感激時代
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「感激時代」制作会社側、出演料未払いについて未だ回答なし…“解決できるかも未知数”
4月に放送終了したKBS 2TVドラマ「感激時代」の出演料未払い問題に解決の兆しが見えていない。「感激時代」に出演したある俳優の関係者は「制作会社が5月末まで出演料を支払うと約束したが、今回も守らなかった」と述べた。また、この関係者は「主要俳優たちの場合、契約金程度の出演料は受け取ったが、端役や助演俳優はほとんどもらっていない。演技を職業とする人には危険な問題だ」と述べた。また、他の俳優関係者は「未払い問題の最初から現在までまったく状況に進展がない。ただ待っているだけだ。解決策がない」と述べた。今回の出演料未払い問題は「感激時代」が放送されている途中で浮上した。当時、制作会社は未払い問題の解決に取り組むと公言したが守られておらず、ドラマが終了して2ヶ月が経っても何も解決しなかった。制作会社側は、出演料の支払時期を今日明日と伸ばしてきたという。これに対して制作会社側は、連絡を絶ち何ら回答をしていない。ある俳優の側近も「制作会社とうまく連絡も取れていない。解決できるかも未知数だ」と打ち明けた。
【REPORT】キム・ヒョンジュン、プロポーズは“卵の黄身”?大爆笑の「感激時代」ファンミーティング大盛況
5月31日(土)、SS501のリーダーキム・ヒョンジュンが主演を務めるドラマ「感激時代」のプレミアムファンミーティングがパシフィコ横浜にて開催され、昼夜2回にわたり集まった観客を魅了した。ここでは昼公演の様子をレポート!猛暑日となったこの日、30度を超える厳しい陽気にもかかわらず会場となったパシフィコ横浜周辺は、人だかりで溢れかえっていた。キム・ヒョンジュンが日本のファンとの出会いを持つのは、昨年幕張メッセで行われた日本シングル発売記念イベント以来約7ヶ月ぶり。入場口にはトップスターらしく幅広い年代のファンが長蛇の列を作り、久しぶりのキム・ヒョンジュンの姿を心待ちにした、嬉しそうな姿が多く見受けられた。ドラマのワンシーンをそのまま持ってきたようなセットからキム・ヒョンジュンが登場!ブラックの端正なスーツ姿で颯爽と現れた彼にヒョンジュンコールが沸き起こった。自身が歌う「感激時代」のOST「今日が過ぎれば」をステージで初披露。伸びのある声で歌いながらイベントの始まりを告げ、会場は大きな歓声に包まれた。「皆さん、お久しぶりです!」キム・ヒョンジュンの一言に会場は大いに沸き、トークタイムがスタート。イベント前日に来日したキム・ヒョンジュン。ラーメンを食べたりゲームセンターに行ったりと、久しぶりの日本を満喫した様子を伝えた。また、トップは金髪、サイドは黒髪に染めた新しいヘアスタイルはファンから好評の様子。しかし「韓国のファンに(ドラゴンボールの) ベジータみたいだと言われた」と冗談混じりに伝え、大きな笑いで会場を包んだ。イベントにはヒロインのカヤ役を演じたイム・スヒャンも登場!純白のオフショルダードレスで現れたヒロインの姿に会場からはため息が漏れた。ドラマで見せた華麗な肉体美体型キープの秘訣は?7月6日からDATVでの先行放送が決定している「感激時代」。イベントの司会としてお馴染みのYumiさんの進行のもと、ハイライト映像を見ながらドラマの見どころや撮影中のビハインドストーリーが明かされた。「感激時代」は制作費150億ウォン(約14億円) が投入された大型企画ドラマであるだけに、当時の上海をそのまま再現したかのような、スケールの異なる撮影セットが話題になった。「本当に1930年代に生きていたような気分になった」と語るキム・ヒョンジュンは、汝矣島(ヨイド)の1.5倍にも及ぶセット場など、本格的な現場が印象的だったと語った。また、劇中で傷だらけのファイターを演じた彼は、常に古着に近い衣装であったため「敢えて汚したり破ったりして着ていた」と明かした。また「服が汚れれば汚れるほど監督が喜んでいた」とユーモア溢れる返答で笑いを誘った。「感激時代」での一番の見どころは熾烈なアクションシーンといっても過言ではない。ワイヤーなどの特殊装置やCGを使わずに体を張り、リアルなシーンが再現されている。劇中で華麗な肉体美を披露したキム・ヒョンジュンは3~4ヶ月もの間、お酒を一滴も飲まず一日2食の食事制限をして体型をキープしたという。4次元キャラが魅力のキム・ヒョンジュン、理想のタイプに爆笑ドラマで運命に翻弄されるカヤを演じたイム・スヒャンは、キム・ヒョンジュンとのキスシーンについて感想を聞かれると、恥ずかしがりながらもYumiさんの誘導尋問にかかり、「唇が柔らかくてしっとりしていた」と大胆に回答。会場からは悲鳴にも似た声が響き渡った。劇中のシン・ジョンテと比較してキム・ヒョンジュンは理想のタイプを聞く質問に「自分自身が照れ臭くなってしまい、尽くしたり優しくするタイプではない」としながら、「幼い頃からの友達のような関係が理想で、わざわざ『愛している』と言ったりプレゼントをあげたりするよりも、トッポッキを食べているときに卵をあげられるような関係がいい」「トッポッキの汁に卵の黄身を溶かして混ぜてあげるのがセンスのある男であり、プロポーズだ」という、4次元(個性が強く、ユニークな考え方を持つ)発言で有名な彼らしい独特な恋愛スタイルに、大きな関心と笑いが巻き起こった。