密会
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【終了しました】衛星劇場「密会」放送記念!ユ・アイン直筆サイン入りポラを2名様に!
※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※2014年上半期、韓国でセンセーショナルな話題を巻き起こしたドラマ「密会」がCSチャンネル「衛星劇場」にて10月15日(水)より日本初放送される。40代の女性に恋に落ちる20代の天才ピアニストを情熱的に演じたユ・アインさんに、ドラマや演技についてインタビューを実施しました。インタビューの際にKstyleをご覧の皆さんにサイン入りポラロイドをプレゼントしていただきました。この貴重なポラロイドを抽選で2名様にプレゼントいたします。【インタビュー】ユ・アイン「密会」は僕の人生において最も記憶に残る代表作になるだろう作品応募方法は簡単!「Kstyle公式 Twitterアカウント」をフォローして下記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートするだけ。奮ってご応募ください。 ◆ユ・アイン直筆サイン入りポラ 2名様「密会」CSチャンネル 衛星劇場にて10月15日(水) より放送スタート!毎週(水) 夜11:00~ほかドラマの予習はこちらで!10月11日(土) 夜7:30ほか放送「田代親世のどっぷり衛星劇場。『密会』日本上陸SP」(C) JTBC co.,Ltd all rights reserved. 原案 東京タワー (C) Kaori Ekuni詳細はこちらから:http://www.eigeki.com/special/hanryu_drama_sengen 【応募方法】Step1: Kstyle公式Twitterアカウント「@Kstyle_news」をフォローしてください。Step2: 上記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートしてください。 【応募期間】2014年10月10日(金) 15:00 ~ 10月14日(火) 11:00まで【参加条件】・TwitterでKstyle公式Twitterアカウント(@Kstyle_news)をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・プレゼントはお選びいただけませんので、予めご了承ください。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ)にて当選のご連絡をさせていただきます。・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news)をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。※当選通知後4日間連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。 ・応募時の内容に記載不備がある場合。 ・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。
ユ・アイン“「密会」は僕の人生において最も記憶に残る代表作になるだろう作品”
2014年上半期、韓国でセンセーショナルな話題を巻き起こしたドラマ「密会」がCSチャンネル「衛星劇場」にて10月15日(水)より日本初放送される。40代の女性に恋に落ちる20代の天才ピアニストを情熱的に演じたユ・アインに、ドラマや演技について聞いた。【プレゼント】衛星劇場「密会」放送記念!ユ・アイン直筆サイン入りポラを2名様に!―「密会」の撮影・放送が終わって少し時間が経ちました。韓国でとても好評でしたが、改めていかがでしたか?ユ・アイン:「密会」は、僕の人生において最も記憶に残る作品、代表作になるだろう作品となりました。撮影の過程も、結果として生まれた作品も、とても満足しています。撮影現場は快適かつ効率的でした。生まれた作品も、面白いだけでなく強いメッセージがこめられており、自分でも大好きな作品となりました。―「密会」を見た周りの方から、何か反応はありましたか?ユ・アイン:皆、とても喜んでくれています。友達たちが楽しんでくれるのが、僕にとっとては大きな力になります。照れくさい話ですが、友達たちも「人生のドラマ」「最も素晴らしい作品」「ドラマはこれしか観ない」なんて言ってくれて。そんな話を聞くと、本当に気分がいいですよ。正直で、好みがはっきりとしていて、良くないときは良くないと冷静に批判してくれる友達ですから、嬉しいですよね。「お前が良い作品に出るから気分がいい」「ついにこんなすごい作品と出会えたね」とも話してくれました。―「密会」がこれだけ愛された理由は、ご自身でどこにあると思いますか?ユ・アイン:視聴者の興味をひく、型破りのラブストーリーだということ。音楽という要素も重要です。登場するのはほとんどクラシック音楽なのですが、ピアノを通して伝わるものがあり、予想以上に視聴者の皆さんが気に入ってくれました。とにかく新鮮な要素の多いドラマでした。メッセージ性も強く。そこが他のドラマとの差別化を生んだのではと思います。「純粋で天使のような主人公のために、細部に神経を使った」―ピアニストという役を演じて、いかがでしたか?ユ・アイン:最初は簡単にはいきませんでしたが、それほど難しくはありませんでした。その音楽も好きでしたし。本当にピアノを弾かなければならないというのなら難しいでしょうが、音楽に合わせて演技するのであれば問題ありません。音楽の感情を表現し、ドラマの情緒を表現しなければならないピアノの場面が多いのですが、とても面白く感じながら、演じることができました。―ピアノはもともと演奏できるのでしょうか。ユ・アイン:いいえ、まったく弾けません。流れる音楽に対して体が不自然ではないよう動くトレーニングはよくしました。演技は負担を感じるどころか、とても楽しかったですね。―本当に弾いているように見えました。ユ・アイン:そういうことが重要だと思います。感情表現ももちろん重要ですが。ピアノを弾いて感情を表現する場面は、とてもうまくいったと考えます。―「密会」でイ・ソンジェを演じる上で気をつけたこと、気を遣ったことはありますか?ユ・アイン:彼は20歳であり、純粋で天使のような人物です。台本をどうやって視聴者に伝えるかというよりも、キャラクターが形成される歩み、体の動き、習慣、服や髪のスタイルなど、年齢にかかわらず純粋で天使のような主人公を演じるために、細部に神経を使いました。―演技の練習はたくさんしましか?ユ・アイン:練習をたくさんするより、緻密に考えるほうです。演技をしながら、とても悩み、考えましたね。もちろんピアノを弾いたり運動をしたりという準備はしますが、それをのぞいて、演技のトーンを掴む段階では特に練習したわけではありません。十分に悩み、撮影の瞬間瞬間で本能的にこなしていくタイプです。―苦労した撮影シーンはありますか? 具体的にあれば教えて下さい。