明日へ
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「韓国映画評論家協会賞」授賞式開催!イ・ジュンイク監督の「王の運命」が三冠王に(総合)
映画「王の運命-歴史を変えた八日間-」が「第35回韓国映画評論家協会賞」で、最優秀作品賞、脚本賞、音楽賞の三冠王を記録して、最多受賞作に名前を挙げた。16日午後、ソウル中(チュン)区プレスセンターにて、俳優チョン・ジェヨンと女優チョ・ヨジョンの司会で韓国映画評論家協会の「第35回韓国映画評論家協会賞」授賞式が進行された。この日、「王の運命-歴史を変えた八日間-」は最優秀作品賞受賞作に選ばれた。これと共にチョ・チョリョン、イ・ソンウォン、オ・スンヒョンが脚本賞、そしてパン・ジュンソク音楽監督が音楽賞を受賞した。タイガーピクチャーズのオ・スンヒョン代表は、「感謝しなければならない方がとても多い。『王の運命-歴史を変えた八日間-』の代表として賞を受けますが、『ハワイ国際映画祭』のためにここにはいらっしゃらないイ・ジュンイク監督に感謝する」として、俳優、スタッフなどと喜びを共に分かち合った。監督賞は映画「ベテラン」のリュ・スンワン監督が受賞した。男女演技賞には「今は正しくあの時は間違い」のチョン・ジェヨン、「コインロッカーの女」のキム・ヘスが輝き、新人男優・女優賞は「巨人」のチェ・ウシク、「マドンナ」のクォン・ソヒョンが受賞した。また新人監督賞は「巨人」のキム・テヨン監督、功労映画関係者賞はチョン・ジヌ監督、撮影賞は「暗殺」のキム・ウヒョン撮影監督、技術賞は「暗殺」のリュ・ソンヒ美術監督、音楽賞は「王の運命-歴史を変えた八日間-」のパン・ジュンソク音楽監督、国際批評家連盟韓国本部賞は「ひと夏のファンタジア」のチャン・ゴンジェ監督、新人評論賞(優秀賞)はムン・ソンフン、独立映画支援賞はイム・フンスン監督が受章した。部門別授賞者(作)リスト◆最優秀作品賞:「王の運命-歴史を変えた八日間-」◆監督賞:リュ・スンワン(「ベテラン」)◆功労映画人賞:チョン・ジヌ監督◆脚本賞:チョ・チョリョン、イ・ソンウォン、オ・スンヒョン(「王の運命-歴史を変えた八日間-」)◆男性演技賞:チョン・ジェヨン(「今は正しくあの時は間違い」)◆女性演技賞:キム・ヘス(「コインロッカーの女」)◆新人女優賞:クォン・ソヒョン(「マドンナ」)◆新人男優賞:チェ・ウシク(「巨人」)◆新人監督賞:キム・テヨン(「巨人」)◆撮影賞:キム・ウヒョン(「暗殺」)◆技術賞(美術):リュ・ソンヒ(「暗殺」)◆音楽賞:パン・ジュンソク(「王の運命-歴史を変えた八日間-」)◆国際批評家連盟韓国本部賞:チャン・コンジェ監督(「ひと夏のファンタジア」)◆新人評論賞:ムン・ソンフン(優秀賞)◆独立映画支援賞:イム・フンスン監督◆映画評論家10選:韓国映画評論家協会(映画評論家評)選定10大映画(順不同)「国選弁護人ユン・ジンウォン」「明日へ」「コインロッカーの女」「ファジャン」「無頼漢」「コインロッカーの女」「国際市場で逢いましょう」「暗殺」「ベテラン」「王の運命-歴史を変えた八日間-」
「明日へ」EXO ディオのオフィシャルコメントが到着!
従業員が大型スーパーを長期間占領した07年の実際の事件をもとに細部を再構成し、労働者が置かれている過酷な状況を韓国で初めて映画化した話題作「明日へ」(原題:카트/英題: Cart)が、11月6日(金)より、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開中だ。ソニを演じたヨム・ジョンアの息子役には、アイドルグループEXOのメインボーカルD.O.(ディオ)が本名ド・ギョンスで映画デビューを果たし、このほどオフィシャルインタビューが到着した。インタビューではどのような想いでテヨンという役を演じたのか、熱く語っている。D.O.(ド・ギョンス)オフィシャルインタビュー―映画は初出演ですが、演じる上で難しかった点はありますか?ディオ:テヨンが出てくるシーンの中で母親に反抗しながら大声を上げるシーンがありますが、このシーンの撮影が一番大変でした。今まで生きてきて一度も、両親や誰かに声を荒げたり、怒りをぶつけたことはありません。一度も経験したことのない感情だったので、どう表現すればいいのかわからず非常に不安でした。―母親役のヨム・ジョンアさんは大女優ですが、共演していかがでしたでしょうか。ディオ:現場でいつも気楽に接してくださり、アドバイスもたくさんしてくれたので演技の際により集中できたと思います。―テヨンと自分と似ている部分はありましたか?ディオ:テヨンも実際の私も義理固いという点が似ています。(笑)―日本の観客にメッセージをお願いいたします。ディオ:日本で公開される「明日へ」たくさん応援して下さい。そして映画をご覧いただき、たくさんのことを感じていただければ幸いです。皆さんいつも幸せでいてください。ありがとうございます。■関連サイト「明日へ」オフィシャルサイト:http://ashitae-movie.com/
「明日へ」ヨム・ジョンアからEXO ディオまで、豪華出演者に沸く「釜山国際映画祭」特別映像を公開