続く占いコーナーには、占い師タレントであるゲッターズ飯田が登場。「生まれた時に既に60歳」「同じものしか食べないクセがある」「今年でモテ期が終わる」「早くて3年後に結婚」など、観客もキム・ヒョンジュン本人も驚きの鑑定結果に一喜一憂した。キム・ヒョンジュンは「あってます」と頷き素の表情を見せ、ファンを楽しませた。後半は歌のコーナーへ。ボーイズグループI.Dが「感激時代」のOST「炎のように」を含む3曲を披露、イム・スヒャンはこの日のために日本のファンに向けて準備したBoAの「Every Heart」をしっとりとした歌声と共に披露した。キム・ヒョンジュンは情熱的なバラード「僕は君のもの」を甘いボイスで歌い上げ、ファンの心を溶かした。続く「Your Story」では成熟した大人の魅力が感じられる感性的なダンスに、ファンたちはパールライトグリーンの宇宙神(キム・ヒョンジュンの公式キャラクター)ペンライトを揺らして力いっぱい声援を送った。歌にゲームにトークに、見どころがギッシリと詰まった2時間ほどのイベントは名残惜しさを残したまま終了したが、この「感激時代」プレミアムイベントは8月5日に大阪城ホールでも開催されることが決定!また、7~8月には横浜、大阪、広島3都市を回る単独ツアー「2014 KIM HYUN JOONG WORLD TOUR 夢幻 IN JAPAN」も行われることが同時発表され、歓喜の声があがった。今月18日には約1年ぶりとなる日本ニューシングル「Hot Sun」のリリースも決定しているキム・ヒョンジュン。ファンにとってもキム・ヒョンジュンにとっても熱い夏になりそうだ。「オンエア直前スペシャル!感激時代~プレミアムファンミーティング~」【5月31日(土) セットリスト】1.今日が過ぎれば/キム・ヒョンジュン2.炎のように/I.D3.Every Heart/イム・スヒャン4.Timing/I.D5.We should/I.D6.僕は君のもの/キム・ヒョンジュン7.Your Story/キム・ヒョンジュン■イベント情報『2014 KIM HYUN JOONG WORLD TOUR 夢幻 IN JAPAN』概要(予定)●2014年7月29日(火) 開場18:00/開演19:002014年7月30日(水) 開場17:00 開演18:00会場:横浜アリーナ●2014年8月5日(火) 開場17:00/開演18:00会場:大阪城ホール●2014年8月9日(土) 開場16:00/開演17:0会場:広島グリーンアリーナ料金:9,500円(税抜) 『感激時代~プレミアムファンミーティング2014 in 大阪~(仮)』(予定)開催日:2014年8月5日(火) 開場12:00/開演13:00会場:大阪城ホール出演者:キム・ヒョンジュン、イム・スヒャン料金:9,500円(税抜)主催:デジタルアドベンチャー協賛:ローソンチケット※イベント内容(出演者含む)は、予告なく変更になる可能性があります。■関連サイトキム・ヒョンジュン日本公式ファンクラブ「HENECIA JAPAN」
キム・ヒョンジュンの日本ファンミーティング、1万人が熱狂
SS501のリーダーキム・ヒョンジュンが日本で主演ドラマ「感激時代~闘神の誕生」のプロモーションを行い、現地のファンを熱狂させた。所属事務所が1日伝えた。キム・ヒョンジュンは先月30日、同ドラマが日本で放送されることを記念し訪日した。羽田空港には約1000人のファンが集まり、熱い声援を送った。31日には横浜でファンミーティングを2回実施した。撮影の裏話を披露し、ドラマのオリジナル・サウンドトラック(OST)を熱唱。駆けつけたファン1万人を魅了した。ドラマは7月からCSチャンネルDATVで放送される。またキム・ヒョンジュンは18日に日本で4枚目のシングルを発売する。
「感激時代」ソン・ジェリム“自分だけの道を切り開いて行く”
すらりとした体つきに外見はまるで漫画の中から飛び出してきたようなイメージだ。しかし、話し出すとゆっくりとした口調と優雅な雰囲気が漂い、演技へ情熱を注いでいるソン・ジェリムからは、今年でデビュー6年目を迎えたベテラン演技者の慎重ながらも、深い洞察力が伺われる。KBS 2TVドラマ「感激時代:闘神の誕生」(脚本:パク・ゲオク、演出:キム・ジョンギュ、アン・ジュンヨン、以下「感激時代」)で主人公シン・ジョンテ(SS501のリーダーキム・ヒョンジュン)の師匠であり、命を助けた恩人モ・イルファ役として出演し、厳しい冬と春を過ごしてきた彼は「どのような作品でも余韻を残す演技をお見せしたい」と微笑んだ。―「感激時代」でのモ・イルファは悠々とその場を去る姿で最後を締めくくった。モ・イルファはその後どんな人生を送るだろうか。ソン・ジェリム:ドラマの時代背景から考えてみると、その後すぐに日中戦争が起こるので、恐らく戦争の渦の中に巻き込まれる人生を生きるのではないだろうかと思う。感情を表に出さない姿は変わらず、自分だけの道を悠々と切り開いて行きそうだ。―最初の出演分量は少なかったが、ドラマが進むにつれて出演分量が増えたと聞いた。ソン・ジェリム:僕にとって思いがけない幸運だった。ほとんどのキャスティングが決まった状況で監督に初めてお会いした。