ユ・アイン:ピアノを弾くシーンは難しくなかったと話しましたが、初めてピアノのシーンを撮る時は、リハーサルを繰り返し、何度も撮り直し、簡単ではありませんでした。1日中、こうやって撮って、ああやって撮ってと。いろいろな角度で撮り、どのようにすれば最も自然に見えるか、コツを掴むまで時間がかかりました。 「僕にもひどく正直で感情的なところがある」―ご自身で好きなシーン、ここを見て欲しいというシーンやポイントがあれば教えて下さい。ユ・アイン:第2話に、キム・ヒエ先輩と一緒にピアノを弾くシーンがあります。シューベルトの『4手ピアノのためのファンタジア』という曲なのですが、その場面を評価してくれる人が多く、演技しながらも満足のいくものとなりました。単純にピアノのスキルを見せるのではなく、ふたりが感情をやりとりし、微妙な感情まで感じるようになる、ドラマで重要な場面です。その場面は、韓国でも有名なんですよ(笑) パロディー動画もたくさんうまれて。みなさんも楽しんでくれたようですね。 ―イ・ソンジェとユ・アインさん自身で、似ている所など共通点はありましたか?ユ・アイン:愛に対して、馬鹿正直なところ、直進するところ。そこが似ているように思います。正直で、直接的に表現するソンジェは、演技しながら爽快でした。かっこいいふりをするのではなく、だけどそこがかっこいい。いや、僕がかっこいいというわけではないんですが(笑) 僕にも「ひどく」という言葉がつくほど、正直で感情的なところがあります。だから、イ・ソンジェのぶっきらぼうで直接的な姿に、共感も感じました。ドラマ的な環境を除けば、全て僕の中にある姿だと感じます。―キム・ヒエさんとの呼吸がぴったりでしたが、何か二人で心がけた点はありますか?ユ・アイン:演技やキャラクター分析について、ふたりでよく話し合うことはあまりなかったのですが、瞬間瞬間で、相手がどのような人物か感じ取りながら、役に没頭して演技しました。いずれにせよ、お互い気を遣ったり、気恥ずかしかったりする場面は多かったでしょう。親密なラブシーンも多かったですし。相手を信じて流れに任せることが重要だと考えているのですが、結果的にはうまくいったと思います。「ソンジェのようなキャラクターにひかれる20代に対する未練や執着かも―これから観る日本のファンに、本作をどのように観てほしいですか?ユ・アイン:「密会」は、斬新な韓国ドラマ。これまで数多くのドラマを観て来た人も驚くだろう、全く新しいドラマになると思いますし、また「作品」という言葉に値するドラマです。難しく、ディープかつヘビーな話を、ラブストーリーを通して興味深く物語るコマーシャルな要素をもちながら、後から強力なメッセージを投げつける、実験的なドラマとも言えます。その部分では新鮮さを感じるでしょうし、ラブストーリーとしても楽しめます。僕は、作品とは鏡のようのものと考えています。自らの姿を見せてくれる鏡です。「密会」は作品としての性質を持ったドラマですので、そのように観ていただければと思います。―この作品は俳優として、ご自身にとって、どのような作品になりましたか?ユ・アイン:もう一度こんな作品に出会えるだろうかと思うほど、僕にとっての人生のドラマであり、俳優としても、僕の代表作となり得るドラマになりました。これからも、このような素晴らしい作品に出会い、演技することができたらと思います。―次回作は、どのような作品に挑戦してみたいですか?ユ・アイン:これまでは、キャラクターの濃い、娯楽映画的な役割をいただくことが多かったのですが。僕は今29歳で、もうすぐ20代ではなくなりますから、ソンジェのようなキャラクターにひかれます。20代に対する未練や執着があるのかもしれませんが、純粋で健康なキャラクター、青春を扱った作品にひかれますね。ライター:清水2000「密会」CSチャンネル 衛星劇場にて10月15日(水) より放送スタート!毎週(水) 夜11:00~ほかドラマの予習はこちらで!10月11日(土) 夜7:30ほか放送「田代親世のどっぷり衛星劇場。『密会』日本上陸SP」(C) JTBC co.,Ltd all rights reserved. 原案 東京タワー (C) Kaori Ekuni詳細はこちらから:http://www.eigeki.com/special/hanryu_drama_sengen
韓国中の女性を虜にした美しく危ういラブストーリー「密会」CS衛星劇場で10月15日より日本初放送!
2014年の上半期に韓国中の女性たちを虜にし、社会現象となった話題作「密会」がCSチャンネル「衛星劇場」にて10月15日(水)より日本初放送される。「衛星劇場」は、スカパー!や全国のケーブルテレビ局などで視聴可能なチャンネルで、9月30日(火) には、「密会」第1話を先行放送する。20歳の年の差愛を描き、社会現象にもなった話題作本作は20歳の天才ピアニストと40歳の人妻の愛を描き、その衝撃的な設定から韓国では放送前から話題を集めた。主人公ソンジェを演じるのは若手演技派俳優の中でもずば抜けた存在感を持つユ・アイン。まだウブな一面を持つ20歳の青年役を見事に演じ、また彼のピアノを弾く姿に韓国中の年上女性たちが熱狂!ユ・アイン シンドロームを巻き起こした。またキム・ヒエ扮する40歳の主人公が感じる若さへの未練や社会生活の孤独さなどが、現代を生きる女性たちの共感を呼んだ。JTBCの歴代ドラマ最高視聴率を記録2014年3月17日より韓国の総合編成チャンネルJTBCで放送がスタートした本作は、JTBCの歴代ドラマの中で最高視聴率を記録。1%を超えれば成功といわれるケーブルテレビにあって、最高視聴率6.6%という数字を叩き出した。ドラマのセリフが流行語になるなど、社会現象を巻き起こした。「妻の資格」の演出・脚本コンビ×原案は江國香織のベストセラー小説本作では「妻の資格」のアン・パンソク監督とチョン・ソンジュ作家のコンビが3度目のタッグを組んだ。まるでドキュメンタリー映画のようなリアリティ溢れる演出と、絶妙なセリフ回しが話題を集めた。そしてドラマの原案となったのが、韓国でも人気の高い江國香織のベストセラー小説「東京タワー」。決して不倫美化の作品ではない、大人の作品に仕上がっている。視聴者を魅了したクラシック音楽の数々主人公の二人をつなぐのはピアノという共通項だが、劇中には数多くのクラシック音楽の名曲が登場する。普段クラシック音楽に馴染みのない視聴者からも多くの反響を得て、劇中に登場する曲が収録されたクラシックアルバムも制作され、こちらも大人気となった。「密会」CSチャンネル 衛星劇場にて10月15日(水)より放送スタート!毎週(水) 夜11:00~ほか1話先行放送決定!9月30日(火)夜11:30~※夜10:00~「田代親世のどっぷり衛星劇場。『密会』日本上陸SP」を放送(C)JTBC co.,Ltd all rights reserved. 原案 東京タワー (C) Kaori Ekuni詳細はこちらから:http://www.eigeki.com/special/hanryu_drama_sengen
キム・テヒ&パク・ヘジン&ユ・アイン、中国の巨大市場に挑戦!ポスト韓流ブームを引っ張って行けるか?
