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  • イ・ビョンホン&ソン・ガンホ、大鐘賞映画祭で激突…「哭声」は最多ノミネート

    イ・ビョンホン&ソン・ガンホ、大鐘賞映画祭で激突…「哭声」は最多ノミネート

    俳優イ・ビョンホンとソン・ガンホがもう一度大鐘賞映画祭で激突する。第53回大鐘賞映画祭は16日、公式サイトを通じて各部門の候補を発表した。最も関心を集めている主演男優賞候補は、映画「インサイダーズ/内部者たち」のイ・ビョンホンと「密偵」のソン・ガンホをはじめ、「トンネル」のハ・ジョンウ、「哭声」のクァク・ドウォン、そして「隻眼の虎」のチェ・ミンシクがノミネートされた。今年「インサイダーズ/内部者たち」で各種の授賞式のトロフィーを独占したイ・ビョンホンが大鐘賞まで手に入れることができるのか関心が高まっている。最多ノミネートに輝いた作品は、ナ・ホンジン監督の「哭声」だ。「哭声」は最優秀作品賞をはじめ、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、企画賞、シナリオ賞、照明賞、撮影賞、音楽賞、編集賞、美術賞、録音賞、技術賞、新人女優賞など、15の部門にノミネートされた。以下は候補作(者)◆ 最優秀作品賞 「哭声」、「インサイダーズ/内部者たち」、「隻眼の虎」、「ラスト・プリンセス」、「密偵」 ◆ 監督賞 ナ・ホンジン(「哭声」)、ウ・ミンホ(「インサイダーズ/内部者たち」)、イ・イルヒョン(「華麗なるリベンジ」)、ホ・ジノ(「ラスト・プリンセス」)、キム・ジウン(「密偵」) ◆ 主演男優賞クァク・ドウォン(「哭声」)、チェ・ミンシク(「隻眼の虎」)、イ・ビョンホン(「インサイダーズ/内部者たち」)、ハ・ジョンウ(「トンネル」)、ソン・ガンホ(「密偵」)◆ 主演女優賞ペ・ドゥナ(「トンネル」)、ユン・ヨジョン(「ケチュンばあちゃん」)、イ・テラン(2度目の二十歳)、ソン・イェジン(「ラスト・プリンセス」)、シム・ウンギョン(「少女は悪魔を待ちわびて」)、カン・イェウォン(「消された女」)◆ 助演男優賞ファン・ジョンミン(「哭声」)、オ・ダルス(「トンネル」)、イ・ギョンヨン(「インサイダーズ/内部者たち」)、ユン・ジェムン(「ラスト・プリンセス」)、オム・テグ(「密偵」)◆ 助演女優賞チョン・ウヒ(「哭声」)、イ・エル(「インサイダーズ/内部者たち」)、ソン・スク(「帰郷」)、ラ・ミラン(「ラスト・プリンセス」)、ハン・ジミン(「密偵」)◆ 企画賞ナ・ホンジン(「哭声」)、チョ・ジョンレ(「帰郷」)、チョン・ジウ(「4等」)、キム・ウォングク(「インサイダーズ/内部者たち」)、キム・ウォングク(「ラスト・プリンセス」)◆ シナリオ賞ナ・ホンジン(「哭声」)、パク・フンジョン(「隻眼の虎」)、チョン・ジウ&キム・ミナ(「4等」)、ウ・ミンホ(「インサイダーズ/内部者たち」)、イ・ジミン&キム・ジウン&パク・ジョンデ(「密偵」)◆ 照明賞「哭声」、「阿修羅」、「インサイダーズ/内部者たち」、「ラスト・プリンセス」、「密偵」◆ 撮影賞「哭声」、「阿修羅」、「インサイダーズ/内部者たち」、「古山子 大東輿地図」、「密偵」◆ 音楽賞「哭声」、「オペレーション・クロマイト」、「インサイダーズ/内部者たち」、「ラスト・プリンセス」、「密偵」◆ 編集賞「哭声」、「阿修羅」、「トンネル」、「インサイダーズ/内部者たち」、「密偵」◆ 衣装賞「隻眼の虎」、「オペレーション・クロマイト」、「古山子 大東輿地図」、「ラスト・プリンセス」、「密偵」◆ 美術賞「哭声」、「阿修羅」、「隻眼の虎」、「ラスト・プリンセス」、「密偵」◆ 録音賞「哭声」、「阿修羅」、「隻眼の虎」、「インサイダーズ/内部者たち」、「密偵」、「オペレーション・クロマイト」◆ 技術賞「哭声」、「隻眼の虎」、「トンネル」、「オペレーション・クロマイト」、「ラスト・プリンセス」◆ 新人監督賞チョ・ジョンレ(「帰郷」)、イ・イルヒョン(「華麗なるリベンジ」)、モ・ホンジン(「少女は悪魔を待ちわびて」)◆ 新人男優賞キム・ヒジン(「オペレーション・クロマイト」)、SHINeeのミンホ(「ケチュンばあちゃん」)、ユ・ジェサン(「4等」)、チョン・ガラム(「4等」)、イ・サンユン(「消された女」)◆ 新人女優賞キム・ファンヒ(「哭声」)、カン・ハナ(「帰郷」)、チェ・リ(「帰郷」)、イ・スルビ(「ケチュンばあちゃん」) /

