阿修羅
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映画「アシュラ」2017年3月4日より日本公開決定…チョン・ウソン&ファン・ジョンミン&チュ・ジフンの超過激な予告編解禁!
韓国を代表する俳優チョン・ウソン、ファン・ジョンミン、チュ・ジフンが豪華共演を果たし、韓国で公開初週成績歴代№1を記録した(※) ノワールエンターテインメント映画「アシュラ」が2017年3月4日より日本公開が決定!(※青少年観覧不可作品において)日本よ、これが本当の修羅場だ! 悪人たちの暴走が止まらない2017年最も過激な予告編解禁!本作は架空の都市アンナム市を舞台に悪徳市長とその悪徳市長に利用される刑事、そして彼らの悪事を暴こうとする検事たちの駆け引きを描くノワールエンターテインメント。主演を務めるのは「私の頭の中の消しゴム」(04) で日本中を切ない涙で包み、その年の韓国映画動員1位、30億円という驚異の興行成績をたたきだした名作に主演したチョン・ウソン。本作では、市長の悪事を処理しながら悪人の道に入り込んだ不正刑事ハン・ドギョンを演じる。そんな彼を利用し、利権と成功のために犯罪に手を染める強欲な悪徳市長パク・ソンベ役には韓国で記録的大ヒットとなり、日本でも好評を博した映画「ベテラン」(15) の主演でも知られる演技派俳優ファン・ジョンミン、さらにドギョンへの義理から悪徳市長の手下となり悪に侵されていく若き刑事ムン・ソンモ役を、世の女性を虜にしてきたチュ・ジフンが演じる。メガホンを取るのは「MUSA -武士-」(01) のキム・ソンス。男たちの哀愁、そして韓国ノワールの真骨頂を見せつけ、韓国史上最強にして美しき俳優陣が繰り広げる悪人たちの地獄絵図がついに完成! まさにこれは韓国版アウトレイジ! 大きな権力のため、成功のため、出世のため、信念のため、互いに追い詰めていく強烈な俳優たちの悪人生き残り熱演合戦は見逃せない。予告編はチョン・ウソンが椅子に縛り付けられボコボコに殴られるという痛々しいシーンから幕を開ける。他にも頭から血を流しながら車を運転したり、グラスを噛み砕いたりと、今まで見たことのない、本能むき出しの凄まじい表情を見せており、日本でも一世を風靡した「私の頭の中の消しゴム」で献身的な夫を演じたイメージを、本作では大胆に打ち消している。さらに「飼い犬が主人を噛むとはな」と言いながらファン・ジョンミン演じる悪徳市長がチョン・ウソンのこめかみにタバコを押し付ける容赦なき制裁も! ここまで痛めつけるのか! と思うと同時に、誰もが従うことしかできない悪徳市長の支配力が垣間見える。そして予告編の見どころは何と言っても葬儀場での乱闘シーン! 韓国映画史上最も多い血糊の量、さらには野獣男<ヤジュメン>たちのオンパレードと過激な暴れっぷりに観る者の期待は必ずや高まること間違いなし。■公開情報「アシュラ」2017年3月4日(土) 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー脚本/監督: キム・ソンス「MUSA-武士-」出演:ファン・ジョンミン「ベテラン」、チョン・ウソン「グッド・バッド・ウィアード」、チュ・ジフン「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」、クァク・ドウォン「弁護人」、チョン・マンシク「インサイダーズ/内部者たち」ほか配給:CJ Entertainment Japan (C)2016 CJ E&M Corporation, All Rights ReservedR15/上映時間:133分
チョン・ウソン&ファン・ジョンミン主演「アシュラ」日本版ポスター&場面写真を公開!