キム・テヒ、パク・ヘジン、ユ・アインが中国のポスト韓流スターとして関心を集めている。昨年、韓国で放送終了したSBS時代劇「チャン・オクチョン」以来、次回作を検討しているキム・テヒは、中国の時代劇「書聖王羲之」への出演を検討していることが知られていたが、先月29日、中国・北京で開かれた時代劇「書聖王羲之」の制作発表会に参加して出演決定を伝えた。キム・テヒは「書聖王羲之」の出演のために現地の関係者と接触しながら前向きに検討を続け、出演を確定したことで「書聖王羲之」が彼女の中国初の進出作となる。特に、「書聖王羲之」は100億ウォン(約10億円)以上の制作費が投入される大作として知られ、キム・テヒにとって中国大陸を虜にする次世代韓流女神になるチャンスと見られる。これに先立って、キム・テヒは26日に中国の江蘇衛星テレビの韓流バラエティ番組「帯你看星星」に出演し、料理の腕前や才気あふれる話術を披露するなど魅力を発散し、中国進出に青信号を灯した。キム・テヒと「チャン・オクチョン」で共演したユ・アインは、総合編成チャンネルJTBCドラマ「密会」のプロモーションのために中国を訪問し、中国マスコミの熱い関心を受けた。「密会」は中国の総合メディアであるSOHU(捜狐)ドットコムを通じて中国で独占放送され、韓国ドラマファンたちの耳目を集中させた。劇中、19歳年上の女性と恋に落ちる天才ピアニスト役を演じたユ・アインは、ドラマの人気と共に新しい韓流スターとして浮上している。型破りな題材で新鮮な突風を巻き起こした「密会」の主人公ユ・アインに向けた関心が高まっているためだ。「密会」でユ・アインは40代のオ・ヘウォン(キム・ヒエ)と運命的な恋に落ちる20代の天才ピアニストイ・ソンジェ役を演じた。ユ・アインは愛に対する純粋な情熱と繊細な感情の変化を見せ、韓国を越えて中国の女性ファンの心をくすぐっている。中国で確固たる地位を積み重ねているパク・ヘジンは、最近中国で空前のヒットを記録した「男人帮」のシーズン2に出演を確定し、話題を集めた。「男人帮」は高校の同級生である3人の男性の仕事と恋愛、友情を題材にし、多くの共感を得て人気を博したドラマだ。それぞれ異なる背景と価値観を持った3人の男性の人生を興味深く描き、中国では男性版の「セックス・アンド・ザ・シティ」と呼ばれている。特に、パク・ヘジンは韓国と中国の制作会社を繋ぐ架け橋の役割を果たしたと知られ、話題を集めている。パク・ヘジンが「男人帮」シーズン2の制作会社である聚合娱乐と韓国のCJ E&Mとの出会いを提案し、両社が共同制作契約を締結するのに一役買ったという。また、今回の契約と共に「男人帮2」の一部の撮影が韓国で行われるというニュースが報じられ、関係者の耳目を集中させている。パク・ヘジンを通じて韓国により大きな関心を持つようになった聚合娱乐側は、韓国の美しさに魅了されて「男人帮2」の撮影分量のうち、10%ほどを計画していた韓国ロケを30%以上に増やしたうえに、CJ E&M側に韓国の脚本家と監督の渉外を要請した。これは韓国が持つドラマ制作のノウハウに、中国最高のプロダクションの資本が結合し、中国という巨大な市場に挑戦、高付加価値を生み出す良い先例になるものと見られる。
SBS側 「『密会』アン・パンソクPD&チョン・ソンジュ脚本家と作品相談中」
SBS側が、ドラマ「密会」のコンビであるアン・パンソクプロデューサーとチョン・ソンジュ脚本家と作品について協議していると公開した。SBSドラマ局の関係者は、13日OSENとの取材で「まだ具体的な話までは議論していないが、アン・パンソクプロデューサーとチョン・ソンジュ脚本家が、SBSドラマ局と接触して作品について協議している」と説明した。アン・パンソクプロデューサーとチョン・ソンジュ脚本家は、最近JTBCドラマ「密会」を通じてその能力を再び認められ、次の作品でも意気投合することにした。今回は前回とはジャンルを変えて、時代劇を準備するという。2人は、「密会」以前にもMBC「薔薇と豆もやし」、JTBC「妻の資格」などを通じて抜群の相性を誇ったことがある。
「密会」キム・ヘウン“台本をもらった瞬間から、ドラマが終わってしまうことを心配した”
JTBCドラマ「密会」の初回で主人公オ・へウォン(キム・ヒエ)の頬を強く殴ったキム・ヘウンは、それだけ強烈な印象を残すことに成功した。彼女が演じたソ・ヨンウはすべてを持った女性だ。美貌を持った財閥2世にとって羨むものなどないだろうと思うが、「密会」を通じて世間にあらわになったソ・ヨンウという女性の人生は非常に不運で、不幸だった。そして、キム・ヘウンはその女性の悲劇を演じた。おそらく今後、彼女の演技人生において「密会」とソ・ヨンウは代表作、そして代表キャラクターとして記憶されるだろう。依然として「密会」を不倫ドラマとみなす視聴者もいるが、多くの視聴者が人生について語ったドラマと語る「密会」が放送終了してすでに2週間が過ぎた。放送終了後に会ったキム・ヘウンは「密会」のシーンを思い浮かべると、今でも胸がジーンとしているように見えた。そんな彼女と会って、まだ胸に残っている「密会」の話を交わしてみた。―まず、「密会」に合流するようになった過程を聞かせてほしい。キム・ヘウン:アン・パンソクPD(プロデューサー)からオファーされて出演することになった。アン・パンソクPDは映画「悪いやつら」で私の演技を見て一緒に作業してみたかったとおっしゃった。でも、最初にオファーされた時はソ・ヨンウ役ではなかった。その時は私がこんなに大きなキャラクターを演じることになるとは思わなかった。ただ、アン・パンソクPDと初めて会った時に6時間ほど話を交わした。プロデューサーとの会話は非常に面白かったし、このドラマに出演すべきだと刺激された。―最終的に、ソ・ヨンウを演じることになったのは、アン・パンソクPDが自身からソ・ヨンウのどのような姿を発見したからだと思うのか?キム・ヘウン:もし私に彼女のようなイメージがなかったら、キャスティング自体成立しなかっただろう。だけど、私はアン・パンソクPDがどんなことを考えたのかは分からない。ただ、演じる時は台本に忠実にしたし、想像力や私が持っているクリエイティブな考えをできるだけ使ってソ・ヨンウを表現した。でも、人間的にはソ・ヨンウとの接点はあまりないと思う。―自身と全く違うソ・ヨンウを表現するためにどんなことを想像したのか?キム・ヘウン:ソ・ヨンウの寂しさと傷について考えた。ソ・ヨンウはソンスク(シム・ヘジン)に会う時とジュンヒョン(パク・ヒョクグォン)に会う時の姿が違うが、共通するのは愛情が欠乏しているキャラクターということだった。