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  • 第37回青龍映画賞、本日(25日)開催…史上最高のスターたちが集結

    第37回青龍映画賞、本日(25日)開催…史上最高のスターたちが集結

    2016年の青龍映画賞は史上最高のスターたちの戦争が予想される。25日午後、ソウル慶煕(キョンヒ) 大学平和の殿堂で開かれる第37回青龍映画賞には多数のスターたちがレッドカーペットの上を歩き、トロフィーを巡る激しい競争が予告された。今年の青龍映画賞の主演男優賞は映画「密偵」のソン・ガンホ、「インサイダーズ/内部者たち」のイ・ビョンホン、「阿修羅」のチョン・ウソン、「トンネル」のハ・ジョンウ、「哭声」のクァク・ドウォンなどがノミネートされた。これに先立ってイ・ビョンホンが「インサイダーズ/内部者たち」で各種授賞式を席巻し、受賞の雰囲気がイ・ビョンホンの方に流れていたが、他の俳優らの活躍も眩しく、容易に予測はできないという判断だ。ソン・ガンホは義烈団(ウィヨルダン:武装独立運動団体) のストーリーを描いた「密偵」で日本警察イ・ジョンチュル役を務め、「グッド・バッド・ウィアード」のキム・ジウン監督と再会し、コミカルさと真剣の間を行き来しながら観客を楽しませた。「密偵」は信頼できるソン・ガンホの力で累積観客数750万人を動員した。チョン・ウソンは「阿修羅」を通じて「ビート」のキム・ソンス監督と再会し、友情と復讐を見せた。「トンネル」のハ・ジョンウは1人劇の達人らしい名演技を、「哭声」のクァク・ドウォンも疑いを確信に変える底力を見せ、カンヌ国際映画祭で好評を得た。青龍映画賞の主演女優賞の候補も華やかだ。「バッカス・レディ」のユン・ヨジョン、「お嬢さん」のキム・ミニ、「ラスト・プリンセス」のソン・イェジン、「最悪の一日」のハン・イェリ、「グッバイシングル」のキム・ヘスがその主人公だ。ユン・ヨジョンは「バッカス・レディ」で第20回モントリオールファンタジア国際映画祭の主演女優賞と第10回アジア太平洋スクリーンアワードで審査委員大賞を受賞した。「お嬢さん」のキム・ミニはホン・サンス監督との不倫スキャンダル以来公の場に出席せず、今回の青龍映画賞に出席するかどうかに注目が集まっている。またソン・イェジンは最近、映画評論家たちが与える韓国映画評論家協会賞で主演女優賞を受賞し、釜日(プイル) 映画賞でも受賞の光栄を手にした。ソン・イェジンは男優らに視線が集中した映画界の雰囲気の中で女優のプライドを守っているという評価を得ている。また候補者の中で最も若いハン・イェリ、そして「グッバイシングル」でわがままなトップスター役で演技変身を図ったキム・ヘスまで、金曜日の夜を彩る予定だ。第37回青龍映画賞は本日(25日) ソウル・慶煕大学平和の殿堂で開かれ、午後8時からSBSにて生中継される。