従業員が大型スーパーを長期間占領した2007年の実際の事件をもとに細部を再構成し、労働者が置かれている過酷な状況を韓国で初めて映画化した話題作「明日へ」が、11月6日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開する。主役であるソニを演じたヨム・ジョンアは本作で「第51回百想芸術大賞映画部門 女性最優秀演技賞」を受賞。そして韓国の国民的名女優キム・ヨンエ、チョン・ウヒ、キム・ガンウといった名俳優たちが脇を固める。そしてソニの息子役には、アイドルグループEXOのメインボーカルD.O.(ディオ)が本名ド・ギョンスで映画デビューを果たしたことで注目を集めている。この度解禁された映像には、映画祭での模様と韓国でのイベントの模様がおさめられている。本作は2014年の釜山国際映画祭でも上映され、押し寄せた観客で会場が沸き立った。また、本作が非正規雇用者の現状を取り上げた作品ということもあり、韓国某所の小麦麺屋での労働イベントも行われた。そこにはなんとD.O.をはじめとするキャストの面々がエプロン姿で登場。「たくさん食べて応援もよろしく!」と挨拶する、まるで普通の男の子のような姿のD.O.は超貴重。日本デビュー&ドームツアーと活躍が華々しいD.O.が身近に感じられる。■関連サイト映画「明日へ」公式:http://www.ashitae-movie.com/
EXO ディオが歌う映画「明日へ」エンディングテーマの貴重な収録風景を公開
従業員が大型スーパーを長期間占領した07年の実際の事件をもとに細部を再構成し、労働者が置かれている過酷な状況を韓国で初めて映画化した話題作 『明日へ』(原題:「カート」)が11月6日(金)、いよいよ日本公開を迎える。主役であるソニを演じたヨム・ジョンアは本作で「第51回百想芸術大賞映画部門 女性最優秀演技賞」を受賞。そして韓国の国民的名女優キム・ヨンエ、チョン・ウヒ、キム・ガンウといった名俳優たちが脇を固める。そしてソニの息子役には、アイドルグループEXOのディオが本名ド・ギョンスで映画デビュー。さらにディオはエンディング曲「叫び」も担当し、鮮烈な余韻を残すバラードを披露した。この曲の作曲を務めたのは、韓国の映画音楽界で活躍する作曲家イ・ジス。かの有名な「冬のソナタ」のメインテーマでデビューを果たし、その後、「夏の香り」「春のワルツ」などドラマ音楽だけではなく、「シルミド」「オールドボーイ」「建築学概論」などに音楽担当として参加。会社という組織を相手に戦う女性たちがメインに描かれる本作だが、ディオ演じるテヨンもまた、アルバイト先で不当な目に遭う高校生である。エンディング曲「叫び」ではまさに、労働者たちの声にならない声を表現している。「叫び」について、ディオはこう語っている。「初の映画デビュー作なのに、このようにOSTにも参加できより感慨深いです。『叫び』は映画にぴったりな曲で、『明日へ』が持っているドラマと感動を最大化してくれるはずです」「明日へ」は、TOHOシネマズ新宿ほかにて、11月6日(金) より全国公開となる。「明日へ」11月6日(金) より、TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー監督:プ・ジヨン 脚本:キム・ギョンチャン 製作:シム・ジェミョンキャスト:ヨム・ジョンア、キム・ヨンエ、キム・ガンウ、ムン・ジョンヒ、チョン・ウヒ、ド・ギョンス(EXO ディオ)2014年/韓国/104分/カラー/5.1chデジタル/原題:카트/日本語字幕:小寺由香配給:ハーク 配給協力:アークエンターテインメント公式サイト:http://www.ashitae-movie.com/
EXO ディオ出演「明日へ」11月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開決定
従業員が大型スーパーを長期間占領した2007年の実際の事件をもとに細部を再構成し、労働者が置かれている過酷な状況を韓国で初めて映画化した話題作「明日へ」が、11月6日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開する。主役であるソニを演じたヨム・ジョンアは本作で「第51回百想芸術大賞映画部門 女性最優秀演技賞」を受賞。そして韓国の国民的名女優キム・ヨンエ、チョン・ウヒ、キム・ガンウといった名俳優たちが脇を固める。そしてソニの息子役には、アイドルグループEXOのメインボーカルD.O.(ディオ)が本名ド・ギョンスで映画デビューを果たしたことで注目を集めている。またD.O.はエンディング曲「叫び」も担当し、鮮烈な余韻を残すバラードを披露している。プロデューサーには「建築学概論」のイ・ウンとシム・ジェミョンが再タッグを組み、本作が長編デビュー作となるプ・ジヨン監督と共に、たくましく生きる女性たちの姿を生き生きと映し出している。■関連サイト映画「明日へ」公式:http://www.ashitae-movie.com/
EXO ディオの映画デビュー作「明日へ」予告映像解禁!ディオが歌う主題歌「叫び」も披露
