黄金の帝国
記事一覧
【SBS演技大賞候補】イ・ボヨン vs ソン・ヘギョ vs スエ…女優たちの戦争
「こんなこともあるんだ。日が西から昇るかも」去年の「SBS演技大賞」はドラマ「追跡者 THE CHASER」(以下「追跡者」)の俳優ソン・ヒョンジュが受賞した。しっかりした脚本、感覚的な演出、優れた演技力、この三つが絶妙に調和を成し「追跡者」は去年SBSドラマの中で最高の話題作として挙げられ言葉通り「日が西から昇る」奇跡を作り上げた。2013年「SBS演技大賞」も去年に引き続き熱くなる見通しだ。今年は特に視聴率20%を越えたドラマが多かったためだ。代替編成の悲しみを乗り越え、驚きの興行成績を達成した「君の声が聞こえる」のイ・ボヨンと印象的な悪女演技を披露した「野王」のスエ、繊細な視覚障がい者の演技で好評を得た「その冬、風が吹く」のソン・ヘギョ、視聴者たちをテヤン病に陥れた「主君の太陽」の愛しいコン・ヒョジンまで、今年の「SBS演技大賞」は女優たちの戦争になる見込みだ。◆「君の声が聞こえる」大ヒットに一役買ったイ・ボヨン2013年演技大賞候補を選ぶ時「君の声が聞こえる」の俳優たちを除くことはできないはずだ。低調な視聴率でスタートしたが、しっかりとした脚本と感覚的な演出、俳優たちの好演で視聴率が上がり、下半期に活躍したドラマとして浮かび上がった。特に主演のイ・ボヨンは「君の声が聞こえる」を通じて俗物ながらも可愛い弁護士チャン・ヘソンに完璧に変身した。自身より8歳下の俳優イ・ジョンソクとのロマンス演技をしたが、期待以上の呼吸を披露し一気に20~30代の女性のスターとして浮上した。◆「その冬、風が吹く」で現実感溢れる視覚障害演技を披露したソン・ヘギョ「その冬、風が吹く」で5年ぶりにテレビドラマに復帰したソン・ヘギョは、長いブランクにもかかわらず優れた演技力で、興行と作品性という2匹のウサギを捕まえることに成功した。劇中、大手企業の相続人であり、視覚障がい者オ・ヨン役を演じることになった彼女は、実際の視覚障がい者団体のもとを訪ね、彼らの行動を学ぶなどキャラクターに対して熱意を見せ、その努力のおかげで現実感溢れる演技でオ・ヨンを表現し視聴者たちから絶賛を受けた。ソン・ヘギョの活躍で「その冬、風が吹く」は同時間帯視聴率の1位を守り、ソン・ヘギョは単に顔が綺麗な女優ではなく演技が上手い女優として地位を固めた。◆新たな国民的悪女の誕生「野王」のスエスエが「野王」に出演する間ドラマ関連のインターネット掲示板には、彼女が演じているチュ・ダヘへの批判が相次いだ。世界どこにも存在しないような非現実的な人物チュ・ダヘは請負殺人や私製爆弾の設置など悪女を超え、サイコパスレベルの悪行を犯す。しかし、スエの説得力のある演技はそのようなチュ・ダヘの悪行を見届けさせる力になった。低いトーンの声と善と悪を行き来する優れた表情演技はチュ・ダヘを理解できる余地を残し、チュ・ダヘの独特の魅力をアピールし「野王」を悪口を言っても見るようになるドラマに完成させた。◆愛しいテ・ゴンシルの魅力「主君の太陽」のコン・ヒョジンコンブリー(ラブリーなコン・ヒョジンという意味)の魅力は相変わらずだった。MBCドラマ「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」に続き再びホン・ジョンウン、ホン・ミラン作家と手を組んだコン・ヒョジンは「主君の太陽」を通じて自身の愛しさを披露した。出演する間、もつれた髪と濃い目の下のくまなど、綺麗に見せようとする試みは諦めテ・ゴンシルのキャラクターを可愛く表現し視聴者たちから愛された。特に当たり前のようにチュ・ジュンウォンに近づいてスキンシップをしようとする姿などは、彼女の魅力を倍加させると同時に「やっぱりコンブリー」という賛辞を引き出し、放送される日には同時間帯視聴率1位を守った。◆「黄金の帝国」のコ・ス、「その冬、風が吹く」のチョ・インソン、「主君の太陽」のソ・ジソブ女優だけでなく男性俳優たちの活躍も欠かせない。「黄金の帝国」を通じてメロ俳優のイメージから抜け出し成熟した内面演技で好評を得たコ・ス、共演したソン・ヘギョに劣らない爆発的な演技力で召集解除の後、復帰作を成功させた「その冬、風が吹く」のチョ・インソン、暗いイメージを脱ぎ捨て、コミカルで神経質で気難しい男に完璧に変身した「主君の太陽」のソ・ジソブまで、男性俳優たちも全方位で活躍し印象を残したため大賞候補として挙げられている。「2013 SBS演技大賞」LaLaTV 独占放送決定!2013/12/31(火) 21:30~START 【2ヶ国語放送(同時通訳)】人気韓流スターが続々登場!2013年韓国SBSドラマの頂点に立つのは!?「2013 SBS演技大賞」はCS放送女性チャンネル♪LaLa TVでお楽しみください!