出演シーンの少ない役だと言われたし、その当時ドラマ「ネイルサロン・パリス~恋はゆび先から~」 のプロモーションのため日本へ行ってきた直後で、準備する時間も不十分だったので、悩んだ末に出演を決めた作品だった。しかし、ドラマが進むにつれ、自分の分量が徐々に増えて不思議に思った(笑)―モ・イルファは非常に魅力的なキャラクターだ。自由奔放ながらも突飛な姿を持つ人物で、多様な個性をうまく活かしていた。ソン・ジェリム:演技をする時、ジェスチャーや表情、アドリブなどでキャラクターを活かすのは俳優たちの役割だと思う。台本に書かれてある文字に生気を吹き込むことは、俳優がやらなければならないことだから。自分のものにするために台本の中のキャラクターに好奇心を持って観察し、完全解剖してこそモ・イルファが誕生するのだが、最初はモ・イルファが主人公シン・ジョンテが成長するための土台になるくらいの役だと考えていたが、後になって師匠になり、命を助ける恩人になるので、上手く演じなければならないと思いプレッシャーを感じた。―特別にヒントを得た人物はいるのか。ソン・ジェリム:日本の江戸時代の武士を題材にした漫画や、映画「ダークナイト」のジョーカーのような人物を思い浮かべた。まず時代劇であるため、漫画的な要素が加わっても問題ないと思った。またモ・イルファを優雅な姿に作り上げたかった。台本には女性の美貌に負けない外見を持つ人物として描かれていたが、どうかすると男性が女性の振りをしているように映るかもしれないので、考えたのがバレリーノだった。バレリーノの体は曲線が美しく、情熱的なので僕が望んでいた優雅さを表現するのに役に立った。―モ・イルファ特有の誇張された表情も印象的だった。ソン・ジェリム:モ・イルファはいつも笑顔だが、本音がよくわからない人物だ。初めて台本を読んだ時、日本のアニメーション「BLEACH(ブリーチ)」に登場する市丸ギンというキャラクターを思い出した。笑っているがとても残酷なキャラクターだったので、モ・イルファの雰囲気ともよく合っていた。―わざと激しいアクション演技を見せたが、違和感はなかった。ソン・ジェリム:モ・イルファの役自体が与えるインパクトが強かったからだと思う。言葉より体で表現するシーンが多かったので、手の動きから足取りまで一つ一つ深く悩んで演じた。―演じる瞬間ごとに自分の勘を信じているようだ。ソン・ジェリム:僕は自分の勘を信じるほうだ。他の人に言われた通りにしても間違えたら、非難されるのは一緒だ。だから、何事にも自分の考えに確信を持って行動するほうがいいと思う。―撮影現場でキャラクターに完璧に没入するのは、演技の経歴が長い俳優たちにとっても難しい時がある。ソン・ジェリム:そのような理由で、撮影現場の雰囲気を把握しなければならないと思い、撮影に関する書籍をたくさん読んだ。シナリオ作法や照明の使い方、カメラワークなどに関した様々な書籍を読んでいたら、少しずつドラマの現場がどのように動いていくかが見え始めた。「太陽を抱く月」の撮影の時には、スタッフを見て「あの方たちは何をする方なんだろう」と考えたことがある。今は「僕がこう演じることで監督が撮影しやすくなる」と少しずつ気づくようになった。―着実に勉強しているようだ。ソン・ジェリム:一緒に働いているスタッフたちの作業を理解しなければ、彼らの苦労を知ることはできない。そうすることで同僚愛が芽生え、良い演技を見せることができる。ドラマの制作は特に最先端産業の協業だ。いつからか照明もLEDに変わり、カメラもシネカメラという小さなカメラに変わるなど、最新技術が続々と導入されている。「自分の与えられた仕事だけこなせば、他の人たちが自分に合わせてくれるだろう」と思ったら大間違いだ。カメラは嘘も事実に作り上げることができ、編集の力もものすごい。このような過程についての理解が俳優にも必要だと思う。―しかし、今回の「感激時代」は撮影現場の環境が大変で、演技に集中するのが難しかったのでは。ソン・ジェリム:実は最初の撮影からチョク台本(撮影直前で渡される、そのとき撮るシーンの台本)だった。撮影40分前に台本を渡されて、演じなければならなかったので心残りもある。だけど、監督が俳優たちに全般的に演技を任せながら「君が思った通りに演じればよい」とチャンスをくださったので、典型的な演技から抜け出し、実験的な試みをすることができた。―話し方もそうだし、大人びていて慎重なところがあるようだ。ソン・ジェリム:無邪気な時は子供のようで、慎重になる時は慎重になる状況によって変わるほうだ。実は子供の時は小心者だったが、俳優の仕事を始めてから図太くなった。―今年でちょうど30歳になった。デビュー6年目を迎えて、今までの活動を振り返ってみた感想は。ソン・ジェリム:一日に何十回も倒れて起きることを繰り返してきたようだ。幼い頃は一度で大物スターになりたいと思ったけど、今はそれよりも自分に与えられた作品を「どうすれば上手く演じることができるのか」と悩むようになった。演技にたくさんの時間を投資し、周りの人からアドバイスされながら、職人精神が湧いてきた。演技は単純に僕がやりたくてやっているのではなく、自分の業と思うようになった。通俗的に言うと僕にとって演技とは、食べていくための仕事であり、人生というものを営んでいくための手段である。
「感激時代」未だ続く出演料未払い問題…“制度的な対策づくり”が必要