すべてを持っているにも関わらず、最も重要なものを失った女性なので、愛情を乞う姿まで見せるほどだった。最終回でウソン(キム・グォン)と肉弾戦を繰り広げるシーンでは、愚かにもお金を払って愛を買ったが裏切られる女性の虚しさと、感情的欠乏をリアルに描かれなければならないと思った。ソ・ヨンウが完全に崩れる瞬間だった。だから、そのシーンでは私も完全に理性を失った状態でウソンと喧嘩した。後で見たら、私は本当にふらふらしながら演技をしていた。他にも、オ・ヘウォンとの関係においてオ・ヘウォンよりも多くのものを持っているにも関わらず、いつも父親(キム・ヨンゴン)から認められないというコンプレックスを持っている女性だと思った。―その肉弾戦シーンの後、夫(チャン・ヒョンソン)の言葉に傷つく姿もかわいそうだった。キム・ヘウン:そうだ。もし夫がソ・ヨンウに少しでも関心を見せていたら、たぶんソ・ヨンウは夫にもっと優しくしたと思う。愛情不足の人は少しでも優しくされると、その人にすっかり夢中になってしまうからだ。でも、ソ・ヨンウの世界には温かい心を持った人がたった1人も存在しなかった。皆が自分の利益のためだけに頭を使いながら生きていく人だったからだ。しかも、夫はそんな人間の中でも最悪の人間だった。―第1話の便器のシーンは非常に強烈だった。トイレでの喧嘩なので便器を使うのはおかしくないが、改めて考えると、どうして便器だったんだろうという気もする。おそらく上流世界の非常に醜い裏側を象徴していたのだろう。キム・ヘウン:私はそこまでは考えなかったが、麻雀をしている状況で喧嘩できる隠れた空間がトイレで、その中で見せられる醜さが便器を使った肉弾戦だったと思う。とてもドラマチックでありながらも現実的な設定だ。現実的かつドラマチックであることは非常に難しいのに、そのシーンはいずれの要素も持っていた。だから、多くの視聴者がそのシーンについて話すんだと思う。―特に記憶に残っているソ・ヨンウの台詞は、お互いを抱きしめるイ・ソンジェ(ユ・アイン)とオ・ヘウォンを見て「本当に好きなのね」と話すシーンだった。キム・ヘウン:ソ・ヨンウのアイデンティティを示すシーンだった。その短い一言の台詞に、誰かを本当に愛する姿を見てただ羨むソ・ヨンウの気持ちが込められていた。その台本を見ながらソ・ヨンウの結末が本当に悲しくなった。結局、ソ・ヨンウは本当に愛することができなかったからだ。とにかくソ・ヨンウの虚しい人生全体がその台詞に溶け込んでいる。改めて考えてみても、チョン・ソンジュ脚本家の台本は本当に素晴らしい。―その言葉に100%同意する。表現があまりにも現実的で、「ひょっとしたらチョン・ソンジュ脚本家は本当にこのような愛を経験したのかもしれない」と思ったほどだった。キム・ヘウン:脚本家がどんな人生を生きてきたのか分からないが、それだけの凄絶さが脚本家の人生にあったから、あのような凄絶な台詞が書けたと思う。チョン・ソンジュ脚本家の短いがインパクトのある台詞は本当に素晴らしかった。それは人文学的な素養を持っていても、普段それを乗り越える自己省察をしていなかったり、関連のある経験がなかったり、もしくは後悔や反省などで人生を振り返った経験がなかったら、決して書けない台詞だと個人的に思った。―チョン・ソンジュ脚本家に実際に会った時、どんな印象を受けたのか。キム・へウン:台本読み合わせの時と放送終了の打ち上げの時にお会いした以外は作品を通じてお会いしたのが全部だ。台本を渡された時、具体的に人間の内面を省察された作品だったので驚いた。それだけではなく、視聴者を惹きつける音楽も素晴らしかった。「音楽が一番だ」という台詞があるように、音楽の偉大な力を知らないと決して書けないドラマだった。また、人間の汚さの限界を知らないと書けない台詞だった。実際にはか弱い外見にも関わらず、その中に内在されたエネルギーと人生に対する洞察力とより人間らしく生きる欲望が誰よりも強い方のようだった。―アン・パンソクPDとは初めての作業だった。一緒に撮影した俳優たちがみんなアン・パンソクPDのファンになったと言っているが?キム・へウン:アン・パンソクPDのリーダーシップはとても素晴らしい。アン・パンソクPDはスタッフたちに気を配り、配慮し尊敬してくださった。なので、すべてのスタッフのプロ意識が高かった。撮影現場でみんな積極的に仕事に取り掛かっていた。すべてのスタッフと俳優たちが一つになった感じだった。私だけちゃんとすれば良いと思うほどだった。短い時間だったけれど、たくさんのことを学び経験することができた。忘れられない作品であり、素晴らしいチームワークだった。―キム・ヒエさんは、学生時代の純粋に作業した瞬間を思い出すと言っていた。キム・へウン:そう。まるで演技の練習をしているようだった。それだけではなく、「密会」は端役の人もある日突然、主人公を務めてもおかしくないほど、みんな素晴らしい役者だった。いつか強烈な光を放つ俳優になれると思う。演技が下手な人がいなかったから。本当に私だけしっかりしていれば良いドラマだった。監督はいつ、こんなに多くの素晴らしい俳優を見つけたのだろうか。―クラシック音楽界を描いたこのドラマに出演して、ソウル大学声楽学科出身という点が特に話題になった。専攻した者として制作陣が描いたクラシック音楽の世界はどうだったか。キム・へウン:まず、これだけの立派な脚本家の先生と監督なら、芸術家気質も多いと思う。特に監督は音楽について造詣が深い。だからクラシック音楽が好きという点が不思議ではなかった。また2人が音楽についてどんな考えを持っているのかは、ドラマを通じてすでに明らかになったと思う。―「ソル戦」に出演して学生時代に実際に直面したクラシック音楽界の不正についても言及した。本当にそれが音楽を諦めた理由なのか。キム・へウン:そうではない。私が音楽を諦めた理由をどうして言わなければならないのか分からないけど、率直に言うと自分の才能の問題だった。マスコミがそのことを歪曲して伝えた。当然のことだと思う。自分の限界で辞めたのであって、才能がありながら周りの影響で辞めたということはあり得ない。ただ、自分の限界を知る過程の中で、学生であった自分が合理的ではなく、正しくもなかった部分を見たのは事実だ。でも、それはクラシック音楽界の人なら誰でも感じていることだと思う。―愚かな質問かもしれないが、もう一度聞きたい。本当に音楽が一番なのか。キム・へウン:音楽が一番だ。そして今私にとって演技も一番である。それは事実だ。他人に感動を与えるから。そして今回のドラマで「音楽が一番だ」という台詞は心が傷つき、大変な状況でも堂々と自分を立たせることができる勇気を与えるようなものだった。私も同じ意味で自分を励ますことができた。