韓国を代表する俳優チョン・ウソン、ファン・ジョンミン、チュ・ジフンが豪華共演を果たし、韓国で公開初週成績歴代№1を記録した(※青少年観覧不可作品において) 映画「阿修羅(原題)」が邦題「アシュラ」として、2017年3月4日(土) より日本公開されることが決定した。この度、日本版ポスターが解禁となった。男の色気がむせ返る野獣のような男・野獣男<ヤジュメン>全員集合!ポスタービジュアル、まるで地獄絵図な場面写真一挙解禁!今回解禁されたポスタービジュアルは、悪に堕ちていく刑事ドギョン(チョン・ウソン)、狂気に満ちた極悪市長(ファン・ジョンミン)、悪に染まっていく若き刑事ソンモ(チュ・ジフン)、歪んだ正義を持つ検事キム(クァク・ドウォン) と、地獄で生き抜く4人の野獣男<ヤジュメン>たちの顔が並ぶ。下に描かれている街並みは舞台となるアンナム市。悪に満ちたこの都市で狂気が暴走する世界だ。さらに公開へ向け期待が高まる3枚の場面写真を一挙解禁! 1枚目は自身の疑惑が晴れ、怪しい笑みでマスコミにガッツポーズを掲げる極悪市長の姿。私利私欲のためならどんな手段も選ばない極悪市長が、一体どんな手を使い疑惑をねじ伏せたのか─。2枚目は、市長の悪事を暴く検事が極悪市長と対峙する緊迫のシーン。2人に板挟みにされる刑事ドギョンは果たしてどちら側につくのか? そして3枚目は全員の狂気がぶつかり合う仁義なき地獄の乱闘シーン。凄まじい獣たちの乱闘にゾクゾクすること間違いなし!■作品情報「アシュラ」(原題:阿修羅)2017年3月4日(土) 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー出演:ファン・ジョンミン(「ベテラン」)、チョン・ウソン(「グッド・バッド・ウィアード」)、チュ・ジフン(「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」)、クァク・ドウォン(「弁護人」)、チョン・マンシク(「インサイダーズ/内部者たち」) ほか 脚本・監督:キム・ソンス(「MUSA-武士-」)配給:CJ Entertainment Japan(C)2016 CJ E&M Corporation, All Rights ReservedR15/上映時間:133分■関連サイト「アシュラ」公式Facebook:https://www.facebook.com/asura.movie.jp/
第37回青龍映画賞、本日(25日)開催…史上最高のスターたちが集結
2016年の青龍映画賞は史上最高のスターたちの戦争が予想される。25日午後、ソウル慶煕(キョンヒ) 大学平和の殿堂で開かれる第37回青龍映画賞には多数のスターたちがレッドカーペットの上を歩き、トロフィーを巡る激しい競争が予告された。今年の青龍映画賞の主演男優賞は映画「密偵」のソン・ガンホ、「インサイダーズ/内部者たち」のイ・ビョンホン、「阿修羅」のチョン・ウソン、「トンネル」のハ・ジョンウ、「哭声」のクァク・ドウォンなどがノミネートされた。これに先立ってイ・ビョンホンが「インサイダーズ/内部者たち」で各種授賞式を席巻し、受賞の雰囲気がイ・ビョンホンの方に流れていたが、他の俳優らの活躍も眩しく、容易に予測はできないという判断だ。ソン・ガンホは義烈団(ウィヨルダン:武装独立運動団体) のストーリーを描いた「密偵」で日本警察イ・ジョンチュル役を務め、「グッド・バッド・ウィアード」のキム・ジウン監督と再会し、コミカルさと真剣の間を行き来しながら観客を楽しませた。「密偵」は信頼できるソン・ガンホの力で累積観客数750万人を動員した。チョン・ウソンは「阿修羅」を通じて「ビート」のキム・ソンス監督と再会し、友情と復讐を見せた。「トンネル」のハ・ジョンウは1人劇の達人らしい名演技を、「哭声」のクァク・ドウォンも疑いを確信に変える底力を見せ、カンヌ国際映画祭で好評を得た。青龍映画賞の主演女優賞の候補も華やかだ。「バッカス・レディ」のユン・ヨジョン、「お嬢さん」のキム・ミニ、「ラスト・プリンセス」のソン・イェジン、「最悪の一日」のハン・イェリ、「グッバイシングル」のキム・ヘスがその主人公だ。ユン・ヨジョンは「バッカス・レディ」で第20回モントリオールファンタジア国際映画祭の主演女優賞と第10回アジア太平洋スクリーンアワードで審査委員大賞を受賞した。「お嬢さん」のキム・ミニはホン・サンス監督との不倫スキャンダル以来公の場に出席せず、今回の青龍映画賞に出席するかどうかに注目が集まっている。またソン・イェジンは最近、映画評論家たちが与える韓国映画評論家協会賞で主演女優賞を受賞し、釜日(プイル) 映画賞でも受賞の光栄を手にした。ソン・イェジンは男優らに視線が集中した映画界の雰囲気の中で女優のプライドを守っているという評価を得ている。また候補者の中で最も若いハン・イェリ、そして「グッバイシングル」でわがままなトップスター役で演技変身を図ったキム・ヘスまで、金曜日の夜を彩る予定だ。第37回青龍映画賞は本日(25日) ソウル・慶煕大学平和の殿堂で開かれ、午後8時からSBSにて生中継される。
チョン・ウソン&ファン・ジョンミン主演「アシュラ」日本公開&邦題が決定!