KBS 2TVドラマ「感激時代」が放送終了後も出演料未払い問題が続いている中、制度的な対策づくりが必要だという声が出てきている。韓国放送演技者労働組合(以下、韓演労)の関係者は14日、OSENとのインタビューに対し「韓演労所属の俳優たちは、出演料の80%ほどは受け取っているが、残りの20%はもらっていない状態だ。20%は今月末までに受け取ることになっているが、受け取れるかどうかは未知数だ」と述べた。また、この関係者は「韓演労所属の俳優は80%でも受け取っているが、非所属の俳優とスタッフたちはそれさえも受け取っておらず、残念なばかりだ。これといった解決策がない状況だ」とし、問題を指摘した。関係者は「毎回外注の製作会社が出演料を支払わず問題が繰り返されているが、放送局は責任をなすりつけている。堅実な製作会社を選別して編成する放送局側の制度的な対策や改善努力が必要だ」と声を高めた。また「編成は放送局固有の権限だが、スタッフや俳優の生活がかかっている出演料においては放送局が保証をする努力が必要だ。ここ数年間、出演料の未払いや俳優たちの強制降板などの問題が起きており、これを防止する対策が必要だ」と付け加えた。これに先立ち「感激時代」の製作会社は、15日までに未払いの出演料を俳優に支払うと約束した。しかし、ほとんどの俳優はもちろん、スタッフたちは依然として出演料と賃金を受け取っていない状況だ。一部の俳優たちは裁判所に差押申請をするなどの措置を検討しているという。これに対してある俳優の関係者は、「製作会社にお金がないのに、裁判所に差押え措置を取っても出演料をもらえるかは疑問だ。解決策がなく、もどかしいだけだ。出演料をもらっていない俳優たち同士で対策を検討している」と述べた。
ソン・ジェリム「『感激時代』がターニングポイントに…僕ならではの演技を見せることができた」
俳優ソン・ジェリムがKBS 2TVドラマ「感激時代:闘神の誕生」(脚本:パク・ゲオク、演出:キム・ジョンギュ、アン・ジュンヨン、以下「感激時代」)を成功裏に終えた感想を明かした。彼は今回の作品を通じて自分の裏に隠されていたエレガンスな狂人を引き出したと語った。ソン・ジェリムは最近放送終了したKBS 2TVドラマ「感激時代」で少林武術の達人であり主人公のシン・ジョンテ(SS501のリーダーキム・ヒョンジュン)の命を助けた恩人モ・イルファ役として出演し、見事な演技を見せた。華やかなアクション演技と神秘的なイメージで多くの女性ファンを獲得した。これに対してソン・ジェリムは「準備した以上の良い反応を得て嬉しい。実は多数の漫画やアニメを見ながらエレガンスな狂人というキャラクターを作り出すために努力した。大げさなジェスチャーを使いながらも目立たないようにしたかった」と話した。「感激時代」でソン・ジェリムの演技がさらに輝いた理由は完璧なアクションにあった。本人は謙遜する姿を見せたが、神秘的な雰囲気を漂わせた完璧なアクション演技は視聴者たちを魅了するのに十分だった。ソン・ジェリムは「実は思った通りに体が動かなくて大変だった。あまりにも寒い日で俳優たちやスタッフたちもとても苦労した。激しく殴られたり転んだりするシーンを撮影する時はいわゆる「亀」と言われる保護用具をつけて撮影した。代役を使ったこともある。第24話の撮影では石の床に倒れて顔に傷がついたが、幸い回復が早かった」と告白した。また「腕全体に血を連想させるソースを塗って撮影したことがあるが、その時は本当に大変だった。水飴の匂いがするソースのせいで厚いダウンを着ることもできず、それにそのソースが凍ってしまった。元々僕は寒がりであるため、本当に辛かった」と明かした。「感激時代」は大変だっただけにソン・ジェリムにとって大きな意味のある作品である。2012年に放送された「太陽を抱く月」で見せた武士ウンというキャラクターの印象が強かったが、モ・イルファという一風変わったキャラクターに出会い、新しい魅力を披露することができたからだ。ソン・ジェリムは「モ・イルファ役を務めたことが僕のターニングポイントになった。撮影が楽しかったのはもちろん、僕ならではの演技を見せるチャンスだった。今まで主に寡黙なイメージの配役を務めてきたため挑戦意識があった。モ・イルファ役はセリフが多い方だったが、このようなセリフがモ・イルファの内面まで見せるカギになると思った。それでキャラクターにより深みを与えることができた。笑ってはいけない時に笑い、目の奥にナイフを隠したように微笑むなど、多様に表現してみた。ワン・ペクサン(チョン・ホビン)に肉を渡すシーンもセリフ通りにすると面白くないと思い、侮蔑感を与えられるようなシーンにしてみようとした。思う存分怒らせる演技をやってみたが、うまく表現されたと思う」と説明した。今年で30歳になったソン・ジェリムは「今後も着実に俳優の道を歩き続けるつもりだ」という。まだ大学を卒業していないが、専門には意味がない。中央(チュンアン)大学の情報システム工学科専門で2学期を履修したが、その後は学校に行っていない。これと関連してソン・ジェリムは「専門的な学科は僕とは合わないと本当に思った。数学があまりにもできなくて大学受験をした当時、数学で5点を取ったこともある。演技に興味を感じてから卒業には未練がなくなった。俳優という職業に確信を持ってこの道を選んだからだ。今や完全に僕の職業となり、家計を支えることもできた。こういうふうに思うとアマチュア的な考えはしないようになった。演技と僕の人生が切り離せない関係になったからもっとプロ的にならなければならないと思うようになった」と話した。特に「実は『太陽を抱く月』に出演した時、演技を辞めようかと真剣に悩んだこともある。『果たして自分の道だろうか』と悩み続けてここまでやって来たが、今は職業意識を持って俳優という仕事と自分自身を愛するようになった。今後も休まず走り続けるつもりだ」と覚悟を明かした。「感激時代」を無事に終えたソン・ジェリムは映画「トンネル 3D」の撮影に没頭している。来週映画撮影を終えた後、新しいドラマでファンたちに会う予定だ。