従業員が大型スーパーを長期間占領した07年の実際の事件をもとに細部を再構成し、労働者が置かれている過酷な状況を韓国で初めて映画化した話題作「明日へ」の日本公開が決定した。今秋、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開される。主役であるソニを演じたヨム・ジョンアは本作で「第51回百想芸術大賞映画部門 女性最優秀演技賞」を受賞。そして韓国の国民的名女優キム・ヨンエ、チョン・ウヒ、キム・ガンウといった名俳優たちが脇を固める。そしてソニの息子役には、アイドルグループEXOのメインボーカルD.O.(ディオ)が本名ド・ギョンスで映画デビューを果たしたことで注目を集めている。またD.O.はエンディング曲「叫び」も担当し、鮮烈な余韻を残すバラードを披露している。この度、「明日へ」の予告映像が解禁となった。D.O.(ディオ)が歌う主題歌「叫び」も予告映像内で披露している。
EXO ディオの映画デビュー作「明日へ」日本公開が決定!出演場面写真&ポスター解禁
EXOのD.O.のスクリーンデビュー作「明日へ」の日本公開が決定し、出演場面写真とポスターが解禁となった。従業員が大型スーパーを長期間占領した07年の実際の事件をもとに細部を再構成し、労働者が置かれている過酷な状況を韓国で初めて映画化した話題作「明日へ」の日本公開が決定。この秋、TOHOシネマズ新宿ほか全国順次公開となる。本作は突然雇用契約を解除されたパートタイマーの主婦たちの戦いの日々を描いたヒューマンドラマ。昨年韓国でも公開され、身近な事件を扱っていることもあり世間を賑わせた。主役であるソニを演じたヨム・ジョンアは本作で「第51回百想芸術大賞映画部門 女性最優秀演技賞」を受賞。韓国の国民的名女優キム・ヨンエ、チョン・ウヒ、キム・ガンウといった名俳優たちが脇を固めている。そしてソニの息子役には、アイドルグループEXOのメインボーカルD.O.(ディオ)が本名ド・ギョンスで映画デビュー!鮮烈な余韻を残すエンディング曲「叫び」も披露している。日本初のレギュラー番組を持つ事も決定し、今最もアツいアイドルグループ「EXO」の彼が見せる迫真の演技に注目だ。【STORY】会社とお客様は神様。私たちは人間以下なのでしょうか。名もなき人々の小さな一歩が、大きな感動を呼ぶ。入社5年でようやく大手スーパーで正社員への昇格が決まったレジ係のソニは、度重なる残業や上司のイヤミにもひたすら我慢し、家族のために懸命に働いていた。しかしそんなある日、突如、非正規雇用者全員に一方的な【解雇通達】が下される―。スーパーのパートタイマーとして存在を軽視された彼女たちが、家族の幸せと誇りのために、強大な企業権力を相手に解雇撤回を求める。■作品情報「明日へ」(原題:카트/英題:Cart)秋、TOHOシネマズ新宿ほか全国順次公開監督:プ・ジヨン、脚本:キム・ギョンチャン、製作:シム・ジェミョンキャスト:ヨム・ジョンア、キム・ヨンエ、キム・ガンウ、ムン・ジョンヒ、チョン・ウヒ、ド・ギョンス(EXO)2014年/韓国/104分/カラー/5.1chデジタル/日本語字幕:小寺由香配給:ハーク 配給協力:アークエンターテインメント(C) 2014 MYUNG FILMS All Rights Reserved.
「第9回アジア・フィルム・アワード」今年も中国映画が賞を総なめ…ペ・ドゥナが韓国のプライドを守った(総合)
韓国映画が多数候補に上がり、期待を集めた「アジア・フィルム・アワード(Asian Film Awards)」が今年も中国映画の祭で終わった。25日の午後8時(現地時間)、マカオのベネチアンホテルで「第9回アジア・フィルム・アワード」が開催された。「アジア・フィルム・アワード」は香港国際映画祭の一環として開催され、アジア各国の映画を対象にする授賞式だ。特に今年の「アジア・フィルム・アワード」には全部門に韓国映画が進出し、視線を引きつけた。観客数1400万人を突破したユン・ジェギュン監督の「国際市場で逢いましょう」とホン・サンス監督の「自由が丘で」が作品賞候補に上がった。「国際市場で逢いましょう」と「自由が丘で」は「薄氷の殺人」(中国、監督:ティアオ・イーナン)、「ブラインド・マッサージ」(中国、監督:ロウ・イエ)、「Haider」(インド、監督:ヴィシャール・バールドワージ)、「そこのみにて光輝く」(日本、監督:呉美保)と競争した。「自由が丘で」は作品賞だけでなく監督賞、主演男優賞(加瀬亮)など主要3部門に名前を上げた。主演男優賞部門には1700万人動員のヒット神話の主人公「バトル・オーシャン/海上決戦」のチェ・ミンシクも一緒にノミネートされた。他に主演女優賞はペ・ドゥナ(「私の少女」)、新人賞にEXOのディオ(「明日へ」)がノミネートされ、チョ・ジヌン(「最後まで行く」)とハン・イェリ(「海にかかる霧」)がそれぞれ助演男優賞、助演女優賞候補に名前を上げた。それだけでなく脚本、撮影、編集、美術、作曲、衣装、視覚効果部門に「最後まで行く」「群盗:民乱の時代」「王の涙 –イ・サンの決断-」「パイレーツ」など韓国映画が候補に上がった。衣装デザイン部門にはツイ・ハーク監督の映画「智取威虎山」で韓国のクォン・ユジン監督が候補に上がり、視線を引きつける。