韓国を代表する俳優チョン・ウソン、ファン・ジョンミン、チュ・ジフンが豪華共演を果たし、韓国で公開初週成績歴代№1を記録した(※青少年観覧不可作品において) 映画「阿修羅(原題)」が邦題「アシュラ」として、2017年3月4日(土) より日本公開されることが決定した。本作は架空の都市アンナム市を舞台に、悪徳市長とその悪徳市長に利用される刑事、そして彼らの悪事を暴こうとする検事たちの駆け引きを描くノワールエンタテインメントだ。主演を務めるのは、「私の頭の中の消しゴム」(04) で韓国のみならず、日本中を切ない涙で包み、その年の韓国映画観客動員数1位を記録し30億円という驚異の興行成績を叩き出した名作で、アルツハイマー病の妻を愛する夫を演じたチョン・ウソン。本作では、病気の妻を持つ夫であり、治療費のために市長の悪事を処理しながら悪人の道に入り込んだ不正刑事ハン・ドギョンを演じる。そしてハン・ドギョンを利用し、利権と成功のために犯罪に手を染める強欲な悪徳市長パク・ソンベ役には、去年韓国で観客動員数1,300万人を越え記録的大ヒットとなり、日本でも好評を博した映画「ベテラン」(15) の主演でも知られる演技派俳優ファン・ジョンミン。さらにドギョンへの義理から悪徳市長の手下となり、悪に侵されていく若き刑事ムン・ソンモ役をドラマ「宮~Love in Palace」(06) などで世の女性を虜にしてきたチュ・ジフンが演じる。メガホンを取るのは「MUSA-武士-」(01) のキム・ソンス監督。本作では4度目のチョン・ウソンとのタッグを果たし、「新しき世界」を彷彿とさせる男たちの哀愁、そして韓国ノワールの真骨頂を見せつけ、韓国史上最強にして美しき俳優陣が繰り広げる悪人たちの地獄絵図がついに完成した。まさにこれは韓国版アウトレイジ。全員悪人の登場人物に一切の同情はない。そしてこの度、メイン写真も解禁された。メイン写真はファン・ジョンミン演じるパク市長が、チョン・ウソン演じるドギョンの首を絞める主従関係を表すカットとなっている。ファン・ジョンミンの横顔からは、悪徳市長の極悪っぷりが伝わってくる。阿修羅という名の通り、善と悪が存在しない世界で生き残るために、より大きな権力のために、成功のために、出世のために、信念のために、互いに追い詰めていく強烈な俳優たちの悪人熱演合戦をぜひお見逃しなく。■作品情報「アシュラ」(原題:阿修羅)2017年3月4日(土) 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー<あらすじ>地獄のような世の中、生き残るために闘う悪人たちの戦争これが本当の修羅場―。刑事のハン・ドギョン(チョン・ウソン) は、利権と成功のために各所で犯罪に手を染める悪党市長のパク・ソンべ(ファン・ジョンミン) の悪事の後始末を対価に金を受け取っている。末期癌の妻の治療費を言い訳に、金になることはなんでもするようになり、次々に悪事に手を染めるようになるドギョン。ドギョンの弱点を握る検事キム・チャイン(クァク・ドウォン) と検察捜査官ド・チャンハク(チョン・マンシク) はドギョンを脅迫、利用し、パク・ソンべ市長の不正と犯罪容疑を明らかにしようとする。それぞれの利益と目的のためにハン・ドギョンを追い詰める検察とパク・ソンべ。台風の目のようになってしまったドギョンは、自分を実の兄のように慕っている後輩の刑事ムン・ソンモ(チュ・ジフン) までも巻き込みパク・ソンべ市長の手下にしてしまう。生き残るために血眼になった悪人たちの地獄の闘いが繰り広げられる。