「感激時代」放送終了後も続く“出演料未払い問題”…俳優側の怒り爆発
3日に韓国で放送を終了したKBS 2TV「感激時代:闘神の誕生」(以下「感激時代」)の制作会社側が俳優たちに契約した出演料を支払っていない問題が未だ続いている。「感激時代」に出演したある俳優の所属事務所代表は「OhmyStar」に「労組(韓国放送演技者労働組合)に加入した俳優たちには80%の出演料が支払われたが、その他の俳優たちは出演料をもらっていない」と明らかにした。また、別の俳優の所属事務所代表は「第1話から出演料を全くもらえなかった。支払うと言われたが、ずっと約束が先延ばしになっている」と明かした。この代表は「地方ロケが多く数ヶ月間の宿泊費、車のレンタル料金、進行費など、事務所が支払わなければならない費用が多く数千万ウォンほどの損害を被った。ドラマに出演したことでむしろ会社は赤字になっている」と怒りをあらわにした。また、別の放送関係者は「制作会社が出演料を支払う能力がない場合に、数ヶ月間撮影を続けてきた俳優たちがお金を受け取ることができる窓口やシステムがないことがとてももどかしい」と心境を吐露した。続いている問題に制作会社のRay&mo側は「(出演料の)支払いは引き続き行っている」と釈明した。制作会社は「OhmyStar」の電話取材に対し「KBSから少しずつ制作費をもらっている。お金(出演料)は引き続き払っている」と強調した。
キム・ヒョンジュン「感激時代」終了後の予定は?“ペ・ヨンジュンと済州島旅行&ニューアルバムの準備”
SS501のリーダーキム・ヒョンジュンが「花より男子~Boys Over Flowers」(以下「花より男子」)のジフ先輩というレッテルを剥がした。キム・ヒョンジュンは3日午後、ソウル某所で行われたKBS 2TV「感激時代:闘神の誕生」(脚本:パク・ゲオク、演出:キム・ジョンギュ、アン・ジュンヨン、以下「感激時代」)の放送終了のインタビューで「終わったという気がしない。どうもまだ僕はシン・ジョンテみたい。実感が沸かなくてちょっと辛い」と話した。キム・ヒョンジュンはシラソニという伝説的な人物をモチーフに、シン・ジョンテというキャラクターをリアルに表現した。1930年代の上海を背景に、華やかな闘神になる過程を感動的かつ大胆に表現したとの評価を得ている。また、キム・ヒョンジュンは今回の機会を通じて自身の代表作を「花より男子」から「感激時代」へと変えることができた。これに対してキム・ヒョンジュンは「シン・ジョンテという人物と別れるのは簡単なことではない。長い間シン・ジョンテとして生きてきて、急に芸能人キム・ヒョンジュンに戻って何か憂鬱になった。今後どう生きていけばいいか分からない。それほど愛情を持っていたし、心からシン・ジョンテのことが好きだった。彼に執着していたみたいだ。シン・ジョンテが命を懸けて自身の大切な人たちを守る心が本当に温かかった。現実的には不可能なことであっても、彼の献身的な姿がとても好きだった」と明かした。キム・ヒョンジュンは「感激時代」の放送前に行われた記者懇談会で、制作費150億ウォン(約14億円)について言及しながら「最善を尽くす。僕が150億ウォンに合う演技をお見せする」と抱負を語った。そしてドラマが幕を下ろした今、彼はその約束を守った。キム・ヒョンジュンは「僕にやれることは全てやった。第24話のエンディングシーンまで全ての力を注いだ。1話延長したら、もう撮影できないほどだった」と話した。キム・ヒョンジュンはもし「感激時代」の出演前に時間を戻せるとしても、迷わずこの作品を選び、最善を尽くして演じると話した。彼は「20代に、僕にできる全てを惜しみなく見せることのできた作品だった。これまで何も考えずにひたすらドラマにだけ夢中になっていた」と強調した。また、次回作としてまたアクションドラマの出演オファーを受けたら、丁寧に断ると告白した。キム・ヒョンジュンは「もう見せたものをまた見せたくない。既に僕の体がアクションに慣れてしまって撮影が楽に感じられるかもしれないが、似たようなジャンルのドラマには出演したくない。若いときにもっと多彩な魅力をお見せしたい。アクションはあとで考えてみる」と説明した。「感激時代」の撮影を無事終了したキム・ヒョンジュンは、ひたすらドラマのために走ってきただけに、まずは休息をとる予定だ。所属事務所の代表であるペ・ヨンジュンと済州島(チェジュド)に旅行に行き、歌手としての活動を本格的に準備するという計画だ。5月頃にはニューアルバムも発売する予定で、ワールドツアーも議論中だ。