しかし、昨年に続き韓国映画のほとんどが受賞につながらず、名残惜しさを残した。主演男優賞候補になったチェ・ミンシク、助演男優・女優賞候補に上がったチョ・ジヌン、ハン・イェリと新人賞候補になったEXOのディオの受賞は残念ながら不発となった。このような中で、主演女優賞を受賞した「私の少女」のペ・ドゥナと功労賞のイム・グォンテク監督がトロフィーを獲得し、プライドを守った。作品賞の栄光は中国の「ブラインド・マッサージ」が手に入れた。盲人マッサージ師を素材にする「ブラインド・マッサージ」はチン・ハオ(金昊)、グオ・シャオドン(郭小冬)、メイ・ティン(梅婷)、ホアン・シュアン(黄軒)が出演し、ロウ・イエ監督がメガホンを取った。この日「ブラインド・マッサージ」は作品賞と共に撮影賞を受賞した。監督賞は「黄金時代」のアン・ホイ(許鞍華)監督が受賞した。「黄金時代」は1930年代、激変の中国、狂いそうなほど文を書きたかった天才作家、シャオホンの強烈な人生を描いた作品だ。タン・ウェイ(湯唯)、ウィリアム・フォン(馮紹峰)、ワン・チーウェン(王志文)が出演した。〈以下は全受賞リスト〉◆ 作品賞 - 「ブラインド・マッサージ」(中国)◆ 監督賞 - 「黄金時代」 アン・ホイ(中国)◆ 脚本賞 - 「薄氷の殺人」 ティアオ・イーナン(中国)◆ 主演男優賞 - 「薄氷の殺人」 リャオ・ファン(廖凡、中国)◆ 主演女優賞 - 「私の少女」 ペ・ドゥナ(韓国)◆ 助演男優賞 - 「黄金時代」 ワン・チーウェン(中国)◆ 助演女優賞 - 「そこのみにて光輝く」 池脇千鶴(日本)◆ 撮影賞 - 「ブラインド・マッサージ」 ツォン・ジエン(中国)◆ 編集賞 - 「ザ・レイド GOKUDO」 ギャレス・エヴァンス(インド)◆ 音楽賞 - 「Margarita, with a Straw」 マイキー・マクリアリー(インド)◆ 視覚効果賞 - 「GONE WITH THE BULLETS(一歩之遥)」 リック・サンダー、クリストフ・ゾリンジャー(中国)◆ 衣装デザイン賞 - 「GONE WITH THE BULLETS(一歩之遥)」 ウィリアム・チャン(中国)◆ 美術賞 - 「GONE WITH THE BULLETS(一歩之遥)」 リウ・チン(中国)◆ 特別賞(「エクセレンス・イン・アジア・シネマ・アワード」) - 中谷美紀(日本)◆ 功労賞 - イム・グォンテク(韓国)
“主演男優賞”ソン・ガンホからZE:A シワンまで「第35回青龍映画賞」コメント総まとめ
「第35回青龍映画賞」を輝かせた俳優たちは、演技力に劣らぬ話術をアピールした。17日午後、ソウル鐘路(チョンノ)区世宗路(セジョンノ)の世宗文化会館にて「第35回青龍映画賞」の授賞式が行われた。同日、「第35回青龍映画賞」の舞台に上がった俳優たちは、機転が利いた話術から茶目っ気たっぷりの冗談、心のこもった感想など、演技だけでなくトークでも楽しさと感動を伝えた。◆以下は「第35回青龍映画賞」でのコメント最多観客賞を受賞した「バトル・オーシャン/海上決戦」のキム・ハンミン監督:迷惑をかけない賞「驚くべき観客動員数で賞を受けることになったが、韓国映画の驚くべき成長だと思う。『バトル・オーシャン/海上決戦』以上に挑戦的で良い作品、多様な作品が、来年、再来年と今後たくさん出てくると思う。そして、そんなチャンスが多くなっていると思う。この映画は今年の韓国映画界に迷惑をかけない賞だと考えており、今後の韓国映画の成長の新たな力だと考えてこの賞を受け取りたい」(キム・ハンミン監督)ZE:Aのシワン:イ・ソンミンの代わりにカン・ソラ「ベストカップル賞だけは」同日、ドラマ「ミセン-未生-」で呼吸を合わせているイ・ソンミンと授賞式に参加したシワンは、「次長(イ・ソンミン)、まだ先輩という言葉が口に慣れていない。先ほどキム・ヘス先輩が僕たちをベストカップルだと紹介した。気分がどうなのか聞きたい」と尋ね、イ・ソンミンは「私はカップルを男性とたくさん演じた。最近では、シワンさんとカップルになっている。その気分は君もよく分かるんじゃない?そうじゃないか?(グレ?アン・グレ?)チャン・グレ」と言い、「ミセン-未生-」でのシワンのキャラクターチャン・グレをかけた冗談を言った。しかし、シワンは「次長と一緒で気分が良い。ただ、ベストカップル賞だけはヨンヒ(カン・ソラ)さんとするのが良いんじゃないかと思う」と言って笑いを誘った。キム・ヘス「皆さんはイ・ソンミンとシワンさんが戸惑う姿を生放送で見ていらっしゃいます」同日、スタッフ賞の授賞式にプレゼンテーターとして乗り出したイ・ソンミンは、「ありがたい方々に差し上げるスタッフ賞を授与する。まず技術賞だ。受賞者を発表する」と述べたが、スクリーンに候補者の映像が浮かび上がらず、「本当は画面に出なきゃならないのに」と狼狽する様子を見せた。これに「青龍映画賞」の16回目のMCとして活躍中のキム・ヘスは瞬時にベテランらしさを見せ、「皆さんはイ・ソンミンさんとシワンさんが戸惑う姿を生放送で見ていらっしゃいます」というコメントで笑いをもたらし、手馴れた進行の腕前を披露した。