出演:ファン・ジョンミン(「ベテラン」)、チョン・ウソン(「グッド・バッド・ウィアード」)、チュ・ジフン(「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」)、クァク・ドウォン(「弁護人」)、チョン・マンシク(「インサイダーズ/内部者たち」) ほか 脚本・監督:キム・ソンス(「MUSA-武士-」)配給:CJ Entertainment Japan©2016 CJ E&M Corporation, All Rights ReservedR15/上映時間:133分■関連サイト「アシュラ」公式Facebook:https://www.facebook.com/asura.movie.jp/
第37回青龍映画賞の候補作を発表…「哭声」&「新感染 ファイナルエクスプレス」が接戦に
第37回青龍映画賞が候補作を発表した。主催側は7日、今年の青龍映画作の候補作にノミネートされたラインナップを公開した。発表によると、今年1年間観客と評論家から好評を受けた21本の韓国映画が最終的な候補作に名を連ね、激しい競争が予想される。25日、ソウル慶煕(キョンヒ) 大学平和の殿堂で開催される第37回青龍映画賞では、18部門で授賞が行われる。今月3日に発表された候補作は、チョンジョンウォン人気スター賞とチョンジョンウォン短編映画賞、韓国映画最多観客賞を除く15部門で、2015年10月9日から2016年10月9日まで公開された韓国映画を対象に、映画業界各分野の専門家によるアンケート調査とインターネット投票の結果をまとめて、2016年韓国映画を輝かせた作品や情熱的な映画人を厳選した。今年の映画賞では映画「哭声」が最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、新人女優賞など11部門にノミネートされ、その後を追って観客1000万人を動員した映画「新感染 ファイナルエクスプレス」が9つの部門(10個の候補) 、「お嬢さん」が8部門、「密偵」が7部門にノミネートされ、激しい競争を予告している。また、「トンネル」と「インサイダーズ/内部者たち」が6部門に、「プリースト 悪魔を葬る者」と「阿修羅」が5部門にノミネートされた。また、「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」が4部門に、「グッバイシングル」「ラスト・プリンセス」が2部門にノミネートされた。その他にも「華麗なるリベンジ」「網」「グローリーデイ」「帰郷」「私一人で休暇」「消された女」 「スチールフラワー」「私たち」「バッカス・レディ」「最悪の一日」がそれぞれ1つの部門にノミネートされた。今年は最優秀作品賞に「哭声」「インサイダーズ/内部者たち」「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」「密偵」「新感染 ファイナルエクスプレス」「お嬢さん」など6つの作品が候補となり、注目を浴びている。韓国の映画関係者と映画ファンに一番信頼される映画賞として定着した「青龍映画賞」は、授賞式が終わった後、審査委員の審査結果を公開し、毎年公正かつ信頼される韓国最高の映画賞になるための努力を惜しまないでいる。第37回青龍映画賞は、韓国映画を愛する観客と良い映画を作った各分野最高の映画関係者が集まり、韓国映画の1年を祝って励ます韓国映画フェスティバルの夜になり、授賞式はSBSを通じて午後8時45分から生中継される。本授賞式に先立ち、第37回青龍映画賞の候補作を無料で鑑賞できる「候補作上映祭」が11月9日から11月18日までCGV汝矣島(ヨイド) 店で開催される。
チョン・ウソン、映画「阿修羅」でフランスを沸かせる…全席完売の異例の記録