「感激時代」日本初放送が決定!プレミアムファンミーティングのためキム・ヒョンジュンが来日
SS501のリーダーキム・ヒョンジュンの待望の最新主演ドラマ「感激時代~闘神の誕生~」(以下「感激時代」)の日本初放送を記念して、来月31日にキム・ヒョンジュンを含む出演者を招いて「オンエア直前スペシャル!感激時代プレミアムファンミーティング2014」がパシフィコ横浜国立大ホールにて開催される。「感激時代」は今夏「DATV」において日本で初めて放送される。同イベントでは、ドラマトークや撮影秘話、スペシャル映像、そしてキム・ヒョンジュンのOST(劇中歌)などの内容が盛り込まれ、どっぷりと「感激時代」の世界に浸ることができ、7月からの放送開始をよりと楽しむことができる。「感激時代」は、キム・ヒョンジュンの約4年ぶりとなる待望のドラマ主演作で、壮大なスケールと華やかなアクション、そして愛と友情を描いた物語だ。男らしい姿の新たなキム・ヒョンジュンの誕生に、韓国内外で高い関心を集めた。1930年代の中国・上海と韓国を舞台に繰り広げられるロマンチックノワールドラマで、総制作費150億ウォン(約14億円)をかけた超大作である。■イベント情報「オンエア直前スペシャル!感激時代プレミアムファンミーティング2014」日程:2014年5月31日(土)会場:パシフィコ横浜 国立大ホール第1部:OPEN 13:00/START 14:00第2部:OPEN 17:30/START 18:30チケット料金:12,000円(全席指定:税込)主催:株式会社スリー・ファイブ・プラス制作:株式会社スリー・ファイブ・プラス/オフィスイタダキ運営:株式会社ディスクガレージ■チケット販売・キム・ヒョンジュン 日本公式ファンクラブ先行受付2014年4月10日(木)13時~4月15日(火)13時・キム・ヒョンジュン 公式モバイル先行受付2014年4月16日(水)13時~4月22日(火)13時・DATV先行発売2014年4月21日(月)13時~4月28日(月)13時・プレイガイド先行発売2014年4月28日(月)以降随時・一般発売日2014年5月11日(日)
キム・ヒョンジュン「実際の恋愛スタイルはすごく現実的…モバイルメッセンジャーもしない」
放送終了したKBS 2TV「感激時代:闘神の誕生」で活躍したSS501のリーダーキム・ヒョンジュンが、「実際の恋愛スタイルはすごく現実的」と話した。キム・ヒョンジュンは最近、OSENとのインタビューでこのように話し「実際には『感激時代』の役のような純情派では全くない。命まで捧げる献身的な男でもない」と話した。彼は続いて、「『感激時代』は1930年代だからそのように献身的になれたと思う。会話で全てをこなさなければならないので、表現もさらにうまくなったと思う。僕は実際にモバイルメッセンジャーもしない。誤解だけ呼び起こす会話は良くないと思う」と説明した。また「その代わり、『感激時代』で新しいスタイルの恋愛に接することになり、非常に多くのことを感じた。会話がもっとも重要だということも改めて悟った」と付け加えた。キム・ヒョンジュンは3日に放送終了した「感激時代」で、アクションと感情演技を素晴らしく演じきり、魅力をアピールした。彼はしばらく休息を取り、6月から始まるワールドツアーの練習に邁進する予定だ。
キム・ヒョンジュン、入隊を延期していた理由は…?「人々の記憶から消えたくなかった」
本当に正直だ。自分が考えていることも隠さずに話してくれた。しばらく考えた後、低い声を吐き出した言葉には自分の人生に対する確信から生まれた自信までを感じるほどだ。次回作の計画を聞く質問に「正統派メロドラマに挑戦してみたいです」と話すキム・ヒョンジュン、彼はいつの間にか男性の香りを漂わせる本物の俳優になっていた。最近、SS501のリーダーキム・ヒョンジュンはKBS 2TV「感激時代:闘神の誕生」(以下「感激時代」)のシン・ジョンテ役で人々の前に立った。150億ウォン(約14億円)が投入された大作というタイトルよりも感心を集めた部分は、まさに彼の演技変身だった。企画当時は彼が演じる役がアクションと感情演技を演じなければならなかったため、心配の声も上がったが、キム・ヒョンジュンは危機をチャンスに変えることに成功した。むしろ心配と不安が漂っていた「感激時代」の唯一の成果が、キム・ヒョンジュンの再発見だったと評価された理由だ。今年で29歳、俳優であり男として重要な岐路に立ったキム・ヒョンジュンは、考えることが増えた。俳優として最初のターニングポイントを迎えた彼は、謙遜さを失わなかった。「大衆芸術をする人として悩まなければならないことが増えた」と打ち明けた彼の真剣な表情から、演技に対する渇望と目標を伺うことができた。今日よりも明日が期待される、そして彼を見守る人々にも期待感を抱かせる俳優キム・ヒョンジュンは、そのように更なる進化のためにターニングポイントを準備していた。―簡単ではない過程だったと思う。3ヶ月間共にした「感激時代」を終えた感想はどうか。キム・ヒョンジュン:1年のように感じた3ヶ月だった(笑) 「感激時代」は昨年の6月から準備した。ここ10ヶ月間シン・ジョンテという人物をどう表現したらいいのかたくさん悩んだ。辛い時もあったが、最後まで作品を愛してくれた視聴者の方々のおかげで最後まで無事に終えることができた。