ソ・ジソブ、イ・ジュンギ、イ・ボヨン…今年最高のドラマ俳優は誰?本日「2013 APAN STAR AWARDS」で決定!
2013年テレビ界を輝かせた最高の俳優は誰だろうか?テレビドラマで最高の演技力を発揮した俳優を選ぶ「2013 APAN STAR AWARDS」(以下「APAN」)が本日(16日)、大田の忠南(チュンナム)大学チョンシムファホールで第2回の幕を開ける。今年は合計20の部門に分けて受賞が行われる。昨年11月1日から今年の9月30日まで、韓国の地上波、総合編成チャンネル、ケーブルチャンネルなどで放送された合計75本のドラマに出演した俳優が候補に上がった。彼らの中から大賞、最優秀演技賞、演技賞、新人賞などが選ばれる。ソン・ヘギョ、チョ・インソン、イ・ボヨン、コ・ス、キム・ヘス、スエなど約60人の俳優が善意の競争を繰り広げることになる。「韓国のエミー賞」とも呼ばれる「APAN」は公正な審査がベースとなる授賞式だ。昨年の初めての授賞式ではSBSドラマ「追跡者」のソン・ヒョンジュが大賞を受賞し、公正性が高く評価された。審査委員は文化評論家、脚本家、プロデューサー、記者など各分野の専門家で構成された。候補選定から受賞結果まで投票を経て、透明な結果を出すというのが目標だ。審査基準も演技力を最優先にし、ドラマ視聴率なども考慮する計画だ。「APAN」側は「私たちの授賞式は俳優の演技力とスター性、ドラマ視聴率などの成績を均等に反映し、審査する」とし、「韓国ドラマのプレゼンスに相応しい審査をする。視聴者らが受賞結果に共感できるようにする」と抱負を明かした。 今年の大賞は最優秀演技賞の候補の中から選定される。ソン・ヘギョ(「その冬、風が吹く」)、チョ・インソン(「その冬、風が吹く」)、コ・ス(「黄金の帝国」)、イ・ボヨン(「いとしのソヨン」「君の声が聞こえる」)、ソ・ジソブ(「主君の太陽」)、コン・ヒョジン(「主君の太陽」)、イ・ジュンギ(「TWO WEEKS」)、チュウォン(「グッド・ドクター」)、キム・ヘス(「オフィスの女王」)、スエ(「野王」)など10人の俳優たちが名前を挙げている状態だ。
コ・ス「『黄金の帝国』で自分だけの答えを見つけられた」
俳優コ・スがグラビアで秋の男に変身した。ファッションマガジン「Harper's BAZAAR」は17日、コ・スのグラビア写真を公開した。グラビア撮影を企画した関係者によると、今回の撮影は最近ドラマを通じてイメージチェンジを図ったコ・スに重点を置いて行われ、今後どのような姿を視聴者や観客に披露するのか予想できないという意味を込めて、ミステリアスな雰囲気に演出された。コ・スは様々な衣装をファッションモデルのように自由自在に着こなし、静的でありながらも力強さの感じられるポーズで多彩な魅力を披露したという。撮影と共に行われたインタビューでコ・スは、SBSドラマ「黄金の帝国」でチャン・テジュ役を演じたことについて「演技に対する悩みが多い時期に巡り会ったが、チャン・テジュを演じながら自分だけの答えを見つけることができた」と伝えた。
「黄金の帝国」コ・ス“ロマンスがなくてさらに惹かれた”
人間は変わり続けるものだ。作品ごとに違うキャラクターを演じる俳優は、さらにその幅が広いはず。ロマンチストだった俳優コ・スも確かに変わった。今月11日、SBS月火ドラマ「黄金の帝国」(脚本:パク・ギョンス、演出:チョ・ナムグク)の放送終了を前に行われたインタビューでコ・スに会った。向かい合って座った彼から、劇中の冷徹なチャン・テジュの姿は見られなかった。豪快な笑いは魅力的であり、優しいマナーは印象深かった。特にコ・スは思慮深い男だった。どんな質問を投げても心を込めて答えようとする姿勢がとても印象的だった。