俳優チョン・ウソンがフランスを沸かせた。 映画「阿修羅」(監督:キム・ソンス) は第11回パリ韓国映画祭のEVENEMENTS部門に招待された。「阿修羅」のチョン・ウソン、キム・ソンス監督は10月29日、フランス・パリを訪れた。「阿修羅」の上映の際には多くの観客と現地の記者が映画館を埋め尽くした。韓国映画「トンネル」「密偵」に続き全席完売となる異例の記録を立てた。 チョン・ウソンは「Bonsoir、Paris」という挨拶で観客とのトークを始めた。職業が警察であるというあるフランスの観客が「演技をしながら最も大変だったシーンは?」と質問するとチョン・ウソンは主人公らしくない人物についていくのが大変で、即興で感情の流れを追いながら人物を完成させたと答えた。 観客との会話が終わった後もチョン・ウソンを囲むファンのために映画館の周りは一時混雑していた。今年で11回目を迎えたパリ韓国映画祭はチョン・ウソン、キム・ソンス監督だけでなく、韓国映画を率いる各界の映画人たちを招待する。「トンネル」のキム・ソンフン監督、「荊棘の秘密」のイ・ギョンミ監督、「私たち」のユン・ガウン監督らが招待された。11月1日にハン・イェリ主演の「最悪の一日」で閉幕する。
「韓国映画評論家協会賞」受賞者と作品を発表…男優賞イ・ビョンホン&女優賞ソン・イェジン
韓国映画評論家協会(会長:チョン・ジェヒョン) の映画評論家協会賞の受賞者が決まった。キム・ソンギュン、オム・ジウォンの司会で行われる授賞式では、キム・ジウン監督の「密偵」が作品賞のほかに音楽賞の2部門で受賞を果たし、「荊棘の秘密」は監督賞と女優賞の2部門で受賞した。競合が激しかった男優賞はウ・ミンホ監督の「インサイダーズ/内部者たち」で熱演したイ・ビョンホンが受賞に輝き、女優賞は「荊棘の秘密」「ラスト・プリンセス」の2本で活躍したソン・イェジンが「荊棘の秘密」で受賞に輝いた。「スチールフラワー」で懇親の演技を披露したチョン・ハダムが新人女優賞を受賞し、残念ながら今年は新人男優賞の受賞者はいなかった。今年の話題作だった「新感染 ファイナルエクスプレス」は技術賞を、「お嬢さん」は撮影賞を受賞した。イム・グォンテク監督は韓国映画に貢献した業績を認められ、功労映画人賞を受賞し、国際批評家連盟韓国本部賞は、シンプルなモノクロの映像美が際立つ「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」のイ・ジュンイク監督が獲得した。4つの企業、劇場と協議して決定する独立映画支援賞は、自主制作映画の上映館が不足し、公開(または複数公開) が難しくなっていく状況で、格別な支援、発掘の意味を持つ賞で、CJ(ムービーコラージュ)、白頭大幹(アートハウスモモ)、アットナイン(Artナイン)、インディースペースなど、計4つの企業と劇場が特別賞に参加する。今回は「蜘蛛の地」を演出したキム・ドンリョン&パク・ギョンテ監督が受賞に輝いた。韓国映画評論家協会は、全体会議で開催された21日の本審審査会議で受賞者、受賞作を選定し、今年で第36回を迎える授賞式をキム・ソンギュンとオム・ジウォンの共同司会で11月8日午後6時30分ソウルプレスセンターで開催する。