッド発の超大作映画が連日のように映画業界の興行をリードしている中、「悪魔は誰だ」が唯一興行成績ランキングの上位を占めた。新作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(監督:J・J・エイブラムス)、「アフター・アース」(監督:M・ナイト・シャマラン)の攻勢で先週より2段階下落となったが、依然としてTOP5にランクインしており、注目を浴びた。「悪魔は誰だ」を除いた1~3位、5位には「スター・トレック イントゥ・ダークネス」「ワイルド・スピード ユーロ・ミッション」(監督:ジャスティン・リン)、「アフター・アース」、「華麗なるギャツビー」(監督:バズ・ラーマン)などすべてハリウッド映画がランクインした。それだけではない。アニメ「ザ・クルッズ」(監督:クリス・サンダース、カーク・デミッコ)、「アイアンマン3」(監督:シェーン・ブラック)が6位と7位を占め、韓国映画「フェニックス~約束の歌~」(監督:ナム・テクス)が8位、「ビフォア・ミッドナイト」(監督:リチャード・リンクレイター)が9位、「ミナ文房具店」(監督:チョン・イクファン)が10位となるなど、ハリウッド映画がスクリーンを掌握していると言っても過言ではない。TOP10内にランクインした韓国映画はたった3本にすぎない。韓国映画のルネサンスと呼ばれていた昨年とは正反対の状況が演出されている。果たして5日の公開を控えている「シークレット・ミッション」(監督:チャン・チョルス)が冷えきった韓国映画に再び火を灯すことができるのか注目が集まっている。
FTISLAND イ・ホンギ、主演映画「フェニックス」の舞台挨拶に登場!2日間で1000人の観客に会う
FTISLANDのイ・ホンギが、自身初の主演映画「フェニックス~約束の歌~」(以下、「フェニックス」)のプロモーションのため、2日間監督と俳優たちと共に舞台挨拶で1000人の観客に会った。5月31日に続き6月1日、イ・ホンギはナム・テクス監督、ペク・ジニ&チョン・ミンソと共にロッテピカデリー、CGV金浦(キンポ)空港、ロッテ金浦空港、CGV九老(クロ)、ロッテ永登浦(ヨンドゥンポ)、ロッテシティ劇場、Megabox COEXなど映画「フェニックス」の上映館を訪れ、1000人の観客に会った。映画が終わった後、舞台裏からイ・ホンギが登場すると、観客席から大きな歓呼とともにカメラのシャッター音が鳴り続け、人気を実感させた。イ・ホンギはびっしりと埋め尽くされた観客席を見て感激し、「週末にこれだけ映画館を訪れ、多くの映画の中でも『フェニックス』を見に来て頂いて本当に感謝したい。ここに来て頂いた全ての方々がこの映画により温かい心になり、癒しをもらえたらと思う」と感謝の挨拶を伝えた。サイン入りの映画ポスターと、FTISLANDがCMに出演しているチキンの商品券をプレゼントするなど観客から歓呼を受け、温かい握手やアイコンタクトも忘れなかった。イ・ホンギ、マ・ドンソク、イム・ウォニ、ペク・ジニが出演する「フェニックス」は、心温まる感動や癒し、愉快な笑いのあるヒューマン・ドラマで、観客から好評を得て人気を集めている。6月7日には日本でも公開し、FTISLANDとしても人気を得ているイ・ホンギの初主演映画ということで日本現地での関心も熱い。日本版のエンディング曲にはイ・ホンギの自作曲「オレンジ色の空」が流れ、音楽の先行公開と同時に様々なチャートを独占し、映画への期待感を高めている。
映画「フェニックス」泣かせる時は退屈 vs 涙が流れる