チャン・テジュとして4ヶ月間生きてきたコ・スに、真っ先に放送終了の感想を聞いてみた。彼は「面白かった」と強調した。続いて「ドラマは重い感じがあったけれど、よかったと思う。僕が有名な脚本家や監督、スタッフと共にこのようなドラマに出演できるチャンスは滅多にない。気楽に演じられたし、素晴らしい方々と一緒に撮影したので、長く記憶に残ると思う」と付け加えた。変化するチャン・テジュを演じることは楽しかった「黄金の帝国」は、コ・スの「クリスマスに雪は降るの?」以来4年ぶりのドラマ復帰作だ。さらに、「追跡者 THE CHASER」(以下「追跡者」)チームが再集結した次回作の主人公であったため、さらに関心を集めた。チャン・テジュに変身したコ・スは純粋な男と野望を抱く男を行き来するキャラクターを演じた。前作とはかなり違った。ロマンチストだった彼が180度変身した姿で視聴者と出会ったのだ。それでも自身にぴったりの服を着たようにチャン・テジュを表現し、絶賛された。「チャン・テジュには20年もの歳月の変化がありました。最初は大学を卒業したチャン・テジュから始まりました。その後、黄金の帝国を手に入れようと野望を抱くようになりますので、そのことも考えながら演じようとしました。それで若いチャン・テジュはさらに厳格な人物として表現しました。歳月が過ぎるにつれてさらに余裕が出てきて、老練な姿を見せるためにある程度計算をしました。現在に至っては、頭脳戦が中心になるため、その過程でも少しずつ変化を与えられたと思います」歳月が流れた分だけ、コ・スはヘアスタイルや衣装などにも変化を見せるために努力した。それでもコ・スには明らかに足りなかった部分があった。彼は「チャン・テジュを演じることは本当に幸せだった。しかし、最近は過去の回想シーンが多く出てくるが、ヘアスタイルもそうだし、なぜあんなにダサいのか分からなかった」とウィットのある答えをした。続いて「時間が過ぎるにつれ、少しずつ変化をつけたが、それも面白かった」と話した。「ソン・ヒョンジュ兄さんを見るだけで嬉しくなった」コ・スはソン・ヒョンジュ、イ・ヨウォン、キム・ミスク、チャン・シニョン、リュ・スンスなどと共演した。先輩俳優たちとの演技はコ・スにとって二度とない時間だった。それだけ感じたことも多かった。「パク・グンヒョン先輩は尊敬していますし、好きですが、一緒に演技することができなかったので残念でした。キム・ミスク先輩は本当に現場で後輩たちをリードしてくださいました。先に冗談を言ってくださったり、たくさん話しかけてくださいました。本当に驚きましたが、気さくに接していただき嬉しかったです。リュ・スンス兄さんとは映画『高地戦』でご一緒したことがあり、また演技することができ本当に良かったです。イ・ヨウォンさんとチャン・シニョンさんも演技が上手な方々なので、共演するにあたって大変ではありませんでした」特にソン・ヒョンジュとの対決はどのキャラクターよりも熾烈だった。息の詰まるような二人の強烈な演技は当然のことながら話題になった。しかし、二人の間には誰もが予想できなかった結末が隠されていた。「先輩のことが本当に好きです。それで、最初は集中できなくて大変でした。(ソン・ヒョンジュさんと)対立する演技をしなければならなかったのですが、顔をしかめるのが難しかったです。ヒョンジュ兄さんを見るだけで嬉しくなって、自然と笑顔になりました。僕は笑うと顔にしわが出来てしまうので、シャープに見えません。どうしたら笑わないでできるだろうか、かなり悩みました。それが大きな課題でした。また、ヒョンジュ兄さんから撮影前や後に結構いじられました。正直、ヒョンジュ兄さんが何もしなくても気分がよかったです。