部門別授賞者(作)リスト◆最優秀作品賞:「密偵」◆監督賞: 「荊棘の秘密」◆功労映画人賞:イム・グォンテク◆脚本賞:「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」◆男優賞:イ・ビョンホン(「インサイダーズ/内部者たち」)◆女優賞:ソン・イェジン(「荊棘の秘密」)◆新人女優賞:チョン・ハダム(「スチールフラワー」)◆新人男優賞:なし◆新人監督賞:ユン・ガウン(「私たち」)◆撮影賞:チョン・ジョンフン(「お嬢さん」)◆技術賞:クァク・テヨン(特殊扮装、「新感染 ファイナルエクスプレス」)◆音楽賞:mog(「密偵」)◆国際批評家連盟韓国本部賞:イ・ジュンイク監督(「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」)◆新人評論賞:未定◆独立映画支援賞:キム・ドンリョン&パク・ギョンテ監督◆映画評論家10選:韓国映画評論家協会(映画評論家評)選定10大映画(順不同)「荊棘の秘密」「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」「哭声」「お嬢さん」「新感染 ファイナルエクスプレス」「インサイダーズ/内部者たち」「密偵」「トンネル」「私たち」「阿修羅」
米アジアンワールドフィルムフェス、韓国映画5作品上映
米ロサンゼルスで24日から来月1日(現地時間) に開催される映画祭「第2回アジアンワールドフィルムフェスティバル」で韓国映画を集中的に紹介する「コリアンフィルムデーズ」が開かれる。コリアンフィルムデーズは配給会社のCJエンターテインメントが主催し、ロサンゼルスの韓国文化院が主管する。25日から1週間、キム・ジウン監督の「密偵」(以下は原題)、キム・ソンス監督の「阿修羅」、カン・ウソク監督の「古山子 大東輿地図」、ユン・ガウン監督の「私たち」、イ・ジェハン監督の「オペレーション・クロマイト」の5作品が上映される。このうち「密偵」は大賞に、「古山子 大東輿地図」と「私たち」は賞金1万ドル(約100万円) の人道主義賞にノミネートされたほか、「オペレーション・クロマイト」はクロージング作品に選ばれた。
「阿修羅」主演俳優チョン・ウソン、CEOチョン・ウソン、そして40代のチョン・ウソン
いつの間にか芸歴22年を迎えた俳優チョン・ウソン。20代には1990年代を代表するビジュアル系俳優で、40代になった今は信頼して見られる演技派俳優になった。これに後輩を育成したいと思い、直接アーティストカンパニーまで立ち上げた。韓国で先月28日に公開された映画「阿修羅」でチョン・ウソンは生存型不正刑事ハン・ドギョンを演じた。彼のことをよく知っている同僚の俳優らと監督が作品を見た後「私たちが知ってるチョン・ウソンはどこへ行ったか」と聞くほどチョン・ウソンは完璧に凄まじい悪人を演じた。映画の公開前、取材陣とのインタビューでチョン・ウソンは「撮影現場は俳優の本来の姿だけしか守れない空間だ。相手の俳優たちがあまりにも認められている人々だったので、僕も俳優として彼らと健全な競争をしなければならなかった。それでとことん没入した」と満足げな笑顔を見せた。劇中ハン・ドギョンは自身が犯した罪が自身を縛り付ける気の毒な人物だ。チョン・ウソンはハン・ドギョンのそのような行動を「暗い世界で生きていく男たちに残った最後のプライド」と表現した。薄っぺらなプライドが傷つくのではないかと思い、最後まで必死になるわけだ。撮影が行われる間はずっとハン・ドギョンとして生きたチョン・ウソンだ。それで普段は使わない悪口とひねくれた口調が身についたほどだ。チョン・ウソンは「現場ではカットすれば自分の顔に戻る俳優が多いが、僕はずっと維持した。それが自然だからそうしただけなのにスタッフたちが顔色をうかがった」と当時を振り返った。ハン・ドギョンは不安そうな目がトレードマークだ。「40代のチョン・ウソンは実際に不安なものがないか」という質問が出た。彼は「不安はあるが、それに対処する方法が変わった。前は掴んだが、今は手放すことになった。