ヨ・ジング:パク・ボヨンにとどめ打ち「ジング君が好きだと言ったけど、覚えてますか?」パク・ボヨンと授賞式に乗り出したヨ・ジングは、「(ボヨン)姉さん、僕は姉さんとこのような公式の席でお会いできたら、本当に聞きたいと思ってきた質問がある。僕の記憶では、姉さんはいつか恋愛映画を一緒に撮りたい俳優は誰かという質問を受けた時、どのような返事をしたか覚えている?」と、自分と恋愛映画を撮りたいと言っていたパク・ボヨンに確認した。これにパク・ボヨンは、「恥ずかしいが、ジング君が成人になったら、大人になった後に恋愛ものをやりたいと何度も話したことを覚えている」と述べ、ヨ・ジングは「覚えていますね。では『ジング君が好きです』そんなことを言ったが、覚えている?」と、意地悪にまた聞いて笑いを誘った。シワン「『弁護人』の時にたくさん殴られた俳優?答えは決まっている。クァク・ドウォン先輩だ」同日シワンは、「弁護人」の撮影中にたくさん殴られた俳優は誰かという質問を受けた。これにシワンは「タプ・チョン・ノ(『答えは決まっていて、あなたは返事さえすれば良い』という意味の新造語)とでも言いますか」と話した後、「クァク・ドウォン先輩が最も多く殴ったが、僕は殴られる時に胸がすっきりした。ラーメン拷問を受けてラーメンが食べたくて、ラーメンを食べて寝た。僕を殴ったクァク・ドウォン先輩が気苦労されているのが目に見えて、申し訳ない気もした。それで今日お会いできて嬉しい」と答えた。ユ・ジュンサン:ヨ・ジングへのシン・セギョン&パク・ボヨンのラブコールに「ジング君、早く大人になって戻って来てください」同日パク・ボヨンは、ヨ・ジングと授賞式で舞台に上がり、「恥ずかしいが、ジング君が成人になったら、大人になった後に恋愛ものをやりたいと何度も言ったことが思い出される」と話した。清浄園(チョンジョンウォン)人気スター賞を受賞したシン・セギョンもはやり、恋愛もののジャンルをやりたいと言いながら「ヨ・ジング君が成人になったら」と、相手役の俳優にヨ・ジングを指名した。これにユ・ジュンサンは、「ヨ・ジング君が早く大人になることを多くの女優たちが待っている。ヨ・ジング君、早く大人になって戻って来てください」と述べ、現場を笑いの渦に巻き込んだ。キム・ヘス:昨年の「青龍映画賞」の衣装について「私もあんな風に映るなんて知らなかった」2部のオープニングでMCのユ・ジュンサンは、「昨年の授賞式の時、私はキム・ヘスさんがどんな服を着たのか知らない。『こんな服を着ていたの?』とみんなびっくりしていたが、私だけ見れなかった」と言いながら悔しがった。これにキム・ヘスは、「驚いた方々にお詫び申し上げる。私も写真にあんな風に写るなんて、本当に知らなかった」と言って笑いを誘った。ヨム・ジョンア「映画スタッフの皆さん、あなたたちの情熱を本当に尊敬する」同日、技術賞の授賞式で舞台に上がったヨム・ジョンアは、「韓国の映画人として、韓国の映画スタッフにこの場を借りて感謝の挨拶をしたい。『明日へ』という作品を撮ったが、私たちの周りで一生懸命に生きている人たちについての物語を描いた映画だった。周りで懸命に仕事をする人たちを見渡すと、スタッフたちが欠かせないようだ。感謝と有難さの気持ちをいつも忘れていない。それぞれ各自の分野で最善を尽くし、疲れを知らないあなたたちの熱情を本当に尊敬する。皆さん、韓国のすべてのスタッフの方たちのために、大きな拍手お願いする」と感謝の気持ちを伝えた。助演男優賞受賞者チョ・ジヌン「広報では主演だと言っておいて、賞は助演賞」「映画『最後まで行く』は本当に最後まで行くようだ」と口を開いた。「この映画は世の中を生きてきて、力になる兄弟をプレゼントしてくれたようだ。監督、スタッフ、イ・ソンギュン兄さん私に兄弟たちができたようだ。映画に大きな関心を持ってくれて感謝する。広報する時は主演俳優と言っていたが、賞は助演賞だ」とジョークを飛ばした。監督賞を受賞したキム・ハンミン監督「韓国で監督誇りと震えを感じる」「映画が夢の工場を超えて、これからは現実を癒す。ある方たちは現実を幻影のようだと言うが、幻影のような現実を映画の幻影でヒーリングするような時代だ。意味と楽しみを一緒に求めている韓国の観客たちを誇らしく思い、感謝している。韓国の監督として、映画を撮影して作品を作ることができるということに対し、無限の誇りと震えを感じる。感謝している」主演男優賞を受賞したソン・ガンホ「俳優ソン・ガンホという存在は国民から出てくる」「『弁護人』は昨年12月18日に韓国で公開された。今日がちょうど1年目になる日だ。このように素敵に最後を飾れるようにして下さって感謝する。もうすぐ48歳になるが、生きてみて、私の周囲の人々や私が属しているこの社会について、真剣に悩み、考えてみたことがあるのかと思い返すと、本当に恥ずかしく思う。この1年間『弁護人』という作品が私には大きな栄光と身に余る感動も与えてくれたが、自身を恥ずかしく思うこともあった。敢えて映画の中の台詞を引用しなくても、権力であれ、何であれ、すべては国民の皆様から出るように、俳優ソン・ガンホという存在自体も韓国国民の皆様から出てくるということを忘れない」(ソン・ガンホ)主演女優賞チョン・ウヒ「諦めないように」涙溢れる受賞の感想同日チョン・ウヒは、主演女優賞の感想を言う前から涙が溢れ、「みんな何度も受賞の感想を準備しろと言ったが、何と言えば良いのか。