私の演技はまだ最高ではないが、演技が一番であることを知り、そのことを知ることができて前進できるから。多くの音楽家たちも同じことを感じたはずだ。―続けて質問したい。「密会」を通じて人々は自分の人生の中で一番重要なことは何なのかを振り返るようになった。あなたの人生で一番重要なことは何なのか。キム・へウン:「密会」に出演しながら、私を幸せにしてくれる条件は何なのかを自分の力で見つけ出さなければならないと思った。「私はお金が一番重要だ」と考える人なのかもしれない。そのような答えを出した人にそれは違うと説得できるだろうか。その人が下した結論がそれだから。でも、私が生きてきた人生の中でお金も名誉も社会的な地位も答えではなかった。私を幸せにしてくれたものは演技だった。その価値を早くから発見したからここまで来れたし、誰も私に気づいてくれなかったけど、今まで演技を続けることができた。「密会」に出演しながら、自分と密会することになったが、演技をすることになって良かったと思った。またこのような素晴らしいドラマに出演できるチャンスが私に回ってきたことが大きな慰めになった。私にとって「密会」は、一種のバイブルのようなものだった。人間の内面にある罪と欲望に関する話、そして欲望にとりつかれた人々改めてこんなに素晴らしいドラマに出演することができて、胸がいっぱいで感謝している。―正直に打ち明けるが、最終回を見て感激の涙を流しながらアン・パンソクPDにメールを送った。キム・へウン:私も!涙が止まらなかった。アン・パンソクPDとキム・ヒエ先輩にメールを送った。(―実は、メールを送った翌日、自分が送ったメールを見て少し恥ずかしく思えた) 私は、今この瞬間を忘れたくなかった。こんなに感動的な瞬間を我慢せずに感謝の気持ちを、自分の気持ちを表現しようとした。時間が経つにつれ、感情は歪曲されるから。表現することを我慢すると、感情が希釈されるから。そのことが残念に思えて、メールを送った。―あ、そうだ。パク・ヒョクグォンさんもアン・パンソクPDと一緒に作業した「白い巨塔」以後、しばらくの間、ドラマの後遺症があったと言っていた。そのような症状はないのか。キム・へウン:「密会」の台本をもらった瞬間、すぐ「このドラマが終わったらどうしよう」と不安になった。撮影する前からドラマが終わった後のことを心配したのだ。だから自分から先に自己防衛をしたけど、ドラマが終わってとても寂しい。こんなに素晴らしいドラマにまた出会うことができるだろうか。だけど、パク・ヒョクグォンさんが話してくれた。彼もやはり「白い巨塔」が終わって「密会」に出会うことができたと。
江國香織「『密会』のシナリオを読んで、韓国の作品も是非見てみたいと思った」
「作家は職業というよりも一つの性質であると思います」日本を代表する感性的な作家江國香織(50歳)が韓国を訪問した。22日、ソウル東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)で開かれた「ソウルデジタルフォーラム2014」(SDF2014)に出席するため訪韓した江國香織は、韓国の放送作家たちと交流するプログラム「韓国放送作家マスタークラス」で30年間の作家人生について語ってくれた。自らを運が良い作家と評し、「保守的な性格だけれど、常に新しい試みにチャレンジしようと努めている」と話す彼女は、小説の中の繊細な筆致のように少女らしい感性がにじみ出ていた。―韓国で大きな人気を博しているが、韓国と日本の読者を虜にした理由は何だと思うのか。江國香織:実は読者がどのように受けとめているのか考えたことがない。おそらく、読者のターゲットを設定せずに小説を書いているからだと思う。日本人や韓国人、女性、全世界の人など、特に読者のターゲットを設定していない。小説を書く時はその作品のことだけを考えているので愛されているのではないでしょうか。―あなたの小説は特に映画化される作品が多い。特別な理由があるのだろうか?江國香織:理由があるとしたら、おそらくその作品がたくさん売れたからではないでしょうか。私は作家なので言語でしか表現できないものを作っているけれど、映像を作る人たちは彼らなりに映像でしか表現できないものに変換しようとしているからだと思う。―社会的マイノリティや疎外されている人たちに焦点を当てた作品が多いが、特別な理由はあるのか?今後もそのような視点で創作活動を続けるのか?江國香織:普段からよくそのような指摘を受ける。私はそのことを意識していないし、そうやって意識せずに小説を書いているので今後もそのような小説を書くと思う。小説を書く時、社会的マイノリティは意識していないけれど、子供の視点で世界を見ていると考え、その観点で見ているのでマイノリティに偏る傾向があるようだ。私が子供の視点で社会を見たいと思うのは子供は多くの情報に振り回されないからだ。子供たちは世の中に溢れている情報を持っていないのでぶれることがない。そのためこのような観点を持って小説を書いている。以上のような理由から社会的マイノリティが登場することが多いのだと思う。―作品が映画化される時、シナリオ制作にも関与する方なのか?江國香織:映画化する時は全く関与しないし、何も意見を言わない。先ほど話したように私は言語でしか表現できないので、映像も映画を作る専門家たちが映像でしか表現できないものを作る。だから原作を変えても問題ないと思っている。原作を変える方が良い場合は全く関与しない。制作に直接介入することもない。―作家としての社会的役割について聞きたい。日本も社会的に多くの問題を抱えていて、芸術家や作家たちが社会問題について声をあげることもあるが、自身はどう思っているのか?江國香織:おっしゃる通り、色んな作家がいると思う。それに、色んなタイプの作家がいることが正しいと思っている。私は詩、エッセイ、小説などを書いているけれど、文章を書くこと以外は発言したくない。書いた文章だけを通してのみ反応を得たいだけで、直接はメッセージを伝えたくない。メッセージを直接発信することで、そのメッセージの正否とは関係なく、それが一つの情報になる。情報というのはその時には価値があるけれど、時間が経つとその価値を失われてしまうので、ストーリーに加工して自分の考えを伝えたい。―韓国では2000年代の初めに「冷静と情熱のあいだ」、2004年「間宮兄弟」が映画化された。映画を見たことはあるのか。見た後、手が加えられた原作に対して反応する方なのか?江國香織:韓国映画は見ていないけれど、日本で映画化された作品を見て驚いたことがある。失望する時もある。失望と言うより、どの部分で失望したかを言及することは難しい。