不安よりはもっと余裕ができた感じだ」と正直に話した。より一層余裕ができた彼は今や後輩俳優のための会社まで作った。親友イ・ジョンジェと一緒に立ち上げた会社だ。彼らが一番最初に選んだ女優はtvN「シグナル」の中でチョ・ジヌンの初恋として登場した新人イ・シアだ。現在彼女はKBS 1TV「愛の香り~憎しみの果てに~」でヒロインガンダン役に扮し、視聴者の心を掴んでいる。4Minute出身のナム・ジヒョンもアーティストカンパニーに入る予定だ。チョン・ウソンは「新人俳優の人生のパートナーとしてどんなアドバイスをしてあげられるか、悩んでいる。序盤の経験に基づいてしっかりとした実力を身に付けた俳優を育成したい」と本音を打ち明けた。
チュ・ジフン「『阿修羅』のムン・ソンモは狼になりたい犬だった」
「『阿修羅』のムン・ソンモは、狼になりたい犬だったんだと思います。狼のように生きていきたかったけれど、生肉は食べられない、そういう犬だったと思います」チュ・ジフンは22日午前、ソウル三清洞(サムチョンドン)の某カフェで行われた映画「阿修羅」(監督:キム・ソンス、制作:サナイピクチャーズ、配給:CJエンターテインメント)のインタビューで作品について語った。彼は既に本作をトロント国際映画祭を含め、3回も見たが、3日目に見たときが一番よかったと明かした。このように彼にとって「阿修羅」は、そしてムン・ソンモというキャラクターは、特別な愛情が込められた作品だ。「撮影に入る前は兄さんたちが苦手でした。皆さん(演技の)鬼だったので、どうすればいいだろうと思いました。兄さんたちも『うまく演じるんだな』と激励してくれて、そして心配もしていました。変わっていくポイントさえ掴み取れば、うまく演じていけると励ましてくださったおかげで、楽しく撮影できたと思います。最初は兄さんたちが怖かったです。人間は殴るときではなく、その人に対するリスペクト(尊敬)を持っているときに一番ドキドキすると思いますが、『阿修羅』を通じて感じたドキドキでした」チュ・ジフンは共演シーンが一番多かったハン・ドギョン役のチョン・ウソンと同じシーンを30回も撮影した。意見の食い違いで対立するシーンで二人は動物の王国を連想させる2匹の獣だった。「ウソン兄さんは本当に優しくて、数時間続く撮影に疲れて地面に座っていた僕に『ジフン、一杯飲んで』と励ましてくれました。30回ほど撮影したら、ストレスと申し訳ない気持ち、苛立ちが一気に爆発して、したいままに演じてみたのですが、それを監督が高く評価してくださって、実際に使われました。照明監督や撮影監督には申し訳なかったです」アクション映画は初めてだったチュ・ジフンにとって、チョン・ウソンは大きな力になった。二人がやり合うシーンで実際に血を流した。キム・ソンス監督は「阿修羅」を通じて立派な犯罪アクション映画を作ると明かしていたが、実際に完璧なセット場を作り、荒い壁の雰囲気を表現するなど、映画に生の感じをしっかりと盛り込んだ。そのため、俳優たちは映画により入り込むことができたが、小さな事故も少なくなかった。だが、俳優たちが口をそろえて「これほど良い撮影現場はなかった」と言うほど、雰囲気の点では既に成功していた。「台本で良かったのは、生のものが描かれていたところです。僕が今まで出演してきた作品の中で、肉体的には難易度が一番高いです。でも、『ここまでしなければならないわけ?』などとは思いませんでしたし、監督が望むことをやり遂げたいと思いましたね。そんな気持ちにさせるトレーナーでした。アクションシーンを撮ったら、大変でしたが、それは気分のいいほどで、楽しく撮影できました」
映画「阿修羅」チュ・ジフンの魅力ポイントを分析!