このように小さな映画に有名でない私が、このように大きな賞を受けるなんて」と述べた後、なかなか次の言葉を発することができなかった。 そして「私にこの賞を与えたのは、諦めないようにという意味なんだと思う。これからも役者を続け、疑わずに本当に自信を持って熱心に演技をしたい。今後さらに独立映画と芸術映画への関心と可能性が開かれれば良い。女優として頑張る。良い演技をお見せできるように努力する」と付け加えた。ウィダスフイルムのチェ・ジェウォン代表「映画1本が世の中を変えることはできないが」同日、映画「弁護人」が最優秀賞を受賞すると、制作会社ウィダスフイルムのチェ・ジェウォン代表は「『弁護人』を作りながら、これほど幸せなことはなかった。この映画が、これから観客たちとどのように疎通しなければならないのか、観客たちが証明してくれた。映画1本が世の中を変えることはできないが、私達が生きて行く上で、どんな考えでどのように共感しなければならないか、『弁護人』を通じてたくさん教わった」と感想を伝えた。
ヨム・ジョンア、40代には思えない妖艶な魅力…「映画『明日へ』に出演しない理由がなかった」
女優ヨム・ジョンアが、ビューティー&ライフスタイルマガジン「allure korea」と共にインタビューとグラビア撮影を行った。「allure korea」12月号に公開される今回のグラビアで、ヨム・ジョンアは映画の中の地味な姿とは異なり、魅惑的な姿を披露した。映画「明日へ」についてヨム・ジョンアは「出演しない理由がない映画だった。『明日へ』は何一つ扇動しない、ただ私たちの物語を現実的に淡々と描いた映画」と説明した。特に「人の臭いがぷんぷんと感じられる人物を演技できて良かった。今まで劇化された役どころをたくさん演じてきたが、そのために人の温もりが感じられる演技に対する喉の渇きがあったようだ。この映画を通じて、その渇きを満たすことができた」と明らかにした。またこの映画を撮影しながら仲良くなったキム・ヨンエ、ムン・ジョンヒ、チョン・ウヒなどの女優との関係を話をしながら「女優にとって、プレゼントみたいな映画だ」と喜んだ。息子役を演じたEXOのディオについては「ディオの演技は本当に上手だった。アイドルについてよく知らない人が映画を見ると、新人俳優だと思うことだろう。とても良かった」と賞賛を惜しまなかった。この映画で釜山(プサン)国際映画祭を訪れ、久しぶりに美しいレッドカーペットファッションを披露した彼女は、「レッドカーペットが長かった」と気さくな感想を明かしたりもした。ヨム・ジョンアのグラビアと率直な話が盛り込まれたインタビューは、「allure korea」12月号で見ることができる。
「明日へ」ヨム・ジョンア“EXO ディオが演じやすいように気楽な雰囲気づくりをしました”
人生は本当に厳しい。高校に通う息子を修学旅行に行かせることも簡単なことではない。生活費を稼ぐためにマートで働く。正社員になるという言葉に「もう大丈夫だ」と思ったら、突然解雇された。そして、社会に自分の声を出すようになった。映画「明日へ」でソンヒに扮したヨム・ジョンファだ。ミスコリア出身の女優ヨム・ジョンアは、誰が見ても華やかな人生を送っていそうだ。劇中のソンヒの人生とは違っていただろう。それにもかかわらず、ヨム・ジョンファはソンヒそのものになっていた。私たちの周りでよく見かける平凡なお母さんで、スーパーでは誰よりも熱心に働く社員だった。華麗な衣装ではない、青いユニフォームがソンヒを代弁してくれた。ソンヒとして過ごした数ヶ月間、ヨム・ジョンファはその時間を10asiaに話してくれた。―作品を選択する基準が知りたい。フィルモグラフィーを見ると、絶えず変化に挑戦してきた。今回の「明日へ」も同じだ。ヨム・ジョンア:私はオファーが入ってきた作品の中から選んでいる。その中で最善を尽くして私に合う作品、やりたい作品、そして監督と制作会社など、色んなことを考慮した上で選ぶ。「明日へ」はキャラクターよりも全体的なストーリーとミョンフィルムが制作を手がけたので選んだ作品だ。誰が読んでも感動的で、共感できるストーリーだと思った。私もシナリオを読んだ後、たくさん泣いた。それに、制作会社がミョンフィルムだったので、完成度の高い映画になると思った。―もし制作会社がミョンフィルムでなかったら、選択することに躊躇いがあったかもしれないという意味なのか。ヨム・ジョンア:少し悩んだと思う。どのように作られるのかも考えなければならないので。―いくつかのインタビューで見たが、夫が望まない作品は事前に選ばないようだ。それに子供たちのことを考えて選択していると思う。ヨム・ジョンア:それは当たり前のことだ。子供たちが見た時、有害なものは避けるようになる。基本的に撮影期間は劇中のキャラクターになりきって過ごしている。もし、それが難しかったら選ばない。―作品のキャラクターに夢中になり、簡単にキャラクターから抜け出せられないようだ。ヨム・ジョンア:そうではない。簡単に抜け出せる。