    マイデイリー
  • 第37回青龍映画賞の候補作を発表…「哭声」&「新感染 ファイナルエクスプレス」が接戦に

    第37回青龍映画賞の候補作を発表…「哭声」&「新感染 ファイナルエクスプレス」が接戦に

    第37回青龍映画賞が候補作を発表した。主催側は7日、今年の青龍映画作の候補作にノミネートされたラインナップを公開した。発表によると、今年1年間観客と評論家から好評を受けた21本の韓国映画が最終的な候補作に名を連ね、激しい競争が予想される。25日、ソウル慶煕(キョンヒ) 大学平和の殿堂で開催される第37回青龍映画賞では、18部門で授賞が行われる。今月3日に発表された候補作は、チョンジョンウォン人気スター賞とチョンジョンウォン短編映画賞、韓国映画最多観客賞を除く15部門で、2015年10月9日から2016年10月9日まで公開された韓国映画を対象に、映画業界各分野の専門家によるアンケート調査とインターネット投票の結果をまとめて、2016年韓国映画を輝かせた作品や情熱的な映画人を厳選した。今年の映画賞では映画「哭声」が最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、新人女優賞など11部門にノミネートされ、その後を追って観客1000万人を動員した映画「新感染 ファイナルエクスプレス」が9つの部門(10個の候補) 、「お嬢さん」が8部門、「密偵」が7部門にノミネートされ、激しい競争を予告している。また、「トンネル」と「インサイダーズ/内部者たち」が6部門に、「プリースト 悪魔を葬る者」と「阿修羅」が5部門にノミネートされた。また、「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」が4部門に、「グッバイシングル」「ラスト・プリンセス」が2部門にノミネートされた。その他にも「華麗なるリベンジ」「網」「グローリーデイ」「帰郷」「私一人で休暇」「消された女」 「スチールフラワー」「私たち」「バッカス・レディ」「最悪の一日」がそれぞれ1つの部門にノミネートされた。今年は最優秀作品賞に「哭声」「インサイダーズ/内部者たち」「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」「密偵」「新感染 ファイナルエクスプレス」「お嬢さん」など6つの作品が候補となり、注目を浴びている。韓国の映画関係者と映画ファンに一番信頼される映画賞として定着した「青龍映画賞」は、授賞式が終わった後、審査委員の審査結果を公開し、毎年公正かつ信頼される韓国最高の映画賞になるための努力を惜しまないでいる。第37回青龍映画賞は、韓国映画を愛する観客と良い映画を作った各分野最高の映画関係者が集まり、韓国映画の1年を祝って励ます韓国映画フェスティバルの夜になり、授賞式はSBSを通じて午後8時45分から生中継される。本授賞式に先立ち、第37回青龍映画賞の候補作を無料で鑑賞できる「候補作上映祭」が11月9日から11月18日までCGV汝矣島(ヨイド) 店で開催される。