チュ・ジフンが映画「阿修羅」で爆発的な存在感を放っている。チュ・ジフンは韓国で9月28日に封切られた映画「阿修羅」で、善と悪を行き来する後輩刑事ムン・ソンモ役を熱演している。チョン・ウソン、ファン・ジョンミン、クァク・ドウォン、チョン・マンシクなど、錚々たる先輩俳優たちの間でも自分だけの卓越したオーラを放ったチュ・ジフンに好評が相次いでいる。今回は観客を惹きつけたチュ・ジフンの魅力ポイントを探ってみよう。善と悪を行き来する立体的なキャラクターチュ・ジフンは悪人揃いの「阿修羅」で唯一、善から悪へと変貌するキャラクター ムン・ソンモを完璧に演じた。やや鈍く、明るい刑事からハン・ドギョン(チョン・ウソン)の指示で悪徳市長パク・ソンベ(ファン・ジョンミン)に忠誠する遂行チーム長になるまで、次第に悪染まり、変わっていく人物の複雑な内面を繊細に描く。特にチュ・ジフンは義理と野心の間でギリギリの綱渡りをし、観客を映画に引き込む。純粋さと卑劣さが交差する顔で、危なっかしい感情をそのまま描いたチュ・ジフンは、絶対悪の隙間で共感や憐憫まで引き出し、深い印象を残す。義理か、野心か!ブロマンスに注目誰と一緒にいても魔性のケミ(相手役との相性)を生み出すチュ・ジフンは、今回の映画でもケミ本能を見せる。公開前から話題を集めたチョン・ウソンとの特別なブロマンスは一番の見どころだ。兄弟のように特別だった先輩・後輩刑事である二人は、悪徳市長パク・ソンベを巡って妙な競争に至り、張り詰めた緊張感を形成する。また悪の中枢パク・ソンベとの危険な相性も目を引く。想像も出来なかった権力を味わった後、パク・ソンベに認められるために極悪なことをいとわないムン・ソンモの姿は、物語を一層豊かにし、興味を引き出す。相手や状況によるチュ・ジフンの本能的なリアクションが完璧なシナジーを織り成し、映画を見るもう一つの面白さを届けているとの評価だ。チュ・ジフン初のアクション映画高い身長や都会的なルックスから、アクションが得意であることが予想されるが、「阿修羅」はチュ・ジフンの初めてのアクション映画だ。人物の感情が爆発することで出てくるぶつかりと動きなどで構成された「阿修羅」のリアルアクションを再現したチュ・ジフンは、体当たりの熱演を通して演技の幅を広げた。見る者を夢中にさせるアクションの中で観客たちは予測不可能なチュ・ジフンの危険な魅力に引き付けられると見られる。このようにチュ・ジフンは、最高潮に達する演技力で魅力的なキャラクターをさらに立体的に仕上げ、多彩なケミと熱血アクションを通して深い余韻を残す。錚々たる俳優たちの間で物語の軸を支え、強烈な存在感を上気させたチュ・ジフンの活躍に熱い関心が集まっている。チュ・ジフンが出演した映画「阿修羅」は地獄のような世の中でただ生き残るために戦う悪人たちの物語を描いた犯罪アクション映画。韓国で28日より公開されている。
チョン・ウソン&ファン・ジョンミン主演「阿修羅」公開6日で観客数200万人突破!
映画「阿修羅」が公開6日で観客数200万人を突破した。映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク(配給会社集計基準) によると、先月9月28日に公開された「阿修羅」は公開6日目の10月3日に観客200万人を突破した。これは青少年観覧不可クラス映画の最高のヒット作である「内部者たち」と同じスピードで、「犯罪との戦争:悪い奴らの全盛時代」「新世界」(10日) より遥かに早いスピードだ。また「阿修羅」は公開4日目の10月1日に観客100万人を突破したことに続き、公開6日目には200万人を突破するなど大ブレイクしており、これからがより一層注目されている。この映画は観客の強い支持に支えられ、公開2週目には釜山(プサン) と大邱(テグ) で舞台挨拶を行うと共に釜山BIFFビレッジ野外で舞台挨拶を行う予定で観客とより近いところで触れ合い、さらに人気が高まると期待されている。