だけど、映画を撮影している間はその人物になりきってその人のように想像して、没頭しなければならないので、その瞬間が大変なのだ。―女優ヨム・ジョンアと普段のヨム・ジョンア、その間で感じる乖離感はないのか。例えば、マートによく行っていても、大衆には「明日へ」の中のヨム・ジョンアの姿は新鮮な姿だったと思う。ヨム・ジョンア:乖離感は確かにある。でも、芸能生活も長いし、そのようなことに慣れている。だから、「明日へ」のソンヒ役にも上手く溶け込むことができた。自然なことだと思う。それにもかかわらず、瞬間ごとに大変な時がある。うむどう説明すればいいのかな。大衆の前で一人になった時、私の存在に誰も気づかないでほしい。例えば、他の母親と同じことをしていても、私は顔が知られているので不便な時が多い。それは子供たちに良い影響を与えるより、悪い影響を与える部分だ。当たり前に喜ばなければならない時にも時々不便な時がある。―母親としてのヨム・ジョンアはどんな姿なのか。ヨム・ジョンア:とても明るくて、子供たちの一挙手一投足を管理する母親だ。(―教育熱心な母親のようだ) 教育熱心な母親にはなりたくない。幸せにしてあげたい。私といる時間を楽しんでほしい。―出演俳優のほとんどが女性だ。監督も女性監督で。このような現場は初めてだと思うが、どんな感じだったのか。ヨム・ジョンア:とても楽だった。気にすることもなかった。扮装など、気にする必要がなかった。衣装も撮影の間ずっと同じで、お互い綺麗に見せる必要もなかったし、お互い補完しながら演技をした。同僚という感じが大きく、一緒に共演する俳優たちと気楽に演じることができた。悪い点はまったくなかった。―もしかしたら、ある程度の年をとったのでそう感じたのかもしれない。若い女性たちだったら、知らず知らずライバル意識を感じるのでとても疲れたと思う。ヨム・ジョンア:そうかもしれない。若い女性同士でいると少し状況が変わったかもしれない。ミスコリアやミス・ユニバースに参加した時に同じことを感じた。ミス・ユニバースは参加者すべてが外国人だったけれど、結局女性はみんな同じだった(笑) 「明日へ」では皆、そのようなことには超越している心優しいおばさんたちだけが集まっていた。だからもっと共感できて、悲しみを分かち合えたのかもしれない。―劇中の様々な俳優の中でキム・ヨンエ、ムン・ジョンヒと主に呼吸を合わせている。ムン・ジョンヒさんとは初めての共演で、キム・ヨンエさんとは「ローヤルファミリー」で共演した。その時は対立関係だった。それぞれ共演者をどう感じたのか。ヨム・ジョンア:ソンヒとヘミ役を演じたことで知らず知らず、私とムン・ジョンヒさんは仲良くなることができた。だから撮影現場や外でも仲良くなって、個人的に会う時もあった。実際もとても仲良く頻繁に連絡を取り合っている。キム・ヨンエ先生ともいい関係を維持している。「ローヤルファミリー」以後、年上の友人として過ごしている(笑) 本当に少女っぽくて、綺麗で可愛い方だ。―スーパーのレジ係を演じた女優たちが群れを作るシーンで、呼吸がぴったり合っていた。ヨム・ジョンア:たくさん話し合ったわけではないが、その中にいながら自然に演じることができた。スーパーの同僚のようだった。目を見るだけでその人の気持ちを知り、あの人が悲しんだら私も一緒に泣いて、あの人に対して深くは知らないが、私たちは一つという絆を感じた。それに、皆で合宿をしていた。撮影セットが京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)で、家が京畿道(キョンギド)東灘(ドンタン)だったので私は家に帰ったけど、夜になったら合宿所が賑やかになったと聞いた。―映画撮影の後、スーパーに行くとレジ係の方々に対する考えが変わったと思うが。ヨム・ジョンア:他人事とは思えない。スーパーのレジ係として働いている方々だけではなく、他の方たちも注意深く関心を持つようになった。自ら優しくすることはできないが、その方々に関心を持つようになった。―少女ファンたちが関心を持っていることは、EXO ディオの母親だということだ。ディオさんはアイドルであることとは関係なく、演技が初めてだ。ヨム・ジョンア:演技に関して話したことはない。監督がディオさんにたくさんアドバイスしてくれた。それで十分だった。但し、演技をする時は本当の母親のように気楽に演じてほしかった。だから、気楽な雰囲気を作ってあげた。私にできることはそれしかなかった。―まだ若いが、実際にも子供を育てている。ソンヒ役を演じながら子供のことも考えたと思う。特に劇中でテヨン(ディオ)がアルバイトで稼いだお金を渡すシーンは本当に感動的だった。ヨム・ジョンア:ソンヒを演じていた時は息子のようだった。そして、テヨンが母親に優しく接することはできないが、悪い子ではなく優しい子だった。それに、お金が入った封筒を渡した時は、誇らしいと思う気持ちより、私のせいで早く物心がついたことが申し訳なかった。物心がついてありがたいが、それが早すぎたのだ。私もそのシーンを撮影した時はたくさん泣いた。家族がいるので感じる感情はみんな同じだと思う。家族だから感じる気持ち、それを見事に演じた時、心を打たれた。―アイドルだから違う点はなかったのか。EXOについてよく知らなかったと思うが。