    OSEN
  • 「韓国映画評論家協会賞」受賞者と作品を発表…男優賞イ・ビョンホン&女優賞ソン・イェジン

    「韓国映画評論家協会賞」受賞者と作品を発表…男優賞イ・ビョンホン&女優賞ソン・イェジン

    韓国映画評論家協会(会長:チョン・ジェヒョン) の映画評論家協会賞の受賞者が決まった。キム・ソンギュン、オム・ジウォンの司会で行われる授賞式では、キム・ジウン監督の「密偵」が作品賞のほかに音楽賞の2部門で受賞を果たし、「荊棘の秘密」は監督賞と女優賞の2部門で受賞した。競合が激しかった男優賞はウ・ミンホ監督の「インサイダーズ/内部者たち」で熱演したイ・ビョンホンが受賞に輝き、女優賞は「荊棘の秘密」「ラスト・プリンセス」の2本で活躍したソン・イェジンが「荊棘の秘密」で受賞に輝いた。「スチールフラワー」で懇親の演技を披露したチョン・ハダムが新人女優賞を受賞し、残念ながら今年は新人男優賞の受賞者はいなかった。今年の話題作だった「新感染 ファイナルエクスプレス」は技術賞を、「お嬢さん」は撮影賞を受賞した。イム・グォンテク監督は韓国映画に貢献した業績を認められ、功労映画人賞を受賞し、国際批評家連盟韓国本部賞は、シンプルなモノクロの映像美が際立つ「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」のイ・ジュンイク監督が獲得した。4つの企業、劇場と協議して決定する独立映画支援賞は、自主制作映画の上映館が不足し、公開(または複数公開) が難しくなっていく状況で、格別な支援、発掘の意味を持つ賞で、CJ(ムービーコラージュ)、白頭大幹(アートハウスモモ)、アットナイン(Artナイン)、インディースペースなど、計4つの企業と劇場が特別賞に参加する。今回は「蜘蛛の地」を演出したキム・ドンリョン&パク・ギョンテ監督が受賞に輝いた。韓国映画評論家協会は、全体会議で開催された21日の本審審査会議で受賞者、受賞作を選定し、今年で第36回を迎える授賞式をキム・ソンギュンとオム・ジウォンの共同司会で11月8日午後6時30分ソウルプレスセンターで開催する。部門別授賞者(作)リスト◆最優秀作品賞:「密偵」◆監督賞: 「荊棘の秘密」◆功労映画人賞:イム・グォンテク◆脚本賞:「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」◆男優賞:イ・ビョンホン(「インサイダーズ/内部者たち」)◆女優賞:ソン・イェジン(「荊棘の秘密」)◆新人女優賞:チョン・ハダム(「スチールフラワー」)◆新人男優賞:なし◆新人監督賞:ユン・ガウン(「私たち」)◆撮影賞:チョン・ジョンフン(「お嬢さん」)◆技術賞:クァク・テヨン(特殊扮装、「新感染 ファイナルエクスプレス」)◆音楽賞:mog(「密偵」)◆国際批評家連盟韓国本部賞:イ・ジュンイク監督(「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」)◆新人評論賞:未定◆独立映画支援賞:キム・ドンリョン&パク・ギョンテ監督◆映画評論家10選:韓国映画評論家協会(映画評論家評)選定10大映画(順不同)「荊棘の秘密」「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」「哭声」「お嬢さん」「新感染 ファイナルエクスプレス」「インサイダーズ/内部者たち」「密偵」「トンネル」「私たち」「阿修羅」

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  • 映画「トンネル」2016年韓国興行トップ3に…「新感染 ファイナルエクスプレス」「検事外伝」を目下追走中

    映画「トンネル」2016年韓国興行トップ3に…「新感染 ファイナルエクスプレス」「検事外伝」を目下追走中

    映画「トンネル」が2016年韓国映画TOP3になった。家に帰る途中、突然崩れたトンネルの中で孤立した1人の男と、彼の救助をめぐって変化していくトンネルの外の話を描いたリアルパニック映画「トンネル」が、新たな記録を生み出した。なんと2016年韓国で公開された韓国映画のうち、もっとも多くの観客数を記録したボックスオフィスTOP3に選ばれたのだ。「新感染 ファイナルエクスプレス」(11,548,670人) 「検事外伝」(9,706,696人) に続き3番目で「トンネル」は10日までに累積観客数計705万8979人を動員。これは公開32日目で成し遂げた成果であるだけに、一層注目が集まっている。これまで「トンネル」は、そうそうたる作品の中でも合計28日間、ボックスオフィス1位を獲得し、2016年最長期間連続ボックスオフィス1位、という驚くべき結果を出した。さらに公開4週目にも変わらない興行ぶりを続けた末、このような大成果を成し遂げたため、より一層意味の深いものとなった。公開5週目も、観客から継続的に支持されている「トンネル」の興行は、最近流行りの言葉通り、終わるまで終わったことではない。