長く付き合ってきたような感じでした。そう感じたのは僕だけでしょうか?(笑)」「チャン・テジュは恋をする余裕のない人物」「黄金の帝国」にはありきたりなラブストーリーはなかった。もちろん、チャン・テジュとユン・ソリ(チャン・シニョン)の恋愛が描かれたが、それが中心になることはなかった。チャン・テジュとチェ・ソユン(イ・ヨウォン)も結婚を取引と思い、生きている。そのためだろうか。一部の視聴者からはラブストーリーを期待する意見も出ていた。「僕もチェ・ソユンがチャン・テジュを愛する、チャン・テジュはユン・ソリとは切り離せないなどの声を聞きました。しかし、よく分かりません。チャン・テジュはあまりにも野望だけを追いかけているため、一般的な恋という単語は頭の中になさそうな気がします。ユン・ソリも同僚の情であり、帰る場所がある家のような存在であり、恋ではないと思います。正直、チャン・テジュは恋をする余裕のない人物です。チェ・ソユンとも取引だと何度も話をしていますし。チェ・ソユンがチャン・テジュに恋することはあっても、チャン・テジュはまったくないと思います」ラブストーリーがないことについてコ・スはどう思っているだろうか。彼は「『黄金の帝国』はロマンスがなくて惹かれた。これまで僕は恋愛ものにたくさん出演した。そのため、『黄金の帝国』が凄く新鮮で、新たな作品に出演できる経験になると思った。ラブストーリーは次の作品でもお見せできる」と率直に打ち明けた。「黄金の帝国」の視聴率は期待とは裏腹に低迷した。8.5%でスタートした「黄金の帝国」は一時期、視聴率が一桁に止まる苦戦を強いられた。終盤に行くほど11%台を維持し、月火ドラマの2位の座を守った。これについてコ・スは「視聴率が作品の基準になってはならないと思う。作品として見るべきだ。多くの方々から良い作品として評価されている。おかげで胸がいっぱいで元気が出る」と明かした。コ・スはチャン・テジュを通してロマンチストはもちろん野望家まで、どんなキャラクターにも変身できる俳優であることを証明した。変身の鬼才コ・スがまたどのようなキャラクターで帰ってくるかに注目が集まる。
「黄金の帝国」視聴率が下落し一桁台で放送終了…コスの運命は?
※この記事にはドラマ「黄金の帝国」の結末に関する内容が含まれています。「黄金の帝国」が第24話を最後に放送終了となった。しかし、視聴率はさらに下落し一桁の視聴率で全24話の幕を閉じ、残念な結果となった。18日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると韓国で17日に放送されたSBS月火ドラマ「黄金の帝国」(脚本:パク・ギョンス、演出:チョ・ナムグク)の最終話は全国基準9.7%の視聴率を記録した。これは前回の放送(10.3%)より0.6%下落した数値だ。この日の放送ではテジュ(コ・ス)とソルヒ(チャン・シニョン)の恋が結局叶うことなく結末を迎えた。テジュの暴走を止めるためにソルヒは彼の殺人罪を暴露した。暴走を止めたテジュはようやく自分が犯した悪行の数々を省みることができた。自身の無茶な鎮圧のせいで貧しい人々が死にまで至った状況の中でテジュは自ら罪を償うことを決心した。ソルヒの純愛は、テジュの死で終った。「黄金の帝国」は「追跡者 THE CHASER」チームの再集結で番組放送開始前から期待を集めた作品だ。しかし、演出力や筆力、俳優たちの演技力に及ばない視聴率で残念な結果となった。一方、同時間帯に放送されたKBS 2TV「グッド・ドクター」は18.6%の視聴率を、MBC「火の女神ジョンイ」は7.2%の視聴率をそれぞれ記録した。
「黄金の帝国」コ・スの強制鎮圧で死亡者が発生“被害者から加害者に!”