ヨム・ジョンア:他の新人たちと同じだった。ただ、撮影現場の周辺が彼を見るために集まったファンでいっぱいだった。アイドルだからといって違う点はなかった。最近、映画の広報をしながら「こんなに人気がある人だったんだ」と驚いている。―知っているEXOの歌はないのか?一度は聞いたことがあると思うが。ヨム・ジョンア:「Growl」が良かった。ダンスもかっこよかった。それと、何だっけ。「美女と野獣」かな?(後に確認した結果「Wolf」だった) そのミュージックビデオも探して見た。撮影現場で見るディオさんより華麗に見えた。―これまで出演した映画を見ると、特に夫(または子供たちの父親)がいない役を演じてきた。今回の映画でも言及はしているが、どこで何をしているのかは出てこない。だが、前作「スパイ」でも、もっと遡って「少年、天国に行く」でも同じだった。ヨム・ジョンア:私だけがそうかな?でも、今回の作品が一番現実的だった。今まで演じてきた役は現実にはないキャラクターが多かった。また、現実にいる人物だとしても強いキャラクターが多かった。そのような劇的な人物が好きなのかもしれない。それに、そのような演技がもっと面白い(笑)―実際のヨム・ジョンアは、組織内でどのような性格なのか。黙々と働く映画の序盤のソンヒなのか、それとも先頭に立って不義に立ち向かう後半のソンヒなのか。ヨム・ジョンア:先頭に立つのは嫌だけど、だからと言って後ろに隠れるのも嫌だ。2番目か3番目が良い(笑) あえて先頭には立たない。ただし、皆と志を同じくする。このようなマインドを持っている。―一番気を使っていた部分は?ヨム・ジョンア:人々が映画を見る時、ソンヒの感情を追うようになる。そのような理由で、ソンヒの感情が重要だった。極めて現実的であり、本当にいそうな人物のように演じることが一番重要なことだった。毎日毎日それが一番大きな課題だった。―以前とは違う気持ちで映画を広報したと思うが。ヨム・ジョンア:意義深い映画で、社会に影響を与える映画だと信じている。「明日へ」は私たちの物語だ。そして、使命感もあるし、映画に対する自信もある。「是非この映画を見てください」と大声で言いたい。―映画やドラマ、バランスよく地道に出演しているが、今後やりたい役はあるのか?ヨム・ジョンア:自分に入ってくる作品の中でやりたい役、好きな役を主に演じているだけだ。この役を演じてみたいと言うより、映画を作る方々が私に何を与えてくれるのかを一番重要に思っている。破格の役も妥当性があれば演じてみたい。演技に対する意欲、役に対する意欲はあるから。―どんな役者として記憶に残りたいのか。ヨム・ジョンア:韓国ではキム・ヨンエ先生のように存在感が大きい女優に、世界ではメリル・ストリープのような女優になりたい。その年齢になっても尊敬され、多様な魅力を持っている俳優だ。そのような俳優になりたい。
「明日へ」ヨム・ジョンア「2014今年の女性映画人賞」を受賞…チョン・ウヒは演技賞受賞
女優ヨム・ジョンアが「2014今年の女性映画人賞(WOMEN IN FILM KOREA 2013 FESTIVAL)」の受賞者に選定された。3日「2014女性映画人賞」を主管する社団法人「女性映画人会」(代表:チェ・ユンヒ)の候補選定委員会が、「今年の女性映画人賞」の受賞者を発表した。「今年の女性映画人賞」の受賞者は、映画「明日へ」の女優ヨム・ジョンアだ。「明日へ」は現在、韓国を貫通している最も熱い問題の一つである甲と乙正社員と非正規職の問題を大衆映画のスペクトルを用いて疎通を試みた映画だ。「明日へ」で不当に解雇された女性家長である非正規職労働者ソニ役を演じたヨム・ジョンアは、キャラクターに同化された心のこもった熱演で「お願いだから私たちの話を聞いてほしい」という切実な叫びで観客たちに深い印象を残した。「今年の女性映画人賞」の演技賞部門の受賞者には、女優チョン・ウヒが選定された。映画「サニー 永遠の仲間たち」「母なる証明」で印象深い演技を披露した女優チョン・ウヒは、初の主演映画「ハン・ゴンジュ」で映画界の最も可能性のある女優として注目されている。映画「ハン・ゴンジュ」は騒々しくはないが視線を避けられないようにする力を持っている女優チョン・ウヒの演技に支えられ、多様性映画としては驚くべき興行成績を記録することができた。功労賞はベテラン女優キム・ジミに授与される。社団法人「女性映画人会」の候補選定委員会は「女性として、女優として、映画人として、誰よりも主導的に激しい人生を生きてきた美しい女性映画人である」とし、功労賞授与の意味を明らかにした。また、映画「私の少女」のチョン・ジュリ監督が演出・シナリオ部門、「怪しい彼女」のイム・ジヨンプロデューサーが制作・プロデューサー部門、「Let's Dance」のチョ・セヨン監督が短編・ドキュメンタリー部門、「最後まで行く」などのオ・ソラサウンドデザイナーが技術部門、「怪しい彼女」などを広報した映画マーケティング社「興味津津」が広報マーケティング部門の受賞者として名を連ねた。「2014今年の女性映画人賞」受賞式は、4日午後7時30分から安国洞(アングクドン)シネコードソンジェにて開催され、女優Araの司会で進行される予定だ。