“28歳で死去”気象キャスターのオ・ヨアンナさんの遺族が証言「飛び降りを試みたことも」
写真=オ・ヨアンナさん Instagram本日(1日)、韓国で放送されたJTBC「事件班長」に出演した遺族によると、故人は極端な選択を試み、苦痛を訴えたという。昨年9月6日に1回目の極端な選択を試み、その後もう一度試みた末、9月15日に亡くなったことが明かされた。
さらに放送では、故人が同僚の気象キャスターから約2年間、暴言を吐かれ、不当な指示で苦痛を受けていたという内容も伝えられた。故人は「職場生活があまりにも辛く、死にたい。精神科に10回以上通い、薬を処方してもらった」と打ち明けていたという。
遺族は「昨年9月6日の午前2時頃に電話がかかってきた。広安（クァンアン）大橋から飛び降りようとしたが、通りがかりのおばあさんが髪の毛を掴んで引っ張り、警察に通報し、派出所で保護中だと言われた」と説明した。「なぜ死のうとしたのか」という問いには「職場が辛い。背骨が折れそうなくらい痛く、腸が切れそうなくらい辛い。生きているのが苦痛で、いっそのこと楽になりたい」と答え、家族の同意で6ヶ月入院させようとしたところ「放送に出なければならない。広告も契約しているため撮らなければならない。死なない。ただ、腹が立ってやってみた」と、伝えたという。
同時に「事件班長」で注目を集めたのは、別のグループチャットを作って故人を孤立させたという主張だった。故人に対して気象キャスターたちがカカオトークのグループチャットで酷い内容を投稿していたことも明らかになった。このグループチャットは、故人と故人の同期である気象キャスターを除外した残りのキャスターたちのグループチャットだと説明もされた。
グループチャットで、ある気象キャスターは「（オ・ヨアンナさんは）完全に狂った××だ。グループチャットを出よう。体が臭い。××も同じだ」とし「また××が相手してくれたのに食ってかかる。（ドラマ「ザ・グローリー」の）ヨンジンは放送でも上手くやっていた。被害者のコスプレ怖い。私たちが被害者」と話している。これに対して遺族は「『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演した後、皆の嫉妬の対象になった」とし、出演後に故人が話題となり、嫉妬の対象になったと見た。
現在、いじめ疑惑を受けている気象キャスターは2人だ。チャンネル「ガロセロ研究所」で「王様殺人隠蔽」というタイトルで加害者と推測される気象キャスター2人の実名と顔が公開され、これらの人物に対する悪質な攻撃が続いている。
その後、遺族は「誤って認識している部分があり連絡した」と述べ、さらに別の2人を加害者として言及。新たに言及された2人は、裏で嫌がらせをし、葬儀場にも来なかった人物だという。沈黙が続く中、疑惑の中心にいる人物たちがいつ口を開くのか、注目が集まっている。
一方、オ・ヨアンナさんは昨年9月、28歳という若さでこの世を去った。訃報は昨年12月に遅れて伝えられた。当初は死因が明らかにされなかったが、先月27日、韓国の毎日新聞は、オ・ヨアンナさんが同僚たちから暴言や不当な指示を受けていたと報じた。その後、複数のメディアやオンラインコミュニティなどを通じて、いじめの実態が記された録音データや、故人の日記などが公開された。
MBCは公式報道資料を通じて「故オ・ヨアンナさんの死亡原因と真実究明のため、外部専門家を委員長とする真相調査委員会を構成することを決定した」と発表。「公正かつ客観的な調査のため、真相調査委員会には法律家など、複数の外部専門家が参加し、社内の人事クレーム関連組織の部署長らも実務委員として参加し、正確な調査をサポートすることになった」とし、「真相調査委員会の調査は、週末の事前準備を経て、来週初めから本格的に開始される予定だ」と説明した。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・スルギ
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