    OSEN
  • ハ・ジョンウ「食べるシーンを求められる悩み?最初はかなり心配していた」

    ハ・ジョンウ「食べるシーンを求められる悩み?最初はかなり心配していた」

    今やハ・ジョンウは韓国映画界において欠かせない存在になった。いつも相手役の俳優や監督にたっぷりとインスピレーションを与える彼は、存在だけで一つのジャンルであり、ブランドである。映画「トンネル」(監督:キム・ソンフン)はハ・ジョンウという俳優、さらに自然体の彼が持つ魅力に多くを頼っている作品だ。前作「最後まで行く」でジャンルをねじる実力を見せたキム・ソンフン監督は、新作「トンネル」でパニック映画にブラックコメディのDNAを加え、新しい風が吹く映画を誕生させた。その結果、観客動員数700万人を突破しながらロングランしている。そして、その中心には図々しくて達弁で愉快な、どんな状況でもユーモアを忘れないハ・ジョンウがいる。映画「トンネル」は崩れたトンネルの中で孤立した男ジョンスと、彼の救助を巡って変わっていくトンネルの外の物語を描く。危機にさらされているのに全力で腹を立てるハ・ジョンウの姿がアイロニカルな面白さを与える。キム・ソンフン監督特有のユーモアセンスとハ・ジョンウの愉快な魅力が調和したおかけで、ユーモアの打率も高かった。最初からハ・ジョンウを主人公に考えて企画した映画ではないかと思えるほど、この映画でジョンスとハ・ジョンウは完全に重なり、映画の面白さを最大化する。「トンネル」はハ・ジョンウが一人で引っ張っていく割合が相当高い。「テロ,ライブ」(監督:キム・ピョンウ)でもラジオスタジオという限られた空間でストーリーを導いていったことはあるが、「トンネル」の空間はそれよりも狭く、暗い。出演シーンの大半が暗いクローズアップショットだったが、疲労感が小さかったのは、ハ・ジョンウが見せる多彩な表情や彼がもともと持っている魅力のおかげだ。美術と小道具に力を入れたハ・ジョンウとキム・ソンフン監督の細やかなこだわりも光を放った。たとえば、早起きサッカーに向かうかばんの中にどんな小道具が入っているかによって、ジョンス、そして映画の運命が変わることを、二人は本能的に感じたという。―「トンネル」では一人でストーリーを導いていく割合が高かった。プレッシャーはなかったか。ハ・ジョンウ:むしろ「テロ,ライブ」のほうが、ひたすらスタジオ内での物語だけを描いたので、もっとプレッシャーが大きかった。「トンネル」はトンネルの外で(オ)ダルス兄さんと(ぺ)ドゥナがバランスを取ってくれるから、あまり心配しなかった。トンネルの外の状況が感情的に大変な状況なので、トンネルの中では皮肉な状況を作ってあげなきゃと思った。―リアクションをしてくれる相手がいなかった。ハ・ジョンウ:だから美術セッティングと小道具に非常にこだわった。たとえば、早起きサッカーのかばんの中身によって、演技が変わるじゃないか。ウォッシャー液はどうかと僕が提案した。テンイに会うまでは、車の中の空間に適応する過程に焦点を合わせた。できるだけ周辺の環境や小道具を活用しようと思った。―トンネル外の状況は大変なのに、トンネルの中にいるジョンスの態度には軽快ささえあった。ハ・ジョンウ:状況や態度は余裕があるが、見た目では苦しい環境を見せようと努力した。映画ではあまりはっきり映ってないから悔しいけれど、栄養士が作ってくれたプログラム通り体系的に体重を減量した。そもそもジョンスがひたすら苦しむキャラクターだったら、おそらく「トンネル」に出演しなかったと思う。パニック映画は流れるように伏線が登場し、事件が起き、主人公が苦痛にさらされながらエンディングに向かうものだが、「トンネル」は開始5分でトンネルが崩れる。残り1時間50分をどうやって率いるかの勝負だった。その中の様々なポイントを喜怒哀楽などの様々なタッチで表現することがカギだった。―イ・ジョンスは一体どんな人だったため、極限の状況でも希望を持ち続けられたのだろうか。ハ・ジョンウ:編集でカットされたシーンがある。もともとはガソリンスタンドに行く前にバースデーケーキを買うため、パン屋さんに寄る。そのシーンで人生に対するジョンスの普段の態度が分かる台詞が出た。そのシーンのほかにも、レンタカー業者との対話やガソリンスタンドのお年寄りに対する態度を通じて、ジョンスのポジティブな面が十分伝わると思う。―オ・ダルスとは「暗殺」に続き、二度目の共演だ。ハ・ジョンウ:「暗殺」では最初から最後まで一緒だったけど、「トンネル」では主に電話でコミュニケーションした。