―ドラマが放送される間、ずっとキャラクターに没頭している姿が印象的だった。どんな心構えで作品に臨んだのか。キム・ヒョンジュン:すべてのシーンを100%全力を尽くして撮影した。すべての瞬間に最善を尽くして集中しようと努力した。今回の作品で認められなかったら、自分は演技に素質がないということを受け入れる覚悟をしていた。―単独主演俳優であるだけに心配の視線も多かったが、ドラマの前半で嗚咽する演技で、そのような心配を払拭した。キム・ヒョンジュン:嗚咽も嗚咽だが、演技をそのような観点でばかり見ているようで残念だ。怒る演技、笑う演技、悲しい演技、毎瞬間の演技をする全ての感情が嗚咽以上に難しい。スプーンを持つ姿も悩んだ末に表現できた演技だ。常に台本から出ること以上の何かを想像するために努めた。父の写真を見ながら彼の人生と行動を想像し、妹を見ながら細かな習慣や言葉遣いまで想像してみようと努力した。毎日のようにそのことだけを考えていたので、夢も「感激時代」の夢を見た。寝たとしても1日2~3時間しか眠れなかったけど、その時も夢でシンイチ(チョ・ドンヒョク)とワン・ベクサン(ジョン・ホビン)が僕を追ってきた(笑) そんな時は、この作品に本当に没頭しているんだなと思った。―「感激時代」を通じてあなたが得た最も大きな成果は、KBS 2TV「花より男子~Boys Over Flowers~」の中で礼儀正しいイメージを消したことだと思うが。キム・ヒョンジュン:あえて「花より男子~Boys Over Flowers~」のイメージを消そうとしたことはない。イメージを選択するのは大衆がすることだから。ただし、そのようなロマンチックコメディジャンルで見せられる演技にも限界があると思った。男の強さを強調する時代劇を選択したことも、自ら演技を通じてターニングポイントを作ってみたかった。地道に準備をしただけにそのような感情を表現する方法は、僕に似合うキャラクターを見つけることしかないと思った。―演技力で得た好評にはアクションシーンに対する評価も含まれていた。初めて挑戦するアクションは簡単ではなかったと思うが。キム・ヒョンジュン:アクションスクールに何日か通ったが、たくさん練習をしたわけではない。アクション演技を学びながら一番記憶に残る話は、「アクションシーンは相手役と息を合わせることではなく、感情を表現すること」だった。何も知らない人同士で喧嘩することと、恋人同士で喧嘩するのとはまったく違う。後者のアクションがより難しくて、感情も複合的だ。「感激時代」を通じてアクション演技に対する考え方が大きく変わった。―今回の作品に対する個人的な満足度はどうなのか。満足できる成果を収められたのか。キム・ヒョンジュン:思った以上に評価が良かった。たけど、今後もより成長しなければならないと思う。ここで安住したり、もう一度シン・ジョンテのような演技を見せるのは意味がない。今の成果を越える何かを見せなければならない。芸術は終わりがないから、これからも続けて新たな演技に挑戦したい。―作家交代から制作費をめぐる論争に至るまで、「感激時代」は放送中、色んな問題に悩まされた。演技に影響を受けなかったのか。キム・ヒョンジュン:複雑な気分だったが、不満はなかった。とにかく主演俳優として撮影を続けなければならなかったから。台本を覚える時間が5分しかないといっても、そのような状況で最大限に演技を引き出せるように準備した。作家が交代したこともそれほど影響は大きくなかった。すでに僕はほとんどシン・ジョンテになっていたので、どんな状況でもキャラクターに合わせて演じることができた。それだけではなく、俳優同士の息がぴったりだった。大変な状況に置かれたにもかかわらず、これほど素晴らしい作品に作り上げられたのは、俳優たちの役割が大きかった。撮影する間は、そのシーン以外のことは何も考えないくらい、みんなの集中度が高かった。―作品が終わった後だから話すことだが、「150億ウォン(約14億円)が投入された大作にしては視聴率が低い」という評価も多少あった。それだけ、最初から「感激時代」は作品以外のことで関心を集めた作品である。その負担感をなくすことが、もう一つの課題だったと思う。キム・ヒョンジュン:こんなこと言ったらどう受け止めるか分からないが、実は、プレッシャーはまったく感じなかった。キム・ヒョンジュンだったら当たり前に緊張して、負担になっただろう。だけど僕は「感激時代」の中では、キム・ヒョンジュンではなくシン・ジョンテだった。ジョン・ジェファ(キム・ソンオ)と一緒にパンサムトンの人たちが僕にひざまずいた時、自然に涙が流れたこともそのような理由だからだ。作品への期待に対する負担より、共にした同僚を守れなかった申し訳ない気持ちが大きかった。配役としても、作品以外のことに対しても。―長くない演技経歴の中で現代劇に続き、時代劇まで経験した。二つの中で自分に似合う分野はどっちだと思うのか。キム・ヒョンジュン:時代劇の方が難しい(笑) 台詞のトーンやジェスチャーなどを節制しなければならない。限定された範囲内で感情を表現することが難しかった。一方、時代劇の強みと言えば、演技を通じて過去を生きることだ。タイムマシーンが実際に存在したら、それが時代劇だと思う。時代的な感性、文化、事件をこんなにリアルに感じることができるのは、時代劇しかないと思う。