人気アイドルチュンイ(イ・ホンギ)は、行く先々でトラブルを起こすトラブルメーカー。今度は暴行事件を起こし、奉仕活動を命じられる。性格のきついボランティアのアンナ(ベク・ジニ)、元ヤクザのムソン(マ・ドンソク)、毎晩密かにナイトクラブでアルバイトをしているボンシク(イム・ウォニ)などと共に生活しなければならないホスピスでの奉仕活動は、それほど簡単なことではない。ホスピスとは死を前にした患者が、肉体的な苦痛を軽減し快適に死を迎えられるようにする特殊病院のことだ。病院は財政難で閉鎖の危機にさらされ、患者たちが集まって、趣味として結成したバンドフェニックスは、病院を救うためにバンドオーディションに参加することを決意する。チュンイは奉仕活動のハンコを二倍に押してあげるという、おいしい話に乗って、バンドの指導を始める。15歳以上観覧可、韓国では5月30日、日本では6月7日より公開。キ・ミョンギュン:笑えるシーンはそれなりに面白いけれど、泣かせる時は退屈だ。鑑賞指数 5 / 笑い指数 7 / 涙指数 5ファン・ソンウン:明確に泣かされたポイントがある。そして、涙が流れる。鑑賞指数 6 / 笑い指数 5 / 涙指数 7笑わせることができたら vs 泣かすことができたらキ・ミョンギュン:「7番房の奇跡」はお決まりの悲しい映画という予想を覆して、観客動員数1万人を突破した。その力は感動的なシーンとシーンの間に、丁度良い具合に加えられた笑いどころがあったからだ。「7番房の奇跡」ほど休まず観客を笑わせることはできなかったが、「フェニックス」でもベテラン俳優たちのコミカルな演技が際立っていた。最近勢いのあるマ・ドンソクと映画界において経験豊かなイム・ウォニが子役の間で上手く笑いと感動をもたらした。それが特別な舞台装置やオーバーな設定はなかったにもかかわらず、くすくすと笑いが込み上がる理由である。彼らの自然でコミカルな演技があったから、映画の半ばまで「フェニックス」は無理なく巡航する。だが、後半からが問題だった。ベタな台詞の数々もっと深く考える必要があった。ファン・ソンウン:「フェニックス」の主は舞台はホスピスだ。登場人物も、やはりほとんどが死を目前にした患者たちだ。つまり、死ととても密接に繋がっている。しかし、死が日常となり、死を間近に控えたとしても死に対する恐怖はないのだろうか。「早く死にたい」という言葉は「もっと生きたい」という意味であることはみんなが知っている。彼らも同じだ。ただ、もっと生きていたいと思っても、それができないということが現実で、情が深くなればなるほど、別れの悲しみは深くなる。死を目前にした人々の物語、今までにないストーリーを期待することはできないが、自然と涙が流れる。明るく笑っていても悲しくなるのもそれ故だ。「フェニックス」はその点において充実した作品だ。後半になってより強く現れている。選択と集中キ・ミョンギュン:死を間近に控えた患者たちが最後の公演を披露するという設定、これは新派ドラマだ。新派も上手く笑わせて、上手く泣かせれば良い反応を得ることができる。このためには、キャラクターに入り込まなければならない。しかし「フェニックス」の中の人物たちは、豊富なそれぞれの物語を持っていない。選択と集中が惜しい。映画の舞台であるホスピスは、ただ新派ドラマを強調するだけの役割しか果していない。具体的な描写を通じて、彼らの残された日々により集中すべきだったが、映画はそこまで表現できなかった。フェニックスバンドの練習とラストの公演により大きな感動をもたらすために、登場人物全員の物語がより有機的に展開されなければならなかった。ファン・ソンウン:「フェニックス」のストーリーはチュンイが引っ張っている。様々な理由によりホスピスで奉仕活動をすることになったチュンイが、死を間近にした人々を見守りながら、一緒に成長していく。この映画の選択と集中はまさにここにあるのではないだろうか。そしてホスピス患者たちのストーリーは死である。ここに具体的な病名や、登場人物の過去まで描かれていたなら、ストーリー展開に対して邪魔になったかもしれない。チュンイの視線と変化を軸にして死と人間を見たため、より集中できた。またフェニックスバンドの公演が感動的だったのは、登場人物の小さな変化を通じて作った結果だからだ。フェニックスバンドとオーディション vs 不自然な結果キ・ミョンギュン:バンドのオーティションを受けるという設定上、「フェニックス」で音楽が占める割合は大きいはずだ。