後半でジョンスがテギョンの耳にささやくじゃないか。実際はダルス兄さんを笑わせるために変なセリフを言った。「私が朝鮮の国母だ」「食事はちゃんとしてるのか」と言ったけど、兄さんは笑わなかった。(座中爆笑)―モッパン(食べるシーン)の話をしなきゃ。今回はドッグフードまで食べた。ハ・ジョンウ:ドッグフードは本当にこってりしていた。塩や調味料がまったく入ってなかった。小麦粉を固めた味だ。ダイエット用のカロリーバランス、それがドッグフードより10倍ほど甘いと思ってもらえばいい。―出演する作品ごとモッパンが話題になっている。ハ・ジョンウ=モッパンという認識があるため、俳優として悩んだこともあると思う。ハ・ジョンウ:最初は僕もかなり心配した。真面目でシリアスな雰囲気の映画なのに、僕のモッパンシーンがネット上のユーモア掲示板に出回るから。一部の観客には僕のモッパンが映画に入り込む妨げになるかも知れないと思った。「テロ,ライブ」の時は水を飲むことも注目されるから、これままでいいのかと考えた。「お嬢さん」に出演した時はパク・チャヌク監督に桃を食べるシーンがあるが大丈夫かと聞かれた。内容的に不要な、作品を濁らせるモッパンなら僕も悩むが、桃を食べるシーンは「お嬢さん」に必要なシーンだった。―本当に美味しそうに食べる(笑) そのために工夫はしてるのか?ハ・ジョンウ:特に工夫はしてないが、しばらく前に自分のモッパンの違いが分かった。普通は監督にOKと言われると、食べていたものを吐くけど、僕は本当に食べる。最初から吐こうと思う演技と、「本当に食べよう」と思う演技は、その気配から違うと思う。「悪いやつら」の時は、美術チームに冷めたのは絶対食べないから熱々の中華冷菜と酢豚を用意してほしいと言った。「哀しき獣」の時も、美術チームが撮影現場の隣でジャガイモを蒸していた。それは演技じゃなかった。本当に熱かったからそんな風に食べたのだ。―現在撮影している「神と共に」(監督:キム・ヨンファ)にもモッパンは登場するのか?ハ・ジョンウ:ユッケジャン(牛肉と野菜の辛いスープ)が登場する。これも本当に笑っちゃたな(笑) 葬儀場でユッケジャンを食べるシーンがあるが、演出部から電話があって「おかずは何にしましょうか?」と聞いてきた。(座中爆笑) どうしてそれを僕に聞く。ハハハ。でも僕は答えてやった。「切干大根と牛肉の煮物の薄切りを用意してください」と(笑)―今や監督たちはハ・ジョンウをキャスティングする時からモッパンを考えているみたいだ。「トンネル」もそうだし。ハ・ジョンウ:ナ・ホンジン、ユン・ジョンビン、僕と仕事をしたすべての監督が全員気にしていた。「哀しき獣」の時は民宿のシーンがあるけど、ナ・ホンジン監督がどんなものを食べるか前もって言ってくれなかった。「中に入れば大根がある」とだけ言ってくれたが、入ったら大根キムチがあった。ハハハ。食べながら笑ってしまった。「群盗」の時は鶏の煮物、豚の煮物、長ネギがあったけど、僕は長ネギを選んだ。―キム・ソンフン監督が特に格別な理由は?ハ・ジョンウ:人間的な魅力に惹かれたと思う。キム・ソンフン監督のデビュー作「愛情の欠乏が二人の男に及ぼす影響」とその次の「最後まで行く」の間に7年間の空白期間があった。キム監督にその時期をどうやって過ごしたのかを聞いたけど、尊敬心さえ芽生えた。どんな人生を生き、どんな悟りがあれば「最後まで行く」のような作品が作れるのか気になったからだ。軽々しくなるのではなかった。自然に「トンネル」のヒットに役に立ちたいと思うようになった。俳優が上手に演技をし、自身の役に真面目に臨むのは当たり前のことで、それ以外に自分にできることには最善を尽くしたかった。―クランクインの時とクランクアップの時のキム・ソンフン監督の顔を覚えているか?ハ・ジョンウ:クランクインの日は僕の登場するシーンがなかったのでメールを送った。「雨が降って撮影が中止になり、スタッフの信頼を失ってください」から始まる、初日に起きる可能性のある事件、事故を並べた。監督の経験があるから僕も分かるけど、クランクインの日が一番怖いからだ。何も見えないし、みんなに無視されるような気がする。ジョークで緊張をほぐしてあげたかった。最後の日の前日には監督と電話で話したけど「トンネル」の瞬間が目の前を過ぎていった。撮影が早めに終わって残念だと恥ずかしがりながら話す監督の言葉から気持ちが伝わってきた。映画という作業自体を愛する気持ちが感じられた。