嬉しかったことは「スイートリトルライズ」という作品で、小説で描こうとしたことを小説で表現した以上に美しく映像化してくれてとても嬉しかった。「きらきらひかる」も同じ感じだった。韓国映画を見たことはないけれど、韓国でドラマ化されるところだった「東京タワー」を原作にした「密会」のシナリオを見て読んでみた。原作とは全く異なる設定、ピアノ教師と生徒という設定だったけれど、設定を変えたことは全く問題ないと思う。読んでいるうちに次のストーリーが気になり、韓国で作られた作品も是非見てみたいと思った。―共同作業で小説を書いたりもする江國さんは、基本的に保守的な作品を書いているように見えるが、新しいことも追求しているようだ。創作家、芸術家として創作のアイディアやインスピレーションを受けるものはあるのか?江國香織:難しい質問だ。保守的でありながら新たな試みをしているという評価は嬉しい。私の性格は保守的で臆病なところがある。だから、できるだけ消極的にならずに新しい試みをしようと努めている。共同で作品を作ったり子供が書いた文体で恋愛小説を書くなど、まだ他の人が試していない方法にも挑戦した。原動力は自分自身の性質にあると思う。作家とクリエーターは職業でもあるけれど、一つの性質でもある。それが私が作家として成功することができた理由だ。
ユ・アイン、中国で「密会」のプロモーションに参加“新たな韓流スターに浮上”
俳優ユ・アインがJTBCドラマ「密会」のプロモーションのために中国を訪れた。ドラマ「密会」で危険な恋に落ちる天才ピアニストを演じたユ・アインは、抜群の演技力と洗練された外見で中国のドラマファンの間で新たな韓流スターに浮上している。ユ・アインは27日、中国のポータルサイトSofuが開催したドラマ「密会」のプロモーションに参加した。「密会」はSofu.comを通じて中国で単独放送され、熱い人気を集めた。大胆なテーマを扱い、中国の韓流ファンの間に新しい風を巻き起こしただけに、主人公であるユ・アインに対する取材陣とファンたちの熱気も熱かった。ユ・アインは自身がデザインを手がけたnewkidz nohantの全額寄付プロジェクトのTシャツを着用して登場し、インタビューと共に善行も行った。この日のインタビューは、完全に俳優としてのユ・アインにフォーカスが当てられた。中国のネット上で放送されて人気を集めたドラマ「密会」に関する質問からユ・アインの演技の哲学まで深い話を交わした。まず、ユ・アインは「密会」について「29歳の僕が20歳の役を演じた。大きく成長した後で20歳を演じたら、遥かに幅広い演技ができた。「密会」は完璧なハッピーエンドで終わった。一人の人間が人として着実に成長する道を歩む姿が、ドラマが追求できる新しい形のハッピーエンドなのではないだろうか」と「密会」に出演した感想を述べた。相手役の女優キム・ヒエとの共演については「演技スタイルが逆だった。キム・ヒエ先輩は予習を徹底していてセリフの語尾一つさえ間違えることなく演技をするが、僕は自然な流れに従って即興的に演じるスタイルだ。でも、どんなスタイルであるにせよ、そこに心が込められているかが重要だと思う。スタイルの違う俳優とその心を共有し、感情をやりとりすることが出来てとても勉強になった」と明かした。ユ・アインはインタビューの途中、現場を訪れたファンの反応をこまめにチェックする姿も印象的だった。演技に関する深い質問が続くとユ・アインは、「韓国よりも更に真剣に質問してくださるようだ」とし、「誰も聞いていないのでは。写真ばかり撮って」とジョークを飛ばして笑いを誘った。続くインタビューでユ・アインは、オンライン上で時々話題になっているSNSの活動に関しても語った。ユ・アインは「多くの人が僕の影響を受けるのは価値のあることだと思う。一人の人間として社会でこの力を価値のある方向に使いたいし、目的意識を持って生きていきたい。俳優は演技をするだけではなく、人々と絶えず接しながらその人たちの真ん中、前、後ろに立つことのできる職業だ」とSNSを楽しむ理由を語った。ユ・アインは「トラブルメーカーになることもあるかもしれないが、俳優としての領域を自ら広げていきたい。そうすれば次の世代の俳優たちがもう少し気を楽にして仕事ができるのではないかと思う」と自身の考えを述べた。俳優としてシナリオを選ぶ基準も打ち明けた。ユ・アインは「キャラクターに僕がどれだけ共感できるかが重要だ。その人物になりきることが基本なので、共感できなかったり、理解できない人物は演じることができない。その時の僕が表現したい欲求と、そのキャラクターがどれだけ近いかが重要だ」と真剣に答えた。ユ・アインは次回作の役についても話してくれた。ユ・アインは「『密会』が終わり、下半期には二本の映画が予定されているが、両方とも僕の俳優としての渇きをすっきり解消してくれている。一つは卑劣で魅力のない悪役で、もう一つは世子として不運にも死んでいく人物だが、10年間演技をしてきて培った底力を集大成して見せることのできる作品だと思う」と自信を見せた。ユ・アインは武侠時代劇に対する特別な愛情も見せた。時代劇の出演経験が多いというユ・アインは「中学時代に一ヶ月間中国の武侠物だけを見ていた時期があった。機会があれば中国の時代劇にも出演してみたい」と話し、中国での活動計画については「(中国と韓国は)とても近いと思う。距離的にも文化的にも肌の色も近い。活発な交流ができたら良いなと思うし、僕もその中で役割を果たしたい」と希望を語った。この日ユ・アインは単なるファンサービスではなく、演技への情熱がこもった真剣な姿勢でインタビューに応じた。ラブコメディ、甘いラブストーリーなど中国の韓流ファンたちを虜にできる一発は足りなかったかもしれないが、これまで彼の演技を見守ってきた多くの中国のファンたちは現場でユ・アインと会えたことに興奮が隠せなかった。鋭く作品を選ぶ目、深みのある演技と心のこもった信念を持つユ・アインが韓国を超えてアジアでも通じる新しいタイプの韓流スターの道を開拓できるか、今後の彼に期待したい。
「密会」キョン・スジン“綺麗なふりをすることが苦手です”