だが、バンドの合奏において躍動感が足りなかった。映画の設定も実力派のバンドではない。だからといって、それが映画への集中を妨げることはなかった。バンドの役割が大きい映画で、バンドが上手く演奏できなくでも集中できるということがおかしく聞えるかもしれないが、少しはたどたどしい演奏がフェニックスバンドの初々しい情熱とぴったりだった。フェニックスバンドのオーディション曲である「JUMP」や最後の公演のシーンも、ベタな演出ではあるが、映画が表現しようとしている希望に満ちたメッセージはそれなりに十分に伝わった。ファン・ソンウン:この映画で音楽、バンドは重要ではある。役割も大きい。だが、一番残念な部分でもある。実力がゼロに近い彼らが短い練習期間を経て、オーディションに参加するという設定は、どう考えても無理がある。ストーリーを繋げていくために絞り出した不自然な結果なのだ。もちろん、フェニックスバンドは見事な演奏より、とこか足りない感じがよく似合う。だが、そうだとしても、音楽に対する姿勢だけは真剣であってほしかった。しかし、オーディションという目的に集中したあまり、重要な音楽には集中できなかった。また、実際にバンド活動をしているイ・ホンギのイメージを借りる程度にとどまった。イ・ホンギと俳優たち vs ケミストリー(共演している俳優同士の相性)が足りないキ・ミョンギュン:イ・ホンギはバンドFTISLANDのボーカルとして活動する前から、すでにテレビに出演していた。彼はドラマ「マジックキッド・マスリ」など数本の作品に出演した子役出身である。そのため、初めて映画に挑戦し、主演まで務めることになった「フェニックス」は、彼にとって大きなチャレンジである。それと同時に、製作側にも大きな冒険である。幸か不幸か、映画におけるイ・ホンギの演技は自然だった。自由奔放なアイドルチュンイ役は、イ・ホンギが持つイメージとよく合い、あまり違和感がない。また、貫禄のある俳優たちがイ・ホンギに負けないほどの役割を見せ、彼を後押ししている。映画の中ではチュンイがフェニックスバンドを助けるが、マ・ドンソク、イム・ウォニ、シム・イヨン、ペク・ジニなど貫禄のある俳優たちがイ・ホンギのスクリーンデビューを手助けしている。ただ、イ・ホンギが俳優として、もう少し様々な役を演じ、インパクトのある演技をするためにはより多くの努力が必要だ。ファン・ソンウン:いずれにせよストーリー展開は決まっている。ホスピスと死を間近にしている人々の組み合わせが、斬新な物語を作り出すことは難しい。そういう意味で、この映画では俳優たちが魅力を見せることが最も重要である。歌手であるイ・ホンギは、初めて映画に挑戦したにもかかわらず、映画の中に自然に溶け込むことができた。韓国最高のアイドルというシンクロ率の高いキャラクターにぴったり合ったからだ。ここに、子どもの頃から演技をしてきた経歴が加わった。ペク・ジニ、イム・ウォニ、マ・ドンソク、シム・イヨンが演じた死を間近にしたキャラクターたちも、自分のイメージが映画の中のキャラクターにぴったり当てはまったことでシンクロ率を高めた。ただ、相乗効果を出せなかったことは残念に思う。新造語で言うところのケミストリー(共演している俳優同士の相性)が足りなかった。俳優1人1人を見ると足りない部分がないが、彼らが集まった時に相乗効果を発揮することはできなかった。全体的にやや単調と感じられたのは、彼らが集まった時、上手く効果を出せなかったからではないだろうか。
FTISLAND イ・ホンギ「悪質なコメント?芸能人として解決すべき永遠の宿題」