コ・スの行った強制鎮圧で死亡者が出た。16日に韓国で放送されたSBS月火ドラマ「黄金の帝国」では、チャン・テジュ(コ・ス)が商店街の強制鎮圧を命令する中、商店街の人の中から死亡者が出るという悲劇が起きた。チャン・テジュの強制鎮圧が始まったという話を聞いたチェ・ソユン(イ・ヨウォン)は、「彼は『僕は君と違う』と言っていましたね。人が違うのではなく、立場が違うんです。状況が違うんです」と話した。そして、もしチャン・テジュが今回の危機を克服しても、不動産の分譲は簡単ではないだろうと予測した。商店街を鎮圧する過程で火災が発生し、26人の負傷者が出た状況で、ユン・ソリ(チャン・シニョン)は負傷者の手術費と治療費を負担すべきだと主張したが、チャン・テジュは「治療費を負担すれば、我々の責任だと認めることになる。他の2ヶ所でもデモが行われている。その人たちにも早く出て行くように言いなさい。負傷者の治療費はその後に支給する」と冷静に話した。そのような権力者の企みによって父親を失った彼が今度は加害者になってしまったのだ。するとユン・ソリは、「チャン・テジュ、忘れたの?あなたのお父さんがどのようにして亡くなったのか。手術費を求めて走り回る時にどんな気持ちだったのかを」と言ったが、チャン・テジュは彼女の言葉から目をそらし、負傷者たちの不憫な事情も知らないふりをした。結局、死亡者が発生し、状況が悪化した。そして、チャン・テジュの態度にショックを受けたユン・ソリは結局チャン・テジュのそばを離れることを決めた。
本日(17日)最終回「黄金の帝国」視聴率が下落…有終の美を飾ることができるのか
最終回だけを残している「黄金の帝国」の視聴率が小幅下落した。17日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、16日に韓国で放送されたSBS月火ドラマ「黄金の帝国」(脚本:パク・ギョンス、演出:チョ・ナムグク)第23話は全国基準10.3%の視聴率を記録した。これは前回の放送分(11.2%)より0.9%下落した数値だ。この日の「黄金の帝国」は、ソンジングループの会長の座を巡り争う3人の姿が描かれた。最後の戦場に足を踏み入れたチェ・ソユン(イ・ヨウォン)、チェ・ミンジェ(ソン・ヒョンジュ)、チャン・テジュ(コ・ス)の中で最後の勝利を手に入れる人は誰なのか、注目が集まる。「黄金の帝国」は「追跡者 THE CHASER」チームの再集結で放送開始前から期待を集めた作品だ。しかし、演出力と筆力、俳優たちの演技力に満たない視聴率で残念な結果となっている。「黄金の帝国」が最終回で有終の美を飾ることが出来るのかに関心が集まる。また、同時間帯に放送されたKBS 2TV「グッド・ドクター」は全国基準17.9%、MBC「火の女神ジョンイ」は7.5%の視聴率を記録した。
「黄金の帝国」コ・ス&イ・ヨウォン、法的な夫婦関係を清算し他人同士に“高まる緊張感”
イ・ヨウォンとコ・スが法的な夫婦関係を清算し、他人同士に戻った。10日に韓国で放送されたSBS「黄金の帝国」では、チャン・テジュ(コ・ス)とチェ・ソユン(イ・ヨウォン)が8年間つないでいた手を放し、他人同士に戻るシーンが描かれた。ソユンは「チャン・テジュさんが私の夫であってほしかった」とし「あなたが持っている持分共同議決権で、私のそばでソンジングループの経営を手伝ってもらえたらよかったのに」と付け加えた。するとテジュは「それは夫ではなく、職員だ」と答えた。テジュも彼女が自身の妻であってほしいと思ったことがあると打ち明けた。事業的に風を防ぐ役割をしてほしかったと言い返した。二人とも、お互いの利用価値だけに言及しながら激しい神経戦を繰り広げた。 ソユンは「もう終わる時間ね。離婚のことは明日処理しましょう」と言い、テジュも合意した。続いて彼女は「この家からは今日中に出て行ってほしいんです。朝食のテーブルに座っているチャン・テジュさんの姿をもう見たくありませんから」と言い、テジュに翌日の午前と午後に彼のビジネスをけん制する人が訪れるとプレッシャーをかけた。彼女は彼が持っている国有地4万坪を自身が買い取り、ソンジンセメントの株式も自身が引き取ると言いながら「慰謝料としては十分な金額を差し上げましょう。ユン・ソリ(チャン・シニョン)さんが生活に困らないようにしてあげます。チャン・テジュさん、戻りなさい。自分が来たところに」と叫んだ。しかしテジュは「売らない」と言い、ソユンと最後まで戦うことを明らかにした。放送後半には、倒産の危機に追い込まれテジュが結局、用役の人々を使って住民を鎮圧しようとするシーンが描かれ、緊張感を高めた。
「黄金の帝国」コ・ス vs イ・ヨウォン、生き残るための戦いを開始…勝者は?