女優キョン・スジン。「その冬、風が吹く」「サメ~愛の黙示録~」「ウンヒの涙」での切ない初恋や純情で可憐な女性のイメージから完全に抜け出した。深い眼差しで相手を見つめ続けていた女性ではなく、「オンニ(お姉さん)」という呼び方が似合いそうな不良で唐突なさばさばした性格の女性に生まれ変わったのだ。キョン・スジンは最近放送を終了したJTBCドラマ「密会」(脚本:チョン・ソンジュ、演出:アン・パンソク)で過去不良女子高生だったが、ソンジェ(ユ・アイン)に片思いしてから真面目になるダミ役に扮し熱演した。ダミはソンジェへ自身の気持ちをストレートに伝え、感情を正直に表現する人物だ。ダミはこれまでキョン・スジンが演じてきたキャラクターとは確かに違った。「これまで演じてきたキャラクターは限られていましたが、ダミを演じることを通じて様々な役柄をこなせる女優であること、また私の違う姿をお見せできたようで嬉しいです」キョン・スジンが予想外のカリスマ性を見せた瞬間が何度かあった。自身を挑発してきたユラ(チン・ボラ)に対し頭からヘアピンを取り「お前のせいで不良だった時を思い出した」と脅迫して謝罪までさせた。また、ヘウォン(キム・ヒエ)に警告した後、唾を吐くなど清純な顔で予想外の表情を見せた。さらに驚くべきことは、実際のキョン・スジンが清純というよりは、さばさばした性格に近いということだ。「ユラに強い一言を言ってからヘウォンを見るやいなや明るい表情で挨拶するシーンを、視聴者の方々はどう思われるのか心配しました。ですが、ダミを演じることは本当に楽でした。前作では純情で可憐な役でしたが、私は元々さばさばした性格なので気楽に演じました。私は本当に綺麗なふりをすることが苦手です。周りの人に優雅に笑ってほしいと言われましたが、できませんでした(笑)」キョン・スジンの本当の姿を見抜き、彼女をダミ役にキャスティングしたのはアン・パンソク監督だった。アン・パンソク監督はダミの自由奔放で時には堂々とした姿をキョン・スジンから見つけて彼女にダミ役を任せた。「アン・パンソク監督が私を信じてくださったことに一番感謝しています。前作をご覧になったにもかかわらず、ダミというキャラクターにキャスティングしてくださったことは、本当にありがたいことです。撮影しながら演技についてアドバイスもして頂き、最大限に感情をうまくリードして頂きました。撮影が終わって『ありがとうございました』というメールを送ったら『最高の女優になれ』という返事が来ました。『あ、本当にうまくしなきゃ。頑張らなきゃ』と思いました」俳優なら誰もがアン・パンソク監督、チョン・ソンジュ脚本家の作品に出演することを夢見ているはずだ。アン・パンソク監督のリアルな演出とチョン・ソンジュ脚本家の繊細ながらも強い筆力は視聴者を引き付ける力があり、キャラクターをさらに輝かせるためである。キョン・スジンは「密会」に出演したことについて、「幸せ」という言葉を何度も繰り返した。「キャスティングされた時、その気分は言葉では説明できませんでした。本当に幸せでしたし、ファンだったアン・パンソク監督、チョン・ソンジュ脚本家の作品に参加できることだけで感謝しました。そして共演する俳優がユ・アイン、キム・ヒエ先輩でさらに幸せでした。撮影する時も幸せでしたし、たくさん学びました」すでに最高の演技力で認められているユ・アイン、キム・ヒエとの共演はキョン・スジンという女優をよりグレードアップさせた。特に、先輩女優であるキム・ヒエの演技に対する態度や自己管理について感じたことも多くあったと告白した。「キム・ヒエ先輩の演技や自己管理能力を見て学びました。本当に輝いていました。後輩としてああいうふうになりたいと切実に思ったほどです(笑) キム・ヒエ先輩は完璧です。あえて何とも言えないほとです。台詞も助詞一つ間違えることもありませんでしたし、相手に非常に配慮してくださいました。私は新人であるにもかかわらず、私の感情を壊さないため言葉も控えてくださいました。『密会』を通じて尊敬するようになりました」キョン・スジンが撮影した最初のシーンは、ソンジェが留置場に勾留され、助けてほしいとへウォンに涙を流しながら願うシーンだった。大先輩との初共演は簡単ではなかったはずだ。しかし、キム・ヒエはキョン・スジンの緊張をほぐし、配慮してくれた。「先輩が間違ってもいいから感情をよく持っていきなさいとおっしゃいました。初めて撮るシーンでしたが、配慮してくださって本当に感謝しました。そして先輩は出番も多いのに迷惑をかけるような気がして足りないところをたくさん聞いてみましたが、よくやったと褒めてくださいました。先輩の演技を見ながら焦るより、相手のリアクションを見ながら自分のもにする方法を学びました」「密会」を通じて明らかに一段階成長した女優キョン・スジン。彼女は「その冬、風が吹く」「サメ~愛の黙示録~」「ウンヒの涙」など、自分の目標に比べ良い役に恵まれたと謙遜したが、昨年KBS演技大賞で新人賞を受賞するなど、少しずつ演技力を認められ、着実に成長している。女優としての目標は、人々に認めてもらうことだ。「誰からも愛され、認められる女優になりたいです。信頼して見られる女優になることが目標です。そうするためには、私の特徴に合う演技をすることも必要ですし、何より地道にしていくことが重要です」
「密会」日本販売が成立…日本でもシンドロームを巻き起こすか
韓国でシンドロームを巻き起こし、放送終了したJTBCドラマ「密会」(脚本:チョン・ソンジュ、演出:アン・パンソク)の日本販売が成立した。JTBC側は23日「今月15日から17日まで釜山BEXCOで開催された釜山コンテンツマーケット(BCM2014)に参加し、日本のメジャー配給会社であるコンテンツセブンと『密会』の日本版権販売に合意した」と明かした。今回の販売は最近日本国内の韓流市場が萎縮傾向にある中で行われたもので、類似ジャンルの地上波ドラマよりも高い価格で販売されたことが知られ、「密会」シンドロームが日本にまで続くか関心が集まっている。過去10年間「ホジュン 宮廷医官への道」ならびに有数の韓国ドラマを輸入し、韓流ブームの立役者の一人であるコンテンツセブンのソン・チルヨン代表は「日本で大きな人気を得ている韓流スターは健在だが、スターパワーだけでは韓流不況を止められなかった」とし、「『密会』の高い作品性と完成度が韓流ドラマの新たなパラダイムを生み出せると期待している」と話した。「密会」は異例的に日本版権販売と同時にプレミアム(有料)チャンネルである衛星劇場での年内編成が確定した。これを通して日本での高い関心が伺える状況。果たして「密会」が日本でもシンドロームを巻き起こし、称賛の嵐を巻き起こすか注目を集めている。