歌手兼俳優のFTISLANDのイ・ホンギが悪質なコメントをするネットユーザーについてコメントした。イ・ホンギは映画「フェニックス~永遠の歌~」(監督:ナム・テクス、制作:ホンフィルム、以下「フェニックス」)で暴行事件に巻き込まれ、ホスピス病棟に行くことになったアイドル、チュンイ役でスクリーンデビューを果たした。いつ事故を起こすか分からない怒りやすい性格のチュンイだが、イ・ホンギの味のある演技のおかげで決して憎めないキャラクターとして誕生した。映画でチュンイはホスピス病棟のロックバンドの助けを断りながら「芸能人が事故を起こした後、バラエティ番組に出て涙を流しながら謝罪すること。ありきたりじゃないか。僕もホスピス患者のことを思い出しながらビデオメッセージでも送るべきなのか」と大声で話す。イ・ホンギは29日、TVレポートとのインタビューで「正直、芸能人が放送に出て反省しないと、大衆は彼が反省したかどうか分からないじゃないか。だからずっと公開的に謝罪しろと強要するのだ」と強調した。「芸能人は半分公人だと思います。国から給料をもらう人ではないので、半分公人なのです。ですから、物議をかもした芸能人が公開的な謝罪をしないですぐ活動を始めると悪口を言われるのではないでしょうか」KBS 2TV「マジックキッド・マスリ」以来、いつの間にかデビュー12年目のイ・ホンギは「自由に生きたい」というが、言葉のように簡単ではない。意図せぬ誤解に巻き込まれ、悔しい思いをすることも無数にあるという。特に今年の4月、自身のSNSに購入して間もないスクーターの写真を掲載した後、一部ネットユーザーからバッシングされた。ネットユーザーらは「ナンバープレートがない」「横断歩道の上にスクーターが止められている」などの理由で問題を提議した。議論が起こるとイ・ホンギはSNSを通じて「けなしたいなら、しっかり知ってからけなせ。昨日買ったからナンバープレートはまだだし、15日以内につければいい。暗くて見えないようだけど、信号の前だがオートバイ店の前に止めてあるのだ」と反論した。当時の状況についてイ・ホンギは「警察署まで行ってきた。スクーターに乗ってもいないし、動かしてもいない。FTISLANDのコンサートのため、ちょうど北京にいたのでネットユーザーらの間で議論になっていたこともあとから知った」と吐露した。続いて「このようなことが何回もあった。悪質なコメントをするネットユーザーらは芸能人として永遠に解かなければならない宿題のようだ。うるさいことがあっても、今は無視する。僕は僕なりに一生懸命に生きればいい」と大人びた一面を見せた。イ・ホンギ、マ・ドンソク、イム・ウォニ、パク・ジニ、チョン・ミンソの演技のアンサンブルが印象的な「フェニックス」は韓国で30日に公開される。
FTISLAND イ・ホンギ、ペク・ジニとの仲良しショットを公開“お似合いの美男美女”
バンドFTISLANDのイ・ホンギが女優ペク・ジニと撮影した写真を公開した。イ・ホンギは1日午後、自身のTwitterに「僕たち、それなりにお似合いでしょう?」という書き込みと共に一枚の写真を掲載した。ペク・ジニも1日、自身のme2day(韓国のマイクロブログサービス)に「私たちは舞台挨拶中です!天気もいいのにホンギといじめ合いながら遊んでいます。プヒヒヒ。『フェニックス』で映画館で会いましょう。ピョロロロオオン!ところで私ってホンギとも似てる?」と書き込み、仲のよさをアピールした。写真の中のイ・ホンギとペク・ジニは映画「フェニックス~約束の歌~」(以下「フェニックス」)の舞台挨拶を控え、仲睦まじいムードを演出している。二人はカメラに向かって穏やかな雰囲気を漂わせ、美男美女ならではの抜群のビジュアルを誇った。写真を見たネットユーザーは「イ・ホンギとペク・ジニ、お似合い」「キヨミ(可愛い人)カップルだな」「嫉妬しちゃう」「あまりにも仲良し」「表情がキュート」「ペク・ジニって似ている人が多いね」などのコメントを寄せた。韓国で5月30日に公開された映画「フェニックス」は、死を前に別れを準備するホスピスを舞台に、問題の多い余命宣告者たちとトラブルメーカーのアイドル歌手が繰り広げる、人生最後の夢に向けた挑戦を描いた作品だ。
チャ・テヒョン、パク・シネ、ユ・シミン前長官も「フェニックス」を絶賛…“感動の嵐”