「黄金の帝国」コ・スとイ・ヨウォンが生き残るため本格的な戦いを始めた。9日午後に韓国で放送されたSBS月火ドラマ「黄金の帝国」(脚本:パク・ギョンス、演出:チョ・ナムグク)で、チャン・テジュ(コ・ス)とチェ・ソユン(イ・ヨウォン)はソンジングループの会長の座を巡って激しい競争を始めた。チェ氏一族全員はチェ・ソユンの支援者となった。勝機をつかんだと思っていたチャン・テジュは、予想しなかったチェ氏一族の合同反撃に当惑した。しかし「黄金がこの国を動かす」と言い、ソユンとの離婚も株主総会も止める気はなかった。これに先立ち、チェ・ソユンがチャン・テジュに向け「お祝い事の酒しか飲まないと言ったでしょう?これからチャン・テジュさんがお酒を飲むことはないでしょうね」と忠告したことが現実になる瞬間だった。最終的にあらゆる人を動員したチェ氏一族の限りない妨害に、チャン・テジュがどこまで止まらず走れるかに関心が集まった。
「黄金の帝国」コ・ス、イ・ヨウォンに離婚を宣言“衝撃”
コ・スがソンジングループを手に入れ、イ・ヨウォンに離婚を宣言し、彼女を衝撃に陥れた。3日に韓国で放送されたSBS「黄金の帝国」では、テジュ(コ・ス)がソンジングループの王座に就く内容が描かれた。ソユン(イ・ヨウォン)との対決で勝ったテジュは、ソユンとの関係を終わりにしようとした。彼はウォンジェ(オム・ヒョソプ)と共同会長として就任しようとし、ソユンの家族には彼らが希望する系列会社を渡し、口をふさいだ。続いて朝食の場で、ソユンに離婚を宣言した。義兄弟のドンフィ(チョン・ウク)に離婚専門弁護士を紹介してほしいと話し、自分が離婚すると話した。衝撃に落ちた彼女に彼は「慰謝料はたっぷり払う。心配しないで」と図々しく話した。離婚はダメだとソユンは「ソンジングループを持って、この家を出ていくという話だ」と驚愕した。しかし、テジュは離婚の意思を変えなかった。ソユンの家族を全部自分の見方につけた後、彼女を裏切ったのだ。しかし、この日の番組の終わりには、チェ・ドンソンの家族が団結し、グループを持っていこうとするテジュをけん制し、対立構図が新たな局面を迎えた。
「黄金の帝国」コ・ス、最高の話術でソンジングループ&視聴者を掌握
俳優のコ・スが説得力のある話術でソンジングループはもちろん、お茶の間まで圧倒した。今月2日に放送されたSBS月火ドラマ「黄金の帝国」(脚本:パク・ギョンス、演出:チョ・ナムグク)第19話ではチャン・テジュ(コ・ス)がソンジングループへの野心を育て、チェ・ソユン(イ・ヨウォン)との戦いを準備する姿が描かれた。この日の放送でチャン・テジュはソンジングループを手に入れるためにチェ・ソユンとチェ・ミンジェ(ソン・ヒョンジュ)を追い出す計画を立てた。これに先立ちハン・ジョンヒ(キム・ミスク)は認知症の診断を受けた後、チャン・テジュに協力したりした。これはチェ・ソユンに復讐するためのものだった。もちろんチャン・テジュは自分の手を離し、去っていくソン・ドンフィ(チョン・ウク)の夢を見て、不安そうにしていた。味方のようで、違うようなチェ・ソユンの行動にも目は揺らいだ。しかし、確信を持った後、チャン・テジュは変わった。チェ・ウォンジェ(オム・ヒョソプ)を置物会長として立て、チェ・ソユンを閑職に送った。