「密会」制作陣&出演陣、打ち上げパーティーでヒットを祝う“幸せだった”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。総合編成チャンネルJTBC月火ドラマ「密会」が俳優たちと共にした打ち上げパーティーでヒットを祝った。「密会」の制作陣とスタッフたちが参加した打ち上げは14日午後、ソウル麻浦(マポ)区上水洞(サンスドン)にある食堂で行われた。この日打ち上げにはアン・パンソクPDとチョン・ソンジュ脚本家などの制作陣をはじめ、女優キム・ヒエ、キム・ヨンゴン、キョン・スジン、パク・ヒョクグォン、キム・ヘウン、チン・ボラなどのキャスト陣が参加して4ヶ月間の撮影を振り返った。韓国で3月17日に放送をスタートした「密会」は5月13日に放送された第16話を最後に放送終了となった。最終回では、自身の魂を縛っていた優雅な奴隷の人生の代わりにいつかは戻ってくるイ・ソンジェ(ユ・アイン)と共にする未来を選択するオ・へウォン(キム・ヒエ)のストーリーが描かれた。放送後、キム・ヒエは「密会」側を通じて「相手役だったユ・アインさんも劇中のソンジェのように思慮深く素晴らしい俳優なので、共に演じる間本当に幸せでした。私の演じたへウォンというキャラクターがあまりにも魅力的だったので、撮影中大きな幸せとやりがいを感じることができました。ドラマが終わった今、へウォンと別れるのは残念ですが、『密会』の最後、全てを捨てて青い空、風になびく草を見つめながら人生の美しさを感じていたへウォンのように私の周りの小さいけれど、大切で美しいものを探してみたいです」と放送終了の感想を明かした。ユ・アインも自身のFacebookを通じて「不倫は破局を向かえ、愛は花を咲かせ、へウォンはリラックスして眠りました。ソンジェの最後の台詞『行ってきます』は最高のハッピーエンドだと思って演じました。最高のパートナーであるキム・ヒエ先輩、ありがとうございました。頬をつねられ、きつく怒られても嬉しかったです」と放送終了の感想を伝えた。「密会」の後番組としては俳優イ・ヒジュン、キム・オクビンが主演を務めた「ユナの街」が19日から韓国で放送をスタートする。
「密会」ユ・アイン、イ・ソンジェ役に別れを告げる“最後の台詞は最高のハッピーエンド”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優ユ・アインはイ・ソンジェに別れを告げようとしている。その最初の一歩を踏み出す瞬間の感情を言葉にした。ユ・アインはJTBC月火ドラマ「密会」(脚本:チョン・ソンジュ、演出:アン・パンソク、制作:ドラマハウス、(株)フューチャーワン)の放送が終了した翌日14日、自身のFacebookに長文の文章を掲載し、イ・ソンジェに別れを告げた。彼は「ドラマで熱かった月曜日と火曜日が過ぎ、水曜日になりました。『密会』の撮影現場ではない違う撮影現場に向かっています。時間が経つと、春の季節のように『密会』に対する感覚が日常生活に消えてしまうのではないかと心配で、余韻が消える前に少し早いですが、ドラマ終了の感想を残します」とドラマが終了した残念さとイ・ソンジェとの別れの挨拶を文章に残した。これに続き「『上流社会の人間になりたい』という思いで生きてきたオ・ヘウォン。『自分を可愛そうな人間に仕立て、虐待をしたのは自分自身でした。それだけではなく、そのように生きてきた私が、想像できないほど多くの人を傷つけ、絶望を与えてきたと思います。だから、私は裁判の結果に承服しようとしています』と告白したオ・ヘウォン。罪を犯しながらも自分を欺いて生きてきたオ・ヘウォンが自分の罪を償い、自分が自分の人生の主人として生きる、はじめの一歩を踏み出そうとする中で、もしかしたらイ・ソンジェは天才というより、天使に近い人物ではないかと思いました。オ・ヘウォンの魂を照らし、救いの鏡のような存在です」とイ・ソンジェに対する感想を述べた。ユ・アインは「テレビドラマは疲れた日常を慰めてくれる、人々に最も身近に馴染んでいる娯楽であり、人生と人間関係が盛り込まれています。そして、私たちを照らす鏡が世の中を眺める通路にもなります」と述べ、「イ・ソンジェ役を演じながら、何も隠さない正直な鏡になり、通路になって視聴者の前に立つことができたのは、俳優として享受できる最高の光栄でした」と伝えた。彼は自分もテレビの前で緊張しながらドラマを見ていた視聴者だったと話し、「ある面ではイ・ソンジェになり鏡の前に立ち、真の人間と人生とは何なのかを質問できた大切な時間でもありました」と、ドラマを通じて人生観を新たに書き直した一人のファンだったことを打ち明けた。「自分の欲望や手にしているものから自分を奴隷にしたのではないだろうか。自分の人生の真の主人として価値のある人生を生きたいのか?」という質問を投げたユ・アイン。「あまりにも重くて真面目過ぎる質問で違和感がありますが、撮影をしていた2014年の春は一生に一度の、毎瞬間を見直し没頭して解決すべき課題を確認し、曖昧に考えていた答えに確信を持てる大切な時間になりました」という言葉から彼がアン・パンソク監督とチョン・ソンジュ脚本家が作り上げた「密会」の世界の中で、最後の希望に至る道の中で同じく悩み、同じ結論を出したことを知ることができた。ユ・アインはまた、「最終的に不倫は破局を迎え、愛は花を咲かせた。オ・ヘウォンは今になってやっと、両足を伸ばしてゆっくり眠ることができます。イ・ソンジェの最後の台詞『行ってきます』は、最高のハッピーエンドだと思い演技に臨みました」とドラマの結末に関する自身の感想を伝えた。ユ・アインは「密会」が大盛況のうちに幕を閉じた栄光を周りの人々に譲った。「通俗的な芸術だとしても、ドラマという現実的なシステムの中でそれを解き明かすことは難しいことです」と述べ、「公にして解決したり、突然問題点として指摘するには簡単ではない物語でした。それだけではなく、その境地を見せることはより難しいことでした。システムの中に埋もれることなく、ドラマの技法でこのすべての過程を興味深く描き出し、『密会』の世界を創造したアン・パンソク監督と脚本家のチョン・ソンジュ先生。余裕と真正性を見せてくれたお二人に敬意と深い尊敬の念を持ち、感謝の気持ちを伝えたいです。お二人が作り上げた世界で機敏に動くことができなかった瞬間が思い出され、残念であり申し訳なく思っております」と述べた。先輩俳優への挨拶も忘れなかった。「キム・ヨンゴン先輩をはじめ、先輩や後輩の俳優とスタッフの皆様、同じ空の下で生きていることがとても幸せです。そして、最高のパートナーキム・ヒエ先輩、本当にありがとうございました。頬をつねられ、厳しく怒られても嬉しかったです」と伝えた。最後に視聴者にも挨拶を伝えた。「ドラマ『密会』最後まで見てくださり、最高の愛を送ってくださった視聴者の皆様、今日からはゆっくり寛いでください。次回作でまたお会いしましょう」と最後を締めくくった。ユ・アインは現在、リュ・スンワン監督の映画「ベテラン」を撮影している。ハードなスケジュールの中で彼はイ・ソンジェ役から抜け出せていないにもかかわらず、また違う人物を演じているが、まだ彼の心の隅にはイ・ソンジェの思い出が残っているようだ。