僕も「感激時代」を撮影しながら多くのことを感じた。「1930年代はこんなに寂しい時代だったんだな」「家族を守りたくても拳しかないんだな」、それに「携帯メールもないから、誤解を招くこともないだろうな」と思った(笑)―歌手として活動する際の、海外の堅固なファンダム(特定のファンの集い)が、俳優活動を並行したことで今後一層堅固なものになりそうだ。俳優として海外に進出する計画はないのか。キム・ヒョンジュン:正直よく分からない。いくらダビングをして字幕を付けても、単純に人気を得るために意味も分からない言語で演技をするのは問題があると思う。もともと本物ではないものはできない性格だ。外国語を学びたいとは思うけど、それが日本語や中国語ではない。おそらく学ぶなら、英語になるだろう。英語の方がたくさん使われる言語だから。僕が多様な言語を学ぶレベルではないけど(笑)―そのような点で俳優イ・ビョンホンを見たらどんなことを感じるのか。韓国俳優の中で正式にハリウッド市場に進出した数少ない俳優の一人だ。キム・ヒョンジュン:本当に尊敬している。先輩が演技している姿を見ていると、本当に外国の人が母国語で演じているようだ。正確に言語を駆使し、その言語に盛り込まれた感情を認知して演じる演技。僕もどうせやるなら、先輩のようになりたいと思った。―歌手と俳優で代わる代わる大衆に会っている。特に最近はその中でも俳優に重点をおいた。自分では自身のアイデンティティをどう決めているのか。キム・ヒョンジュン:歌手の血も流れており、演技者の血も流れている。2つとも優秀ではないけど(笑) いずれか一つを選ぶより2つを並行し、その方法はもう少し悩む必要がある。「歌手出身俳優はどうして認められないのだろう?」と考えてみたら、イメージが消費された後なので、彼らの演技が気にならないからだという結論を出した。どっちでも大衆がイメージを忘れる時間を与えなえればならない。だから当分の間、歌手活動はツアー中心になりそうだ。―「感激時代」で最初のターニングポイントを迎えた。俳優としても重要な一年になった。今後どんな計画を立てているのか。キム・ヒョンジュン:俳優としては美しいメロドラマに挑戦してみたい。ラブコメディは「白い布と風さえあればどこにでも行ける」(キム・ヒョンジュンは「花より男子~Boys Over Flowers~」の台詞を引用し、「それは凧を説明する言葉で、そのような名台詞は今後100年間出ないだろう」とし、笑いを誘った)のように、正直言葉にならない台詞が多い。メロドラマは日常にあるタイトルなので、その部分をより深く探求してみたい。―男としてはどうなのか。今年で29歳だ。以前より考えることが増えたのでは。キム・ヒョンジュン:男としては来年軍隊に行く計画だ。(―人々から忘れられることに対する不安はないのか)正直に言って、今まで大衆の記憶から消えたくなかったので入隊を延期していた。別の言い方をすれば、これまで、入隊前までにやれること全てをやり尽くしたと言えるだろう。後悔がないので不安もない(笑) 軍隊に行って、忘れられるという心配より、自分を振り返る時間を持ちたい。行って来た後は、より成熟した演技をお見せして、音楽はファンの愛に報いることができるように自分の音楽的カラーが盛り込まれたバンド音楽に挑戦するだろう。また、大衆芸術をしている人として多様な魅力を披露すると同時に社会的な問題を起こさないよう気をつけたい(笑)
キム・ヒョンジュン「来年は兵役…自分を見つけ直す時間にしたい」
「一日でシン・ジョンテからキム・ヒョンジュンに戻ったのでどうすれば良いのか分かりません。実感がなく、はまり役だったので簡単に手放すことは難しいです」――。KBSテレビのドラマ「感激時代:闘神の誕生」の最終回を終えた俳優キム・ヒョンジュン(SS501リーダー)は「終わったという気がしない」と感想を語った。歌手としてステージでは男らしさも披露したが、俳優としては主演を務めた「花より男子~Boys Over Flowers」「イタズラなKiss~Playful Kiss」の漫画キャラクターのイメージが強かった。今回は1930年代の韓国、日本、中国の若者が繰り広げるアクションドラマ。伝説のファイター「シラソニ」をモチーフにしたシン・ジョンテ役を見事に演じ切り、好評を得た。「僕にできることはやり尽くしました。最後のシーンまで力を出し切りました」と語った。さまざまな紆余曲折もあった。途中でドラマの脚本家が交代し、スタッフとエキストラに給料が支給されず、一時撮影が中断した。キム・ヒョンジュンは「誰もが動揺する状況でしたが、皆(ドラマに)愛着があったので、うまくできてきたと思います」と振り返った。同じ時間帯に放映されたキム・スヒョンとチョン・ジヒョン共演の「星から来たあなた」が旋風を起こし、同作品が終わってからはJYJのユチョン主演の「スリーデイズ~愛と正義~」と視聴率を競った。「正直、『星から来たあなた』には勝てませんね。意識せず、役だけを考えました」と話す。最終回(第24話)の平均視聴率は12.3%となり、同時間帯で首位を獲得。中高年層にお馴染みの人物を演じ、アイドル歌手、イケメンスターのイメージから脱却することもできた。来年は数え年で30歳になり、兵役に就く計画だ。ほかの人と同じ生活を送り、自分を見つけ直す時間にしたいという。