チャン・テジュの説得にチェ・ウォンジェは頭を縦に振ったが、チェ・ソユンは困惑の色を隠せなかった。また、チャン・テジュは「火も僕が消し、靴下も僕が片付けた。残りも僕がやる。決勝戦はその後にしましょう」と意味深な顔でチェ・ソユンを見つめた。会長の座から離れていくチェ・ミンジェにも「食卓の上席に座って待っている。頼みたいことがあればいつでも来なさい」と堂々とした表情をした。チャン・テジュは相手を思いやるふりをして、野望を満たす話術でその瞬間、瞬間の危機を乗り越えた。ソンジングループに自分の味方を送り込むときも、賢くないチェ・ウォンジェを扱うときも同じだった。笑顔の裏に黒い本音があったのだ。これに気づいたチェ・ソユンは静かに状況を見守りながら、歯を食いしばった。協力し合おうというチェ・ミンジェの手を拒み、一人でチャン・テジュに立ち向かう意思をあらわにした。ユン・ソリ(チャン・シニョン)を刺激し、チャン・テジュを動かす手まで打った。結局、チャン・テジュはユン・ソリの心配のもと最後の戦いの幕を開けた。特にコ・スは余裕のある表情と話し方でパク・ギョンス脚本家の台詞の味を生かした。野望を隠したまま一撃を準備する演技は一品だった。コ・スが見せてくれる卓越した取引能力と人を乗せたり落としたりする話術も感嘆するに十分だった。そのため視聴者は目を離すことができなかった。また、コ・スを含む俳優たちの好演とパク・ギョンス脚本家の隙のない台詞、そしてチョ・ナムグクプロデューサーの深い意味を持たせた演出力などはドラマをさらに豊かにし、良い評価を受けている。もちろん、人間の心理を迂回的に表現し、グループの経営権争いのために頭を使うといった素材を扱うことは容易なことではない。しかし、3拍子がそろい、毎回ドラマへの期待を高めている。「黄金の帝国」でコ・スは独歩的な位置を固めた。世界のどこにもない話術でソンジングループの人々を自分の手のひらに乗せた。その結果、視聴者の心さえもしっかり握ることに成功した。これから5話が残っている状況でコ・スが見せてくれる反転とは何か、またこの話術の最後はどのように描かれるのかに注目が集まる。
「火の女神ジョンイ」進まないストーリーに視聴率が停滞…月火ドラマ最下位
MBC月火ドラマ「火の女神ジョンイ」(脚本:クォン・スンギュ、イ・ソユン、演出:パク・ソンス、チョン・デユン)の視聴率が同時間帯の最下位を免れなかった。3日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると韓国で2日に放送された「火の女神ジョンイ」第19話は8.4%(以下、全国基準)の一日視聴率を記録した。これは前回の放送分が記録した9.1%より0.7%下落した数値だ。7月から放送開始となった「火の女神ジョンイ」は二桁の視聴率を記録し、順調なスタートを告げた。しかい、ありきたりな展開が重なり、ますます視聴者から背を向けられている。特に裏番組であるKBS 2TV「グッド・ドクター」の放送が始まってからは一桁の視聴率から抜け出せずにいる。ムン・グニョン、イ・サンユンの演技は合格点をもらったが、遅々として進まないストーリー展開が視聴率下落の原因として取り上げられている。また、同じ時間帯に放送された「グッド・ドクター」は17.4%を記録し、不動の月火ドラマ1位を占めた。SBS「黄金の帝国」は11.4%の視聴率を記録した。