ユ・シミン前保健福祉部長官が映画「フェニックス~約束の歌~」(監督:ナム・テクス、制作:ホンFilm、以下「フェニックス」)を積極的に推薦した。ユ・シミン前長官は27日、「フェニックス」のドネーション試写会に出席し、「ある詩人は作品で『人生は時代遅れの雑誌の表紙のように通俗的だ』と言った。我々の人生も大きく変わらないと思う。生と死の論理的な説明より、心で感じさせる点がとてもよかった」と絶賛した。31日に公開された「フェニックス」の広報映像では、ユ・シミン前長官のほかにも映画をオススメするトップスターたちの姿が視線を引きつけた。俳優チャ・テヒョンは涙がまだ乾いていない顔で「僕の状態を見れば分かると思いますが、ものすごく泣きました」と感動を伝えた。女優パク・シネも「とてもたくさん泣きました。本当に熱い感動をもらったような気がします」と語った。「フェニックス」は怪しい患者たちが繰り広げる、人生最後の夢に向かった奇跡のような挑戦を描いた映画だ。マ・ドンソク、FTISLANDのイ・ホンギ、イム・ウォニ、ペク・ジニ、チョン・ミンソなどが熱演を披露した。
イ・ホンギ、FTISLANDの熱い応援の中で「フェニックス」公開
FTISLANDのメンバーたちがスクリーンデビューしたメンバーのイ・ホンギを熱烈に応援し、友情をアピールした。ドラマーのチェ・ミンファンは、イ・ホンギ主演の映画「フェニックス~約束の歌~」(以下「フェニックス」)の韓国公開日である30日、Twitterに「ホンギさんの初めての映画『フェニックス』にたくさんの応援をお願いします。僕は映画を見て泣きすぎて目が腫れたけど」と応援のメッセージを残した。先週行われた「フェニックス」のVIP試写会で早くから到着しイ・ホンギを応援したFTISLANDのメンバー(チェ・ジョンフン、イ・ジェジン、チェ・ミンファン、ソン・スンヒョン)は映画が終わった後も熱い拍手を送った。末っ子のチェ・ミンファンとソン・スンヒョンは「映画を見ながら私たちのことも思い出し、共感する部分も多くてたくさん泣いた」「ホンギさんの映画を楽しませて頂いた。たくさんの方々が見てほしい」と述べた。イ・ホンギは「FTISLANDのメンバーたちがたくさん応援して力をくれて本当に有難かった。僕が演じたチュンイが歌手役だったためか、メンバーたちも映画に感情移入して見てくれたようだ。特に、末っ子のミンファンは映画の最初の部分のクラブシーンからわんわん泣いたという。メンバーたちの応援のようにたくさんの方々が一緒に映画を見て感動を感じてほしい」と感想を述べた。イ・ホンギの映画デビュー作である「フェニックス」は、心温まる癒しや愉快な笑い、胸が熱くなる感動があるヒューマンドラマで、30日韓国で公開された。俳優たちの調和が引き立つヒーリング映画として好評を得ており、1週間後の6月7日には日本でも公開される。日本版の映画エンディング曲として選ばれたイ・ホンギの初めての自作曲「オレンジ色の空」も配信開始とともにチャートを独占し、大きな人気を集めている。
マ・ドンソク、FTISLAND イ・ホンギ&シム・イヨンと撮った可愛いセルフショットを公開
俳優マ・ドンソクがグループFTISLANDイ・ホンギ、女優シム・イヨンとともに一風変わった魅力が際立つセルフショットを公開した。マ・ドンソクは30日、自身のTwitterに「イ・ホンギ、シム・イヨン『フェニックス~約束の歌~』マスコミ試写会で何だか期待に満ちた姿?期待をする姿?」という文章と共に写真を掲載した。写真の中で3人は仲睦まじく顔を寄せ、セルフショットの撮影に熱中している。「何だか期待に満ちた姿」という言葉通り、映画のヒットへの期待を表情で表現しているような3人の一風変わった姿が笑いを誘う。これを見たネットユーザーは「かわいい」「3人ともキュート」「意外な組み合わせだと思ったけど、映画撮ったんだ」「最近ホットな人ばかりが集まったね」などの反応を見せた。マ・ドンソクとイ・ホンギ、シム・イヨンは映画「フェニックス~約束の歌~」で共演した。「フェニックス~約束の歌~」は、同日韓国で封切りとなった。日本では6月7日より公開される。