    TVレポート
  • 「トンネル」観客動員数700万人を突破!「密偵」「古山子 大東輿地図」と激突

    「トンネル」観客動員数700万人を突破!「密偵」「古山子 大東輿地図」と激突

    映画「トンネル」が今年最長期間、興行ランキング1位を記録している状況で7日、いよいよ劇場街に変化が起こる。7日、映画振興委員会の入場券統合ネットワークによると「トンネル」は6日、デイリー観客動員数3万2435人を記録、累積観客数701万2687人を記録した。「トンネル」は最終的に、動員観客数700万人を達成し、有終の美を飾ることになった。また、8月10日に公開してからなんと27日間、興行ランキング1位をキープする威厳を発揮した。これは今年の公開作の中で最長期間の記録だ。7日、劇場街では今秋の期待作「密偵」「古山子 大東輿地図」が公開し、変化が起こる見通しだ。特に「密偵」はこの日の午前7時基準、リアルタイム予約率が66.7%で、圧倒的な1位にランクインした。「古山子 大東輿地図」がその後を継いで、8.8%を記録した。「密偵」は1920年代の日本統治時代、朝鮮出身の日本警察イ・ジョンチュル(ソン・ガンホ) と義烈団のリーダーキム・ウジン(コン・ユ) の間で繰り広げられる暗闘と懐柔作戦を描いた作品だ。「古山子 大東輿地図」は、歴史に記録されなかった古山子キム・ジョンホ(チャ・スンウォン) の秘められた物語を盛り込んだ。

    マイデイリー
  • ハ・ジョンウ主演「トンネル」観客数600万人突破!「オペレーション・クロマイト」は700万人突破目前

    ハ・ジョンウ主演「トンネル」観客数600万人突破!「オペレーション・クロマイト」は700万人突破目前

    映画「トンネル」(監督:キム・ソンフン) が観客動員数600万人を突破した。28日映画館入場券統合ネットワークによると、「トンネル」は27日に27万6742人の一日観客数を集め累積観客数602万6853人を記録した。「トンネル」の観客動員数は3日目に100万、5日目に200万、6日目300万、10日目400万、12日目に500万人を越え、18日目に600万人を突破した。「トンネル」は帰宅途中、突然崩れたトンネルの中に孤立した一人の男と、彼の救助をめぐり変化していくトンネルの外のストーリーを描いたリアル災難ドラマ。ハ・ジョンウ、ペ・ドゥナ、オ・ダルスなど俳優の熱演と、キム・ソンフン監督のしっかりした演出力が重なりヒット街道を走っている。「徳恵(トクヘ) 翁主」は同日9万2899人を動員し累積観客数522万1630人を動員し、「釜山(プサン) 行き」は4万1595人を集め累積観客数1138万2701人を記録した。「仁川(インチョン) 上陸作戦」は3万3811人を動員し累積観客数691万9069人で700万突破を目前にしている。

    10Asia
  • 「トンネル」キム・ソンフン監督が語るハ・ジョンウの魅力とは?

    「トンネル」キム・ソンフン監督が語るハ・ジョンウの魅力とは?

    「俳優ハ・ジョンウが持っている最も大きな力は共感能力でしょう。共感を引き出す俳優です。かっこよくて親しみやすく、余裕のある姿まで」映画「最後まで行く」(2013)で衝撃と痛快さを与えたキム・ソンフン監督が「トンネル」で帰ってきた。「最後まで行く」ではイ・ソンギュンとチョ・ジヌンの無限の呼吸を確認することができたが、「トンネル」ではハ・ジョンウのモノドラマ級の一人芝居を確認することができる。「マスコミ向け試写会を通じて初めて外部に公開したのですが、僕は元々緊張しない人だと思っていました。でも、とても緊張しました(笑) どれだけ非難を受けることになるのか気になったんです。自分でも足りない部分があったと思いますし、あまりにも褒めたたえられて恥ずかしかったです。また、ご好評いただけてありがたかったです」試写会終了後「トンネル」に対する反応は熱かった。ハ・ジョンウとペ・ドゥナ、オ・ダルスへの関心や、キム・ソンフン監督の最後まで行く脚本、演出スタイルは、粗悪に推し進められながらもスタイリッシュな印象だった。ハ・ジョンウを含めた俳優たちは、キム・ソンフン監督との撮影を称賛した。彼らが話すキム・ソンフン監督の演出スタイルは、俳優たちの意見を聞いて呼応し、映画の中に反映させる。「俳優たちが現場でアイデアを話すと『それいいね』と答えます。『そんな方法もあるんだ』『いいね』という反応も示しました。そして、俳優たちのアイデアが素晴らしかったんです。ハ・ジョンウは体を動かしながらもアイデアを出し続ける人でした。無限のエネルギーを持っているようです」キム・ソンフン監督、ハ・ジョンウ、制作会社のチャン・ウォンソク代表は、撮影前のアイデア会議のために大阪へ3泊4日間の旅行に行ってきた。華やかな場所ではなく、電車が通る音で声もよく聞こえない日本のカフェで、3人は数時間にわたって話し合った。皆が幸せな時間だったと話せる旅行になったという。映画に対する共同の関心と目標があり、旅行に行って会議を行い「トンネル」を誕生させた。「ハ・ジョンウは本当に共感を上手く引き出す俳優です。まず、かっこいいことを前提にしますが、親しみやすさにユーモアセンスも備えた俳優です。それがとても魅力的です。同じ男ですが、カッコいいと思います。魅力を感じます。それに、子供のように無邪気でお茶目な性格を持っている俳優です。ハ・ジョンウの魅力は無限です」

    マイデイリー
  • ハ・ジョンウ主演「トンネル」週末にも変わらない人気ぶり…観客数500万人突破!

    ハ・ジョンウ主演「トンネル」週末にも変わらない人気ぶり…観客数500万人突破!

    映画「トンネル」が観客数500万人を突破した。「トンネル」の配給会社であるSHOW BOXは21日、公式Facebookを通じて観客数500万人突破を記念し、写真を掲載した。写真ではキム・ソンフン監督と主演俳優ハ・ジョンウとペ・ドゥナが、500の数字のバルーンを持ってコミカルなポーズを見せている。韓国で10日に公開された「トンネル」は公開から12日で観客数500万人を突破し、人気を博している。「トンネル」は崩れたトンネルの中に閉じ込められた男と彼を救おうとする家族や救助隊員の話を描いた映画で、観客から大反響を呼んでいる。これからさらなるヒットが予想される理由は「トンネル」の競争作がないことや、公開から12日間ずっと興行ランキングで1位を逃さなかったためだ。「トンネル」が「新感染 ファイナルエクスプレス」に続き、2016年2回目の観客1千万映画になることができるか、関心が高まっている。

    OSEN
  • 【PHOTO】ハ・ジョンウ&キム・ソンフン監督、映画「トンネル」レッドカーペットイベントに登場

    【PHOTO】ハ・ジョンウ&キム・ソンフン監督、映画「トンネル」レッドカーペットイベントに登場

    20日午後、ハ・ジョンウとキム・ソンフン監督が釜山(プサン) 広域市海雲台(ヘウンデ) 海水浴場で開催された映画「トンネル」トークおよびレッドカーペットイベントに登場した。

    OSEN
  • ハ・ジョンウ主演映画「トンネル」公開6日で観客数300万人を突破!止まらない勢い

    ハ・ジョンウ主演映画「トンネル」公開6日で観客数300万人を突破!止まらない勢い

    映画「トンネル」が公開6日で観客300万人を突破した。家に帰る途中、突然崩れたトンネルの中で孤立した1人の男と、彼の救助をめぐって変化していくトンネルの外の話を描いたリアルパニック映画「トンネル」が公開6日目の15日午後1時40分(映画振興委員会基準)、観客数300万人を突破した。公開3日目の12日に観客100万人を突破した「トンネル」は、公開5日目の14日には200万人を、翌日15日に300万人を突破し、観客数を順調に伸ばしている。座席占有率は73.2%で、今年夏の韓国で公開された大作映画4本のうち1位だ。リアルな題材で共感を呼び起こし、観客から熱い支持を受けている「トンネル」は高い完成度の演出力についても好評を受けており、今後長期ヒットできるか関心が集まっている。

    OSEN